JPS61119189A - プラスミノ−ゲンアクチベ−タ−前駆体の産生増強方法 - Google Patents

プラスミノ−ゲンアクチベ−タ−前駆体の産生増強方法

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JPS61119189A
JPS61119189A JP59241457A JP24145784A JPS61119189A JP S61119189 A JPS61119189 A JP S61119189A JP 59241457 A JP59241457 A JP 59241457A JP 24145784 A JP24145784 A JP 24145784A JP S61119189 A JPS61119189 A JP S61119189A
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JP
Japan
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cells
plasminogen activator
production
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Kazumi Mizumoto
水本 一美
Takahiro Kawakami
川上 隆弘
Hirobumi Arimura
有村 博文
Tatsukage Mori
森 樹蔭
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Green Cross Corp Japan
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プラスミノーゲンアクチベーター前駆体(以
下、前駆体という)の産生増強方法に関する。更に詳し
くは、本発明は、前駆体の産生細胞を培養して前駆体を
生産するに際して、培地に中性アミノ酸及び有機酸もし
くはその塩を含むことを特徴とする@駆体の産生増強方
法に関する。
(従来の技術〕 本発明の前駆体に、先に本発明者が見出したものであり
、その詳細は特願昭58−170354号に記載されて
いる。すなわち、本前駆体はそのままでは不活性である
が、プラスミン処理することにより酵素活性を発現する
、いわゆるチモゲンの一種である。この前駆体はヒト腎
S胞の無血lrI培地中にて生成できることが最近判明
した0本前駆体はアミノ酸411個のlI吠積構造有し
ており、分子量5万、フィブリンに特異的な親和性を示
し、従来のウロキナーゼとは全く冥なる性質ををする。
また、合成基質法では活性が認められず、平板法で活性
を示す、その産生条件については、特願昭58−170
354号で詳細に述べられているが、・必ずしも、その
産生効率が充分であるとは言えない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って、本発明の目的は前駆体の産生増強方法を堤供す
ることである。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明者らは、上記目的を解決するために、@駆
体の産生増強について鋭意検討した結果、前駆体産生性
細胞培養培地中に、中性アミノ酸並びにを機酸またはそ
の塩を含ませることにより、前駆体の産生を向上できる
ことを見いだし、本発明を完成した。
部ち、本発明はプラスミノーゲンアクチベークー前駆体
の産生細胞を培養して、プラスミノーゲンアクチベータ
ー前駆体を生産するに際して、培地に中性アミノ酸並び
に有機酸またはその塩を含むことを特徴とするプラスミ
ノーゲンアクチベーター前駆体の産生増強方法に関する
(1)@駆体産生細胞の調製 前駆体産生細胞の原料としては、ヒト腎細胞が好適に用
いられる。たとえば、ヒト腎細胞より得たprimar
y cultureまたはdipioid cellg
を継代培養して得られる前駆体を産生ずる細胞が用いら
れる。この種細胞を20万〜30万cells /+s
l植え込み、培地(たとえば、Waysouth培地あ
るいは0ulbecco’s modified ME
M培地に熱不活化牛胎児lf[I?f’t2〜5 w 
/ v%を添加したもの)を用いて2〜3日間培養を続
けた後、必要ならば培地を新しく交換して継代培養し、
細胞数を100万〜200万cells /mlに&l
l整する。
(2)  培養条件 基本培地としては、たとえばWay+mou Lh培地
あるいはDulbecco’s  modified 
 MEM培地に0.05〜0.2W/V%ヒト血清アル
ブミンを添加した無血清培地が用いられる。
これに本発明の特徴である、中性アミノ酸並びに有機酸
またはその塩が添加される。中性アミノ酸としてはグリ
シン、アラニン、ロイシン、イソロイシン、フェニルア
ラニン等の脂肪族アミノ酸などが例示されるが、好適に
はグリシンが用いられる。ifI加量としては0.1〜
3 w / v%が例示される。添加量が、001%以
下では産生能が十分上がらず、また、3%以上では、毒
性が上がって産生能向上にはマイナスとなるためである
。また、中性アミノ酸とを機酸又はその塩の割合として
は、1:10〜toot  (重量比)程度が望ましい
・           1、。
有機酸としては炭素数3〜18のものであれば特に限定
されlい0通常は、カルボン酸、特に飽和または不飽和
脂肪族カルボン酸(就中、モノカルボン酸またはジカル
ボンfIりが好適に使用される。当該をasnは置換基
として、たとえば水酸基等を有していてもよい、かかる
有機酸としては、フマル酸、コハク酸、リンゴ酸、クエ
ン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、パルミ
チン酸、リルン酸、ミリスチン酸などが例示される。
特に好適には、コハク酸などの脂肪族ジカルボン酸が使
用される。上記有機酸の塩としては、生理的に受は入れ
られる塩、たとえばアルカリ金属塩(ナトリウム塩、カ
リウム塩など)、アルカリ土類金属塩(カルシウム塩な
ど)などを用いることができる。これらの有機酸もしく
