JP2000224087A - 移動体衛星通信用移動局の自動送信回路とその方法 - Google Patents
移動体衛星通信用移動局の自動送信回路とその方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 移動体衛星通信システムにおいて、地理的条
件等により移動局が衛星と常時通信を行うことができな
い場合にも、移動局からの発呼を可能とする。 【解決手段】 移動局１は、マイク１７またはデータ端
末１９より、制御部１４を介してメモリ１５に送信すべ
きデータを蓄積し、受信品質検出部１３にて検出した受
信品質が予め規定した値以上の場合に自動的に発呼し、
蓄積されたデータの送信を行う。また、送信正常完了ま
たは失敗を表示部１６に表示する。
件等により移動局が衛星と常時通信を行うことができな
い場合にも、移動局からの発呼を可能とする。 【解決手段】 移動局１は、マイク１７またはデータ端
末１９より、制御部１４を介してメモリ１５に送信すべ
きデータを蓄積し、受信品質検出部１３にて検出した受
信品質が予め規定した値以上の場合に自動的に発呼し、
蓄積されたデータの送信を行う。また、送信正常完了ま
たは失敗を表示部１６に表示する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体衛星通信シ
ステムに用いられる移動局に関し、特に地理的条件等に
より通信を行えない場合の移動局の自動送信回路とその
方法に関する。
ステムに用いられる移動局に関し、特に地理的条件等に
より通信を行えない場合の移動局の自動送信回路とその
方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、移動体衛星通信では、移動局に
おける受信電界強度が低いため、衛星を見通せない場所
では通信を行うことができない。このため、従来から種
々の手段がとられていた。
おける受信電界強度が低いため、衛星を見通せない場所
では通信を行うことができない。このため、従来から種
々の手段がとられていた。
【０００３】１つには、移動局に衛星系携帯電話システ
ムと地上系携帯電話システムと切り換えて使用するデュ
アルモード端末を用いる方法が実用化されている。この
方法では、デュアルモードとして設定された地上系携帯
電話システムが運用され、かつ使用可能な場所では有効
だが、それ以外の場所では効果がない。
ムと地上系携帯電話システムと切り換えて使用するデュ
アルモード端末を用いる方法が実用化されている。この
方法では、デュアルモードとして設定された地上系携帯
電話システムが運用され、かつ使用可能な場所では有効
だが、それ以外の場所では効果がない。
【０００４】他の手段として、外部アンテナを衛星が常
時見通せる場所に置いて利用することも一般的に行われ
ているが、移動局装置以外に外部アンテナ及び接続ケー
ブル等が必要となり、携帯性の低下を招く。また移動局
が外部アンテナとケーブル接続されることにより、移動
中の利用が不可能となる。
時見通せる場所に置いて利用することも一般的に行われ
ているが、移動局装置以外に外部アンテナ及び接続ケー
ブル等が必要となり、携帯性の低下を招く。また移動局
が外部アンテナとケーブル接続されることにより、移動
中の利用が不可能となる。
【０００５】このように、現状では移動体衛星の移動局
に種々の対策をしたとしても常時通信を行うことは困難
である。
に種々の対策をしたとしても常時通信を行うことは困難
である。
【０００６】例えば、移動体衛星通信用移動局を移動中
の車両内で使用する場合は、移動局−衛星間通信の可不
可は、車両の走行位置の地理的条件、及び車両内におけ
る移動局の位置等に依存するため、常時通信を行うこと
は不可能である。
の車両内で使用する場合は、移動局−衛星間通信の可不
可は、車両の走行位置の地理的条件、及び車両内におけ
る移動局の位置等に依存するため、常時通信を行うこと
は不可能である。
【０００７】さらに、周回衛星を利用した移動体衛星通
信は、移動局が屋内や大きな構造物の近くにある場合、
衛星が見通し内に入ることがあったとしても衛星位置が
移動するため、常時通信を行うことは不可能である。
信は、移動局が屋内や大きな構造物の近くにある場合、
衛星が見通し内に入ることがあったとしても衛星位置が
移動するため、常時通信を行うことは不可能である。
【０００８】このため、上記のような場所で、移動局の
利用者が所望した時点に発呼をしたとしても発呼が成功
する確率は低い。
利用者が所望した時点に発呼をしたとしても発呼が成功
する確率は低い。
【０００９】通信時に即時性を要求されない電子メー
ル、音声メッセージ通信等の利用方法があるが、現状の
移動体衛星通信システムでは、このような利用方法にお
いても、衛星が見通し範囲内になく発呼に失敗した場合
は、通信を放棄するか、成功するまで一定時間間隔で発
呼動作を繰り返すことになる。後者においては、繰り返
し発呼間隔と衛星が見通し内に存在する期間とが整合し
ない場合は通信が不可能である。衛星が見通し内に存在
する期間に発呼する確率を高めることは、繰り返し発呼
