JPS61111921A - 炭化鉄を含有する針状粒子の製造法 - Google Patents

炭化鉄を含有する針状粒子の製造法

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JPS61111921A
JPS61111921A JP59231587A JP23158784A JPS61111921A JP S61111921 A JPS61111921 A JP S61111921A JP 59231587 A JP59231587 A JP 59231587A JP 23158784 A JP23158784 A JP 23158784A JP S61111921 A JPS61111921 A JP S61111921A
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JP
Japan
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carbon
acicular
reducing agent
reducing
iron
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JP59231587A
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English (en)
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Kazuo Okamura
和夫 岡村
Ikuo Kitamura
北村 郁夫
Hideki Aomi
秀樹 青海
Satoru Koyama
哲 小山
Katsushi Tokunaga
徳永 勝志
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は炭化鉄を含有する針状粒子の製造法に関する。
(従来の技術) 本出願人は針状オキシ水酸化鉄または針状酸化鉄をCO
又はこれとH2との混合物と250〜400℃で接触さ
せることにより炭化鉄を含有する針状粒子を製造し、こ
れが化学的に安定で高保磁力を有し磁気記録媒体用の磁
性材料として有用であることを見い出し特許出願した(
例えばvf願昭58−171765号、同58−217
5:10号、同58−236753号、同59−104
00号)。しかし−上記出願においては毒性のあるC 
Oを必須原料として使用する点、生成針状粒子に遊離炭
素の析出が伴うなどの問題点もあり、更に研究を行った
先ず原料鉄化合物のCO気流中の昇温下での重量変化及
び示差熱分析の結果、原料鉄化合物がより低次の酸化物
に還元され、その後、並行して炭化反応が生起し、徐々
にこれが優勢となることが判明した。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的はCOの使用量を軽減ないし皆無にした炭
化鉄を含有する針状粒子の製造法を提供することにある
(問題点を解決するための手段) 本発明は(a)針状オキシ水酸化鉄または針状酸化鉄に
炭素を含有しない還元剤を接触させた後または接触させ
ずに、(b)炭素を含有する還元炭化剤らしくはこれと
炭素を含有しない還元剤との混合物を接触させることを
特徴とする炭化鉄を含有する針状粒子の製造法[ただし
、(、)において炭素を含有しない還元剤を接触させな
い場合には、(b)の炭素を含有する還元炭化剤からc
oを除く。1に係る。
本発明において針状オキシ水酸化鉄は、針状α”−Fe
OOH(デーサイト)、β−FeOOH(7カがネサイ
ト)又は針状γ−FeOOH(レビドクロサイト)が好
ましく、針状酸化鉄は、針状α−Fe202(ヘマタイ
ト)、針状γ−Fe20.(マグネタイト)又は針状F
 e、o 、(マグネタイト)が好ましい。
針状β−F eo OHは、アルカリ水溶液で処理した
ものが好ましい。
上記の針状α−Fe20.又は針状γ−Fe2o3とし
ては、例えば針状α−FcOOH1針状β−FeO()
H又1.を針状7  F e 00 H’c + しP
 h約200−350 ℃に加熱及び脱水して得られた
もの、あるいはこれらを更に約350〜900 ℃に加
熱して結晶の緻ぞ化を図った針状a  Fe20)、γ
−Fe20.等あらゆるものが用いられる。
前記の針状Fel○4は、針状Fe3O4以外の針状酸
化鉄又は針状オキシ水酸化鉄を炭素を含有する還元炭化
剤もしくは炭素を含有しない還元剤又はこれらの混合物
と接触させることによって製造することができる。もつ
とも、前記の針状Fe50゜は、この製法によって製造
されたものに限定されるものではない。特別な場合とし
て、炭素を含有する還元炭化剤又はこれと炭素を含有し
ない還元剤との混合物を針状オキシ水酸化鉄又は針状F
eコ○、以外の針状酸化鉄と接触させて針状Fe50.
