JPH0339812Y2 - - Google Patents
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- JPH0339812Y2 JPH0339812Y2 JP18305484U JP18305484U JPH0339812Y2 JP H0339812 Y2 JPH0339812 Y2 JP H0339812Y2 JP 18305484 U JP18305484 U JP 18305484U JP 18305484 U JP18305484 U JP 18305484U JP H0339812 Y2 JPH0339812 Y2 JP H0339812Y2
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 36
- 239000003550 marker Substances 0.000 description 13
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
(考案の分野)
本考案は、例えば、交通の各種規制のために、
制限速度や侵入禁止などの主標識と、通行方向な
どの補助標識との2種の標識を組み合わせるとと
もに、その組み合わされた2種類のものを選択し
て表示できるように、固定の主標識用固定部材
と、その主標識用固定部材を遮つて露出する表示
位置とそこから引退して前記主標識用固定部材を
露出させる非表示位置とに回転変位する主標識用
可動部材とから成る主標識部材と、固定の補助標
識用固定部材と、その補助標識用固定部材を遮つ
て露出する表示位置とそこから引退して前記補助
標識用固定部材を露出させる非表示位置とに直線
的に変位する補助標識用可動部材とから成り、か
つ、前記主標識部材に着脱自在に取り付けられる
補助標識部材とでもつて構成される可変標識装置
に関する。
制限速度や侵入禁止などの主標識と、通行方向な
どの補助標識との2種の標識を組み合わせるとと
もに、その組み合わされた2種類のものを選択し
て表示できるように、固定の主標識用固定部材
と、その主標識用固定部材を遮つて露出する表示
位置とそこから引退して前記主標識用固定部材を
露出させる非表示位置とに回転変位する主標識用
可動部材とから成る主標識部材と、固定の補助標
識用固定部材と、その補助標識用固定部材を遮つ
て露出する表示位置とそこから引退して前記補助
標識用固定部材を露出させる非表示位置とに直線
的に変位する補助標識用可動部材とから成り、か
つ、前記主標識部材に着脱自在に取り付けられる
補助標識部材とでもつて構成される可変標識装置
に関する。
(考案の概要)
本考案は、大きさの異なる補助標識部材相互の
付け換えを容易に行なえるようにするとともに、
補助標識部材の構成を簡略化するために、主標識
部材の主標識用可動部材を駆動変位する電動モー
タで補助標識用可動部材をも駆動変位するもので
ある。
付け換えを容易に行なえるようにするとともに、
補助標識部材の構成を簡略化するために、主標識
部材の主標識用可動部材を駆動変位する電動モー
タで補助標識用可動部材をも駆動変位するもので
ある。
(従来技術とその問題点)
従来のこの種の装置は、主標識部材および補助
標識部材夫々に格別に電動モータを備え、主標識
用可動部材および補助標識用可動部材を夫々専用
の電動モータによつて駆動変位させている。
標識部材夫々に格別に電動モータを備え、主標識
用可動部材および補助標識用可動部材を夫々専用
の電動モータによつて駆動変位させている。
しかしながら、このような構成を有する従来例
の場合では、補助標識部材夫々に電動モータが必
要なために、種類の異なる補助標識部材夫々に電
動モータを備えさせておかなければならず、補助
標識部材自体が大型化するのみならず、高価にな
る欠点があつた。
の場合では、補助標識部材夫々に電動モータが必
要なために、種類の異なる補助標識部材夫々に電
動モータを備えさせておかなければならず、補助
標識部材自体が大型化するのみならず、高価にな
る欠点があつた。
そこで、主標識部材から、その電動モータに連
動連結した連結部として、例えば、ギア軸を突出
し、他方、補助標識部材からその補助標識用可動
部材に連動連結した入力用ギア軸を突出してお