はその塩の添加量としてはO,1〜3 w / v%が
例示される。
また他に添加物として公知であるラクトアルブミン氷解
物、トランスフェリン、インツュリン等のホルモンなど
を添加してよい。
培養は、例えば前駆体産生細胞50万〜200万cal
ls /mlを一定に維持しながら、上記培地中で行っ
て、前駆体を産生させ、2〜3日毎に項五培地を新しく
交換する。そしてこの交換した培地中に存在する前駆体
を回収する。
培地からの前駆体の回収は公知の手段を用いて行えばよ
く、例えば当該培地を遠心分離、減圧濃縮、塩析分画、
ゲル濾過、濃縮、イオン交換クロマトグラフィー、アフ
ィニティクロマトグラフィーを、便宜組み合わせること
によって行われる。
〔発明の効果〕
本発明の方法により、本前駆体の産生は従来の方法に比
べて活性比で約1.3〜3倍程度増強することができる
実験例1 本発明による前駆体産生増強効果を見るために、前駆体
の産生量の比較実験を行った。第1表に示したようにグ
リシン及びコハク酸の添加9は0〜5、OW/V%の範
囲で設定した。それ以外の条件は実施例1に準じて各群
とも同様に行った。産生量の指標として活性を測定した
活性量の測定は、p−MC八へにより以下のように行っ
た。即ち、検体0.11とプラスミン/8液(0,2c
u/+ml、ゼラチンBil液[pH8,6]で調製し
たもの)0.1mlを混合後、37℃でIO分間インキ
エベーションし、p−MCAf4液(0,1@MGlu
−Gly−Arg−MC^)l++1を加え、さらに3
7℃で20分間インキエベーシッンし、18v/ν%酢
酸を加えて反応を止めた後、Eχ(励起波長)3700
m、 Es (螢光波長+ 460n−にて螢光強度を
測定した。その結果は、第1表に示す通りである。
なお単位はU/slを用いた。Uはウロキナーゼ国際単
位であり、IU/+wlは検体1+++1につきプラス
ミン処理によって発現する線維#:溶解活性がlUに相
当することを意味する。
実験例2 実験例1と同様にして第2表に記載の添加物について、
併用効果を検討し、その結果を第2表に示した。
実施例I W              ヒト腎W&細胞より得
たprimary−cultureを培養し、本発明前
駆体を産生ずる細胞だけを分離後再I8養し、その20
XIQ4  c、■s / +w Iの濃度で熱不活化
ウノ胎児血清5 w / v%金含有aysouLh培
地に埋え込み、3日間培養後、細胞数が100×104
cells/mlとなった時点で、さらに、0.1w 
/ v%ヒト血清アルブミン、0.5W/V%グリシン
、0.5W/V%コハク酸ナトリウム含有−ay−蒙o
uth培地(無血清培地)に上記前駆体産生細胞100
 X I Q 4cells/mlを植え直し、この濃
度を維持しつつ3日間培養した。培養液を遠心分離し、
沈殿には新しい培地を添加して#!I養を続けた。
上清中には前駆体(活性は1ml当たり300Uに相当
)が含まれていた。
本発明により得られた前駆体は、特開昭58−1703
54で開示した[繊維素溶解酵素前駆体」と全く同一の
性質を有していた。
実施例2 実施例1により得られた前駆体を含む培養土1lIFを
pHFl、5に調整した後、CM −5ephadeX
 C−50に接触した。0.16Mリン#I緩1h液(
pH5,5)で吸着していた前駆体を溶出させた。  
                 A一方、前駆体で
予め免疫しておいたマウスBAL B / cの胛ms
i+胞とマウスミエローマ細胞をポリエチレングリコー
ルにより融合させたハイブリドーマのうち、前駆体に対
する抗体産生の高いクローンを選択した。この融合細胞
の培養液から、前駆体モノクローナル抗体を回収した。
このモノクローナル抗体をCNB r活性化3epha
rose 4 B(Pharmacia社)に固定した
このモノクローナル抗体カラムを0.4M Na1l!
含有0.1Mリン#1緩衝液(pH7,0)で平衡化し
、これに前記の前駆体を含有する溶出液を接触した。
0.4M NaC1含有0.1Mリン酸緩tH液(pH
7,o)でカラムを洗浄した後、吸着していた当該前駆
体を0.5MNaCj含有0.2nグリシン−HCj水
溶液(ρI(2,5)で溶出させた。溶出液を除菌濾過
した後、凍結乾燥し比活性が少なくともgo、oooυ
/曜の高度精製前駆体を得た。
なお、この精製品は5DS−ポリアクリルアミドゲル電
気泳動法より分子量5万の1本の帯を示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プラスミノーゲンアクチベーター前駆体の産生細胞を培
    養して、プラスミノーゲンアクチベーター前駆体を生産
    するに際して、培地に中性アミノ酸並びに有機酸または
    その塩を含むことを特徴とするプラスミノーゲンアクチ
    ベーター前駆体の産生増強方法。
JP59241457A 1984-11-15 1984-11-15 プラスミノ−ゲンアクチベ−タ−前駆体の産生増強方法 Granted JPS61119189A (ja)

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JPH0558709B2 JPH0558709B2 (ja) 1993-08-27

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6384490A (ja) * 1986-09-29 1988-04-15 Green Cross Corp:The プラスミノ−ゲンアクチベ−タ−前駆体の産生増強方法
WO2001085945A1 (fr) * 2000-05-10 2001-11-15 Suntory Limited Procede permettant d'inhiber la formation de produits secondaires dans la production d'un polypeptide genetiquement modifie

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