を製造する場合、後述の本発明の製法における接触条件
と比較して、時間に関する以外同一の接触条件にするこ
とができる。その場合、針状Fe50゜の製造に引き続
き同一条件で接触を継続して目的とする本発明の針状粒
子を製造することができる。
本発明において針状オキシ水酸化鉄又は針状酸化鉄は平
均軸比が3以上のものが通常であり、3〜20のものが
好適であり、平均粒径(艮紬)は、通常2μm以下、好
適には0.1〜2μm1最適には0.1〜1.0μmで
ある。後にも述べるように、製造される針状粒子は、平
均軸比及び平均粒径が、これらの原料のそれらと比較し
て若干小さくなるが殆ど変らず、本発明の針状粒子一般
について通常このようなものが好適であるからである。
また、本発明で使用する針状オキシ水酸化鉄又は針状酸
化鉄は、形状が針状であり、主成分がオキシ水酸化鉄又
は酸化鉄である限り、少量の銅、マグネシワム、マンガ
ン、ニッケルの酸化物、炭酸塩;硅素の酸化物;カリウ
ム塩、ナトリウム塩等を添加して成るものであってもよ
い。
上記針状オキシ水酸化鉄は、特願昭58−217530
号にあるように、その表面のpHが5以上の場合は、上
り高保磁力を有する針状粒子が得られ、好ましい。pH
が5未満の場合は、アルカリ(例えば水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム)水溶液と接触
させてpHを5以上とするのがよい。またアルカリ処理
した針状酸化鉄を用いることもできる。アルカリ処理は
、例えば被処理物を水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、水酸化アンモニウムのようなアルカリの水溶液(例え
ば、pH8以上、好ましくは10以−1二の水溶液)と
接触させて、必要ならば30分〜1時間撹拌して、口割
、乾燥することにより行なうことができる。
なお、COを被着した針状オキシ水酸化鉄又は酸化鉄を
用いることもできる。、COを被着するには、CO塩の
水溶液(例えば、0.1〜10重量%の稀薄溶液)に針
状オキシ水酸化鉄又は酸化鉄を投入して室温ないし加温
下に撹拌しアルカリ水溶液でアルカリ性とし、必要なら
ば30分〜1時間撹拌して口割乾燥するのが好ましい。
なお、原料は特願昭58−250163号に記載される
ように、珪素化合物、ホウ素化合物、アルミニウム化合
物、脂肪族カルボン酸もしくはその塩、リン化合物又は
チタン化合物などの焼結防止剤で被覆して用いることも
できる。
本発明において炭素を含有しない還元剤の代表例として
はH2、NH2N82等を挙げることができる。
また炭素を含有する還元炭化剤としては下記化合物の少
なくとも1種以上を使用できる。
(f)C0 ■脂肪族、鎖状もしくは環状の、飽和もしくは不飽和炭
化水素、例えばメタン、プロパン、ブタン、シクロヘキ
サン、メチルシクロヘキサン、アセチレン、エチレン、
プロピレン、ブタノエン、イソプレン、タウンブスなと
■芳香族炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、キシレ
ン、沸点150℃以下のこれらのアルキル、アルケニル
誘導体。
■脂肪族アルコール、例えばメタ/−ル、エタノール、
フロパノール、シクロヘキサノール。
■エステル、例えばギ酸メチル、酢酸エチル等の沸点1
50℃以下のエステル。
■エーテル、例えば低級アルキルエーテル、ビニルエー
テル等の沸点150℃以下のエーテル。
■アルデヒド、例えばホルムアルデヒド、アセトアルデ
ヒド等の沸点150℃以下のアルデヒド。
■ケトン、例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン等の沸点150℃以下のケトン。
待に好ましいco以外の炭素を含有する還元炭化剤はC
H,OH%HCOOCH1、炭素数1〜5の飽和または
不飽和の脂肪族炭化水素である。
本発明では上記のような各種の炭素を含有する還元炭化
