JPS61117604A - 生産設備 - Google Patents

生産設備

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JPS61117604A
JPS61117604A JP59239971A JP23997184A JPS61117604A JP S61117604 A JPS61117604 A JP S61117604A JP 59239971 A JP59239971 A JP 59239971A JP 23997184 A JP23997184 A JP 23997184A JP S61117604 A JPS61117604 A JP S61117604A
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Application number
JP59239971A
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English (en)
Inventor
Narutome Sotojima
外島 成留
Shuichi Yasuda
秀一 安田
Yasuo Kashi
樫 保夫
Hideji Moriyama
森山 秀治
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
  • Metal Extraction Processes (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば継目無鋼管の冷間抽伸工場の如く、
種々の加工処理及び検査等の複数の工程間を多数の加工
処理対象物体である鋼管が移動し、また停止して加工処
理及び検査を受け、最終的に成品として完成されるよう
な生産設備に関する。
〔従来技術〕
複数の加工処理工程及び検査工程の間を多数の加工処理
対象物体それぞれが、1つまたは複数の加工処理工程に
よる加工処理を受け、あるいは同一の加工処理工程を反
復して受け、池の加工処理工程による加工処理は受けな
い、というような多数の加工処理対象物体群がそれぞれ
異なった加工処理工程を経る生産設備においては、加工
処理対象物体それぞれに如何に遅滞なく予定されている
加工処理工程を順次受けさせるか、が重要な管理項目と
なる。換言すれば、各加工処理対象物体に、遅滞なく円
漫に予定通りの加工処理工程を受けさせることにより、
加工処理対象物体の各加工処理工程における待ち時間を
減縮し、あるいは逆に各加工処理工程の側の材料待ち時
間を減縮し、これにより生産設備全体としての稼働効率
を向上させ、エネルギーの節減を図り、各加工処理対象
物体それぞれの各加工処理工程内における滞留時間を減
縮することが可能となる。
しかし、上述のような複雑な加工処理工程を斉する生産
設備においては、各加工処理工程に備えられた加工処理
装置における加工処理対象物体の作業順序が非常に錯綜
する。このため、各加工処理装置の入口側には、その加
工処理装置による加工処理を待つ加工処理対象物体を一
時的に留置する仕掛置場が、また出口側にはその加工処
理工程での加工処理が終了して次の加工処理工程に搬送
されるのを待つ加工処理対象物体を一時的に留置するた
めの仕掛置場が設けられている。そして、たとえば1日
に1回程度の頻度にて、各加工処理装置の入口側の仕掛
置場に留置されている加工処理対象物体を対象としてそ
の加工処理装置の作業効率が最大となるように加工処理
対象物体の加工処理計画を立案し、これに従って生産設
備全体の操業を行っていた。
第5図は、上述の如き生産設備の一例である継目無鋼管
の冷間抽伸工場における加工処理対象物体としての14
管Pの加工処理工程を示す模式図である。
鋼管Pは先ず、製管圧延工程(A)にて素管P′として
製造された後、冷間抽伸工場にて成品にされる、この冷
間抽伸工場における代表的な加工処理工程は、鋼管Pを
冷間抽伸して所定の外径及び内径に形成する抽伸工程(
B)、鋼管Pの熱処理炉による熱間処理工程(C)、鋼
管Pの歪曲を矯正するためのストレートナによる歪曲矯
正工程(D)等であり、更に鋼管Pを検査するための各
種検査工程も備えられている。鋼管Pはこれらの各加工
処理工程の内のいずれかの1工程あるいは複数の工程を
経て、更には1つの又は複数の工程を反復されて鋼管P
として完成される。そして、このようにして完成された
鋼管Pは倉庫(E)に倉入れされて出荷を待つ、また、
各加工処理工程及び検査工程の前後にはそれぞれ処理待
ち、あるいは次工程への搬送待ちの鋼管Pを一時的に留
置するための仕掛置場BT、BT・・・が備えられてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
さて、上述のような継目無鋼管の冷間抽伸工場において
は、従来は前述した如く、各加工処理装置の前後の仕掛
置場BTに留置されている鋼管Pを対象として、1日に
1回程度の頻度にて各加工処理装置による鋼管Pの加工
処理順序の計画を立案し、これに従って操業していた。
また、各加工処理装置の間の鋼管Pの移動はたとえば、
台車、天井クレーン等の搬送機により行われるが、この
搬送機による鋼管Pの搬送順序も各搬送機の運転作業者
の判断により行われていた。以上のような事情により従
来は、各鋼管Pの加工処理の進捗状況は1日に1工程程
度であり、各鋼管Pの冷間抽伸工場内における滞留時間
は場合によっては1ケ月にも及ぶことがあった。このた
め、生産設備全体の稼働効率及びエネルギー効率の低下
、鋼管の製造に要する日数の長大化等の原因となってい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述の如き事情に鑑みてなされたものであり、