き、補助標識部材の取り替えに際して、両ギア軸
どうしをギア伝動によつて連動連結するように構
成したものも提案されている。
動連結した連結部として、例えば、ギア軸を突出
し、他方、補助標識部材からその補助標識用可動
部材に連動連結した入力用ギア軸を突出してお
き、補助標識部材の取り替えに際して、両ギア軸
どうしをギア伝動によつて連動連結するように構
成したものも提案されている。
ところが、補助標識部材において、その標識の
内容により補助標識用可動部材の大きさが異な
り、それに伴い、補助標識用可動部材を非表示位
置から表示位置に変位させるに要するストローク
も変動する。それに対して、主標識部材では、主
標識用可動部材を非表示位置から表示位置に変位
するためのストロークが一定である。そのため、
上記ギア軸どうしを連結するのに、電動モータの
一定の変位により、ストローク変化に対応して補
助標識用可動部材を所定量変位させられるよう
に、両ギア比を調節するとか、あるいは、中間ギ
アを介在するなど、各種の調節を行なわなければ
ならず、補助標識部材の取り替えに際して多くの
手間を要するとともに、多種類のギアを準備して
おかなければならず、補助標識部材を小型化でき
るものの新たな問題を派生し、未だ改善の余地が
あつた。
内容により補助標識用可動部材の大きさが異な
り、それに伴い、補助標識用可動部材を非表示位
置から表示位置に変位させるに要するストローク
も変動する。それに対して、主標識部材では、主
標識用可動部材を非表示位置から表示位置に変位
するためのストロークが一定である。そのため、
上記ギア軸どうしを連結するのに、電動モータの
一定の変位により、ストローク変化に対応して補
助標識用可動部材を所定量変位させられるよう
に、両ギア比を調節するとか、あるいは、中間ギ
アを介在するなど、各種の調節を行なわなければ
ならず、補助標識部材の取り替えに際して多くの
手間を要するとともに、多種類のギアを準備して
おかなければならず、補助標識部材を小型化でき
るものの新たな問題を派生し、未だ改善の余地が
あつた。
(考案の目的)
本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
のであつて、補助標識部材自体を小型化できるも
のでありながら、その補助標識部材の取り替えを
容易にかつ安価にして行なえるようにすることを
目的とする。
のであつて、補助標識部材自体を小型化できるも
のでありながら、その補助標識部材の取り替えを
容易にかつ安価にして行なえるようにすることを
目的とする。
(考案の構成と効果)
本考案は、このような目的を達成するために、
主標識用可動部材に連動連結してその主標識用可
動部材を駆動回転する電動モータと、主標識用可
動部材の回転を非表示位置または表示位置で当接
阻止するストツパーと、主標識用可動部材がスト
ツパーに当接した状態での電動モータの回転を許
容するために、電動モータ側の伝動部材に対して
主標識用可動部材をスリツプさせる摩擦伝動機構
と、補助標識用可動部材を直線的に変位させる駆
動機構と電動モータ側の伝動部材とを連結解除自
在に連動連結する連結部とを有し、かつ、主標識
用可動部材を非表示位置と表示位置とにわたつて
変位させるに足る電動モータの回転量が補助標識
用可動部材を非表示位置と表示位置とにわたつて
変位させるに要する回転量よりも少なくとも小に
なるように構成する。
主標識用可動部材に連動連結してその主標識用可
動部材を駆動回転する電動モータと、主標識用可
動部材の回転を非表示位置または表示位置で当接
阻止するストツパーと、主標識用可動部材がスト
ツパーに当接した状態での電動モータの回転を許
容するために、電動モータ側の伝動部材に対して
主標識用可動部材をスリツプさせる摩擦伝動機構
と、補助標識用可動部材を直線的に変位させる駆
動機構と電動モータ側の伝動部材とを連結解除自
在に連動連結する連結部とを有し、かつ、主標識
用可動部材を非表示位置と表示位置とにわたつて
変位させるに足る電動モータの回転量が補助標識
用可動部材を非表示位置と表示位置とにわたつて
変位させるに要する回転量よりも少なくとも小に
なるように構成する。
この構成においては、主標識用可動部材を表示
位置または非表示位置に回転変位させた時にスト
