JPS609669B2 - サイリスタ - Google Patents

サイリスタ

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JPS609669B2
JPS609669B2 JP55158063A JP15806380A JPS609669B2 JP S609669 B2 JPS609669 B2 JP S609669B2 JP 55158063 A JP55158063 A JP 55158063A JP 15806380 A JP15806380 A JP 15806380A JP S609669 B2 JPS609669 B2 JP S609669B2
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JP
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thyristor
emitter
anode
cathode
mis structure
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JP55158063A
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JPS5683067A (en
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フ−ベルト・パタロング
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Siemens Corp
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Siemens Corp
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Publication of JPS609669B2 publication Critical patent/JPS609669B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D84/00Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
    • H10D84/101Integrated devices comprising main components and built-in components, e.g. IGBT having built-in freewheel diode
    • H10D84/131Thyristors having built-in components
    • H10D84/138Thyristors having built-in components the built-in components being FETs
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D18/00Thyristors
    • H10D18/60Gate-turn-off devices 
    • H10D18/65Gate-turn-off devices  with turn-off by field effect 
    • H10D18/655Gate-turn-off devices  with turn-off by field effect  produced by insulated gate structures

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  • Thyristors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、外側に位置しカソードを設けられたNェミツ
タ層と外側に位置しアノードを設けられたPェミツタ層
とこれらの層にそれぞれ境を接する2つのベース層とを
含む半導体ゥェーハと、半導体ゥェーハの少なくとも1
つの境界面に配置されMIS構造として構成された制御
可能なェミッタ。
ショート部とを有し、そのェミッタ・ショート部がそれ
ぞれカソード(アノード)と接続された第1の伝導形式
の第1の半導体領域とべ‐ス層と接続された第1の伝導
形式の第2の半導体領域とこれらの領域の間に位置し半
導体ゥェーハに対して電気的に絶縁されたゲートにより
おおわれている第2の伝導形式の中間層とから成ってい
るサィリスタに関するものである。この種のサィリス外
