JPS609639Y2 - 温風暖房器 - Google Patents

温風暖房器

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JPS609639Y2
JPS609639Y2 JP2663183U JP2663183U JPS609639Y2 JP S609639 Y2 JPS609639 Y2 JP S609639Y2 JP 2663183 U JP2663183 U JP 2663183U JP 2663183 U JP2663183 U JP 2663183U JP S609639 Y2 JPS609639 Y2 JP S609639Y2
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JP
Japan
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burner
chamber
air
combustion
vaporization
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Expired
Application number
JP2663183U
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English (en)
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JPS5949133U (ja
Inventor
修 石川
Original Assignee
三洋電機株式会社
東京三洋電機株式会社
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Publication date
Application filed by 三洋電機株式会社, 東京三洋電機株式会社 filed Critical 三洋電機株式会社
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Publication of JPS5949133U publication Critical patent/JPS5949133U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、石油等の液体燃料を気化した後に燃焼させる
ロータリーガス化式のバーナにて温風熱源を樹皮した温
風暖房器に関する。
此種温風暖房器の従来技術を第5図に基づいて説明する
7は燃焼室筒8に連結したバーナで、このバーナ7の反
燃焼室筒側には該バーナ7のロータリー霧化器を回転せ
しめるモータ36を設け、更に該モータ36の他軸側に
は吸気ファン37を設けており、従って燃焼室筒8、バ
ーナ7、モータ36及び吸気ファン37が夫々直線的に
連結され、極めて横長な燃焼装置となり、いたずらに外
装ケース1の横巾が広くなってコンパクトな外観とする
ことができない。
又、ロータリー霧化器と燃焼空気供給用の吸気ファン3
7とを同じモータ36で回転駆動させていたので、給気
量並びに燃料供給量を減少させてバーナ7を低発熱量で
経済運転する場合、吸気ファン37に比例してロータリ
ー霧化器の回転数が落ちるため、ロータリー霧化器の噴
霧能力が落ちて良好な気化ができなくなり、バーナ7の
気化室内にタールが発生しやすいという問題が生じてい
た。
なお22は温風供給用の送風ファン20.21を回転さ
せる駆動モータ、9は燃焼室筒8の反バーナ側に連結し
た熱交換器である。
本考案は斯る従来技術の問題点を解決し、器具のコンパ
クト化を図るとともに良好な燃焼動作を長期間にわたっ
て維持できる温風暖房器の提供を目的としたものである
次に本考案の一実施例を第1図から第4図に基づいて説
明する。
1は前面開口の収納筐2とその開口を閉じるとともに温
風供給用の吐出口25を設けた化粧パネル3からなる外
装ケースで、仕切板4によりその内部空間を上室5と下
室6に区画しである。
前記上室5は風下側にて前記化粧パネル3の吐出口25
と連通している。
7はロータリーガス化式のバーナ、8はバーナ7の左側
に連結した燃焼室を形成する燃焼室筒、9は燃焼室筒8
の反バーナ側に連結した熱交換器で、これら各構成部品
は順次横方向に直線的に連結され、仕切板4上に載置固
定して上室5内に設置しである。
前記バーナ7は、第4図で示すように気化用ヒータ10
を付設したバーナボディ11と炎口12′を有するバー
ナヘッド12から気化室13が形成され、該気化室13
内には送油パイプ31から送られた液体燃料を回転する
ことで噴霧させて気化室13の壁面に飛散させるロータ
リー霧化器14を配設し、且つ該ロータリー霧化器14
は、給気ダクト30と連通する給気室16を形成した裏
板17の外部面に装設されると共に回転軸15を気化室
13内に臨ませた小型のモータ34にて回転されるべく
その回転軸15に軸止しである。
20.21は熱交換器9及び燃焼室筒8に対応する下室
6内に位置して仕切板4に吊下げられた一対の送風ファ
ンで、駆動モータ22の回転軸23に軸支され、その吹
出口24は仕切板4に設けた開口に一致させである。
従って送風ファン20.21からの加速流は上室5に入
