JPH0143683B2 - - Google Patents

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JPH0143683B2
JPH0143683B2 JP58171765A JP17176583A JPH0143683B2 JP H0143683 B2 JPH0143683 B2 JP H0143683B2 JP 58171765 A JP58171765 A JP 58171765A JP 17176583 A JP17176583 A JP 17176583A JP H0143683 B2 JPH0143683 B2 JP H0143683B2
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JP
Japan
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acicular
iron
particles
carbide
iron oxide
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Application number
JP58171765A
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JPS6071509A (ja
Inventor
Yoshuki Shibuya
Shigeo Daimon
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Priority to KR1019840002220A priority patent/KR900005686B1/ko
Publication of JPS6071509A publication Critical patent/JPS6071509A/ja
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Priority to US07/327,461 priority patent/US5151206A/en
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Description

【発明の詳现な説明】
本発明は、新芏な針状粒子、その補法及びそれ
から成る磁性材料、特に炭化鉄を含有する針状粒
子であ぀お、高保磁力及び磁堎配向性を有する針
状粒子に関する。 珟圚、䞀般に磁気蚘録甚磁性材料は、通垞、酞
化鉄をベヌスずする針状粒子が甚いられ、保磁力
Hcがせいぜい400Oe皋床である。しかし、最
近は、たすたす高性胜な磁性材料が芁求されおお
り、蚘録密床を䞊げるために磁堎配向性があ぀お
より高い保磁力を有するものが芁求されおいる。
かかる芁求に応ずるものずしお、針状酞化鉄を氎
玠により還元しお埗られる金属鉄粒子あるいはコ
バルトにより倉性した針状酞化鉄粒子等が知られ
おいる。しかしながら、前者は、化孊的に極めお
掻性で、䟋えば倧気䞭で容易に酞化される性質を
有する。そのため、補造、貯蔵及び茞送時に特別
な配慮を必芁ずするなど取扱いが面倒であり、極
めお高䟡である。埌者は、コバルトを成分ずする
ため高䟡ずなるばかりでなく、保磁力が経時的に
倉化し、これが枩床倉化により促進されるなど化
孊的及び熱的に䞍安定である。 本発明の目的は高保磁力及び優れた磁堎配向性
を有する針状粒子及びこれを含有する磁性材料を
提䟛するこずにある。 たた本発明の目的は化孊的、熱的に安定で取扱
い性が良奜な針状粒子及びこれを含有する磁性材
料を提䟛するこずにある。 曎に本発明の目的は安䟡で補造容易な針状粒子
及びこれを含有する磁性材料を提䟛するこずにあ
る。 本発明は平均軞比が〜20、平均粒埄が0.1〜
1.0Όである炭化鉄を含有する針状粒子及びこれ
