JPS6094683A - 表皮材 - Google Patents
表皮材Info
- Publication number
- JPS6094683A JPS6094683A JP20163483A JP20163483A JPS6094683A JP S6094683 A JPS6094683 A JP S6094683A JP 20163483 A JP20163483 A JP 20163483A JP 20163483 A JP20163483 A JP 20163483A JP S6094683 A JPS6094683 A JP S6094683A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin material
- olefin
- ethylene
- magnesium
- copolymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はいわゆるレザーとして使用される表皮材に関す
る。さらに詳しくは、特定のエチレン・α−オレフィン
共重合体からなる表皮材に関する。
る。さらに詳しくは、特定のエチレン・α−オレフィン
共重合体からなる表皮材に関する。
かばん、バッグ、自動車、電車、家具等にレザーが使用
されている。レザーは表皮材と基布とを積層してなるも
のが通常使用されている。
されている。レザーは表皮材と基布とを積層してなるも
のが通常使用されている。
この表皮材には、柔軟性、弾力性、印刷性、表□ 面光
沢、耐摩耗性、耐熱性、耐候性、弾痕、感触が優れてい
ることが要求されている。
沢、耐摩耗性、耐熱性、耐候性、弾痕、感触が優れてい
ることが要求されている。
従来、表皮材には軟質塩化ビニル樹脂(軟質PVC)が
主に使用されているが、軟質PVCは柔軟性を付与する
ために多量の可塑剤が添加されているため、可塑剤のブ
リードによる表面状態の変化、時間の経過と共に可塑剤
の消失による硬化や焼却処理時の塩化水素の発生という
欠点がある。
主に使用されているが、軟質PVCは柔軟性を付与する
ために多量の可塑剤が添加されているため、可塑剤のブ
リードによる表面状態の変化、時間の経過と共に可塑剤
の消失による硬化や焼却処理時の塩化水素の発生という
欠点がある。
軟質PVCの欠点を解決するために、低密度ポリエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレンープロピ
【ノンゴムなどが提案されたが、これらのポリマーでは
柔軟性ど強度が相反する性質であるため実用的にすぐれ
た表皮材が得られない。
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレンープロピ
【ノンゴムなどが提案されたが、これらのポリマーでは
柔軟性ど強度が相反する性質であるため実用的にすぐれ
た表皮材が得られない。
本発明は従来のポリオレフィン材料では到達できなかっ
た柔軟性、強度、耐熱性および風合、感触を有し、かつ
軟質PVCの欠点を解消した表皮材を促供することを目
的とするものである。
た柔軟性、強度、耐熱性および風合、感触を有し、かつ
軟質PVCの欠点を解消した表皮材を促供することを目
的とするものである。
すなわち本発明は少なくと−bマグネシウムおよびチタ
ンを含有する固体触媒成分と有機アルミニウム化合物か
らなる触媒の存在下、エチレンとα−オレフィンを」ξ
重合さLoて得られる下記の(a)〜((1)の竹状を
有するエチレン・α−オレフィン共重合体を主成分どす
る表皮材に関する。
ンを含有する固体触媒成分と有機アルミニウム化合物か
らなる触媒の存在下、エチレンとα−オレフィンを」ξ
重合さLoて得られる下記の(a)〜((1)の竹状を
有するエチレン・α−オレフィン共重合体を主成分どす
る表皮材に関する。
(a) メルトインデックスが0.01〜100g 7
1omtn 、好ましくは0.01〜50g/10g+
in 。
1omtn 、好ましくは0.01〜50g/10g+
in 。
(b) 密度が0.860〜0.910g/cm3 、
好ましくは0,860〜0.9009/ CII+3、
(C) 示差走査熱量測定法(DSC)においてイの最
大ピークの温度(Tm)が 100℃以上、好ましくは110℃以上、(d) 沸り
1n−ヘキサン不溶分が10重量%以上、好ましくは1
0〜85重昂%。
好ましくは0,860〜0.9009/ CII+3、
(C) 示差走査熱量測定法(DSC)においてイの最
大ピークの温度(Tm)が 100℃以上、好ましくは110℃以上、(d) 沸り
1n−ヘキサン不溶分が10重量%以上、好ましくは1
0〜85重昂%。
本発明で用いるエチレン・α−オレフィン共重合体は上
記(a)〜(d)の条件をすべて満足するものでなけれ
ばならない。
記(a)〜(d)の条件をすべて満足するものでなけれ
ばならない。
[条件(a)]
(a)のメルトインデックス(JIS K6760)が
o、o1g/lon+tn未満であるとゲルが発生した
り成形性が劣るため良好な外観の表皮材が得られないし
、100g/ 10m1nを越えると引裂強度、引張強
度が劣る。
o、o1g/lon+tn未満であるとゲルが発生した
り成形性が劣るため良好な外観の表皮材が得られないし
、100g/ 10m1nを越えると引裂強度、引張強
度が劣る。
[条件(b)]
(b)の密度(JIS K 6760)が0.860g
10m3未満であると表皮材が軟かすぎて、強度不足や
表面のベタつきを生じ、表皮材としての機能を果せず、
一方密度が0.9109 /3− CII13を越えると硬質になり、基材との接着性に欠
()るとどもに柔軟性が乏しくなるため好ましくない。
10m3未満であると表皮材が軟かすぎて、強度不足や
表面のベタつきを生じ、表皮材としての機能を果せず、
一方密度が0.9109 /3− CII13を越えると硬質になり、基材との接着性に欠
()るとどもに柔軟性が乏しくなるため好ましくない。
[条イ’1(C)]
(C)のD S Cににる最大ピーク渇痕(Tm)は結
晶形態と相関する値であり、1mが100℃未満である
ど表皮材の耐熱性、表面強度が不足し、表面がべたつい
た感触になるため使用できない。
