JPS61101490A - 分子線結晶成長方法と装置 - Google Patents

分子線結晶成長方法と装置

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JPS61101490A
JPS61101490A JP22501684A JP22501684A JPS61101490A JP S61101490 A JPS61101490 A JP S61101490A JP 22501684 A JP22501684 A JP 22501684A JP 22501684 A JP22501684 A JP 22501684A JP S61101490 A JPS61101490 A JP S61101490A
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JP
Japan
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gas
chamber
molecular beam
substrate
crystal growth
Prior art date
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Pending
Application number
JP22501684A
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English (en)
Inventor
Hideki Mori
英樹 森
Hiroshi Okada
浩 岡田
Hiromi Yabutani
薮谷 博美
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (7)  技  術  分  野 本発明は、表面欠陥の少い、平坦性の良い、■−V族化
合物半導体エピタキシャル成長ウェハを得るための分子
線結晶成長方法及びそのための装置に関する。
分子線結晶成長法は、分子線エピタキシー(MB E 
:  Mo1ecular Beam Epitaxy
  )とも呼ばれる。真空中に於ける分子の動きを利用
したエピタキシー技術である。   − 超高真空容器の中に、半導体基板を置き、基板の前方に
材料を入れたルツボ(分子線セルという)を設け、材料
を加熱して分子線とし、材料分子線を基板に当てる事に
より結晶を成長させてゆく。
薄膜結晶を構成する元素ごとに分子線セルを配置する。
シャッタの開閉によって分子線を制御できる。
気相エピタキシー、液相エピタキシーに比べ、分子線エ
ピタキシーは、結晶成長速度が遅く、膜組成、膜厚を制
御しながら結晶成長させる事ができる。又、急峻な濃度
プロフィルを実現する事も可能である。
シリコン基板上のエピタキシーにも用いる事ができる。
しかし、特に、化合物半導体のエピタキシャル成長にと
って有用である。
(イ)従来技術とその問題点 MBEが提案されて10数年になる。装置の形態も変化
してきている。
初期の分子線エピタキシャル成長装置は、超高真空に引
けるチャンバ内に、基板加熱ホルダ、分子線セル、四重
極質伍分析計、オージェ電子分光装置、電子線回折装置
などを設けたものである。
基板加熱ホルダに基板をセットし、チャンバ内を超高真
空(10−8〜10−” Torr)ニ引き、分子線セ
ルを加熱して、材料を分子状態にし、これを基板に当て
、基板に吸着させ、化学反応を起して、結晶を構成する
ようになっていた。
この装置には、次の欠点がある。
基板ホルダには、通常、2〜3枚の基板をセットできる
。これら基板の結晶成長は連続的に行う事ができるが、
これが終了すると、基板交換しなければならない。
この為、チャンバ内に大気を導入しなければならない。
これは、非常に面倒な問題を引き起す。
チャンバ内に空気が入るため、分子線ソースが空気によ
って汚染されてしまう。特に酸化が著しい。又チャンバ
内を再び超高真空にするためには、ベーキング等で1日
〜2日かかつてしまう。
エピタキシ一作業の能率が悪い。又、バッチごとに、エ
ピタキシャル成長膜の特性が異なる、という重大な難点
があった。
バッチごとの特性のバラつきを抑える為には、チャンバ
内が大気圧になる事なく、常に高真空の状態を保つよう
にする必要がある。
基板交換のために要する時間を節約し、成長薄膜のバッ
チ間の特性のバラつきを少くするために、ロードロック
付のパッチ式MBE装置が考案された。
これは、チャンバ内を真空に保ったまま、基板交換でき
るように、もうひとつ真空排気できる空間を設けたもの
である。
基板加熱ホルダは、長いシャフトによって支持され、シ
ャフトの推進後退はベローズの膨縮によって行う。
基板ホルダに基板を取付けて挿入する空間(試料準備室
と仮に呼ぶ)と、超高真空チャンバはゲートバルブによ