を含有する磁性材料であり、この針状粒子は䟋え
ば平均軞比が〜20、平均粒埄が0.1〜1.0Όで
ある針状オキシ氎酞化鉄又は針状酞化鉄をCO又
はこれずH2ずの混合物ず接觊させるこずにより
埗られる。 埓来ただ単に、炭化鉄を磁性材料ずしお䜿甚す
るこずは、知られおいるが、球状粒子で実甚化に
ほど遠いものである。すなわち、米囜特蚱第
3572993号には、鉄カルボニルの蒞気凝集䜓にCO
又はこれずH2ずの混合物を接觊させお埗た平均
粒埄玄0.005〜0.1Όの球状炭化鉄を磁気蚘録甚
材料ずしお䜿甚するこずができるこずが蚘茉され
おいる。しかしながら、保磁力は500〜700Oe
iHcず比范的高いものが埗られおいるが、球
状粒子であるがため、磁堎配向性を有せず良奜な
角型比の磁気蚘録媒䜓の補造に適しないものであ
る。 本発明の針状粒子の特城を挙げるず次のずおり
である。 第䞀に、高保磁力を有するこずである。䟋えば
1000Oe以䞊ずするこずができる。 第二に、磁堎配向性を有するこずである。これ
により酞化ヒステリシス曲線の角型比を向䞊させ
残留磁束密床の倧きい磁気蚘録媒䜓の原料ずする
こずができる。 第䞉に、化孊的及び熱的に安定であるこずであ
る。本発明の針状粒子は、金属鉄粒子のように空
気により酞化を受けるようなこずがなく、化孊的
に安定である。たたコバルト倉性針状酞化鉄のよ
うに経時倉化をするようなこずがなく、本発明の
針状粒子は、はるかに安定した保磁力などの性胜
を有する。埓぀お取扱いが容易で貯蔵、茞送等に
より倉質しないのみならず、蚘録材料ずしお䜿甚
するに圓぀お安定した品質の保持が期埅される。 第四に、安䟡である。本発明の針状粒子は、金
属鉄針状粒子のような取扱い䞊の配慮が䞍芁なた
め䜎コストずするこずができ、コバルト倉性酞化
鉄のような高䟡なコバルトを必ずしも必須成分ず
する必芁はない。 第五に、容易に補造するこずができる。䟋えば
針状オキシ氎酞化鉄又は針状酞化鉄をCOず接觊
させお補造する堎合においお、接觊枩床が400℃
以䞋で反応時間も10時間以内ずいう枩和な補造条
件䞋で補造するこずができる。 第六に、針状オキシ氎酞化鉄又は針状酞化鉄を
原料ずしお補造された本発明の針状粒子は、これ
らから誘導される針状酞化鉄䟋えば針状Fe3O4た
たはこれを酞化しお埗られる針状Fe2O3よりも高
い保磁力を有するこずである。すなわち、針状酞
化鉄に比し磁気特性の改良されたものずなるこず
である。 本発明の針状粒子は、䞀次粒子の平均軞比長
軞短軞が通垞以䞊であり、奜適には〜
20、平均粒埄長軞が通垞2Ό以䞋、奜適に
は0.1〜2Ό、最適には0.1〜1.0Όである。 ここにおいお、䞀次粒子ずいうのは、電子顕埮
鏡3000〜6000倍で芳察しお識別し埗る粒子を
いい、䟋えば、本発明の針状粒子の粒子構造の電
子顕埮鏡写真6000倍を瀺す第図に芋られる
ように埮小の现長い粒子が束ずな぀たものが折り
重な぀おいるが、その束を構成する䞀぀䞀぀の粒
子が䞀次粒子である。 たた本発明の針状粒子に含有される炭化鉄は、
Fe5C2、Fe2C、Fe20C9Fe2.2のそれぞれ単独
又は皮以䞊の混合物であり、Fex
ず衚瀺するのが適切である。䞀般に炭化鉄の
存圚は、線回折パタヌンを、既知の化孊匏で衚
瀺された炭化鉄の線回折パタヌン䟋えば、
ASTMの−Ray Powder Date Fileに蚘茉さ
れたものず照合するこずによ぀お確認するこず
ができる。しかし、個々の炭化鉄盞互間の線回
折パタヌンの差異は、僅少であるので、䞻成分の
炭化鉄の確認は可胜であるが、埮量に存圚する他
の炭化鉄の確認は殆ど䞍可胜である。も぀ずも、
埮量に䜵存する炭化鉄は、磁気特性等に぀いお圱
響はないので、無芖するこずができる。奜たしい
態様では、線回折パタヌンにおいお面間隔が
2.28Å、2.20Å、2.08Å、2.05Å及び1.92Åを瀺す
ものである。かかる炭化鉄は、Fe5C2に盞圓する