各加工処理設備に共通の仕掛置場を設けてこれに二次加
工処理を待つ加工処理対象物体を留置し得るようにし、
また各加工処理対象物体の生産設備内における現在位置
を検出し経時的に記憶する物流進捗状態検出記憶装置の
記憶内容と、予め立案された加工処理対象物体の加工処
理順序及び搬送順序に関するスケジュールとを比較して
、実際のスケジュールを修正することにより、前述した
如き種々の問題点、たとえば加工対象物体の生産設備内
における滞留時間の長期化、エネルギー効率の低下、生
産設備全体の稼働効率の悪化等を解消した生産設備の提
供を目的とする。
本発明に係る生産設備は加工処理対象物体を加工処理す
る複数の加工処理装置を備えた生産設備において、次の
加工処理開始までの間、加工処理対象物体を一時的に留
置する各加工処理装置共通の仕掛置場と、前記各加工処
理装置相互間及び前記各加工処理装置それぞれと前記仕
掛置場との間にて加工処理対象物体を搬送する搬送機と
、各加工処理対象物体の位置を経時的に検出し記憶する
物流進捗状態検出記憶装置と、前記加工処理装置それぞ
れの運転停止期間を含む操業情報を記憶する操業情報記
憶装置と、各加工処理対象物体の加工処理のための搬入
の日時、加工処理順序、納期、量を含む製造仕様を記憶
する製造仕様情報記憶装置と、前記物流進捗状態検出記
憶装置、操業情報記憶装置及び製造仕様情報記憶装置に
記憶された情報を基に、将来の所定期間に亘る前記各加
工処理装置による加工処理対象物体の加工処理順序及び
前記搬送機による加工処理対象物体の搬送順序に関する
スケジュールを立案する第1の演算装置と、該第1の演
算装置により立案されたスケジュール上の加工処理対象
物体の位置と前記物流進捗状態検出記憶装置により検出
記憶されている各加工処理対象物体の前記生産設備内に
おける現在位置との差に基づいて、各加工処理装置によ
る作業順序をC1正し、前記搬送機による加工処理対象
物体の搬送順序を変更し、前記仕掛置場の運用を決定す
る第2の演算装置とを備えたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述す
る。
第1図は本発明に係る生産設備の一例である継目無鋼管
の冷間抽伸工場の各加工処理工程及びそれに備えられた
加工処理装置のレイアウトを示す模式図である。
素管の搬入設備1は、製管圧延工程(A)との間を結ぶ
軌道Z上を走行する運搬台車3及び運搬台車3の軌道2
とほぼ直角に交叉する走行経路M(以下、この方向を横
方向という)に沿って走行する天井クレーン4とからな
る。なお、以下この搬入設備1が位置する側を第1図上
にて上手とし、対向する側を下手とする。
自動クレーン5は、搬入設(11の天井クレーン4の走
行経路Mに平行隣接する走行経路mに沿って走行し、鋼
管Pの搬送及び受払いの機能を備えている。なお、この
自動クレーン5の走行経路mの両端に近い位置には、後
述するように仕掛置場55、56が設けられている。
3台の自動台車61.62及び63の走行経路nI、n
2.n3は相互に所要の間隔をおいて並列し、前記自動
クレーン5の走行経路mとは直角に交叉する(この方向
を、以下縦方向と云う)。
各台車は上記クレーン5と同様、鋼管Pの運搬と受は払
いの機能を有している。各走行経路nl。
n2.n3は前記搬入設備1の天井クレーン4の走行経
路Mの位置まで伸び、その上手側の末端位置の両(II
にはそれぞれ受は払い用のテーブル7゜7が臨む、すな
わち前記天井クレーン4は、このテーブル7を利用する
形で各自動台車6に対し素管搬入を行うものである。ま
た自動クレーン5の走行経路mとの交叉地点(自動台車
6の実線図示の位置)に対しても各走行経路mの両側に
受は払い用テーブル8,8が設けてあり、各台車6は同
交叉地点において自動クレーン5との間で鋼管Pの自動
受は渡しが可能である。
91〜95は熱処理装置で、91は直火炉、92は光輝
焼鈍炉、93及び9.はバレル炉、95は光輝焼鈍炉で
ある。何れもその鋼管Pの送り方向を縦方向に沿って設
置され、同方向に管送りするようになっている。これら
は並列する王台の自動台車6□、62.63の走行経路
nl、n2.n3に対し他の設備との関係を考慮して適
当に撮り分けられた配置になっている。各炉9.〜9s
ばその入側、出側のテーブル10a、1Ob(横送りテ
ーブルである以下同様)それぞれが前記自動台車6或い
は自動クレーン5の走行経路mに臨む、直火炉91は入
側テーブル10aが自動台車61の走行経路n1に、出
側テーブル10bが自動クレーン5の走行経路mにそれ
ぞれ接続し、その他の炉92〜95はこれと全(逆の接
続になっている。
18は抽伸装置、11はその前段としての抽伸前処理装
置であり、これらは前記熱処理装W9の側方に、前記各
熱処理炉同様縦向きに配置されている。
前処理装置11は入側テーブル12aが前記自動クレー
ンの走行経路mに臨み、かつ出側テーブル12bが抽伸
装W18の入側テーブル19aに連結し、そして抽伸装
置18の出側テーブル19bが自動台車63の走行経路
n〕に臨んでいる。
前処理装置llは複数の処理装置からなり、入側から順
に機械的内面デスケール装置13、同じく外面デスケー
ル装置14、内面潤fk塗油装置15、外面潤滑塗油装
置16が配設されており、各装置間は移送テーブル17
.17で接続されている。なお、この前処理装置11は
、抽伸装置18それ自体に外面或いは内、外面の潤滑処
理機能が備わるときには、その潤滑処理を担当する装置
を省(ことが可能である。また抽伸を2回以上繰返す材
料であって次回の抽伸に先立って再度口付は処理を要す
る場合、或いは非口付素管の受は入れにより口付は処理
を必要とする場合にあっては、その機械的内面デスケー
