JP2000176853A - 拡開式リベットの締結用治具 - Google Patents
拡開式リベットの締結用治具Info
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- JP2000176853A JP2000176853A JP10350425A JP35042598A JP2000176853A JP 2000176853 A JP2000176853 A JP 2000176853A JP 10350425 A JP10350425 A JP 10350425A JP 35042598 A JP35042598 A JP 35042598A JP 2000176853 A JP2000176853 A JP 2000176853A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、締結作業が容易な拡開式リ
ベットの締結用治具を提供することである。 【解決手段】 拡開式リベット3を、ドライバー工具2
に取り付けて締結する拡開式リベット3の締結用治具1
であって、筒状本体11と回転軸体12とからなり、筒
状本体11の一側に前記ドライバー工具2に取り付けら
れる取付け部111が設けられ、筒状本体11の他側先
端部にリベット本体装着部114が設けられ、回転軸体
12の一側に、ドライバー工具2の回転軸22と連結さ
れる連結部121が設けられ、回転軸体12の他側に、
拡開用ビス装着部122が設けられていることを特徴と
している。
ベットの締結用治具を提供することである。 【解決手段】 拡開式リベット3を、ドライバー工具2
に取り付けて締結する拡開式リベット3の締結用治具1
であって、筒状本体11と回転軸体12とからなり、筒
状本体11の一側に前記ドライバー工具2に取り付けら
れる取付け部111が設けられ、筒状本体11の他側先
端部にリベット本体装着部114が設けられ、回転軸体
12の一側に、ドライバー工具2の回転軸22と連結さ
れる連結部121が設けられ、回転軸体12の他側に、
拡開用ビス装着部122が設けられていることを特徴と
している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、拡開式リベットの
締結用治具に関する。
締結用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】拡開式リベットは、例えば、実公昭51
−13671号公報に記載されているように、リベット
本体と拡開用ビスとから構成されている。上記拡開式リ
ベットを被締結板体の孔に挿通し、リベット本体の頭部
をスパナ等で固定しながら電動式等のドライバー工具で
拡開用ビスをねじ込むことによりリベット本体の側壁を
拡開し、板体を締結するものである。従来、上記拡開式
リベットの締結工具として、エアー駆動方式の専用工具
(例えば、日本ドライブイット株式会社製マイティロッ
クドライバー)が知られているが、上記の専用工具は、
高価なため現場の施工用工具として普及しにくいため、
スパナとドライバー工具を組み合わせて締結していた。
−13671号公報に記載されているように、リベット
本体と拡開用ビスとから構成されている。上記拡開式リ
ベットを被締結板体の孔に挿通し、リベット本体の頭部
をスパナ等で固定しながら電動式等のドライバー工具で
拡開用ビスをねじ込むことによりリベット本体の側壁を
拡開し、板体を締結するものである。従来、上記拡開式
リベットの締結工具として、エアー駆動方式の専用工具
(例えば、日本ドライブイット株式会社製マイティロッ
クドライバー)が知られているが、上記の専用工具は、
高価なため現場の施工用工具として普及しにくいため、
スパナとドライバー工具を組み合わせて締結していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術において、スパナとドライバー工具を組み合わ
せて拡開式リベットを締結する方法は、両手作業になる
ので、装着、脱着に手間がかかるという問題がある。ま
た、トルク管理が難しく、ネジ部の破損や締め付け不足
等の弊害が発生する。
従来技術において、スパナとドライバー工具を組み合わ
せて拡開式リベットを締結する方法は、両手作業になる
ので、装着、脱着に手間がかかるという問題がある。ま
た、トルク管理が難しく、ネジ部の破損や締め付け不足
等の弊害が発生する。
【0004】本発明は、上述のような従来技術の問題点
を解消するためになされたものであって、本発明の目的
は、締結作業が容易な拡開式リベットの締結用治具を提
供することである。
を解消するためになされたものであって、本発明の目的
は、締結作業が容易な拡開式リベットの締結用治具を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
リベット本体と拡開用ビスとからなる拡開式リベット
を、動力源を備えたドライバー工具に取り付けて締結す
る拡開式リベットの締結用治具であって、筒状本体と、
