JPS6094683A - 表皮材 - Google Patents

表皮材

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JPS6094683A
JPS6094683A JP20163483A JP20163483A JPS6094683A JP S6094683 A JPS6094683 A JP S6094683A JP 20163483 A JP20163483 A JP 20163483A JP 20163483 A JP20163483 A JP 20163483A JP S6094683 A JPS6094683 A JP S6094683A
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ethylene
magnesium
copolymer
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Shigeki Yokoyama
繁樹 横山
Noboru Yamaoka
山岡 昇
Kazuo Matsuura
松浦 一夫
Mitsuharu Miyoshi
光治 三好
Makoto Watanabe
誠 渡辺
Takeo Amatsu
天津 武雄
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Nippon Petrochemicals Co Ltd
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はいわゆるレザーとして使用される表皮材に関す
る。さらに詳しくは、特定のエチレン・α−オレフィン
共重合体からなる表皮材に関する。
かばん、バッグ、自動車、電車、家具等にレザーが使用
されている。レザーは表皮材と基布とを積層してなるも
のが通常使用されている。
この表皮材には、柔軟性、弾力性、印刷性、表□ 面光
沢、耐摩耗性、耐熱性、耐候性、弾痕、感触が優れてい
ることが要求されている。
従来、表皮材には軟質塩化ビニル樹脂(軟質PVC)が
主に使用されているが、軟質PVCは柔軟性を付与する
ために多量の可塑剤が添加されているため、可塑剤のブ
リードによる表面状態の変化、時間の経過と共に可塑剤
の消失による硬化や焼却処理時の塩化水素の発生という
欠点がある。
軟質PVCの欠点を解決するために、低密度ポリエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレンープロピ
【ノンゴムなどが提案されたが、これらのポリマーでは
柔軟性ど強度が相反する性質であるため実用的にすぐれ
た表皮材が得られない。
本発明は従来のポリオレフィン材料では到達できなかっ
た柔軟性、強度、耐熱性および風合、感触を有し、かつ
軟質PVCの欠点を解消した表皮材を促供することを目
的とするものである。
すなわち本発明は少なくと−bマグネシウムおよびチタ
ンを含有する固体触媒成分と有機アルミニウム化合物か
らなる触媒の存在下、エチレンとα−オレフィンを」ξ
重合さLoて得られる下記の(a)〜((1)の竹状を
有するエチレン・α−オレフィン共重合体を主成分どす
る表皮材に関する。
(a) メルトインデックスが0.01〜100g 7
1omtn 、好ましくは0.01〜50g/10g+
in 。
(b) 密度が0.860〜0.910g/cm3 、
好ましくは0,860〜0.9009/ CII+3、
(C) 示差走査熱量測定法(DSC)においてイの最
大ピークの温度(Tm)が 100℃以上、好ましくは110℃以上、(d) 沸り
1n−ヘキサン不溶分が10重量%以上、好ましくは1
0〜85重昂%。
本発明で用いるエチレン・α−オレフィン共重合体は上
記(a)〜(d)の条件をすべて満足するものでなけれ
ばならない。
[条件(a)] (a)のメルトインデックス(JIS K6760)が
o、o1g/lon+tn未満であるとゲルが発生した