ル装置13の前段等に口付は装置が付加されることもあ
る。
20は曲り矯正装置(ストレートナ)であり、その入側
テーブル21aの両側の投入口には自動台車、第1図上
では三台の自動台車62.63の走行経路n2.n3の
下手側の末端位置がそれぞれ臨んでいる。この入側テー
ブル21aの一方は、大きな管保有面積ををし、いわゆ
るバフファーとしての機能を果す。
22はNDI(非破壊検査装置)であり、その入側に前
記曲り矯正装面20の出側テーブル21bが連結する。
NDf装置22の出側から横方向両側へテーブル23b
、 23b’が伸び、ここでラインは左右に分かれる。
テーブル23b′の方にはバッファー機能が与えられて
いる。
上記テーブル23bに連なるラインについて説明すると
、24はテーブル23bに接続する管切装置であり、管
端切装置25と定尺切断装置26とを備えている。これ
らの装置は、設置スペース節約のために、鋼管Pの送り
方向を上手向きにしてあり、出側テーブル28bは縦送
りライン29を介して後述の目視検査装置30の入側テ
ーブル31aに連なる。なお、前記縦送りライン29に
は測長器32が設置してあり、またこの送りライン29
は管切装置24の出側テーブル28b接続位置より更に
上手側へ延長され、自動台車63の走行経路n3の先端
位置に臨むテーブル33に接続した形になっている。
目視検査装置30は鋼管Pを横並びにして目視検査する
台で、最も下手のコーナーに位置する。
31は前記目視検査装置30から検査済みの鋼管Pを搬
出する製品管搬出装置であり、目視検査装置30の検査
台とラップして縦方向に走行する天井クレーン35と該
クレーン35の走行経路内から伸びる軌道36上を走行
する台車37からなる。
他方、ND[装置22から上記ラインとは反対側に連な
るラインとしては、テーブル23b′はまず、他の2本
の走行経路n2.n3よりも下手まで伸びる自動台車6
.の走行経路n1を介して前記同様の管切装置24′に
連なる。そして管切装置24′の出側は縦送りライン3
8を介して、前記ラインとは横方向の反対側のコーナー
にある目視検査装置30′に接続している。この目視検
査装置30’に対しても、天井クレーン35′と軌道台
車37′からなる前記同様の製品管搬出装置31′が設
けである。
また目視検査装置30′は、前記自動台車6.の走行経
路n1に臨み、自動台車6.との間で鋼管Pの受は渡し
可能になっている。
以上の他に、最も上手の素管搬入装置lの天井クレーン
4の走行経路M内に、脱脂装置39、それに酸洗処理装
置40と化成処理装置41を設けである。
これらの何れの装置も、いわゆるバッチ式の?!k i
*処理漕になっており、前記天井クレーン4により鋼管
Pを吊り上げそのまま浸漬操作するものである。化成処
理実施のときは必ずその前に酸洗処理工程が入るため、
化成処理装置41は酸洗処理装置40と隣接して設置し
である。この脱脂装置39.酸洗処理装置40+化成処
理装置41は、必ずしも天井クレーン4を素管搬入装置
と兼用する必要はなく、別途専用のクレーンを工場内に
架設しこれを使用するようにしてもよい。
なお、この脱脂装置39.酸洗処理装置40+化成処理
装置fff41は、それぞれ連続処理式に構成された装
置を採用することもできる。連続式処理装置の場合には
、その入側、出側のテーブルをそれぞれ、先に述べた熱
処理炉9と同じように、自動台車6或いは自動クレーン
5の走行経路に臨ませて設置すればよい。
なお、第1図に示す冷間抽伸工場50には、各加工処理
装置9等から共通に鋼管Pを搬送して一時的に留置出来
る仕掛置場55.56が自動クレー75の走行経路mの
両端部に近い位置に設けられている。具体的には、一方
の仕掛置場55は自動クレーン5の走行経路mの自動台
車61の走行経路01側端邪に、他方の仕掛置場56は
自動台車63の走行経路n3と自動クレーン5の走行経
路mとの交叉地点の受払い用テーブル8と抽伸前処理装
置11との間にそれぞれ設置されている。従って仕掛置
場55.56への鋼管Pの搬入及び仕掛置場55.56
からの鋼管Pの搬出は、直接には自動クレーン5により
行われる。また、これらの仕掛置場55.56は所謂サ
ボテンランクにより構成されている。即ち、両仕掛置場
55.56は、冷間抽伸工場50の縦方向に適宜間隔に
て支柱を立設し、各支柱に長手方向を冷間抽伸工場50
の横方向とした横木を複数垂直方向に取付けたものであ
り、各支柱の同一の高さ位置に取付けられた横木により
鋼管Pを留置する棚が構成される。これらの各欄に各自
動台車6、等から自動クレーン5を経て鋼管Pを搬入し
、また各欄から鋼管Pを搬出することにより、鋼管Pの
仕掛置場としての機能が発揮される。
つぎに、多数ある抽伸管の製造プロセスの中から代表的
なものを4種取り上げ、この各プロセスを、上記構成の
本発明設備において実施する場合の操作手順を説明する
イ)・プロセス 直火炉処理−抽伸一直火炉処理一抽伸一光輝焼鈍処理一
曲り矯正−NDI−管切一目視検査・操作手順 ■素管工場から台車3に乗せて口付済みの素管(ロット
単位)を運び入れ、天井クレーン4を使って自動台車6
.の受は払いテーブル7に移す。
■受は払いテーブル7上の素管を自動台車6.に取り込
ませ、これを直火炉91の入側テーブル10a位置まで
移動させて同テーブル上へ素管を払い出させる。入側テ
ーブルに移された素管は直火炉9.に送り込まれ、熱処
理を施されて小便1テーブルIObに至る。
■開田側テーブル10bに現れた処理済みの素管を次い
で、自動クレーン4に取り込ませ、これを走行させて抽
伸前処理設備11の入側テーブル12aに運び込む、運
び込まれた素管は、内面デスケール装置13.外面デス
ケール装置14.内面潤滑塗油装置15.外面潤i1!