ツパーに当接してその回転が阻止されて、その位
置に主標識用可動部材が維持されながらも、主標
識用可動部材との間でスリツプしながら電動モー
タが継続して駆動され、補助標識用可動部材を、
そのストロークの大きさのいかんにかかわらず、
非表示位置から表示位置または表示位置から非表
示位置に変位させるのである。
位置または非表示位置に回転変位させた時にスト
ツパーに当接してその回転が阻止されて、その位
置に主標識用可動部材が維持されながらも、主標
識用可動部材との間でスリツプしながら電動モー
タが継続して駆動され、補助標識用可動部材を、
そのストロークの大きさのいかんにかかわらず、
非表示位置から表示位置または表示位置から非表
示位置に変位させるのである。
したがつて、補助標識部材として補助標識用可
動部材の非表示位置と表示位置とにわたつて変位
させるストロークが異なるものに取り替える場合
でも、例えば、主標識部材から突出した伝動部材
としての伝動軸と補助標識部材側の駆動機構に連
動の伝動軸を一体回転自在に連結するなど、スト
ローク差を吸収するためのギア比変更といつた調
節が不要で、単に連結部に対する連結操作を行な
うだけで良く、その上、ストローク差吸収のため
のギアが不要であり、全体として、補助標識部材
に電動モータを備えさせず、補助標識部材を小型
化できるものでありながら、取り替えを容易にか
つ安価に行なえるようになつた。
動部材の非表示位置と表示位置とにわたつて変位
させるストロークが異なるものに取り替える場合
でも、例えば、主標識部材から突出した伝動部材
としての伝動軸と補助標識部材側の駆動機構に連
動の伝動軸を一体回転自在に連結するなど、スト
ローク差を吸収するためのギア比変更といつた調
節が不要で、単に連結部に対する連結操作を行な
うだけで良く、その上、ストローク差吸収のため
のギアが不要であり、全体として、補助標識部材
に電動モータを備えさせず、補助標識部材を小型
化できるものでありながら、取り替えを容易にか
つ安価に行なえるようになつた。
(実施例の説明)
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
第2図は、本考案の可変標識装置の実施例を示
す概略斜視図であり、1は主標識部材、2は補助
標識部材であり、この補助標識部材2が主標識部
材1に着脱自在に取り付けられている。
す概略斜視図であり、1は主標識部材、2は補助
標識部材であり、この補助標識部材2が主標識部
材1に着脱自在に取り付けられている。
主標識部材1は、主標識用固定部材3と主標識
用可動部材4とから構成され、主標識用固定部材
3の外周縁が円形ケーシング5に取付固定されて
いる。円形ケーシング5の裏面側には、第1図お
よび第3図に示すように、筒軸6がネジ嵌合構成
を介して回転に伴ない回転軸心方向に移動自在に
取付けられ、その筒軸6に主標識用可動部材4が
一体回転自在に取付けられている。
用可動部材4とから構成され、主標識用固定部材
3の外周縁が円形ケーシング5に取付固定されて
いる。円形ケーシング5の裏面側には、第1図お
よび第3図に示すように、筒軸6がネジ嵌合構成
を介して回転に伴ない回転軸心方向に移動自在に
取付けられ、その筒軸6に主標識用可動部材4が
一体回転自在に取付けられている。
円形ケーシング5は、支柱8に取付けられた箱
形ケーシング7に取付けられている。
形ケーシング7に取付けられている。
箱形ケーシング7内には、電動モータ9が設け
られ、その電動モータ9の駆動軸10に、伝動部
材としての中間伝動軸11が一体回転自在に連動
連結されている。中間伝動軸11と前記筒軸6と
が、軸心方向への移動を許容する状態で一体回転
自在に連動連結され、かつ、中間伝動軸11と筒
軸6との間に設定以上の負荷によつてスリツプを
するように摩擦伝動機構12が介在されている。
られ、その電動モータ9の駆動軸10に、伝動部
材としての中間伝動軸11が一体回転自在に連動
連結されている。中間伝動軸11と前記筒軸6と
が、軸心方向への移動を許容する状態で一体回転
自在に連動連結され、かつ、中間伝動軸11と筒
軸6との間に設定以上の負荷によつてスリツプを
するように摩擦伝動機構12が介在されている。
主標識用固定部材3と主標識用可動部材4とは
互いに同一形状に構成され、第4図に示すよう