り燃焼室筒8及び熱交換器9に当接されて熱を奪い温風
として外装ケース1上部に設けた前述の吐出口25から
放出される。
26はバーナ7に対応する下室6に一方の送風ファン2
1と並設して設は且、吸気口27と送出口28とを有す
るファンケース29内に収納された吸気ファンで、送風
ファン21と共に同じ前記駆動モータ22の回転軸23
に軸着されている。
30はファンケース29の送出口28と送風通路16間
を仕切板4を介して連通ずる前記した給気ダクトである
而して気化ヒータ10にて気化室13が充分加熱された
後送油パイプ31から霧化器14に液体燃料を供給し、
且駆動モータ22を回転すると送風ファン20.21と
共に吸気ファン26が回動し、その吸気口27から燃焼
用の空気を吸気し、そして給気ダクト30を介して送風
通路16から気化室13内及び二次空気孔32から燃焼
室筒8内に燃焼空気を供給する。
一方、駆動モータ22の起動と相前後して小型モータ3
4が駆動し、ロータリー霧化器14を回転せしめる。
従って霧化器14に供給された液体燃料は飛散霧化し、
且気化ヒータ10の熱により気化室13内でガス化され
そして供給された空気と混合し、その混合気が炎口12
′から噴出し燃焼室筒8内で燃焼される。
燃焼排ガスは熱交換器9を通じて排気パイプ33を経て
吸排気筒から屋外に排出される。
送風ファン20.21はすでに回動されているので風は
燃焼室筒8、熱交換器9に当接して熱を奪い温風として
吐出口25から放出される。
尚、実施例では燃焼空気を室外から吸気し、燃焼排ガス
を室外に排気するようにしたが、室内で吸排気するもの
であってもよい。
本考案の温風暖房器は以上の如く構成したものであるか
ら、次のような効果を有することができる。
■ バーナに燃焼空気を供給するための吸気ファンを、
バーナが設置されていない室に配置し、バーナと吸気フ
ァンとを給気ダクトにより連結するようにし、更にその
吸気ファンを温風供給用の送風ファンの駆動モータにて
駆動するようにしたので、従来の如く吸気ファンをバー
ナの霧化器を回動するためのモータの隣りに配置する必
要がなく、従って燃焼装置部の横寸法が短縮化できると
同時に吸気ファンを外装ケース内のデッドスペースを利
用して配設でき、外観のコンパクトな温風暖房機を提供
できる。
■ バーナは、気化室内に送油パイプからの燃焼を回転
噴霧させるためのロータリー霧化器を、霧化器専用の小
型モータにて回転駆動するように構成したので、燃焼空
気と液体燃料の供給量を減少させて低発熱量燃焼で経済
運転する場合でも、常に高回転の状態を維持でき、従来
のように霧化能力の低下で気化が不良となり気化室内に
タールが蓄積することがなく、長期間にわたって良好な
気化及び燃焼状態を持続できる。
■ 又、温風供給用の送風ファンと燃焼空気供給用の吸
気ファンとの双方を、同一モータで駆動しているので、
燃焼量と温風量を比例的に制御しやすくでき、良好な暖
房が施せる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本考案の実施例を示腰第1図は全体
構造の要部切欠正面図、第2図は同縦断面図、第3図は
吸気ファン部分の拡大断面図、第4図はバーナ部分の拡
大断面図、第5図は従来例を説明する要部切欠正面図で
ある。 1・・・・・・外装ケース、4・・・・・・仕切板、7
・・・・・・バーナ、8・・・・・・燃焼室筒、20・
・・・・・送風ファン、30・・・・・・給気ダクト、
26・・・・・・吸気ファン、22・・・・・・駆動モ
ータ、13・・・・・・気化室、14・・・・・・ロー
タリー霧化器、34・・・・・・小型モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 温風の吐出口25を有する外装ケース1と、この外装ケ
    ース1内を上下に区画する仕切板4と、この仕切板4に
    て仕切られ且つ前記吐出口25を臨ませた一方の室5に
    設置せしめたバーナ7及び燃焼室筒8と、他方の室6に
    装備せられるとともに温風供給用の送風ファン20を給
    気ダクト30を介してバーナ7に燃焼空気を供給する吸
    気ファン26との双方を同軸に軸止した駆動モータ22
    を具備し、更に前記バーナ7は、気化用ヒータ10にて
    加熱される気化室13と、この気化室13内に送油パイ
    プ31から供給される液体燃料を回転噴霧せしめるロー
    タリー霧化器14とを備えてなるとともに、該ロータリ
    ー霧化器14を前記駆動モータ22とは別に設けた霧化
    器専用の小型モータ34の回転軸に軸止したことを特徴
    とする温風暖房器。
JP2663183U 1983-02-24 1983-02-24 温風暖房器 Expired JPS609639Y2 (ja)

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JPS5949133U JPS5949133U (ja) 1984-04-02
JPS609639Y2 true JPS609639Y2 (ja) 1985-04-04

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