り成形性が劣るため良好な外観の表皮材が得られないし
、100g/ 10m1nを越えると引裂強度、引張強
度が劣る。
[条件(b)] (b)の密度(JIS K 6760)が0.860g
10m3未満であると表皮材が軟かすぎて、強度不足や
表面のベタつきを生じ、表皮材としての機能を果せず、
一方密度が0.9109 /3− CII13を越えると硬質になり、基材との接着性に欠
()るとどもに柔軟性が乏しくなるため好ましくない。
[条イ’1(C)] (C)のD S Cににる最大ピーク渇痕(Tm)は結
晶形態と相関する値であり、1mが100℃未満である
ど表皮材の耐熱性、表面強度が不足し、表面がべたつい
た感触になるため使用できない。
[条件(d)1 つぎに、沸り1n−ヘキサン不溶分は非晶質部分の割合
おにび低分子量成分の含有率の目安となるものであり、
不溶分が10重量%未満であるときは非晶質部分および
低分子量成分が多くなり強度低下による性能不足や表面
がべたつき、ごみが付着しやすくなるなどのfll1題
が生じるとどもに、表皮l自体の形状保持が困難となる
なお、本発明におIJる沸騰n−ヘキサン不溶分おJ:
びDSCの測定方法は゛つぎのとおりである。
[沸騰n−へ1す′ン不溶分の測定法14− 熱プレスを用いて、厚さ200μmのシートを成形し、
そこから縦横それぞれ20111111X 3ommの
シートを3枚切り取り、それを2N管式ソックスレー抽
出器を用いて、沸11n−ヘキサンで5時間抽出を行な
う。n−へキサン不溶分を取り出し、真空乾燥(7時間
、真空下、50℃)後、次式により沸111n−へキリ
ン不溶分を算出する。
[r)SCによる測定法] 熱プレス成形した厚さ100μmのフィルムから約51
11(+の試料を精秤し、それをDSC装置にセットし
、110℃に昇温してその温度で1510保持した後降
温速度2.5℃/1nで0℃まで冷却する。次に、この
状態から昇温速度10℃/1nで170℃まで昇温して
測定を行う。0℃から170℃に昇温する間に現われた
ピークの最大ピークの頂点の位置の温度をもってTmと
する。
本発明におけるエチレン・α−オレフィン共重合体は上
記の諸特性をすべて満たずことによって、所望の1’l
 111をR揮Jることができる。
1ブレンとバ重合するα〜オレフィンは炭素数3〜12
の1−)のである。置体的には、プロピレン、ブテン−
′1.4−メヂルペンテン−1、へ4−セン−1、Aり
jシー1、デゼンー1、ドブはン−1などを挙げること
ができる。これらのうら特に好;1ニジいのtit 、
プ目ピ1ノンとブテン−1である。■チレンーα−オレ
フィン共重合体中のα−Aレフイン含吊は5〜40モル
%であることが好ましい。
以下に、本発明において用いるエチレンとα−711ノ
フインの共重合体の製造法について説明Jる。
まず使用づる触媒系は、少なくともマグネシウムおよび
チタンを含有J゛る固体触媒成分に有機アルミニウム化
合物を組み合わせたもので、該固体触媒成分どしてはた
とえば金属マグネシウム、水酸化マグネシウム、炭酸マ
グネシウム、酸化マグネシウム、塩化マグネシウムなど
、またケイ素、アルミニウム、カルシウムから選ばれる
金属とマグネシウム原子どを含有覆る複塩、複酸化物、
炭酸塩、塩化物あるいは水酸化物など、さらにはこれら
の無機質固体化合物を含酸素化合物、含硫黄化合物、芳
香族炭化水素、ハロゲン含有物質で処理又は反応させた
もの等のマグネシウムを含む無機質固体化合物にチタン
化合物を公知の方法により担持させたものが挙げられる
上記の含酸素化合物としては、例えば水、アルコール、
フェノール、ケ1−ン、アルデヒド、カルボン酸、エス
テル、ポリシロキサン、酸アミド等の有機含酸素化合物
、金属アル」キシド、金属のオキシ塩化物等の無機含酸
素化合物を例示することができる。含硫黄化合物として
は、チオール、チオエーテルの如き有機含硫黄化合物、
二酸化硫黄、三酸化硫黄、硫酸の如ぎ無機硫黄化合物を
例示することができる。芳香族炭化水素としては、ベン
ゼン、トルエン、キシレン、アントラセン、フェナンス
