JPS609873B2 - 防錆油で被覆された鋼板への塗布方法 - Google Patents

防錆油で被覆された鋼板への塗布方法

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JPS609873B2
JPS609873B2 JP12478681A JP12478681A JPS609873B2 JP S609873 B2 JPS609873 B2 JP S609873B2 JP 12478681 A JP12478681 A JP 12478681A JP 12478681 A JP12478681 A JP 12478681A JP S609873 B2 JPS609873 B2 JP S609873B2
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JP
Japan
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brush body
steel plate
rust preventive
oil
rust
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Application number
JP12478681A
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JPS5827672A (ja
Inventor
俊 渡辺
靖 高田
一之 奥田
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NIPPON RUBBER
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NIPPON RUBBER
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  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は防鏡油で被覆保護された鋼板へ特に高粘度の塗
材、例えば防錆効果を与えるために用いられる防錆顔料
等を含む防錆剤を塗布する方法の改良に関する。
従来、自動車の車体鋼板はその成形工程中、発錆防止の
ため、100比ps程度の粘度の防錆油が塗布されてい
る。
そして成形工程の後に防錆油を洗浄し、その後の工程に
移される。しかしながら、前記自動車の車体のうちでタ
イヤハウス、ドア内部エンジンルームの先端面並にトラ
ンクルームの周囲等の部分にあっては特に油、水、泥等
が濃留し発錆の危険があるため発明者等は、かかる箇所
に熱硬化性の防錆剤であって、20000〜10000
比psの高粘度のものを塗布し、これを熱硬化させて防
錆効果を向上させようと試みた。この際防錆油で被覆さ
れた鋼板を洗浄することなく、鋼板の防錆油上に前記防
錆剤を塗布形成しようと試みたが、従来の防錆油の塗布
方法では不都合があった。即ち、スプレーガンを用いる
方法にあっては塗布領域を限定するのが困難であり、ス
プレーをする際に防錆剤が飛散して作業環境を悪化させ
るという欠点に加えて、高粘度であるため均一な塗布が
困難であった。また、防錆剤を鋼板の防錆油表面で延展
して塗布する方法にあっては作業能率が悪いばかりでは
なく段差のある箇所では延展作業自体が困難であると共
に塗布の厚みを1側以下で均一に形成するのが困難であ
った。他の塗布ローラを用いて塗布する方法にあっては
防錆剤が高粘度であるため、ローラから鋼板の防錆油表
面への転移が都合よく行われず平滑な塗布を行うことが
できない。更に手動のブラシを用いる方法にあっては防
錆剤が高粘度のため防錆油表面を滑って塗布を施すのが
困難であった。また、これらの従来の塗布方法によって
高粘度の防錆剤を鋼板の防錆油表面上に塗布するときに
は、後工程で防錆剤を熱硬化させた際に接着が十分でな
く剥離する危険があった。
本発明は高粘度の防錆剤を用いて防錆油で保護被覆され
たままの状態の鋼板に能率よく確実に塗布形成すること
ができ、後工程で防錆剤を熱硬化させた後にあっても防
錆剤が剥離するような危険がなく防錆効果を向上させる
ことができ塗布方法を提供するもので防錆油で保護被覆
された鋼板へ20000〜10000比psの粘度を有
する塗村を塗布する方法において多数の硬毛の先端を揃
え後端部を結束して略円柱状に形成したブラシ体を用い
、該ブラシ体に連続して前記塗材を供給しつつ該ブラシ
体を200〜100仇pmの速度で回転せしめると共に
前記鋼板の防錆油保護被覆面にブラシ体の先端面を圧接
し少くともlm当り1項砂より遅い速度で進行させて塗
材を塗布することを特徴とする。
本発明の被塗布対象は鉱物油に防錆剤を含有せしめた防
錆油で保護被覆されたままの鋼板であり「塗材は例えば
ェポキシ樹脂、合成ゴム、硬化剤、導電材防錆顔料、可
塑剤等を混合した熱硬化性防錆剤の如く通常20000
〜10000比psの高粘度のものである。本発明の塗
布方法を行う際に用いる塗布装置は例えば第1図示のも
のでハンディータイプのものであり、本体1の先端部に
は着脱自在に挿鉄された軸2先端に合成樹脂等の硬毛を
後端部で結束する部材3により略円柱状のブラシ体4を
設け、該ブラシ体4の軸2を歯車機構を合して電動機等
の駆動源(図示せず)により回転駆動するようにした。
該ブラシ体4の軸2を中空に形成し一端をブラシ体4の