って仕切られている。
基板をホルダに取付けた後、試料準備室を閉じ、真空に
引く。十分な高真空に達してから、ゲートバルブを開き
、基板ホルダを超高真空チャンバ内へ進める。
チャンバ内が大気圧になる事はなく常に真空状態である
。基板を入れた後、チャンバ内を超高真空に引く時間が
短縮され、1日に1〜2サイクルの成長を行う事ができ
るようになった。バッチ間の結晶薄膜の特性のバラつき
もある程度、改善された。
分析機器は、未だ成長機構を含む同じチャンバ内に設け
られていた。しかし、分析機器があると、これからのガ
スの放出などがあって、エピタキシャル成長中に、真空
度を低下させたりする事がある。
そこで、分析機器を、成長室から分離する、という傾向
が現われた。
これは、成長室、分析室、試料準備室よりなるMBE装
置である。
基板は、基板ホルダに予め取付ける。基板ホルダは、基
板搬送機構によって動かす事ができる。
成長室、分析室、試料準備室は、それぞれ真空排気装置
を持っている。各室の間には、真空バルブが設けてある
分析室には、オージェ電子分光装置(AES )、2次
イオン質量分析計(SIMS)、ESCAなどが設けら
れる。
この他に、特別の処理室を設けたMBE装置もある。
反対に、最も単純なものは、分析室がなく、成長室と、
試料準備室とよりなるものである。
本発明は、分析室が有っても良いし、無くても良い。い
ずれのMBE装置にも適用する事ができる。
試料準備室は、外部に対して開閉する空間である。基板
を付けた基板ホルダを、ここからMBE装置の中へ入れ
、或はここから取出す。
基板ホルダを、基板搬送機構に取付け、試料準備室の蓋
(ゲートバルブ)を閉じ、真空に排気する。
真空になってから、反対側のゲートパルプを開き、基板
ホルダを、成長室又は分析室の中へと進める。
基板搬送機構にも様々な形態がある。
試料準備室、分析室、成長室が直線上に配置してあって
、長いロッド状の平行な基板移送棒を何本も利用して基
板ホルダを運んでゆくタイプの装置がある。これまで説
明したのは、このタイプのMBE装置である。
そうではなくて、直線の搬送室があり、これに対し、直
角に分析室、成長室が接続されているタイプの装置もあ
る。
基板ホルダは、搬送室内を直線状に進み、分析室や成長
室との連結部では、必要な時に、向きを換えて、これら
のチャンバの中へ進入する。
搬送機構としては、これ以外にも、多様なものがありう
る。現に使用されている。本発明は、搬送機構がどのよ
うなものであっても、適用できる。
分子線エピタキシーは、Si基板に対しても、−など■
−■族化合物半導体基板に対しても行う事ができる。
いずれにしても、ウェハは、化学的エツチングし、基板
の汚れなどを除いてから、水洗、乾燥させてからMBE
装置に取付けられる。ところが、エツチング後に、大気
中にあるから、ゴミ、水蒸気、酸化物などが付着する慣
れがある。
従来の分子線エピタキシャル成長法の前処理として、化
学エツチングが行われる。
化学エツチング法は、次のように行う。GaAs基板を
例にとって説明する。エツチング液は、4H2So4:
lH2O。:lH2Oノ組成ヲ持つ。これに基板を漬け
て表面をエツチングする。これによって加工歪みを取り
除き、洗浄する。さらにこれを乾燥する。これらの工程
は大気中で行われる。
乾燥した基板を、分子線結晶成長装置に入れてエピタキ
シャル成長ヲ行つ。
分子線エピタキシーによって成長させた薄膜結晶の表面
には、1〜10μm直径の欠陥が多数光られる。これは
スピラン、オーバルディフェクトなどと呼ばれる。この
欠陥の数は、通常数十個/ aA〜数万個/ crAあ
る。
これらの観察結果などについては、例えばJAPANE
SEJ(X!’1NALαに九I肋田δIC3VOL、
皿、  1984. pp164−167 ’ 5ur
face Defects on MBE −Grow
n GaAs ’に記述がある。
このように表面欠陥の多いエピタキシャルウェハを用い
て電界効果トランジスタなどを作る場合、欠陥の大きさ
が1〜10μmであるので、ゲート部に欠陥の全部又は
一部が重なることがありうる。
この場合、そのトランジスタは不良となる。
単体のトランジスタの場合は、まだ良いが、FETを集
積回路にした場合は問題である。ICの中の全てのトラ
ンジスタの特性が一定していなければならないが、この
ような欠陥が一部に含まれると、ピンチオフ電圧などが
バラついて、全(ICが取れなくなってしまう。
この表面欠陥の原因として、次の様な事が挙げられる。
(1)  GaやInの■族元素の分子線源で突沸が起
こり、GaやInが非常に小さいながら粒子状になって
、基板へ飛んできて付着するため、(2)分子線結晶成
長室内に残留した酸素が原因である。又は原料中に含ま
れる酸化物が原因である。これらの酸素によって原料が
