JPS6111421Y2 - - Google Patents

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JPS6111421Y2
JPS6111421Y2 JP11964481U JP11964481U JPS6111421Y2 JP S6111421 Y2 JPS6111421 Y2 JP S6111421Y2 JP 11964481 U JP11964481 U JP 11964481U JP 11964481 U JP11964481 U JP 11964481U JP S6111421 Y2 JPS6111421 Y2 JP S6111421Y2
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JP
Japan
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flat plate
window frame
side edge
fixing
fitting
Prior art date
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JP11964481U
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JPS5823979U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は軸組における窓枠サツシの固定金具に
関する。
この種窓枠サツシの固定金具として従来は第1
図に示すように、軸組1に窓枠サツシ2を添接し
た状態で押え板4を窓枠サツシ2の係合部3aと
軸組1とに斜めに当てがい、この押え板4と軸組
1とに通孔を穿設し、これにボルト5を挿通し
て、押え板4と軸組1とで窓枠サツシ2の係合部
3aを挾持するようにナツト6締めして固定して
いた。しかしながらこの固定金具では、窓枠サツ
シ2の角部と軸組1の角部とに押え板4が圧接す
ることになり、また締め付け用のナツト6も軸組
1の裏面に斜めに圧接する為、固定金具の各部品
が点接触あるいは線接触状態で窓枠サツシ2を軸
組1に固定することになり、特定部分に必要以上
の負荷がかかるだけでなく、ナツトの緩みやがた
つきが多く発生していた。また窓枠サツシの取付
け手順を、押え板4の当てがい、ボルト5の挿
入、ナツト6による軸組1裏面からの締め付けと
いう一定の順序で行なわなければならず、その作
業が非常に複雑で且つ煩瑣なものであつた。さら
に、このような複雑且つ煩瑣な作業であるから、
工場内での組立て作業に時間がかかり生産性にも
問題があつた。
本考案はこのような実情に鑑み、固定金具を軸
組1側面部8に嵌合し、窓枠サツシ2の係合部3
aと押え板21により押圧固定するという簡単な
作業であるにも拘わらず確実、迅速且つ強固な取
付けが行なえる窓枠サツシの固定金具を提供する
ものである。
本考案はリツプみぞ型鋼を熔接等により枠体に
形成した軸組1に、基板11の両側縁より延設し
た第1、第2、第3、第4及び第5平板12,1
3,14,15,16をそれぞれ適宜に折り返し
て嵌合部17、掛止部18、当止部19及び押え
板21を形成した固定金具10を複数個取付け、
その上方より窓枠サツシ2を載置して強制的に押
入することにより固定金具10を介して窓枠サツ
シ2を軸組1に取付け固定することを特徴とする
ものである。この一連の作業は工場内の生産工程
において行なわれるものであり、軸組1と窓枠サ
ツシ2とを本考案の固定金具10を用いて一体と
なし、施行現場に出荷するのであるが、施工現場
において窓枠サツシ2を軸組1に取付けるときに
この固定金具10を用いてもよいことは当然であ
る。
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。これらの図中第1図に示した部材、部分と同
一のものは同一符号であらわす。第2図に示す固
定金具10において、嵌合部17は軸組1のリツ
プ部7aに嵌め合わせる部分であつて、基板11
の一側縁適所より下方に延設した第1平板12の
中央部を内方へ斜め上方に折り返し、その先端部
を外方へ斜め下方に折り返して形成している。
尚、外方へ斜め下方に折り返した部分22は、こ
の固定金具10を軸組1に取付ける際、軸組1の
リツプ部7a先端に当接した状態でスライドさせ
ることにより嵌合を容易にするものであり、ガイ
ド板としての効果を有するものである。掛止片1
8,18は軸組1の窓枠サツシ2を取付ける側と
反対側のリツプ部7bに掛合する部分であつて、
基板11の一端縁適所より上記第1平板12と並
設して下方に延設した第2平板13の先端部適所
を切り起こして形成している。当止部19は窓枠
サツシ2の係合部3aを固定するものであつて、
一側縁適所より上記第1平板12及び第2平板1
3と並設して上方に延設した第3平板14と、こ
の第3平板14と幅方向に対向する他側縁適所よ
り上方に延設した第4平板16とで形成してい
る。この当止部19は窓枠サツシ2を軸組に固定
した誤左右のがたつきを防止する為のものであ
る。すなわち、窓を開閉する際窓枠サツシ2に加
わる衝撃により窓枠サツシ2が左右にがたつくの
を防止する為のものであり、窓枠部の耐久性にか
かわる重要な部分である。押え板21は窓枠サツ
シ2の係合部3aを押圧挾持するものであつて、
他側縁適所より基板11の平面方向に延設した第
5平板16を引き起こし、この引き起こし面20
に回動自在に取付けられており、その形状は側面
略状をしている。尚、押え板21の形状は窓枠