レンの如き各種7− tli環おJ、び多環のy′1合族炭化水素化合物を例
示することができる。ハロゲン含有物質としては、塩素
、塩化水素、金属塩化物、有機ハロゲン化物の如き化合
物等を例示することができる。
チタン化合物どして1,1、チタンのハロゲン化物、ア
ル]4ジハロゲン化物、アルコキシド、ハロゲン化酸化
物等を挙げることができる。チタン化合物ど1ノでは4
価のチタン化合物と3価のブタン化合物が好適であり、
4価のチタン化合物とし“C【91具体的には一般式T
i (OR)nX4−n(ここで1では炭素数1〜2o
のアルキル基、アリールm g: tcはアラル4−ル
基を示し、Xはハロゲン原子を示1.1nは0≦n≦4
である。)で示されるbのが好Jニジ<、四塩化チ、タ
ン、四臭化ブタン、四]つ化チタン、モノメトキシトリ
クロロチタン、ジメトキシジクロロチタン、トリメトキ
シモノクロロブタン、テ1〜ラメトキシチタン、モノ1
1−キシ]・リクロロチタン、ジブトキシジクロロチタ
ン、1へり丁1〜二1シモノクロロヂタン、テi・うI
 l−キシチタン、モノイソ−9−−+ 8− プロポキシトリクロロチタン、ジイソプロポキシジクロ
ロチタン、トリイソプロポキシモノクロロチタン、テト
ライソプロポキシチタン、モノブトキシトリクロロチタ
ン、ジブトキシジクロロチタン、モノペントキシトリク
ロロチタン、モノフェノキジトリクロロチタン、ジフェ
ノキシジクロロチタン、トリフエノキシモノクロロチタ
ン、テトラフェノキシチタン等を挙げることができる。
3価のチタン化合物としては、四塩化チタン、四臭化チ
タン等の四ハロゲン化チタンを水素、アルミニウム、チ
タンあるいは周期率表1〜■族金属の有機金属化合物に
より還元して得られる三ハロゲン化チタンが挙げられる
。また一般式Ti (OR)lllX4−Tll(ここ
でRは炭素数1〜20のアルキル基、アリール基または
アラルキル基を示し、Xはハロゲン原子を示す。mはQ
<n+<4である。)で示される4価のハロゲン化アル
コキシチタンを周期率表■〜■族金属の有機金属化合物
により還元して得られる3価のチタン化合物が挙げられ
る。
=10− これらのブタン化合物のうち、4価のチタン化合物が特
に好ましい。
これらの触媒の具体的むものと()ては、たとえばM(
] ]0−RX−Ti(E吏4系(特公昭51−351
4号公報) 、MO−8i CL+ −ROH−T i
 CQ 4 系(特公昭5O−23864Q公11 )
、M(lc12−Δl (OR)a −Ti C1J系
(特公昭51−1!12jJ公報、特公昭52−151
11号公報 ) 、tvloc 髪 2 SfCリ 1
 − ROト1−T + CQ−4系(特開昭49−1
06581号公報)、M(1(OOCR)2−All 
(OR)a −TiCα1系(特公昭52−11710
号公報)、MO−POCfi3−Ti C14系(持分
Kl 51−153号公報)、MOC什2−A髪OC斐
− Ti(、L+系(特公昭54−15316号公報)、M
(IC(L2−Aα(OR) n X3−n −3t(
01で’ ) rt+ X4 vn−−−−ri C髪
1系(特開昭56−95909号公報)などの固体触媒
成分(前記式中において、R,R’ は有機残り、Xは
ハロゲン原子を示1)に有機アルミニウム化合物を組み
合わせたものが好ましい触媒系の例としてあげられる。
他の触媒系の例としては固体触媒成分として、いわゆる
グリニヤ化合物などの有機マグネシウム化合物とチタン
化合物との反応生成物を用い、これに有機アルミニウム
化合物を組み合わせた触媒系を例示することができる。
有機マグネシウム化合物としては、たとえば、一般式R
MOX、R2Mg、RM(1(OR)などの有機マグネ
シウム化合物(ここで、Rは炭素数1〜20の有機残基
、Xはハロゲンを示す)およびこれらのエーテル錯合体
、またこれらの有機マグネシウム化合物をさらに、他の
有機金属化合物たとえば有機す]〜リウム、有機リチウ
ム、有機カリウム、有機ホウ素、有機カルシウム、有機