筒状本体に内蔵された回転自在の回転軸体とからなり、
筒状本体の一側に、前記ドライバー工具のケース本体先
端部に連結して取り付けられる着脱自在の取付け部が設
けられ、筒状本体の他側先端部に、前記リベット本体の
頭部を係止して装着するリベット装着部が設けられ、回
転軸体の一側に、ドライバー工具の回転軸と連結される
連結部が設けられ、回転軸体の他側に、前記拡開用ビス
頭部を係止して装着する拡開用ビス装着部が設けられて
いることを特徴としている。
リベット本体と拡開用ビスとからなる拡開式リベット
を、動力源を備えたドライバー工具に取り付けて締結す
る拡開式リベットの締結用治具であって、筒状本体と、
筒状本体に内蔵された回転自在の回転軸体とからなり、
筒状本体の一側に、前記ドライバー工具のケース本体先
端部に連結して取り付けられる着脱自在の取付け部が設
けられ、筒状本体の他側先端部に、前記リベット本体の
頭部を係止して装着するリベット装着部が設けられ、回
転軸体の一側に、ドライバー工具の回転軸と連結される
連結部が設けられ、回転軸体の他側に、前記拡開用ビス
頭部を係止して装着する拡開用ビス装着部が設けられて
いることを特徴としている。
【0006】上記請求項1記載の本発明において、ドラ
イバー工具に、締付トルク調整機構を備えたドライバー
工具を使用するのがよい。すると、締結時にトルク管理
ができるので、ネジ部の破損や締め付け不足等を防止で
きる。また、ドライバー工具にインパクトドライバー工
具を使用すると、初期トルクを必要とする拡開式リベッ
トの締結に便利である。
イバー工具に、締付トルク調整機構を備えたドライバー
工具を使用するのがよい。すると、締結時にトルク管理
ができるので、ネジ部の破損や締め付け不足等を防止で
きる。また、ドライバー工具にインパクトドライバー工
具を使用すると、初期トルクを必要とする拡開式リベッ
トの締結に便利である。
【0007】(作用)請求項1記載の本発明の拡開式リ
ベットの締結用治具は、筒状本体と、筒状本体に内蔵さ
れた回転自在の回転軸体とからなっている。そこで、筒
状本体の一側に設けられた着脱自在の取付け部を、前記
ドライバー工具のケース本体先端部に連結して取り付
け、筒状本体の他側先端部に設けられたリベット装着部
に、前記リベット本体の頭部を係止し、回転軸体の一側
に設けられた連結部を、ドライバー工具の回転軸と連結
し、回転軸体の他側に設けられた拡開用ビス装着部に、
前記拡開用ビス頭部を係止して装着する。そして、動力
源を備えたドライバー工具を回転駆動すると、拡開用ビ
スをねじ込むことによりリベット本体の側壁が拡開し、
被締結板体を締結する。従って、スパナ等を併用しない
で締結でき、締結作業が容易となる。締結後は、ドライ
バー工具を逆回転すると、不要となった拡開用ビスを脱
着できる。また、上記治具が不要なときは治具を取り外
し、通常のドライバー工具として使用できる。
ベットの締結用治具は、筒状本体と、筒状本体に内蔵さ
れた回転自在の回転軸体とからなっている。そこで、筒
状本体の一側に設けられた着脱自在の取付け部を、前記
ドライバー工具のケース本体先端部に連結して取り付
け、筒状本体の他側先端部に設けられたリベット装着部
に、前記リベット本体の頭部を係止し、回転軸体の一側
に設けられた連結部を、ドライバー工具の回転軸と連結
し、回転軸体の他側に設けられた拡開用ビス装着部に、
前記拡開用ビス頭部を係止して装着する。そして、動力
源を備えたドライバー工具を回転駆動すると、拡開用ビ
スをねじ込むことによりリベット本体の側壁が拡開し、
被締結板体を締結する。従って、スパナ等を併用しない
で締結でき、締結作業が容易となる。締結後は、ドライ
バー工具を逆回転すると、不要となった拡開用ビスを脱
着できる。また、上記治具が不要なときは治具を取り外
し、通常のドライバー工具として使用できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜図5は、
本発明の一実施例であって、図1は締結用治具を拡開式
リベット及びドライバー工具と共に示す締結用治具の断
面図、図2は拡開式リベットの正面図、図3は締結用治
具とドライバー工具の連結方法を示す斜視図、図4は締
結用治具が取り付けられたドライバー工具の使用状態を
示す説明図、図5は拡開式リベットの締結状態を示す断
面図である。
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜図5は、
本発明の一実施例であって、図1は締結用治具を拡開式
リベット及びドライバー工具と共に示す締結用治具の断
面図、図2は拡開式リベットの正面図、図3は締結用治
具とドライバー工具の連結方法を示す斜視図、図4は締
結用治具が取り付けられたドライバー工具の使用状態を
示す説明図、図5は拡開式リベットの締結状態を示す断
面図である。
【0009】図1〜図5において、1は拡開式リベット
3の締結用治具であって、この締結用治具1は、リベッ
ト本体31と拡開用ビス33とからなる拡開式リベット
3を、充電式電動インパクトドライバー工具2に取り付