の間隔を短くすることにより可能であるが、発呼間隔の
短縮は輻輳制御の観点から限界があり、また移動局装置
の消費電力の増加を招くため問題がある。
ル、音声メッセージ通信等の利用方法があるが、現状の
移動体衛星通信システムでは、このような利用方法にお
いても、衛星が見通し範囲内になく発呼に失敗した場合
は、通信を放棄するか、成功するまで一定時間間隔で発
呼動作を繰り返すことになる。後者においては、繰り返
し発呼間隔と衛星が見通し内に存在する期間とが整合し
ない場合は通信が不可能である。衛星が見通し内に存在
する期間に発呼する確率を高めることは、繰り返し発呼
の間隔を短くすることにより可能であるが、発呼間隔の
短縮は輻輳制御の観点から限界があり、また移動局装置
の消費電力の増加を招くため問題がある。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の移
動体衛星通信では、地理的条件等から地上系移動体通信
に比べて発呼が失敗する確率が高くなる。
動体衛星通信では、地理的条件等から地上系移動体通信
に比べて発呼が失敗する確率が高くなる。
【００１１】このため、例えば、地上系移動体通信で
は、特開平２−１２２７３７号公報に記載されているよ
うにＭＣＡ無線機において通信制御チャネルの受信感度
等を監視し所定の条件で自動的に音声で通信不能を知ら
せ、通信可能となると自動的に発呼し通信可能を告知し
て通信を開始する技術が知られていた。
は、特開平２−１２２７３７号公報に記載されているよ
うにＭＣＡ無線機において通信制御チャネルの受信感度
等を監視し所定の条件で自動的に音声で通信不能を知ら
せ、通信可能となると自動的に発呼し通信可能を告知し
て通信を開始する技術が知られていた。
【００１２】しかし、この方法では移動体衛星のように
頻繁に通信不可能となるような状況においては、移動局
の利用者は自動発呼をして通信可能を受けるたび毎に通
信を開始しなければならず利便性に欠けていた。
頻繁に通信不可能となるような状況においては、移動局
の利用者は自動発呼をして通信可能を受けるたび毎に通
信を開始しなければならず利便性に欠けていた。
【００１３】また、移動局の利用者は、電子メール等の
情報を通信するような場合には通信状況に基づく通信結
果を簡単に知ることができない問題を有していた。
情報を通信するような場合には通信状況に基づく通信結
果を簡単に知ることができない問題を有していた。
【００１４】従って、本発明の目的は、移動体衛星通信
の移動局の地理的条件等による頻繁な通信不可の状況に
対しても移動局ユーザーが簡単な操作で通信ができ、ま
た通信状況を移動局ユーザーに通知する手段を提供する
ことにある。
の移動局の地理的条件等による頻繁な通信不可の状況に
対しても移動局ユーザーが簡単な操作で通信ができ、ま
た通信状況を移動局ユーザーに通知する手段を提供する
ことにある。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動体衛星通
信用移動局の自動送信回路において、複数の移動局と、
公衆電話網に接続された基地局と、前記移動局と基地局
の間の通信を中継する通信衛星とからなり、前記移動局
は、前記通信衛星と通信を行えない場合に、送信すべき
データを蓄積するデータ蓄積手段と、受信信号の誤り率
が所定の値より良い場合に自動的に発呼する発呼手段
と、前記蓄積した送信データを自動的に送信するデータ
送信手段とを有することを特徴とする。
信用移動局の自動送信回路において、複数の移動局と、
公衆電話網に接続された基地局と、前記移動局と基地局
の間の通信を中継する通信衛星とからなり、前記移動局
は、前記通信衛星と通信を行えない場合に、送信すべき
データを蓄積するデータ蓄積手段と、受信信号の誤り率
が所定の値より良い場合に自動的に発呼する発呼手段
と、前記蓄積した送信データを自動的に送信するデータ
送信手段とを有することを特徴とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【００１７】図１は、本発明の移動体衛星通信システム
を説明する図面である。本図において、複数の移動局１
と、公衆電話網３に接続された基地局２と、移動局１と
基地局２の間の通信を中継する通信衛星４とから構成さ
れる。
を説明する図面である。本図において、複数の移動局１
と、公衆電話網３に接続された基地局２と、移動局１と
基地局２の間の通信を中継する通信衛星４とから構成さ
れる。
【００１８】ここで、移動局１は、通信衛星４と無線周
波信号の送受信を行うアンテナ部１１と、通信衛星４と
送受信する送受信信号の処理や音声やデータの変復調処
理を行う無線部・変復調部１２と、受信信号の誤り率を
測定し、受信品質を検出する受信品質検出部１３と、移
動局１の無線部・変復調部１２等を制御する制御部１４
と、送信データ等を蓄積するメモリ１５と、利用者が移
動局１の発呼状況を確認するために送信完了または失敗
等を表示する表示部１６と、音声メッセージ等を入力す
るマイク１７と、スピーカ１８と、発呼の設定等を行う