亜鉛などの各種化合物を加えて変性したものを用いるこ
とができる。
これらの触媒系の具体的な例としては、例えばRMgX
 −T i Cl 4 系(持久11B50−3947
0号公報) 、RMOX−フェノール−TiCIL4系
11− (持分N 54−12953 ;]公報) 、RM(l
 X−ハロゲン化フェノール−TiCα4系(特公昭5
4−12954月公報)、RMox−CO2−Ti C
更4(特開昭57−73009号公報)等の固体触媒成
分に有機アルミニウム化合物を組み合わせたものを挙げ
ることができる。
また他の触媒系の例としては固体触媒成分と1ノで、S
iO2,Δa203等の無機酸化物と前記の少なくとも
マグネシウムおよびチタンを含有する固体触媒成分を接
触させて得られる固体物質を用い、これに有機アルミニ
ウム化合物を組み合わせてものを例示することができる
無機酸化物としてはSt 02 、Al2O2の他にC
a 0.+3203.3n 02等を挙げることができ
、またこれらの酸化物の複酸化物もなんら支障なく使用
できる。これら各種の無機酸化物どマグネシウムおJ、
びチタンを含有する固体触媒成分を接触ざ0る方法とし
ては公知の方法を採用することができる。すなわち、不
活性溶媒の存在下あるい番、1不存在下に温度20〜4
00℃、12− 好ましくは50〜300℃で通常5分〜20時間反応さ
せる方法、共粉砕処理による方法、あるいはこれらの方
法を適宜組み合わせることにより反応させてもよい。
これらの触媒系の具体的な例としては、例えば、Si 
02−ROH−M(l C斐2−1”1cli系(特開
昭56−47407号公報)、Si 02−R−0−R
’ −M(J 0−AlCl2−Ti C1<系(特開
昭57−187305号公報)、Si 02−M(l 
CfL2−A髪(OR)a −Ti Cu4−8i (
OR’ )4系(特開昭58−21405号公報)(前
記式中においてR,R’ は炭化水素残基を示す。)等
に有機アルミニウム化合物を組み合わせたものを挙げる
ことができる。
これらの触媒系において、チタン化合物を有機カルボン
酸エステルとの付加物として使用することもでき、また
前記したマグネシウムを含む無機固体化合物を有機カル
ボン酸エステルと接触処理させたのち使用することもで
きる。また、有機アルミニウム化合物を有機カルボン酸
エステルとのf1加物どして使用しても何ら支障がない
。さらには、あらゆる場合において、有機カルボン酸ニ
スデルの存在下に調整された触媒系を使用すること°b
何ら支障な〈実施できる。
ここで有機カルボン酸エステルとしては各種の脂肪族、
脂環族、芳香族カルボン酸エステルが用いられ、好ま(
)くは炭素数7〜12の芳香族カルボン酸エステルが用
いられる。具体的な例としては安息香酸、アニス酸、ト
ルイル酸のメチル、エチルなどのアルキルエステルをあ
げることかできる。
上記した固体触媒成分と組み合わせるべき有機アルミニ
ウム化合物の具体的な例としては一般式R3AN、R2
AIX、RAnX2.R2A斐OR,RA斐(OR)X
およびR3A愛2X3の有機アルミニウム化合物(ここ
でRは炭素数1〜20のアルキル基、アリール基または
アラルキル基、Xはハロゲン原子を示し、Rは同一でも
また異なってもよい)で示される化合物が好ましり、ト
リエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、
トリヘキシルアルミニウム、トリオクチルアルミニウム
、ジエチルアルミニウムクロリド、ジエチルアルミニウ
ムエトキシド、エチルアルミニウムセスキクロリド、お
よびこれらの混合物等があげられる。
有機アルミニウム化合物の使用量はとくに制限されない
が通常チタン化合物に対して0.1〜i oooモル倍
使用することができる。
また、前記の触媒系をα−オレフィンと接触させたのち
重合反応に用いることによって、その重合活性を大巾に
向上させ、未処理の場合によりも一層安定に運転するこ
ともできる。このとき使用するα−オレフィンとしては
