JPS61112439A - 衛星を利用した無線交信システムおよびメッセージ伝達方法 - Google Patents

衛星を利用した無線交信システムおよびメッセージ伝達方法

Info

Publication number
JPS61112439A
JPS61112439A JP60204174A JP20417485A JPS61112439A JP S61112439 A JPS61112439 A JP S61112439A JP 60204174 A JP60204174 A JP 60204174A JP 20417485 A JP20417485 A JP 20417485A JP S61112439 A JPS61112439 A JP S61112439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
remote transceiver
transceiver
transmitting
interrogation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60204174A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0815266B2 (ja
Inventor
ジエラード キツチン オニール
レスリー オー.スンブリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JIOSUTAA CORP
Original Assignee
JIOSUTAA CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JIOSUTAA CORP filed Critical JIOSUTAA CORP
Publication of JPS61112439A publication Critical patent/JPS61112439A/ja
Publication of JPH0815266B2 publication Critical patent/JPH0815266B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S19/00Satellite radio beacon positioning systems; Determining position, velocity or attitude using signals transmitted by such systems
    • G01S19/38Determining a navigation solution using signals transmitted by a satellite radio beacon positioning system
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/87Combinations of radar systems, e.g. primary radar and secondary radar
    • G01S13/878Combination of several spaced transmitters or receivers of known location for determining the position of a transponder or a reflector
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B17/00Monitoring; Testing
    • H04B17/40Monitoring; Testing of relay systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/185Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
    • H04B7/1853Satellite systems for providing telephony service to a mobile station, i.e. mobile satellite service
    • H04B7/18545Arrangements for managing station mobility, i.e. for station registration or localisation
    • H04B7/18547Arrangements for managing station mobility, i.e. for station registration or localisation for geolocalisation of a station
    • H04B7/1855Arrangements for managing station mobility, i.e. for station registration or localisation for geolocalisation of a station using a telephonic control signal, e.g. propagation delay variation, Doppler frequency variation, power variation, beam identification
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/185Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
    • H04B7/1853Satellite systems for providing telephony service to a mobile station, i.e. mobile satellite service
    • H04B7/18567Arrangements for providing additional services to the basic mobile satellite telephony service
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/185Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
    • H04B7/1851Systems using a satellite or space-based relay
    • H04B7/18513Transmission in a satellite or space-based system

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、一般に、無線位置決めおよび無線交信システ
ムに関するものであり、特に、1個以上の人工衛星をレ
ンジ信号およびメツセージ信号の中継局として利用する
無線位置決めおよびメツセージ伝達システムに係わるも
のである。
〔先行技術の説明〕
本発明は、1982年11月16日付けで本発明者(G
、に、O’ Ne1ll)に付与された米国特許第4゜
359、733号の明細書において開示した衛星利用位
置決めシステムの改良もしくは応用に関するものである
。この先行システムでは、受信した一般質。
開信号に答えて、特別にコード化したビーコンまたは応
答信号を送信することができるようなトランスポンダを
、利用者の車両に搭載する。そして、車載トランスポン
ダで作られた応答信号を受信し再送信するため、中継器
を搭載した衛星を3個、地球上の互いに離れた軌道位置
に打上げる。地上局は、周期的に一般質問信号を送信し
ながら、3個の衛星から再送信されてくる応答信号を受
信してこれを処理し、利用者車両の現在位置を求める。
地上局で信号重複が起ったり機器能力が飽和状態になる
のを避けるため、米国特許第4,359,733号明細
書の車載トランスポンダには、最初の一般質問信号にト
ランスポンダが応答してからある一定時間は、後続の一
般質問信号に対するトランスポンダの応答が行なわれな
いように抑制する手段が設けである。これによって、受
信局における信号重複を減らすため従来必要と考えられ
てきた。
各トランスポンダに対する個別のアドレス付与。
時間スロットによるポーリング、多重周波数等の複雑な
技術を使う必要性がなくなった。さらに、抑制時間を変
更することもできるので、利用者のクラスごとに有効応
答率を調整したり、あるいは同一の利用者に対しても需
要頻度の時間帯による相違に応じて修正でき、しかも地
上局における実際の質問率を加減せずに、調整可能であ
る。
米国特許第4.359.733号明細書で開示したシス
テムは、単に位置計算の目的で利用者車両から発信され
るレンジ信号を受信するにとどまらず、地上局と利用者
車両との間のメツセージを仲介するのにも有効である。
メツセージの例としては、利用者から地上局へ送られる
緊急警報や、地上局から利用者車両へ送られる計算位置
情報とか航法情報がある。利用者車両から地上局へ送ら
れる″内向き″メツセージの場合、メツセージデータを
利用者の機器にキーで打込み、次の質問信号に対する利
用者応答の一部として送り出す。地上局から利用者車両
への″外向き″メツセージの場合には、メツセージを伝
達すべき特定の利用者を識別する宛先アドレスをメツセ
ージに含ませる。ある種の利用者クラス、たとえば航空
機の場合には、衛星との見通し交信状態の確保に関する
問題は通常起らない。しかしながら、その他の利用者ク
ラスにとって、衛星への交信リンクの状態が、常に良好
であるとは限らない。特に、移動中の地上交通機関は、
ビルや枝葉の密生した樹木のそばを通ったり、トンネル
を抜けたりするなど障害物に遭遇する機会が多く、交信
リンク状態が悪くなって送信不能に陥るという基本的な
問題がつきまとう。
このような条件下で、利用者がメツセージを送信したり
、あるいは地上局が利用者へメツセージを送ってみても
、メツセージは届かず、操作の繰返しが必要である。
利用者側にしてみれば、メツセージ送信の繰返しは余計
なパワー消費を意味し、電池作動式の機器の場合、特に
不利である。地上局におけるメツセージ再送信も、衛星
のパワーを浪費し、かつ信号トラフィックの総量が増加
するという点で不都合である。
〔発明の概要〕
本発明によれば、利用者と1個以上の衛星との間の無線
交信リンクの状態をモニターする機能を利用者機器に備
えさせることによって、前述したような不利な点や制限
条件を大幅に取除くことができる。利用者の機器は、リ
ンク状態が良くなるまで地上局からの質問に対し応答し
ない、したがって、メツセージ送信における余計なエラ
ーの発生が回避され、目的とする宛先まで届きそうもな
いメツセージを送信して送信器のパワーを浪費するとい
う確率が低くなる。
一方において、本発明は、無線交信リンクを経て質問信
号を送信するための中央局と、無線交信リンクを経て中
央局からの質問信号を受信するための遠隔トランシーバ
と、を含む無線交信システムの提供を意図する。遠隔ト
ランシーバは、中央局へ応答信号を送信することによっ
て、質問信号に応じる、遠隔トランシーバには中央局と
遠隔トランシーバとの間の無線交信リンクの状態を測定
し、そして交信リンクの状態が少なくとも予め設定して
おいた最低条件を満すときだけ、トランシーバによる応
答信号の送信を許容するためのコントロール手段を備え
る。このコントロール手段には、受信した質問信号中の
エラーを検出し、そしてこのようなエラーの有無によっ
て交信リンク状態の測定値を誘導する機能をもたせるの
が望ましい。特に好適な実施態様として、最近に受信し
た多くの質問信号から検出したエラーの計数値を連続的
に蓄積し、この計数値を予め設定しておいた限界値と比
較することによって、交信リンクの状態がトランシーバ
による応答信号の送信に必要な所定の最低条件を満すか
どうかを判断する能力を、前記コントロール手段に与え
ておく。
他方において、本発明は、遠隔トランシーバから衛星を
介し地上局へメツセージを伝達するための無線交信シス
テムの提供を意図する。この交信システムには、エラー
検出コードを含む質問信号を受信し、そして質問信号に
応じメツセージ情報をもった応答信号を送信するための
遠隔トランシーバを備える。地上局は、エラー検出コー
ドを含む質問信号を送信し、そして遠隔トランシーバか
ら応答信号を受信する働きをする。このシステムの場合
、さらに、地上局からの質問信号を遠隔トランシーバへ
中継し、そして遠隔トランシーバからの応答信号を地上
局へ中継するために、少なくとも1個の中継衛星を利用
する6遠隔トランシーバには、遠隔トランシーバに至る
無線交信リンクの状態を指示すべく、受信した質問信号
中のエラー検出コードを利用するためのコントロール手
段を設ける。このコントロール手段は、交信リンクの状
態が予め設定しておいた最低条件に達するまで、遠隔ト
ランシーバによる応答信号の送信を抑制する機能をもつ
、さらに、遠隔トランシーバのコントロール手段には、
利用者に至る交信リンクの状態の測定値を表示するため
の表示手段を取付けるのが好適である。
本発明に係るさらに別の利点、特色は、以下に述べる実
施例の詳細な説明および特許請求の範囲の記載によって
明らかにする。
〔実施例の説明〕
本発明に係る種々の目的、利点および新規な特徴につい
ては、添付の図面を参照し以下に詳しく述べる説明によ
って容易に理解できるであろう。
全図面を通し、類似の機器や素子に対しては、共通の符
号を付けである。
概論ニー 引 すでに利用した米国特許第4 、355 、733号明
細書においては、多数の衛星を介して中継されるレンジ
信号によって多くの利用者車両の位置決めを行なうシス