操作キー１９とから構成される。
波信号の送受信を行うアンテナ部１１と、通信衛星４と
送受信する送受信信号の処理や音声やデータの変復調処
理を行う無線部・変復調部１２と、受信信号の誤り率を
測定し、受信品質を検出する受信品質検出部１３と、移
動局１の無線部・変復調部１２等を制御する制御部１４
と、送信データ等を蓄積するメモリ１５と、利用者が移
動局１の発呼状況を確認するために送信完了または失敗
等を表示する表示部１６と、音声メッセージ等を入力す
るマイク１７と、スピーカ１８と、発呼の設定等を行う
操作キー１９とから構成される。
【００１９】また、移動局１には、メッセージ内容等を
作成するデータ端末２０を接続している。
作成するデータ端末２０を接続している。
【００２０】ここで、制御部１４は、移動局装置の消費
電力低減のため、間欠的に受信を行うように移動局１の
各部の電源を規定間隔でＯＮ／ＯＦＦ制御する。また、
制御部１４は、移動局１が受信モードであり、かつ受信
品質検出部１３で検出した受信品質が予め規定した値以
上の場合は通信可能と判断し、メモリ１５に蓄積された
データを無線・変復調部１２及びアンテナ部１１を介し
て送信する。
電力低減のため、間欠的に受信を行うように移動局１の
各部の電源を規定間隔でＯＮ／ＯＦＦ制御する。また、
制御部１４は、移動局１が受信モードであり、かつ受信
品質検出部１３で検出した受信品質が予め規定した値以
上の場合は通信可能と判断し、メモリ１５に蓄積された
データを無線・変復調部１２及びアンテナ部１１を介し
て送信する。
【００２１】さらに、制御部１４の受信品質が悪く通信
不可となった場合の動作について図２のフローチャート
を用いて具体的に説明する。
不可となった場合の動作について図２のフローチャート
を用いて具体的に説明する。
【００２２】図２において、移動局１における通信衛星
４からの送信波の受信品質が低く通信が不可能な場合、
移動局１の利用者は操作キー１９を操作して自動発呼モ
ードに設定する（ステップＡ１）。次に、メモリ１５に
データ端末１９等から送信したい送信データの蓄積を行
う（ステップＡ２）。
４からの送信波の受信品質が低く通信が不可能な場合、
移動局１の利用者は操作キー１９を操作して自動発呼モ
ードに設定する（ステップＡ１）。次に、メモリ１５に
データ端末１９等から送信したい送信データの蓄積を行
う（ステップＡ２）。
【００２３】ここで、送信データには、マイク１７より
入力される音声メッセージ、データ端末２０より入力さ
れるデータ及び操作キー１９より入力されるメッセージ
がある。
入力される音声メッセージ、データ端末２０より入力さ
れるデータ及び操作キー１９より入力されるメッセージ
がある。
【００２４】次に、移動局１は制御部１４のタイマ等に
より間欠的に受信動作を行っており間欠動作の受信タイ
ミングの判別を行う（ステップＡ３）。移動局１が受信
休止モードより受信モードに移行した場合は、受信品質
検出部１３において、受信信号の誤り率（受信品質）を
測定し規定値との比較を行う（ステップＡ４）。なお、
受信品質の規定値には、安定的に通信が可能な品質の下
限を設定する。
より間欠的に受信動作を行っており間欠動作の受信タイ
ミングの判別を行う（ステップＡ３）。移動局１が受信
休止モードより受信モードに移行した場合は、受信品質
検出部１３において、受信信号の誤り率（受信品質）を
測定し規定値との比較を行う（ステップＡ４）。なお、
受信品質の規定値には、安定的に通信が可能な品質の下
限を設定する。
【００２５】ステップＡ３にて、受信休止モードの場合
は、受信モードになるまで待機する。
は、受信モードになるまで待機する。
【００２６】ステップＡ４にて、受信品質が規定値以上
の場合は自動発呼を行う（ステップＡ５）。また、規定
値未満の場合は、ステップＡ３の受信タイミング判別に
戻り待機する。
の場合は自動発呼を行う（ステップＡ５）。また、規定
値未満の場合は、ステップＡ３の受信タイミング判別に
戻り待機する。
【００２７】発呼が完了した場合はメモリ１５に蓄積さ
れた送信データが自動送信される（ステップＡ９）。
れた送信データが自動送信される（ステップＡ９）。
【００２８】制御部１４にて送信データの送信状況を監
視して、全ての送信データの送信が完了した場合には通
信結果として表示部１６に完了表示を行い、送信データ
の送信に失敗した場合は失敗表示を行う（ステップＡ
６、Ａ７、Ａ８）。
視して、全ての送信データの送信が完了した場合には通
信結果として表示部１６に完了表示を行い、送信データ
の送信に失敗した場合は失敗表示を行う（ステップＡ
６、Ａ７、Ａ８）。
【００２９】また、通信結果が失敗の場合は、ステップ
Ａ３の受信タイミング判別に戻り待機する（ステップＡ
６、Ａ８）。
Ａ３の受信タイミング判別に戻り待機する（ステップＡ
６、Ａ８）。
【００３０】以上説明した実施の形態においては、移動
局１における通信衛星４からの送信波の受信品質が低く
通信が不可能な場合、移動局１の利用者の操作キー１９
の操作により自動発呼モードに設定された（ステップＡ