種々のものが使用可能であるが、好ましくは炭素数3〜
12のα−オレフィンであり、さらに好ましくは炭素数
3〜8のα−オレフィンが望ましい。これらのα−オレ
フィンの例としてはたとえばプロピレン、ブテン−1、
ペンテン−1,4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1
、オクテンー−15− 1、デ12ンー1、ドブ1?ンー1等およびこれらの混
合物などをあげることができる。触媒系とα−オレフィ
ンとの接触時の温度、時間は広い範囲で選ぶことができ
、たとえば0〜200℃、好ましくは0〜110℃で1
分〜24時間で接触処理させることができる。接触させ
るα−オレフィンの吊も広い範囲で選べるが、通常、前
記固体触媒成分1g当り1g〜50,000g、好まし
くは5g〜30,000g程度のα−オレフィンで処理
し、前記固体触媒成分1g当り1g〜5009のα−オ
レフィンを反応さけることが望ましい。
このとき、接触時の圧力は任意に選ぶことができるが通
常、−1〜100ko/c+++2− G(7)圧力下
に接触させることが望ましい。
α−オレフィン処即の際、使用する有機アルミニウム化
合物を全量、前記固体触媒成分と組み合わせたのちα−
オレフィンと接触させてもよいし、また、使用する有機
アルミニウム化合物のうち一部を前記固体触媒成分と組
み合わせたのちα−オレフィンと接触させ、残りの有機
16− アルミニウム化合物を重合のさいに別途添加して重合反
応を行なってもよい。また、触媒系どα−オレフィンと
の接触時に、水素ガスが共存してもili?なく、また
、窒素、アルゴン、ヘリウムなどその他の不活性ガスが
共存しても何ら支障ない。
重合反応は通常のチグラー型触媒によるオレフィンの重
合反応と同様にして行われる。すなわち反応はすべて実
質的に酸素、水などを絶った状態で、気相、または不活
性溶媒の存在下、またはモノマー自体を溶媒として行わ
れる。オレフィンの重合条件は温度は20〜300℃、
好ましくは40〜200℃であり、圧力は常圧ないし7
0k<1/Cll12− G、好ましくは2kMcm2
 − (3ないし60kg/ cn+2 ・Gである。
分子量の調節は重合温度、触媒のモル比などの重合条件
を変えることによってもある程痕調節できるが、重合系
中に水素を添加することにより効果的に行われる。もち
ろん、水素濃度、重合温度などの重合条件の異なった2
段階ないしそれ以上の多段階の■合反応も何ら支障な〈
実施できる。
以上の如く、少なくともマグネシウムおよびチタンを含
有する固体触媒成分と有機アルミニウム化合物とからな
る触媒の存在下、エチレンと炭素数3−12のα−オ【
ノフィンを共重合させて得られた特定のエチレン・α−
オレフィン共重合体により、すぐれた特性を有する表皮
材を提供できたことは、まったく予期できないことであ
り驚くべきことであった。
本発明のエチレン・α〜Aレフイン共重合体と、固体触
媒成分どしてバナジウムを含有するものを使用しC得ら
れるエチレン争α−オレフィン其重合体とは明確に区別
される。
両者は共重合体を構成する七ツマ−が同一の場合であっ
て、かつ密瓜が同一であっても、DSCによるTmは本
発明の共重合体の方が高く、沸りll1n−ヘキリ°ン
不溶分は本発明の共重合体が10重量%以上であるのに
対し後者は不溶分が存在しないか、またGJ極めて小母
である。このような共重合体自体の相違に起因して、表
皮材用途に使用したどきには、本発明の共重合体は後者
に比較して、耐熱性および強度がすぐれているとともに
、表皮材用途に要求される諸性能のバランスがすぐれて
いる。さらに触媒残漬として共重合体に存在するバナジ
ウムはチタンとは異なり毒性が問題となるため、触媒除
去工程が不可欠であるのに対し、本発明のごとくチタン
を使用する場合には触媒残渣の毒性問題は生ぜず、マグ
ネシウム担体と組み合わせた高活性触媒を使用する本発
明の共重合体では触媒除去工程が不要となるので極めて
経済的である。