ま米国特許第324366y号明細書から公知である。
この場合、MIS構造のゲートに制御電圧を印加すると
「 カソード(アノード)と接続されたェミッタ層とそ
れに境を接するベース層との間のPN接合を橋絡する短
絡回路が有効状態にされる。その結果、サィリスタは通
流状態から阻止状態、すなわちカソードとァノードとの
間に導通万向に電圧が印加されても実際上電流が流れな
い状態へ切換えられる。阻止状態から通流状態への切換
は、両ベース層の間のPN接合を低抵抗で橋絡する別の
MIS構造のゲートに別の制御電圧を印加することによ
って行なわれる。同時に通流状態の継続中は、短絡回路
を有効状態に切換える制御電圧はしや断される。本発明
の目的は、冒頭に記載した種類のサィリスタとして、簡
単な制御過程により制御された形で点弧されかつ再び阻
止され得るものを提供することである。
この目的は、本発明によれば、少なくとも1つのディプ
リーション形のMIS構造と少なくとも1つのェンハン
スメント形のMIS構造とが存在しており、また一方の
形のMIS構造のゲートに対する1つの共通の制御電圧
端子と他方の形のMIS構造に対する1つの共通の制御
電圧端子とが設けられていることにより達成される。本
発明により得られる利点は特に、通流状態にあるサイリ
スタがェンハンスメント形(デイプリーション形)の少
なくとも1つのMIS構造のゲートへの第1の制御パル
スの供給の後に阻止され、ディプリーション形(ェンハ
ンスメント形)の少なくとも1つのゲートへの第2の制
御パルスの供給により再び点弧されることである。
阻止または通流状態を保持するため、公知のMIS短絡
回路を有するサィリス外こおいて必要であったような制
御電圧の供給は本発明によるサィリスタでは必要でない
。点弧過程中のみ一時的に無効状態に切換えられる一方
の形のMIS構造が本発明によるサィリスタの安定性、
すなわち導通方向の犠牲を有する電圧がアノード・カソ
ード間に生じた際の意図せざる点弧過程に対するサィリ
スタの安全性を定める。さらに、両ベース層の間のPN
接合の制御が冒頭に記載した公知のサイリスタでは行な
われるが、本発明によるサィリスタではその必要がない
。以下、図面により本発明を一層詳細に説明する。第1
図および第2図に示されているサィリスタはたとえばド
ープされたシリコンから成り交互の伝導形式の半導体層
1ないし4を含む半導体ゥェーハを有する。
この場合、外側に位置するN伝導形の層1はNェミツタ
層、また外層に位置するP伝導形の層4はPェミツタ層
と呼ばれる。P伝導形の層2およびN伝導形の層3はい
わゆるベース層である。Pヱミッタ層4はアノード端子
Aを有するアノード5を設けられており、他方Nェミツ
タ層1はカソード端子Kを設けられたカソード6により
接触される。Nェミツタ層1は帯状に構成されているこ
とが目的にかなっており、第2図の平面図には縦方向に
延びる帯として示されている。第2図の線1一1に沿う
横断面を示す第1図には、半導体ウェーハの境界面la
まで延びるようにNェミッタ層1のなかに接合されてい
るP伝導形の半導体領域7および8が示されている。
第2図では、これらの半導体領域の表面は、図面を理解
しやすくするため、ハッチングを施して示されている。
領域7および8はそれぞれ縁部でカソード6により接触
される。9,10および11はベース層の個々の領域で
あり、境界面laまで達している。
領域7および8は領域9により互いに隅離されている。
領域7は第1のP領域を形成し、領域10は第2のP領
域を形成し、またその間に位置するNェミッタ層1の部
分はN中間層を形成する。
境界面laの上に薄い電気絶縁性の層12、たとえばS
iQから成る層、が設けられており、その上にゲ−ト1
3がN中間層をおおうように配置されている。部分7,
9,10,12および13はMIS構造を形成する。N
OS構造がディプリーション形であれば、ゲート13に
電圧が印加されていないときにP伝導形の反転チャネル
14が領域7と10との間の境界面laに生じ、両領域
を互いに導電接続する。ゲート13の制御電圧端子GI
に正の制御電圧を印加すると、反転チャネルは消滅する
。肌S構造がェンハンスメント形であれば、ゲートに電
圧が印加されていないときには反転チャネル14が生じ
ない。反転チャネルはGIに負の制御電圧を印加したと
きに初めてゲート13の下側のェミッタ層1の反転によ
り形成される。こうして反転チャネルは、端子GIに印
加される制御電圧と関係してベース層2を領域7従って
またカソード6と低抵抗で接続したり接続しなかったり
する制御可能なェミッ夕・ショート部として機能する。
