JPS61120737A - 銅張積層板の製造方法 - Google Patents

銅張積層板の製造方法

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JPS61120737A
JPS61120737A JP24280384A JP24280384A JPS61120737A JP S61120737 A JPS61120737 A JP S61120737A JP 24280384 A JP24280384 A JP 24280384A JP 24280384 A JP24280384 A JP 24280384A JP S61120737 A JPS61120737 A JP S61120737A
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JP
Japan
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adhesive
resin
stage
impregnated
copper
Prior art date
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Pending
Application number
JP24280384A
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English (en)
Inventor
瑛一 綱島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、両面に鋼箔を被着させた印刷配線用鋼張積層
板の製造方法に関す−るものである。
従来の技術 電子機器に用いる印刷配線回路用の基板として、銅張積
層板が広く使われている。この銅張積層板を製作するに
あ九り、従来は第2因の流れ図に示す製造方法が採用さ
れている。
すなわち、第2図aで示すように鋼箔1の上にムステー
ジの接着剤2を塗布し、これを加熱して接着剤2を少し
硬化させ、取り扱いが容易なりステージの状態とした接
着剤付きの鋼箔を2枚準備し、樹脂硬化状態がBステー
ジの紙基材フェノール樹脂積層板、あるいは紙基材エポ
キシ樹脂積層板等の積層板30両面に、これらの鋼箔の
接着剤2の付着面側を対向させて3者を重ね合わせ、加
熱、加圧して樹脂および接着剤をCステージの状態とし
、第2図すで示す銅張積層板を製造する方法である。
発明が解決しようとする問題点 上記のような従来の銅張積層板の製造方法では。
鋼箔2枚と樹脂積層板1枚の合計3枚の板状体を積み重
ねて接着しなければならず、接着剤がムステージの状態
では柔らかすぎて取り扱いにくい。
このため、前記のように鋼箔にAステージの接着剤を塗
布した後、接着剤をいったん加熱してBステージの状態
にして少し堅くして取シ扱いやすくしてから3枚の板状
体を積み重ね加熱、加圧し、接着剤をCステージにして
接着を完了していた。
しかしながら、この方法では接着剤をBステージの状態
としてから3枚の板状体の接着が開始されるため、接着
剤の塗布むらが生じゃすく、また、接着が十分でないた
めCステージ状態になった接着剤に剥離あるいはひび割
れが生じたりする。このため基板の絶縁性が低下する問
題点があった。
本発明はこのような問題点を排除するものであり、接着
開始時の状態がムステージである接着剤を用いて銅張積
層板を製作することが可能な製造方法内 の提供により接着を完全なものとし絶縁抵抗の劣化を防
ぐことを目的とするものである。
問題を解決するための手段 上記の問題を解決できる本発明の銅張積層板の製造方法
は、鋼箔の片面に人ステージの第1の接着剤を塗布し、
この面に樹脂含浸絶縁シートを重ね合わせた後、前記第
1の接着剤をBステージに硬化させて板状体を得、次い
で、同板状体を2枚準備し、少なくとも一方の板状体の
樹脂含浸絶縁シート面側にムステージの第2の接着剤を
塗布したのち、両者を樹脂含浸絶縁シート面側を対向さ
せて重ね合わせ、次いで、熱圧着して第1および第2の
接着剤をCステージの硬化樹脂層にすることにより銅張
積層板を製作する方法である。
作用 この製造方法によれば、常に2枚の板状体を重ね合わせ
て接着を行う工程のみで板状体を積層体とすることがで
きるため、ムステージの状態での接着剤の使用が可能と
なる。このため接着むらがなくなり、また、接着剤がC
ステージの状態に硬化しても接着剤に剥離あるいはひび
割れが生じることはない。
実施例 本発明の銅張積層板の製造方法の一実施例を第1図a〜
dの断面図を参照にして説明する。
まず、鋼箔4の片面にムステージの第1の接着剤6を3
6μmの厚さに塗布し板状体を形成する(第1図a)。
次に、シェル石油株式会社から品番828として市販さ
れているエポキシ樹脂40部、ケイ酸カルシウム47部
、ガラス繊維10部および硬化剤としてジシアンジアミ
ド3部とからなるムステージの熱硬化エポキシ樹脂組成
物を押出温度110℃、圧力12o辞/cAの条件で二
軸押出機を用いて幅1020wmのコートハンガダイか
ら押出し、厚さ0.8頭のBステージの樹脂含浸ガラス
シート6を形成し、これを板状体の第1の接着剤6が塗
布された面側に重ね合わせ、温度180℃、プレス圧力
2 Ali’ / dの条件で加熱、加圧して第1の接
着剤を硬化させ、Bステージの第1の接着剤51で接着
する(第1図b)。
このようにして形成した板状体を2枚準備し、このうち
の1枚の樹脂含浸ガラスシートの面にムステージの第2
の接着剤7を35μmの厚さに塗布する(第1図C)。
