JPS6110957Y2 - - Google Patents

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JPS6110957Y2
JPS6110957Y2 JP4927478U JP4927478U JPS6110957Y2 JP S6110957 Y2 JPS6110957 Y2 JP S6110957Y2 JP 4927478 U JP4927478 U JP 4927478U JP 4927478 U JP4927478 U JP 4927478U JP S6110957 Y2 JPS6110957 Y2 JP S6110957Y2
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JP
Japan
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locking member
cutter
lever
recording device
locking
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JP4927478U
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JPS54151344U (ja
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、機械的作動手段により作動される
カツターと、このカツターを常時非作動状態に係
止する係止部材と、各回の記録動作に際し前記係
止部材によるカツター係止を解除してカツターを
作動される記録時係止解除手段を備えた記録装置
におけるカツターの安全装置に関する。
一般に複写機等の記録装置に用いられるカツタ
ーは、記録動作の都度、電気的手段により作動さ
れて、ロール状の連続記録紙を所望の長さに切断
するものであるが、その電気的作動手段として極
く簡単なものでも少くともスイツチとソレノイド
を要し、部品単価が高くつく。このため、機械的
手段により作動されるカツターを用いることが望
まれる。しかるに、機械的作動手段は、記録装置
内の点検時や感光体の交換時、あるいは紙詰り処
理等の作業に際して、記録装置が電気的にオフの
状態にあるにもかかわらず、手等が直接あるいは
間接的に触れることにより起動されカツターを作
動させることがあり、前記作業のために記録装置
内へ入れている手を怪我する危険度が高い。
そこでこの考案は、機械的手段により作動され
るカツターを用いた記録装置において、前記従来
の危険を防止できるカツターの安全装置を提供す
ることを目的とするものでる。
実施例について説明すれば、第1図において、
原稿台1の上面に支持する原稿は、原稿台1の移
動中にその下から図示しない光源によつて照明さ
れ、その反射光により集束性光伝送体2を介して
感光ドラム3上に原稿像を逐次投影する。ドラム
3の周囲には帯電用コロナチヤージヤ4、転写ロ
ーラ5およびイレーサランプ6が設けられ、前記
原稿像の投影による露光を受けて静電潜像を形成
し、転写ローラ5による複写紙の圧着によつて前
記潜像を複写紙に転写する。この転写に供される
複写紙は、ロール状に捲かれた連続したものが用
いられ、給紙ローラ7,8によつて複写の都度繰
り出し、図示しないペーパーガイドや搬送ローラ
の協働により矢符経路9で転写部へ送る。経路9
の途中には、固定刃10と断面半月形の回転刃1
1とからなるカツター手段が、経路9に沿つて位
置調節可能に設けられ、前記繰り出される感光紙
を複写の都度所望の長さに切断する。転写部から
送り出される感光紙は前記切断によつて単体シー
トとされており、現像および定着の後複写機外へ
排出される。原稿台1は、内部点検、補修、ドラ
ム3の交換や紙詰り処理等のため、開閉できるよ
うに設けられ、原稿台1を上に開くと、フレーム
12を介して光伝送体2やドラム3、チヤージヤ
4、イレーサーランプ6等が一体的に持ち上がる
ようにしてある。
前記のような複写機のカツター手段において、
回転刃11はその両端に回転軸13を有すると共
に、一方の軸13に一体ないし別体の回転板14
を回転刃11と同体回転するように設けられ、回
転板14の偏心位置に一端を止着19したばね1
5により回転力を与えられる。回転板14の外周
に段部14aを形成してそれに、軸18により枢
着された係止レバー16の先端係止片16aをレ
バー16に働かせたばね17の付勢により係合さ
せ、回転刃11のばね15による回動を停止させ
るようにする。前記フレーム12に軸20により
枢着したほぼL形の複写動作時係止解除レバー2
1を設けて時計方向へばね22により付勢し、ス
トツパー23に尾片21aが当接した通常姿勢に