１）。しかし、自動発呼モードの設定を利用者の設定に
よらず受信品質により自動的に自動発呼モードとしても
よい。
局１における通信衛星４からの送信波の受信品質が低く
通信が不可能な場合、移動局１の利用者の操作キー１９
の操作により自動発呼モードに設定された（ステップＡ
１）。しかし、自動発呼モードの設定を利用者の設定に
よらず受信品質により自動的に自動発呼モードとしても
よい。
【００３１】また、移動局１は受信品質検出部１３で受
信信号の誤り率（受信品質）を検出して規定値との比較
をしていた（図２のステップＡ４）が、受信品質に代え
て受信レベルを用いて自動発呼可又は不可を判断するこ
ともできる。この場合には、検出時間が誤り率検出より
も短時間に行えるため、移動体衛星のような短時間に受
信状況が変化しやすいシステムでは自動発呼可又は不可
が短時間に判断できる効果を有している。
信信号の誤り率（受信品質）を検出して規定値との比較
をしていた（図２のステップＡ４）が、受信品質に代え
て受信レベルを用いて自動発呼可又は不可を判断するこ
ともできる。この場合には、検出時間が誤り率検出より
も短時間に行えるため、移動体衛星のような短時間に受
信状況が変化しやすいシステムでは自動発呼可又は不可
が短時間に判断できる効果を有している。
【００３２】さらに、表示部１６には、発呼完了／失敗
表示だけでなく、制御部１４が図２で示した制御フロー
の過程で得られた発呼回数、発呼失敗理由（基地局との
通信失敗、通信相手使用中、不在等）、自動発呼モード
設定からの経過時間を表示させることもできる。
表示だけでなく、制御部１４が図２で示した制御フロー
の過程で得られた発呼回数、発呼失敗理由（基地局との
通信失敗、通信相手使用中、不在等）、自動発呼モード
設定からの経過時間を表示させることもできる。
【００３３】
【発明の効果】本発明の移動体衛星通信用移動局の自動
送信回路とその方法は、地理的条件等により、移動局が
衛星と一時的にしか通信を行うことができない場合にお
いて、通信可能な状態に移行した際に、利用者が通信状
態を確認しながら発呼処理やデータ送信処理を行わなく
とも自動的に行うことができるため利用者の利便性が従
来に比べて格段に向上させる効果を有している。
送信回路とその方法は、地理的条件等により、移動局が
衛星と一時的にしか通信を行うことができない場合にお
いて、通信可能な状態に移行した際に、利用者が通信状
態を確認しながら発呼処理やデータ送信処理を行わなく
とも自動的に行うことができるため利用者の利便性が従
来に比べて格段に向上させる効果を有している。
【００３４】この理由は、移動局で受信品質を検出し、
制御部が通信可能と判断したときに自動的に蓄積したデ
ータを送信するためである。
制御部が通信可能と判断したときに自動的に蓄積したデ
ータを送信するためである。
【００３５】また、本発明では、送信データの自動送信
の完了及び失敗を表示する機能を持つため、利用者は送
達の確認ができるという効果も有する。
の完了及び失敗を表示する機能を持つため、利用者は送
達の確認ができるという効果も有する。
【図１】本発明の移動体衛星通信システムを示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図２】図１の移動局１の制御部１４のフローチャート
を示す図である。
を示す図である。
１ 移動局 ２ 基地局 ３ 公衆電話網 ４ 通信衛星 １１ アンテナ部 １２ 無線部・変復調部 １３ 受信品質検出部 １４ 制御部 １５ メモリ １６ 表示部 １７ マイク １８ スピーカ １９ 操作キー ２０ データ端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5K067 AA01 BB21 DD23 DD44 DD46 DD51 EE02 EE07 EE10 FF02 FF23 GG01 GG09 HH23 5K072 AA01 BB13 BB22 BB27 CC31 CC35 DD01 DD03 DD11 DD16 EE13 FF02 GG01 GG11 GG33 GG36
Claims (7)
- 【請求項１】 移動体衛星通信用移動局の自動送信回路
において、 複数の移動局と、公衆電話網に接続された基地局と、前
記移動局と基地局の間の通信を中継する通信衛星とから
なり、 前記移動局は、前記通信衛星と通信を行えない場合に、
送信すべきデータを蓄積するデータ蓄積手段と、受信信
号の誤り率が所定の値より良い場合に自動的に発呼する
発呼手段と、前記蓄積した送信データを自動的に送信す
るデータ送信手段とを有することを特徴とする移動体衛
星通信用移動局の自動送信回路。 - 【請求項２】 前記移動局は、さらに前記送信データの
送信状況を監視し、送信データの送信状況に応じた通信
結果を表示する表示手段を有することを特徴とする請求
項１記載の移動体衛星通信用移動局の自動送信回路。 - 【請求項３】 前記受信信号の誤り率に代えて、受信信
号の受信レベルとすることを特徴とする請求項１記載の
移動体衛星通信用移動局の自動送信回路。 - 【請求項４】 前記表示手段は、さらに発呼回数、発呼