に、周方向の一部の半径相当箇所が切欠かれると
ともに、一方の切欠き端部から他方の切欠き端部
にわたつて少しづつひねり変形されている。これ
により、主標識用可動部材4が回転しながらその
回転軸心方向に移動するに伴い、両切欠き端部間
から出退して、主標識用固定部材3の裏面側の非
表示位置〔第5図イ参照〕から順次露出していき
〔第5図ロ,ハ参照〕、表面側の表示位置〔第5図
ニ参照〕にわたつて変位するように構成されてい
る。
互いに同一形状に構成され、第4図に示すよう
に、周方向の一部の半径相当箇所が切欠かれると
ともに、一方の切欠き端部から他方の切欠き端部
にわたつて少しづつひねり変形されている。これ
により、主標識用可動部材4が回転しながらその
回転軸心方向に移動するに伴い、両切欠き端部間
から出退して、主標識用固定部材3の裏面側の非
表示位置〔第5図イ参照〕から順次露出していき
〔第5図ロ,ハ参照〕、表面側の表示位置〔第5図
ニ参照〕にわたつて変位するように構成されてい
る。
主標識用固定部材3の外表面側下方に、主標識
用可動部材4が表示位置に回転した状態でその回
転を当接阻止するストツパー13が突設されてい
る。
用可動部材4が表示位置に回転した状態でその回
転を当接阻止するストツパー13が突設されてい
る。
前記筒軸6の長手方向途中箇所からアーム6a
が突設され、それに対して、箱形ケーシング7の
所定箇所に、アーム6aに当接して閉じられるよ
うに第1マイクロリミツトスイツチ14が取り付
けられ、主標識用可動部材4が非表示位置に変位
した時に第1マイクロリミツトスイツチ14にア
ーム6aが作用して前記電動モータ9を自動的に
停止するように構成されている。
が突設され、それに対して、箱形ケーシング7の
所定箇所に、アーム6aに当接して閉じられるよ
うに第1マイクロリミツトスイツチ14が取り付
けられ、主標識用可動部材4が非表示位置に変位
した時に第1マイクロリミツトスイツチ14にア
ーム6aが作用して前記電動モータ9を自動的に
停止するように構成されている。
摩擦伝動機構12を構成するに、第6図に明示
するように、中間伝動軸11の周方向に所定間隔
を隔てた3箇所に回転軸心方向に向かう溝15が
穿設形成され、他方、筒軸6の周方向に所定間隔
を隔てた3箇所に前記溝15に係入するボール1
6とそのボール16を中間伝動軸11側に押圧す
るコイルスプリング17がアジヤストボルト18
により固定位置調節自在に取り付けられ、主標識
用可動部材4がストツパー13に当接してその回
転を阻止された時に、ボール16が溝15から離
脱して中間伝動軸11が筒軸6に対してスリツプ
するように構成されている。なお、コイルスプリ
ング17の付勢力は、中間伝動軸11が逆方向に
回転する場合にボール16が溝15に係入するま
で筒軸6に対してスリツプし、ボール16が溝1
5に係入してから筒軸6が中間伝動軸11と一体
回転するように構成されている。
するように、中間伝動軸11の周方向に所定間隔
を隔てた3箇所に回転軸心方向に向かう溝15が
穿設形成され、他方、筒軸6の周方向に所定間隔
を隔てた3箇所に前記溝15に係入するボール1
6とそのボール16を中間伝動軸11側に押圧す
るコイルスプリング17がアジヤストボルト18
により固定位置調節自在に取り付けられ、主標識
用可動部材4がストツパー13に当接してその回
転を阻止された時に、ボール16が溝15から離
脱して中間伝動軸11が筒軸6に対してスリツプ
するように構成されている。なお、コイルスプリ
ング17の付勢力は、中間伝動軸11が逆方向に
回転する場合にボール16が溝15に係入するま
で筒軸6に対してスリツプし、ボール16が溝1
5に係入してから筒軸6が中間伝動軸11と一体
回転するように構成されている。
前記中間伝動軸11の長手方向途中箇所にギア
19が取り付けられ、そのギア19に中間ギア2
0を介して出力ギア21が連動連結され、かつ、
出力ギア21を一体回転自在に取り付けた出力軸
22が箱形ケーシング7の下方から突出され、そ
の出力軸22の先端側にスプライン嵌合部23が
形成されて、補助標識部材2に対する連結部24
が構成されている。
19が取り付けられ、そのギア19に中間ギア2
0を介して出力ギア21が連動連結され、かつ、
出力ギア21を一体回転自在に取り付けた出力軸
