JPS61118480A - 放射線硬化型感圧性接着剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感圧性接着テープ類に用いらｎ、２）接着剤組
成物に関する。

〔従来の技術〕

従来感圧性接着テープ拳は主として天然ゴムや合成ゴム
などの高分子ｆｊｋ８体ＹＪ当な有機溶剤に溶解し、こ
の溶液をプラスチックフィルムなどの基材上に塗布する
ことによって製されている。しかしながら塗工上の制約
から溶液粘度は低くする必要があり多量の希釈溶剤を必
要とした。

近年、省資源、省エネルギ、無公害および安全性といつ
友見地から無溶剤化が検討さｎて（・る。無溶剤化対等
の一つとして特に液状オリゴマな利用した放射１ｓ硬化
型接着剤がある。か〜る接着剤は比較的低分子量の液状
オリゴマを基材上に塗布したものに電離性放射ｍを照射
することに１って基材上で高分子量化するため上記条件
を満足するものである。

こｎら放射線硬化型接着剤は原則として溶剤を含んで（
・ないためその粘度の調整は接着成分ポリマの低分子量
化あるいは反応性希釈モノマの添加に工って低粘度化を
図っ１いた。

〔発明が解決しよ５゛とする問題点〕 しかしながらポリマの低分子量化あるいは反応性希釈モ
ノマの添加は接着特性に悪影響を及ぼす。また通常の反
応性のない溶剤の箔加は縦集力が低下し被着体に転着し
易いといった問題がある。

本発明はか〜る状況に鑑み鋭意検討の結果なさｎたもの
であって塗布作業性ならびに接着特性にすぐれ次数射線
硬化型感圧性接着剤組成物を提供せんとするものである
。

〔問題点ケ解決するための手段〕

かへる目的は本発明によｎばラジカル架橋性不飽和二重
結合を分子内に有する液状オリゴマに有機酸を配合する
ことにより達成さｎる。

本発明で用いらｎる分子内に不飽和二重結合含有する放
射線硬化型液状オリゴマとしては、主鎖がアクリル酸ア
ルキルエステルあるいはメタクリル酸アルキルエステル
な低Ｘ甘皮に共電マ 合し几オリゴ増ヲはじめ、ポリオールアクリレート、ポ
リエステルアクリレート、ウレタンアクリレート、エポ
キシアクリレートなどの不飽和二重結合を１分子あ九９
１個以上な末端あるいは側鎖にもつアクリル系オリゴマ
、さらにポリブタジェン、ポリクロロプレン、ポリイソ
プレン等の反応性のプレポリマである。ま之、このオリ
ゴマに分子量が約１．０００〜５Ｇ、０００であって、
基材上に溶剤を使用せずに、又は少量の使用で塗布でき
るような粘度（５０℃１０６センチポアズ以下）のもの
である。なおオリゴマの不飽和二重結合は、放射１１９
ｍ＠速度の大き酸（−ＣＯＯＨ）を１個以上分子内に含
み、常温で液体となるような化合物である。具体的には
、脂肪族のモノカルボン駿では、ギ酸、酢酸、プロピオ
ン酸などのように構造式がＣｎＨ２１ｌ−１−１ｃｏＤ
Ｈのものでｎが８以下のものである。また脂環式のカル
ボン酸としてはシクロへキチンカルボン酸などがある。

芳香族カルボン酸は、融点が高すぎるため、Ａ百ではな
い。こｎらのｆｌｌは、−Ｃ０ＯＨノＨ以外の水素がハ
ロゲ／　（−Ｃｊ、−Ｆ。

−Ｂｒ）置換体、メトキシ基、シアノ基、ビニル基など
の置換体であってもよい。

有機酸の添加量は液状オリゴマ１００重量部に対し１１
〜４０！量部、更に望ましくは５〜２０重量部である。

希釈効果を付与させるためには通常ｃｉ、ｉｘ量部以上
必要である。また大過剰の有機酸があると、＊膜の耐水
性・耐薬品性を悪化させたり、被着体な酸化させた９す
るなどの悪影響があるため、笑用上の使用上限は４０部
Ｍ４ｉ部以下が望まし−・。かかる有ａ酸の機能（希釈
効果、接Ｎ％性を低下させない、被着体にブリードアウ
トしない）＃：ｔ、主に、カルボ！ヤシ″−基のファン
デルバールスカに依る所が大＠（・と考えらｎる。すな
わち、有機酸がポリマ中のるため簡単に凝集破壊するこ
とはなく、しかもそｎは通常の共有結合などよりもはる
かに弱いからポリマの粘弾性に与える影響は小さく、従
って接Ｍ特性を悪化させることはない。

以上のような組成物に対して、場合によっては塗工上で
さらに粘度を下げるために、放射線重付性の単官能ある
いは多官能モノマを添加したり、必要に応じて連鎖移動
剤、酸化防止剤、充填剤、顔料等を混入してもよい。