晶形態と相関する値であり、1mが100℃未満である
ど表皮材の耐熱性、表面強度が不足し、表面がべたつい
た感触になるため使用できない。
[条件(d)1
つぎに、沸り1n−ヘキサン不溶分は非晶質部分の割合
おにび低分子量成分の含有率の目安となるものであり、
不溶分が10重量%未満であるときは非晶質部分および
低分子量成分が多くなり強度低下による性能不足や表面
がべたつき、ごみが付着しやすくなるなどのfll1題
が生じるとどもに、表皮l自体の形状保持が困難となる
。
おにび低分子量成分の含有率の目安となるものであり、
不溶分が10重量%未満であるときは非晶質部分および
低分子量成分が多くなり強度低下による性能不足や表面
がべたつき、ごみが付着しやすくなるなどのfll1題
が生じるとどもに、表皮l自体の形状保持が困難となる
。
なお、本発明におIJる沸騰n−ヘキサン不溶分おJ:
びDSCの測定方法は゛つぎのとおりである。
びDSCの測定方法は゛つぎのとおりである。
[沸騰n−へ1す′ン不溶分の測定法14−
熱プレスを用いて、厚さ200μmのシートを成形し、
そこから縦横それぞれ20111111X 3ommの
シートを3枚切り取り、それを2N管式ソックスレー抽
出器を用いて、沸11n−ヘキサンで5時間抽出を行な
う。n−へキサン不溶分を取り出し、真空乾燥(7時間
、真空下、50℃)後、次式により沸111n−へキリ
ン不溶分を算出する。
そこから縦横それぞれ20111111X 3ommの
シートを3枚切り取り、それを2N管式ソックスレー抽
出器を用いて、沸11n−ヘキサンで5時間抽出を行な
う。n−へキサン不溶分を取り出し、真空乾燥(7時間
、真空下、50℃)後、次式により沸111n−へキリ
ン不溶分を算出する。
[r)SCによる測定法]
熱プレス成形した厚さ100μmのフィルムから約51
11(+の試料を精秤し、それをDSC装置にセットし
、110℃に昇温してその温度で1510保持した後降
温速度2.5℃/1nで0℃まで冷却する。次に、この
状態から昇温速度10℃/1nで170℃まで昇温して
測定を行う。0℃から170℃に昇温する間に現われた
ピークの最大ピークの頂点の位置の温度をもってTmと
する。
11(+の試料を精秤し、それをDSC装置にセットし
、110℃に昇温してその温度で1510保持した後降
温速度2.5℃/1nで0℃まで冷却する。次に、この
状態から昇温速度10℃/1nで170℃まで昇温して
測定を行う。0℃から170℃に昇温する間に現われた
ピークの最大ピークの頂点の位置の温度をもってTmと
する。
本発明におけるエチレン・α−オレフィン共重合体は上
記の諸特性をすべて満たずことによって、所望の1’l
111をR揮Jることができる。
記の諸特性をすべて満たずことによって、所望の1’l
111をR揮Jることができる。
1ブレンとバ重合するα〜オレフィンは炭素数3〜12
の1−)のである。置体的には、プロピレン、ブテン−
′1.4−メヂルペンテン−1、へ4−セン−1、Aり
jシー1、デゼンー1、ドブはン−1などを挙げること
ができる。これらのうら特に好;1ニジいのtit 、
プ目ピ1ノンとブテン−1である。■チレンーα−オレ
フィン共重合体中のα−Aレフイン含吊は5〜40モル
%であることが好ましい。
の1−)のである。置体的には、プロピレン、ブテン−
′1.4−メヂルペンテン−1、へ4−セン−1、Aり
jシー1、デゼンー1、ドブはン−1などを挙げること
ができる。これらのうら特に好;1ニジいのtit 、
プ目ピ1ノンとブテン−1である。■チレンーα−オレ
フィン共重合体中のα−Aレフイン含吊は5〜40モル
%であることが好ましい。
以下に、本発明において用いるエチレンとα−711ノ
フインの共重合体の製造法について説明Jる。
フインの共重合体の製造法について説明Jる。
まず使用づる触媒系は、少なくともマグネシウムおよび
チタンを含有J゛る固体触媒成分に有機アルミニウム化
合物を組み合わせたもので、該固体触媒成分どしてはた
とえば金属マグネシウム、水酸化マグネシウム、炭酸マ
グネシウム、酸化マグネシウム、塩化マグネシウムなど
、またケイ素、アルミニウム、カルシウムから選ばれる
金属とマグネシウム原子どを含有覆る複塩、複酸化物、
炭酸塩、塩化物あるいは水酸化物など、さらにはこれら
の無機質固体化合物を含酸素化合物、含硫黄化合物、芳
香族炭化水素、ハロゲン含有物質で処理又は反応させた
もの等のマグネシウムを含む無機質固体化合物にチタン
化合物を公知の方法により担持させたものが挙げられる
。
チタンを含有J゛る固体触媒成分に有機アルミニウム化
合物を組み合わせたもので、該固体触媒成分どしてはた
とえば金属マグネシウム、水酸化マグネシウム、炭酸マ
グネシウム、酸化マグネシウム、塩化マグネシウムなど
、またケイ素、アルミニウム、カルシウムから選ばれる
金属とマグネシウム原子どを含有覆る複塩、複酸化物、
炭酸塩、塩化物あるいは水酸化物など、さらにはこれら
の無機質固体化合物を含酸素化合物、含硫黄化合物、芳
香族炭化水素、ハロゲン含有物質で処理又は反応させた
もの等のマグネシウムを含む無機質固体化合物にチタン
化合物を公知の方法により担持させたものが挙げられる
。
上記の含酸素化合物としては、例えば水、アルコール、
フェノール、ケ1−ン、アルデヒド、カルボン酸、エス
テル、ポリシロキサン、酸アミド等の有機含酸素化合物
、金属アル」キシド、金属のオキシ塩化物等の無機含酸
素化合物を例示することができる。含硫黄化合物として
は、チオール、チオエーテルの如き有機含硫黄化合物、
二酸化硫黄、三酸化硫黄、硫酸の如ぎ無機硫黄化合物を
例示することができる。芳香族炭化水素としては、ベン
ゼン、トルエン、キシレン、アントラセン、フェナンス
レンの如き各種7− tli環おJ、び多環のy′1合族炭化水素化合物を例
示することができる。ハロゲン含有物質としては、塩素
、塩化水素、金属塩化物、有機ハロゲン化物の如き化合
物等を例示することができる。
フェノール、ケ1−ン、アルデヒド、カルボン酸、エス
テル、ポリシロキサン、酸アミド等の有機含酸素化合物
、金属アル」キシド、金属のオキシ塩化物等の無機含酸
素化合物を例示することができる。含硫黄化合物として
は、チオール、チオエーテルの如き有機含硫黄化合物、