酸化し、或はもともと含まれていた酸化物が、基板表面
に付着するため、 (3)基板は化学エツチングされた後、大気にさらされ
ている。この間基板の表面に空気中のゴミや水蒸気、酸
化物、酸素などが付着する。これらの汚れが、分子線結
晶成長装置の中へ導入された後、窒素ガスを吹き付ける
事によっても除去されず残り、この上に分子線結晶成長
したため、 この内どれが主たる原因であるのか未だ明らかでない。
多分、全てが大なり小なり表面欠陥の原因として作用し
ているのであろう。(1)、(2)を除くために、充分
な注意をして分子線エピタキシーを実行しているが、そ
れでも表面欠陥が生ずる。
結局、化学エツチングの後、分子線結晶成長装置に挿入
される前の大気中での汚れが、主要な原因であろうと考
えられる。
既に述べたように、このような汚れを除くためニ、Si
基板の場合は、アルゴンスパッタリングにより、分子線
結晶成長装置内で基板表面を軽く工ツチングする、とい
う事が行われる。しかし、化合物半導体基板の場合、S
iより柔いので、この方法を使うと、逆に表面に多くの
傷をつけるので望ましくない。
化合物半導体の場合は、窒素ガスを吹き付けて、表面を
清浄にする、という事が行われる。しかし、これによっ
て、取れるのは大きいゴミだけで、表面汚れは殆んど除
去できない。
表面欠陥を減少する為、水を噴射して、基板表面を清浄
する、という事が提案されている(特公昭59−124
710号、昭和59年7月18日公告)。
これは、基板に水を噴射して、表面の汚れを取り、この
後窒素ガスを吹き付けて乾燥するものである。
ガスだけによるものよりは有効であるが、しかし、水で
は取れない汚れもある。
また、水を噴射すると、これを完全に乾燥しなければな
らない。残留した水滴などがあってはならない。又、基
板表面から水滴が除去されたとしても、チャンバ内に水
滴が残り、この後真空度が十分上らなくなる、などの難
点もある。時間のかかる工程を挿入する事になり、分子
線エピタキシーの能率を低下させる。
化合物半導体基板の表面を浄化するため、分子線結晶成
長装置の内部で行う事のできる工程として、以上に述べ
たものの他、基板加熱法が提案されている。
例えば、予備排気室に相当する準備室又は分析室と呼ば
れている超高真空の部屋で、基板を加熱する。これによ
って基板表面に付着している酸化物などを飛ばして、表
面を浄化する。GaAsの場合で、600℃近くまで昇
温する。
加熱法は、しかしながら、強く付着している汚れを取る
事ができない。又、化合物半導体の場合、長時間高温状
態にすると、基板表面から■族元素例えばAs5P、S
bなどが抜ける、という現象が起る。このため、基板表
面の荒れを生じたりする。
必ずしも満足のできるエピタキシーができるわけではな
い。この方法を用いたところで、欠陥は殆ど減少しない
位)発明の目的 エピタキシャル成長前の基板表面の汚れを、分子線結晶
成長装置内に於て除去し、清浄な表面を得て、大気中を
通す事なく、分子線エビクキシーを行い、表面欠陥の少
い結晶成長膜を得る事が本発明の目的である。
この為に、新たにガスエツチング室を設けて、ガスによ
って、化学的に基板をエツチングする。
エツチングガスを基板に当てるだけでは、エツチングが
速く進みすぎる事もあるので、分子線を同時に、又は交
代に当てて、エツチング速度を制御できるようにしてい
る。
に)発明の構成 分子線結晶成長装置の内部に、ガスエツチング室を新た
に設け、V族元素の蒸気圧下で、エツチングガスを基板
に吹き付け、化学的表面処理によって基板表面をエツチ
ングし、基板を大気中にさらす事なく、真空状態のまま
分子線結晶室へ移送し、基板上に分子線結晶成長を行う
ガスエツチング室は真空排気された状態でエツチングを
行う。ガスエツチング室には、エッチングガ°ス導入口
と、V族元素の分子線セルと、真空排気装置、基板搬送
機構などを備える。
ガスエツチング室と分子線結晶成長室の間は直結されて
いても良いし、真空度を高めるため排気予備室を備えて
も良い。
ガスエツチング室へは、大気圧が入らないように、基板
導入室を設ける。これによって、分子線セルが大気にさ
らされる事のないようにする。
各チャンバの間には真空バルブが設けてある。
真空バルブを開いて、基板を順次移送するための基板搬
送機構が各チャンバの中に設けてある。
ガスエツチング室に■族元素の蒸気圧を与えるために、
分子線セルを設けている。
エツチングガスは、基板によって異なるが、エツチング
ガスの選択については公知である。例えば、GaAs基
板のエツチングには、HCl又はAsCl3を用いる。
Asの蒸気圧を与えるための分子線材料としてはAs又
はAsH3を使う事ができる。
以下、図面によって本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の分子線結晶成長装置の略縦断面図であ