剤を使用できるが、(a)において炭素を含有しない還
元剤を接触させない場合には、(b)の炭素を含有する
還元炭化剤からCOを除く。ただし、これはCO単独で
使用する場合を除くという意で、COとCO基以外炭素
を含有する還元炭化剤との併用の場合をも除くものでは
ない。
本発明の(a)の工程において炭素を含有しない還元剤
は希釈しであるいは希釈せずに使用することかで・き、
希釈剤としては、例えばN2、CO2、アルゴン、ヘリ
ウム等を挙げることができる。また希釈率は任意に選択
でき、例えば約1.1〜10倍(容量比)に希釈するの
が好ましい。接触温度、接触時間、流速等の接触条件は
、例えば針状オキシ水酸化鉄又は針状酸化鉄の製造履歴
、平均軸比、平均粒径、比表面積等に応じ変動するため
、適宜選択するのがよい。好ましい接触温度は、約20
0〜700℃、より好ましくは約300〜400℃、好
ましい接触時間は約0.5〜6時間である。好ましい流
速は、原料の鉄化合物1g当り約1〜1000IIII
 S、T。
87分である。なお、接触圧力は、希釈剤をも含めて、
1〜2気圧が常用されるが、特に制限はない。
本発明の(1))の工程においても炭素を含有する還元
炭化剤もしくはこれと炭素を含有しない還元剤との混合
物を希釈しであるいは希釈せずに使用できる。混合物を
用いる場合、その混合比は適宜に選択することができる
が、通常は炭素を含有する還元炭化剤と炭素を含有しな
い還元剤の容量比がIlo、05〜115とするのが好
ましい。接触条件も同様に適宜選択することができるが
、好ましい接触温度は約250〜400℃1より好まし
くは約300〜400℃1好ましい接触時間は、(a)
工程を行った場合は約0.5〜6時間、(a)工程のな
い場合は約1〜12時間である。好ましい流速は、原料
の鉄化合物1g当り約1〜1000値I S、T、87
分である。なお、接触圧力は、希釈剤をも含めて、1〜
2気圧が常用されるが、特に制限はない。
本発明においで得られる粒子は、電子顕微鏡で観察する
と、平均的に一様な針状粒子であり、原料の針状オキシ
水酸化鉄又は針状酸化鉄の針状粒子と同形状で、これら
の形骸粒子であり、これが−大粒子となって存在してい
る。また、得られる針状粒子は、元素分析により炭素を
含有し、更にX線回折パターンにより、炭化鉄を含有す
ることが明らかである。X線回折パターンは、面間隔が
2.28.2.20.2.08.2.05及び1.92
Aを示す。かがるパターンは、Fe、C2に相当し、本
発明の炭化鉄は通常は主としてFer、C’2からなる
が、FezC。
Fe2oCq(Fez、2C)、Fe5C等が共存する
ことがある。従って本発明の針状粒子に含有される炭化
鉄は、FexC(2≦Xく3)と表示するのが適切であ
る。
また、炭化が不完全な場合、本発明で得られる針状粒子
は酸化鉄、主としてFe、O,をも含有する。一般に、
酸化鉄については、F eo 、 F el O+及び
γ−Fe20.がvt造的に関連があり、これら3者と
も酸素原子は、立方最密詰込みvt造を有しており、現
実に存在するFe、O,は、これらの幅で変動すること
から上記の酸化鉄は、Fe(’)y(1くy≦1.5)
で示すのが適切である。
また、得られる針状粒子は、炭化鉄又は場合により酸化
鉄を含有するが、C,H及びNの元素分析値を参照する
と、通常、X線回折パターンで確認される炭化鉄の化学
式で計算される炭素量よりも炭素を過剰に含有する。か
かる過剰の炭素は、鉄と結合して存在するか遊離の炭素
として存在するのか不明である。この意味において、得
られる針状粒子には、元素炭素が存在することがある。
従って、得られる粒子は、−大粒子としての形状が平均
軸比3以上の、実質的に炭化鉄から成る針状粒子又は炭
化鉄と、酸化鉄及び/又は元素炭素からなる針状粒子で
ある。
しかして、得られる針状粒子における炭化鉄及び酸化鉄
の含有量は、X線回折分析で検出されるそれぞれの主成