二酸化硫黄、三酸化硫黄、硫酸の如ぎ無機硫黄化合物を
例示することができる。芳香族炭化水素としては、ベン
ゼン、トルエン、キシレン、アントラセン、フェナンス
レンの如き各種7− tli環おJ、び多環のy′1合族炭化水素化合物を例
示することができる。ハロゲン含有物質としては、塩素
、塩化水素、金属塩化物、有機ハロゲン化物の如き化合
物等を例示することができる。
チタン化合物どして1,1、チタンのハロゲン化物、ア
ル]4ジハロゲン化物、アルコキシド、ハロゲン化酸化
物等を挙げることができる。チタン化合物ど1ノでは4
価のチタン化合物と3価のブタン化合物が好適であり、
4価のチタン化合物とし“C【91具体的には一般式T
i (OR)nX4−n(ここで1では炭素数1〜2o
のアルキル基、アリールm g: tcはアラル4−ル
基を示し、Xはハロゲン原子を示1.1nは0≦n≦4
である。)で示されるbのが好Jニジ<、四塩化チ、タ
ン、四臭化ブタン、四]つ化チタン、モノメトキシトリ
クロロチタン、ジメトキシジクロロチタン、トリメトキ
シモノクロロブタン、テ1〜ラメトキシチタン、モノ1
1−キシ]・リクロロチタン、ジブトキシジクロロチタ
ン、1へり丁1〜二1シモノクロロヂタン、テi・うI
l−キシチタン、モノイソ−9−−+ 8− プロポキシトリクロロチタン、ジイソプロポキシジクロ
ロチタン、トリイソプロポキシモノクロロチタン、テト
ライソプロポキシチタン、モノブトキシトリクロロチタ
ン、ジブトキシジクロロチタン、モノペントキシトリク
ロロチタン、モノフェノキジトリクロロチタン、ジフェ
ノキシジクロロチタン、トリフエノキシモノクロロチタ
ン、テトラフェノキシチタン等を挙げることができる。
ル]4ジハロゲン化物、アルコキシド、ハロゲン化酸化
物等を挙げることができる。チタン化合物ど1ノでは4
価のチタン化合物と3価のブタン化合物が好適であり、
4価のチタン化合物とし“C【91具体的には一般式T
i (OR)nX4−n(ここで1では炭素数1〜2o
のアルキル基、アリールm g: tcはアラル4−ル
基を示し、Xはハロゲン原子を示1.1nは0≦n≦4
である。)で示されるbのが好Jニジ<、四塩化チ、タ
ン、四臭化ブタン、四]つ化チタン、モノメトキシトリ
クロロチタン、ジメトキシジクロロチタン、トリメトキ
シモノクロロブタン、テ1〜ラメトキシチタン、モノ1
1−キシ]・リクロロチタン、ジブトキシジクロロチタ
ン、1へり丁1〜二1シモノクロロヂタン、テi・うI
l−キシチタン、モノイソ−9−−+ 8− プロポキシトリクロロチタン、ジイソプロポキシジクロ
ロチタン、トリイソプロポキシモノクロロチタン、テト
ライソプロポキシチタン、モノブトキシトリクロロチタ
ン、ジブトキシジクロロチタン、モノペントキシトリク
ロロチタン、モノフェノキジトリクロロチタン、ジフェ
ノキシジクロロチタン、トリフエノキシモノクロロチタ
ン、テトラフェノキシチタン等を挙げることができる。
3価のチタン化合物としては、四塩化チタン、四臭化チ
タン等の四ハロゲン化チタンを水素、アルミニウム、チ
タンあるいは周期率表1〜■族金属の有機金属化合物に
より還元して得られる三ハロゲン化チタンが挙げられる
。また一般式Ti (OR)lllX4−Tll(ここ
でRは炭素数1〜20のアルキル基、アリール基または
アラルキル基を示し、Xはハロゲン原子を示す。mはQ
<n+<4である。)で示される4価のハロゲン化アル
コキシチタンを周期率表■〜■族金属の有機金属化合物
により還元して得られる3価のチタン化合物が挙げられ
る。
タン等の四ハロゲン化チタンを水素、アルミニウム、チ
タンあるいは周期率表1〜■族金属の有機金属化合物に
より還元して得られる三ハロゲン化チタンが挙げられる
。また一般式Ti (OR)lllX4−Tll(ここ
でRは炭素数1〜20のアルキル基、アリール基または
アラルキル基を示し、Xはハロゲン原子を示す。mはQ
<n+<4である。)で示される4価のハロゲン化アル
コキシチタンを周期率表■〜■族金属の有機金属化合物
により還元して得られる3価のチタン化合物が挙げられ
る。
=10−
これらのブタン化合物のうち、4価のチタン化合物が特
に好ましい。
に好ましい。
これらの触媒の具体的むものと()ては、たとえばM(
] ]0−RX−Ti(E吏4系(特公昭51−351
4号公報) 、MO−8i CL+ −ROH−T i
CQ 4 系(特公昭5O−23864Q公11 )
、M(lc12−Δl (OR)a −Ti C1J系
(特公昭51−1!12jJ公報、特公昭52−151
11号公報 ) 、tvloc 髪 2 SfCリ 1
− ROト1−T + CQ−4系(特開昭49−1
06581号公報)、M(1(OOCR)2−All
(OR)a −TiCα1系(特公昭52−11710
号公報)、MO−POCfi3−Ti C14系(持分
Kl 51−153号公報)、MOC什2−A髪OC斐
− Ti(、L+系(特公昭54−15316号公報)、M
(IC(L2−Aα(OR) n X3−n −3t(
01で’ ) rt+ X4 vn−−−−ri C髪
1系(特開昭56−95909号公報)などの固体触媒
成分(前記式中において、R,R’ は有機残り、Xは
ハロゲン原子を示1)に有機アルミニウム化合物を組み
合わせたものが好ましい触媒系の例としてあげられる。
] ]0−RX−Ti(E吏4系(特公昭51−351
4号公報) 、MO−8i CL+ −ROH−T i
CQ 4 系(特公昭5O−23864Q公11 )
、M(lc12−Δl (OR)a −Ti C1J系
(特公昭51−1!12jJ公報、特公昭52−151
11号公報 ) 、tvloc 髪 2 SfCリ 1
− ROト1−T + CQ−4系(特開昭49−1
06581号公報)、M(1(OOCR)2−All
(OR)a −TiCα1系(特公昭52−11710
号公報)、MO−POCfi3−Ti C14系(持分
Kl 51−153号公報)、MOC什2−A髪OC斐
− Ti(、L+系(特公昭54−15316号公報)、M
(IC(L2−Aα(OR) n X3−n −3t(
01で’ ) rt+ X4 vn−−−−ri C髪
1系(特開昭56−95909号公報)などの固体触媒
成分(前記式中において、R,R’ は有機残り、Xは