次いで、この板状体の第2の接着剤7を塗布した面側に
残余の板状体の樹脂含浸ガラスシート6面を重ね合わせ
、温度185℃、プレス圧力2.6に9/ctAで16
分間硬化させて、樹脂含浸ガラスシート6の樹脂とBス
テージの第1の接着剤61およびムステージの第2の接
着剤7をCステージ状態にし、Cステージの第1の接着
剤52とCステージの第2の接着剤71で接着がなされ
た銅張積層板を形成する(第1図d)。
なお、ムステージの第1および第2の接着剤5および7
どして上記のシェル石油社製のエポキシ樹脂60部、日
本合成化工社製の芳香族アミンアダクト(品番H−sa
 )so部、第47オスフオニウム塩硬化促進調整剤1
.5重量部の組成でできたものを使用した。
また、樹脂含浸絶縁シートとして熱硬化エポキシ樹脂組
成物からできた例を述べたが、これに限られたわけでな
く、たとえば、上記のシェル石油社製のエポキシ樹脂と
メチルメタアクリレートからなるエポキシアクリレート
16部、テトラメチロールメタンテトラメタアクリレー
ト14部、ベンゾインイソプロピルエーテル1部、溶融
シリカ粉末63部、微粉末シリカ(アエロジル)2部お
よびガラス繊維16部からなる光硬化性エポキシ樹脂組
成物を押出温度86℃、圧力as%/Jの条件で一軸押
出機を用いて幅1200m+のコートハンガーダイから
押出して形成した厚さ0.8mlの光硬化性エポキシ樹
脂含浸ガラスシートでもよい。
また、テレフタル酸40モル係、フマル酸6゜モルチ、
エチレングリコール85壬ルチおよびプロピレングリコ
ール16七ルチの組成比をもち重合度が40の不飽和ポ
リエステルプレポリマー80部とジアリルフタレートモ
ノマー20部からなり軟化点が61℃の熱硬化不飽和ポ
リエステル樹脂を押出温度96℃、圧力112に’i/
carの条件へ で一軸押出機を用いて幅1200mmのコートノ・ンガ
ーダイからシート状体として押出す際に、これと同一組
成の熱硬化不飽和ポリエステル樹脂を圧力116kf/
rlで含浸させたクラフト紙を用意しておき、押出しが
なされた直後のシート状体の片面に樹脂含浸クラフト紙
を冷却ロールにより圧着して張り付けて形成した熱硬化
不飽和ポリエステル樹脂含浸紙シートでもよい。
以上、説明した本発明の銅張積層板の製造方法によれば
、接着剤をムステージの状態から使用して2枚の板状体
を重ね合わせて接着でき、かつ、2層の絶縁シートから
銅張積層板を形成することができる。
発明の効果 本発明の製造方法と従来の製造方法で裏作した銅張積層
板の絶縁抵抗および接着強度についての試験結果を比較
して表に示す。試験個数を10個、積層板面積tl−1
0X10(、J、積層板の厚さを1.6順のサンプルで
試験をおこなった。
(以下余白) なお、表裏間の絶縁抵抗の測定は、銅張積層板に121
℃、2気圧のプレッシャクツカーテストを施(また後、
これを取り出し、次いでこの表裏に、赤外線照射により
216℃の加熱処理を30秒間施した後、おこなった。
また、接着強度の試験は、260℃の錫−鉛溶融はんだ
浴中に銅張積層板を浸した後、積層板にふくれ、ずれあ
るいは剥離が生じるまでの時間で調べた。
この表の結果かられかるように本発明の製造方法では、
ムステージの状態の接着剤を用いて2枚の板状体の接着
がなされるため接着剤の塗布むらがなくなり、かつCス
テージの硬化後も剥離やひび割れ等が無くなる。この結
果、絶縁抵抗および接着強度が高められる効果が奏され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による銅張積層板の製造方法
の流れ図、第2図は従来の銅張積層板の製造方法の流れ
図である。 4・・・・・・鋼箔、5・・・・・・ムステージの第1
の接着剤、6・・・・・・樹脂含浸ガラスシート、7・
・・・・・ムステージの第2の接着剤、61・・・・・
・Bステージの第1の接着剤、52・・・・・・Cステ
ージの第1の接着剤、71・・・・・・Cステージの第
2の接着剤。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名11
図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋼箔の片面にAステージの第1の接着剤を塗布し
    、この面に樹脂含浸絶縁シートを重ね合わせた後、前記
    第1の接着剤をBステージに硬化させて板状体を得、次
    いで同板状体を2枚準備し、少なくとも一方の板状体の
    樹脂含浸絶縁シート面側にAステージの第2の接着剤を
    塗布したのち、両者を樹脂含浸絶縁シート面側を対向さ
    せて重ね合わせ、次いで、熱圧着して第1および第2の
    接着剤をCステージの硬化樹脂層にすることを特徴とす
    る銅張積層板の製造方法。
  2. (2)樹脂含浸絶縁シートが樹脂含浸ガラスシートある
    いは樹脂含浸紙シートであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の銅張積層板の製造方法。
JP24280384A 1984-11-16 1984-11-16 銅張積層板の製造方法 Pending JPS61120737A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008036995A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Namics Corp 低圧熱圧着装置

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