22が箱形ケーシング7の下方から突出され、そ
の出力軸22の先端側にスプライン嵌合部23が
形成されて、補助標識部材2に対する連結部24
が構成されている。
補助標識部材2は、第1図、第3図および第7
図に示すように、補助標識用固定部材25と補助
標識用可動部材26とから構成され、それらを覆
つた支持ケース27の下方側に開口部28が形成
されている。その開口部28に対応する位置に補
助標識用固定部材25か取り付けられる。補助標
識用可動部材26は支持ケース27の左右両側の
ガイド29,29に沿つて上下方向に移動自在に
取り付けられ、補助標識用固定部材25の外表面
側に位置して補助標識用固定部材25を覆う表示
位置と、それよりも上方に位置して補助標識用固
定部材25を露出させる非表示位置とにわたつて
変位するように構成されている。
図に示すように、補助標識用固定部材25と補助
標識用可動部材26とから構成され、それらを覆
つた支持ケース27の下方側に開口部28が形成
されている。その開口部28に対応する位置に補
助標識用固定部材25か取り付けられる。補助標
識用可動部材26は支持ケース27の左右両側の
ガイド29,29に沿つて上下方向に移動自在に
取り付けられ、補助標識用固定部材25の外表面
側に位置して補助標識用固定部材25を覆う表示
位置と、それよりも上方に位置して補助標識用固
定部材25を露出させる非表示位置とにわたつて
変位するように構成されている。
支持ケース27の上方側に入力スプロケツト3
0が遊転自在に取り付けられるとともに、上下方
向中間箇所に従動スプロケツト31が回転自在に
取り付けられている。両スプロケツト30,31
にわたつてチエーン32が巻回されるとともにそ
のチエーン32に前記補助標識用可動部材26が
連結され、補助標識用可動部材26に対する駆動
機構33が構成されている。
0が遊転自在に取り付けられるとともに、上下方
向中間箇所に従動スプロケツト31が回転自在に
取り付けられている。両スプロケツト30,31
にわたつてチエーン32が巻回されるとともにそ
のチエーン32に前記補助標識用可動部材26が
連結され、補助標識用可動部材26に対する駆動
機構33が構成されている。
入力スプロケツト30の回転中心部には、前記
スプライン嵌合部23に一体回転自在に嵌合する
スプライン筒34が連接され、このスプライン筒
34をスプライン嵌合部23に嵌合させることに
より、主標識用可動部材4に対する電動モータ9
に補助標識用可動部材26の駆動機構33を連動
連結するように構成されている。
スプライン嵌合部23に一体回転自在に嵌合する
スプライン筒34が連接され、このスプライン筒
34をスプライン嵌合部23に嵌合させることに
より、主標識用可動部材4に対する電動モータ9
に補助標識用可動部材26の駆動機構33を連動
連結するように構成されている。
支持ケース27内の上下方向中間の所定箇所
に、前記補助標識用可動部材26が表示位置に変
位した時に作用するように第2マイクロリミツト
スイツチ35が設けられ、補助標識用可動部材2
6を非表示位置から表示位置に変位させる場合
に、補助標識用可動部材26が第2マイクロリミ
ツトスイツチ35に当接して電動モータ9を自動
的に停止するように構成されている。
に、前記補助標識用可動部材26が表示位置に変
位した時に作用するように第2マイクロリミツト
スイツチ35が設けられ、補助標識用可動部材2
6を非表示位置から表示位置に変位させる場合
に、補助標識用可動部材26が第2マイクロリミ
ツトスイツチ35に当接して電動モータ9を自動
的に停止するように構成されている。
図中36は、電動モータ9を起動するためのス
イツチ、37は電動モータ9に対する電源用の太
陽電池、38は太陽電池の集光部、39は第2マ
イクロリミツトスイツチ35を接続するための接
続部である。
イツチ、37は電動モータ9に対する電源用の太
陽電池、38は太陽電池の集光部、39は第2マ
イクロリミツトスイツチ35を接続するための接
続部である。
補助標識部材2は、その標識の種類によつて大
きさが異なつており、それに伴ない、非表示位置
と表示位置とにわたる補助標識用可動部材26の
変位ストロークにも、例えば、150mm,200mm,
220mmといつたように差があり、夫々に応じて、
