JPS6111331Y2 - - Google Patents
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- JPS6111331Y2 JPS6111331Y2 JP16684481U JP16684481U JPS6111331Y2 JP S6111331 Y2 JPS6111331 Y2 JP S6111331Y2 JP 16684481 U JP16684481 U JP 16684481U JP 16684481 U JP16684481 U JP 16684481U JP S6111331 Y2 JPS6111331 Y2 JP S6111331Y2
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- Japan
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- arm portion
- sliding plate
- arm
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- scraper
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- 239000004576 sand Substances 0.000 claims description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、内側アーム部分を、筒状の外側アー
ム部分に摺動自在に内嵌させ、前記両アーム部分
の間に滑り板を介在させ、前記内側アーム部分の
底部壁外面に付着した土砂を除去するスクレーパ
を、前記外側アーム部分の先端部に取付けたシヨ
ベル作業用アームに関する。
ム部分に摺動自在に内嵌させ、前記両アーム部分
の間に滑り板を介在させ、前記内側アーム部分の
底部壁外面に付着した土砂を除去するスクレーパ
を、前記外側アーム部分の先端部に取付けたシヨ
ベル作業用アームに関する。
上記アームは、バケツトの作動軌跡変更等のた
めに伸縮できるように、且つ、滑り板によつてス
ライド抵抗及び両アーム部分間のガタ少ななく伸
縮できるようにしたものであり、又、スクレーパ
によつて土砂が外側アーム部分内に持ち込まれな
いように除去することができるようにしたもので
あり、本考案は、このような利点を有するシヨベ
ル作業用アームにおいて、合理的な改造によつ
て、滑り板の簡素化を図り、しかも、滑り板及び
スクレーパの取付構造の簡素化を図り、そのう
え、滑り板の支持状態を適正状態に維持させるよ
うにするために調節及びスクレーパを適正な作用
状態に維持させるようにするための調節を容易、
迅速に行なえるようにせんとするものである。
めに伸縮できるように、且つ、滑り板によつてス
ライド抵抗及び両アーム部分間のガタ少ななく伸
縮できるようにしたものであり、又、スクレーパ
によつて土砂が外側アーム部分内に持ち込まれな
いように除去することができるようにしたもので
あり、本考案は、このような利点を有するシヨベ
ル作業用アームにおいて、合理的な改造によつ
て、滑り板の簡素化を図り、しかも、滑り板及び
スクレーパの取付構造の簡素化を図り、そのう
え、滑り板の支持状態を適正状態に維持させるよ
うにするために調節及びスクレーパを適正な作用
状態に維持させるようにするための調節を容易、
迅速に行なえるようにせんとするものである。
以下、本考案の実施の態様を例示図について詳
述する。
述する。
第1図に示すように、クローラ走行装置1を備
えた走行機台に、排土板2の支持アーム2aを油
圧シリンダ3によつて昇降操作可能に取付けると
ともに施回台4を油圧モータ(図示せず)によつ
て縦軸芯X1周りに回転操作可能に取付け、施回
台4に、第1アーム支持用ブラケツト5を、油圧
シリンダ6によつて縦軸芯X2周りに回転操作可
能に取付け、ブラケツト5に、第1アーム7を油
圧シリンダ8によつて昇降揺動操作可能に取付
け、第1アーム7に、第2アーム9を油圧シリン
ダ10によつて揺動操作可能に取付け、第2アー
ム9に、バケツト11を油圧シリンダ12によつ
て揺動操作可能に取付け、もつて、排土作業と対
地掘削作業とを行なうことが可能なドーザ兼用の
バツクホウを構成してある。