ハロゲン原子を示1)に有機アルミニウム化合物を組み
合わせたものが好ましい触媒系の例としてあげられる。
他の触媒系の例としては固体触媒成分として、いわゆる
グリニヤ化合物などの有機マグネシウム化合物とチタン
化合物との反応生成物を用い、これに有機アルミニウム
化合物を組み合わせた触媒系を例示することができる。
グリニヤ化合物などの有機マグネシウム化合物とチタン
化合物との反応生成物を用い、これに有機アルミニウム
化合物を組み合わせた触媒系を例示することができる。
有機マグネシウム化合物としては、たとえば、一般式R
MOX、R2Mg、RM(1(OR)などの有機マグネ
シウム化合物(ここで、Rは炭素数1〜20の有機残基
、Xはハロゲンを示す)およびこれらのエーテル錯合体
、またこれらの有機マグネシウム化合物をさらに、他の
有機金属化合物たとえば有機す]〜リウム、有機リチウ
ム、有機カリウム、有機ホウ素、有機カルシウム、有機
亜鉛などの各種化合物を加えて変性したものを用いるこ
とができる。
MOX、R2Mg、RM(1(OR)などの有機マグネ
シウム化合物(ここで、Rは炭素数1〜20の有機残基
、Xはハロゲンを示す)およびこれらのエーテル錯合体
、またこれらの有機マグネシウム化合物をさらに、他の
有機金属化合物たとえば有機す]〜リウム、有機リチウ
ム、有機カリウム、有機ホウ素、有機カルシウム、有機
亜鉛などの各種化合物を加えて変性したものを用いるこ
とができる。
これらの触媒系の具体的な例としては、例えばRMgX
−T i Cl 4 系(持久11B50−3947
0号公報) 、RMOX−フェノール−TiCIL4系
11− (持分N 54−12953 ;]公報) 、RM(l
X−ハロゲン化フェノール−TiCα4系(特公昭5
4−12954月公報)、RMox−CO2−Ti C
更4(特開昭57−73009号公報)等の固体触媒成
分に有機アルミニウム化合物を組み合わせたものを挙げ
ることができる。
−T i Cl 4 系(持久11B50−3947
0号公報) 、RMOX−フェノール−TiCIL4系
11− (持分N 54−12953 ;]公報) 、RM(l
X−ハロゲン化フェノール−TiCα4系(特公昭5
4−12954月公報)、RMox−CO2−Ti C
更4(特開昭57−73009号公報)等の固体触媒成
分に有機アルミニウム化合物を組み合わせたものを挙げ
ることができる。
また他の触媒系の例としては固体触媒成分と1ノで、S
iO2,Δa203等の無機酸化物と前記の少なくとも
マグネシウムおよびチタンを含有する固体触媒成分を接
触させて得られる固体物質を用い、これに有機アルミニ
ウム化合物を組み合わせてものを例示することができる
。
iO2,Δa203等の無機酸化物と前記の少なくとも
マグネシウムおよびチタンを含有する固体触媒成分を接
触させて得られる固体物質を用い、これに有機アルミニ
ウム化合物を組み合わせてものを例示することができる
。
無機酸化物としてはSt 02 、Al2O2の他にC
a 0.+3203.3n 02等を挙げることができ
、またこれらの酸化物の複酸化物もなんら支障なく使用
できる。これら各種の無機酸化物どマグネシウムおJ、
びチタンを含有する固体触媒成分を接触ざ0る方法とし
ては公知の方法を採用することができる。すなわち、不
活性溶媒の存在下あるい番、1不存在下に温度20〜4
00℃、12− 好ましくは50〜300℃で通常5分〜20時間反応さ
せる方法、共粉砕処理による方法、あるいはこれらの方
法を適宜組み合わせることにより反応させてもよい。
a 0.+3203.3n 02等を挙げることができ
、またこれらの酸化物の複酸化物もなんら支障なく使用
できる。これら各種の無機酸化物どマグネシウムおJ、
びチタンを含有する固体触媒成分を接触ざ0る方法とし
ては公知の方法を採用することができる。すなわち、不
活性溶媒の存在下あるい番、1不存在下に温度20〜4
00℃、12− 好ましくは50〜300℃で通常5分〜20時間反応さ
せる方法、共粉砕処理による方法、あるいはこれらの方
法を適宜組み合わせることにより反応させてもよい。
これらの触媒系の具体的な例としては、例えば、Si
02−ROH−M(l C斐2−1”1cli系(特開
昭56−47407号公報)、Si 02−R−0−R
’ −M(J 0−AlCl2−Ti C1<系(特開
昭57−187305号公報)、Si 02−M(l
CfL2−A髪(OR)a −Ti Cu4−8i (
OR’ )4系(特開昭58−21405号公報)(前
記式中においてR,R’ は炭化水素残基を示す。)等
に有機アルミニウム化合物を組み合わせたものを挙げる
ことができる。
02−ROH−M(l C斐2−1”1cli系(特開
昭56−47407号公報)、Si 02−R−0−R
’ −M(J 0−AlCl2−Ti C1<系(特開
昭57−187305号公報)、Si 02−M(l
CfL2−A髪(OR)a −Ti Cu4−8i (
OR’ )4系(特開昭58−21405号公報)(前
記式中においてR,R’ は炭化水素残基を示す。)等
に有機アルミニウム化合物を組み合わせたものを挙げる
ことができる。
これらの触媒系において、チタン化合物を有機カルボン
酸エステルとの付加物として使用することもでき、また
前記したマグネシウムを含む無機固体化合物を有機カル
ボン酸エステルと接触処理させたのち使用することもで
きる。また、有機アルミニウム化合物を有機カルボン酸
エステルとのf1加物どして使用しても何ら支障がない
。さらには、あらゆる場合において、有機カルボン酸ニ
スデルの存在下に調整された触媒系を使用すること°b
何ら支障な〈実施できる。
酸エステルとの付加物として使用することもでき、また
前記したマグネシウムを含む無機固体化合物を有機カル
ボン酸エステルと接触処理させたのち使用することもで
きる。また、有機アルミニウム化合物を有機カルボン酸
エステルとのf1加物どして使用しても何ら支障がない
。さらには、あらゆる場合において、有機カルボン酸ニ
スデルの存在下に調整された触媒系を使用すること°b
何ら支障な〈実施できる。
ここで有機カルボン酸エステルとしては各種の脂肪族、
脂環族、芳香族カルボン酸エステルが用いられ、好ま(