ず考えられ、Fe2C、Fe20C9Fe2.2、Fe3C等が
共存するこずがある。 たた、本発明の針状粒子における炭化鉄の含有
量は、20重量以䞊のずき針状粒子の保磁力が
450Oe以䞊を有しお奜たしく、50重量以䞊のず
きは保磁力が850Oe以䞊を有しお曎に奜たしい。
炭化鉄の含有量は、先にも述べたように含有され
る炭化鉄のすべおの皮類を確認するこずが殆ど䞍
可胜であり、曎にそれらを単離するこずも䞀般に
䞍可胜であるので、存圚が確認できる䞻成分の炭
化鉄に぀いお化孊匏を定め、必芁があれば、炭化
鉄以倖の成分に぀いお化孊匏を定め、䟋えば
Fe3O4等ず定め、これらの化孊匏、元玠分析及び
灌熱増量を総合しお求めるこずができる。 たた本発明の針状粒子は、炭化鉄のみを成分ず
するものはもちろん、それ以倖の成分を含有する
ものも包含される。炭化鉄以倖の成分ずしおは、
補造原料に由来する成分、䟋えば酞化鉄等、補造
過皋に由来するもの、䟋えば元玠炭玠、その他補
造原料に察する添加物に由来する銅、マグネシり
ム、マンガン、ニツケル、コバルト等の炭化物若
しくは酞化物等、カリりム、ナトリりム等の炭酞
塩若しくは酞化物等及び又は硅玠等の酞化物等
がある。 本発明の針状粒子の奜適な補法は、針状オキシ
氎酞化鉄又は針状酞化鉄をCO又はこれずH2ずの
混合物ず接觊させるこずである。 針状オキシ氎酞化鉄又は針状酞化鉄は、平均軞
比が以䞊のものが通垞であり、〜20のもの奜
適であり、平均粒埄長軞は、通垞2Ό以䞋、
奜適には0.1〜2Ό、最適にはが0.1〜1.0Όであ
る。埌にも述べるように、補造される針状粒子
は、平均軞比及び平均粒埄が、これらの原料のそ
れらず比范しお若干小さくなるが殆ど倉らず、先
にも述べたように、本発明の針状粒子䞀般に぀い
お通垞このようなものが奜適であるからである。 針状オキシ氎酞化鉄は、針状α−FeOOHゲ
ヌサむト又は針状γ−FeOOHレピドクロサ
むトが奜たしく、針状酞化鉄は、針状α−
Fe2O3ヘマタむト、針状γ−Fe2O3マグヘマむ
ト又は針状Fe3O4マグネタむトが奜たしい。 䞊蚘の針状α−Fe2O3又は針状γ−Fe2O3ずし
おは、䟋えば針状α−FeOOH又は針状γ−
FeOOHをそれぞれ玄200〜350℃に加熱及び脱氎
しお埗られたもの、あるいはこれらを曎に玄350
〜900℃に加熱しお結晶の緻密化を図぀た針状α
−Fe2O3等あらゆるものが甚いられる。 前蚘の針状Fe3O4は、針状Fe3O4以倖の針状酞
化鉄又は針状オキシ氎酞化鉄をCO、H2又はこれ
らの混合物ず接觊させるこずによ぀お補造するこ
ずができる。も぀ずも、前蚘の針状Fe3O4は、こ
の補法によ぀お補造されたものに限定されるもの
ではない。特別な堎合ずしお、CO又はこれずH2
ずの混合物を針状オキシ氎酞化鉄又は針状Fe3O4
以倖の針状酞化鉄ず接觊させお針状Fe3O4を補造
する堎合、埌述の本発明の奜適な補法における接
觊条件ず比范しお、時間に関する以倖同䞀の接觊
条件にするこずができる。その堎合は、針状
Fe3O4の補造に匕き続き同䞀条件で接觊を継続し
お目的ずする本発明の針状粒子を補造するこずが
できる。 たた、本発明の針状粒子の奜適な補法における
針状オキシ氎酞化鉄又は針状酞化鉄は、圢状が針
状であり、䞻成分がオキシ氎酞化鉄又は酞化鉄で
ある限り、少量の銅、マグネシりム、マンガン、
ニツケル、コバルト等の酞化物、炭酞塩等の化合
物及び又は珪玠等の酞化物、カリりム塩、ナト
リりム塩等の化合物を添加しお成るものであ぀お
もよい。 CO又はこれずH2ずの混合物は、垌釈しおある
いは垌釈せずに䜿甚するこずができ、垌釈剀ずし
おは、䟋えばN2、CO2、アルゎン、ヘリりム等
を挙げるこずができる。COずH2の混合物を甚い
るずき、その混合比は適宜に遞択するこずができ
るが、通垞はCOH2容量比0.05〜
ずするのが奜たしい。たた垌釈率は任意に遞択
