JPS6110569A - 2−(2−アミノチアゾ−ル)−酢酸誘導体の製造法 - Google Patents

2−(2−アミノチアゾ−ル)−酢酸誘導体の製造法

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JPS6110569A
JPS6110569A JP59132427A JP13242784A JPS6110569A JP S6110569 A JPS6110569 A JP S6110569A JP 59132427 A JP59132427 A JP 59132427A JP 13242784 A JP13242784 A JP 13242784A JP S6110569 A JPS6110569 A JP S6110569A
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JP
Japan
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compound
formula
chloro
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give
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Pending
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JP59132427A
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English (en)
Inventor
Shigeo Shimizu
清水 繁夫
Hiroyuki Takano
博之 高野
Fujio Yagihashi
不二夫 八木橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON IYAKUHIN KAIHATSU KENKYUSHO KK
SANKEI YAKUHIN KK
Original Assignee
NIPPON IYAKUHIN KAIHATSU KENKYUSHO KK
SANKEI YAKUHIN KK
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Publication date
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  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2−(2−アミノチアゾール)−酢酸誘導体
(I)の製造法に関する。
この化合物は、ヒドラジンを作用させることによシ、選
択的に低級アルキルエステルの方が、ヒドラジッドとな
る。
反応式で表わすと、下記の通シである。
?H3 (1,) U3 0−CH−CONH−NH2 (II) (但し、記号は後記の通シ) 化合物(4)は、本発明者によシ発見された、新規なβ
−ラクタム系抗生物質の中間体であシ、ジたがって、そ
の原料化合物である(I)は重要な化合物であシ、その
工業的製法の確立が強く望まれている。
本発明者等は、鋭意研究の結果、以下に述べる優れた製
法を発見した。即ち、工業薬品として安価に入手出来る
4−クロル−3−オキソ酪酸tertブチルエステルを
、酢酸中、亜硝酸ナトリウムを反応させると容易紀得ら
れる、4−クロル−2−ヒドロキシイミノ−3−オキソ
酢酸エステルをは、低級アルキル基を意味する)で表わ
される化合物を、塩基性物質の存在下に反応させ、一般
式(但し記号は前記の通シ) で表わされる化合物を生成させ、次にチオ尿素を反応さ
せることよシなる化合物(1)の製造法である。
本発明方法を反応式によシ説明するとすると、下記忙よ
シ説明される。
CH3 H (III)            (IV)■ (■) CH。
0−CH−COOR’ (I) (但し、記号は前記の通り) 本発明の実施に際しては、式(Ill)で表わされる化
合物1モルに対し、式(IV)で表わされる化合物1〜
2モル使用するのが適している。反応は、有機溶媒中で
行われるが、特忙望ましい溶媒としては、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド、アセトニトリル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、メタノール、エタノー
ル等である。塩基性物質としては、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウムが使用
される。
反応温度は一10〜30℃が望ましい。反応時間は、3
0分から数時間で終了するが、薄層クロマトグラフィー
又は、ガスクロマトグラフィーによシ、確認するのが舅
ましい。
次に、化合物(V)とチオ尿素の反応は、有機溶媒又は
有機溶媒と水の混合溶媒中で塩基性物質の存在下で行わ
れる。この場合の有機溶媒として、通常メタノール、エ
タノール、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチル
ホルムアミド等である。
塩基性物質としては、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、
ギ酸ナトリウム、炭酸ナトリウム2炭酸カリウム、炭酸
水素ナトリウム、ジメチルアニリン等であシ、これらを
加えることによシ、選択的にシン体を得ることができる
。反応は、通常室温で進行し、1時間から6時間で終了
する。しかし、反応時間を短縮するために、30〜60
℃に加温させることも可能である。反応の終了は、薄層
クロマトグラフィーによシ確認するのが望ましい。
反応後は、通常公知の方法で取シ出され、必要によシ再
結晶、カラムクロマトグラフィー等で精製される。
以下、上記工程による本発明方法を実施例によシ説明す
る。
参考例 4−クロル−2−ヒドロキシイミノ−3−オキソ酪酸t
ertブチルエステルの製法 4−クロル−3−オキソ酪酸tertプチルエズテ#3
8.53g(0,2mol )′f:氷酢酸200dに
溶解し、これを水冷下に攪拌しながら、亜硝酸ナトリウ
ム17.25.!i’(0,25mol)、水170W
Llよシなる溶液vi−1時間で滴下する。
反応温度は5〜10℃に保つ。滴下終了後、同温度で3
時間攪拌した後反応液に水500m1’ii加えて、エ
ーテル800WLlで抽出する。これ全水洗した後、飽
和食塩で洗浄し、無水硫酸す) IJウムで乾燥し、溶
媒を留去して40.8 fiの淡黄色油状物を得た。
HNMR(CDC2,)ppm 1.51(s、9H) 4.61 (s 、 2□H) 実施例1 4−クロル−2−エトキシカルがニルメトキシイミノ−
3−オキソ酪酸tertブチルエステルの合成H3 O−CH2−C00C2H5 4−クロル−2−ヒドロキシイミノ−3−オキソ酪酸t
ertブ≠ルエス≠ル5.54 、li’ (25mm
ol )をジメチルホルムアミド4011LlK溶解し
、水冷下忙ブロム酢酸エチル5.019 (30mmo
l )、炭酢カリウム3.455g(30mmol )
f、加え、50分間攪拌する。次に反応液に、エーテル
300m1l’に加え、ろ過し、ろ液を水洗、更に飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸す) IJウムで乾燥し、溶
媒を留去する。得られた油状物をカラムクロマトグラフ
ィー(シリカダル130g溶出液クロロホルム)で精製
することによシ、4.86.9の目的物を得た。
HNMR(CDCl2)ppm 1.30 (t 、 3H) 1.57(s、9H) 4.27(q、2H) 4.58(s、2H) 4.82(s、2H) 実施例2 2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イ°ル)
−2−エトキシカルボニルメトキシイミノ酢酸tert
ブチルエステル(シン体)の合成H3 一チオ尿素2.2849 (30mmol )、酢酸ナ
トリウム1.64.li’(20mmol)tエタノー
ルlQmA’。
水20ゴの混液に溶解する。これに、4−クロル−2−
エトキシカルがニルメトキシイミノ−3−オキソ酪酸t
ertブチルエステル4 、li’ (13mmol 
)、エタノール10WLl!の溶液を加え、室温で1.