失敗理由、自動発呼モード設定からの経過時間を表示す
ることを特徴とする請求項２記載の移動体衛星通信用移
動局の自動送信回路。 - 【請求項５】 複数の移動局と基地局間を衛星を介して
通信する移動体衛星通信用移動局の自動送信方法におい
て、 前記移動局は、受信信号の受信品質が低く通信が不可能
な場合、自動発呼モードに設定し、送信すべき送信デー
タの蓄積を行い、受信信号の誤り率を測定し規定値との
比較を行い、受信品質が前記規定値以上の場合は自動的
に発呼を行い、発呼が完了した場合に前記送信データを
自動的に送信することを特徴とする移動体衛星通信用移
動局の自動送信方法。 - 【請求項６】 前記移動局は、さらに送信データの送信
状況を監視し、全ての送信データの送信が完了した場合
には通信結果として完了表示を行い、送信データの送信
に失敗した場合は失敗表示を行うことを特徴とする請求
項５記載の移動体衛星通信用移動局の自動送信方法。 - 【請求項７】 前記移動局は、さらに送信データの送信
状況を監視して、発呼回数、発呼失敗理由、自動発呼モ
ード設定からの経過時間を表示することを特徴とする請
求項５記載の移動体衛星通信用移動局の自動送信方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11024296A JP2000224087A (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 移動体衛星通信用移動局の自動送信回路とその方法 |
| GB0002323A GB2348339B (en) | 1999-02-01 | 2000-02-01 | Mobile-satellite commmunication system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11024296A JP2000224087A (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 移動体衛星通信用移動局の自動送信回路とその方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000224087A true JP2000224087A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=12134215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11024296A Pending JP2000224087A (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 移動体衛星通信用移動局の自動送信回路とその方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000224087A (ja) |
| GB (1) | GB2348339B (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006279310A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Nec Corp | 無線データ通信用携帯端末装置および無線データ通信方法 |
| CN107465468A (zh) * | 2016-06-02 | 2017-12-12 | 中兴通讯股份有限公司 | 生产线异常射频器件检测方法、装置及设备 |
| CN110909035A (zh) * | 2019-10-31 | 2020-03-24 | 艾小本科技(武汉)有限公司 | 个性化复习题集生成方法、装置、电子设备及存储介质 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2363288A (en) * | 2000-06-06 | 2001-12-12 | Motorola Inc | A mobile communications device |
| GB2369009B (en) * | 2000-11-13 | 2002-10-09 | Lucent Technologies Inc | Radio telecommunications network user equipment and method of operation |
| GB2557628B (en) | 2016-12-13 | 2020-01-01 | Inmarsat Global Ltd | Forward link power control |
| JP2021093660A (ja) * | 2019-12-11 | 2021-06-17 | アイコム株式会社 | 通信端末、制御方法、およびプログラム |
Family Cites Families (1)
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