JPS61100376A - ハンマ−アクシヨンによるねじの緩め方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ハンマーアクシミンによるねじの緩め方法に
関する。

〈従来の技術〉 工作機械の諦付装＝の一例を第１図に示す。

２はｘ−ｘ軸を中心として回転されるインデックステー
ブルで、その表面には等間隔に取付具工が配置されてい
る。取付具工は、被工物１を収容する凹所を有する取付
具本体３と、取付具本体３にねじ込まれ先端部で被加工
物１を押え付けて固定するクランプねじ４とからなって
いる。クランプねじ４を緩めれば、被加工物１はアンク
ランプされる。クランプねじ４の＆＊側には六角頭部４
ａが形成されており、このクランプねじ４を駆動するス
プライン軸５の先端部には、クランプねじ４の六角頭部
４ａに嵌脱される六角穴部５墨が形成されている。上記
スプライン軸５は従動側爪車６にスプリング７を介して
摺動自在にスプライン嵌合しており、上記従動側爪車６
は、軸受８を介して締付装置本体９に回転自在に保持さ
れている。また、上記締付装置本体９には、駆動側爪車
１０が軸受１１を介して回転自在に保持されており、上
記駆動側爪車１０は締付装置本体９に固定された駆動源
である油圧モータ１２の主軸にスプライン嵌合して一体
にＩ！ｌＩｉ！動されるとともに、第２図に示すように
上記駆動側爪車１０と従動側型車６とは、それぞれ対向
面に突設された爪１０ｍ、６ａを介して係合している。

したがって、上記被加工物ｌをクランプまたはアンクラ
ンプする場合は、締付装置本体９がＹ−Ｙ方向に移動し
、スプライン軸５の六角穴部５ａがクランプねじ４の六
角頭部４ｍに嵌合し、油圧モータ１２の主軸が正回転し
たり、または逆回転することによって被加工物１を締付
けた９、緩めたりするようになっている。

ところで、締付けられた被加工物１を緩める場合は、締
付は時の力よりも大きな力が必要であり、さらに暖め方
向にハンマー１クシシンと称する衝撃力を加えることに
よって−ＰＪ罹実に緩めることが可能である。

〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、暖め動作において、第３図に示すように
、従動側型Ｉｘ６の爪６ａと、駆ｒ！ｈ側爪車１０の爪
１０ａとが常に同一位相で使用されろ場合には、駆動側
爪車１０が緩め方向に回転しはじめて、爪１０ａが従動
側型車６の爪６ａに当るまでの回転角度が角度ａと大き
く、ハンマーアクリ１ン効果も大であるが、第４図に示
すように、従動側型車６の爪６ａと、駆動側爪車１０の
爪１０ｍとの位相がずれて駆動側爪車１０の爪１０ｍが
緩め方向に移動している場合は、従！ｌ１ｌｌ側爪車６
の爪６ａに当接するまでの回転角度が角度βと小さくな
り、従動側に与えるハンマー１クシ１ン効果が小さく、
確実に緩まない事態も発生する等の不具合がある。

く問題点を解決するための手段〉 本発明は、上述した従来の１ｇＪＨ点を解決するために
なされたもので、締め付けであるねじを緩める場合に、
ねじの初期緩め動作をへンマーアクシ１ンにより確実に
行なえるようにすることを目的とする。

１肥目的を達成するため、本発明では、締め付けられて
いるねじに連結され°ている従動側型車の爪に駆動側爪
車の爪をｉじを緩める方向に衝撃的に押し当ててねじを
緩めるに際し、ねじの緩め動作の前１ζ駆動側爪車を一
旦ねじの締付は方向に回転させて、従ａｍ爪車に接触さ
せた後、ｇ動側爪車を緩め方向に回転させて従動側型車
に衝突させ、ハンマー１クシ１ン効果を大ならしめるよ
うにしたのである。

く実　施　例〉 以下、本発明による実施例を第５図ないし第７図に基づ
いて詳細に説明する。図において加工機械におけろ締付
装置は第１図と同じであるから説明を省略し、駆動側爪
車と従動側型車の動作についてｒＲ，明する。

まず、被加工物ｌを取付けたインデックステーブル２が
回転して所定の位置に停止すると、締付装置本体９がＹ
−Ｙ方向に移動し、スプライン軸５の六角穴部５ａが、
クランプねじ４の六角頭部４ａに嵌合する。

このとき、締付装置本体９に保持された従動側型！Ｅ６
の爪６凰と駆ｗＪ側爪車１０の爪１０ｍとの位相がずれ
て第５図に示すように、駆動側爪車１０の爪１０ｍが緩
め方向に移動しており、暖め方向の回転角度が角度βと
小さくなっていることがある。そこで、油圧モータ１２
を駆動して駆動側爪車１０を一旦締付は方向に回転させ
て、第６図に示すように爪】０１を従ａｍ爪ＩＥ６の爪
６ａに接触させた後、油圧モータ１２の回転を切換え、
駆動側爪車１０を緩め方向に回転させれば、第７図に示
すように駆動側爪車１０の爪１０ａが従動側型車６の爪
６ａに当るまでの回転角度が角度ａと大きくとれるので
、ハンマー１クシシンが大となる。

上記実施例は、本発明を被加工物の締付装置におけるク
ランプねしの緩めに適用したものであるが、本発明はね
じの緩め全般に適用可能である。

〈発明の効果〉 以上詳細に説明したように、本発明に係るハンマーアク
リ１ンによるねじの緩め方法によれば、ねじ側に連結さ
れた従動側爪車に対し駆動側爪車を締め側に一旦回転さ
せてから暖め側に回転させるようにしたので、空転角が
大きくとれ、ハンマーアクシアン効果が大となり、締付
は時より大きな力を必要とする緩め動作を確実に行なう
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、加工機械における締付装置を示す要部の断面
図、第２図は締付装置の風車を示す斜視図、第３図ない
し第４図は第１図のＡ−Ａ断面図であり、従来の動作説
明図、第５図ないし第７図は本発明による風車の動作説
明図である。 図　面　中、 １は被加工物、 ２はインデックステーブル、 ４Ｌよりランプねじ、 ４ａは六角頭部、 ５はスプライン軸、 ｓ＆は六角穴部、 ６は従動側爪車、 ６ａは爪、 ９は締付装置本体、 １０は駆動側爪車、 １、Ｏａは爪、 １２は油圧モーフである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 締め付けられているねじに結合される従動側爪車の爪に
   駆動側爪車の爪を当ててねじを緩める方法であって、前
   記駆動側爪車により前記従動側爪車をねじの緩み方向に
   動作させるに際し、前記駆動側爪車をねじの締め方向に
   回転してから緩み方向に回転させて前記駆動側爪車の爪
   を前記従動側爪車の爪に衝突させるようにしたことを特
   徴とするハンマーアクションによるねじの緩め方法。