テムが開示されている。さらに、ある特殊なタイプのメ
ツセージを地上局と利用者車両との間で交信する方法に
も言及している。利用者車両から地上局への内向きリン
クの場合、この種のメツセージとしては緊急事態の警告
信号などが含まれる。また地上局から利用者車両への外
向きリンクの場合には、計算の結果得られた位置情報や
航法情報が、メツセージとして含まれる。この能力を応
用すれば、衛星および地上局を仲介として異なった利用
者同士がメツセージを交換することも可能である。ある
利用者が他の利用者または地上局へメツセージを送りた
い場合には、そのメツセージを利用者の送信器に打込ん
でおき、次の質問信号に対する利用者の応答信号の一部
として送り出せばよい。メツセージには宛先利用者を特
定するアドレスを含ませるか、あるいは地上局向けのメ
ツセージの場合には、その地上局を特定する所定のアド
レスを使えばよい。
本発明に係る好適な実施例においては、中継器を搭載し
た3個の衛星を、地球上の静止赤道軌道に打上げ、そし
て各衛星には、この軌道に沿う異なった経度位置を占め
さセる。この位置関係を第1図に示す。3個の衛星を、
それぞれSl、S2およびS3と表わす。ただし1本発
明の場合、衛星S1、S2およびS3が静止軌道上にあ
る必要性はない。任意の時刻における衛星の位置が容易
に捕捉できさえすれば、近似同期軌道、非同期軌道、楕
円軌道、傾斜軌道その他いかなるタイプの軌道であって
もよい、しかしながら、解析を単純化し、かつ固定地上
局の場合について本発明の作用を述べるため、以下の説
明では、第1図に示した一般的位置関係において、衛星
S1、S2およびS3はいずれも地球上の静止軌道にあ
るものと仮定する。
第1図を参照し、地上局GSからは絶えずディジタル変
調信号を送信する。この信号を、パ外向き″信号と称す
る。外向き信号は、一連の質問信号フレームをもって構
成し、各フレームには質問パルスとして働くビットと情
報ビットとの特殊なパターンを含ませる1図示の実施例
の場合、フレームの送信率は、毎秒95フレームのオー
ダである。外向き信号は、周波数F1で衛星S2に送信
され、この衛星で周波数はF3に変えられ、ここから本
システムのサービスが及ぶ全有効域に外向き信号を放送
する。この外向き信号は、複数の利用者トランシーバ、
たとえば第1図のトランシーバTで受信される。利用者
としては、航空機から歩行者に至る種々の地表移動物体
、非地表移動物体が包含される。他の静止利用者あるい
は移動利用者とメツセージを交換したい静止利用者も、
本システムによるサービスを享受することができる。
利用者Tが現在位置の情報を得たいとか、メツセージを
送りたいような場合には、トランシーバを用いて次に受
信する質問信号に答えるとき、パルスグループの形式の
応答信号を送信する。このタイプの信号を゛′内向き″
信号または応答信号と称する。内向き信号は、レンジコ
ードと利用者識別コードさらに要すればメツセージを含
み、そして質問信号の受信と同期して送信される。
第2図を参照し、内向き信号は周波数F4で衛星S1、
S2およびS3へ送信される。各衛星は、この内向き信
号を周波数F2で地上局O3へ転送する。3個の衛星の
既知である位置情報と、地上局からの質問信号の送信時
刻と、転送された応答信号の地上局での受信時刻とに基
づき、地上局では、衛星S1と利用者との間の距離、衛
星S2と利用者との間の距離および衛星S3と利用者と
の間の距離を計算できる。この情報に基づき、利用者は
、第3図に示すように、衛星S1を中心とする半径D個
の球面上に位置すると同時に、衛星S3を中心とする半
径D3の球面上にも存在することがわかる。2個の球面
が交差する線は、利用者の位置を通る円であり、これは
位置線(LOP)として知られている。利用者はまた。
衛星S2を中心とする半径D2の球面にも位置するので
、第4図に示すように、この球面とLOPとの交点とし
て利用者位置が求められる。衛星S2を中心とする球面
とLOPとの交点は、常に2個所存在する。しかしなが
ら、これらの交点は、北半球と南半球の対称位置に存在
するから、利用者が認識している自己の位置に関する概
略的知識によって不確定さは解決される。
正確な利用者位置は、2進メツセージとしてコード化し
、特定の利用者向けのアドレスを付け、次に送信すべき
外向き信号フレームのひとつに組込む。外向き信号は、
衛星S2を介して転送され、利用者によって受信され復
号化されて読取られる。
本システムの応答時間、すなわち利用者が位置要求を発
信してから位置メツセージを受取るまでの時間的遅れは
、通常の場合、0.6秒程度である。
注意すべきこととして、メツセージ伝達に必要なのは、
位置要求と異なり、応答信号用の内向き衛星リンクだけ
である。したがって、もし利用者がメツセージの送受信
は行ないたいが1位置情報は欲しくないような場合は、
見通しのよい位置にただ1個の衛星があればよい。
2人の異なる利用者からの利用者応答信号が、はぼ同時
に1個以上の衛星に到達し、重複するという可能性はあ
る1本発明においては、この可能性を、コード分割多重
アクセス(CDMA)方式とランダムアクセス時分割多
重アクセス(TDMA)方式との組合せによってうまく
処理できる。
各利用者には、それぞれ擬似雑音(PN)コードを割当
て、これに則して利用者トランシーバは自己の搬送波を
変調する。変調を行なうに先立って、データビットすな
わち利用者識別ビットおよびメツセージビットをチップ
と称されるコードシンボルに付加する9図示の実施例に
おいて、データ率は、1ビット当り625チツプの比率
となるコードシンボル率に比して遥かに低い、地上局に
おいて、受信した信号からPNコードを取除く処理を行
なう結果、相互妨害が許容しうる程度まで低くなり、数
個の信号を同時に受信することが可能となる1図示の実
施例では、32個の異なったPNコードを利用者に割当
てるので32個の異なった信号を同時に地上局で受信可
能である。
万が一12人の利用者からの内向き信号が同一のPNコ
ードを重複して使った場合には、一方または両方の信号
が地上局において正しく受信されないことになる。もし
、利用者トランシーバが。
要求信号を、発信してから0.7秒以内に地上局から着
信確認信号または位置確認信号が返ってこなかったなら
ば、利用者トランシーバ側としては重複が起ったものと
想像し、要求信号を再送信する。
重複の繰返しを避けるため、各利用者トランシーバは、
要求再送信を行なう前にランダムな待ち時間を設けるの
がよい。
市街地や山岳地帯を走行中の車両利用者の便宜をはかる
ため1本発明はリンク状態の測定に基づく送信コントロ
ール方式を提供する6自動車で市街地を走行する利用者
の様子を、第5図に示す。
図示の実施例で、利用者Tが衛星S2を見通せるのは、
位置BおよびDにおいてである。しかし、利用者位置A
、CおよびEでは、それぞれ邪魔になるビル22.24
.26のため、利用者と衛星を結ぶ経路は、著しく阻害
される。好適な実施態様として、利用者トランシーバは
自動的かつ連続的にリンク状態を監視し、リンク状態が
有効な場合にだけ送信を行なうように構成する。地上局
から利用者への外向き信号の各フレームには、パリティ
−チェックビットの形でデータビットに付加したエラー
検出コードを組込んでおく、このコードを復号化すれば
、利用者トランシーバは、フレーム内にビットエラーが
生じたことを知りうる。
このようにして、トランシーバは、各フレームに対し1
個のリンク状態の検査をするか、または毎秒約95の検
査を行なう。好適な実施態様として、利用者トランシー
バは、ある一定時間にわたるリンク状態を平均化する。
特に、トランシーバでは、最近に受信した7フレーム中
に発生したエラーのフレーム数を連続的に計数する。リ
ンク状態を平均化する時間中においても、利用者がビル
その他の障害物の間を通過する場合には、トランシーバ
からメツセージを送信するのに十分な時間的余裕が生じ
る。(たとえば、毎時60マイルの速度で、7フレーム
とは約2mの移動距離に相当する。)さらに、リンク状
態の情報は、トランシーバの表示パネルを介して利用者
にも常に知らされる。
外向きリンクに乗せる送信に関しても同様にコントロー
ルできる。長いメツセージを送信するに先立って、地上
局からは、リンク有効性探査プローブ(LAP)、メツ
セージを伝える相手となる利用者に宛てた短い間合せ信
号を送る。リンク状態が良ければ、利用者はLAPに対
し確実に応答する。そうすれば地上からメツセージを送
信することになる。このようにして、長いメツセージは
確実に相手の利用者に届く場合だけ送られることになる
ので、本システムの信号交信容量を最大限に活用するこ
とが可能である。
本発明のさらに別の特長は、多重着信確認の交換ができ
る点にある。利用者からの“メツセージが地上で正確に
受信されると、着信確認信号(ACK−1と略記する。
)が発信元の利用者に送り返され、そしてこのメツセー
ジが宛先の利用者へ伝達される。つぎに、このメツセー
ジが宛先利用者のトランシーバで正確に受信されると、
第2の着信確認信号(ACK−2と略記)が、地上局を
介して、発信元利用者へ送り返される。このメツセージ
を宛先利用者が読取ったら、第3の着信確認信号(AC
K−3と略記)を発信元利用者へ送り返す。このように
して、発信元利用者は、本システムによってメツセージ
伝達経過の完全な記録をもてることになる。
以下に詳しく説明するが、本発明のさらに付加的特長と
しては、多重同時外向き信号、外向きリンクに乗せるP
Nコードの交換、測定したリンク状態に基づく外向きチ
ップ/ビット比のコントロール、利用者レベルにおける
ランダムビーム探索。
および精粗時間スロットによる利用者応答のコード化等
がある。
位置計算ニー 第1〜4図を参照し、利用者Tの位置座標を、時刻To
に地上局で生成された質問信号に応じて作られた復帰信
号の到達時間T1、T2、およびT3の計測値に基づい
て計算する方法を、以下に説明する0便宜上、計算は通
常の球座標(r、θ、φ)を用いて行なう、ここに、r
は地球の中心から図った距離、θは90度から緯度を差
引いた角度、モしてφはグリニジ基準子午線からの経度
を表わす、これを用い、地上局GS、衛星SL、S2お
よびS3ならびに利用者Tの各座標はそれぞれつぎのよ
うに表わす。
地上局’  (1”45 、  ゐ9 、4)衛星Sl
:  (rt+  、  /、+  p  〆tl  
)衛星s 2 :  (rs2.  /4x 、  p
’52)衛星S3:(r/J、  乙t、fsa)利用
者=(rア  i7   外 ) 利用者Tの座標以外の座標は、すべて既知である。既知
もしくは計測可能なその他の必要な数値は、質問信号の
送信時刻TO1利用者トランシーバの応答遅れToおよ
び衛星中継器の応答遅れもである。最後の毛は、全衛星
について同一であると仮定する。なお、すべての信号は
、一様に、光速(c)で伝わるものと仮定する。特殊な
状況下では、これらの仮定条件のいずれかが、ある程度
不正確になることもある。このようなときは、以下に挙
げる方程式に通常のやり方で、適当な修正を施せばよい
一般ニ、2点(ro  Ity  九) オヨび(rl
1: 、 Sr )間の直線距離は1次式で求められる
d   =  [:(7’i  5in7i  cos
li −ど”65+Jo(15f。ン2ヤ(n c、4
− r7o cog/9o )2J’  (1)したが
って、信号がこの距離を光速(c)で伝わる伝達時間Δ
Tは、つぎのようになる。
AT=(%汀(r+ y;J Co51i −1’o 
S in Its Cob 7)”簡単にするため、式
(2)の右辺を次式のように関数で表現することとする
A丁= f 〔(曳z、、〆a’) 、(rr、 e:
、fr>3< 3 )この表わし方は以下の説明でもよ
く用いるが、関数fはあくまで、完全に書き表わすと長
くなりすぎる式(2)の右辺を略記したものであること
に留意されたい。
2点(ro、乙、1.)および(ね、乙、、〆j)の座
標を、式(1)および(2)中で交換してみれば明らか
なように、距離の計測値したがって伝達時間は、同一に
なる。簡単な関数表現でこのことを表わせば、つぎのよ
うになる。
第1および2図を参照し、地上局からの質問信号の送信
時刻Toと、衛星S2を経由して復帰信号が地上局へ到
達する時刻T2どの時間差は、つぎのようになる。
ヤT5ヤH(rT、 llT、 Ir)、(r”sx、
l;’sx 、AA”J式(4)を代入し、共通項をま
とめれば1次式が得られる。
衛星S1およびS3からの復帰信号に対する式は、各経
路に衛星2個が含まれるため、長くなる。
衛星S1を経由して復帰する信号の場合は、つぎのよう
になる。
+Tsす〔(rats、 ks、 Ic、s)、Cb、
ノ5yfs+’Dc 7 )同様にして、衛星S3を経
由して復帰する信号の場合は、つぎのようになる。
式(6)、(7)および(8)は、3式から成る連立方
程式となり、利用者の座標(I/′Ta−r−y) 戸)だけが未知数である。残りは、既知もしくは直接測
定可能な数値である。これらの式から利用者座標(rテ
、h、fr)を求めるには、標準マトリックス法を使え
ば解ける。たとえばKorn andKorn著“Ma
thematical Handbook for 5
cientistsand Engineers”Mc
Graw−Hill、New York、1961(マ
グロ−ヒル刊、″′理工学者用数学ハンドブック”19
61年版)の第13章を参照されたい。解答が得られた
ら、座標分から地球の半径もを差引き、平均海面(MS
L)以上の利用者の海抜高度に換算する。また座標8ア
については、(9o°−i丁)の差を計算して利用者の
緯度に換算する。座標台は、そのままで利用者の経度に
に等しい。 さらに、式(6)、(7)および(8)を
参照し、地上局コンピュータの側からみれば、座標((
=+。
汐≦+、f+)、 (’Qy 、 isλ、f5コ)お
よび((sitん。