分であるFe5C2及II F e ) O、を炭化鉄
及び酸化鉄の化学式と定め、更に元素分析及び灼熱増量
により求めることができる。炭化鉄の含有量は20重重
量以上が好ましく、50重量%以上が更に好ましい。ま
た酸化鉄は70重量%以下が好ましく、40重重量以下
が更に好ましい。
また、得られる針状粒子の平均軸比及び平均粒径は、原
料の針状オキシ水酸化鉄又は針状酸化鉄のそれらと比較
して若干小さくなるが殆ど差はない。従って、この製法
で得られる針状粒子の平均軸比は、通常3以上、好適に
は3〜20であり、平均粒径(反軸)は、通常2μ「0
以下、好適には0.1〜2μln、最適には0.1〜1
.0μmである。
本発明の炭化鉄を含有する針状粒子は、直達の特徴等か
ら明らかなとおり、磁気記録用磁性材料として用いるこ
とができるが、これに限られるものではなく、低級脂肪
族炭化水素のCOとH2とからの合成のための触媒等と
して用いることもできる。
(発明の効果) 本発明においては、(a)工程において炭素を含有しな
い還元剤と針状オキシ水酸化鉄又は針状酸化鉄を接触さ
せることによIJcOの使用量を減少させることが′C
き、また(、)工程の接触を行わない場合は、CO以外
の炭素を含有する還元炭化剤の使用により、COの使用
量を減少ないしは皆無とすることができる。
また本発明の(a)工程において接触を行なう場合は、
炭素を含有しない還元剤を用いた還元により、炭素を含
有する還元炭化剤の使用量を減少することができ、従っ
て炭素の析出を軽減することができる。
(実 施 例) 以下に実施例を挙げて詳しく説明する。
実施例において、各種特性等はそれぞれ次の方法によっ
て求めた。
(1)磁気特性 特別に記載がない限り次の方法によって求める。
ホール素子を用いたがウスメーターにより試料充填率0
.2で、測定磁場5kOeで、保磁力(Ha、Oe)、
飽和磁化量(σs、e、111.u)及び残留磁化量(
σr、 e、+ロ、u)を測定する。
(2)C,H及びNの元素分析 元素分析は(株)柳本製作所製のMT2CHNCORD
ERYanacoを使用し、900℃で酸素(ヘリウム
キャリヤ)を通じることにより常法に従って行う。
(3) m成の求め方 酸化鉄および炭化鉄の化学式をX線回折分析に上り求め
て、Cの元素分析値および次に述べる加熱処理による重
量増から求めた。例えばFe50+はその重量の1.0
:35倍に相当するFe201に、またFe、C2はそ
の重量の1,317倍に相当するFe2O3に変化する
ものとして計算を行なう。加熱処理による重量増は、試
料を白金るつぼに入れてマツフル炉によす600°Cで
1時間加熱処理し、X線回折によりα−Fe203の存
在を確認して、常法に従って加熱処理による重量増を求
める。
更に具体的に述べるとFe5C2、Fe1O+及び元素
炭素の組成割合をそれぞれx、 y及び2重量%、炭素
分析値及び加熱処理による重量増をそれぞれA及びBi
量%とすると、x、 y及びZは下記の3元方程式より
求めることができる。
x + y 十z = 100 1.317x+ 1.0357= 100十Bz +0
.079x =A また実施例で用いた原料鉄化合物の特性又は製造履歴は
次の通りである。
γ−FeOOH表面pH6,5 α−FeOOH表面pH8,0 γ−Fe203  レピドクロサイト粒子をマツフル炉
に入れ、250℃で1時間 加熱して得たもの。
α−F C201(L)デーサイト粒子をマツフル炉に
入れ、600℃で1時間加熱し て得たもの。
α−Fe20s(2)レピドクロサイト粒子をマツフル
炉に入れ、600℃で1時間 加熱して得たもの。
実施例1 平均粒径0.6μm(長軸)、平均軸比10の針状のデ
ーサイト粒子2gを磁製ボートに入れて管状炉に挿入し
、窒素を流して置換した後、300℃に昇温し、その温
度でH2を毎分10100Oの流速で1時間接触させた
引き続き、窒素を流しながら350℃に昇温し、その温
・度″cCOを毎分1000+alの流速で1時間接触