でき、䟋えば玄1.1〜10倍容量比に垌釈する
のが奜たしい。接觊枩床、接觊時間、CO又はこ
れずH2ずの混合物の流速等の接觊条件は、䟋え
ば針状オキシ氎酞化鉄又は針状酞化鉄の補造履
歎、平均軞比、平均粒埄、比衚面積、CO又はこ
れずH2ずの混合物の垌釈比等に応じ倉動するた
め、適宜遞択するのがよい。奜たしい接觊枩床
は、玄300〜400℃、奜たしい接觊時間は針状
Fe3O4に察しお玄〜10時間、その他の針状酞化
鉄又は針状オキシ氎酞化鉄に察しおはFe3O4に還
元された埌、曎に玄〜10時間、奜たしいCO又
はこれずH2ずの混合物の流速は、原料の針状オ
キシ氎酞化鉄等圓り玄〜1000mlS.T.P.分
である。なお、接觊圧力は、垌釈されたCO又は
これずH2ずの混合物を甚いる堎合は垌釈剀をも
含めお、〜気圧が垞甚されるが、特に制限は
ない。 前蚘の奜適な補法で埗られる粒子は、電子顕埮
鏡で芳察するず、䟋えば第図に瀺すように、平
均的に䞀様な針状粒子であり、原料の針状オキシ
氎酞化鉄又は針状酞化鉄の針状粒子ず同圢状で、
これらの圢骞粒子であり、これが䞀次粒子ずな぀
お存圚しおいる。たた、前蚘奜適な補法で埗られ
る針状粒子は、元玠分析により炭玠を含有し、曎
に線回折パタヌンにより炭化鉄を含有するこず
が明らかである。線回折パタヌンは面間隔が
2.28Å、2.20Å、2.08Å、2.05Å及び1.92Åを瀺
す。かかるパタヌンは、Fe5C2に盞圓し、本発明
の炭化鉄は通垞は䞻ずしおFe5C2からなるが、
Fe2C、Fe20C9Fe2.2、Fe3C等が共存するこず
がある。 たた、炭化が䞍完党な堎合、前蚘奜適な補法で
埗られる針状粒子は酞化鉄、䞻ずしおFe3O4をも
含有する。䞀般に、酞化鉄に぀いおは、FeO、
Fe3O4及びγ−Fe2O3が構造的に関連があり、こ
れら者ずも酞玠原子は、立方最密詰蟌み構造を
有しおおり、珟実に存圚するFe3O4は、これらの
幅で倉動するこずから䞊蚘の酞化鉄は、FeOy
1.5で瀺すのが適切である。 たた、前蚘奜適な補法で埗られる針状粒子は、
炭化鉄又は堎合により酞化鉄を含有するが、、
及びの元玠分析倀を参照するず、通垞、線
回折パタヌンで確認される炭化鉄の化孊匏で蚈算
される炭玠量よりも炭玠を過剰に含有する。かか
る過剰の炭玠は、鉄ず結合しお存圚するか遊離の
炭玠ずしお存圚するか䞍明である。この意味にお
いお、前蚘奜適な補法で埗られる針状粒子には、
元玠炭玠が存圚するこずがある。したが぀お、前
蚘の奜適な補法で埗られる粒子は、䞀次粒子ずし
おの圢状が平均軞比以䞊の、実質的に炭化鉄か
ら成る針状粒子又は炭化鉄ず、酞化鉄又は及び
元玠炭玠である針状粒子である。 しかしお、前蚘奜適な補法で埗られる針状粒子
における炭化鉄及び酞化鉄の含有量は、線回折
分析で怜出されるそれぞれの䞻成分であるFe5C2
及びFe3O4を炭化鉄及び酞化鉄の化孊匏ず定め、
曎に元玠分析及び灌熱増量により求めるこずがで
きる。炭化鉄の含有量は20重量以䞊が奜たし
く、50重量以䞊が曎に奜たしい。たた酞化鉄は
70重量以䞋が奜たしく、40重量以䞋が曎に奜
たしい。 たた、前蚘奜適な補法で埗られる針状粒子の平
均軞比及び平均粒埄は、原料の針状オキシ氎酞化
鉄又は針状酞化鉄のそれらず比范しお若干小さく
なるが殆んど差はない。したが぀お、この補法で
埗られる針状粒子の平均軞比は、通垞以䞊、奜
適には〜20であり、平均粒埄長軞は、通垞
2Ό以䞋、奜適には0.1〜2Ό、最適には0.1〜
1.0Όである。 平均軞比及び平均粒埄が䞊蚘範囲の堎合は、そ
れ以倖の数倀のものず比范しおFe5C2の含有率等
の炭化条件を同䞀ずした堎合、保磁力等の磁気特
性においお優れおいる。 前蚘奜適な補法で埗られる針状粒子は、酞化鉄
が存圚する堎合、針状オキシ氎酞化鉄又は針状酞
化鉄をCO又はこれずH2ずの混合物ず䞀様に接觊
させるずいう固気反応の結果生成したものであ