第2マイクロリミツトスイツチ35の取り付け位
置にも差がある。そして、中間伝動軸11と出力
軸22との間の伝動比を、ストロークの最小のも
のに合わせ、その最小のものにおいて、補助標識
用可動部材26を非表示位置から表示位置に変位
させるに足る電動モータ9の回転量が、主標識用
可動部材4を非表示位置から表示位置に変位させ
るに足る回転量と等しいかあるいはそれよりも大
になるように、即ち、主標識用可動部材4を非表
示位置から表示位置に変位させるに足る電動モー
タ9の回転量が、補助標識用可動部材26を非表
示位置から表示位置に変位させるに足る回転量よ
りも少なくとも小になるように構成されている。
きさが異なつており、それに伴ない、非表示位置
と表示位置とにわたる補助標識用可動部材26の
変位ストロークにも、例えば、150mm,200mm,
220mmといつたように差があり、夫々に応じて、
第2マイクロリミツトスイツチ35の取り付け位
置にも差がある。そして、中間伝動軸11と出力
軸22との間の伝動比を、ストロークの最小のも
のに合わせ、その最小のものにおいて、補助標識
用可動部材26を非表示位置から表示位置に変位
させるに足る電動モータ9の回転量が、主標識用
可動部材4を非表示位置から表示位置に変位させ
るに足る回転量と等しいかあるいはそれよりも大
になるように、即ち、主標識用可動部材4を非表
示位置から表示位置に変位させるに足る電動モー
タ9の回転量が、補助標識用可動部材26を非表
示位置から表示位置に変位させるに足る回転量よ
りも少なくとも小になるように構成されている。
次に、この実施例の作用について説明する。
補助標識部材2を取り替える場合、前記連結部
24の連結、および、接続部39の接続夫々を解
除するとともに、主標識部材1から取り外す。し
かる後に、取り付けるべき補助標識部材2と取り
替え、連結部24に連結してその駆動機構33と
電動モータ9とを連動連結するとともに主標識部
材1に取り付け固定する。更に、接続部39によ
り、第2マイクロリミツトスイツチ35の配線を
接続しておく。そして、実使用においては、例え
ば主標識用可動部材4および補助標識用可動部材
26のいずれをも非表示位置に変位させておく
か、あるいは、両可動部材4,26のいずれをも
表示位置に変位させておくかする。
24の連結、および、接続部39の接続夫々を解
除するとともに、主標識部材1から取り外す。し
かる後に、取り付けるべき補助標識部材2と取り
替え、連結部24に連結してその駆動機構33と
電動モータ9とを連動連結するとともに主標識部
材1に取り付け固定する。更に、接続部39によ
り、第2マイクロリミツトスイツチ35の配線を
接続しておく。そして、実使用においては、例え
ば主標識用可動部材4および補助標識用可動部材
26のいずれをも非表示位置に変位させておく
か、あるいは、両可動部材4,26のいずれをも
表示位置に変位させておくかする。
このような時あるいは途中で表示すべき標識を
変更するような時に、両可動部材4,26を非表
示位置から表示位置に変位させるに際し、主標識
用可動部材4が表示位置に変位すると、その位置
でストツパー13に当接し、主標識用可動部材4
はその表示位置に維持される。それに対し、補助
標識用可動部材26がまだ表示位置に変位してい
なければ、電動モータ9が継続して駆動回転さ
れ、前述の摩擦伝動機構12によりスリツプして
補助標識用可動部材26のみが表示位置に駆動変
位される。そして、表示位置に変位すると第2マ
イクロリミツトスイツチ35が作用し、電動モー
タ9を自動的に停止する。なお、逆に表示位置か
ら非表示位置に変位させる場合には、電動モータ
9が駆動回転するに伴い、ボール16が溝15に
嵌入する位置に回転するまで、前記駆動軸10が
筒軸6に対してスリツプし、先ず補助標識用可動
部材26が駆動変位される。その後、ボール16
が溝15に嵌入し、それに伴なつて駆動軸10に
より筒軸6が一体回転され、前記主標識用可動部
材4も駆動変位される。そして、アーム6aが第
1マイクロリミツトスイツチ14に作用し、それ
により電動モータ9が自動的に停止され、主標識
用可動部材4および補助標識用可動部材26のい
ずれもが同時に非表示位置に変位してその状態に
維持される。
変更するような時に、両可動部材4,26を非表