A3)は静止衛星のものであるから、いずれも定数とし
て扱っている。これは近似的には正しいといえるが、太
陽や月の引力の影響を受け、静止衛星の軌道位置に微小
な摂動が誘起されるのがむしろ通常である。この理由か
ら、式(6)、(7)および(8)中の衛星の座標は変
数として残しておき、利用者位置を計算する過程におい
て地上局コンピュータから数値を代入した方がよい。こ
のように数値を代入した座標は、地上局コンピュータの
メモリに蓄積された衛星位置スケジュールに基づき、あ
るいは衛星位置を周期的に直接観測することによって、
絶えず、更新してゆく。
衛星S1、S2およびS3については、これまで静止衛
星であると仮定してきたが、もし非静止衛星であるなら
ば、前述した衛星座標の継続的更新は、随意的条件とい
うよりも、むしろ必須条件になる。同様に、地上局が固
定局でなく移動局である場合には(たとえば海上を航行
する船舶に積載した場合などには)、式(6)〜(8)
中の地上局座標(r−ふ 、 ん )は変数として残し
ておき、利用者位置の計算を行なうに先立って。
数値を更新し代入すべきである。
地理学的には、式(6)、(7)および(8)の解とし
て、利用者Tの位置として可能性のある2個所の鏡像位
置が現れる。一方は北半球に、他方は南半球に現れる。
この不確定毎は、3個の衛星SL。
S2およびS3がすべて地球の赤道面に存在し、また赤
道面が本システムの対称面をなしているという事実によ
ってもたらされることは、直観的に理解できるであろう
。このことは、赤道上に配置した地上局において時刻T
oに作られた質問信号は、赤道から北の与えられた緯度
、経度および高度のところに存在する利用者に対しても
、また赤道から南方へ等しい緯度、経度および高度のと
ころに存在する利用者に対しても、復帰信号の到達時刻
Tl、T2およびT3は全く同じ組合せとなって現れる
ということに注目すれば理解しやすい。
しかしながら、実際にはこの不確定性は瑣末な問題にす
ぎず、利用者が自己の所在に関し概略的な知識をもって
いれば1本システムのソフトウェアによって簡単に解決
できることである。
質問信号の頻度次第、本実施例の場合のように毎秒95
回程度になると、特別な形の位置不明確さが招来される
0時刻T1に地上局に達した利用者応答信号は、数個の
質問信号のしζずれに対しても送られつるので、結果と
して可能な利用者位置として複数の解が現れてくる。し
かしながら、可能な位置同士の間の最小間隔は、0.0
105sec/ 2に光速を乗じた積、すなわち157
51mに等しい、この不明確さは、利用者が自己の位置
に関する概略的知識をもつことによって、最も簡単に解
決できる。この概略的知識は1本システムのメツセージ
交信能力を利用し、事前にあるいは時折、利用者に質問
を発し、利用者の大まかな周辺地域、たとえば利用者の
所在する米国内の特定の州名等を知ることによって得ら
れる。
添付図面には、3個の衛星を利用するシステムを図示し
であるが、付加的衛星を予備(たとえば軌道上に打上げ
たスペア衛星として機能するもの)として加えてもよい
し、あるいは本システムの地理的有効範囲を拡張するた
めに、衛星を追加してもよいことは、もちろんである、
また、地表に存在する利用者たとえば自動車、船舶ある
いは歩行者などに対しては、最小限必要な衛星の数を、
3個から2個に減らすことができる。すなわち、このよ
うな場合には、利用者の高さ座標を、地上局において蓄
積しておいた地勢標高図から求めうるからである。蓄積
地勢図を利用する2衛星システムについては、本出願人
により昭和60年8月9日に特許出願を行なった特願昭
60−176738号明細書(1984年8月16日付
は米国特許出願第641.385号に基づく優先権主張
)に開示しであるので、参考にされたい。
信号フォーマットニー 地上局と利用者との間で交信される信号の標準的フォー
マットを、第6.7.9および10図に示す、地上局か
ら送信される外向き信号の全体図が第6図である。図示
のフォーマットのように、連続的な外向きデータストリ
ームは、擬似雑音(P N)コードのシーケンス中に組
込む1図示の実施態様では、シーケンス長さを1310
71チツプ。
基本となる本システムの作動時間の基準は、第6図のL
lで表わした全“1″状態でフレームコードを繰返すこ
とによって設定する。全1状態は、利用者トランシーバ
が質問パルスとして解読する。
すなわち、ここから応答を開始すべき時間的基標として
受取られる。後にも述べるように、トランシーバは第6
図のL2で示したように、PNシーケンスの最後の僅か
なチップを使用し、フレーム基標を最初に捕捉しやすく
する。図示の実施例では、この目的のために、127チ
ツプを使っている。
第7図は、外向き複合信号のフォーマットを示す詳細図
である。第8図は、複合フォーマットの作り方の一例を
示すものである0種々の利用者に向けたメツセージは、
第7図に示すように、地上局において、これらのメツセ
ージと、パリティ−チェック用ピットシーケンスPCの
付加的データフレームとから成るデータフレームとして
組合わせる。図示の実施例の場合、データフレームの長
さは679ビツトである。第8図のユニット28によっ
て付加されたパリティ−チェックビットを含んだフレー
ムデータは、線30に伝えられる。
利用者への外向きリンクに生じるエラー発生率を改善す
るため、第8図のユニット32で示すようなフォワード
エラー修正(FEC)を利用する。
図示のFECエンコーダの場合は、データビット毎に2
個のコードシンボルを、仮定しているが、特定の外向き
リンクの雑音特性次第では任意の適当なコード拡張を選
択できる。この実施例では、1/2の比率のコード化を
、コンポルージョン形エンコーダを使った従来周知の技
術によって行なう、’FECエンコーダの出力信号は、
PNコード生成器36の出力と共に、モジューロ・2加
算器34に与えられ、複合出力信号として線38に送り
出される。この複合出力信号は、地上局のRF(無線周
波数)搬送波を変調するのに使われる。
P’N生成器36は1通常の桁送りレジスタ技術を応用
すればよい。
第9図は、前述した外向き時間基準に答えて利用者トラ
ンシーバから送信される内向き信号の標準的内容を示し
た詳細図である。連続的に発信される外向き信号と異な
り、任意の特定利用者からの内向き信号は、バースト信
号である。利用者応答には、2個の擬似雑音(PN)コ
ードのシーケンスを適用する。第9図のように、標準的
フォーマットは、数個の明確なフィールドに分れている
パ短いPNNコード上表わしたフォーマットの先頭フィ
ールドには、地上局による応答信号の捕捉を援助するプ
リアンプルを入れる。第9図のL3で表わしであるよう
に、捕捉援助は、1023チツプのPNシーケンスを6
回繰返し送信することによ・て行ない、それに続は十へ
表わすようしこ同しシーケンスを逆向きにして送信する
。このシーケンスは、地上局の整合フィルタと差分復調
器とによって検出され、レンジング受信器に対する初期
設定パルスとなる。第9図のパ長いP Nコード″は。
内向きリンクに要求される高い値のコード拡張率を得る
のに必要であって、これは地上局で遅延ロックループを
用いて検出される。現在の技術水準では、2重PNシー
ケンスアプローチが好適といえる。その理由は、長いコ
ードに対して表面弾性波(SAW)デバイスを使った相
関整合フィルタは、まだ実用的になっていないからであ
る。
遅延ロックループに対する実際のコードは、データの広
帯域伝送を可能にする長さ131071チツプのシーケ
ンスから成っている。′長いPNコードパは、外向きリ
ンクに使われる特定のPNコードとは異なる。さらに、
ここで述べている位置決めシステムは、それぞれが割当
てられた特定の1′短いPNNコード上“長いPNコー
ド′°をもっているようなカテゴリーに利用者を分類す
る用意もしである。このようなコードの直交系セットか
ら割当てコードを選択することによって、利用者応答は
地上局において自動的に分離され、そしてシステム全体
の処理能力が向上する。
1023チツプの初期設定シーケンスが終ると、利用者
データのない″長いPNNコード上ある時間だけ送られ
、地上局の遅延ロックループを安定状態に落着かせる。
この時間を、第9図ではT ACQで表わしである6図
示の実施例の場合、この時間は5ミリ秒の長さである。
この時間の次に、割当てられた特定の利用者識別(ID
)コードと、フィールドMLZ(メツセージの長さを指
示するコード)とで始まる利用者データの送信が続く6
フイ一ルドMLIは、その後に続く任意の随意的利用者
メツセージを指示するコードである。第10図に、ML
Iと、後続の利用者メツセージとの間の可能な相互関係
を示す0通常の場合、利用者が位置決め要求をするには
、利用者IDと、″メツセージなしパを表わすMLIと
を送信すれば足りる。この実施例の場合、利用者IDは
、通常28ビツトワードであり、一方MLIは通常2ビ
ツトワードである。
後述するように、利用者データのフィールドは。
10キロビット/秒の率で搬送され、FECエンコーダ
により1/2の比率で符号化される。この結果、コード
拡張率は、FECシンボル毎に625PNチツプとなる
利用者トランシーバ装置ニー 第9および10図に示した信号の生成が可能なトランシ
ーバ装置のブロック線図を、第11〜13図に示す。た
だし、第11〜13図のブロック線図に示したのは好適
な回路構成の実施例であるが、同様な入力/出力信号関
係をもっていれは、他の回路を使うことも、もちろん許
される。
第11図は、トランシーバにおけるサブシステムの全体
構成を説明する図面である。地上局からの外向き信号は
、第1図のように、衛星S2から周波数F3で利用者へ
中継され、受信アンテナ40で捕捉される。受信アンテ
ナは、簡単な半波ダイポールを使えばよい。捕捉された
信号は、RF(無線周波数)電子ユニットに送られ、こ
こで所要の低雑音増幅を行ない、かつ次のIF処趣ユニ
ット44を働かすのに適当な中間周波数(I F)まで
周波数を落す。IF処理ユニット44において、PNコ
ードが除かれ、信号が変調され、さらにエラーの検出と
修正が行なわれる。この結果得られたデータおよびエラ
ーコントロール情報は、マイクロベース処理ユニット4
6に送られる。処理ユニット46が分担するのは、トラ
ンシーバの作動全体のモニターとタイミング調整、リン
ク状態のモニター、来信メツセージおよび発信メツセー
ジの径路指定、ならびに着信確認フォーマットの作成で
ある。処理ユニットと利用者との間のデータとコントロ
ールのインターフェイスは、入力・表示ユニット48で
行なわれる0発信信号は、符号化と変調をするため、マ
イクロベース処理ユニットからIF処理ユニット44へ
送られる。完全にフォーマット化し変調した発信信号は
、IF処理ユニット44から、中間周波数でRF電子ユ
ニット42へ移され、第2図のように、送信アンテナ5
0を経て1周波数F4で3個の衛星SL、S2およびS
3のすべてに送信される。送信アンテナ50および受信
アンテナ40は、単一のアンテナで兼用させることがで
き、好ましくは適当なダイプレックサ回路を備えたブロ
ードビームまたは全方向性タイプのアンテナを使えばよ
い。
利用者トランシーバの受信機能について、第12図に詳
細を示す0図において、IF大入力した受信信号は、ミ
クサー52.PN処理装置54およびPNエポックニス
メータ56へ並列に送られる。
PNエポックニスメータは、整合フィルタによって、外
向き信号に用いられる(217−1)チップのPNコー
ド中の最後の127チツプの存在を感知する機能をもつ
、このタイプの整合フィルタとしては、表面弾性波(S
AW)デバイスを利用すればよい、PNコード中の最後
の127チツプが感知されると、″検出パルス″で表わ
したパルスが、PNエポックエスチメータで生成され、
マイクロベース処理ユニット46へ伝えられる。通常、
受信器はPN追跡モードにあり、検出パルスは使われな
い。受信器が捕捉モードにあるとき、マイクロベース処
理ユニットによって、検出パルスが、“捕捉プリセット
”の線を経て、PN処理装置54に送られる。PN処理
装置54は、非コヒーレント遅延ロックPN追跡ループ
である。遅延ロックループがロック状態になると、PN
処理装置54からは、マイクロベース処理ユニット46
へ“ロック指示1′信号が伝えられ、また“システムク
ロック″信号(チップレートで)送り出され、そしてミ
クサー52八はPNコード波形が伝えられる。
ミクサーにいては、PNコードがIF倍信号増倍され、
デスブレッド信号が作られる。このデスブレッド信号は
、データを再生するため通常の形式のBPSK (2相
偏移キーイング)復調器60で復調される。ベースバン
ドデータは、フォワードエラー修正(FEC)デコーダ
62へ伝えられ、ここでは広くデータ中に発生するすべ
ての誤りを修正する。実施例の場合、エラー修正コード
は、比率1/2のコンポルージョンコードである。この
種のコードに用いるデコーダのハードウェアの利用は、
基本的には、市販のViterbiアルゴリズムに準拠
して行なえばよい1通常の条件下では、この種のデコー
ダの信号対雑音の比は、約5dBに向上する。復号され
たデータは、パリティデコーダ64に送られ、ここでも
し不十分なパリティ−チェックによる残留エラーがあっ
たとしても、検出される。パリティデコーダ64からは
、データと、フレーム中に何らかのエラーが検出された
かどうかの指示が、マイクロベース処理ユニット46に
伝えられる。利用者IDアドレスで表示したような、こ
の利用者に向けたメツセージを、次の処理のため、来信
メツセージ緩衝器へ入れる。
マイクロベース処理ユニット46は、入力・表示ユニッ
ト48を介して利用者とメツセージおよびコントロール
信号の交信を行なう、入力・表示ユニットには、キーボ
ードと、液晶表示部(LCD)を取付ける。
マイクロベース処理ユニット46は、利用者トランシー
バの送信機能のコントロールも行なう。