端子Gと接続された2つのゲート16を上面に設けられ
ている電気絶縁性の層15、たとえばSi02から成る
層の配置により、同様にしてNェミツタ層1の右側の緑
部におけるMIS構造8,9,11,15および16が
生じ、これは端子G2を介して制御可能なェミツタ・シ
ョート部として機能する。
本発明の主な利点は、両MS構造の一方たとえば機道7
,9,10,12および13がデイプリーション形に属
し、他方のMIS構造、いまの場合には構造8,9,1
1,12および16がェンハンスメント形に属すること
である。
これと等価な方策として、両MIS構造をディプリーシ
ョン形として形成し、それらのうち一方たとえば構造8
,9,11,15および16にそれに対応する端子たと
えばG2を介して正のバイアス電圧を与えることもでき
る。この場合、バイアス電圧は最初はチャネル形成を阻
止する。バイアス電圧に対して逆方向の樋性を有する別
の制御電圧が上記の端子に与えられて初めて、短絡チャ
ネルが有効になる。他方、両側S構造をヱンハンスメン
ト形として形成し、それらのうち一方に負のバイアス電
圧を与え、それにより反転チャネルを形成させることも
できる。これらのすべての変形例において重要なことは
、場合によっては端子GIまたはG2にバイアス電圧を
与えることにより、両MIS構造の一方が別の制御電圧
の供給なしに反転チャネル、たとえば量4、従ってまた
有効状態に切換えられたェミッタ亀ショート部を有し、
それに対して他方のMIS構造はかかるェミッタQショ
ート部を有さないことである。以下の考察にあたっては
「ゲート13の下側に反転チャネル14が存在しており
、他方ゲート16の下側には反転チャネルが存在してい
ないものと仮定する。
この場合、チャネル14の作用により、熱的に形成され
た正孔はベース層2からカソード6に導き出されるので
、Nェミッタ層1から電荷キャリアがベース層2に注入
されることはない。このことはサィリスタが阻止状態、
すなわち端子AとKとの間に導通方向に電圧が印加され
てもその間に実際上電流が流れない状態、にあることを
意味する。端子GIに正の電圧パルスPIを与えると、
単独で存在するェミツタ・ショート部がPIの継続中は
無効状態に切換えられ、その際にサィリス夕の点弧が行
なわれる。
その後、AおよびKに接続された負荷回路の負荷電流は
低抵抗に切換えられたサィリスタを経て流れる。サィリ
スタを阻止するためには負の電圧パルスP2が端子G2
に与えられればよく、そのためにAおよびKに加わって
いる導通万向の極性の電圧がしや断される必要はない。
P2の印加中は両ェミツタ・ショート部が有効状態にあ
るので、ベース領域2および3から溢れる正孔はこれら
のェミッタ・ショート部を経てカソード‘こ導き出され
る。それによりNェミツタ層9からベース層2への電荷
キャリアの注入が中断されるので、サィリスタは再び阻
止状態となる。バイアス電圧を与えておく必要のある上
記の肌S構造の構成では、端子GIおよびG2に与えら
れるパルスPIまたはP2がバイアス電圧と逆の極性を
有するようにすれば、同一の作動の仕方となる。
Nェミツタ層1のかわりにPェミツ夕層4がべース層3
とアノード5との間の制御可能なェミツタ。
ショート部を形成する相し、異なる形式の2つの肌S構
造により橋絡されるように構成することもできる。第1
図は、電極5をカソードとしてまた電極6をアノードと
して理解し、すべての半導体部分の伝導形式を先に説明
した伝導形式と逆にし、電圧または電圧パルスの極性を
反転しまた端子AおよびKの記号を交換すれば、この実
施例の説明図としても利用され得る。それにより前記の
サィリスタの作動の仕方は変化しない。第3図に示され
ているサィリスタは、Nェミッタ層がそれぞれ互いに導
電接続されて共通のカソード端子Kに接続されているカ
ソードの部分KbないしKeを設けられた複数個のェミ
ツタ領域lbないしleに分割されている点で第1図の
サィリスタと相違している。
ェミッタ領域lbないし貴eの緑部にそれぞれ前記のよ
うな2つのMIS構造Sb竃,Sb2,Sc】,Sc2
,Sdl,Sd2およびSe亀,Se2が設けられてい
る。MIS構造Sblのゲートは参照数字17を付され
ており〜他方MIS構造Sb2およびSclのゲートは
共通のゲート18に、Sc2およびSdlのゲートは共
通のゲート19に、またSd2およびSelのゲートは
共通のゲート201こ接続されている。MIS構造Se
2はゲート21を有する。第3図のサィリスタの作動の
仕方は第1図のサィリスタのそれに相当しており、GI
と接続されているMIS構造Sbl,Sc2,Sdlお