示位置から表示位置に変位させるに際し、主標識
用可動部材4が表示位置に変位すると、その位置
でストツパー13に当接し、主標識用可動部材4
はその表示位置に維持される。それに対し、補助
標識用可動部材26がまだ表示位置に変位してい
なければ、電動モータ9が継続して駆動回転さ
れ、前述の摩擦伝動機構12によりスリツプして
補助標識用可動部材26のみが表示位置に駆動変
位される。そして、表示位置に変位すると第2マ
イクロリミツトスイツチ35が作用し、電動モー
タ9を自動的に停止する。なお、逆に表示位置か
ら非表示位置に変位させる場合には、電動モータ
9が駆動回転するに伴い、ボール16が溝15に
嵌入する位置に回転するまで、前記駆動軸10が
筒軸6に対してスリツプし、先ず補助標識用可動
部材26が駆動変位される。その後、ボール16
が溝15に嵌入し、それに伴なつて駆動軸10に
より筒軸6が一体回転され、前記主標識用可動部
材4も駆動変位される。そして、アーム6aが第
1マイクロリミツトスイツチ14に作用し、それ
により電動モータ9が自動的に停止され、主標識
用可動部材4および補助標識用可動部材26のい
ずれもが同時に非表示位置に変位してその状態に
維持される。
前記ストツパー13としては、上述実施例のよ
うに主標識用可動部材4に当接するように設ける
構成に限定されるものではなく、例えば、主標識
用可動部材4と一体回転される筒軸6にアームを
突設し、そのアームに当接させるなど各種の構成
が採用できる。
うに主標識用可動部材4に当接するように設ける
構成に限定されるものではなく、例えば、主標識
用可動部材4と一体回転される筒軸6にアームを
突設し、そのアームに当接させるなど各種の構成
が採用できる。
また、主標識用可動部材4が表示位置から非表
示位置に変位した時にストツパー13を作用させ
るように設けてもよい。
示位置に変位した時にストツパー13を作用させ
るように設けてもよい。
また、第1マイクロリミツトスイツチ14とし
ては、補助標識用可動部材26が非表示位置に変
位した状態で作用するように設け、補助標識用可
動部材26の非表示位置および表示位置夫々への
変位によつて電動モータ9を自動的に停止させる
ようにしてもよい。
ては、補助標識用可動部材26が非表示位置に変
位した状態で作用するように設け、補助標識用可
動部材26の非表示位置および表示位置夫々への
変位によつて電動モータ9を自動的に停止させる
ようにしてもよい。
前記摩擦伝動機構12としては、中間伝動軸1
1または駆動軸10の途中箇所に、いわゆるデイ
スクブレーキの構成を採用し、ストツパー13に
当接して設定以上の負荷がかかつた時に電動モー
タ9側の伝動部材(この実施例では中間伝動軸1
1)と主標識用可動部材4がスリツプするように
構成するものでもよい。
1または駆動軸10の途中箇所に、いわゆるデイ
スクブレーキの構成を採用し、ストツパー13に
当接して設定以上の負荷がかかつた時に電動モー
タ9側の伝動部材(この実施例では中間伝動軸1
1)と主標識用可動部材4がスリツプするように
構成するものでもよい。
補助標識用可動部材26を非表示位置と表示位
置とにわたつて駆動変位する駆動機構33として
は、上述のようにチエーン32による伝動構成に
限定されるものではなく、例えば、プーリと伝動
ベルトによる伝動構成など各種の構成に変形でき
る。
置とにわたつて駆動変位する駆動機構33として
は、上述のようにチエーン32による伝動構成に
限定されるものではなく、例えば、プーリと伝動
ベルトによる伝動構成など各種の構成に変形でき
る。
第1図は、本考案の可変標識装置の実施例を示
す縦断面図、第2図は全体斜視図、第3図は第2
図の要部の拡大縦断面図、第4図は主標識用固定
部材と主標識用可動部材との相対関係を示す分解
斜視図、第5図のイ,ロ,ハ,ニは、主標識用可
動部材が非表示位置から表示位置に変位する状態
を示す斜視図、第6図は第3図のA−A線断面
図、第7図は補助標識部材を示す斜視図である。 1……主標識部材、2……補助標識部材、3…
…主標識用固定部材、4……主標識用可動部材、
9……電動モータ、11……伝動部材、12……
摩擦伝動機構、13……ストツパー、24……連
結部、25……補助標識用固定部材、26……補