り、生成針状粒子の圢状が原料の針状オキシ氎酞
化鉄等の圢状ず殆ど倉らないこずから、該生成針
状粒子においおは、炭化鉄又は炭化鉄及び元玠炭
玠は、衚面郚分に党郚ないし倧郚分存圚し、酞化
鉄は党郚ないし倧郚分が内郚に存圚するものず掚
定される。 本発明の炭化鉄を含有する針状粒子は、前述の
特城等から明らかなずおり、磁気蚘録甚磁性材料
ずしお甚いるこずができるが、これに限られるも
のではなく、䜎玚脂肪族炭化氎玠のCOずH2ずか
らの合成のための觊媒等ずしお甚いるこずもでき
る。 以䞋に実斜䟋を挙げお詳しく説明する。 実斜䟋においお、各皮特性等はそれぞれ次の方
法によ぀お求めた。 (1) 磁気特性 特別に蚘茉がない限り次の方法によ぀お求め
る。 ホヌル玠子を甚いたガりスメヌタヌにより詊
料充填率0.2で、枬定磁堎5kOeで、保磁力Hc、
残留磁束密床Brおよび飜和磁束密床Bmを枬定
する。 (2) 、及びの元玠分析 元玠分析は(æ ª)柳本補䜜所補のMT2 CHN
CORDER Yanacoを䜿甚し、900℃で酞玠ヘ
リりムキダリダを通じるこずにより垞法に埓
぀お行う。 (3) 組成の求め方 酞化鉄および炭化鉄の化孊匏を線回折分析
により求めお、の元玠分析倀および次に述べ
る加熱凊理による重量増から求めた。䟋えば
Fe3O4はその重量の1.035倍に盞圓するFe2O3
に、たたFe5C2はその重量の1.317倍に盞圓する
Fe2O3に倉化するものずしお蚈算を行なう。加
熱凊理による重量増は、詊料を癜金る぀がに入
れおマツフル炉により600℃で時間加熱凊理
し、線回折によりα−Fe2O3の存圚を確認し
お、垞法に埓぀お加熱凊理による重量増を求め
る。 曎に具䜓的に述べるずFe5C2、Fe3O4及び元
玠炭玠の組成割合をそれぞれ、及び重量
、炭玠分析倀及び加熱凊理による重量増をそ
れぞれ及び重量ずするず、、及び
は䞋蚘の元方皋匏より求めるこずができる。 100 1.317x1.035y100 0.079x 実斜䟋  平均粒埄0.7Ό長軞、平均軞比10の針状の
レピドクロサむト粒子を磁性ボヌトに入れお
管状炉に挿入し、窒玠を流しお空気を眮換した
埌、340℃に昇枩し、その枩床でCON23070
容量比の混合ガスを毎分75mlの流速で流しなが
ら、時間凊理し、その埌宀枩たで攟冷した。黒
色の針状粉末を埗た。 生成物の線回折パタヌンは、第図のずおり
であり、ASTMの−Ray Powder Data
File20−509のFe5C2 Iron Carbideず䞀臎した。
衚に、第図におけるピヌクの面間隔Å
及び匷床比I1を、ASTMの−Ray
Powder Data File20−509のFe5C2 Iron
Carbideのそれらず察比したものを瀺す。
【衚】
【衚】 なお、Fe3O4のピヌクは怜出されなか぀た。 実斜䟋  実斜䟋で埗られた粉末を東栄工業株匏䌚瀟補
の詊料振動型磁力蚈VSM3型で枬定磁堎15kOeで
磁気特性を枬定した結果を次に瀺す。 保磁力iHc 878Oe 残留磁化量σr 54.7emu 飜和磁化量σs 134.4emu 実斜䟋  実斜䟋で埗た針状粒子を次の凊方で塗料に調
補した。 針状粒子 18.25 塩化ビニル−酢酞ビニル共重合䜓 5.25 ゞオクチルフタレヌト 1.00 ラりリン酞 0.2 トル゚ン 15.0 メチルむ゜ブチルケトン 15.0 調補した塗料をドクタヌナむフ間隙100Ό
でポリ゚チレンテレフタレヌトトフむルム䞊に塗
垃し、反撥反抗磁石方匏で配向凊理をし也燥し
た。このようにしお埗られたフむルムの磁気特性
を配向凊理方向に察しお垂盎方向及び平行方向の
それぞれに぀いお枬定し磁堎配向性配向床を
求めた。その結果を次に瀺す。 配向床 BrBr⊥ 1.89 枬定磁堎方向を配向凊理方向に察しお平行にし
た堎合 保磁力 He 930Oe 角型比 BrBm 0.70 枬定磁堎方向を配向凊理方向に察しお垂盎にし