+塗油装置16を順に通過して前処理され、続いて抽伸
設[18に送られて第1回目の抽伸加工を施される。
■抽伸後、出側テーブル19bに送り出された素管を自
動台車63に取り込ませ、これを自動クレーン4との受
は渡し位置まで走行させるとともに、受は払いテーブル
8に素管を払い出させる。
0同テーブル8上の素管を自動クレーン4に取り込ませ
、自動台N61との受は渡し地点まで移動させて、同位
置の受は払いテーブル8へ下させる。
■自動台車61にこの受は払いテーブル8上の管を取り
込ませ、これを直火炉91の入側テーブルlOa位置に
移動させ、以降前記■−■の操作を繰返して第2回目の
抽伸を行う。
■第2回目の抽伸を終えて出側テーブル19bに送り出
された抽伸管を、■と同様の操作で自動台車63を経て
自動クレーン4に取り込ませ、光輝焼鈍炉95の入側テ
ーブル10gまで移動させて、ここに抽伸管を下させる
。こうして搬入された素管は光輝焼鈍炉に導入され、所
定の処理を受けてその出側テーブルlObに排出される
■この出側テーブルに送り出された管を自動台車61の
取り込み一走行一払い出しの操作で曲り矯正装置200
人側テーブル21aに装入する。装入された管は曲り矯
正装置を通って所定の加工を施され、更に出側テーブル
21bを経てSDI装置22に導かれ非破壊検査を受け
る。
■NDI装置22の出側に至った管を、そこから左右に
伸びるテーブル23b、 23b’のうち指定された方
のテーブルへ導かせる。例えば23bのテーブルの方へ
導いたとすると、同テーブルに接続した管切機24にま
ず送られ、ここで所要長の管とされ、次いで出側テーブ
ル23bから縦送りラインを経て目視検査装置30に至
る。
[相]同検査装置30において目視検査後、その検査済
みの管を天井クレーン35にて吊り上げ、軌道台車36
に乗せ移して、工場内から搬出する。
口)・プロセス(ノルマライジング・テンパー処理材) 直火炉処理−抽伸一光輝焼鈍炉処理一光輝焼鈍炉処理一
曲り矯正−NDr−管切一目視検査・操作子11(II
I々の操作は何れのプロセスにおいても同様である。説
明の重複を避けるため以下では、そのような各操作の詳
細は割愛し、使用する設備の符号のみを順に羅列する。
)3→4−7−6□−9、−5−13−14−15−1
6→18−63→8−5−9.−63→3−+9.−+
63−=20→22−24−30→35−36ハ)・プ
ロセス(ボイラチューブ材) 光輝焼鈍炉処理−曲り矯正−NDI−管切一目視検査 ・操作手順 3−4−7−92−8−5→95−63−2〇−二)・
プロセス(ステンレス材) 抽伸−説脂一バレル炉処理−曲り矯正−NDI−管切一
目視検査一酸洗一検査 ・操作手順 3−”4−’?−6、−5−’13−”14−115−
18−”6 。
−7−4−39−4−7→62→8→5→93−62−
20−22−61−24′−30′−61−7一4−4
0−4−7−61−30′−25′−36′ホ)・プロ
セス 直火炉処理−酸洗一抽伸一光輝焼鈍炉処理一曲り矯正−
NDf−管切一目視検査 ・操作手M(ダイレクト抽伸以外のもの)3−4−7−
61−91→5−8−61−7−4−40−41−4−
7−6ビー8−5−13−14(空通し)−15(空通
し)−16(空通し)−18−63→8→5−95−6
3−20−22−24−30(以 下 余 白) 第2図は本発明に係る生産設備の操業管理に用いられる
演算系のプロlり図である。
冷間抽伸工場50には、上述の如(冷間抽伸工程(B)
のための抽伸装置18、熱間処理工程(C)のための熱
処理炉9、歪曲矯正工程(D)のための曲り矯正装置(
ストレートナ) 20等の各装置及びMDI装置22等
の検査装置並びに天井クレーン4、自動クレーン5、自
動台車6等の各種搬送機からなる搬送装置51、更に前
述した如くサボテンランクを使用した2箇所の仕掛置場
55.56等が備えられている。これらの各装置にはそ
れぞれ鋼管Pの現在位置を検出するための鋼管検出装置
S、S・・・が付設されており、各鋼管検出装置Sによ
り、各鋼管Pそれぞれが各加工処理装置9等による加工
処理を現在受けているか、既に終了したか(出口側のテ
ーブルlOb、 19b、21b等に出てきているか)
、あるいは未だ開始されていないか(入口側のテーブル
10a、 19a、 21a等に既に到着しているか)
、天井クレーン4等の搬送装置51により搬送されてい
るのか、あるいは仕掛置場55.56に留置されている
のか、等の情報が検出され、トラッキングメモリである
物流進捗状態検出記憶装置65に経時的に入力され、記
憶されている。
操業情報記憶装置64には各設備9等の運転休止期間等
が入力されている。製造仕様情報記憶装置63は、加工