る。
この装置は、分子線結晶成長室1、排気予備室2、ガス
エツチング室3、基板導入室4よりなる。
これらのチャンバは直線状に出口人が連結されている。
基板導入室4と、ガスエツチング室3とは出入口が連結
されているが、真空バルブ5によって連結口が開閉でき
るようになっている。
基板導入室4には、基板導入室排気装置22があって、
大気圧から10 〜10  Torrまでの真空に引く
事ができる。これは、既に述べた分子線結晶装置の試料
準備室に当る。真空バルブ5と反対側に、大気と基板導
入室4の内部とを仕切る真空バルブ17が設けられてい
る。
基板は、基板ホルダにGa、又はInを使って貼り付け
る。各チャンバには基板搬送機構15があって、基板ホ
ルダを、順次送ってゆき、マニピュレータにセットする
ようになっている。
ガスエツチング室3には、基板回転機構6を有するエツ
チング室マニピュレータ8と、基板加熱装置7とが設け
られる。
基板ホルダヒ、マニピュレータ8にセットされ得る。
ガスエツチング室3には、エツチング室排気装置9が設
けられる。これは、大気圧から10〜10Torr  
の真空度にまで排気する事ができる。
ガスエツチング室3の基板の取付位置より斜め下方に、
エツチングガスを導入するべきガス導入口10.11が
設けられる。エツチングガスは、ガス導入口10又は1
1からエツチング室内へ入り、マニピュレータ8の上に
固定された基板表面に当り、基板表面をエツチングする
又、ガスエツチング室3には、■族元素を基板表面へ供
給するための分子線セル12.13が設けられている。
これは成長させる■−■族化合物半導体の内の■族元素
を入れる。GaAsを成長させる場合は、Asを入れる
。GaAsPの場合は、Pと飴を入れる。分子線セル1
2.13には、分子線セル加熱装置42.43が設けて
ある。
又■族元素の水素化合物AsH3やPH3を導入する場
合は、ガス導入口10.11のいずれかを用いる。
ガス導入口10.11には、ガスを加熱するための導入
ガス加熱装置40.41が設けられる。
ガスエツチング室3と排気予備室2の出入口は、連結さ
れているが、真空バルブ14によって、連結口を開閉す
る事ができる。
排気子@室2の中には基板搬送機構15があるだけであ
る。これは、分子線結晶成長室1の真空度を高めるため
に、ガスエツチング室3と成長室1を分離するバッファ
室である。ガスエツチング室で、十分超高真空(10〜
 10)に引く事ができる場合、排気予備室2は不要で
ある。排気予備室2は、排気予備室排気装置21によっ
て、10−9〜10Torrの超高真空を得る事ができ
るようになっている。
排気予備室2と分子線結晶成長室1との連結部には真空
バルブ16が設けられる。
分子線結晶成長室1の構成は公知である。基板の上へ材
料を供給するための分子線セル18.19がある。ここ
では2本図示しているが、8本ある事が多い。分子線セ
ルの周囲には分子を蒸発させるための加熱装置が設けら
れている。
又、成長室排気装置20があって、成長室を超高真空状
態にしている。IQ  Torr程度に引いてから、分
子線エピタキシーを開始する。
分子線結晶成長室1には、基板回転機構37を備えた成
長室マニピュレータ38と、基板搬送機構15とを備え
ている。成長室マニピュレータ38に基板を貼りつけた
基板ホルダが取付けられる。
基板ホルダの取付位置の背後には、基板加熱装置39が
設けられている。
本発明は、ガスエツチング室を分子線結晶成長装置の中
に設けたところに特徴があるので、第2図、第3図によ
って、ガスエツチング室につきより詳しく説明する。
第2図、第3図に於て、23はガス分圧測定器である。
これは、四重極質量分析計であって、エツチングガスや
■族元素のガス分圧をモニタする事ができる。これによ
って、導入ガス(エツチングガス、■族元素ガス)の量
を測定し、その測定値は分圧信号線24を通って、スロ
ーリークバルブ制御器25に入る。
制御信号は、スローリークバルブ26の弁の開度を制御
し、ガス導入パイプ27を流れるエツチングガスの量を
制御する。
第2図の構成はエツチングガスがガスボンベ28から、
レギュレータ36を経て、スローリークバルブ26によ
って制御され、ガス導入口10.11からガスエツチン
グ室3へ導入される構造を示している。
これは略図であって、エツチングガスの池に水素ガスを
キャリヤガスとし°て、エツチングガスと混合してガス
導入口10.11から、エツチング室へ送給する事も多
い。ここでは、キャリヤガスの図示を略しているが、実
際にはキャリヤガスを用いる事が多い。
■族元素を供給するため、分子線セルを用いる事の他、
水素化合物ガスAsH3、PH3をガス導入口10から
ガスエツチング室3へ導入する事も可能である。
ガス導入口10.11には、導入ガス加熱装置40.4