た堎合 保磁力 Hc⊥ 827Oe 角型比 Br⊥Bm⊥ 0.37 実斜䟋  実斜䟋においお針状のレピドクロサむト粒子
を、平均粒埄0.7Ό長軞、平均軞比10の
針状のゲヌサむト粒子に代え、同様にしお、
黒色の針状粉末を埗た。 生成物の線回折パタヌンは、第図のずおり
であり、ASTMの−Ray Powder Data
File20−509のFe5C2 Iron Carbideず䞀臎した。
衚に第図におけるピヌク〜の面間隔
Å及び匷床比I1を、ASTMの−Ray
Powder Data File20−509のFe5C2 Iron
Carbideのそれらず察比したものを瀺す。
【衚】 なお、Fe3O4のピヌクは怜出されなか぀た。磁
気特性を枬定した結果は次の通りであ぀た。 He 1024Oe Br 2225ガりス Bm 3385ガりス BrBm 0.573 実斜䟋 〜 平均粒埄0.8Ό長軞、平均軞比10の針状の
レピドクロサむト粒子をマツフル炉に入れ、600
℃で時間加熱しおα−Fe2O3粉末を埗た。 次にこの粉末を磁性ボヌトに入れお管状炉
に挿入し、CON23070容量比の混合ガス
を毎分75mlの流速で流しながら、340℃で衚に
蚘茉の時間凊理したずころ、いずれも黒色の針状
粉末を埗た。 線回折パタヌンを第〜図に瀺す。、
、、およびのピヌクは、Fe5C2を瀺し、
A′、B′、C′およびD′は、Fe3O4を瀺す。各図はこ
れらの混合物であるこずを瀺す。 衚に磁気特性、、及びの元玠分析、な
らびに組成を瀺す。
【衚】 衚に実斜䟋におけるピヌク〜の面間隔
Å及び匷床比I1を、ASTMの−
Ray Powder Data File20−509のFe5C2 Iron
Carbideのそれらず察比したものを瀺す。
【衚】 実斜䟋  反応時間を5hrに固定しお、反応枩床を320、
360及び400℃ずする以倖は実斜䟋ず同様にしお
凊理したずころ、それぞれ450、540及び495Oeの
保磁力を有する針状の磁性粉末を埗た。 実斜䟋  実斜䟋のレピドクロサむトの代りに、平均粒
埄0.7Ό長軞、平均軞比10の針状のゲヌサむ
ト粒子を甚い、同様に加熱しお針状のα−Fe2O3
粉末を埗、同様にCON23070容量比の混
合ガスで、340℃で5hr凊理したずころ、黒色の針
状粉末を埗た。衚に磁気特性、、及びの
元玠分析ならびに組成を瀺す。 実斜䟋 10 平均粒埄0.8Ό長軞、平均軞比10の針状の
レピドクロサむト粒子をマツフル炉に入れ、250
℃で時間加熱しおγ−Fe2O3粉末を埗た。 この粉末を䜿甚した以倖は実斜䟋ず同様にし
お凊理したずころHc541Oeの針状粉末を埗た。 参考䟋  平均粒埄0.8Ό、平均軞比10の針状α−Fe2O3
粒子を磁性ボヌトに入れお管状炉に挿入し、
窒玠を流しお空気を眮換した埌、340℃に昇枩し、
その枩床でCON23070容量比混合ガスを
75ml分の流速で時間接觊させお、黒色の粉末
を埗た。その線回折図は、第図のずおりであ
り、Fe3O4であるこずが確認された。たた磁気特
性を枬定したずころ、Hc415Oe、Br1500ガりス、
Bm3390ガりス、BrBm0.443であ぀た。 実斜䟋 11 参考䟋で埗た針状Fe3O4粒子を磁性ボヌ
トに入れお管状炉に挿入し、窒玠を流しお空気を
眮換した埌、340℃に昇枩し、その枩床でCO
N23070容量比混合ガスを75ml分の流速で
時間接觊させお、黒色の粉末を埗た。埗られた
粉末の磁気特性を枬定したずころ、Hc585Oe、
Br1695ガりス、Bm3560ガりス、BrBm0.476で
あ぀た。 線回折スペクトルは、面間隔2.29Å、2.21
Å、2.08Å、2.05Åおよび1.92Åの各ピヌクを有
した。 参考䟋  平均粒埄0.7Ό、平均軞比10の針状γ−
FeOOH粒子を磁性ボヌトに入れお管状炉に
挿入し、窒玠を流しお空気を眮換した埌、340℃
に昇枩し、その枩床でCON23070容量比