処理のために新規に冷間抽伸工場50に投入されるべき
鋼管Pのデータ、即ち需要家から受注している鋼管Pの
データ、換言すれば製造仕様情報(冷間抽伸工場50へ
の投入日時、加工処理順序、納期、仕上り寸法、等)が
入力記憶されている。なお物流進捗状態検出記憶装置6
5.操業情報記憶装置64. !iI造仕様情報記憶装
置63等は以下に述べるビジネス用コンピュータ(以下
、ビジコンという)61のメモリを用いてもよい。
ビジコン61は製造仕様情報記憶装置63に記憶されて
いる鋼管pのデータの内、新たに冷間抽伸工場50に投
入される鋼管P及び物流進捗状態検出記憶装置65が記
憶している現在冷間抽伸工場50内で加工処理されてい
る鋼管Pのデータ(冷間抽伸工場50内での現在位置及
びそれまでの通過工程等に関する情報)に従って所定期
間、たとえば8時間単位の冷間抽伸工場50全体の作業
のスケジュールを立案し、プロセス制御コンピュータ(
以下、プロコンという)62に与える。更に、後に詳述
する方法によりスケジュールの立案結果に従って新規に
冷間抽伸工場50に投入される鋼管Pの投入時期の決定
をも行う。
プロコンロ2は、ビジコン61により立案されたスケジ
ュール上の各鋼管Pの位置と、前述の各鋼管検出装置S
により検出され、物流進捗状態検出記憶装置65に経時
的に記憶されている各鋼管Pの実際の現在位置とを経時
的に対比しており、その差を評価式により評価する。そ
して、求められた評(直値に応じてビジコン61により
立案されたスケジュールの組直し、具体的には各装置に
よる鋼管Pの加工処理順序の変更及び搬送装置51によ
る鋼管Pの搬送順序の変更を行う。
以上のように構成された冷間抽伸工場の操業について、
その概略を示す第3図のフローチャートに従って以下に
説明する。
なお、加工処理対象物体である鋼管Pは単一で加工処理
されるのではなく、主として受注単位(通常は外径、肉
厚、材料鋼の鋼種、加工の種類及びその程度等の加工処
理のための条件が同一)を搬送装置51の1回の作業に
より搬送可能な量に細分化した単位(l送単位)を一単
位として加工処理される。以下、このまとめて処理され
る11位をロフトという。
先ず、ビジコン61により、将来のたとえば8時間に亘
る冷間抽伸工場50全体のスケジュールが立案されるが
、その前に立案対象のロフトの選択が以下のように行わ
れる。現在、各装置ににより加工処理されている仕掛中
のロフト、即ち前回立案されたスケジュールに従って加
工処理が行われていて未だ予定された総ての加工処理が
完了していないロフト及び今回立案されるスケジュール
により新たに加工処理が開始されるロフト、即ち製造仕
様情報記憶装置63に記憶されている受注ロア)の内、
新たに冷間抽伸工場50に投入されるための冷間抽伸工
場50への搬入可能日時が、立案されるスケジュールの
対象期間の最遅時刻以前のロフトがスケジュール立案の
対象となる。
次に、物流進捗状態検出記憶装置65に記憶されている
仕掛中の各鋼管Pの冷間抽伸工場50内における位置を
基に、ビジコン61は立案対象のスケジュールの起動時
における冷間抽伸工場50内の仕掛状態、即ちその時点
で冷間抽伸工場50内に存在する全鋼管Pの位置を再現
する。そして、ビジコン61はこの再現されたスケジュ
ール起動時の冷間抽伸工場50内の仕掛状態を初期状態
として、所定時間に亘る各加工処理装置9等による鋼管
Pの加工処理状態についてシミュレーションを行うが、
これについて以下第4図のフローチャートに従って説明
する。
このシミュレーションは、物量進捗状態検出記憶装置6
5が記憶している冷間抽伸工場50内で現に加工処理中
のロフト及び新規に冷間抽伸工場50に投入されるロフ
トの製造仕様情報記憶装置63に記憶されている加工処
理工程、納期、数量、寸法等の製造仕様情報、操業情報
記憶装置64に記憶されている各加工処理装置の運転休
止予定等の情報を基に将来の所定期間に亘る冷間抽伸工
場50内における各ロフト単位の物流状態をシミュレー
ションし、これにより各生産設備における鋼管Pの加工
処理順序、即ちスケジュールを決定するものである。
シミュレーションはまず、各ロフトをビジコン61のメ
モリに設けられた次作業装置の作業候補リストに登録す
ることから開始される。即ち、冷間抽伸工場50内で加
工処理中の各ロフトそれぞれをその加工処理工程の進捗
状態に応じて次に予定されている加工処理工程の装置9
等の作業候補リストに登録する。また、新規に冷間抽伸
工場50に投入されるロフトに°ついても、それぞれが
冷間抽伸工場50に搬入される時刻に応じて次作業(新
規投入の場合は第1加工処理工程)の装置9等の作業候
補リストに登録する。なおこの際、同一時刻に冷間抽伸