本発明においては、前記した特定のエチレンα−オレフ
ィン共重合体に、他の方法で得られたポリオレフィンを
適宜配合することは、前記エチレン・α−オレフィン共
重合体の特性を損なわない限り行うことができる。これ
ら他のポリオレフィンの例としては、高圧法ポリエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、リニア低密度ポリ
エチレン、プロピレン−ブテン−1共重合体等が挙げら
れる。これらの配合割合は、19− 前記エチレン・α−オレフィン共重合体100岨吊部に
対し゛C1100重偵部以下が好ましい。
また、前記二「ブ1ノン・α−オレフィン共重合体に、
必要に応じて安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、発泡
剤、帯電防止剤、難燃剤、染料、顔料、充填剤等を適宜
配合することができる。
特に本発明のエチレン・α−オレフィン共重合体は従来
のボリア11ノフインど比較して充填剤を多聞に配合し
得る。
本発明の表皮材は、単独もしくは基材と積層して用いら
れる。E4Uとしては、織布、不織布、紙、ポリマー発
泡体等を挙げることができる。
基材との積層にJ:り表皮材の強度、縫製性が向上する
表皮材を!IJ造する方法としては、各種の方法が採用
できる。エチレン・α−オレフィン共重合体を111独
で使用するどぎは、■−ダイ等の通常のポリオレフィン
樹脂用シート成形装置又はカレンダーロールによりシー
トを成形する方法を挙げることができる。エチレン・α
−オレフ20− イン共重合体を主成分とし他の配合物を配合するときは
、混練■稈を付加する。基材と積層する場合は、このよ
うにして得られた表皮材と基材を重ね加熱圧着するか、
あるいは押出ラミネート又はカレンダーロールによりエ
チレン・α−オレフィン共重合体又はこれを主成分とす
る配合物の溶融物を基布に直接積層することができる。
表皮材の厚さは適宜であるが、0.05〜2IIIII
lの範囲が好ましい。表皮材の表面に適宜エンボス加工
や印刷を施すことができる。
以上述べた本発明の表皮材は、特定のエチレ゛ン・α−
オレフィン共重合体を用いているために、柔軟性が良好
であるとともに強度、耐熱性にすぐれ、しかも表面のべ
たつきがない。従来のポリオレフィンと比較して各性質
が矛盾なくバランスしている。また、可塑剤を使用して
いないため、可塑剤に起因する前記の諸問題が生じない
。本発明の表皮材は印刷性にもすぐれている。風合、感
触も合成品であることを感じさせない稈である。
以下実施例にJ、り本発明を具体的に説明する。
実施例おにび比較例に使用するポリマーはつぎのどおり
である。
実施例1 実質的に無水の1n化マグネシウム、1.2=ジクロル
エタンおよび四塩化チタンから得られた固体触媒成分お
J:びトリエチルアルミニウムからなる触媒を用いてエ
チレンとブテン−1とをハ重合【ノて得られたエチレン
−ブテン−1共重合体。
この共重合体の1−ヂレン含昂は91.5モル%、メル
トインデックスは0.50 g/10m1n 、密度は
0.904g/cm3 、D S Cの最大ピーク温度
は120.5℃、沸り1n−ヘキサン不溶分は94重]
%であった。
実施例2 実質的に無水の塩化マグネシウム、アントラセンおよび
四塩化チタンから得られた固体触媒成分とトリエチルア
ルミニウムからなる触媒を用いてエチレンとプロピレン
の共重合を行なって得られた共重合体。
このエチレン・プロピレン共重合体のエチレン含量は8
1.5モル%、メルトインデックスは1、Og/ 10
m1n 、密度は0.890g/cm3 、D SCの
最大ピーク温度は121.6℃、沸@n−ヘキサン不溶
分は58重量%であった。
比較例1 高圧法低密度ポリエチレン、メルトインデックス0.9
g/ 10m1n 、密度0.918g/cm3゜比較
例2 エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量25重
量%)、メルトインデックス2.0g/10m1n 、