メツセージまたは位置要求の送信を希望する場合、処理
ユニットは、PN処理装置54からの次の″予知質問パ
ルス″を待つ。予知質問パルスは、PN生成器が全1状
態に達したとき必ず作られる。
この全1状態とは、第6図に示したように、受信された
各外向きフレームの最初に現れる0次の予知質問パルス
が発生すると、マイクロベース処理ユニットが、′バー
スト可能″定時信号およびスタートプリアンプルを作り
、これらをデータと一緒に第13図のトランシーバ送信
回路へ送る。
“スタートプリアンプル”信号がトリガーとなって、第
13図に示すTX(送信)カウンタ68を始動させる。
このTXカウンタ68は、メツセージ送信における後続
ステップの時間調整を行なう、TXカウンタ68は、”
11023FRO(プログラムROM)”70から連続
した7個の1023チツプPNコードワードをクロック
し、そして最初の6個のコードワードをLO23F R
OMから直接MUX(マルチプレックサ)72へ伝え、
第7番目のコードワードはインバータ74を介してマル
チプレクサへ送るようにする。このようにして、第9図
に示したような利用者応答信号のバーストプリアンプル
が作られる。つぎに、TXカウンタ68は、PN生成器
76に指示して、利用者応答信号バーストの長いPNコ
ード部を生成させる。長いPNコードは、第9図のTA
OQで示した時間の経過中、データで変調しないままに
しておき、地上局の受信器にコードを捕捉する時間を与
える。
本発明の実施例の場合、T Aa、は約5ミリ秒である
0時間T A、、の経過後、データは、エラー防止のた
めFECエンコーダ78によってFEC復号化され、そ
してモジューロ・2加算器80でPNコードにモジュー
ロ・2加算を行なう、マルチプレックサ72は、プリア
ンプルと、それに続く変調していない長いPNコードと
、データで変調した長いPNコードとを、BPSK変調
器82へ伝える。BPSK変VSSは、利用者応答信号
バーストの間、マイクロベース処理ユニット46からの
パバースト可能”信号によって作動し、IF出力を発生
させる。
第14A図のフロー線図には、マイクロベース処理ユニ
ット46によって行なおれるコントロール機能およびメ
ツセージ処理機能のシーケンスを示しである。第14B
図は、リンク状態のモニターを行なう手順のシーケンス
を示す詳細図である。
リンク状態の監視は、トランシーバのコントロール機能
およびメツセージ処理機能と平行して、継続的に行なう
、第14Aおよび14Bの両図において、実線はソフト
ウェアの論理遷移を表わし、一方破線は関連する論理機
能によって要求されたまたは生成された実際の信号を表
わす。
第14A図を参照し、まずはじめに処理装置が、ブロッ
ク84において、1″ロツク指示″の信号に従い、PN
コードが捕捉されたかどうかのチェックをする。もしレ
シーバがロックされていなければ、処理装置は、PNエ
ポックエスチメータ56で生成された次の検出パルスを
感知することで、ブロック86においてロックの再捕捉
を試み、しかる後゛′捕捕捉プリセット倍信号PN処理
装置54に送る。″ロック指示″信号がロック捕捉を指
示すると、処理装置は、ブロック88において、発信メ
ツセージ緩衝器のチェックを行なう、メツセージが発見
されると、ブロック90で送信用フォーマットに組込み
、FECエンコーダ78へ送られる。送信を開始するに
先立って、処理装置はブロック92で、リンク状態フラ
グのチェックを行なう。本発明に係る実施例において、
リンク状態の判定は、最近に受診した7個のフレーム中
からパリティデコーダ64がエラーを検出したフレーム
の数に基づいて行なう。第14B図に関連して以下に説
明するように、このフレーム数は処理装置に継続的に蓄
積し、いつでもブロック92で状態判定を行なうために
取出せるようにしておく。
ある時点で、リンク状態が劣悪になると(すなわち、予
め設定しておいた限界値以下になると)、処理装置は、
状態が良くなるまで再チェックを続ける。リンク状態が
許容範囲まで回復すると、第】72図のタイマが働き予
知質問パルスによって“バースト可能″信号と″スター
トプリアンプル″信号を作り、そしてブロック96でメ
ツセージ送信を行なう、ついで、処理装置は、ブロック
88において発信メツセージ緩衝器の再チェックをする
。この時点で、発信メツセージ緩衝器にメツセージが発
見されないときは、ブロック98において来信メツセー
ジ緩衝器がチェックされる。来信メツセージ緩衝器でリ
ンク有効性検査プローブ(後に詳述する。)が発見され
ると、ブロック100で応答を作成し、ブロック90で
フォーマットに組込み、そしてリンク状態が良いことを
検出してから送信する。別のタイプのメツセージが来信
メツセージ緩衝器で発見されると、これがブロック10
2で利用者に表示され、またACK−2の着信確認信号
が、ブロック104で作られ、ブロック90でフォーマ
ット化され、しかる後に送信される。利用者が表示され
たメツセージを読取ったら、適当なボタンかキー等を操
作して入力・表示ユニット48に指示を出し、発信メツ
セージ緩衝器へACK−3着信確認信号を伝えるように
する。来信メツセージ緩衝器で何らのメツセージも発見
されなかった場合には、処理装置がPNコードロックを
再チェックし、そしてコントロールの全プロセスを繰返
す。
つぎに、第14B図を参照し、リンク状態のモニター手
順は、まずブロック85から始まる。ここで、処理装置
は、第12図の″ロック指示″信号のチェックをする。
PNロックが捕捉されたら、処理装置の手順はブロック
87へ進み、ここでフレーム到着をチェックする。これ
は、第12図の1予知質問パルス”の存在によってわか
る。もし、予知質問パルスが発見されない場合、処理装
置はフレーム到着が確認されるまで、再チェックを繰返
す。フレーム到着が検出されたら、処理装置の手順はブ
ロック89へ進み、第12図のパリティデコーダ64の
出力にエラーフラグがあるかどうかをチェックする。標
準的実施態様として、このエラーフラグは、パ1′″状
S(当該外向き信号フレームに1個のエラーありを示す
、)または# □ PI状態(当該外向き信号フレーム
中にエラーが検出されないことを示す、)にある単一ビ
ットによって表わされる6ブロツク91において、エラ
ーフラグは、7個のステージを含む桁送りレジスタの最
初のステージに挿入される。ここに各ステージは、最近
の7個の外向き信号フレームのそれぞれ1個を表わす。
桁送りレジスタは、地上局からの外向き信号中に検出さ
れたエラーの最近の経歴を蓄積するエラーレジスタとし
て機能する。エラーレジスタに新たなエラーフラグが挿
入されると同時に、エラーレジスタの最後のステージ中
の第7番目のエラーフラグ(すなわち最も古いエラーフ
ラグ)は、消去される。要すれば、エラーレジスタを別
個のハードウェア素子として備えてもよいが、第12図
のマイクロベース処理ユニット46のプログラム部にソ
フトウェア機能として組込む方がよい。引続き第14B
図を参照し、エラーレジスタの内容の更新がすんだら、
処理装置の機能はブロック93に移る。ブロック93に
おいて。
エラーレジスタ中のエラーフラグの数を、1状態にある
フラグの全数を求めることによって計数する。たとえば
エラーレジスタに、1状態のフラグが3個あり、残りの
4フラグは0状態であったとすると、ブロック93で得
られる計数値は、3となる。ブロック95で、この計数
値は、第12図の入力・表示ユニット48によって利用
者に表示される。このようにして、最良と測定されたリ
ンク状態では、利用者は計数値がゼロであることを読取
り、最近の7個の外向き信号フレームに関するエラー率
がゼロであることを知る。一方、最悪と測定されたリン
ク状態の下では、計数値7が表示されるであろう0表示
の安定をはかるため、たとえば直前の1秒間に記録され
た計数値のピーク値を用い、1秒間に1回程度の比較的
緩慢な速さで計数値の更新を行なうとよい、数値表示の
代りに、リンク状態が″不可″、″可″、″良″等とい
う情報メツセージを周期的に更新しながら、利用者へ提
供するのもよい。測定したリンク状態を利用者へ表示し
たら、処理装置の手順はブロック97へ進み、ここでフ
ラグ計数値と、予め設定しておいた限界値との比較を行
なう、(必要に応じ、限界値は利用者および/または地
上局によって変更可能にしておく。)この比較に基づき
 ブロック99において、処理装置は単一ビットのリン
ク状態フラグを0または個の状態にセットする。たとえ
ば、エラーフラグの計数値が5で、限界値が4の場合、
リンク状態フラグを1状態にセットし、リンク状態が不
可(すなわち、エラーの数が限界値を越えている。)で
あることを表わす。リンク状態フラグは、第14A図の
フロー線図のように、処理装置によってテストされ、測
定したリンク状態の下で利用者トランシーバが応答可能
であるかどうかを判断するための手段とする。ブロック
99でのリンク状態フラグのセットが終了すると、処理
装置の手順はブロック85へ戻り、再びPNロックのチ
ェックから手順が繰返されてゆく、ブロック85でPN
ロックが発見されないと、処理装置は、ブロック101
へ進み、エラーレジスタを″全エラーフラッグ″状態(
すなわち全1状態)へセットする。このようにしておけ
ば、PNロックが捕捉されなかった状況においても、ト
ランシーバは悪いリンク状態を記録する。
図示の実施例では、エラーの検出をするために、全く別
のコードを用いているが、第12図のFECエンコーダ
62だけに頼ることも可能である。
実際の装置として、コンボリューション形デコーダを利
用する場合は、Viterbiアルゴリズムを使う8復
号化アルゴリズムの操作段階における経路長の変化によ
って、エラー率ひいてはリンク状態の直接測定が可能で
ある。したがって、別法として、外向き信号フレームに
パリティチェックピットを付加することなく、また利用
者トランシーバにパリティ復号化装置を取付けることな
く、リンク状態の監視が行なえる。
利用者トランシーバは外向き信号リンク状態をモニター
する機能をもっているので、復帰(内向き)リンクがメ
ツセージを送信するのに適当であるかどうかを、トラン
シーバが自動的に判断することができる。利用者がビル
や密生した葉などで部分的に遮られた場合、その利用者
のトランシーバに打込まれたメツセージは、トランシー
バがリンク状態良好を記録するまで蓄積しておき、リン
ク状態の回復を待って送り出す。実際上、この状態にな
るのは、利用者が市街地走行中に開けた交差点を瞬間的
に通過するときとか、短時間であっても1個以上の衛星
との見通しがきく地点まで移動したときなどである。利
用者トランシーバは、単一の質問よりもむしろ受信した
複数の質問の“経歴″に深く関わるので、外向きフレー
ム中に孤立エラーがあっても、リンク状態さえ良ければ
トランシーバの応答を抑制するようなことは起らない。
逆に、外向きフレーム中に孤立エラーがないからといっ
て、リンク状態が悪ければ、利用者トランシーバからメ
ツセージが送り出されるようなことは起らない。
本システムの基礎をなす質問フォーマットおよび応答フ
ォーマットは、また単純なリンク状態感知機能をも実現
するものである。すなわち、もしもリンク状態が非常に
悪ければ、地上局からの外向き信号は利用者トランシー
バへ全熱とどかず、応答信号は不可能である0本発明が
、特定の利用者を指向した個別の質問を発することなく
、すべての利用者によって受信可能な一般質問信号を採
用していることも、利点であるといえる。質問が個別に
仕向けられていないから、各利用者トランシーバは、そ
の質問信号発信率(実施例の場合には毎秒95回)でリ
ンク状態を継続的にモニターし記録を更新してゆくこと
ができる。したがって、リンク状態が良くなって瞬間に
、応答を送信できる。かくて、トランシーバからは、衛
星への見通しのきくのがごく短時間であっても、確実に
応答を送れる。このことを、移動トランシーバの場合に
当てはめれば、その移動中においてごく短い距離(たと
えば毎時60マイルの速度で約2.0メートル)だけ、
衛星への見通しがきけばよいことを意味する。
第11〜13図の利用者トランシーバは、地上局からの
質問に応答した後、ある非精密時間の間だけ、機能停止
するようにしておくとよい。これは、マイクロベース処
理ユニット46のプログラム中に抑止機能を組込むか、
あるいは別個の抑止回路を加えることによって実現でき
る。正規操作時に、利用者が位置情報を要求したりメツ
セージを送りたいときは、入力・表示ユニット48のパ
送り″ボタンを押す。これによって、抑止機能は臨時的
に中断され、次の質問が入ってくるのを許して、利用者
トランシーバから応答を出すトリガとする。このモード
では、利用者が“送り″ボタンを押して止めない限り、
抑止機能は常に有効である。地上局によってトランシー
バ位置を絶えずモニターするのに使われる第2モードの
操作においては、予め設定しておいた非精密抑止時間T
i(fjK則として第6図のフレーム長さTFよりも遥
かに長い)の間に利用者が応答信号を送信した直後に、
抑止機能が働きだす。この時間の経過後、抑止機能は、
トランシーバが次に受信した質問に応答するまでは、働
かなくなる。こにようにして、地上局は、はぼ毎Ti秒
ごとに更新した当該トランシーバに関する位置情報をも
っことになる。
抑止回路の目的は、全質問中のごく一部に対してだけト
ランシーバに応答させることによって。
利用者トランシーバの有効応答率を下げることである。
これによって、地上局で応答信号が重複する機会を少な
くし、かつ地上に設置した位置計算装置への負担を軽減
する。抑止時間は、利用者のクラスによって違わせるこ
とができ、また特定の利用者についてもそれぞれ必要と
する期間ごとに変えることができる。トランシーバの抑
止機能に関しては1本発明に関連した米国特許第4.3
59,733号明細書および米国特許出願第641.3
85号に基づく優先権を主張して日本へ出願した特願昭