保持し、レバー21の枢着部周辺にビス24によ
り取付けた板ばねからなる作動片25の先端が、
レバー16の尾片16bに軽く当接すべくする。
レバー21の先端部には、軸26により枢着さ
れ、ばね27の付勢によりレバー21先端の折曲
片21bに当接してレバー21と一体的に作動す
る受動レバー28を設けてあり、受動レバー28
の上端は原稿台1に設けたカツター作動信号突起
29の移動軌跡中に臨み、原稿台1が第1図左方
へ往動するときの初期と、反対方向へ復動すると
きの後期とに突起29が受動レバー28に当接す
るが、往動初期の当接レバー28はレバー21と
一体的に軸20を中心に回動され、作動片25に
より係止レバー16の尾片16bを押動してて時
計方向に回動させ、同レバー16の係止片16a
を回転板段部14aから外し回転刃11をばね1
5の付勢力により回動させるのに対し、復動後期
の当接時受動レバー28はレバー21に対し単独
回動されて突起29から逃げ、レバー21には突
起の作用が及ばないようにしてある。
回転板14には、給紙ローラ7,8の駆動停止
スイツチ30の制御カム31が設けられ、前記回
転刃11の係止解除後同刃11が回転するのに伴
い、刃11が固定刃10との間で複写紙を切断す
ると共に、カム31はスイツチ30から外れ、ス
イツチ30のそのときの作動により駆動側給紙ロ
ーラ7を停止させる。回転刃11の回動動作後の
巻上げは、適当な巻上げ手段によつて作動前の状
態から丁度一回転させて復動した係止レバー16
の係止片16aに回転板14の段部14aを係合
させ、初期状態に係止すべくされている。
前記係止解除レバー21は、軸20に対して回
動自在とされ、第1図、第2図に示されているよ
うに、複写機本体側に固設されたロツクピン32
に係合する原稿台ロツクレバー33を軸20へ固
着して一体回動するようにし、軸20の外部突出
端に操作ツマミ34を設けると共に、軸20に植
設した半径方向のピン35に対し、レバー21が
レバー16を押動して回転刃11の係止を解除す
るに充分な単独回動のための遊びSを持ち、かつ
ロツクレバー3が原稿台1を開くためにロツクピ
ン32から外されるときの軸20の回動をピン3
5との係合により受けてレバー21が前記回転刃
11の係止解除動作を行うための係合部21cを
有する凹部21dを、レバー21の枢着部周りの
一側端面に形成し、複写時係止解除レバー21
が、原稿台1を開く際に回転刃11の係止を解除
する原稿台開放時の係止解除部材を兼用するよう
にしてある。
転写ローラ5はばね36によりドラム3へ圧着
し、給紙ローラ8はばね37により他方の駆動側
給紙ローラ7へ圧着するように付勢されており、
中央部が軸38で枢着され、通常、偏心カム39
により受動部40aを押動されて、第1腕40b
により転写ローラ5をドラム3から、また第2腕
40cにより給紙ローラ8を給紙ローラ7からそ
れぞればね36,37に抗してて引き離す圧着制
御レバー40を設け、例えばプリントスイツチ
(図示せず)のオンにより偏心カム39を半回転
させて各ローラ5,8のドラム3およびローラ7
への圧着を許して、給紙および転写と転写部から
の複写紙送り出しが可能な状態(第1図仮想線の
状態)とし、複写動作終了時期に偏心カム39を
さらに半回転させてレバー40および各ローラ
5,8を実線の位置へ復動させるようにしてあ
り、前記圧着制御レバー40上に、係止レバー1
6の係止片16a背部に対向するロツク部材41
を固着し、レバー40が実線の位置にあるときロ
ツク部材41は係止片16a背部に当接して、回
転刃11を係止している状態にレバー16を保持
し、レバー40が仮想線の位置にあるときロツク
部材41は係止片16a背部から外れ、部材41
による前記レバー16の保持を解除するようにし
てある。
なお、係止レバー16はカツター手段の原稿サ
イズに対応した移動に伴つて移動されるようにす
るが、作動片25の長さと作動量によつては、そ
れらの移動に対処し得る。場合によつては、軸2
0およびそれに装着されたレバー21等も移動可
能とし、例えば、原稿に沿つて摺動自在なインデ
ツクス部材により一体的に可動としてもよいし、
原稿サイズ等の規格サイズに対応する特定の位置
にのみ、位置決めされるようにしてもよい。
図示しないプリントスイツチをオンすると、偏
心カム39が半回転して、圧着制御レバー40を
仮想線の位置とし、転写ローラ5および給紙ロー
ラ8をドラム3および給紙ローラ7へ圧着させる
と共にロツク部材41を係止片16aから離して
係止レバー16をロツク解除状態とする。このと
きスイツチ30は回転板14のカム31によつて
押動された状態にあり、給紙ローラ7が既に回転
していて、ローラ8の圧着と同時に複写紙を繰り
出し、転写部への給紙を開始する。次いで原稿台
1が往動してその信号突起29が受動レバー28