)くは炭素数7〜12の芳香族カルボン酸エステルが用
いられる。具体的な例としては安息香酸、アニス酸、ト
ルイル酸のメチル、エチルなどのアルキルエステルをあ
げることかできる。
脂環族、芳香族カルボン酸エステルが用いられ、好ま(
)くは炭素数7〜12の芳香族カルボン酸エステルが用
いられる。具体的な例としては安息香酸、アニス酸、ト
ルイル酸のメチル、エチルなどのアルキルエステルをあ
げることかできる。
上記した固体触媒成分と組み合わせるべき有機アルミニ
ウム化合物の具体的な例としては一般式R3AN、R2
AIX、RAnX2.R2A斐OR,RA斐(OR)X
およびR3A愛2X3の有機アルミニウム化合物(ここ
でRは炭素数1〜20のアルキル基、アリール基または
アラルキル基、Xはハロゲン原子を示し、Rは同一でも
また異なってもよい)で示される化合物が好ましり、ト
リエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、
トリヘキシルアルミニウム、トリオクチルアルミニウム
、ジエチルアルミニウムクロリド、ジエチルアルミニウ
ムエトキシド、エチルアルミニウムセスキクロリド、お
よびこれらの混合物等があげられる。
ウム化合物の具体的な例としては一般式R3AN、R2
AIX、RAnX2.R2A斐OR,RA斐(OR)X
およびR3A愛2X3の有機アルミニウム化合物(ここ
でRは炭素数1〜20のアルキル基、アリール基または
アラルキル基、Xはハロゲン原子を示し、Rは同一でも
また異なってもよい)で示される化合物が好ましり、ト
リエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、
トリヘキシルアルミニウム、トリオクチルアルミニウム
、ジエチルアルミニウムクロリド、ジエチルアルミニウ
ムエトキシド、エチルアルミニウムセスキクロリド、お
よびこれらの混合物等があげられる。
有機アルミニウム化合物の使用量はとくに制限されない
が通常チタン化合物に対して0.1〜i oooモル倍
使用することができる。
が通常チタン化合物に対して0.1〜i oooモル倍
使用することができる。
また、前記の触媒系をα−オレフィンと接触させたのち
重合反応に用いることによって、その重合活性を大巾に
向上させ、未処理の場合によりも一層安定に運転するこ
ともできる。このとき使用するα−オレフィンとしては
種々のものが使用可能であるが、好ましくは炭素数3〜
12のα−オレフィンであり、さらに好ましくは炭素数
3〜8のα−オレフィンが望ましい。これらのα−オレ
フィンの例としてはたとえばプロピレン、ブテン−1、
ペンテン−1,4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1
、オクテンー−15− 1、デ12ンー1、ドブ1?ンー1等およびこれらの混
合物などをあげることができる。触媒系とα−オレフィ
ンとの接触時の温度、時間は広い範囲で選ぶことができ
、たとえば0〜200℃、好ましくは0〜110℃で1
分〜24時間で接触処理させることができる。接触させ
るα−オレフィンの吊も広い範囲で選べるが、通常、前
記固体触媒成分1g当り1g〜50,000g、好まし
くは5g〜30,000g程度のα−オレフィンで処理
し、前記固体触媒成分1g当り1g〜5009のα−オ
レフィンを反応さけることが望ましい。
重合反応に用いることによって、その重合活性を大巾に
向上させ、未処理の場合によりも一層安定に運転するこ
ともできる。このとき使用するα−オレフィンとしては
種々のものが使用可能であるが、好ましくは炭素数3〜
12のα−オレフィンであり、さらに好ましくは炭素数
3〜8のα−オレフィンが望ましい。これらのα−オレ
フィンの例としてはたとえばプロピレン、ブテン−1、
ペンテン−1,4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1
、オクテンー−15− 1、デ12ンー1、ドブ1?ンー1等およびこれらの混
合物などをあげることができる。触媒系とα−オレフィ
ンとの接触時の温度、時間は広い範囲で選ぶことができ
、たとえば0〜200℃、好ましくは0〜110℃で1
分〜24時間で接触処理させることができる。接触させ
るα−オレフィンの吊も広い範囲で選べるが、通常、前
記固体触媒成分1g当り1g〜50,000g、好まし
くは5g〜30,000g程度のα−オレフィンで処理
し、前記固体触媒成分1g当り1g〜5009のα−オ
レフィンを反応さけることが望ましい。
このとき、接触時の圧力は任意に選ぶことができるが通
常、−1〜100ko/c+++2− G(7)圧力下
に接触させることが望ましい。
常、−1〜100ko/c+++2− G(7)圧力下
に接触させることが望ましい。
α−オレフィン処即の際、使用する有機アルミニウム化
合物を全量、前記固体触媒成分と組み合わせたのちα−
オレフィンと接触させてもよいし、また、使用する有機
アルミニウム化合物のうち一部を前記固体触媒成分と組
み合わせたのちα−オレフィンと接触させ、残りの有機
16− アルミニウム化合物を重合のさいに別途添加して重合反
応を行なってもよい。また、触媒系どα−オレフィンと
の接触時に、水素ガスが共存してもili?なく、また
、窒素、アルゴン、ヘリウムなどその他の不活性ガスが
共存しても何ら支障ない。
合物を全量、前記固体触媒成分と組み合わせたのちα−
オレフィンと接触させてもよいし、また、使用する有機
アルミニウム化合物のうち一部を前記固体触媒成分と組
み合わせたのちα−オレフィンと接触させ、残りの有機
16− アルミニウム化合物を重合のさいに別途添加して重合反
応を行なってもよい。また、触媒系どα−オレフィンと
の接触時に、水素ガスが共存してもili?なく、また
、窒素、アルゴン、ヘリウムなどその他の不活性ガスが
共存しても何ら支障ない。
重合反応は通常のチグラー型触媒によるオレフィンの重
合反応と同様にして行われる。すなわち反応はすべて実
質的に酸素、水などを絶った状態で、気相、または不活
性溶媒の存在下、またはモノマー自体を溶媒として行わ
れる。オレフィンの重合条件は温度は20〜300℃、
好ましくは40〜200℃であり、圧力は常圧ないし7