60−176788号明細書を参照されたい。
衛星搭載電子機器ニ一 本発明では、衛星に搭載する電子機器の複雑化を極力避
けるようにしている。事実1本システムは、宇宙部分を
、現存の衛星に′″付は足す″あるいは′おんぶ”させ
る形式のペイロードパッケージとして構成し、また衛星
の耐用命数中の最初の数年間に得られる余剰パワーだけ
を使うようにしである。第15図に示す衛星のブロック
線図は、簡単かつ普通に設計しである。衛星は、単に、
信号を受信し、周波数を変換し、そして所要の信号を送
信する働きをするだけである。ここには、何らの臨界時
間測定回路もなければ、また特別な信号処理回路もない
第1図で説明した3個の衛星中のただ1個が、外向き信
号を利用者トランシーバへ中継するのに使われるのであ
るが、3個の衛星SL、S2およびS3の回路構成は、
全く同一である。したがって、第1図に示した外向き中
継機能を果させるのに、いずれか1個の衛星を選択でき
る。なお、後述するように、本発明に係る位置決めシス
テムの応用として、3個の衛星を介し3個の外向き信号
を同時に送信させることも可能であって、この場合は3
本の経路のそれぞれに対し異なった擬似雑音(P N)
コードシーケンスを使用する。各衛星の回路構成を同じ
にしであるため、この応用は簡単に実現できる。
第15図を参照し、地上局からの外向き信号は、周波数
F□で衛星に塔載した外向き受信アンテナ106によっ
て捕捉され、ついで外向き低雑音受信器108.ダウン
コンバータ110、外向き送信器112そして外向き送
信アンテナ114へと順次に送られてゆき1周波数F3
で利用者トランシーバへ放送モードで放射される。同様
に、利用者の応答信号は、周波数F4で衛星の内向き受
信アンテナ116に捕えられ、ついで順次に内向き低雑
音受信器118、アップコンバータ120、内向き送信
器122そして周波数F2で内向き送信アンテナ124
へと送られてゆく。第15図には、4本のアンテナを別
々に図示しであるが、4本のアンテナの代りに1個のり
フレフタを利用し、そして2個のフィードホーン装置(
それぞれに送信/受信ダイプレックサを取付ける)を備
えるようにするとよい。一方のフィードホーン装置は、
衛星と地上局を結ぶアンテナ106および124のため
のものであり、他方は衛星と利用者トランシーバを結ぶ
アンテナ114および116のためのものである。第1
5図に示した衛星塔載機器は。
すべて通常の型式でよく、容易に入手可能な部品で製作
できる。したがって、これら機器の詳細については、説
明を省略する。
バックグラウンド雑音に対するシステムの免疫性を向上
し、かつまた利用者トランシーバに必要な信号送信パワ
ーを節減するため、利用者トランシ−バと衛星とを結ぶ
リンク(すなわち、F、およびF4送信)に対して、多
数の重複スポットビームを利用するとよい。この応用例
に必要な機器の説明については、先願である特願昭60
−176788号の明細書を参考にされたい。
地上局機器ニ一 本発明における地上局部分の分担すべき役割は、利用者
からのメツセージおよび位置要求を受信すること、各種
タイプのメツセージを作成すること。
リンク状態をモーターすること、および利用者へメツセ
ージを送信することである。地上局のサブシステムを、
第16〜18図に示す。第19図は、地上局で行なわれ
るコントロール手順の論理線図である。
送受信機器を含む地上局サブシステムの全体図が、第1
6図である。地上局は、3個の衛星SL。
S2.およびS3のすべてからの信号を、同時に受信す
ることを要求される。これは、3個の衛星のそれぞれに
対して、専用アンテナおよび受信器バンクを設けておく
ことによって対応できる。第16図には、衛星S1用の
アンテナ126および第1受信器128から第N番目受
信器130、ならびに衛星S3用のアンテナ132およ
び第1受信器から第N番目受信器136を図示しである
衛星S2用のアンテナおよび受信器バンクも全く同じな
ので、図示を省略した。専用アンテナを使うことによっ
て、ある1人の利用者からの信号経路が3本できるとい
う問題は、空間的に解決される。各受信器バンクにおい
て、N個の受信器のそれぞれは、N個の特定PNコード
のいずれかひとつを受信するように設計しておく。本実
施例の場合、Nは32である。各受信器は、PNコード
を利離し、データを復調し、エラーを修正し、そして利
用者までの往復経路長を見積る。
受信器の出力は、バス138によって1M台の前処理装
置の中のひとつに振分けられる。第16図には、第1前
処理装置140と第M番目の前処理装置142を図示し
である。その時点で使われていない前処理装置をバス1
38が選択し、利用者からの3個のレンジ測定データと
メツセージデータを与える。利用者がメツセージを送る
と、前処理装置はこのメツセージを単に中央処理装置1
44へ転送する。利用者が位置要求だけを送った場合は
、データビットがないことによって知れるが、この場合
には、前処理装置が利用者の位置計算を行ない、この情
報を中央処理装置144へ渡す。この機能を果して後、
前処理装置は再びバスから仕事が割当てられるのを待機
する。前処理装置の必要台数Mは、利用者応答信号の頻
度と、位置計算の速度とによって決まるが、高い確率を
もって少なくとも1台の前処理装置は常時使用可能であ
るように台数を選定する。
中央処理装置144は、すべての発信メツセージを作成
し、経路を仕分ける仕事を分担する。地上局のオペレー
タとのコントロールインターフェースは、コントロール
コンソール146によって行なう。外向きメツセージは
、中央処理装置144によって送信処理サブシステム1
46へ伝えられ、信号スイッチ150で振分けられる6
衛星S1向けの外向き信号は、第1送信器152を経て
、アンテナ154へ送られる。衛星S3向けの信号は、
第3送信器156を経て、アンテナ158へ送られる。
衛星S2向けの信号も同様の経路をたどるが、第16図
では図示を省略する。信号スイッチ150を用いれば、
第1図のように、外向きの質問信号およびメツセージ信
号を衛星S2向けに限定せずに、希望に応じて衛星SL
、S2およびS3の間で送り先の変更が可能である。
第17図に示すのは、IP倍信号処理する各PN受信器
(第16図参照)に含まれる回路素子である。IF大入
力ミクサ160.PN処理装置162およびPNエポッ
クエスチメータ164に並列に与えられる。PNエポッ
クエスチメータ164は、SAW整合フィルタを使い、
利用者のバーストプリアンプル中の7個の1023チツ
プPNコードを検出する。PNエポックエスチメータは
、プリアンプルを検出すると、PN処理装置162に信
号を送り、そしてPN処理装置は、非コヒーレント遅延
ロックループを用いて長いPNコードを捕捉する。状態
デコーダ166はPNコード生成器の17ビツトを監視
し、全1コード状態に到達したときに、信号をレンジカ
ウンタ168へ送る。レンジカウンタ168は、レンジ
カウンタへの″スタート″入力として図示したような地
上局からの全1状態の送信と、状態デコーダ166の出
力として図示したような利用者からの全1状態の受信と
、の間に経過する時間中のチップの数を計数する。数え
たチップ計数値は、最も近いチップ数で表わした利用者
までの往復レンジであり、図では概略レンジと表示しで
ある。
PN処理装置162には、位相検出器170に連結され
る受信器チップレートクロック(RXクロック)を設け
る0位相検出器では、受信器チップレートクロックの位
相と、送信器チップレートクロック(TXクロック)の
位相とが比較される。
比較の結果、チップの分数として表現されたアナログ位
相差は、アナロクディジタル変換器(A/D)172に
よって数値的な表現に変換され、図で″精密レンジ′″
と表わした数量になる。概略レンジと精密レンジの測定
値を組合せることによって、 3000に+n以上の不
確定解を伴なっているが、約1.4mの精度で往復経路
長が求められる。ミクサ160では、局部的に生成され
たPNコードに工F信号を掛け、信号をデスブレッドす
る。つぎに、この信号を、復調器174でBPSK (
2相偏移キーイング)復調し、デコーダ176でFEC
(フォワードエラー修正)復号化する。データ出力およ
びレンジ測定値は、第16図の地上局のバス138に伝
達される。
地上局の送信処理サブシステムの構成素子を、第18図
しξ示す、第16図の中央処理装置からのメツセージは
、送信処理装置178に伝わる。1個の外向き信号フレ
ームを構成する1群のメツセージを、データ緩衝器18
0に入れる。データ緩衝器180内でメツセージを処理
し、第7図に示した1個の外向きフレームに形を整える
。すなわち、エラー検出用パリティピットを付は加え、
そしてフレームをコンボリューション形に符号化する。
自走PN生成器182が、連続的に131071チツプ
コードワード(コードワード毎に211 1個のチップ
)を生成する。状態デコーダ184が全1状態を検出す
ると、送信タイミングサブシステム186が信号を発し
、データ緩衝器180からフォーマット化したデータを
送り出すクロッキングを開始する。フォーマット化した
データおよびPNコードに対しては、変調器190でB
PSK変調する前に、加算器188でモジューロ・2加
算を行なってから、地上局送信器へ送り出す。地上局の
送信処理サブシステムでも、送信クロック信号を作って
線192に乗せ、またスタートレンジ計数器信号(すな
わち、全1状態指示信号)を作って線194に乗せる。
これらの信号は、地上局の受信器で使う。
第19図は、地上局の中央処理装置の論理フロー線図で
ある。利用者トランシーバのフロー線図の場合と同様、
実線はソフトウェアの論理遷移を表わし、破線は論理機
能に関連した実際の信号を示す。ブロック196で、処
理装置は入力データ緩衝器を読取り、前処理装置140
,142において何らかのデータが作られたかどうかを
判断する0位置要求を発見すると、処理装置は、ブロッ
ク198で、前処理装置が行なった位置計算と利用者I
Dとを用いて位置メツセージを作成し、そしてこのメツ
セージをブロック200の出力緩衝器へ渡す。出力緩衝
器は、外向きメツセージトラフィックを送信処理サブシ
ステムへ伝達する。ACK−2またはACK−3の着信
確認信号を入力データ緩衝器で発見したら、これらを着
信確認すべき発信元の利用者への経路に向ける。ブロッ
ク196でメツセージも発見したら、まずブロック20
2で一時記憶装置に収納しておく。ついで、処理装置は
、ブロック204へ進み、ここで宛先利用者へ送信する
ためのリンク有効性探査プローブと、発信元利用者へ返
信すべきACK−1着信確認信号と、を作成する。その
後のある時点で、宛先利用者がリンク有効性探査プロー
ブに応答してきたら、ブロック206で再びメツセージ
を呼出し、ブロック200で出力緩衝器へ伝える。メツ
セージが短い場合は、リンク有効性探査プローブは不要
であって、省略してさしつかえない、このような場合に
は、メツセージを直接送り、そして要すれば宛先利用者
からACK−2の着信確認信号が返信されてくるまで、
送信を繰返せばよい。
システムの応用−一 以上に説明した本システムには、容易に実用化できるい
くつかの応用例があり、容量の増加、利用者遅延時間の
短縮、所要パワー節減等をはかることができる。これら
応用例には、多重同時外向き信号、ランダムビームサー
チ、および精粗時間スロットによる利用者応答のコード
化が含まれる。
第1図に示した3個の衛星SL、82および$3の使用
可能な合計パワーをフルに活用するため、各衛星を介し
て1個ずつ合せて3個の外向き信号を、地上局から同時
に送信することが可能である。
このような信号経路の状態を、第20図に示す。
内向き信号の経路は、第2図に示した基本システムの場
合と同じである。この応用例の場合、地上局から発信さ
れた外向き信号は、各3個の衛星によって、それぞれ異
なったPNコードをもった3個の信号として、利用者へ
向は連続的に中継される。PNコードをもった3個の外
向き信号のすべてを同時に受信し復号化する機能をもっ
た高性能な利用者トランシーバを使えば、リンク状態の
モニターを行ないながら、3本のリンクのすべてが有効
な場合にだけ、位置要求(メツセージと区別して)を送
信することができる。さらに特定のPNコードの付いた
1種類の外向き信号しか受信・復号化の行なえない性能
のやや劣った利用者トランシーバの場合でも、本システ
ムを最大限に活用するには、コード変換を行なえばよい
。たとえば、3個の外向き信号に用いるPNコードをそ
れぞれコードA、コードBおよびコードCと名付ければ
、地上局からは、ごく短時間(たとえば0.33秒)に
、衛星S1を介してコードAを、衛星S2を介してコー
ドBを、そして衛星S3を介してコードCを送る。そし
て次の1/3秒間に、B:Sl。
C:S2.A:S3の組合せで送り、最後の173秒間
に、C: Sl、A: S2.B : S3の組合せで
送る。このようにすれば、たとえ3個中2個の衛星がビ
ルや山岳等の障害物で遮られても、最も簡単なトランシ
ーバ(すなわち、単一のPNコードしか復号化できない
もの)をもってして、衛星にアクセスしメツセージを送
信することが可能にアクセスしメツセージを送信するこ
とが可能である。
基本的実施例のさらに別の応用として、使用できる衛星
パワーのより有効な利用法は、リンク状態の適応コント
ロールである。地上局からの外向き信号にPNコード化
を行ない、基本実施例の193チツプ/ビツトのスプレ
ッド比をもった所要の信号対雑音比を作る。PNシステ
ムにおけるコード化利得、すなわち信号対雑音比の改善
度は。
数値的に、スプレッド比(ビット毎のチップ数)に等し
い、しかしながら、メツセージ送信に必要な衛星エネル
ギの量は、スプレッド比に正比例する。したがって、シ
ステムの有効利用には、必要な信号対雑音比の条件と一
致するスプレッド比を最小にすることが要求される。こ
れには、多重フレームフォーマットの手段を用い、個々