1があって、導入するガスを200℃〜1200℃に加
熱できるようになっている。
エツチングガスは、高温である方が少量であっても同一
のエツチング効果を挙げる事ができる。
第3図は、エツチング物質が常温常圧で液体である場合
の構成を示す。32は恒温槽で、31はバブラである。
GaAsに対して、AsfJ3はエツチング物質として
作用する。このような液体がバブラ31の中に収容され
ている。水素ガスをキャリヤガスとして、液体をキャリ
ヤガス中に含ませたエツチングガスをバブラ31で発生
させる。流量を、ガス分圧測定器23によってモニタし
た分圧値によって、スローリークバルブ26愕より制御
するようにした点は前例と同じである。
水素ガスボンベ28から出た水素は、レギュレータ36
から、水素ガス純化装置29を通って、純度が99.9
999%以上の高純度水素ガスとなる。
これが流動制御器30を経て、バブラ31に入る。
ここで、バブラ内の液体を含むガスとなって、ガス導入
パイプ27の中へ送給される。
け)作 用 化学エツチングした後、乾燥させた■−■化合物半導体
基板を、Ga、Inによって基板ホルダに貼付ける。真
空バルブ17を開いて、基板導入室4の中の基板搬送機
構15に基板ホルダを取付ける。真空バルブ17を閉じ
る。
基板導入室排気装置22を駆動して、基板導入室4を真
空にする。
10 〜10  Torr程度の高真空に達した時、真
空バルブ5を開き、基板ホルダをガスエツチング室3の
内部へ移す。基板搬送機構15によって、マニピュレー
タ8の先端に、基板ホルダが固定される。真空パルプ5
を閉じる。基板加熱装置7によって、基板を加熱する。
基板が適当な温度に達した時、エツチングを開始する。
エツチングは、ガス導入口10.11から、加熱された
エツチングガスを導入する事によって行われる。分子線
セル12.13は、■族元素を基板へ供給するものであ
る。■族元素を与えるから、V族元素の自然蒸発は抑制
される。エツチングガスの導入量によって、エツチング
の速さをコントロールできる。
GaAs基板を例にとって説明する。HCIをエツチン
グガスとすると、エツチングの反応式は、によって与え
られる。
GaAs基板の温度を高くし7てゆくと、GaAs表面
からAsが飛び出し、基板表面はAs抜けの状態になる
傾向にある。このAs抜けは基板表面の弱い部分、例え
ば転位の部分、析出物の部分などが起り易い事が多く、
表面の荒れを起こす。特にエツチング速度が遅い時この
様な現象が顕著になり、平坦なエツチング表面が得難く
なる。これを避ける為に本発明はAs蒸気を基板表面に
あて、Asを基板表面に供給してやるもので、これによ
り非常に遅い速度のエツチングが可能になり、平坦なエ
ツチング面を得る事が出来るようになる。分子線結晶成
長は原子層単位の結晶成長ができるわけであるが、本発
明の基板表面のエツチングは通常の気相反応による化学
エツチングでは困難な原子層単位のエツチングの可能性
がある事を示すものである。
GaAs基板の場合、液体のエッチャントとして、As
C43がある。反応式は、 2 HCl   : H2+c12(4)2HCd +
 GaC1二GaC6a + H2(5)である。(3
)式は(1)式と同一で、これがエツチングの式である
。(4)式はエツチングがC12ガスで起る可能性があ
る事を示しているもので、(3)式中のH(Jに(4)
式のMCIを代入すればC12によるエツチングの式と
なる。
又、(5)式はエツチング反応後のGaの塩化物が、G
aCl3である可能性を示しており、同様に(3)式中
のGaCl2に(5)式からGaC1を代入すればその
反応式となる。
いずれにしろ、エツチング反応の基本式は(3)式で与
えられる。
エツチングの目的は、基板の汚れを除去する事である。
適当な厚さ分だけエツチングされた基板は、清浄な表面
を持つ。エツチング室は高真空状態であるから、新たに
汚れが付くという惧れは極めて少い。
真空バルブ14を開く。マニピュレータ8から基板ホル
ダを外し、基板搬送機構15によって、排気予備室2へ
基板付きの基板ホルダを送り込む。
真空バルブ14を閉じる。
排気予備室2は、排気予備室排気装置21によって、真
空状態に保持される。真空バルブ14を開いた時、エツ
チング室と同じ真空度になるが、真空バルブ14を閉じ
ると、すぐに、真空度が上昇する。このバッファ室は、
分子線結晶成長室1の超高真空を損わないために設けた
ものであるから、ガスエツチング室の排気能力が十分で
あればこれを省く事もできる。
排気予備室(バッファ室)2の真空度が上り、10−’
〜1O−10Torr程度になると、真空バルブ16を
開き、基板付き基板¥ルダを、分子線結晶成長室1へ送
り込む。基板搬送機構15によって、基板ホルダは、マ
ニピュレータ38の下端に固定される。基板加熱装置3