密度0.950g/cm3゜[表皮材の製造] 実施例1,2および比較例1,2の各重合体を押出機で
加熱溶融し、■−ダイから樹脂温度210℃で押出し、
温度70℃の直立3本ロールに巻取速$ 3.6m /
1nで通し、r7130cm、厚さ0.5Illlのシ
ートを得た。
23− [評価] (1)シート成形+!1 厚さの均一なシー1〜が波打ち、筋あとなく成形できる
ものを01著しく不均一なものを×1中間をΔとした。
(2)風合 柔軟性のあるものを01硬いものをXとした。
(3)感触 表向がベタつかないものを0、べたつくものをXとした
(4)耐熱温度 表皮材を2枚重ね、20091012の荷重をかけて、
所定温疾で3時間放置後容易にはがれる最高温度を示し
た。実用上80℃以上が必要とされている。
(5)物Jul状 伸びおよび引張強さを常法により測定した。
以上(1)〜(5)の評価結果を表に示す。
表から本発明品が極めてすぐれていることがわかる。
24− 表 特許出願人 日本石油化学株式会社 26一 手続補正書 昭和59年1り月/7日 特許庁長官 殿 (特許庁審査官 殿) 2、発明の名称 表皮材 3、補正を98省 事件どの関係 出願人 氏名(名称) 日本石油化学株式会社 4、代理人 住 所 東京都港区南青山−]目1番1号5、補正命令
の日付(自発) (発送日)昭和 年 月 日 6、補正の対象 発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 (1)明細書第24頁第7行と第8行の間に、下記を追
加する。
記 「実施例3 エチレン含吊は87.0モル%、メルトインデックスは
2.39 / 101n 、密度は0.8939/Cl
111DSCの最大ビーク温度は119.3℃、沸り1
n−−ヘキサン不溶分番178Φ吊%である、実施例−
1と同様の方法で得られた二■−ヂレンーブデンー1共
重合体。、1 (2)同負、第16行の [実施例1.2および比較例1.21を1実施例1.2
.3および比較例1,2jに補正Jる。
(3)同、第26頁の表を別紙のとおり訂正する。
以 −ト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 少なくともマグネシウムおよびチタンを含有す
    る固体触媒成分と有機アルミニウム化合物からなる触媒
    の存在下、エチレンとα−オレフィンを共重合させて得
    られる下記の(a)〜(d)の性状を有するエチレン・
    α−オレフィン共重合体を主成分とする表皮材: (a) メルトインデックスが0.01〜100g 7
    10m1n 。 (b) 密度が0.860〜0.910g/ cm3、
    (C) 示差走査熱量測定法(DSG)においてその最
    大のピークの温度が100℃以上、 (d) 沸1in−ヘキサン不溶分が10重量%以上。
  2. (2) 前記α−オレフィンが炭素数3〜12のα−オ
    レフィンであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の表皮材。
JP20163483A 1983-10-27 1983-10-27 表皮材 Granted JPS6094683A (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6289712A (ja) * 1985-10-14 1987-04-24 Nippon Oil Co Ltd ル−フイング材およびそのシ−ト

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JPS523802A (en) * 1975-06-24 1977-01-12 Furukawa Electric Co Ltd Production of foamed polyolefin leather
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