けて締結するものである。上記インパクトドライバー工
具2は、クラッチ機能による締付トルク調整機構を備え
ている。
3の締結用治具であって、この締結用治具1は、リベッ
ト本体31と拡開用ビス33とからなる拡開式リベット
3を、充電式電動インパクトドライバー工具2に取り付
けて締結するものである。上記インパクトドライバー工
具2は、クラッチ機能による締付トルク調整機構を備え
ている。
【0010】上記拡開式リベット3は、図2に示すよう
に、リベット本体31と拡開用ビス33とからなり、リ
ベット本体31は先端部にネジ孔が設けられた6角頭部
32付きの筒状体であって、その側壁には周方向に複数
のスリット311と切欠け312とが形成されている。
そして、拡開用ビス33が、その頭部34をリベット本
体31の頭部32に係止して、軸部をリベット本体31
の先端のネジ孔に螺入して取り付けられている。
に、リベット本体31と拡開用ビス33とからなり、リ
ベット本体31は先端部にネジ孔が設けられた6角頭部
32付きの筒状体であって、その側壁には周方向に複数
のスリット311と切欠け312とが形成されている。
そして、拡開用ビス33が、その頭部34をリベット本
体31の頭部32に係止して、軸部をリベット本体31
の先端のネジ孔に螺入して取り付けられている。
【0011】上記締結用治具1は、図1に示すように、
筒状本体11と、筒状本体11に内蔵された回転自在の
回転軸体12とから構成されている。上記筒状本体11
の基端側には、上記ドライバー工具2のケース先端部2
1に連結して取り付けられる着脱自在の取付け部111
が設けられている。この取付け部111は、軸方向にす
り割りが入れられ、蝶ネジ113付きの締結バンド11
2を締め付けて取り付けられる。
筒状本体11と、筒状本体11に内蔵された回転自在の
回転軸体12とから構成されている。上記筒状本体11
の基端側には、上記ドライバー工具2のケース先端部2
1に連結して取り付けられる着脱自在の取付け部111
が設けられている。この取付け部111は、軸方向にす
り割りが入れられ、蝶ネジ113付きの締結バンド11
2を締め付けて取り付けられる。
【0012】上記筒状本体11の先端側には、上記リベ
ット本体31の頭部32を係止して装着するリベット装
着部114が設けられている。このリベット装着部11
4は、上記筒状本体11の外周に嵌入されて設けられ、
軸方向に摺動自在になされている。しかし、回転しない
ように周方向に対する係止手段が設けられている(不図
示)。そして、リベット装着部114と筒状本体11の
先端部との間に、コイルバネ115を介在させ、拡開式
リベット3とのなじみをよくしている。なお、リベット
本体31の頭部32を係止するリベット装着部114の
先端部は、頭部32と符合する形状の6角孔が座ぐりさ
れている。
ット本体31の頭部32を係止して装着するリベット装
着部114が設けられている。このリベット装着部11
4は、上記筒状本体11の外周に嵌入されて設けられ、
軸方向に摺動自在になされている。しかし、回転しない
ように周方向に対する係止手段が設けられている(不図
示)。そして、リベット装着部114と筒状本体11の
先端部との間に、コイルバネ115を介在させ、拡開式
リベット3とのなじみをよくしている。なお、リベット
本体31の頭部32を係止するリベット装着部114の
先端部は、頭部32と符合する形状の6角孔が座ぐりさ
れている。
【0013】上記回転軸体12の基端側には、ドライバ
ー工具2のチャック22(回転軸)と連結される連結部
121が設けられている。この連結部121は、図3に
示すように、ドライバー工具2のチャック22に取り付
けられたドライバービット23を介して連結される。回
転軸体12の先端側には、6角形状の拡開用ビス頭部3
4を係止して装着する拡開用ビス装着部122が設けら
れている。この拡開用ビス装着部122は、拡開用ビス
頭部34と符合する形状の6角孔が座ぐりされている。
ー工具2のチャック22(回転軸)と連結される連結部
121が設けられている。この連結部121は、図3に
示すように、ドライバー工具2のチャック22に取り付
けられたドライバービット23を介して連結される。回
転軸体12の先端側には、6角形状の拡開用ビス頭部3
4を係止して装着する拡開用ビス装着部122が設けら
れている。この拡開用ビス装着部122は、拡開用ビス
頭部34と符合する形状の6角孔が座ぐりされている。
【0014】なお、連結部121と拡開用ビス装着部1
22間には、外径の細い軸部123が設けられている。
また、締結用治具1の外側を持ってどの方向に向けても
回転軸体12が離れ落ちないように、ストッパー(不図
示)が設けられている。
22間には、外径の細い軸部123が設けられている。
また、締結用治具1の外側を持ってどの方向に向けても
回転軸体12が離れ落ちないように、ストッパー(不図
示)が設けられている。
【0015】上記構成になされた締結治具1の使用方法
を、図3〜図5を参照して説明する。先ず、図3に示す
