JPS6110064Y2 - - Google Patents

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JPS6110064Y2
JPS6110064Y2 JP4021380U JP4021380U JPS6110064Y2 JP S6110064 Y2 JPS6110064 Y2 JP S6110064Y2 JP 4021380 U JP4021380 U JP 4021380U JP 4021380 U JP4021380 U JP 4021380U JP S6110064 Y2 JPS6110064 Y2 JP S6110064Y2
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JP
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pad
pipe
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stress
plate
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JP4021380U
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JPS56143679U (ja
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は配管支持部材の改良に関するものであ
る。
従来、第1図に示すように、配管(以下母管と
いう)1用の支持台としてサポートラグAと称す
る支持台が使用されているが、このサポートラグ
Aは第2図および第3図に示すように、パツド
2、パイプラグ3、板ラグ4、5からなり、パツ
ド2を配管1に溶着することにより結合してい
る。然し乍ら、サポートラグAは支持構造物であ
り、その他端は固定されており、母管1に加わる
曲げモーメント、剪断力、軸力、捩り等の各荷重
の反力をサポートラグAが受けることになる。
従つて、各荷重に対する反力は母管1に直接溶
接結合されているパツド2を介してパツド2に直
立結合されたパイプラグ3、板ラグ4、5にかか
つてくるが、発生応力の規制位置である母管1と
パツド2の溶接部で板ラグ4、5が各荷重に対し
最も影響する方向(特に曲げ)に位置付けされて
いるため、発生応力が高くなり、この応力減少の
ため必要以上にパツド2の板厚を厚くしている。
即ち、配管系に生ずる各荷重は、母管1とサポ
ートラグAの結合部に外部荷重として入つてくる
が、この反力はサポートラグAで吸収する。サポ
ートラグAの中、パツド2は母管1と直接結合さ
れているため、発生応力としては、パツド2と母
管1の溶接の付根部で最大値が生じ易い。(板ラ
グ4、5の厚さにもよるが、大体においてこの傾
向であり、本来支持構造としてはサポートとして
用いるため、破壊してもよいという考えからパイ
プラグ3、板ラグ4、5に高応力が発生してもよ
い)。従つて、工業認可用の応力規制値もこの部
分の発生応力を規制しており、この値を満足しな
い場合は以前よりパツド2の板厚を厚くする方向
である。然し乍ら、従来の構造では、第2図およ
び第3図に示すように、板ラグ4、5の方向が母
管軸に平行および直角方向に位置しており、母管
軸周り、または、母管軸と直角な軸周りの曲げモ
ーメントを受けた場合、最も高応力の出易いa
点、b点が板ラグ4、5の夫々延長上にあるた
め、板ラグ4、5が発生応力を倍増する役目をし
ている。従つて、必要以上にパツド2の板厚を厚
くし、発生応力を減少させるのである。
本考案は上記発生応力を出来る丈小さくし、ま
たパツドの板厚を薄くするような構造を見出し、
かつ、従来の構造と同等またはそれ以上の反力の
吸収力を持つ構造・形状を得ることを目的とす
る。
本考案の一実施例を第4図および第5図に示す
と、母管1に長さlを持つ半円の加工板のパツド
2の縁をすべて溶接して結合している。パツド2
に直立する形でパイプラグ3をパツド2に外側周
りを溶接して結合し、本実施例ではパイプラグ3
の周り4箇所にパイプラグ3を中心に母管軸−
と、それと直角方向から45゜周方向にずらして
(板ラグ6間の角度は等間隔で90゜)パイプラグ
3とパツド2に板ラグ6を溶接して結合する。パ
ツド2に溶接結合される板ラグ6およびパイプラ
グ3の端部はパツド2の外表面に沿つた形状をし
ている。板ラグ6の高さは従来の高さと同等と
し、サポートラグ自身の剛性を従来の剛性より落
さないようにしている。
本考案は配管の外周面に固着された半円形のパ
ツド、パツドに立設された筒状ラグおよび筒状ラ
グから放射状に突設された複数箇の板状ラグから
なる配管支持部材において、複数箇の板状ラグを
配管の長手軸からほぼ45゜周方向にずらして配置
した、即ち、板ラグの結合位置をパツド自身で考
えると、実施例では最も剛性の高い4角の方向へ
取り付けることにより発生応力を減少させること
ができるため、母管軸に対して45゜の位置に取り
付けたので、発生応力が非常に小さくなり、パツ
ドの板厚を薄くすることができるすぐれた効果が
ある。
次に、従来および本考案の支持構造に曲げモー
メントが加わつた場合の応力分布を第6図および
第7図に示すと、従来のものは第6図のように、
母管とパツドの溶接付根部の応力分布は板ラグ延
長線上でピークになり、パツドの角で最小になる
ような分布を示す。本考案のものは第7図に示す
ように、パツドの角でピークになるが、応力レベ
ルの十分低い滑らかな分布となることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図に配管用支持台を示す。第2図および第
3図は従来の配管支持構造で、第2図は斜視図、
第3図は平面図、第4図および第5図は本考案の
一実施例で、第4図は斜視図、第5図は平面図、
第6図および第7図は夫々従来および本考案の支
持構造に曲げモーメントが加わつた場合の応力分
布を示したものである。 1:配管、2:パツド、3:パイプラグ、6:
板ラグ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配管の外周面に固着された半円形のパッド、該
    パッドに立設された筒状ラグおよび該筒状ラグか
    ら放射状に突設された複数箇の板状ラグからなる
    配管支持部材において、前記複数箇の板状ラグご
    配管の長手軸からほぼ45゜周方向にずらして配置
    したことを特徴とする配管支持構造。
JP4021380U 1980-03-28 1980-03-28 Expired JPS6110064Y2 (ja)

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JP4021380U JPS6110064Y2 (ja) 1980-03-28 1980-03-28

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Publication Number Publication Date
JPS56143679U JPS56143679U (ja) 1981-10-29
JPS6110064Y2 true JPS6110064Y2 (ja) 1986-04-01

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JPS56143679U (ja) 1981-10-29

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