えた走行機台に、排土板2の支持アーム2aを油
圧シリンダ3によつて昇降操作可能に取付けると
ともに施回台4を油圧モータ(図示せず)によつ
て縦軸芯X1周りに回転操作可能に取付け、施回
台4に、第1アーム支持用ブラケツト5を、油圧
シリンダ6によつて縦軸芯X2周りに回転操作可
能に取付け、ブラケツト5に、第1アーム7を油
圧シリンダ8によつて昇降揺動操作可能に取付
け、第1アーム7に、第2アーム9を油圧シリン
ダ10によつて揺動操作可能に取付け、第2アー
ム9に、バケツト11を油圧シリンダ12によつ
て揺動操作可能に取付け、もつて、排土作業と対
地掘削作業とを行なうことが可能なドーザ兼用の
バツクホウを構成してある。
第1乃至第5図に示すように、前記第2アーム
9を構成するに、先端にバケツト11を取付けた
角筒状の内側アーム部分9aを、第1アーム7に
基端部が枢支された角筒状の外側アーム部分9b
に対して、摺動可能に内嵌させ、内側アーム部分
9aの基端部4側面夫々に、外側アーム部分9b
の内面に接触作用する合成樹脂製の第1滑り板1
3・・を取付け、外側アーム部分9bの先端部4
側面夫々に、内側アーム部分9aの外側面夫々に
接触作用する合成樹脂製の第2滑り板14・・を
取付け、更に、内側アーム部分9aを出退駆動す
るための油圧シリンダ15を、両アーム部分9
a,9b間に架設し、もつて、第2アーム9を伸
縮させることにより、深さが異なる溝の底を掘削
する等のためにバケツト11の作動軌跡を変更で
きるように構成し、又、アーム長手方向に局部的
に位置させる第1,第2滑り板13,14によつ
て、第2アーム9をスライド抵抗及びガタ少なく
伸縮させることができるように構成してある。
9を構成するに、先端にバケツト11を取付けた
角筒状の内側アーム部分9aを、第1アーム7に
基端部が枢支された角筒状の外側アーム部分9b
に対して、摺動可能に内嵌させ、内側アーム部分
9aの基端部4側面夫々に、外側アーム部分9b
の内面に接触作用する合成樹脂製の第1滑り板1
3・・を取付け、外側アーム部分9bの先端部4
側面夫々に、内側アーム部分9aの外側面夫々に
接触作用する合成樹脂製の第2滑り板14・・を
取付け、更に、内側アーム部分9aを出退駆動す
るための油圧シリンダ15を、両アーム部分9
a,9b間に架設し、もつて、第2アーム9を伸
縮させることにより、深さが異なる溝の底を掘削
する等のためにバケツト11の作動軌跡を変更で
きるように構成し、又、アーム長手方向に局部的
に位置させる第1,第2滑り板13,14によつ
て、第2アーム9をスライド抵抗及びガタ少なく
伸縮させることができるように構成してある。
又、前記内側アーム部分9aの上部壁に、バケ
ツト操作用油圧シリンダ12の取付ブラケツト1
6を上方へ突設し、外側アーム部分9bの上部壁
に、前記ブラケツト挿通用溝17を外側アーム部
分9bの先端部において開口する状態で形成し、
もつて、内側アーム部分9aを、外側アーム部分
9bに対して、その先端部より後方へ移動させな
がら挿入させて組付けることができるように構成
してある。
ツト操作用油圧シリンダ12の取付ブラケツト1
6を上方へ突設し、外側アーム部分9bの上部壁
に、前記ブラケツト挿通用溝17を外側アーム部
分9bの先端部において開口する状態で形成し、
もつて、内側アーム部分9aを、外側アーム部分
9bに対して、その先端部より後方へ移動させな
がら挿入させて組付けることができるように構成
してある。
前記第1滑り板13・・を内側アーム部分9a
に取付けるに、内側アーム部分9aに、各滑り板
13・・夫々をそれの面方向に移動可能に且つそ
れの面方向と直交する方向に離脱可能に係止保持
する筒状枠体18・・を設け、内側アーム部分9
aの上部壁及び左側壁に、各滑り板13・・のう
ちの上方のもの及び左方のものを外側アーム部分
9bがわへ押圧するボルト19及び20を取付
け、上方及び左方の滑り板13とボルト19,2
0との間に、滑り板押圧用金属製板状体21a,
21bを介在し、更に、各滑り板13・・のうち
の上方を除いたもの夫々における後端部を、アー
ム伸縮方向に互いに位置が相違する状態で配置
し、もつて、各第1滑り板13・・の夫々を筒状
枠体18・・に係止保持させる安価、簡単な構造
で取付けることができるように構成し、又各第1
滑り板13・・のうちの上方のもの及び左方のも