9によって基板が加熱される。基板回転機構37によっ
て、基板が回転する。
真空バルブ16は閉じ、成長室排気装置20は、チャン
バ内を超高真空に(〜l0Torr )する。
分子線セル18.19も加熱され、分子線が発生する。
基板の温度が適当な値に達した時、分子線セル18.1
9のシャッタを開く。材料の分子線は基板に当り、化学
反応を起こして、ここにエピタキシャル成長層を作る。
エピタキシャル層の厚みが適当な値に達すると、エピタ
キシーを停止する。分子線セルにシャッタをし、セルの
温度を下げる。
真空バルブ16を開いて、基板ホルダを排気予備室2へ
戻す。さらに、基板ホルダをガスエツチング室3、基板
導入室4へと、基板搬送機構15によって戻してゆく。
真空バルブ16.14.5は択一的に開くから、各チャ
ンバの真空度は殆ど下らない。
最後に、真空バルブ17を開いて、基板ホルダを外部へ
取出す。ここで、エピタキシャル成長層を有する基板は
、はじめて大気に接する。
(力) 実  施  例  I 化学エツチングされたGaAs基板を導入室4より導入
し、ガスエツチング室3のマニピュレータ8にセットし
て、エツチングした。エツチング条件は、 基  板  温  度     600℃基  板  
回  転      2ORPMAs分子線セル温度 
   230℃エツチングガス   HCl(非加熱)
キャリヤガス  H2 混合ガス(H(J+H2)流量  1.3X 10−”
SCCMエツチング時間   10分 である。基板温度が300℃に達した時に、分子線セル
のシャッターを開き、Asを飛ばし始めた。
SCCM (廁虐dcubic centimeter
 per m1nute  )は、気体の流量を表わす
単位であって、標準状flK換算して、1分間にどれだ
けの気体が流れたかという事をαを単位として示す。
エツチングガスを止め、冷却してから、排気予備室を経
て、分子線結晶成長室へ移し、分子線エピタキシーを行
った。条件は、 基  板  温  度    630℃基  板  回
  転    20RPM成  長  時  間   
2.5時間成長層厚さ  3μm であった。
成長層表面は平坦で均一な鏡面成長をしていた。
ノマルスキー微分干渉顕微鏡で調べた結果、表面欠陥密
度は、約300個/c1Aと、通常の方法より大幅に低
減していた。エツチングをしない通常の分子線エピタキ
シーの場合、この値は数千〜敵方/cAであった。
上の例で、エツチングガス(HCl −1−H2混合ガ
ス)は加熱していなかったが、導入ガス加熱装置40.
41によって、ガスを600℃に加熱すると、ガス量を
前例の約半分にしても、同様の効果があった。
ガスエツチング室3に於て、分子線セル12.13より
Asの分子線をあてたが、これの代わりに、AsH3ガ
スをエツチング室の内部に導入して、ASの蒸気圧を与
えるようにしても同じ効果がある。
HClガスの導入量の制御は四重極質量分析計よりなる
ガス分圧測定器23によりCeの濃度をモニタしながら
、スローリークバルブ26の開度を制御する事によって
行った。
As分千線の代わりに、AsH3ガスを入れる場合は、
ガス導入口10.11のいずれかを利用し、これから導
入した。このガスの流量制御も、ガス分圧測定器23の
モニタ値を使い、他のスローリークバルブを制御する事
によって行った。
(ト)  実  施  例  ■ エツチングガスとしてAsCらを用いた。
第3図に示すバブラ31の中にAsCl3を入れ、恒温
槽32によって、12″Cに保つ。
水素ガスボンベ28から、水素ガスは、レギュレータ3
6、水素ガス純化装置29を通り、純度が99.999
9%の高純度ガスとなる。
水素ガスは、流量制御器30を経て、バブラ31の中へ
入る。バブリングする水素ガスの流量は、約50 SC
CMであった。これは大部分出口33から排出されるが
、一部はT字管で分岐しへスローリークバルブ26を経
て、少量がガス導入口11から、ガスエツチング室3の
内部へ導入される。
エツチング条件は前例と同じである。As蒸気圧を与え
るためにAsを用いる時は分子線セル12.13からA
sを飛ばす。AsH3ガスを用いる時は、入口34から
ガス導入口10を通ってガスエツチング室の内部へ送り
込む。
分子線エピタキシーの条件も前例と同じである。
成長した結晶は平坦で鏡面であった。
表面欠陥密度も前例とほぼ同じであった。
表面汚染による欠陥はこれによって除かれたものと推定
される。
汐)  他  の  用  途 ここでは、CraAs基板の分子線エピタキシーのみを
例に挙げて説明した。しかし、本発明は、m−V族化合
物半導体基板GaP 11nP 、 GaSb 、 I
nSb 。
・・・・・・のエピタキシーに広く用いる事ができる。
InP基板の場合は、H(J又はPCl3によるエツチ
ングを行う。V族元素であるPの蒸気圧をエツチング室