工場50内に存在するロフトまたは鋼管Pの数量、ある
いは仕打)置場55.56に貯留されるロットまたは鋼
管Pの数量に上限を設定してもよい。
第1表は作業候補リストの一例を示しており、各加工処
理装置9等の作業候補リストには、各ロフトの納期、そ
のロフトをその加工処理装置9等により加工処理する際
の段取替に要する時間、そのロフトの冷間抽伸工場50
内における位置、即ち仕掛位置等が登録される。なお、
優先度については以下に説明する。
第   1   表 次に各加工処理装置9等について、次作業材の選択が行
われる。これは、各加工処理装置9等それぞれについて
、作業候補リストに登録されているロフトの内から、次
の加工処理の対象を選択するものであるが、各加工処理
装置9等それぞれに定められた次作業選択時刻(たとえ
ば、現作業完了時刻、入側テーブル10a等に空きが発
生した時点、等)に決定される。そして、この次作業材
の選択は、たとえば下式に示す如き評価式により求めら
れる優先度の高い順に行われる。
優先度−に、x納期 十に2×段取替時間 十に3×ロツトの仕掛位置 十に4×前装置からの搬出緊急度 十に5×同−注文単位 十に6×前回スケジュール立案結果との誤差+に1×次
工程装置仕掛量 +に、  ・・・・・・・・ 但し、kl     二重み係数 ロフトの仕掛 位置    :前装置で加工処理中、あるいは仕掛置場
55.56で留置 中、等 前装置からの 搬出緊急度 :前工程の装置の出側テーブルに留置して
おいても 良い、あるいは直ちに搬 出する必要がある、等 次工程装置仕 掛量    :次工程装置の作業候補として登録されて
いるロフ トの総数1作業時間総和、 等 第1表右端には上記評価式により算出した評価値、即ち
優先度が記されているが、第1表の例ではこの優先度が
最大のロフトLbが次作業の対象になる。
このようにして、各加工処理装置それぞれは所定の時機
に次作業材の選択決定をするが、次作業材として選択さ
れたロフトが搬送可能な状態になると、搬送要求が出さ
れる。たとえば上述の第1表の場合、次作業材として選
択されたロフトLbは、前の加工処理工程の装置で加工
処理中であるため、その加工処理が完了した時点で搬送
可能な状態になったとして、ロットLbに対する搬送要
求が出される。
次に搬送シミュレーションが行われる。即ち、次作業材
として選択されたロフトが前装置から搬出可能になった
時点(たとえば、前装置の出側のテーブルの先端に到着
した時点、等)で、次装置への搬送要求をビジコン61
のメモリに設けられている搬送要求リストに登録する。
天井クレーン4、自動クレーン5、自動台車6の各搬送
機は、現在実行中の搬送作業が終了した時点(搬送作業
が行われていない場合には直ちに)で、それぞれの搬送
要求リストに登録されているロフトの内から、下記評価
式により搬送優先度を求め、この搬送優先度が最大のロ
フトを搬送装置51の次の搬送対象とする。
搬送優先度−1)+X搬送待ち可能最遅時刻+p2×到
着待ち可能最遅時刻 +p3×搬送経路 +p 1 × ・ ・ ・ ・ ・ ・但し、pl  
  :重み係数 搬送待ち可 能最遅時刻:前工程の装置の出側テーブルでの留置可能
最遅時刻 到着待ち可 能最遅時刻二その装置の入側テーブルへの許容到着最遅
時刻 第2表は一例として自動クレーン5の搬送要求リストを
示しており、各ロフトの搬送始終点、優先度等が登録さ
れている。
第   2   表 この第2表の例では、ロットLjが最も優先度が高いの
で、このロフトLjを自動クレーン5の次の搬送作業の
対象とする。
なお、ロフトの搬送が複数の搬送機を経由して行われる
場合は、そのロフトを最初に搬送する搬送機(たとえば
、自動台車61−自動クレーン5−自動台車62のよう
な場合は、自動台車6I)の搬送要求リストに登録して
おき、自動台車6、による搬送が終了した時点で次の搬
送機(上記の例では自動クレーン5)の搬送リストに登
録し、以下同様の処理を反復する。
次に、上述の搬送シミュレーションにより各装置に到着
したロフトについて、作業開始までの待ち時間、段取替
時間等を考慮して、その装置での作業開始時間及び終了
時間を算出する。そして、その装置の次作集材選択時刻
を決定し、そのロフトの次の加工処理工程の装置の作業
登録リストに登録する。
このようにしてその装置における作業開始時刻、終了時
刻が決定し、次の加工処理工程の装置に搬送可能となっ
たロフトについて、その搬送先の決定が行われる。
まず、そのロフトが次の加工処理工程の装置の次作業材
である場合には、その加工処理工程への搬送要求をその
装置の出側テーブルに走行経路nが臨んでいる自動台車
6、または走行経路M、 mが臨んでいるクレーン4.