のをボルト19,20により外側アーム部分9b
がわへ押圧させることにより、使用に伴う摩耗に
拘らず第2アーム9をガタのない状態で良好に伸
縮させることができるように構成し、又、内側ア
ーム部分9aを、外側アーム部分9bに対して、
その先端部より後方へ移動させながら挿入させる
に際して、各滑り板13・・のうちのその後端部
が後方に位置するものほど先に枠体18に組付け
るようにしながら順次的に組付けることにより、
両アーム部分9a,9bの組付けを容易に行なえ
るように構成し、又、板状体21a,21bを設
けることによつて、滑り板13がボルト19,2
0にて局部的に押圧されることに起因して変形損
傷したり、滑り板13のボルト19,20による
被接当部が回動するボルト20との接触のために
局部的に大きく摩耗して損傷する等の不都合を回
避できるように構成してある。
に取付けるに、内側アーム部分9aに、各滑り板
13・・夫々をそれの面方向に移動可能に且つそ
れの面方向と直交する方向に離脱可能に係止保持
する筒状枠体18・・を設け、内側アーム部分9
aの上部壁及び左側壁に、各滑り板13・・のう
ちの上方のもの及び左方のものを外側アーム部分
9bがわへ押圧するボルト19及び20を取付
け、上方及び左方の滑り板13とボルト19,2
0との間に、滑り板押圧用金属製板状体21a,
21bを介在し、更に、各滑り板13・・のうち
の上方を除いたもの夫々における後端部を、アー
ム伸縮方向に互いに位置が相違する状態で配置
し、もつて、各第1滑り板13・・の夫々を筒状
枠体18・・に係止保持させる安価、簡単な構造
で取付けることができるように構成し、又各第1
滑り板13・・のうちの上方のもの及び左方のも
のをボルト19,20により外側アーム部分9b
がわへ押圧させることにより、使用に伴う摩耗に
拘らず第2アーム9をガタのない状態で良好に伸
縮させることができるように構成し、又、内側ア
ーム部分9aを、外側アーム部分9bに対して、
その先端部より後方へ移動させながら挿入させる
に際して、各滑り板13・・のうちのその後端部
が後方に位置するものほど先に枠体18に組付け
るようにしながら順次的に組付けることにより、
両アーム部分9a,9bの組付けを容易に行なえ
るように構成し、又、板状体21a,21bを設
けることによつて、滑り板13がボルト19,2
0にて局部的に押圧されることに起因して変形損
傷したり、滑り板13のボルト19,20による
被接当部が回動するボルト20との接触のために
局部的に大きく摩耗して損傷する等の不都合を回
避できるように構成してある。
前記第2滑り板14・・を外側アーム部分9b
に取付けるに、外側アーム部分9bにおける左右
側壁に、各滑り板14・・のうちの左方のもの及
び右方のものをそれの面方向に移動不能に且つそ
れの面方向と直交する方向に離脱可能に係止支持
する筒状枠体22,22を設け、外側アーム部分
9bにおける上部壁に着脱可能にボルト止着した
枠体23に、各滑り板14・・のうちの上方のも
のをそれの面方向に移動不能に且つそれの面方向
と直交する方向に離脱不能に係止支持するボルト
23aを取付け、外側アーム部分9bにおける底
部壁に載置支持する各滑り板14・・のうちの下
方のものをそれの面方向に移動不能に保持する筒
状の枠体24を、底部壁先端部から下方に向けて
突設した舌片28に左右一対のボルト29を用い
て固定可能に且つ、長孔30,30により上下位
置変更可能に取付け、外側アーム部分9bの上部
壁に取付けた枠体23及び右側壁に、各滑り板1
4・・のうちの上方のもの及び右方のものを内側
アーム部分9aがわへ押圧するボルト25,26
を取付け、更に、上方及び右方の滑り板14,1
4とそれを押圧するボルト25及び26との間
に、滑り板押圧用金属性板状体27a,27bを
介在し、もつて、前記第1滑り板13・・の取付
構造で述べた如く、第2滑り板14・・を安価、
簡単な構造で取付けることができるように構成
し、又、使用に伴う摩耗に拘らず第2アーム9を
ガタのない状態で伸縮させることができるように
構成し、更に、滑り板14,14がボルト25,
25により押圧されることに起因する損傷を回避
できるように構成してある。
に取付けるに、外側アーム部分9bにおける左右
側壁に、各滑り板14・・のうちの左方のもの及
び右方のものをそれの面方向に移動不能に且つそ
れの面方向と直交する方向に離脱可能に係止支持