を蹴る。これにより係止解除レバー21は折曲片
21bを介して受動レバー28と共に一体回動
し、作動片25によより係止レバー16の尾片1
6bを下方へ押動する。このためレバー16は前
記ロツク解除状態にあるのと相俟つて時計方向に
回動され、係止片16aを回転板14の段部14
aから外す。従つて、回転刃11はばね15の付
勢により回動し、複写紙をその所望設定位置で切
断する。これと共にカム31がスイツチ30から
外れて給紙ローラ7を停止させる。
複写が終了すると、カム39は再び半回転して
圧着制御レバー40を第1図実線位置に復帰さ
れ、複写機はオフにされる。
複写が正常に終了した場合、レバー40は前記
実線位置へ確実に復帰され、ロツク部材41が係
止レバー16の係合片16a背部に当接した状態
にあり、その位置は偏心カム39によりレバー4
0を介して確固に保持されるから、係止レバー1
6の係止片16aを回転板14の段部14aから
外す時計方向の回動を阻止するロツク状態にあ
る。この状態で、機内点検や補修、あるいはドラ
ム交換(紙詰りは複写が正常に終了しているため
あり得ない)等のために、原稿台1を開くべくツ
マミ34によりロツクレバー33を第1図反時計
方向に回動させると、ロツクレバー33はロツク
ピン32から外れて原稿台1が開放可能となる。
一方、ロツクレバー33の回動と共に軸20が同
体回動してピン35を係止解除レバー21の係合
部21cに当接し、レバー21をばね22に抗し
て反時計計方向へ回動させるから、作動片25は
係止レバー16の尾片16bを下方へ押圧する
が、同レバー16は前記ロツク状態にあつて回動
されず、回転刃11を係止させたままとなる。こ
のときの係止解除レバー21の単独作動量は作動
片25の撓みによつて吸収され、故障は起きな
い。
次に原稿台1を開いて前記作業のために機内へ
手や道具を入れて、係止解除レバー21等に触れ
たとしても、回転刃11は係止されたままの状態
とされて作動することはなく、危険はない。すな
わち、偏心カム39が半回動されてロツク部材4
1が係止レバー16から離れない限り問題はな
く、そのような事態は複写機が電気的にオフ(よ
り安全のためには原稿台1を開くと同時に複写機
をオフとする安全スイツチを設けることもでき
る)とされる以上招来することがない。
複写動作途中、紙詰りや停電、その他非常事態
によつて複写機が電気的にオフとされた場合、そ
の時期によつては、圧着制御レバー40が仮想線
位置にあるとき、ロツク部材41は係止レバー1
6から離れていて、同レバー16のロツクを解除
した状態にある。この状態で、紙詰り処理等のた
めに、前記同様ツマミ34によりロツクレバー3
を反時計方向へ回動させると、作動片25は前記
の通り係止レバー16の尾片16bを下方へ押圧
する。このとき、係止レバー16は前記ロツク部
材41によるロツクを解除されているから、ばね
17に抗して時計方向に回動され、係止片16a
を回転板14の段部14aから外す。従つて、ツ
マミ34によりロツクレバー33を回動させ、原
稿台1を開放可能にすると同時に、回転刃11は
前記係止レバー16の時計方向回動により係止を
解除されて作動し、原稿台1を開くときには作動
後の状態にあり、機内に手や道具を入れて作業し
ているときに再び作動することがないから、安全
である。
また、回転刃11が作動した状態で複写機がオ
フとなつた場合は、そのままの状態で原稿台1を
開き機内作業を行つても危険はない。
なお、複写時係止解除レバー21は、光学系移
動型の複写機の場合、移動光学系により作動させ
てもよいし、全面同時露光型の複写機の場合は、
複写動作中の必要時期に任意の部材ないし機構に
より作動させてもよい。原稿台1の代りに他の部
分を開閉可能としてもよく、その場合、その開閉
部の開放時、係止レバー16を係止解除方向に回
動させる開閉部開放時係止解除手段は、係止解除
レバー21とは独立した別系列の機構として、そ
の開閉部の開放動作に連動させれば便利である。
但し、同機構には前記作動片25のような係止レ
バー16のロツク状態における作動量を吸収する
部材ないし機構を設ける。その構造は任意であ
る。また、ロツク部材41の作動は、複写動作中
の必要時期に任意の部材ないし機構により行わせ
ることができるが、前記のような圧着制御レバー
40に連動させれば、構造を簡略化しコストを低
減し得る。さらに、同レバー40の作動はカム以
外のもので行わせてもよいが、カム39によれ
ば、ロツク部材41のロツク位置に誤差が生じる
ことはなく、それによる前記安全機能を確実なも
のとすることができる。カツター手段の機械的作
動形式も任意であることは勿論である。
この考案によれば、機械的手段により作動され
るカツターと、このカツターを常時非作動状態に
係止する係止部材と、各回の記録動作に際し前記