ように、インパクトドライバー工具2のチャック22に
ドライバービット23の一側を装着する。この状態で、
通常のドライバーとして使用できる。そして、締結用治
具1をケース本体の先端部21にあてがい、ドライバー
ビット23の他側を、締結治具1の回転軸体12の連結
部121に挿入すると共に、ドライバー工具2のケース
本体の先端部21を筒状本体11の取付け部111に装
着する。そして、締結バンド112の両端を接近させる
ための蝶ネジ113を締めつけ、筒小本体11をケース
本体の先端部21に固定する。
を、図3〜図5を参照して説明する。先ず、図3に示す
ように、インパクトドライバー工具2のチャック22に
ドライバービット23の一側を装着する。この状態で、
通常のドライバーとして使用できる。そして、締結用治
具1をケース本体の先端部21にあてがい、ドライバー
ビット23の他側を、締結治具1の回転軸体12の連結
部121に挿入すると共に、ドライバー工具2のケース
本体の先端部21を筒状本体11の取付け部111に装
着する。そして、締結バンド112の両端を接近させる
ための蝶ネジ113を締めつけ、筒小本体11をケース
本体の先端部21に固定する。
【0016】つぎに、例えば図4に示すように、平行に
隣接する二本の長尺の構造部材5、5間に、四角形の板
材6を架け渡して配置し、この板材6の四隅に開けられ
た下孔に拡開式リベット3を挿入する。そして、締結治
具1を取り付けたドライバー工具2を片手で持ち、上記
拡開式リベット3のリベット本体31の頭部32を、リ
ベット装着部114に装着して板材6の表面に押しつけ
る。すると、コイルバネ115が変形して、リベット装
着部114が筒状本体11の基端側に摺動し、リベット
3の拡開用ビス頭部34が回転軸体12の拡開用ビス装
着部122に装着される。
隣接する二本の長尺の構造部材5、5間に、四角形の板
材6を架け渡して配置し、この板材6の四隅に開けられ
た下孔に拡開式リベット3を挿入する。そして、締結治
具1を取り付けたドライバー工具2を片手で持ち、上記
拡開式リベット3のリベット本体31の頭部32を、リ
ベット装着部114に装着して板材6の表面に押しつけ
る。すると、コイルバネ115が変形して、リベット装
着部114が筒状本体11の基端側に摺動し、リベット
3の拡開用ビス頭部34が回転軸体12の拡開用ビス装
着部122に装着される。
【0017】そして、締付トルク調整機構付きのインパ
クトドライバー工具2の締め付けトルクを適宜に調節し
た後、インパクトドライバー工具2のスイッチを入れて
駆動する。すると、図5に示すように、リベット本体3
1の頭部32に対して拡開用ビス頭部34が回転し、リ
ベット本体31の先端部を頭部32に近づけるように、
拡開式リベット3のリベット本体31の側壁が拡開し、
構造部材5の裏面側に係止され、板材6と構造部材5と
が締結される。最後に、ドライバー工具2を逆回転させ
て、拡開用ビス33を取り外す。逆転機構の付いていな
いドライバー工具の場合は、スパナ等を使用して取り外
す。
クトドライバー工具2の締め付けトルクを適宜に調節し
た後、インパクトドライバー工具2のスイッチを入れて
駆動する。すると、図5に示すように、リベット本体3
1の頭部32に対して拡開用ビス頭部34が回転し、リ
ベット本体31の先端部を頭部32に近づけるように、
拡開式リベット3のリベット本体31の側壁が拡開し、
構造部材5の裏面側に係止され、板材6と構造部材5と
が締結される。最後に、ドライバー工具2を逆回転させ
て、拡開用ビス33を取り外す。逆転機構の付いていな
いドライバー工具の場合は、スパナ等を使用して取り外
す。
【0018】(実施例の作用)上記本実施例によると、
スパナ等を併用しないで片手で拡開式リベット3の締結
ができ、締結作業が容易となる。また、上記締結用治具
1を取り外すと、通常のインパクトドライバー工具2と
して使用できる。また、インパクトドライバー工具2に
は、締付トルク調整機構を備えているので、締結時にト
ルク管理ができる。
スパナ等を併用しないで片手で拡開式リベット3の締結
ができ、締結作業が容易となる。また、上記締結用治具
1を取り外すと、通常のインパクトドライバー工具2と
して使用できる。また、インパクトドライバー工具2に
は、締付トルク調整機構を備えているので、締結時にト
ルク管理ができる。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の拡開式リベット
の締結用治具は、スパナ等を併用しないで締結でき、締
結作業が容易となる。締結後は、ドライバー工具を逆回
転すると、不要となった拡開用ビスを脱着できる。ま
た、上記治具が不要なときは治具を取り外し、通常のド
ライバー工具として使用できるので、工具の種類を減ら
すことができ、経済的である。
の締結用治具は、スパナ等を併用しないで締結でき、締
結作業が容易となる。締結後は、ドライバー工具を逆回
転すると、不要となった拡開用ビスを脱着できる。ま
た、上記治具が不要なときは治具を取り外し、通常のド
ライバー工具として使用できるので、工具の種類を減ら