助標識用可動部材、33……駆動機構。
す縦断面図、第2図は全体斜視図、第3図は第2
図の要部の拡大縦断面図、第4図は主標識用固定
部材と主標識用可動部材との相対関係を示す分解
斜視図、第5図のイ,ロ,ハ,ニは、主標識用可
動部材が非表示位置から表示位置に変位する状態
を示す斜視図、第6図は第3図のA−A線断面
図、第7図は補助標識部材を示す斜視図である。 1……主標識部材、2……補助標識部材、3…
…主標識用固定部材、4……主標識用可動部材、
9……電動モータ、11……伝動部材、12……
摩擦伝動機構、13……ストツパー、24……連
結部、25……補助標識用固定部材、26……補
助標識用可動部材、33……駆動機構。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 固定の主標識用固定部材と、その主標識用固定
部材を遮つて露出する表示位置とそこから引退し
て前記主標識用固定部材を露出させる非表示位置
とに回転変位する主標識用可動部材とから成る主
標識部材と、 固定の補助標識用固定部材と、その補助標識用
固定部材を遮つて露出する表示位置とそこから引
退して前記補助標識用固定部材を露出させる非表
示位置とに直線的に変位する補助標識用可動部材
とから成り、かつ、前記主標識部材に着脱自在に
取り付けられる補助標識部材とでもつて構成され
る可変標識装置であつて、 前記主標識用可動部材に連動連結してその主標
識用可動部材を駆動回転する電動モータと、 前記主標識用可動部材の回転を前記非表示位置
または前記表示位置で当接阻止するストツパー
と、 前記主標識用可動部材が前記ストツパーに当接
した状態での前記電動モータの回転を許容するた
めに、前記電動モータ側の伝動部材に対して前記
主標識用可動部材をスリツプさせる摩擦伝動機構
と、 前記補助標識用可動部材を直線的に変位させる
駆動機構と前記電動モータ側の伝動部材とを連結
解除自在に連動連結する連結部とを有し、 かつ、前記主標識用可動部材を前記非表示位置
と前記表示位置とにわたつて変位させるに足る前
記電動モータの回転量が前記補助標識用可動部材
を前記非表示位置と前記表示位置とにわたつて変
位させるに要する回転量よりも少なくとも小にな
るように構成してあることを特徴とする可変標識
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18305484U JPH0339812Y2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18305484U JPH0339812Y2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6199192U JPS6199192U (ja) | 1986-06-25 |
JPH0339812Y2 true JPH0339812Y2 (ja) | 1991-08-21 |
Family
ID=30740573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18305484U Expired JPH0339812Y2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0339812Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102581181B1 (ko) * | 2023-05-19 | 2023-09-21 | (주) 엠파워 | 가변 속도표지판 |
-
1984
- 1984-11-30 JP JP18305484U patent/JPH0339812Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102581181B1 (ko) * | 2023-05-19 | 2023-09-21 | (주) 엠파워 | 가변 속도표지판 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6199192U (ja) | 1986-06-25 |
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