に与えるためには、分子線セルからPを飛ばしても良い
し、ガス導入口からPH3を入れても良い。
(ト)効 果 (1)化学エツチングした後、大気中にあって、汚れ、
水、酸素などが付着している化合物半導体基板を、分子
線結晶成長装置の中へ入れてからガスエツチングするの
で、基板上の汚れなどを完全に除去する事ができる。基
板は。真空中を移送され、分子線結晶成長室に入り分子
線エピタキシーが行われる。再び汚れが付着せず、清浄
な表面のままエピタキシーが行われる。
この為、表面欠陥の少いエピタキシャル層を成長させる
事ができる。
(2)  アルゴンスパッタリングエッチンクハSi基
板に対して用いられる。物理的エツチングであるので、
化合物半導体基板に用いれば、表面に著しい損傷を与え
るので望ましくない。
本発明は、ガスを用いて化学エツチングしているから、
化合物半導体の表面に損傷を与えない。
汚れのない事とあいまって、表面欠陥の少いエピタキシ
ャル層を成長させる事ができる。
(3)基板に窒素ガスを吹きつけるだけの従来法に比べ
、基板の表面についた汚れをより完全に除去する事がで
きる。
(4)基板に水噴射するものに比べて、汚れを取る効果
は大きい。又、水蒸気、酸素などが残留するという惧れ
もない。水を乾燥するには時間がかかるが、本発明は、
エツチング後の処理が不要であるから、迅速に次工程へ
進める事ができる。
(5)  XJK空中でガスエツチングするから、エツ
チングガスの流量を少なくしても十分なエツチングがな
される。
MCI 、 ASC13などはチャンバ内を汚すので、
使用量はできるだけ少い方が良い。
通常のガスエツチングは大気中で実行する事が多い。大
気中ではガス分子の平均自由行程が短いので、同−深さ
のエツチングをする場合でも、より多くのエツチングガ
スを必要とする。
本発明の場合、高真空中でガスエツチングする。ガス分
子の平均自由行程が長く、ガス導入口からでたガス分子
は、大部分が基板に当り、有効に利用される。
このような理由で、エツチングガス量を節減できる。チ
ャンバ内の汚れも少い。
(6)v族元素をガスエツチング室へ導入し、有限のV
族元素の蒸気圧を存在させる。ここでガスエツチングす
るから、エツチングが急激に進むのを防ぎ、エツチング
速度を最適な値に制御する事ができる。
このエツチングは基板の表面を清浄にするためのもので
あるから、表面を僅かに除去すれば良いのであつ−て、
エツチングが過度に進むと表面が粗面になる惧れがある
。エツチング速度を制御できるので、最適のエツチング
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の分子線結晶成長装置の全体構成図。 第2図はエツチングガスをガスエツチング室へ導入する
ための構成を示す図。 第3図は液体エッチャントをキャリヤガスによって、ガ
スエツチング室へ導入するための構成を示す図。 1 ・・・・・・・・・ 分子線結晶成長室2 ・・・
・・・・・・ 排気予備室 3 ・・・・・・・・・ ガスエツチング室4 ・・・
・・・・・・ 基板導入室 5 ・・・・・・・・・ 真空バルブ 6 ・・・・・・・・・ 基板回転機構7 ・・・・・
・・・・ 基板加熱装置8  ・・・・・・・・・  
エツチング室マニピュレータ9 ・・・・・・・・・ 
エツチング室排気装置10.11  ・・・・・・・・
・ ガス導入口12.13  ・・・・・・・・・ 分
子線セル14  ・・・・・・・・・ 真空バルブ15
  ・・・・・・・・・ 基板搬送機構16  ・・・
・・・・・・ 真空バルブ18.19  ・・・・・・
・・・ 分子線セル20  ・・・・・・・・・ 成長
室排気装置21  ・・・・・・・・・ 排気予備室排
気装置22  ・・・・・・・・・ 基板導入室排気装
置23  ・・・・・・・・・ ガス分圧測定器24 
 ・・・・・・・−・ 分圧信号線゛25   ・・・
・・・・・・ スローリークパルプ制mW26  ・・
・・・・・・・ スローリークパルプ27  ・・・・
・・・・・ ガス導入バイブ28  ・・・・・・・・
・ 水素ガスボンベ29  ・・・・・・・・・ 水素
ガス純化装置30  ・・・・・・・・・ 流量制御器
31  ・・・・・・・・・  バ  ブ  ラ32・
・・・・・・・・恒温槽 33  ・・・・・・・・・ 水素ガス出口34  ・
・・・・・・・・ AsH3ガス導入口36  ・・・
・・・・・・ レギュレータ40.41  ・・・・・
・・・・ 導入ガス加熱装置42.43  ・・・・・
・・・・ 分子線セル加熱装置発  明  者    
 森      英  樹間   1)      浩 藪  谷  博  美

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)超高真空にした分子線結晶成長室1の中で、マニ