係止部材によるカツター係止を解除してカツター
を作動させる記録時係止解除手段を備えた記録装
置において、該係止部材の係止解除を阻止する第
1の位置と係止解除を可能とする第2の位置に移
動可能なロツク部材と、該ロツク部材が第1の位
置にあるときは作動しても前記係止部材は係止さ
れたままに保保持され、第2の位置にあるときは
該係止部材の係止を解除して前記カツターを作動
した状態とする解除手段と、該解除手段を記録装
置の開動作に連動して作動させる連動手段とを備
えたことを特徴としたため、記録作動中ないし終
了時、および停止中のどのような時期に原稿台等
の開閉部を開放して、内部点検や補修、あるいは
ドラム交換および紙詰り処理等のために機内へ手
や道具を入れて作業し、それらが機内部材に直接
あるいは間接に触れたりしても、その作業中にカ
ツター手段が作動することはなく、作業の安全を
保証できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例をを示す側面図、第2図は一
部の平面図である。 {10……固定刃、11……回転刃}(カツタ
ー)、{14……回転板、15……ばね}(機械的
作動手段)、16……係止レバー(係止部材)、
{21……複写時係止解除レバー、25……作動
片}(記録時係止解除手段、解除手段)、{33…
…ロツクレバー、34……ツマミ、35……ピ
ン}(連動手段)、41……ロツク部材(ロツク部
材)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 機械的作動手段により作動されるカツター
    と、このカツターを常時非常作動状態に係止す
    る係止部材と、各回の記録動作に際し前記係止
    部材によるカツター係止を解除してカツターを
    作動させる記録時係止解除手段を備えた記録装
    置において、 該係止部材の係止解除を阻止する第1の位置
    と係止解除を可能とする第2の位置に移動可能
    なロツク部材と、該ロツク部材が第1の位置に
    あるときは作動しても前記係止部材は係止され
    たままに保持され、第2の位置にあるときは該
    係止部材の係止を解除して前記カツターを作動
    した状態とする解除手段と、該解除手段を記録
    装置の開動作に連動して作動させる連動手段と
    を備えたことを特徴とする記録装置におけるカ
    ツターの安全装置。 2 機械的作動手段は、カツターを切断回転方向
    側へ付勢するばねで、係止部材はカツターと連
    動する回転部材に形成した係止部に係合するよ
    うばねで付勢されている記録装置であつて、ロ
    ツク部材は第1の位置で係止部材と当接し第2
    の位置で離隔する位置にあり、解除手段はその
    作動により前記係止部材を回転せしめるように
    連動し、前記ロツク部材が第2の位置にあると
    きに前記係止部材を係止解除する実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の記録装置におけるカツ
    ター安全装置。 3 解除手段は記録装置の開動作に伴つて連動手
    段によつて回動されるとともに、記録装置の各
    回の記録動作によつても回動されるレバーであ
    つて、記録時係止解除手段を兼用することを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    記録装置におけるカツター安全装置。 4 連動手段は記録装置を閉鎖状態にロツクする
    部材を解除方向へ回動させる時の回動運動を解
    除手段に伝達することを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第3項記載の記録装置におけるカ
    ツター安全装置。
JP4927478U 1978-04-13 1978-04-13 Expired JPS6110957Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4927478U JPS6110957Y2 (ja) 1978-04-13 1978-04-13

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JP4927478U JPS6110957Y2 (ja) 1978-04-13 1978-04-13

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JPS54151344U JPS54151344U (ja) 1979-10-20
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