すことができ、経済的である。
【図1】本発明の一実施例であって、締結用治具を拡開
式リベット及びドライバー工具と共に示す締結用治具の
断面図である。
式リベット及びドライバー工具と共に示す締結用治具の
断面図である。
【図2】拡開式リベットの正面図である。
【図3】締結用治具とドライバー工具の連結方法を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図4】締結用治具が取り付けられたドライバー工具の
使用状態を示す説明図である。
使用状態を示す説明図である。
【図5】拡開式リベットの締結状態を示す断面図であ
る。
る。
1 締結用治具 11 筒状本体 111 取付け部 114 リベット装着部 12 回転軸体 121 連結部 122 拡開用ビス装着部 2 ドライバー工具 21 ケース本体の先端部 22 チャック(回転軸) 3 拡開式リベット 31 リベット本体 32 リベット本体の頭部 33 拡開用ビス 34 拡開用ビスの頭部 4 ドライバービット
フロントページの続き (72)発明者 野上 利樹 茨城県つくば市和台32 株式会社セキスイ ハーモネート施工技術センター内 Fターム(参考) 3C038 AA06 BB00 BC04 3J025 AA07 BA12 CA01 EA05
Claims (1)
- 【請求項1】 リベット本体と拡開用ビスとからなる拡
開式リベットを、動力源を備えたドライバー工具に取り
付けて締結する拡開式リベットの締結用治具であって、 筒状本体と、筒状本体に内蔵された回転自在の回転軸体
とからなり、筒状本体の一側に、前記ドライバー工具の
ケース本体先端部に連結して取り付けられる着脱自在の
取付け部が設けられ、筒状本体の他側先端部に、前記リ
ベット本体の頭部を係止して装着するリベット装着部が
設けられ、 回転軸体の一側に、ドライバー工具の回転軸と連結され
る連結部が設けられ、回転軸体の他側に、前記拡開用ビ
ス頭部を係止して装着する拡開用ビス装着部が設けられ
ていることを特徴とする拡開式リベットの締結用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10350425A JP2000176853A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 拡開式リベットの締結用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10350425A JP2000176853A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 拡開式リベットの締結用治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000176853A true JP2000176853A (ja) | 2000-06-27 |
Family
ID=18410415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10350425A Pending JP2000176853A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 拡開式リベットの締結用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000176853A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003236767A (ja) * | 2002-02-19 | 2003-08-26 | Lobtex Co Ltd | 作動機構、作動機構アタッチメント、及び作動工具 |
JP2003275842A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-09-30 | Lobtex Co Ltd | 電動リベッター |
CN108916188A (zh) * | 2018-09-28 | 2018-11-30 | 无锡安士达五金有限公司 | 螺纹铆钉 |
WO2019054257A1 (ja) * | 2017-09-15 | 2019-03-21 | 株式会社マキタ | 締結工具 |
JP2021104563A (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-26 | 北川工業株式会社 | スペーサ押さえ治具 |
KR102402333B1 (ko) * | 2022-04-13 | 2022-05-30 | 주식회사 한진이앤씨 | 수직 보조유닛을 구비한 슈미트해머 |
-
1998
- 1998-12-09 JP JP10350425A patent/JP2000176853A/ja active Pending
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