5時間攪拌する。次に反応液に水100Fnlt−加え
、酢酸エチル200 mlで抽出し、水洗、飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸マグネシラ・ムで乾燥し溶媒を留去
すると、油状物が得られ、放置すると結晶化する。
これt、n−へキサン、イソプロピルエーテルの混液に
加え、洗浄し、結晶を戸数し乾燥する。収量2.75g
、淡黄色結晶、融点92〜93、℃HNMR(CDCl
2)ppm 1.28(t、3H) 1.59(a、9H) 4.24(q、2H) 4.68(s、2H) 6.32(s、2H) 6.63(s、IH) 実施例3 4−クロル−2−(1−エトキシカル?ニルエトキシイ
ミノ)−3−オキソ酪酸tartブチルエステルの合成 CH3 」 0−CH−COOC2H5 CM。
4−クロル−2−ヒPロキシイミノー3−オキソ酪酸 
tertブチルエステル5.5411 (25mmol
 )をジメチルホルムアミド40dに溶解し、水冷下に
2−7’oAノロピオン酸:X−fル4.53 Ii(
25mmol)、炭酸ナトリウム2.65 、li’ 
(25mmol ) f加え、水冷下45分間攪拌する
。以下実施列1と同様に処理し、目的物6.24 、l
i’ を油状物として得たO HNMR(CDCts ) p pm l、16〜1.40(m、、6H) 1.57      (a、9H) 4.18     (q、2H) 4.52     (s、、2H) 4.70     (q、IH) 実施例4 2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル)−
2−(1−エトキシカルがニルエトキシイミノ)9酸t
ertブチルエステル(シン体)の合成H3 O−CH−COOC2H5 CH。
チオ尿素2.284g(30鵬o1 )酢酸ナトリウム
1.641!(20mmol ) fxタノール10d
1水20a/の混液に溶解する。これに、4−クロル−
2−(1−エトキシカルがニルエトキシイミノ)−3−
オキソ酪酸tertブチルエステル5.543Jil、
エタノール1.0llI7の溶液を加え、室温で5時間
攪拌する。以下、実施例2と同様に処理し、目的物3.
26.9を淡黄色結晶として得た。融点128〜129
 ℃ HNMR(CDC2,)ppm 1.23(q、3H) 1.46(d、3H) 1.58(s、9H) 4.20(4,2H) 4.73(q、IH) 6.58(s、IH) 6.70(+s、2H)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 4−クロル−2−ヒドロキシイミノ−3−オキソ酪酸t
    ertブチルエステルと、▲数式、化学式、表等があり
    ます▼(但しRは水素又はメチル基、R′は低級アルキ
    ル基を意味する)で表わされる化合物を、塩基性物質の
    存在下に反応させ、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し記号は前記の通り) で表わされる化合物を生成させ、次にチオ尿素を反応さ
    せることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し記号は前記の通り) で表わされる化合物の製造法。
JP59132427A 1984-06-26 1984-06-26 2−(2−アミノチアゾ−ル)−酢酸誘導体の製造法 Pending JPS6110569A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4959495A (en) * 1986-07-28 1990-09-25 American Cyanamid Company Process for the preparation of intermediates used to produce aminothiazoloximino cephalosporins
JPH0320265A (ja) * 1989-02-10 1991-01-29 Meiji Seika Kaisha Ltd アミノチアゾール酢酸誘導体並びにその製造法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4959495A (en) * 1986-07-28 1990-09-25 American Cyanamid Company Process for the preparation of intermediates used to produce aminothiazoloximino cephalosporins
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