させ、その後室温まで放冷し黒色の粉末を得た。
生成物のx#X回折パターンは、いずれも^STMのX
  Ray Powder Data File 20
 509のFe5C21ron Carbideと一致
した。磁気特性及び組成を第2表に示す。
実施例2〜17及び参考例1 第1表に記載の原料、接触条件を用いた他は実施例1と
同様にして黒色の粉末を得た。結果を第1表及び第2表
に示す。
第   1    表 第   1   表(続 き) 第2表 実施例18 平均粒径0.6μω(長袖)、平均輸比10の針状のデ
ーサイト粒子2.を磁製ボートに入れて管状炉に挿入し
、窒素を流して置換した後、350℃に昇温し、その温
度でCH,OHを毎分500m lの流速で3.5時間
接触させ、その後室温まで放冷し黒色の粉末を得た。
生成物のX線回折パターンは、^STMのX  Ray
Powder Data F ile 20−509の
Fe5C2IronCarbid、eと一致した。磁気
特性及び組成を!@4表に示す。
実施例19〜29 第3表に記載の原料、接触条件を用いた他は実施例18
と同様にして黒色の粉末を得た。結果を第3表及び第4
表に示す。
実施例22のγ−Fe2O3はα−FeOOHをシラン
処理して乾燥後、200’(:で脱水して得た。
第   3   表 第4表 (以 上)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)針状オキシ水酸化鉄または針状酸化鉄に炭
    素を含有しない還元剤を接触させた後または接触させず
    に、 (b)炭素を含有する還元炭化剤もしくはこれと炭素を
    含有しない還元剤との混合物を接触させることを特徴と
    する炭化鉄を含有する針状粒子の製造法[ただし、(a
    )において炭素を含有しない還元剤を接触させない場合
    には、(b)の炭素を含有する還元炭化剤からCOを除
    く。]。
  2. (2)オキシ水酸化鉄または酸化鉄がα−FeOOH、
    β−FeOOH、γ−FeOOH、α−Fe_2O_3
    またはγ−Fe_2O_3である特許請求の範囲第1項
    記載の製造法。
  3. (3)針状オキシ水酸化鉄または針状酸化鉄に炭素を含
    有しない還元剤を200〜700℃で接触させた後、炭
    素を含有する還元炭化剤もしくはこれと炭素を含有しな
    い還元剤との混合物を250〜400℃で接触させるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造法。
  4. (4)炭素を含有しない還元剤がH_2である特許請求
    の範囲第3項記載の製造法。
  5. (5)炭素を含有しない還元剤がH_2であり、炭素を
    含有する還元炭化剤がCO又はこれとH_2との混合物
    である特許請求の範囲第3項記載の製造法。
  6. (6)(a)工程の接触をせずに、(b)工程の接触を
    250〜400℃で行なう特許請求の範囲第1項記載の
    製造法。
  7. (7)炭素を含有する還元炭化剤がCH_3OH、HC
    OOCH_3、炭素数1〜5の飽和又は不飽和脂肪族炭
    化水素である特許請求の範囲第1項記載の製造法。
  8. (8)炭素を含有しない還元剤がH_2であり、炭素を
    含有する還元炭化剤がCH_3OH、HCOOCH_3
    、炭素数1〜5の飽和又は不飽和脂肪族炭化水素である
    特許請求の範囲第1項記載の製造法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61154110A (ja) * 1984-12-27 1986-07-12 Mitsui Toatsu Chem Inc 磁気記録用針状性炭化鉄微粒子及びその製造方法
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