JPS61101744A - 強制循環式風呂釜 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、循環ポンプで浴槽内の水を強制循環させる
強制循環式風呂釜に関するものである。

〔背景技術〕

第３図は従来の強制循環式風呂釜付給湯機を示している
。第３図において、ｌは浴槽、２０は給湯機、２１は風
呂釜である。給湯機２０は、バーナ２２付きの燃焼室２
３と、その外周面に取付けたジャケット式熱交換器２４
と、この熱交換器２４に接続した給水管２５および出湯
管２６から構成される。また、風呂釜２１は、浴槽ｌ内
の水を循環する水循環路２７に排水栓２８および循環ポ
ンプ２９　（主に自吸式の循環ポンプ）を設゛け、熱交
換部２７ａでバーナ３０によって水を加熱するものであ
る。浴槽ｌ内の水は循環ポンプ２９によって水循環路２
７内を強制循環される。第３において、３１は減圧弁、
３２は安全弁、３３は呼び水注入口、３４は排水口であ
る。

ところが、従来の強制循環式風呂釜２１においては、循
環ポンプ２９内の吸込室に常に水を貯えておく必要があ
るために、風呂釜ｌ不使用時には水が不衛生になるとい
う問題があった。また、水の凍結防止を図る上からも吸
込室内は使用後水抜きをしていた。しかしながら、これ
だと使用のたびごとに呼び水注入口３３から水を注入す
る必要があり、操作が煩雑になるという問題があった。

〔発明の目的〕

この発明の目的は、風呂釜使用時には循環ポンプへの呼
び水を簡単に行なうことができる強制循環式風呂釜を提
供することである。

〔発明の開示〕

この発明の強制循環式風呂釜は、浴槽内の水を循環し熱
交換部および水を友き弁を有する水循環路と、この水循
環路内に設けた循環ポンプと、この循環ポンプの吸込側
の水循環路に設けた三方弁と、この三方弁に連結した呼
び水供給路と、前記循環ポンプの吐出側の水循環路に設
けられ循環ポンプの作動による水の循環を検知して前記
三方弁の流路を前記呼び水供給路から水循環路の往路に
切り換える水流スイッチとを備えたものである。

すなわち、この発明によれば、水循環路に水抜き弁を設
けることにより、配管系内の水をすべて排出して冬期の
凍結防止を図り、かつ配管系内に残水がなくなり衛生的
であるとともに、風呂の追い焚き時には循環ポンプを作
動させるための呼び水の供給が水循環路に設けた三方弁
の流路切り換えにより簡単に行なうことがＣき　またり
ひ水（ハ給後の循環ポンプの作動を水流スイッチで検知
し三方弁の流路を自動的に切り喚えて風呂釜を通常運転
状態にすることができる。

この発明の一実施例を第１図および第２図に基づいて説
明する。すなわち、この強制循環式風呂釜は、第１図に
示すように浴［１に付設した強制循環式風呂釜２と給湯
機３とを備えたものであって、強制循環式風呂釜２にお
ける循環ポンプ４の吸込側の水循環路５途中に三方弁（
三方電磁弁等）を設け、この三方弁６に連通管７　（呼
び水供給路）を介して貯水タンク８を接続する。この貯
水タンク８にはポールタップ９が取付けられ給湯機３の
出湯管ｌＯより分枝した分板管１１を接続する。

分板管１１には止水弁１２（電磁弁）が取付けられる。

また、循環ポンプ４の吐出側水循環路５には空気抜き弁
１３および水流スイッチ１４が設けられる。さらに、前
記三方弁６と循環ポンプ４の間の最下部には水抜き弁１
５を設ける。

止水弁１２．三方弁６および水沈き弁１５の開閉や循環
ポンプ４．水流スイッチ１４．風呂釜２のバーナ１６お
よび給湯機３のバーナ１７のオン−オフはそれぞれの使
用目的に応して遠隔操作できるように構成し、追い焚き
スイッチ、差し湯スイッチおよび排水スイッチのオン−
オフでそれらを自動的に制御する（第２図を参照）。そ
の他の構成は第３図に示す従来の強制循環式風呂釜と同
じであるので、同一符号を付し説明を省略する。

次に、この実施例の動作を説明する。

＋１１　　水抜き操作 遠隔制御用の排水スイッチをオンにすると、止水弁１２
が閉じ水抜き弁１５が開いて三方弁６が連通管７と循環
ポンプ４側とが通しるように作動し貯水タンク８内の水
をすべて排出するのに必要な時間だけその状態を維持す
る。そして、一定時間が経過後、三方弁６の連通管７（
μｍが閉して往管５ａ側が開き水循環路５内の水をすべ
て排出する。

（２）浴槽１への給水操作 排水スイッチをオフにして水抜き弁１５を閉したのち、
浴槽ｌへ給湯機３の出湯管ＩＯを経て温水を送る。

（３）　　追い焚き操作 虫い焚きスイッチをオンにして止水弁１２を開き、貯水
タンク８へ給湯機３より分枝管１１を経て給水する。同
時に、三方弁６は連通管７と循環ポンプ４側とが通しる
ように流路が切り換えられ、貯水タンク８より循環ポン
プ４へ呼び水がされる。

循環ポンプ４が作動を開始すると、水循環路５内の空気
が空気抜き弁１３より排出され、水流スイッチ１４が水
の流れを検知できる流量になると、水流スイッチ１４が
オンになり、三方弁６は連通管７側を閉し水循環路５の
往路５ａ側と循環ポンプ４の吸込側とが通じるように流
路が切り換えられ、浴槽ｌの水が循環するようになる。

このとき、風呂釜２のバーナ１６がｔＰＡ焼を開始する
。

（４）差し１＆操作 差し湯スイッチをオンにし、止水弁１２を開き、かつ三
方弁６を連通管７と循環ポンプ４例とが涌しるように流
路を切り換える。これにより、給湯機３の温水が貯水タ
ンク８を経て水循環路５に流入し、循環ポンプ４により
加圧されて浴槽ｌへ差し堝（給湯）される。また、この
差し’ｔｋ　ｔｊ＆作は呼浴槽ｌへのお湯はり操作（給
湯操作）にも適用できるものである。いずれの場合にお
いても、給湯ｌａ３での給ｍＡ度が一定値以下の場合に
は風呂釜２のバーナ１６も燃焼させることができ、出力
が大きくなって、短時間にお湯はっか可能となる。

とくに、循環ポンプ４により温水を加圧して強制循環す
るので、２階などの階上に浴Ｐａ１がある場合にも容易
に給湯することができる。

〔発明の効果〕

この発明によれば、循環ポンプへの呼び水を自動的に行
なうことができ、操作が簡単になるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の説明図、第２図はその動
作を示すタイミング図、第３図は従来の強制循環式風呂
釜の説明図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 浴槽内の水を循環し熱交換部および水抜き弁を有する水
   循環路と、この水循環路内に設けた循環ポンプと、この
   循環ポンプの吸込側の水循環路に設けた三方弁と、この
   三方弁に連結した呼び水供給路と、前記循環ポンプの吐
   出側の水循環路に設けられ循環ポンプの作動による水の
   循環を検知して前記三方弁の流路を前記呼び水供給路か
   ら水循環路の往路に切り換える水流スイッチとを備えた
   強制循環式風呂釜。