JP2919766B2 - 風呂用給湯機の自動呼び水装置 - Google Patents

風呂用給湯機の自動呼び水装置

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JP2919766B2
JP2919766B2 JP7011910A JP1191095A JP2919766B2 JP 2919766 B2 JP2919766 B2 JP 2919766B2 JP 7011910 A JP7011910 A JP 7011910A JP 1191095 A JP1191095 A JP 1191095A JP 2919766 B2 JP2919766 B2 JP 2919766B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、風呂用給湯機の自動呼
び水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】給湯系の湯に水を混合して浴槽に注湯す
るとともに、浴槽内の湯を追い焚きして加温したものを
浴槽内に戻す従来の風呂用給湯機の一例を図2に示す。
給水配管1からの温度約5℃の給水を熱交換器2の二次
側に通し、熱媒配管3からの熱媒を熱交換器2の一次側
に通して熱交換させ、得られた高温水をミキシングバル
ブ4に送って上記低温度の給水と混合することで約60
℃の給湯系の湯が作られる。つぎに給湯逆止弁5を経た
給湯の一部と、水量制御弁6を経た給水の一部とを混ぜ
ることで温度約40℃の風呂用注湯を作り、第1注湯電
磁弁7、第1の注湯逆止弁8、第2注湯電磁弁9を設け
た風呂用注湯配管10によって、三方弁11の第2の口
に接続する。この第2の口には第2の注湯逆止弁12が
設けられ、三方弁11の第3の口は浴槽に繋がる往き配
管13に接続されている。
【0003】浴槽からの戻り配管14は、風呂自動運転
時や、追い焚き、足し湯のときに作動するポンプ15の
吸込側と連結され、そのポンプ15の吐出側は、追焚水
流スイッチ16、追焚コイル17を設けた経た風呂用追
焚配管18によって、三方弁11の第1の口に接続す
る。この第1の口には追焚逆止弁19が設けられる。風
呂用注湯配管10から注湯が三方弁11に送られてくる
と、第2の注湯逆止弁12を開、追焚逆止弁19を閉と
して、第3の口から往き配管13を経て浴槽内に注湯さ
れ、逆に、追焚配管18から追い焚きされた湯が三方弁
11に送られてくると、追焚逆止弁19を開、第2の注
湯逆止弁12を閉として、第3の口から往き配管13を
経て浴槽内に追い焚きされた湯が送り込まれる。20は
浴槽水位センサであって、ポンプ15の設置位置よりも
上方に図示されている。
【0004】図2の例は、本発明の要旨外である暖房用
も兼ねるものとして示している。そこで暖房用について
も簡単に触れておくと、シスターンタンク21内の湯水
を暖房ポンプ22で昇圧して暖房用熱交換器23に送
り、暖房用熱交換器23で加温したものを各暖房具に送
ったのちシスターンタンク21に戻す閉回路構成となっ
ていて、暖房用熱交換器23用の熱媒は上記熱媒配管3
からの分岐管によって供給されるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したポンプ15を
最初に運転するときは、浴槽の戻り配管14開口箇所に
ホースを当てがって水をポンプ15の吸込側から供給す
るという面倒な呼び水作業を行わなければならなかっ
た。また、ポンプの吸込側配管が鳥居状になっていたり
すると、ポンプ内に溜まっているはずの水がサイフオン
作用で抜けることがあるし、呼び水をしないままポンプ
の空運転を度重ねると故障の原因となることがあるた
め、呼び水作業を行う必要があった。本発明で解決しよ
うとする課題は、ポンプを作動させる前には必ず自動呼
び水作業を行うようにして、上記した不都合を払拭する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、風呂用注湯配管と、浴槽からの湯をポン
プで吸引し追焚水流スイッチ、追焚コイルに通過させる
追焚配管と、上記追焚配管が接続されかつ追焚逆止弁を
設けた第1の口と、上記注湯配管が注湯電磁弁を介して
接続されかつ注湯逆止弁を設けた第2の口と、浴槽と繋
がる往き配管が接続された第3の口とを有する三方弁と
を備えた風呂用給湯機において、上記三方弁とポンプの
吐出側とを接続するバイパス配管と、該バイパス配管に
設けた呼び水電磁弁と、上記ポンプの運転開始信号によ
って最初に上記注湯電磁弁と呼び水電磁弁を開となし、
所定時間経過後に上記ポンプの運転を開始させ、かつ上
記注湯電磁弁と呼び水電磁弁を閉とさせる制御手段を設
けたものである。
【0007】
【作用】ポンプが回転する前に、注湯電磁弁および呼び
水電磁弁が開となることで、注湯系の湯は三方弁から浴
槽内へ流れ、バイパス配管にも流れるが、この注湯系の