0k<1/Cll12− G、好ましくは2kMcm2
− (3ないし60kg/ cn+2 ・Gである。
合反応と同様にして行われる。すなわち反応はすべて実
質的に酸素、水などを絶った状態で、気相、または不活
性溶媒の存在下、またはモノマー自体を溶媒として行わ
れる。オレフィンの重合条件は温度は20〜300℃、
好ましくは40〜200℃であり、圧力は常圧ないし7
0k<1/Cll12− G、好ましくは2kMcm2
− (3ないし60kg/ cn+2 ・Gである。
分子量の調節は重合温度、触媒のモル比などの重合条件
を変えることによってもある程痕調節できるが、重合系
中に水素を添加することにより効果的に行われる。もち
ろん、水素濃度、重合温度などの重合条件の異なった2
段階ないしそれ以上の多段階の■合反応も何ら支障な〈
実施できる。
を変えることによってもある程痕調節できるが、重合系
中に水素を添加することにより効果的に行われる。もち
ろん、水素濃度、重合温度などの重合条件の異なった2
段階ないしそれ以上の多段階の■合反応も何ら支障な〈
実施できる。
以上の如く、少なくともマグネシウムおよびチタンを含
有する固体触媒成分と有機アルミニウム化合物とからな
る触媒の存在下、エチレンと炭素数3−12のα−オ【
ノフィンを共重合させて得られた特定のエチレン・α−
オレフィン共重合体により、すぐれた特性を有する表皮
材を提供できたことは、まったく予期できないことであ
り驚くべきことであった。
有する固体触媒成分と有機アルミニウム化合物とからな
る触媒の存在下、エチレンと炭素数3−12のα−オ【
ノフィンを共重合させて得られた特定のエチレン・α−
オレフィン共重合体により、すぐれた特性を有する表皮
材を提供できたことは、まったく予期できないことであ
り驚くべきことであった。
本発明のエチレン・α〜Aレフイン共重合体と、固体触
媒成分どしてバナジウムを含有するものを使用しC得ら
れるエチレン争α−オレフィン其重合体とは明確に区別
される。
媒成分どしてバナジウムを含有するものを使用しC得ら
れるエチレン争α−オレフィン其重合体とは明確に区別
される。
両者は共重合体を構成する七ツマ−が同一の場合であっ
て、かつ密瓜が同一であっても、DSCによるTmは本
発明の共重合体の方が高く、沸りll1n−ヘキリ°ン
不溶分は本発明の共重合体が10重量%以上であるのに
対し後者は不溶分が存在しないか、またGJ極めて小母
である。このような共重合体自体の相違に起因して、表
皮材用途に使用したどきには、本発明の共重合体は後者
に比較して、耐熱性および強度がすぐれているとともに
、表皮材用途に要求される諸性能のバランスがすぐれて
いる。さらに触媒残漬として共重合体に存在するバナジ
ウムはチタンとは異なり毒性が問題となるため、触媒除
去工程が不可欠であるのに対し、本発明のごとくチタン
を使用する場合には触媒残渣の毒性問題は生ぜず、マグ
ネシウム担体と組み合わせた高活性触媒を使用する本発
明の共重合体では触媒除去工程が不要となるので極めて
経済的である。
て、かつ密瓜が同一であっても、DSCによるTmは本
発明の共重合体の方が高く、沸りll1n−ヘキリ°ン
不溶分は本発明の共重合体が10重量%以上であるのに
対し後者は不溶分が存在しないか、またGJ極めて小母
である。このような共重合体自体の相違に起因して、表
皮材用途に使用したどきには、本発明の共重合体は後者
に比較して、耐熱性および強度がすぐれているとともに
、表皮材用途に要求される諸性能のバランスがすぐれて
いる。さらに触媒残漬として共重合体に存在するバナジ
ウムはチタンとは異なり毒性が問題となるため、触媒除
去工程が不可欠であるのに対し、本発明のごとくチタン
を使用する場合には触媒残渣の毒性問題は生ぜず、マグ
ネシウム担体と組み合わせた高活性触媒を使用する本発
明の共重合体では触媒除去工程が不要となるので極めて
経済的である。
本発明においては、前記した特定のエチレンα−オレフ
ィン共重合体に、他の方法で得られたポリオレフィンを
適宜配合することは、前記エチレン・α−オレフィン共
重合体の特性を損なわない限り行うことができる。これ
ら他のポリオレフィンの例としては、高圧法ポリエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、リニア低密度ポリ
エチレン、プロピレン−ブテン−1共重合体等が挙げら
れる。これらの配合割合は、19− 前記エチレン・α−オレフィン共重合体100岨吊部に
対し゛C1100重偵部以下が好ましい。
ィン共重合体に、他の方法で得られたポリオレフィンを
適宜配合することは、前記エチレン・α−オレフィン共
重合体の特性を損なわない限り行うことができる。これ
ら他のポリオレフィンの例としては、高圧法ポリエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、リニア低密度ポリ
エチレン、プロピレン−ブテン−1共重合体等が挙げら
れる。これらの配合割合は、19− 前記エチレン・α−オレフィン共重合体100岨吊部に
対し゛C1100重偵部以下が好ましい。
また、前記二「ブ1ノン・α−オレフィン共重合体に、
必要に応じて安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、発泡
剤、帯電防止剤、難燃剤、染料、顔料、充填剤等を適宜
配合することができる。
必要に応じて安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、発泡
剤、帯電防止剤、難燃剤、染料、顔料、充填剤等を適宜
配合することができる。
特に本発明のエチレン・α−オレフィン共重合体は従来
のボリア11ノフインど比較して充填剤を多聞に配合し
得る。
のボリア11ノフインど比較して充填剤を多聞に配合し
得る。
本発明の表皮材は、単独もしくは基材と積層して用いら
れる。E4Uとしては、織布、不織布、紙、ポリマー発
泡体等を挙げることができる。
れる。E4Uとしては、織布、不織布、紙、ポリマー発
泡体等を挙げることができる。
基材との積層にJ:り表皮材の強度、縫製性が向上する
。
。
表皮材を!IJ造する方法としては、各種の方法が採用
できる。エチレン・α−オレフィン共重合体を111独