よびSe2にはパルスPIが印加されていないときに短
絡チャネルが存在しており、他方G2と接続されている
MIS構造Sb2,Scl,Sd2およびSelにはパ
ルスP2が印加されていないときに短絡チャネルが存在
しない。
PIの印加によりサィリスタは短絡の短時間中断によっ
て阻止状態から通流状態に移行し「 G2に接続されて
いるMIS構造に短絡を生じさせる。パルスP2の印加
により再び阻止されるまで通流状態にとどまる。第3図
のサィリスタの良好な安定性を得るため、すなわち阻止
状態でアノード・カソード間に加わる導通方向の電圧に
より点弧が惹起されるのを確実に防止するため、パルス
PIおよびP2が印加されていないときに短絡チャネル
を有する肌S構造がNェミッタ領域lbないしlcでお
おわれている横方向サィリスタ面の約0.01%ないし
3%を占めることは目的にかなっている。
第3図に記入されている間隔a,bおよびcの合計はこ
れらの肌S構造でおおわれている横方向サィリスタ面に
対する尺度である。間隔1はェミッタ領域lbないしl
eでおおわれている全横方向サィリスタ面に対する尺度
である。上記のように3:100>(a+b+c):1
>1:10000の条件が満足されていれば、良好な安
定性が得られる。
個々の短絡チャネルの長さとしては、特にェミッ夕領域
でおおわれる横方向サィリスタ面の2なし・し3%を短
絡チャネルでおおう場合、約2ないし3〆肌の値が考え
られる。
他方、サィリスタを通流状態から阻止状態に確実に切換
えるためには、P2の印加中に有効なェミツタ・ショー
ト部がヱミツタ領域lbないしleでおおわれる全横方
向サィリスタ面の約3なし、し10%を占めることが目
的にかなっている。
これは第3図に記入されている間隔aないしeおよび1
に対して1:10>(a十b+c+d+e):1>3:
100の関係が成立する場合である。
ここで間隔dおよびeはP2の印加時にのみ短絡回路を
形成するMIS構造の面を表わしている。
第3図の原理図は、図解の便宜上、実際の大きさの関係
を考慮に入れていない。第3図のサィリスタも、制御可
能なェミツタ・ショート部がPェミツタ層4を選択的に
低抵抗に橋絡するように変形され得る。
第3図は、lbないしleをPェミッタ領域としてまた
部分KbないしKeをアノードの部分としてまた電極5
をカソードとして理解し、すべての半導体部分の伝導形
式をそれぞれ逆にし、また電圧または電圧パルスの極性
をそれぞれ反転すれば、この変形例の説明図としても利
用され得る。第3図の実施例では、通常の点弧電極22
が境界面laに位置するベース層2の部分の上に配置さ
れている。
点孤電極は端子Zを介して通常の点弧電流回路21と接
続されている。点弧電極22を経て流れる点弧電流によ
り点弧過程は非常に遠く進行し得る。点弧電極22は端
子GIとも後続されていてよく、その場合パルスPIは
22で取出し可能な点弧電圧から形成される。本発明の
他の実施例では、端子GIおよびG2が共通端子Gと接
続されており、この共通端子にパルスPI′およびP2
′を有するパルス電圧が与えられる。
それによってサィリスタの前記の作動の仕方は変化しな
い。第4図には、第3図に部分的に相当する別の実施例
が示されている。
第3図との相違点として、Pェミッタ層もそれぞれ互い
に接続されたアノードの部分5aないし5eを設けられ
たェミッタ領域4aないし4eに分割されている。これ
らの領域は共通のアノ−ド端子Aと接続されている。ェ
ミッタ領域4aないし4eの緑部には、端子G2′を介
してパルスP2と同時に逆極性で与えられるパルスP2
″により制御されるMIS構造Sa2′,Sbl′,S
b2′,Scl′,Sc2′,Sdl′,Sd2′,S
el′およびSe2′が設けられている。これらの肌S
構造はそれぞれ通流状態から阻止状態への切換中のみ有
効状態に切換えられるェミッタ・ショート部を有する。
第3図で説明したようにPェミッタ領域でおおわれる全
横方向サィリス夕面の約3%ないし10%がこれらのェ
ミツタ・ショート部によりおおわれれば、非常に速くか
つ確実な切換過程が得られる。第4図で、境界面la上
に配置されており、そのェミツタ・ショート部が通流状
態から阻止状態への切換中のみ有効状態に切換えられる
MIS構造は省略することもできる。
さらに、第4図の実施例では、第3図により既に説明し
たNェミッタ領域とならんで、カソードの別の部分K′
により接続される別のェミツタ領域lzも設けられてい
る。
ェミッタ領域lzは、境界面laまで延びそこで同様に
部分K′により接触されるベース層2の領域23ないし
25により貫かれる。こうして領域23なし、し25は