5の搬送要求リストに登録して次の加工処理工程に直送
する。しかし、そうでない場合には、そのロフトの搬送
を所定時間が経過するまで見合わせ、この間に次の加工
処理工程装置の次作業材として選択された場合には上述
同様にして搬送し、所定時間経過した場合、あるいは後
続のロフトのスケジュール進捗に障害となる場合等には
仕掛置場55.56のいずれかへ搬送して留置する。
以上のような処理を各ロフト、各装置について時刻順に
反復することにより、各加工処理工程の装置それぞれに
ついての作業順序、各搬送機の搬送順序を決定しつつ、
冷間抽伸工場50内の物流のシミュレーションを実施す
る。そして、最終的に各装置、各搬送機のスケジュール
が決定する。
このようにして、立案されたスケジュールが実行に移さ
れるが、実際の操業に際しては、操業外乱(装置の故障
、緊急の予定変更、等)、作業の遅れ等によりスケジュ
ールと実際の作業の進捗状態との間には大なり小なり差
が生じる。このようなスケジュールと実操業との間の差
、即ちスケジュール上のロフトの位置と実際のロフトの
位置との間の差は、各加工処理装置に付設されている鋼
管検出装置Sにより検出され、物流進捗状態検出記憶装
置65に追跡記憶されている各ロフトの位置とスケジュ
ール上の位置とを経時的に対比することにより検出され
る。この処理はプロコンロ2により行われる。プロコン
ロ2は、ビジコン61かう転送されたスケジュールと、
物流進捗状態検出記憶装置65から得られる各ロフトの
冷間抽伸工場5o内における実際の位置との差とを経時
的に対比しており、前述したシミュレーションにて用い
た評価式により各装置の加工処理順序及び各搬送機の搬
送順序を実操業の状態に合わせて変更決定し、各装置、
搬送機に指示し、実行させる。
更に、物流進捗状態検出記憶装置65の記憶内容はビジ
コン61にも与えられており、ビジコン61はこの物流
進捗状態検出記憶装置65から与えられる情報を基に、
冷間抽伸工場50内のロット(鋼管P)の総量、仕掛置
場55.56に留置されているロフトの量を検出してい
る。一方、冷間抽伸工場50には新規に投入される鋼管
Pが製管圧延工程(A)から順次搬入されるが、冷間抽
伸工場50内の物流、即ち鋼管Pの加工処理を迅速且つ
円滑に行なわせるには、各装置の能力、換言すれば冷間
抽伸工場50全体の処理能力にある程度の余裕をみた一
定量の鋼管Pが存在するようにすればよい、この目的で
、ビジコン61は冷間抽伸工場50内の鋼管Pの総量を
適量に維持するために、製管圧延工程(A)から搬入し
得る鋼管Pの量を求め、たとえば下式T−t、−t2 但し、T :新規投入ロットの搬入時刻t 、’:その
ロフトの第1加工処理工程での作業の開始予定時刻 t2 :余裕時間 により新規に搬入されるロフトの冷間抽伸工場50への
搬入時刻を求め、製管圧延工程(A)に指示する。
〔効果〕
以上に説明したように、本発明によれば、各加工処理装
置との間で直接加工処理対象物体の搬送が可能な各加工
処理装置共通の仕掛置場を有効に利用して各加工処理設
備の能率の差、あるいはスケジュールの乱れ等を吸収し
ているため、生産設備内の加工処理対象物体の移動が迅
速且つ円滑に行われる。また、予め立案された各加工処
理工程の作業スケジュール及び搬送装置による加工処理
対象物体の搬送スケジュールを、実際の加工処理対象物
体の位置に応じて修正しつつ操業を行うため、各加工処
理工程における段取替回数の増加、材料待ち時間の増加
、仕掛置場における加工処理対象物体の滞留時間の増加
等は回避され、生産設備全体の生産効率の向上、稼働率
の向上、加工処理対象物体の加工処理に要する時間の短
縮等が可能となる。
更に、スケジュール立案時の各加工処理装置による加工
処理順序の立案及び各搬送機による搬送順序の立案、実
際の作業に際しての各加工処理装置による加工処理順序
の変更及び各搬送機による搬送順序の変更等は、種々の
条件を評価項目とする評価式により行っている。このた
め、生産設備内の状況、加工処理対象物体の状況等に応
じて重み係数を変更することにより、状況に応じた生産
設備の操業が容易に可能となる。
なお、前記実施例では、各装置個別に作業予定の組替え
を行う構成としているが、複数の装置を1組とし、これ
を一単位として作業予定の組み替えを行う構成としても
よい。
更に、前記実施例では、鋼管の冷間抽伸工場に本発明を
通用した場合について説明したが、同様の多品種の加工
処理対象物体を複雑な加工処理工程にて成品とする各種
の生産設備にも本発明が通用可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであり、第1図は本発
明に係る生産設備の一例である継目無鋼管の冷間抽伸工
場のレイアウトを示す模式図、第2図はその操業管理に
用いられる演算系のブロック図、第3図、第4図は本発
明に係る生産設備の操業の手順を示すフローチャート、
第5図は継目無鋼管の冷間抽伸工場の加工処理工程の概
略を示す模式図である。 4・・・天井クレーン 5・・・自動クレーン 6・・
・自動台車 9・・−熱処理装置 18・・・抽伸装置
 20・・・曲り矯正装置 50・・・冷間抽伸工場 
51・・・搬送装置55.56・・・仕掛置場 61・
・・ビジコン 62・・・プロコンロ4・・・操業情報
記憶装置 65・・・物流進捗状態検出記憶装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、加工処理対象物体を加工処理する複数の加工処理装
    置を備えた生産設備において、 次の加工処理開始までの間、加工処理対象 物体を一時的に留置する各加工処理装置共通の仕掛置場
    と、 前記各加工処理装置相互間及び前記各加工 処理装置それぞれと前記仕掛置場との間にて加工処理対
    象物体を搬送する搬送機と、 各加工処理対象物体の位置を経時的に検出 し記憶する物流進捗状態検出記憶装置と、 前記加工処理装置それぞれの運転停止期間 を含む操業情報を記憶する操業情報記憶装置と、 各加工処理対象物体の加工処理のための搬 入の日時、加工処理順序、納期、量を含む製造仕様を記
    憶する製造仕様情報記憶装置と、前記物流進捗状態検出
    記憶装置、操業情報 記憶装置及び製造仕様情報記憶装置に記憶された情報を
    基に、将来の所定期間に亘る前記各加工処理装置による