する筒状枠体22,22を設け、外側アーム部分
9bにおける上部壁に着脱可能にボルト止着した
枠体23に、各滑り板14・・のうちの上方のも
のをそれの面方向に移動不能に且つそれの面方向
と直交する方向に離脱不能に係止支持するボルト
23aを取付け、外側アーム部分9bにおける底
部壁に載置支持する各滑り板14・・のうちの下
方のものをそれの面方向に移動不能に保持する筒
状の枠体24を、底部壁先端部から下方に向けて
突設した舌片28に左右一対のボルト29を用い
て固定可能に且つ、長孔30,30により上下位
置変更可能に取付け、外側アーム部分9bの上部
壁に取付けた枠体23及び右側壁に、各滑り板1
4・・のうちの上方のもの及び右方のものを内側
アーム部分9aがわへ押圧するボルト25,26
を取付け、更に、上方及び右方の滑り板14,1
4とそれを押圧するボルト25及び26との間
に、滑り板押圧用金属性板状体27a,27bを
介在し、もつて、前記第1滑り板13・・の取付
構造で述べた如く、第2滑り板14・・を安価、
簡単な構造で取付けることができるように構成
し、又、使用に伴う摩耗に拘らず第2アーム9を
ガタのない状態で伸縮させることができるように
構成し、更に、滑り板14,14がボルト25,
25により押圧されることに起因する損傷を回避
できるように構成してある。
第2図及び第5図に示すように、前記内側アー
ム部分9aの底部壁外面に付着した土砂を除去す
るスクレーパ31を、前記舌片28に対して、前
記ボルト29を用いて固定可能に、且つ、長孔3
2,32により上下位置変更可能に取付け、もつ
て、枠体24及びスクレーパ31をボルト29を
共用させた簡素な構造で取付け、又、枠体24が
保持する滑り板14が摩耗するに伴い、枠体24
を滑り板14の少なくとも上端部近くを保持させ
るよう上下位置変更調節する作業、並びに、スク
レーパ31を滑り板摩耗により上下位置が変化す
る内側アーム部分9aに対する適正作用状態に上
下位置変更調節する作業を、共用ボルト29,2
9に対する操作を行ないながら一挙に行なう状態
で容易迅速に行なえるようにしてある。
ム部分9aの底部壁外面に付着した土砂を除去す
るスクレーパ31を、前記舌片28に対して、前
記ボルト29を用いて固定可能に、且つ、長孔3
2,32により上下位置変更可能に取付け、もつ
て、枠体24及びスクレーパ31をボルト29を
共用させた簡素な構造で取付け、又、枠体24が
保持する滑り板14が摩耗するに伴い、枠体24
を滑り板14の少なくとも上端部近くを保持させ
るよう上下位置変更調節する作業、並びに、スク
レーパ31を滑り板摩耗により上下位置が変化す
る内側アーム部分9aに対する適正作用状態に上
下位置変更調節する作業を、共用ボルト29,2
9に対する操作を行ないながら一挙に行なう状態
で容易迅速に行なえるようにしてある。
尚、本案は滑り板摩耗に伴うガタ修正のため
に、外側アーム部分9bの底部壁に載置支持する
第2滑り板14を、シム等により高さ調節する形
態で実施してもよい。
に、外側アーム部分9bの底部壁に載置支持する
第2滑り板14を、シム等により高さ調節する形
態で実施してもよい。
又、本案は、実施例で述べた第1アーム7に適
用してもよい。又バツクホウの他、フエイスシヨ
ベルにおけるアームに適用してもよい。そして、
両アーム部分9a,9bとしては、角型の他、六
角型等の各種のものが使用できる。
用してもよい。又バツクホウの他、フエイスシヨ
ベルにおけるアームに適用してもよい。そして、
両アーム部分9a,9bとしては、角型の他、六
角型等の各種のものが使用できる。
以上要するに、本考案は、冒記シヨベル作業用
アームにおいて、前記滑り板13,14を前記内
側アーム部分9aの基端部外面及び前記外側アー
ム部分9bの先端部内面の周方向に振り分け位置
させる状態で取付け、前記スクレーパ31、及び
前記外側アーム部分9bの底部壁に載置する滑り
板14を保持する枠体24の夫々を前記外側アー
ム部分9bの先端部に対して、上下位置変更可能
な状態で且つボルト29を共用させた状態で取付
けてあることを特徴とする。
アームにおいて、前記滑り板13,14を前記内
側アーム部分9aの基端部外面及び前記外側アー
ム部分9bの先端部内面の周方向に振り分け位置
させる状態で取付け、前記スクレーパ31、及び