で使用するどぎは、■−ダイ等の通常のポリオレフィン
樹脂用シート成形装置又はカレンダーロールによりシー
トを成形する方法を挙げることができる。エチレン・α
−オレフ20− イン共重合体を主成分とし他の配合物を配合するときは
、混練■稈を付加する。基材と積層する場合は、このよ
うにして得られた表皮材と基材を重ね加熱圧着するか、
あるいは押出ラミネート又はカレンダーロールによりエ
チレン・α−オレフィン共重合体又はこれを主成分とす
る配合物の溶融物を基布に直接積層することができる。
できる。エチレン・α−オレフィン共重合体を111独
で使用するどぎは、■−ダイ等の通常のポリオレフィン
樹脂用シート成形装置又はカレンダーロールによりシー
トを成形する方法を挙げることができる。エチレン・α
−オレフ20− イン共重合体を主成分とし他の配合物を配合するときは
、混練■稈を付加する。基材と積層する場合は、このよ
うにして得られた表皮材と基材を重ね加熱圧着するか、
あるいは押出ラミネート又はカレンダーロールによりエ
チレン・α−オレフィン共重合体又はこれを主成分とす
る配合物の溶融物を基布に直接積層することができる。
表皮材の厚さは適宜であるが、0.05〜2IIIII
lの範囲が好ましい。表皮材の表面に適宜エンボス加工
や印刷を施すことができる。
lの範囲が好ましい。表皮材の表面に適宜エンボス加工
や印刷を施すことができる。
以上述べた本発明の表皮材は、特定のエチレ゛ン・α−
オレフィン共重合体を用いているために、柔軟性が良好
であるとともに強度、耐熱性にすぐれ、しかも表面のべ
たつきがない。従来のポリオレフィンと比較して各性質
が矛盾なくバランスしている。また、可塑剤を使用して
いないため、可塑剤に起因する前記の諸問題が生じない
。本発明の表皮材は印刷性にもすぐれている。風合、感
触も合成品であることを感じさせない稈である。
オレフィン共重合体を用いているために、柔軟性が良好
であるとともに強度、耐熱性にすぐれ、しかも表面のべ
たつきがない。従来のポリオレフィンと比較して各性質
が矛盾なくバランスしている。また、可塑剤を使用して
いないため、可塑剤に起因する前記の諸問題が生じない
。本発明の表皮材は印刷性にもすぐれている。風合、感
触も合成品であることを感じさせない稈である。
以下実施例にJ、り本発明を具体的に説明する。
実施例おにび比較例に使用するポリマーはつぎのどおり
である。
である。
実施例1
実質的に無水の1n化マグネシウム、1.2=ジクロル
エタンおよび四塩化チタンから得られた固体触媒成分お
J:びトリエチルアルミニウムからなる触媒を用いてエ
チレンとブテン−1とをハ重合【ノて得られたエチレン
−ブテン−1共重合体。
エタンおよび四塩化チタンから得られた固体触媒成分お
J:びトリエチルアルミニウムからなる触媒を用いてエ
チレンとブテン−1とをハ重合【ノて得られたエチレン
−ブテン−1共重合体。
この共重合体の1−ヂレン含昂は91.5モル%、メル
トインデックスは0.50 g/10m1n 、密度は
0.904g/cm3 、D S Cの最大ピーク温度
は120.5℃、沸り1n−ヘキサン不溶分は94重]
%であった。
トインデックスは0.50 g/10m1n 、密度は
0.904g/cm3 、D S Cの最大ピーク温度
は120.5℃、沸り1n−ヘキサン不溶分は94重]
%であった。
実施例2
実質的に無水の塩化マグネシウム、アントラセンおよび
四塩化チタンから得られた固体触媒成分とトリエチルア
ルミニウムからなる触媒を用いてエチレンとプロピレン
の共重合を行なって得られた共重合体。
四塩化チタンから得られた固体触媒成分とトリエチルア
ルミニウムからなる触媒を用いてエチレンとプロピレン
の共重合を行なって得られた共重合体。
このエチレン・プロピレン共重合体のエチレン含量は8
1.5モル%、メルトインデックスは1、Og/ 10
m1n 、密度は0.890g/cm3 、D SCの
最大ピーク温度は121.6℃、沸@n−ヘキサン不溶
分は58重量%であった。
1.5モル%、メルトインデックスは1、Og/ 10
m1n 、密度は0.890g/cm3 、D SCの
最大ピーク温度は121.6℃、沸@n−ヘキサン不溶
分は58重量%であった。
比較例1
高圧法低密度ポリエチレン、メルトインデックス0.9
g/ 10m1n 、密度0.918g/cm3゜比較
例2 エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量25重
量%)、メルトインデックス2.0g/10m1n 、
密度0.950g/cm3゜[表皮材の製造] 実施例1,2および比較例1,2の各重合体を押出機で
加熱溶融し、■−ダイから樹脂温度210℃で押出し、
温度70℃の直立3本ロールに巻取速$ 3.6m /
1nで通し、r7130cm、厚さ0.5Illlのシ
ートを得た。
g/ 10m1n 、密度0.918g/cm3゜比較
例2 エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量25重
量%)、メルトインデックス2.0g/10m1n 、
密度0.950g/cm3゜[表皮材の製造] 実施例1,2および比較例1,2の各重合体を押出機で
加熱溶融し、■−ダイから樹脂温度210℃で押出し、
温度70℃の直立3本ロールに巻取速$ 3.6m /
1nで通し、r7130cm、厚さ0.5Illlのシ
ートを得た。
23−
[評価]
(1)シート成形+!1
厚さの均一なシー1〜が波打ち、筋あとなく成形できる
ものを01著しく不均一なものを×1中間をΔとした。
ものを01著しく不均一なものを×1中間をΔとした。
(2)風合
柔軟性のあるものを01硬いものをXとした。
(3)感触
表向がベタつかないものを0、べたつくものをXとした
。
。
(4)耐熱温度
表皮材を2枚重ね、20091012の荷重をかけて、
所定温疾で3時間放置後容易にはがれる最高温度を示し
た。実用上80℃以上が必要とされている。
所定温疾で3時間放置後容易にはがれる最高温度を示し
た。実用上80℃以上が必要とされている。
(5)物Jul状
伸びおよび引張強さを常法により測定した。
以上(1)〜(5)の評価結果を表に示す。