水圧は液をポンプ吐出側の高さまで上昇させるに十分な
圧力を有するから、ポンプ吐出側からポンプ内部、更に
はポンプ吸込側まで液で充満させる。このように自動呼
び水を行った所定時間経過後にポンプの運転開始となる
から、空運転のおそれはない。そのとき注湯電磁弁と呼
び水電磁弁は閉となっているので、ポンプから送られる
湯は浴槽に供給されることになる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示したものであ
る。風呂用注湯配管10が三方弁11の第2の口に接続
され、浴槽からの湯をポンプ15で吸引し追焚水流スイ
ッチ16、追焚コイル17を通過した追い焚きした湯が
流れる追焚配管18が三方弁11の第1の口に接続さ
れ、浴槽と繋がる往き配管13が三方弁11の第3の口
に接続される点、および、上記三方弁11の第1の口に
は追焚逆止弁19を設け、第2の口には注湯逆止弁12
を設けている点では、従来例の図2と変わりはない。相
違する点は、三方弁11には呼び水電磁弁24を有する
バイパス配管25が取付けられ、ポンプ15の吐出側と
連絡されている点、および、ポンプ15の駆動信号によ
って第1、第2の注湯電磁弁7,9および呼び水電磁弁
24を開となし、ついで所定時間経過後にポンプ15の
駆動および上記第1、第2の注湯電磁弁7,9および呼
び水電磁弁24を閉とさせる制御手段(図示せず)を設
けている点にある。
【0009】したがって風呂自動運転や追い焚き、足し
湯のとき等ポンプ15運転開始時には、最初に第1、第
2の注湯電磁弁7,9と呼び水電磁弁24が開かれて、
注湯系の湯が三方弁11から浴槽内へと流れるし、ま
た、バイパス配管25へと流れることになる。この注湯
系の水圧は、液をポンプ吐出側の高さまで上昇させるに
十分であるから、その液はポンプ吐出側から供給され、
時間の経過とともに、ポンプ内部およびポンプ吸込側ま
で液で充満させる。ある時間経過後、始めてポンプ15
の運転を開始させる。このとき上記第1、第2の注湯電
磁弁7,9と呼び水電磁弁24は閉となって、ポンプ1
5からの湯は全て浴槽に送られることになる。
【0010】尚、図1で、浴槽水位センサ20をポンプ
15よりも下方に図示しているが、これは浴槽の水位が
ポンプ15より下方にあっても、上記した自動呼び水作
業によって一向差支えないことを意味している。
【0011】
【発明の効果】上記のように、本発明は、呼び水電磁弁
を設けたバイパス配管を従来の三方弁に接続して、ポン
プの吐出側と繋ぐこという比較的簡単な構成、および、
該ポンプの運転開始信号によって最初に注湯電磁弁と呼
び水電磁弁を開となし、所定時間経過後に該ポンプの運
転開始および上記注湯電磁弁と呼び水電磁弁を閉とさせ
る制御手段を設けるという電気的に比較的簡単な構成に
よって、ポンプ作動前には必ず自動的に注湯水による呼
び水を該ポンプに与えてポンプの空運転を防止できるば
かりでなく、ポンプの吸込側の配管形状や、浴槽水位に
対するポンプ設置位置を決める際の自由度を遙かに増す
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる風呂用給湯機の自動呼び水装置の
実施例を示す配管図である。
【図2】従来の風呂用給湯機の実施例を示す配管図であ
る。
【符号の説明】
7 第1の注湯電磁弁 8 第1の注湯逆止弁 9 第2の注湯電磁弁 10 風呂用注湯配管 11 三方弁 12 第2の注湯逆止弁 13 浴槽への往き配管 14 浴槽からの戻り配管 15 ポンプ 16 追焚水流スイッチ 17 追焚コイル 18 追焚配管 19 追焚逆止弁 24 呼び水電磁弁 25 バイパス配管

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風呂用注湯配管と、浴槽からの湯をポン
    プで吸引し追焚水流スイッチ、追焚コイルに通過させる
    追焚配管と、上記追焚配管が接続されかつ追焚逆止弁を
    設けた第1の口と、上記注湯配管が注湯電磁弁を介して
    接続されかつ注湯逆止弁を設けた第2の口と、浴槽と繋
    がる往き配管が接続された第3の口とを有する三方弁と
    を備えた風呂用給湯機において、上記三方弁とポンプの
    吐出側とを接続するバイパス配管と、該バイパス配管に
    設けた呼び水電磁弁と、上記ポンプの運転開始信号によ
    って最初に上記注湯電磁弁と呼び水電磁弁を開となし、
    所定時間経過後に上記ポンプの運転を開始させ、かつ上
    記注湯電磁弁と呼び水電磁弁を閉とさせる制御手段を設
    けたことを特徴とする風呂用給湯機の自動呼び水装置。
JP7011910A 1995-01-27 1995-01-27 風呂用給湯機の自動呼び水装置 Expired - Fee Related JP2919766B2 (ja)

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