前記外側アーム部分9bの底部壁に載置する滑り
板14を保持する枠体24の夫々を前記外側アー
ム部分9bの先端部に対して、上下位置変更可能
な状態で且つボルト29を共用させた状態で取付
けてあることを特徴とする。
すなわち、滑り板13,14を内側アーム部分
9a基端部外面及び外側アーム部分9bの先端部
内面の周方向に振り分け位置させる状態で取付け
てあるから、例えば、滑り板13,14を内側ア
ーム部分9aの外面又は外側アーム部分9bの内
面にその全長に亘る状態で、且つ、周方向に振り
分け位置させる状態で取付けるに較べて、滑り板
13,14の必要量を減少させて滑り板13,1
4の簡素化を図ることができるのである。そし
て、特に本案によれば、スクレーパ31及び外側
アーム部分9bにおける底部壁に滑り板14を載
置保持する枠体24の夫々を、外側アーム部分9
bの先端部に対して、上下位置変更可能な状態
で、且つ、ボルト29を共用させた状態で取付け
るようにしてあるから、枠体24及びスクレーパ
31の夫々を各別に取付けるようにするに較べ
て、ボルト29の共用によつて滑り板14及びス
クレーパ31の取付構造の簡素化を図ることがで
きるとともに、例えば枠体24が保持する滑り板
14が摩耗した場合において、枠体24を滑り板
14の少なくとも上端部近くを支持する適正保持
状態に維持させるよう上下位置変更調節する作
業、並びに、スクレーパ31を滑り板摩耗に伴い
上下位置が変化する内側アーム部分9aに対する
適正作用状態に維持させるよう上下位置変更調節
する作業を、共用させたボルト29を操作しなが
ら一挙に行なう状態で、容易、迅速に行なうこと
ができるのであり、実用上の利点大である。
9a基端部外面及び外側アーム部分9bの先端部
内面の周方向に振り分け位置させる状態で取付け
てあるから、例えば、滑り板13,14を内側ア
ーム部分9aの外面又は外側アーム部分9bの内
面にその全長に亘る状態で、且つ、周方向に振り
分け位置させる状態で取付けるに較べて、滑り板
13,14の必要量を減少させて滑り板13,1
4の簡素化を図ることができるのである。そし
て、特に本案によれば、スクレーパ31及び外側
アーム部分9bにおける底部壁に滑り板14を載
置保持する枠体24の夫々を、外側アーム部分9
bの先端部に対して、上下位置変更可能な状態
で、且つ、ボルト29を共用させた状態で取付け
るようにしてあるから、枠体24及びスクレーパ
31の夫々を各別に取付けるようにするに較べ
て、ボルト29の共用によつて滑り板14及びス
クレーパ31の取付構造の簡素化を図ることがで
きるとともに、例えば枠体24が保持する滑り板
14が摩耗した場合において、枠体24を滑り板
14の少なくとも上端部近くを支持する適正保持
状態に維持させるよう上下位置変更調節する作
業、並びに、スクレーパ31を滑り板摩耗に伴い
上下位置が変化する内側アーム部分9aに対する
適正作用状態に維持させるよう上下位置変更調節
する作業を、共用させたボルト29を操作しなが
ら一挙に行なう状態で、容易、迅速に行なうこと
ができるのであり、実用上の利点大である。
さらに詳述すると、枠体24にて滑り板14を
支持させるに、滑り板14の変形損傷を回避させ
る必要上極力滑り板14の上端部近くを保持させ
る方が好ましいものであり、又、スクレーパ31
は、滑り板摩耗に伴い上下位置が変化する内側ア
ーム部分9aの位置変化に伴い上下位置変更させ
る必要がある。そして、本案は、枠体24の上下
位置変更調節及びスクレーパ31の上下位置変更
調節は、滑り板摩耗に応じて同時期に行なうもの
である点に着目し、ボルト29を共用させて取付
けることにより、取付構造の簡素化を図るのみな
らず調節作業の容易化をも図るようにしたもので
ある。
支持させるに、滑り板14の変形損傷を回避させ
る必要上極力滑り板14の上端部近くを保持させ
る方が好ましいものであり、又、スクレーパ31
は、滑り板摩耗に伴い上下位置が変化する内側ア
ーム部分9aの位置変化に伴い上下位置変更させ
る必要がある。そして、本案は、枠体24の上下
位置変更調節及びスクレーパ31の上下位置変更
調節は、滑り板摩耗に応じて同時期に行なうもの
である点に着目し、ボルト29を共用させて取付
けることにより、取付構造の簡素化を図るのみな
らず調節作業の容易化をも図るようにしたもので
ある。
図面は本考案に係るシヨベル作業用アームの実