固定的なNェミツ夕・ショート部を形成する。ェミッタ
領域lzの作用により第3図のサィリスタよりも大きな
負荷電流を開閉し得る第4図のサィリスタでは、固定的
なヱミツタ・ショート部23なし、し25が安定性の低
下を防止する。ェミッタ領域lbないいまlzは、第2
図に示されているように、サィリスタの全面にわたり直
線状に延びていてよく、その際に場合によっては存在す
る点孤電極22が同様に帯状に構成されていることは目
的にかなっている。
同じことが第4図のェミッタ領域4aないし48に対し
ても成り立つ。他方、ェミッタ領域は同0のリングとし
て構成されていてもよく、その際には点弧電極22はリ
ング状ェミッタ領域の中心に配置されるのが有利である
。この場合、別のェミッタ領域lbも同様にリング状に
構成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の横断面図、第2図は第
1図の実施例の平面図、第3図は本発明の第2の実施例
の横断面図、第4図は本発明の第3の実施例の横断面図
である。 1・・・…Nェミッタ層、la・…・・境界面、2・・
・・・・P伝導形のベース層、3……N伝導形のベース
層、4…・・・Pェミッタ層、5……アノード、6・・
・.・・カソード、7,8・・…・P伝導形の半導体領
域、9〜11……ベース層の領域、12・・・・・・絶
縁層、13…・・・ゲート、14・・・・・・反転チャ
ネル、15・・・…絶縁層、16・・・・・・ゲート、
22・・・・・・点弧電極、A…・・・アノード端子、
GI,G2・・・・・・制御電圧端子、K…・・・カソ
ード端子、P1,P2・・・…電圧パルス「 Z・・・
・・・点孤軍流端子、21・・・・・・点弧電流回路。 F‘G7FIG2 FIG3 FIG4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外側に位置しカソードを設けられたNエミツタ層と
    外側に位置しアノードを設けられたPエミツタ層とこれ
    らの層にそれぞれ境を接する2つのベース層とを含む半
    導体ウエーハと、半導体ウエーハの少なくとも1つの境
    界面に配置されMIS構造として構成された制御可能な
    エミツタ・シヨート部とを有し、そのエミツタ・シヨー
    ト部がそれぞれカソード(アノード)と接続された第1
    の伝導形式の第1の半導体領域とベース層と接続された
    第1の伝導形式の第2の半導体領域とこれらの領域の間
    に位置し半導体ウエーハに対して電気的に絶縁されたゲ
    ートによりおおわれている第2の伝導形式の中間層とか
    ら成っているサイリスタにおいて、少なくとも1つのデ
    イプリーシヨン形のMIS構造と少なくとも1つのエン
    ハンスメント形のMIS構造とが存在しており、また一
    方の形のMIS構造のゲートに対する1つの共通の制御
    電圧端子と他方の形のMIS構造に対する1つの共通の
    制御電圧端子とが設けられていることを特徴とするサイ
    リスタ。 2 特許請求の範囲第1項に記載のサイリスタにおいて
    、Nエミツタ層(Pエミツタ層)がそれぞれ互いに導電
    接続されたカソード(アノード)の部分を設けられた複
    数個のエミツタ領域に分割されており、またエミツタ領
    域の縁部に配置された複数個の帯状のMIS構造が設け
    られていることを特徴とするサイリスタ。 3 特許請求の範囲第1項または第2項に記載のサイリ
    スタにおいて、両形式のMIS構造のゲートに対して1
    つの共通の制御電圧端子が設けられていることを特徴と
    するサイリスタ。 4 特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記
    載のサイリスタにおいて、一方の形のMIS構造と他方
    の形のMIS構造とが共通に、カソード(アノード)を
    設けられた半導体ウエーハの境界面の上に配置されてい
    ることを特徴とするサイリスタ。 5 特許請求の範囲第1項または第3項のいずれかに記
    載のサイリスタにおいて、一方の形のMIS構造はアノ
    ードを設けられた半導体ウエーハの境界面の上に、また
    他方の形のMIS構造はカソードを設けられた半導体ウ
    エーハの境界面の上に配置されていることを特徴とする
    サイリスタ。 6 特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記
    載のサイリスタにおいて、両形式のMIS構造がカソー