の利用者と衛星とを結ぶリンク条件に基づき、個別に適
応させて解決する。第7図に示したような1ビツトにつ
き193チツプのスプレッド比をもった正規の外向き信
号フレームフォーマットに付は加え、適応システムでは
、97および47のスプレッド比をもったフレームを用
意する。これらのフレームのフォーマットは第7図に示
したものと全く同じであるが、ビット毎のチップ数が、
198゜97または47となる。最も簡単な適応システ
ムの場合、外向き信号のフレームフォーマットは、スプ
レッド比が198.97,47,193゜97.47等
々と変ってゆく。利用者トランシーバを、193.97
および47チツプコードが復号化できるように調整して
おき、そして既に述べたように、各フレーム中のエラー
検出コードを用い、各スプレッド比に対する外向きリン
ク状態を絶えずモニターする。かくて、利用者トランシ
ーバは、エラーなしで操作するためにリンクの要求する
最小スプレッドを常時知りうることになる。
地上局に、送信準備完了のメツセージがあったら、まず
リンク有効性探査プローブを、193スプレツド比のフ
レームで宛先利用者へ送る。リンク有効性探査プローブ
に対する宛先利用者の応答の中で、最小有効スプレッド
比を指定する。そうすると、地上局は、指定されたスプ
レッド比をもった次回の有効フレームで、宛先利用者へ
メツセージを送信する。たとえば、スプレッド比47が
指定されたとすると、基本的な非適応システムの場合に
必要な衛星エルネギの約1/4の少ないエネルギでメツ
セージが伝えられる。
適応コントロール技法には、異なったスプレッド比をも
つPNコードを復号化できるように、利用者トランシー
バを調整する必要があるにれは、トランシーバの処理装
置にハードウェアまたはソフトウェアプログラムを組込
むことによって実現できる6後者の場合、地上局から、
再プログラム指令を含んだ一連の外向き信号によって、
プログラムの変更あるいは更新を行なうことが可能であ
る。再プログラム指令の中には、新しいPNコードの指
定や、異なったP Nコードの間で選択を行なうにさい
しての別の方式等を含ませることができる。適応コント
ロール技法をさらに進めて、地上局から利用者への外向
き信号だけでなく、利用者トランシーバから地上局への
内向き信号にも応用範囲を拡張できる6 本発明の実施例では、利用者トランシーバの入力・表示
ユニット48によって、リンク状態の情報は、常時、利
用者に表示されている。このため、利用者レベルには、
いわゆるランダムビームサーチモードと称すべき操作モ
ードが提供される。このモードでは、利用者アンテナと
して、前に述べた広ビーム全方向性アンテナよりも、狭
ビーム高利得アンテナの方が優れている。利得のあるア
ンテナを使うことは、利用者トランシーバのパワー需要
の節減のため、衛星塔載アンテナの小形化のため、ある
いはこれら両方の理由から望ましい。
通常、利用者アンテナを確実に衛星の方へ指向させるた
めには、アンテナにジャイロ安定器を取付ける。しかし
ながら、本システムには、利用者送信が、数秒間または
数分間中、おそらく25ミリ秒(256個の全ビットメ
ツセージに対して)という極めて短いバースト時間で行
なわれてしまうという利点と、さらに利用者トランシー
バが衛星とのリンク状態を絶えずモニターしているとい
う利点がある。高利得アンテナを取付けた利用者トラン
シーバをもった利用者がメツセージを送りたいと思った
ら、メツセージをキーで打込み、メツセージ送信を要求
しくたとえば′送り”ボタンを押す)、そしてトランシ
ーバアンテナを勝手な方向に動かせばよい。無作為に角
度を変えている間に、アンテナが、地上局からの外向き
信号を中継している衛星の方を向゛く瞬間があり、その
ときトランシーバはリンク状態が良いことを記録する。
その瞬間に、トランシーバは自己トリガー作用でメツセ
ージを送信し、そして適当な表示器によって、地上局か
らACK−1着信確認信号が届くまで、トランシーバを
同じ位置に保持しておくよう。
利用者に警告する。
図示した実施例のさらに別の応用として、概略および精
密時間スロットによる符号化を採用することによって、
利用者トランシーバから送信すべき識別ビットの数、特
にACK−2またはACK−3応答信号中に入れるべき
識別ビットの数を減らすことができる。同様の方法を用
いて、特定のトランシーバを識別するため、たとえばA
CK−1送信中に、地上局から送るべきビットの数を減
らすことも可能である。基本的な実施例について説明し
たように、種々の利用者グループに対して異なったPN
コードを使うことによって、利用者はすでに識別可能な
いくつかのサブグループに分けられたことになる。実施
例の場合は、32個(すなわち25)の異なったPNコ
ードを使用する。したがって、最も高いオーダである5
次の利用者IDは、コード自身に識別能力が備わってお
り、データとして送信することを要しない。また。
外向き質問信号がある一定のフレーム数である場合にだ
け特定の利用者グループに対するメツセージを入れて、
次に高いオーダのビットを外向き信号に符号化するか、
あるいは内向き信号の場合には、外向き質問信号がある
一定のフレーム数であるときだけ特定の利用者グループ
から応答させることによって、さらにビットを減らすこ
とが可能である。たとえば、外向き質問信号のフレーム
がモジューロ128の数をもつ場合は、どのフレームで
メツセージを送るべきか、あるいはどのフレームの質問
に応答すべきかを選択することによって、地上局と利用
者トランシーバの両者ともに、利用者IDの7ビツトま
で符号化できる。さらに、地上局と特定の利用者トラン
シーバとの間の交信状態が確保された後には、外向き信
号の特別なフレーム内の時間遅れを利用して、さらにビ
ット数を少なくできる。地上局から利用者への外向き送
信において、与えられたフレーム中のメツセージの位置
からも、特別の利用者または利用者サブグループを特定
することができる。利用者から地上局への内向き送信に
おいては1人工的な時間遅れを利用者応答に付加し、残
余の利用者IDビットの一部または全部を符号化しても
よい。特定のトランシーバが地上局との交信状態を一旦
確立したら、地上局の応答時間は2〜3ナノ秒間にわか
る。
したがって、変化する時間遅れを導入することによって
、情報の符号化が可能となる。遅れの増分は、特定のト
ランシーバの応答に関連する時間的ジッターよりも遥か
に大きく選べる。そして移動するトランシーバの場合に
は、その増分を1通常のまたは予想しうる利用者の移動
速度に関連した応答信号の到達時間の変化量よりも遥か
に大きく選ぶ。
以上、本発明を好適な実施例を参照して説明したが1本
発明が実施例に限定されるものでないことは、もちろん
である、これまでに述べた詳細な説明において、種々の
応用や代替手段についても示唆したが、当業者にとって
は、他にも考えられるであろう。このような応用や代替
手段のすべては、特許請求の範囲に明記した本発明の技
術的範囲に属するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る衛星の好適な配置を示すとともに
、地上局からの外向き信号が1個の衛星によって利用者
へ中継される様子を説明する図面。 第2図は利用者トランシーバからの応答信号が各衛星で
受信されてから地上局へ再送信される様子を説明する図
面。 第3および4図は再送信された3個の信号が地上局へ到
達する時間に基づいて利用者の位置を計算する地理的関
係を説明する図面。 第5図は利用者、衛星および附近の建造物の相対的位置
によって、特定の衛星と利用者との間の信号経路が見通
しよくなったり遮ぎられたりする環境条件を説明する図
面。 第6および7図は地上局で生成された外向き質問信号の
フォーマット説明図。 第8図は質問信号を生成するのに使う地上局ハードウェ
アの説明図。 第9および10図は利用者トランシーバからの内向き応
答信号のフォーマットを説明する図面。 第11〜13図は利用者トランシーバのハードウェア的
構成を説明する図面。 第14Aおよび14B図は第11〜13図に示した利用
者トランシーバのハードウェアを制御する処理ユニット
の論理フロー線図。 第15図は第1および2図に示した3個の衛星のすべて
に共通なハードウェア構成を説明する図面。 第16〜18図は地上局のハードウェア構成の説明図。 第19図は第16〜18図に示した地上局ハードウェア
を制御する中央処理装置の論理フロー線図。 第20図は外向き質問信号が同時に1個以上の衛星を経
て利用者へ中継される場合の別法を説明する図面である
。 記号の説明ニー

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無線交信リンクを経て質問信号を送信するための
    中央局と、 前記無線交信リンクを経て中央局から送られる質問信号
    を受信しそして質問信号に応じて中央局へ応答信号を送
    信するための遠隔トランシーバと、中央局と遠隔トラン
    シーバとの間の無線交信リンクの状態を測定し、そして
    前記交信リンクが少なくとも予め設定しておいた最低条
    件を満す場合にだけトランシーバによる応答信号の送信
    を許可するため遠隔トランシーバに設けたコントロール
    手段と、 を備えた無線交信システム。
  2. (2)エラー検出コードを含む質問信号のシーケンスを
    送信するための中央局と、 中央局と遠隔トランシーバとの間の無線交信リンクを経
    て前記質問信号を受信し、そして前記質問信号に応じて
    中央局へのメッセージ情報を含む応答信号を送信するた
    めの遠隔トランシーバと、前記エラー検出コードを利用
    して中央局と遠隔トランシーバとの間の交信リンクの状
    態を指示し、そして交信リンクの状態が予め設定してお
    いた最低条件に達するまで遠隔トランシーバによる応答
    信号の送信を抑制するため遠隔トランシーバに設けたコ
    ントロール手段と、 を備えた無線交信システム。
  3. (3)無線交信リンクを経て質問信号を送信するための
    中央局と、 前記無線交信リンクを用いて中央局からの質問信号を受
    信し、そして質問信号に応じて中央局へ応答信号を送信
    するための遠隔トランシーバと、中央局と遠隔トランシ
    ーバとの間の無線交信リンクの状態を受信した質問信号
    の関数としてモニターするため遠隔トランシーバに設け
    たモニター手段と、 交信リンクの状態指示を表示するため前記モニタ手段に
    取付けた表示手段と、 を備えた無線交信システム。
  4. (4)質問信号を受信するための受信手段と、交信リン
    クの状態を受信した質問信号中に検出したエラーの関数
    としてモニターするためのモニター手段と、 を備え、 交信リンクを経て中央局から送信されたエラーコード付
    き質問信号を受信しそして応答するための遠隔トランシ
    ーバ。
  5. (5)質問信号を受信しそして該質問信号に応じて応答
    信号を送信するための受信および送信手段と、 交信リンクの状態を、受信した質問信号中に検出したエ
    ラーの関数としてモニターするためのモニター手段と、 交信リンクの状態指示を利用者に対して表示するため前
    記モニター手段に取付けた表示手段と、を備え、 交信リンクを経て中央局から送信されたエラーコード付
    き質問信号を受信しそして応答するための遠隔トランシ
    ーバ。
  6. (6)エラー検出コードを含む質問信号を受信し、そし
    て該質問信号に応じてメッセージ情報を伴なう応答信号
    を送信するための遠隔トランシーバと、エラー検出コー
    ドを含む質問信号を送信し、そして遠隔トランシーバか
    らの応答信号を受信するための地上局と、 地上局から遠隔トランシーバへ質問信号を中継し、そし
    て遠隔トランシーバから地上局へ応答信号を中継するた
    めの少なくとも1個の中継衛星と、受信した質問信号中
    のエラー検出コードを利用して無線交信リンクの状態を
    遠隔トランシーバに指示し、そして交信リンクの状態が
    予め設定しておいた最低条件に達するまで遠隔トランシ
    ーバによる応答信号の送信を抑制するための遠隔トラン
    シーバに設けたコントロール手段と、 を備え、 衛星を利用して遠隔トランシーバから地上局へメッセー
    ジを伝達するための無線交信システム。
  7. (7)エラー検出コードを含む質問信号を受信し、そし
    て該質問信号に応じてメッセージ情報を伴なう応答信号
    を送信するための遠隔トランシーバと、エラー検出コー
    ドを含む質問信号を送信し、そして遠隔トランシーバか
    らの応答信号を受信するための地上局と、 地上局から遠隔トランシーバへ質問信号を中継し、そし
    て遠隔トランシーバから地上局へ応答信号を中継するた
    めの少なくとも1個の中継衛星と、遠隔トランシーバへ
    の無線交信リンクの状態を受信した質問信号中に検出し
    たエラーの関数としてモニターするため遠隔トランシー
    バに設けたモニター手段と、 交信リンクの状態指示を表示するため前記モニター手段
    に取付けた表示手段と、 を備え、 衛星を利用して遠隔トランシーバから地上局へメッセー
    ジを伝達するための無線交信システム。
  8. (8)中央局からエラー検出コードを含む質問信号のシ
    ーケンスを送信するステップ、 遠隔トランシーバで前記質問信号を受信するステップ。 中央局と遠隔トランシーバとの間の無線交信リンクの状
    態を遠隔トランシーバに指示すべく、受信した質問信号
    中のエラー検出コードを利用するステップ、 無線交信リンクの状態が少なくとも予め設定しておいた
    最低条件に指示されたときに、遠隔トランシーバから中