施の態様を例示し、第1図はドーザ兼バツクホウ
作業車の側面図、第2図は第2アームの一部省略
切欠き側面図、第3図は第1滑り板装着部を示す
縦断背面図、第4図は第2滑り板装着部を示す縦
断背面図、第5図は枠体及びスクレーパの斜視図
である。 9a……内側アーム部分、9b……外側アーム
部分、13,14……滑り板、24……枠体、2
9……ボルト、31……スクレーパ。
施の態様を例示し、第1図はドーザ兼バツクホウ
作業車の側面図、第2図は第2アームの一部省略
切欠き側面図、第3図は第1滑り板装着部を示す
縦断背面図、第4図は第2滑り板装着部を示す縦
断背面図、第5図は枠体及びスクレーパの斜視図
である。 9a……内側アーム部分、9b……外側アーム
部分、13,14……滑り板、24……枠体、2
9……ボルト、31……スクレーパ。
Claims (1)
- 内側アーム部分9aを筒状の外側アーム部分9
bに摺動自在に内嵌させ、前記両アーム部分9
a,9bの間に滑り板13,14を介在させ、前
記内側アーム部分9aの底部壁外面に付着した土
砂を除去するスクレーパ31を、前記外側アーム
部分9bの先端部に取付けたシヨベル作業用アー
ムであつて、前記滑り板13,14を前記内側ア
ーム部分9aの基端部外面及び前記外側アーム部
分9bの先端部内面の周方向に振り分け位置させ
る状態で取付け、前記スクレーパ31、及び前記
外側アーム部分9bの底部壁に載置する滑り板1
4を保持する枠体24の夫々を、前記外側アーム
部分9bの先端部に対して、上下位置変更可能な
状態で且つボルト29を共用させた状態で取付け
てあることを特徴とするシヨベル作業用アーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16684481U JPS5872253U (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | シヨベル作業用ア−ム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16684481U JPS5872253U (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | シヨベル作業用ア−ム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5872253U JPS5872253U (ja) | 1983-05-16 |
JPS6111331Y2 true JPS6111331Y2 (ja) | 1986-04-10 |
Family
ID=29958982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16684481U Granted JPS5872253U (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | シヨベル作業用ア−ム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5872253U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009107825A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Aichi Corp | 伸縮ブーム |
JP5166352B2 (ja) * | 2009-06-01 | 2013-03-21 | コベルコクレーン株式会社 | 多段伸縮ブーム |
US11111115B2 (en) * | 2017-03-02 | 2021-09-07 | Maniitowoc Crane Companies, LLC | Wear pad with insert for telescoping boom assembly |
-
1981
- 1981-11-09 JP JP16684481U patent/JPS5872253U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5872253U (ja) | 1983-05-16 |
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