    ド(アノード)を設けられた半導体ウエーハの境界面の
    上に、また両形式のうち一方のMIS構造がアノード(
    カソード)を設けられた半導体ウエーハの境界面の上に
    配置されていることを特徴とするサイリスタ。 7 特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれかに記
    載のサイリスタにおいて、MIS構造の第1の半導体領
    域がそれぞれ、半導体ウエーハの境界面まで延びそこで
    カソード(アノード)の部分と導電接続されるように帯
    状のエミツタ領域内に接合されており、MIS構造の第
    2の半導体領域がそれぞれNエミツタ層(Pエミツタ層
    )に境を接し境界面まで延びるベース層の領域から成っ
    ており、また中間層がそれぞれ、ベース層の領域の互い
    に向かい合う境界面と第1の半導体領域との間に位置す
    るエミツタ領域の部分から成っていることを特徴とする
    サイリスタ。 8 特許請求の範囲第1項ないし第7項のいずれかに記
    載のサイリスタにおいて、カソード(アノード)の少な
    くとも1つの別の部分を設けられた少なくとも1つの別
    のNエミツタ領域(Pエミツタ領域)が設けられており
    、また前記の別のNエミツタ領域(Pエミツタ領域)が
    ベース層の少なくとも1つの別の領域により貫かれてお
    り、ベース層の前記の別の領域は半導体ウエーハの境界
    面まで延びそこでカソード(アノード)の前記の別の部
    分と接続されていることを特徴とするサイリスタ。 9 特許請求の範囲第1項ないし第8項のいずれかに記
    載のサイリスタにおいて、ベース層またはその1つの領
    域が点弧電流回路に対する端子を有する点弧電極を設け
    られていることを特徴とするサイリスタ。 10 特許請求の範囲第9項記載のサイリスタにおいて
    、点弧電流回路に対する端子がデイプリーシヨン形のM
    IS構造の制御電圧端子と接続されていることを特徴と
    するサイリスタ。 11 特許請求の範囲第1項に記載のサイリスタにおい
    て、デイプリーシヨン形のMIS構造の制御電圧端子に
    阻止状態から通流状態へのサイリスタの切換を生じさせ
    る第1の極性の電圧パルスが与えられ、またエンハンス
    メント形のMIS構造の制御電圧端子に通流状態から阻
    止状態へのサイリスタの切換を生じさせる第2の極性の
    電圧パルスが与えられることを特徴とするサイリスタ。 12 特許請求の範囲第3項記載のサイリスタにおいて
    、MIS構造の共通の制御電圧端子に阻止状態から通流
    状態へのサイリスタの切換を生じさせる第1の極性の電
    圧パルスと通流状態から阻止状態へのサイリスタの切換
    を生じさせる第2の極性の電圧パルスとが与えられるこ
    とを特徴とするサイリスタ。
JP55158063A 1979-11-09 1980-11-10 サイリスタ Expired JPS609669B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2945324,5 1979-11-09
DE19792945324 DE2945324A1 (de) 1979-11-09 1979-11-09 Thyristor mit verbessertem schaltverhalten

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5683067A JPS5683067A (en) 1981-07-07
JPS609669B2 true JPS609669B2 (ja) 1985-03-12

Family

ID=6085606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP55158063A Expired JPS609669B2 (ja) 1979-11-09 1980-11-10 サイリスタ

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0028797B1 (ja)
JP (1) JPS609669B2 (ja)
BR (1) BR8007248A (ja)
CA (1) CA1145060A (ja)
DE (1) DE2945324A1 (ja)

Cited By (1)

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