    ピュレータ38にセットされ加熱されているIII−V族
    化合物半導体基板に、材料を入れた分子線セル18、1
    9から分子線を当て、基板上に材料元素を含む結晶をエ
    ピタキシャル成長させる事とした分子線結晶成長方法に
    於て、分子線結晶成長室1に、1或は複数の真空バルブ
    14、16を介して接続された真空排気しうるガスエッ
    チング室3を設け、ガスエッチング室3を真空にして基
    板をセットしV族元素の蒸気圧下に於て基板を加熱し、
    エッチングガスを当てて基板をエッチングする工程と、
    エッチングされた基板を真空中のみを通つて分子線結晶
    成長室1へ搬送する工程と、分子線結晶成長室1で基板
    上に分子線エピタキシャル成長させる工程を含む事を特
    徴とする分子線結晶成長方法。
  2. (2)エッチングガスが塩化水素ガス、又は水素で希釈
    された塩化水素ガスである特許請求の範囲第(1)項記
    載の分子線結晶成長方法。
  3. (3)エッチングガスとしてAsCl_3、又は水素で
    希釈されたAsCl_3を用いる特許請求の範囲第(1
    )項記載の分子線結晶成長方法。
  4. (4)ガスエッチング室内にV族元素蒸気圧を与えるた
    めに、AsH_3、PH_3などのV族元素の水素化合
    物ガスをガスエッチング室3に設けたガス導入口10よ
    り導入する事とした特許請求の範囲第(1)項、第(2
    )項、第(3)項又は第(4)項に記載の分子線結晶成
    長方法。
  5. (5)ガスエッチング室内にV族元素蒸気圧を与えるた
    めに、V族元素を分子線セル12、13によつて基板に
    当てるようにした特許請求の範囲第(1)項、第(2)
    項又は第(3)項に記載の分子線結晶成長方法。
  6. (6)エッチングガスをガス導入口に設けた加熱装置に
    よつて加熱し200℃〜1200℃にしてガスエツチン
    グ室内へ導入するようにした特許請求の範囲第(2)項
    、第(3)項、第(4)項、又は第(5)項に記載の分
    子線結晶成長方法。
  7. (7)V族元素の水素化合物ガスをガス導入口に設けた
    加熱装置によつて加熱し200℃〜1200℃にしてガ
    スエッチング室内へ導入するようにした特許請求の範囲
    第(4)項又は第(6)項記載の分子線結晶成長方法。
  8. (8)分子線結晶成長室1と、基板ホルダを支持でき回
    転機構6によつて回転しうるマニピュレータ8、排気装
    置9、エッチングガス又はエッチングガスとV族の水素
    化合物ガスを導入するためのガス導入口10、11と、
    V族元素を基板に向けて飛ばすための分子線セル12、
    13とを有するガスエッチング室3と、ガスエッチング
    室3と分子線結晶成長室1との間の連結口を仕切る1以
    上の真空バルブ14、16と、ガスエッチング室3と外
    部との連結口を仕切る1以上の真空バルブ5、17と、
    ガスエッチング室3、分子線結晶成長室1、その他のチ
    ャンバ間の基板の移送を行う基板搬送機構15とより構
    成される事を特徴とする分子線結晶成長装置。
  9. (9)ガスエッチング室3のガス導入口10、11には
    導入ガス加熱装置40、41を設けてある特許請求の範
    囲第(8)項記載の分子線結晶成長装置。
  10. (10)分子線結晶成長室1と、ガスエッチング室3と
    の間に、排気装置21を備えた排気予備室2を設け、真
    空バルブ14によつてガスエッチング室3との間を仕切
    り、真空バルブ16によつて分子線結晶成長室1との間
    を仕切るようにした特許請求の範囲第(8)項又は第(
    9)項記載の分子線結晶成長装置。
  11. (11)ガスエッチング室3は、石英又はステンレスで
    構成されている特許請求の範囲第(8)項、第(9)項
    又は第(10)項に記載の分子線結晶成長装置。
  12. (12)ガスエッチング室3の中に、マニピュレータ8
    によつて保持された基板を加熱するための基板加熱装置
    7を設けた特許請求の範囲第(8)項、第(9)項、第
    (10)項又は第(11)項に記載の分子線結晶成長装
    置。
  13. (13)ガスエッチング室3の前段に、排気装置22を
    有する基板導入室4を有し、真空バルブ5によつて、両
    者の連結口が開閉でき、基板導入室4の入口には真空バ
    ルブ17を設けてある特許請求の範囲第(8)〜第(1
    2)項のいずれかに記載の分子線結晶成長装置。
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