    央局へメッセージ情報を含む応答信号を送信するステッ
    プ、 指示された無線交信リンク状態が予め設定しておいた最
    低条件をも満さないときは、遠隔トランシーバからの応
    答信号の送信を抑制するステップ、の各ステップを含み
    、 無線交信リンクを経て遠隔トランシーバから中央局へメ
    ッセージを伝達する方法。
  9. (9)地上局からエラー検出コードを含む質問信号のシ
    ーケンスを送信するステップ、 前記質問信号を遠隔トランシーバへ衛星を介して中継す
    るステップ、 遠隔トランシーバで前記質問信号を受信するステップ、 衛星と遠隔トランシーバとの間の無線交信リンクの状態
    を遠隔トランシーバに指示すべく、受信した質問信号中
    のエラー検出コードを利用するステップ、 無線交信リンクの状態が少なくとも予め設定しておいた
    最低条件に指示されたときに、遠隔トランシーバから地
    上局へ中継衛星を介してメッセージ情報を含む応答信号
    を送信するステップ、 指示された無線交信リンク状態が予め設定しておいた最
    低条件をも満さないときは、遠隔トランシーバによる応
    答信号の送信を抑制するステップ、の各ステップを含み
    。 衛星を含む無線交信リンクを経て遠隔トランシーバから
    地上局へメッセージを伝達する方法。
  10. (10)少なくとも2個の互いに区別できかつエラー検
    出コードを含んだ質問信号を地上局から同時に送信する
    ステップ、 前記質問信号のそれぞれを別々の衛星を介して遠隔トラ
    ンシーバへ中継するステップ、 前記質問信号を遠隔トランシーバで受信するステップ、 遠隔トランシーバと各衛星との間の無線交信リンクの状
    態を遠隔トランシーバへ指示すべく、受信した各質問信
    号中のエラー検出コードを利用するステップ、 すべての衛星に対する無線交信リンクの状態が少なくと
    も予め設定しておいた最低条件に指示されたときに、遠
    隔トランシーバから地上局へ衛星を介して応答信号を送
    信するステップ、 1個以上の衛星に対する指示された無線交信リンク状態
    が予め設定しておいた最低条件をも満さないときは、遠
    隔トランシーバによる応答信号の送信を抑制するステッ
    プ、 の各ステップを含み、 少なくとも2個の中継衛星を介して地上局と遠隔トラン
    シーバとの間で無線交信を行なう方法。
  11. (11)地上局から第1および第2の互いに区別できる
    質問信号を送信するステップ、 第1質問信号を第1衛星を介して遠隔トランシーバへ中
    継するステップ、 第2質問信号を第2衛星を介して遠隔トランシーバへ中
    継するステップ、 第1および第2質問信号を地上局から再送信するステッ
    プ、 第1質問信号を第2衛星を介して遠隔トランシーバへ中
    継するステップ、 第2質問信号を第1衛星を介して遠隔トランシーバへ中
    継するステップ、 前記第1および第2質問信号の少なくとも一方を遠隔ト
    ランシーバで受信するステップ、 受信した質問信号に応じて遠隔トランシーバから地上局
    へ少なくとも1個の衛星を介してメッセージ情報を含む
    応答信号を送信するステップ、の各ステップを含み、 衛星無線交信リンクを経て遠隔トランシーバから地上局
    へメッセージを伝達する方法。
  12. (12)エラー検出コードを含み、かつ擬似雑音コード
    に異なったスプレッド比を用いた質問信号の繰返しシリ
    ーズを含む擬似雑音コード付き質問信号シーケンスを中
    央局から送信するステップ、前記質問信号を遠隔トラン
    シーバで受信するステップ、 前記擬似雑音コードのスプレッド比のそれぞれに対する
    中央局と遠隔トランシーバとの間の無線交信リンクの状
    態を遠隔トランシーバへ指示すべく、受信した質問信号
    中のエラー検出コードを利用するステップ、 遠隔トランシーバで指示された無線交信リンクの状態が
    予め設定しておいた限界値以上であるような、最低の擬
    似雑音コードスプレッド比を選択するステップ、 選択した擬似雑音コードスプレッド比の指示を含む応答
    信号を遠隔トランシーバから中央局へ送信するステップ
    、 遠隔トランシーバによって選択されたスプレッド比を有
    する擬似雑音コードを用いて、中央局から遠隔トランシ
    ーバへメッセージ情報を送信するステップ、 の各ステップを含み、 無線交信リンクを経て中央局から遠隔トランシーバへメ
    ッセージを伝達する方法。
  13. (13)発信元トランシーバから中央局へメッセージ情
    報を送信するステップ、 中央局における前記メッセージ情報の受信に応じて、中
    央局から発信元トランシーバへ第1の着信確認信号を送
    信するステップ、 中央局から宛先トランシーバへメッセージ情報を送信す
    るステップ、 宛先トランシーバにおけるメッセージ情報の受信に応じ
    て、宛先トランシーバから中央局へ第2の着信確認信号
    を送信するステップ、 中央局から発信元トランシーバへ第2着信確認信号を中
    継するステップ、 メッセージ情報を利用者が読取ったことを表わす宛先ト
    ランシーバにおける利用者入力に応じて、宛先トランシ
    ーバから中央局へ第3の着信確認信号を送信するステッ
    プ、 中央局から発信元トランシーバへ第3着信確認信号を中
    継するステップ、 の各ステップを含み、 中央局を介して発信元トランシーバから宛先トランシー
    バへメッセージを伝達する方法。
JP60204174A 1984-09-14 1985-09-14 衛星を利用した無線交信システムおよびメッセージ伝達方法 Expired - Lifetime JPH0815266B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/650,493 US4744083A (en) 1984-09-14 1984-09-14 Satellite-based position determining and message transfer system with monitoring of link quality
US650493 1984-09-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61112439A true JPS61112439A (ja) 1986-05-30
JPH0815266B2 JPH0815266B2 (ja) 1996-02-14

Family

ID=24609154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60204174A Expired - Lifetime JPH0815266B2 (ja) 1984-09-14 1985-09-14 衛星を利用した無線交信システムおよびメッセージ伝達方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4744083A (ja)
EP (1) EP0174540A3 (ja)
JP (1) JPH0815266B2 (ja)
AU (1) AU578970B2 (ja)
BR (1) BR8504398A (ja)
CA (1) CA1249033A (ja)
IN (1) IN165055B (ja)
MX (1) MX159402A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002530627A (ja) * 1998-05-06 2002-09-17 スナップトラック・インコーポレーテッド 衛星ポジショニングシステムにおける信号処理方法及び装置
JP2005518770A (ja) * 2002-02-26 2005-06-23 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム 制御されたアップリンク送信を用いる広帯域マルチチャネルlnb変換器/送信機アーキテクチャを有する衛星テレビジョン・システム地上局
CN106271580A (zh) * 2015-06-01 2017-01-04 北京卫星环境工程研究所 适用于卫星装配过程中紧固件的自动配套装置

Families Citing this family (82)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2253971B (en) * 1984-10-30 1993-02-03 Secr Defence Improvements in or relating to ionospheric sounding
JPS6466582A (en) * 1987-09-08 1989-03-13 Nec Corp System for detecting propagation time of transmission line
JPH084257B2 (ja) * 1987-10-02 1996-01-17 日本電気株式会社 (1+n)ヒットレス回線切替装置
US5099245A (en) * 1987-10-23 1992-03-24 Hughes Aircraft Company Vehicle location system accuracy enhancement for airborne vehicles
JPH02502128A (ja) * 1987-10-23 1990-07-12 ヒューズ・エアクラフト・カンパニー 飛行中のビークルに用いるビークル位置検出システムの検出精度向上
JPH0810839B2 (ja) * 1988-01-21 1996-01-31 宣夫 御子柴 スペクトラム拡散通信装置
DE68924615T2 (de) * 1988-05-28 1996-05-30 Nec Corp Überwachungssystem für Funkkommunikationsapparate.
US5025253A (en) * 1988-10-14 1991-06-18 Secura Corporation System and method for remotely monitoring the connect/disconnect status of a multiple part vehicle
US4897642A (en) * 1988-10-14 1990-01-30 Secura Corporation Vehicle status monitor and management system employing satellite communication
JP2841460B2 (ja) * 1989-04-20 1998-12-24 ソニー株式会社 画像データの伝送方法、送信装置、受信装置及び送受信装置
US5066957A (en) * 1989-04-21 1991-11-19 Kokusai Denshin Denwa Co., Ltd. Hybrid modulation satellite communication system
WO1990013186A1 (en) * 1989-04-25 1990-11-01 Geostar Corporation Communication system employing multiple relay satellites operating on common downlink frequency
US5185862A (en) * 1989-10-30 1993-02-09 International Business Machines Corp. Apparatus for constructing data frames for transmission over a data link
US5126748A (en) * 1989-12-05 1992-06-30 Qualcomm Incorporated Dual satellite navigation system and method
US5017926A (en) * 1989-12-05 1991-05-21 Qualcomm, Inc. Dual satellite navigation system
US5239671A (en) * 1990-11-13 1993-08-24 Pagemart, Inc. Simulcast satellite paging system with provision for signal interruption
FR2674401B1 (fr) * 1991-03-22 1993-12-17 Alcatel Espace Installation de telecommunication par satellites apte a interesser plusieurs zones de couverture.
US5408444A (en) * 1991-06-19 1995-04-18 Casio Computer Co., Ltd. Electronic timepiece capable of receiving signals from satellites
FR2681995B1 (fr) * 1991-10-01 1993-12-10 Alcatel Espace Procede de basculement du trafic dans un systeme de communications par satellites en orbite basse a destination de terminaux et systeme de communications mettant en óoeuvre un tel procede.