本発明でいう放射線とは、活性エネルギ線で、α線、β
線、γ線、中性子線、加速電子−の工５な電離性放射線
並びに紫外線をいう。′ｔ７Ｌｌ１１［放射線の場＠締
量は、０１〜５０　Ｍｒａｄの範囲で使用できるが、好
ましくは０５〜２０　Ｍｒａｄ　８度である。また紫外
線の場合、波長範囲は約１８０〜４６０　ｎｍ″′Ｃあ
り過当な発生源としては、水銀アーク、低圧〜超高圧の
水銀ランプがψげらｎる。

照射方法として特に注意ｌ要する点としては、照射雰囲
気でるる。つまり空気中のは素に工つ、ラジカル′ｉ合
が阻害されるので、場合ＶＣよっては不活性ガスｒｃ　
ｊ　、６ｆｆｉ換あるいに、塗膜上をフィルム等で抜機
すると良いことがある。

以下実施例ケもって説明する。但し、以下に於ける部は
すべて重量部を表わすものとする。

〔実施例１〜２、比較例１〕 アクリル酸ブチル８０部、クリシジルメタクリレート２
０部な触媒の存在下で塊状Ｘ台を行い、無溶剤のアクリ
ル系共重合体を合成した。

得らｎた液状オリゴマの粘度は５Ｘ１０４センチボイズ
（５０℃）であつ几。

次いでアクリル酸を１０部付加反応させ、側鎖に不飽和
二重結合を持−）７？：、アクリル系の放射線硬化型液
状オリゴマ１に合成した。

このオリゴマ１００部に対して、連鎖移動剤としてラウ
リルメルカプタン１０部、さらにフタル酸水素アクリロ
イルオ中ジエチル（東亜合成化学■製、商品名アロエク
スＭ−５４００）７２０部添加した。

この時の粘度ｒｉ３Ｘ１０４　　センチボイズ（３０℃
）であり几。この組成物１００ｓに対し液体の有機酸で
あるオクタン酸を１０部（５！施例１）。

５０部（実施例２）添加し、放射線硬化型感圧性接着剤
組成物な作成しも。

次に比較例１として上述のオクタン＃！す除いたものを
選び、皮膜特性の比較な行う之。

皮膜は、そｎぞ几の組成物をポリエステルフィルム（東
し陣商品名ルミラ＃２５）に厚みが、平均して０．Ｏ１
關になるようにナイフコータで塗布し、加速電圧２００
ｋＹ、ビーム電流１０■ムの電子線加速器を用い、窒素
雰囲気下（ａ！累績度５００１１ｆ）、５Ｍｒａｄの電
子線を照射することにより、硬化させ、粘着テープを製
造し、その外観及び特性ケ調べた。結果を表１に示す。

ＩＩ下１：自 表１　粘着テープ特性と外観 注　リ　ＪＩＳ−Ｃ−２１０７に準じて測定（被着体：
５ＵＳ４３０ＢＡ　Ｉ） ２）ベークライト板にて荷１１５００ｇ、２０℃で３０
分後のず几距離を測定 ４）　目視観察により透明度を測定 ５）５０℃−９８％ＲＨの雰囲気下に粘着テープな被着
体に貼付けたまま１日放置し、剥離の際の表面状態ケ観
察 表１かられかるとおり、液状の有機脂肪酸を添加し次実
施例１の場合、低粘度化による違布面の平滑化などによ
り、比較例１に比べて高い接着力と凝集力を待つ粘着テ
ープであることから、優ｎた感圧性接着剤であることが
明らかである。

〔実施例３，４，５　） 実施例Ｉにおいて使用し次オクタン酸の代わりに酢酸（
実施例２）、プロピオン＊（実施例４）、シクロヘキサ
ンカルボンｒｓ（実１？４例５）を用い粘着テープを作
成し、同様の試験な行った。結果を表２に示す。

〔実施例６、比較例２〕 実施例１において使用したオリゴマの代わりに、アクリ
ル酸エチル３０部、アクリル蟹ブチル５０部、グリシジ
ルメタクリレート１０鄭の組成で粘度がｌＸ１０’セン
チポイズ（３０℃）の無浴薊アクリル系共重合体を曾成
し、アクリルｌ！２な５部付加し″Ｃ実施例１、比較例
１と同様な試験を行った。結果を表３に示す。

〔比較例３〕 実施例１において使用したオクタン酸の代わりにトルエ
ンを５部添加したものに対して同様の試験を行りた。結
果を表３に併記する。

表２　粘着テープ特性と外観 −表３　粘着テープ特性と外観 〔発明の効果〕 上記説明から明らかなように本発明になる放射線硬化型
感圧性接着剤組成物は低粘度で塗布作業性にすぐｎ１高
凝集力・接着力を有し感圧性接着テープ用接着剤として
有用であり、その工業的価値は非常に大である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ラジカル架橋性不飽和二重結合を分子内に有する液
   状オリゴマ１００重量部に対し、液状の有機酸０．１〜
   ４０重量部を配合してなる放射線硬化型感圧性接着剤組
   成物。 ２、有機酸が脂肪族および／または脂環式カルボン酸か
   ら選ばれたものである特許請求の範囲第１項記載の放射
   線硬化型感圧性接着剤組成物。