後端部で閉口させ、池端をユニバーサルジョイント(図
示せず)を介して塗材供給管5に接続し流量調整弁6、
ポンプ7を介して塗材タンク8から供給量を調整してブ
ラシ体4に塗材を連続供給するようにした。該ブラシ体
4を構成する硬毛は鋼板の防錆油表面を擦過する程度の
硬度を有する。第2図は、該ブラシ体4の先端塗布面の
変形例を示すもので先端塗布面を平坦に形成したものは
平滑面を塗布するのに好適であるが第1図の如く先端塗
布面を外方へ膨出した形状としたものは、フランジ等が
形成された轡曲面を塗布するのに好適である。
この塗布装置を用いて第3図示の如く防錆油で保護被覆
した鋼板に20000〜10000比psの防錆剤の塗
布を行ったが塗布能率を上げるためにはブラシ体4を高
速回転するのが好ましいが100仇pmを越えると塗材
がブラシ体4から飛散するので好ましくなく20比pm
以下にするとブラシ体4による塗材と防錆油との混合が
悪くなり、ブラシ体4の進行速度を極端に遅くしないと
均一な塗布を行うことができない。
このブラシ体4の200〜100仇pmの回転速度にあ
ってもブラシ体4の進行速度をlm当り1現砂より急激
の速度で移動させると塗材と防錆油との混合が不十分と
なり均一な塗布面を形成することができず少くともlm
当り10秒より遅い速度で移動させることが必要である
と共に、この進行速度が遅くなる程、形成される塗布面
にブラシ体4の擦過の跡が細くなり均一化され易いが塗
布する箇所の防錆の程度により進行速度を調整するのが
好しし、。更に実施結果によればt30000〜400
0比psの防錆剤を用いたときは、ブラシ体4の回転数
が300〜40仇pmで進行速度をlm当り10秒〜2
硯砂とするのが好適であり厚さ100〜200一の均一
な塗布面を形成することができた。
以上の説明から明らかなように本発明によるときはブラ
シ体を200〜100仇pmの回転速度で回転駆動しつ
つ鋼板の防錆油表面に圧接し少くともlm当り1頂砂よ
り遅い速度で進行させて塗布するので20000〜10
000比psの高粘度の塗材を鋼板の防錆油と混合しつ
つ均一に塗布形成することができ従って1伽以下の薄膜
で塗布形成しても鋼板表面の防錆油と塗材との接着が良
好であって、後工程の熱硬化処理を施した後も剥離の危
険がない防錆効果を向上させる塗膜を形成することがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で使用する塗布装置の一部戦除正面図、
第2図は第1図のブラシ体の変形例を示す斜視図、第3
図は本発明の塗布方法の実施状態を示す斜視図である。 4・・・ブラシ体。第1図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 防錆油で保護被覆された鋼板へ20000〜100
    000cpsの粘度を有する塗材を塗布する方法におい
    て多数の硬毛の先端を揃え後端部を結束して略円柱状に
    形成したブラシ体を用い、該ブラシ体に連続して前記塗
    材を供給しつつ該ブラシ体を200〜1000rpmの
    速度で回転せしめると共に前記鋼板の防錆油保護被覆面
    にブラシ体の先端面を圧接し少くとも1m当り110秒
    より遅い速度で進行させて塗布することを特徴とする防
    錆油で被覆された鋼板への塗布方法。
JP12478681A 1981-08-11 1981-08-11 防錆油で被覆された鋼板への塗布方法 Expired JPS609873B2 (ja)

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JPS5827672A JPS5827672A (ja) 1983-02-18
JPS609873B2 true JPS609873B2 (ja) 1985-03-13

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ID=14894082

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US10105725B2 (en) 2013-02-18 2018-10-23 The Boeing Company Fluid application device
US9757759B2 (en) 2013-08-09 2017-09-12 The Boeing Company Method and apparatus for concurrently dispensing and fairing high viscosity fluid
US10525603B2 (en) 2013-08-22 2020-01-07 The Boeing Company Method and apparatus for exchanging nozzles and tips for a fluid dispensing system
US20150064357A1 (en) 2013-09-03 2015-03-05 The Boeing Company Tool for Applying a Fluid onto a Surface

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JPS5827672A (ja) 1983-02-18

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