サツシ2の係合部3aを固定金具10の基板11
と押え板21とで挾持する際、確実強固な固着力
が得られればよく、側面略状に限るものではな
い。
このような形状からなる本考案固定金具の使用
状態は、まず固定金具10の嵌合部17を軸組1
のリツプ部7aに嵌入すると共に、掛止片18,
18を軸組1の窓枠サツシ2を取付ける側と反対
側のリツプ部7bに掛止して、固定金具10の基
板11が軸組1の側面部8に添接するように対称
的に複数個取付け固定する。このとき、押え板2
1は第2図に示すように軸方向と略直角の方向P
に向けておく。尚、建物構造により固定金具10
は軸組1の強度を必要とする箇所に多く取付けて
もよく、必ずしも対称的である必要はない。次
に、窓枠サツシ2を軸組1上方より載置して、窓
枠サツシ2の係合部3aを固定金具10の基板1
1に添接し、窓枠サツシ2の側壁3bを固定金具
10の当止部19を構成する第3平板14内面に
当接するように設け、押え板21を略90゜回転し
て、この押え板21と基板11とで窓枠サツシ2
の係合部3aを挾持固定するものである。このよ
うな作業を軸組1に取付けた各固定金具10……
について行なうものである。
以上説明した如く本考案の固定金具10は、基
板11の一側縁適所より下方に延設した第1平板
12を適宜折曲して嵌合部17を形成し、同じく
一側縁適所より第1平板12と並設して下方に延
設した第2平板13の適所を切り起こして掛止片
18,18を形成し、同じく一側縁適所より第1
平板12と並設して上方に延設した第3平板14
と他側縁適所より上方に延設した第4平板16と
で当止部19を形成し、さらに他側縁適所より基
板11の平面方向に延設した第5平板16を引き
起こし、この引き起こした面20に押え板21を
回動自在に取付けてなるものであるから、固定金
具10の嵌合部17と掛止片18,18とを軸組
1に嵌め合わせ、窓枠サツシ2を載置して押え板
21を略90゜回転するという非常に簡単な作業で
確実、迅速且つ強固な取付けを行なうことができ
る。また、このような簡単な作業で取付けを行な
うことができるので作業者の熟練度に全く関係な
く誰でも均質な取付け作業を行なうことができる
ものである。さらに、このような簡単な作業であ
るから組立て時間を短縮することができ生産性も
向上するものである。当止部19に窓枠サツシ2
側壁3bを添接しているから、窓の開閉の際窓枠
サツシ2に加わる衝撃を確実に受け止めることが
でき、従つて緩みやがたつきを生じることがな
く、長年の使用に十分耐え得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の窓枠サツシの固定金具の使用状
態を示す平面断面図、第2図は本考案の窓枠サツ
シの固定金具を示す斜視図、第3図は本考案固定
金具を使用して軸組に窓枠サツシを取付ける状態
を示す斜視図、第4図は本考案固定金具を使用し
て軸組に窓枠サツシを取付けた状態を示す斜視
図、第5図は第4図の−断面図である。 1……軸組、2……窓枠サツシ、10……窓枠
サツシの固定金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板11の一側適所より下方に延設した第1平
    板12の中央部を内方へ斜め上方に折り返し、そ
    の先端部を外方へ斜め下方に折り返して嵌合部1
    7を形成し、同じく一側縁適所より上記第1平板
    12と並設して下方に延設した第2平板13の先
    端部適所を切り起こして掛止片18,18を形成
    し、同じく一側縁適所より上記第1平板12及び
    第2平板13と並設して上方に延設した第3平板
    14と他側縁適所より上方に延設した第3平板1
    4と他側縁適所より上方に延設した第4平板15
    とで当止部19を形成し、さらに他側縁適所より
    基板11の平面方向に延設した第5平板16を引
    き起こし、この引き起こした面20に押え板21
    を回動自在に取付けてなることを特徴とする窓枠
    サツシの固定金具。
JP11964481U 1981-08-11 1981-08-11 窓枠サツシの固定金具 Granted JPS5823979U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11964481U JPS5823979U (ja) 1981-08-11 1981-08-11 窓枠サツシの固定金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11964481U JPS5823979U (ja) 1981-08-11 1981-08-11 窓枠サツシの固定金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5823979U JPS5823979U (ja) 1983-02-15
JPS6111421Y2 true JPS6111421Y2 (ja) 1986-04-10

Family

ID=29913691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11964481U Granted JPS5823979U (ja) 1981-08-11 1981-08-11 窓枠サツシの固定金具

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JPS5823979U (ja) 1983-02-15

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