混合ガスを75ml分の流速で30分接觊させお、針
状Fe3O4粉末を埗た。線回折図は、第図ず同
様のものであ぀た。たた、その磁性特性は
Hc385Oe、Br1450ガりス、Bm3430ガりス、
BrBm0.423であ぀た。 実斜䟋 12 参考䟋で埗た針状Fe3O4粒子を磁性ボヌ
トに入れお管状炉に挿入し、窒玠を流しお空気を
眮換した埌、340℃に昇枩し、その枩床でCO
N23070容量比混合ガスを75ml分の流速で
時間接觊させお、黒色の粉末を埗た。埗られた
粉末の磁気特性はHc925Oe、Br2025ガりス、
Bm3580ガりス、BrBm0.566であり、組成は
Fe3O439.1、Fe5C256.3、C4.6であ぀た。 実斜䟋 13 実斜䟋においお、CON2の混合ガスをH2
CON2105040容量比の混合ガスに代え
お同様に凊理しお、黒色の針状粉末を埗た。 磁気特性を枬定した結果は次の通りであ぀た。 保磁力 Hc 536Oe 残留磁束密床 Br 1650ガりス 飜和磁束密床 Bm 3415ガりス 角型比 BrBm 0.483 線回折スペクトルは、面間隔2.29Å、2.21
Å、2.08Å、2.05Å及び1.92Åの各ピヌクを有し
た。 比范䟋  平均粒埄0.6Ό長軞、平均軞比のゲヌサ
むト粒子を磁補ボヌトに入れ、管状炉に挿入
しお、窒玠を流しお空気を眮換した埌、300℃に
昇枩し、その枩床でCOを毎分100mlの流速で2.5
時間接觊させ、その埌宀枩たで攟冷し黒色の粉末
を埗た。埗られた粉末の保磁力Hcは692Oeであ
り、組成はFe3O413、Fe5C275、C12であ぀
た。
【図面の簡単な説明】
第図は本発明の針状粒子の粒子構造の電子顕
埮鏡写真である。第〜図はそれぞれ実斜䟋
、及び〜で埗られた針状粒子の線回折
図であり、第図は参考䟋で埗られた針状の
Fe3O4の線回折図である。第図は実斜䟋で
埗られた針状粒子の結晶の構造を瀺す写真であ
る。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  平均軞比が〜20、平均粒埄が0.1〜1.0Ό
    である炭化鉄を含有する針状粒子。  炭化鉄の含有量が20重量以䞊である特蚱請
    求の範囲第項蚘茉の針状粒子。  炭化鉄以倖の成分が酞化鉄又は及び元玠炭
    玠である特蚱請求の範囲第項蚘茉の針状粒子。  平均軞比が〜20、平均粒埄が0.1〜1.0Ό
    である針状オキシ氎酞化鉄又は針状酞化鉄をCO
    又はこれずH2ずの混合物ず接觊させるこずを特
    城ずする平均軞比が〜20、平均粒埄が0.1〜
    1.0Όである炭化鉄を含有する針状粒子の補法。  オキシ氎酞化鉄がα−FeOOH又はγ−
    FeOOHである特蚱請求の範囲第項蚘茉の補
    法。  酞化鉄がα−Fe2O3、γ−Fe2O3又はFe3O4
    である特蚱請求の範囲第項蚘茉の補法。  接觊枩床が玄300〜400℃である特蚱請求の範
    囲第項、第項又は第項蚘茉の補法。  平均軞比が〜20、平均粒埄が0.1〜1.0Ό
    である炭化鉄を含有する針状粒子から成る磁性材
    料。  炭化鉄の含有量が20重量以䞊である特蚱請
    求の範囲第項蚘茉の磁性材料。
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US3572993A (en) * 1968-07-23 1971-03-30 Du Pont Ultrafine,nonpyrophoric,chi-iron carbide having high coercivity
JPS6016808A (ja) * 1983-07-05 1985-01-28 Daikin Ind Ltd 炭化鉄を含有する磁性材料

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