US5369644A (en) * 1991-12-16 1994-11-29 Motorola, Inc. Method for testing a communication system using canned speech
US5287115A (en) * 1992-07-10 1994-02-15 General Instrument Corporation Automatic adjustment of receiver apparatus based on channel-bit-error-rate-affected parameter measurement
US5355140A (en) * 1992-09-15 1994-10-11 Trimble Navigation Limited Emergency reporting for marine and airborne vessels
US5712867A (en) * 1992-10-15 1998-01-27 Nexus 1994 Limited Two-way paging apparatus having highly accurate frequency hopping synchronization
US5511079A (en) * 1993-05-26 1996-04-23 Hughes Aircraft Company Apparatus and method for controlling forward error correction encoding in a very small aperture terminal
US5539645A (en) * 1993-11-19 1996-07-23 Philips Electronics North America Corporation Traffic monitoring system with reduced communications requirements
US5434565A (en) 1994-03-22 1995-07-18 Potomac Aviation Technology Corporation Automatic weather monitoring and adaptive transmitting system
SE504044C2 (sv) * 1994-03-29 1996-10-21 Telia Ab Anordning vid repeterare i radiobaserat kommunikationssystem
GB2293725B (en) 1994-07-22 1999-02-10 Int Maritime Satellite Organiz Satellite communication method and apparatus
US5846088A (en) * 1997-01-06 1998-12-08 Reichert; Jonathan F. Teaching appparatus for magnetic torque experiments
GB9417600D0 (en) * 1994-09-01 1994-10-19 British Telecomm Navigation information system
US5682525A (en) 1995-01-11 1997-10-28 Civix Corporation System and methods for remotely accessing a selected group of items of interest from a database
GB2339099B (en) * 1995-10-24 2000-05-31 Inmarsat Ltd Satellite radiodetermination
JP2980024B2 (ja) * 1996-03-28 1999-11-22 日本電気株式会社 通信方法
US6678311B2 (en) 1996-05-28 2004-01-13 Qualcomm Incorporated High data CDMA wireless communication system using variable sized channel codes
US6226493B1 (en) 1996-05-31 2001-05-01 Motorola, Inc. Geosynchronous satellite communication system and method
US5920284A (en) * 1996-09-30 1999-07-06 Qualcomm Incorporated Ambiguity resolution for ambiguous position solutions using satellite beams
US5742233A (en) * 1997-01-21 1998-04-21 Hoffman Resources, Llc Personal security and tracking system
US6624754B1 (en) * 1998-01-20 2003-09-23 Hoffman Resources Llc Personal security and tracking system
US8466795B2 (en) 1997-01-21 2013-06-18 Pragmatus Mobile LLC Personal security and tracking system
US6898197B1 (en) * 1997-02-28 2005-05-24 Interdigital Technology Corporation Geolocation of a mobile terminal in a CDMA communication system
GB2325115B (en) * 1997-03-25 2000-07-05 Ico Services Ltd Satellite communications terminal location system and method
US6347217B1 (en) * 1997-05-22 2002-02-12 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Link quality reporting using frame erasure rates
US6560461B1 (en) 1997-08-04 2003-05-06 Mundi Fomukong Authorized location reporting paging system
GB2329793B (en) * 1997-09-26 2003-01-29 Motorola Ltd A radio communications monitor
US6330288B1 (en) * 1999-01-28 2001-12-11 Lucent Technologies Inc. Coding/modulation scheme selection technique
JP2000224087A (ja) * 1999-02-01 2000-08-11 Nec Corp 移動体衛星通信用移動局の自動送信回路とその方法
US6510380B1 (en) 1999-03-31 2003-01-21 C2 Global Technologies, Inc. Security and tracking system
US6606556B2 (en) 1999-03-31 2003-08-12 C2 Global Technologies, Inc. Security and tracking system
US6889135B2 (en) 1999-03-31 2005-05-03 C2 Global Technologies, Inc. Security and tracking system
US8321124B2 (en) 1999-03-31 2012-11-27 C2 Global Technologies, Inc. Security and tracking system
US6512750B1 (en) 1999-04-16 2003-01-28 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Power setting in CDMA systems employing discontinuous transmission
US6380869B1 (en) 1999-05-19 2002-04-30 Potomac Aviation Technology Corporation Automated air-traffic advisory system and method
US6850736B2 (en) * 2000-12-21 2005-02-01 Tropian, Inc. Method and apparatus for reception quality indication in wireless communication
US20020115422A1 (en) * 2001-02-16 2002-08-22 Robinson Bruce R. System and method for a voice controlled weather station
US7010289B2 (en) * 2002-05-24 2006-03-07 General Motors Corporation Method and system for vehicle data upload
WO2004070398A2 (en) * 2003-02-04 2004-08-19 University Of Utah Research Foundation Method and apparatus for characterizing a signal path carrying an operational signal
US7250772B2 (en) * 2002-11-19 2007-07-31 University Of Utah Research Foundation Method and apparatus for characterizing a signal path carrying an operational signal
US7983820B2 (en) 2003-07-02 2011-07-19 Caterpillar Inc. Systems and methods for providing proxy control functions in a work machine
US7532640B2 (en) * 2003-07-02 2009-05-12 Caterpillar Inc. Systems and methods for performing protocol conversions in a machine
US7516244B2 (en) 2003-07-02 2009-04-07 Caterpillar Inc. Systems and methods for providing server operations in a work machine
US7643536B2 (en) * 2004-08-10 2010-01-05 Mayo Foundation For Medical Education And Research Asynchronus communication system for remote monitoring of objects or an environment
US7861132B1 (en) * 2004-11-19 2010-12-28 The Directv Group, Inc. Adaptive error correction
US8065586B2 (en) * 2005-05-18 2011-11-22 Panasonic Corporation Radio communication apparatus
TWI263601B (en) * 2005-07-21 2006-10-11 Sin Etke Technology Co Ltd System and method of providing information of bad communication signal of car-sued wireless communication module
US7548071B2 (en) * 2006-01-31 2009-06-16 University Of Utah Research Foundation Reflectometry test system using a sliding pseudo-noise reference
EP2098101B1 (en) 2006-12-20 2011-07-06 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method and system to select devices of a wireless network, particularly a network of wireless lighting devices
US8462682B2 (en) * 2007-12-14 2013-06-11 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and arrangement for separate channel power control
US20090322560A1 (en) * 2008-06-30 2009-12-31 General Motors Corporation In-vehicle alert delivery maximizing communications efficiency and subscriber privacy
US8736427B2 (en) 2008-09-03 2014-05-27 Apple Inc. Intelligent infrared remote pairing
US8755425B2 (en) * 2010-06-30 2014-06-17 Comtech Ef Data Corp. Method and system for transmission of identification via metadata for repeating relays using spread-spectrum technology
US8699545B2 (en) 2010-04-08 2014-04-15 Comtech Ef Data Corp. Embedded meta-carrier with code progression message reassembly
US8862944B2 (en) * 2010-06-24 2014-10-14 International Business Machines Corporation Isolation of faulty links in a transmission medium
US9088346B2 (en) 2010-06-30 2015-07-21 Comtech Ef Data Corp. System and method for a broadcast recovery carrier channel for static and dynamic carrier systems
US8857368B2 (en) 2011-09-21 2014-10-14 The Boeing Company Aircraft location system for locating aircraft in water environments
JP6921851B2 (ja) * 2016-03-22 2021-08-18 ライトループ・テクノロジーズ・エルエルシーLyteloop Technologies, Llc 移動中のデータを格納するシステム及び方法
EP3255619A1 (en) 2016-06-10 2017-12-13 Micro APPS Group Inventions LLC Wireless personal safety device
KR102376265B1 (ko) * 2016-09-19 2022-03-18 엘모스 세미컨덕터 에스이 프로세서를 감시하기 위한 와치독
EP3834019A4 (en) 2018-08-02 2022-05-18 Lyteloop Technologies, Llc METHOD AND APPARATUS FOR STORAGE OF WAVE SIGNALS IN A CAVITY
RU2754829C1 (ru) 2018-08-10 2021-09-07 ЛАЙТЛУП ТЕКНОЛОДЖИЗ, ЭлЭлСи Система и способ для увеличения длины пути волнового сигнала с использованием углового мультиплексирования
BR112021004133A8 (pt) 2018-11-05 2023-05-09 Lyteloop Tech Llc Sistemas e métodos para construir, operar e controlar múltiplos amplificadores, regeneradores e transceptores usando os componentes comuns compartilhados
CN115208488B (zh) * 2022-05-25 2023-11-10 西安空间无线电技术研究所 一种基于特殊链路故障特性评估的自主恢复系统
US11900778B1 (en) 2023-03-29 2024-02-13 Micro Apps Group Inventions, LLC System for improving safety in schools

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5387115A (en) * 1977-01-11 1978-08-01 Mitsubishi Electric Corp Radiotelephone set

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3755811A (en) * 1968-06-10 1973-08-28 Rca Corp Discriminating signaling system
JPS4814121B1 (ja) * 1968-07-25 1973-05-04
US3668403A (en) * 1969-05-05 1972-06-06 Goodyear Aerospace Corp Method and apparatus for vehicle traffic control
US3742498A (en) * 1970-05-06 1973-06-26 Itt Synchronization and position location system
US3701150A (en) * 1970-06-11 1972-10-24 Motorola Inc Rf transmission and detection system
US3714650A (en) * 1970-07-30 1973-01-30 Raytheon Co Vehicle command and control system
DE2042332A1 (de) * 1970-08-26 1972-03-02 Siemens Ag Verfahren zur zeichenweisen parallelen, arrhythmischen Übertragung von binar codierten Nachrichtenzeichen im Fernsprechwahlnetz zwischen einer Außenstation und einer Zentralstation
US3839717A (en) * 1972-01-28 1974-10-01 Identification Co Inc Communication apparatus for communicating between a first and a second object
US3824547A (en) * 1972-11-29 1974-07-16 Sigma Syst Inc Communications system with error detection and retransmission
FR2248517B1 (ja) * 1973-10-23 1978-08-04 Sercel Rech Const Elect
DE2455028C2 (de) * 1974-11-20 1982-02-18 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Schaltungsanordnung zum automatischen Empfang von Daten
US4015259A (en) * 1975-05-21 1977-03-29 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Method and apparatus for interrogating and identifying fixed or moving targets
US4114155A (en) * 1976-07-30 1978-09-12 Cincinnati Electronics Corporation Position determining apparatus and method
US4128835A (en) * 1977-08-23 1978-12-05 Arinc Research Corporation Method and apparatus for measuring distance between an aircraft and a ground station
US4334306A (en) * 1978-06-02 1982-06-08 Texas Instruments Incorporated Transparent intelligent network for data and voice
US4278977A (en) * 1979-05-04 1981-07-14 Rca Corporation Range determining system
US4291403A (en) * 1979-05-22 1981-09-22 Rockwell International Corporation Digital implementation of parity monitor and alarm
US4309764A (en) * 1979-06-22 1982-01-05 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Technique for increasing the rain margin of a satellite communication system
US4322848A (en) * 1980-06-26 1982-03-30 Communications Satellite Corporation Reliability-weighted analog threshold decoder
US4359733A (en) * 1980-09-23 1982-11-16 Neill Gerard K O Satellite-based vehicle position determining system
US4455651A (en) * 1980-10-20 1984-06-19 Equatorial Communications Company Satellite communications system and apparatus
US4363123A (en) * 1980-12-01 1982-12-07 Northern Telecom Limited Method of and apparatus for monitoring digital transmission systems in which line transmission errors are detected
US4422171A (en) * 1980-12-29 1983-12-20 Allied Corporation, Law Department Method and system for data communication
JPS5835414A (ja) * 1981-08-28 1983-03-02 Hitachi Ltd 磁気式エンコ−ダ
JPS58153436A (ja) * 1982-03-08 1983-09-12 Fuji Xerox Co Ltd 誤り再送方式
US4519080A (en) * 1982-10-29 1985-05-21 Communications Satellite Corporation Analog threshold decoder
EP0114627B1 (de) * 1983-01-19 1990-03-28 Alcatel N.V. Positionsbestimmungssystem
BR8407263A (pt) * 1984-01-11 1985-12-24 Telebit Corp Modem de conjunto empacotado
US4653053A (en) * 1984-05-11 1987-03-24 Harris Corporation Performance monitoring of antijam satellite communication network

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5387115A (en) * 1977-01-11 1978-08-01 Mitsubishi Electric Corp Radiotelephone set

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002530627A (ja) * 1998-05-06 2002-09-17 スナップトラック・インコーポレーテッド 衛星ポジショニングシステムにおける信号処理方法及び装置
JP2005518770A (ja) * 2002-02-26 2005-06-23 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム 制御されたアップリンク送信を用いる広帯域マルチチャネルlnb変換器/送信機アーキテクチャを有する衛星テレビジョン・システム地上局
CN106271580A (zh) * 2015-06-01 2017-01-04 北京卫星环境工程研究所 适用于卫星装配过程中紧固件的自动配套装置

Also Published As

Publication number Publication date
CA1249033A (en) 1989-01-17
MX159402A (es) 1989-05-23
JPH0815266B2 (ja) 1996-02-14
EP0174540A2 (en) 1986-03-19
EP0174540A3 (en) 1988-03-30
AU4680385A (en) 1986-03-27
AU578970B2 (en) 1988-11-10
IN165055B (ja) 1989-08-12
US4744083A (en) 1988-05-10
BR8504398A (pt) 1986-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61112439A (ja) 衛星を利用した無線交信システムおよびメッセージ伝達方法
JP2903052B2 (ja) 地表上にいる利用者の位置決めの装置と方法
US4751512A (en) Differential navigation system for remote mobile users
US5554993A (en) Global position determining system and method
US6011510A (en) GPS based search and rescue transceiver
US11346957B2 (en) Trilateration-based satellite location accuracy for improved satellite-based geolocation
US5847679A (en) GPS based search and rescue system
US4965586A (en) Position determination and message transfer system employing satellites and stored terrain map
AU2008330599B2 (en) Position information providing system, indoor transmitter, and method for providing position information
US20180123680A1 (en) Space based network for detection and monitoring of global maritime shipping using automatic identification system
US8498569B2 (en) Low-cost satellite communication system
US6963304B2 (en) Method and apparatus for providing an integrated communications, navigation and surveillance satellite system
US4819053A (en) Single-point locating system
US6088571A (en) Method and apparatus for multi-constellation satellite broadcast with error correction
US5278568A (en) Method of and apparatus for two-way radio communication amongst fixed base and mobile terminal users employing meteor scatter signals for communications inbound from the mobile terminals and outbound from the base terminals via Loran communication signals
JPS6140578A (ja) 衛星を用いる航行システム
JPH0731239B2 (ja) 乗り物ロケーテイングシステム
JPH0618649A (ja) ディファレンシャル・データ信号の伝送方法
WO1996028901A1 (en) Paging/messaging system using gps satellites
JP2853670B2 (ja) 位置検出システム
Colcy et al. Euteltracs: the European mobile satellite service