    加工処理対象物体の加工処理順序及び前記搬送機による
    加工処理対象物体の搬送順序に関するスケジュールを立
    案する第1の演算装置と、 該第1の演算装置により立案されたスケジ ュール上の加工処理対象物体の位置と前記物流進捗状態
    検出記憶装置により検出記憶されている各加工処理対象
    物体の前記生産設備内における現在位置との差に基づい
    て、各加工処理装置による作業順序を修正し、前記搬送
    機による加工処理対象物体の搬送順序を変更し、前記仕
    掛置場の運用を決定する第2の演算装置と を備えたことを特徴とする生産設備。 2、加工処理対象物体を加工処理する複数の加工処理装
    置を備えた生産設備において、 次の加工処理開始までの間、加工処理対象 物体を一時的に留置する各加工処理装置共通の仕掛置場
    と、 前記各加工処理装置相互間及び前記各加工 処理装置それぞれと前記仕掛置場との間にて加工処理対
    象物体を搬送する搬送機と、 各加工処理対象物体の位置を経時的に検出 し記憶する物流進捗状態検出記憶装置と、 前記加工処理装置それぞれの運転停止期間 を含む操業情報を記憶する操業情報記憶装置と、 各加工処理対象物体の加工処理のための搬 入の日時、加工処理順序、納期、量を含む製造仕様を記
    憶する製造仕様情報記憶装置と、前記物流進捗状態検出
    記憶装置、操業情報 記憶装置及び製造仕様情報記憶装置に記憶された情報を
    基に、将来の所定期間に亘る前記各加工処理装置による
    加工処理対象物体の加工処理順序及び前記搬送機による
    加工処理対象物体の搬送順序に関するスケジュールを立
    案する第1の演算装置と、 該第1の演算装置により立案されたスケジ ュール上の加工処理対象物体の位置と前記物流進捗状態
    検出記憶装置により検出記憶されている各加工処理対象
    物体の前記生産設備内における現在位置との差に基づい
    て、各加工処理装置による作業順序を修正し、前記搬送
    機による加工処理対象物体の搬送順序を変更し、前記仕
    掛置場の運用を決定する第2の演算装置とを備え、 前記第1の演算装置は、前記第2の演算装 置により修正された各加工処理装置の作業順序を基に、
    未だ搬入されていない加工処理対象物体の加工処理のた
    めの搬入日時を修正すべくなしたことを特徴とする生産
    設備。 3、加工処理対象物体を加工処理する複数の加工処理装
    置を備えた生産設備において、 次の加工処理開始までの間、加工処理対象 物体を一時的に留置する各加工処理装置共通の仕掛置場
    と、 前記各加工処理装置相互間及び前記各加工 処理装置それぞれと前記仕掛置場との間にて加工処理対
    象物体を搬送する搬送機と、 各加工処理対象物体の位置を経時的に検出 し記憶する物流進捗状態検出記憶装置と、 前記加工処理装置それぞれの運転停止期間 を含む操業情報を記憶する操業情報記憶装置と、 各加工処理対象物体の加工処理のための搬 入の日時、加工処理順序、納期、量を含む製造仕様を記
    憶する製造仕様情報記憶装置と、前記物流進捗状態検出
    記憶装置、操業情報 記憶装置及び製造仕様情報記憶装置に記憶された情報を
    基に、前記各加工処理装置それぞれについて、納期、段
    取替時間、加工処理対象物体の現在位置、前の加工処理
    順序の加工処理装置からの搬出緊急度、前の加工処理順
    序の加工処理装置での留置可能時間、等を評価項目とす
    る評価式により各加工処理対象物体の加工処理順序の優
    先度を求めて優先度最大の加工処理対象物体をその加工
    処理装置の次の加工処理対象とするシミュレーションに
    より所定期間に亘る前記各加工処理装置による加工処理
    対象物体の加工処理順序に関するスケジュールを立案す
    る第1の演算装置と、該第1の演算装置により立案され
    たスケジ ュール上の加工処理対象物体の位置と前記物流進捗状態
    検出記憶装置により検出記憶されている各加工処理対象
    物体の前記生産設備内における現在位置との差に基づい
    て、各加工処理装置による作業順序を修正し、前記搬送
    機による加工処理対象物体の搬送順序を変更し、前記仕
    掛置場の運用を決定する第2の演算装置と を備えたことを特徴とする生産設備。 4、加工処理対象物体を加工処理する複数の加工処理装
    置を備えた生産設備において、 次の加工処理開始までの間、加工処理対象 物体を一時的に留置する各加工処理装置共通の仕掛置場
    と、 前記各加工処理装置相互間及び前記各加工 処理装置それぞれと前記仕掛置場との間にて加工処理対
    象物体を搬送する搬送機と、 各加工処理対象物体の位置を経時的に検出 し記憶する物流進捗状態検出記憶装置と、 前記加工処理装置それぞれの運転停止期間 を含む操業情報を記憶する操業情報記憶装置と、 各加工処理対象物体の加工処理のための搬 入の日時、加工処理順序、納期、量を含む製造仕様を記
    憶する製造仕様情報記憶装置と、前記物流進捗状態検出
    記憶装置、操業情報 記憶装置及び製造仕様情報記憶装置に記憶された情報を
    基に、各搬送機それぞれについて、各加工処理対象物体
    の前の加工処理装置での搬送待ち可能最遅時刻、次の加
    工処理順序の加工処理装置での到着待ち可能最遅時刻及
    び搬送経路を評価項目とする評価式により搬送順序の優
    先度を求め、優先度最大の加工処理対象物体をその搬送
    機の次の搬送対象とするシミュレーションにより所定期
    間に亘る前記搬送機による加工処理対象物体の搬送順序
    に関するスケジュールを立案する第1の演算装置と、 該第1の演算装置により立案されたスケジ ュール上の加工処理対象物体の位置と前記物流進捗状態
    検出記憶装置により検出記憶されている各加工処理対象
    物体の前記生産設備内における現在位置との差に基づい
    て、各加工処理装置による作業順序を修正し、前記搬送
    機による加工処理対象物体の搬送順序を変更し、前記仕
    掛置場の運用を決定する第2の演算装置と を備えたことを特徴とする生産設備。
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