表から本発明品が極めてすぐれていることがわかる。
24−
表
特許出願人 日本石油化学株式会社
26一
手続補正書
昭和59年1り月/7日
特許庁長官 殿
(特許庁審査官 殿)
2、発明の名称
表皮材
3、補正を98省
事件どの関係 出願人
氏名(名称) 日本石油化学株式会社
4、代理人
住 所 東京都港区南青山−]目1番1号5、補正命令
の日付(自発) (発送日)昭和 年 月 日 6、補正の対象 発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 (1)明細書第24頁第7行と第8行の間に、下記を追
加する。
の日付(自発) (発送日)昭和 年 月 日 6、補正の対象 発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 (1)明細書第24頁第7行と第8行の間に、下記を追
加する。
記
「実施例3
エチレン含吊は87.0モル%、メルトインデックスは
2.39 / 101n 、密度は0.8939/Cl
111DSCの最大ビーク温度は119.3℃、沸り1
n−−ヘキサン不溶分番178Φ吊%である、実施例−
1と同様の方法で得られた二■−ヂレンーブデンー1共
重合体。、1 (2)同負、第16行の [実施例1.2および比較例1.21を1実施例1.2
.3および比較例1,2jに補正Jる。
2.39 / 101n 、密度は0.8939/Cl
111DSCの最大ビーク温度は119.3℃、沸り1
n−−ヘキサン不溶分番178Φ吊%である、実施例−
1と同様の方法で得られた二■−ヂレンーブデンー1共
重合体。、1 (2)同負、第16行の [実施例1.2および比較例1.21を1実施例1.2
.3および比較例1,2jに補正Jる。
(3)同、第26頁の表を別紙のとおり訂正する。
以 −ト
Claims (2)
- (1) 少なくともマグネシウムおよびチタンを含有す
る固体触媒成分と有機アルミニウム化合物からなる触媒
の存在下、エチレンとα−オレフィンを共重合させて得
られる下記の(a)〜(d)の性状を有するエチレン・
α−オレフィン共重合体を主成分とする表皮材: (a) メルトインデックスが0.01〜100g 7
10m1n 。 (b) 密度が0.860〜0.910g/ cm3、
(C) 示差走査熱量測定法(DSG)においてその最
大のピークの温度が100℃以上、 (d) 沸1in−ヘキサン不溶分が10重量%以上。 - (2) 前記α−オレフィンが炭素数3〜12のα−オ
レフィンであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の表皮材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20163483A JPS6094683A (ja) | 1983-10-27 | 1983-10-27 | 表皮材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20163483A JPS6094683A (ja) | 1983-10-27 | 1983-10-27 | 表皮材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6094683A true JPS6094683A (ja) | 1985-05-27 |
JPH0450415B2 JPH0450415B2 (ja) | 1992-08-14 |
Family
ID=16444324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20163483A Granted JPS6094683A (ja) | 1983-10-27 | 1983-10-27 | 表皮材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6094683A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6289712A (ja) * | 1985-10-14 | 1987-04-24 | Nippon Oil Co Ltd | ル−フイング材およびそのシ−ト |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5018602A (ja) * | 1973-06-21 | 1975-02-27 | ||
JPS523802A (en) * | 1975-06-24 | 1977-01-12 | Furukawa Electric Co Ltd | Production of foamed polyolefin leather |
JPS57187305A (en) * | 1981-05-15 | 1982-11-18 | Nippon Oil Co Ltd | Production of polyolefin |
-
1983
- 1983-10-27 JP JP20163483A patent/JPS6094683A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5018602A (ja) * | 1973-06-21 | 1975-02-27 | ||
JPS523802A (en) * | 1975-06-24 | 1977-01-12 | Furukawa Electric Co Ltd | Production of foamed polyolefin leather |
JPS57187305A (en) * | 1981-05-15 | 1982-11-18 | Nippon Oil Co Ltd | Production of polyolefin |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6289712A (ja) * | 1985-10-14 | 1987-04-24 | Nippon Oil Co Ltd | ル−フイング材およびそのシ−ト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0450415B2 (ja) | 1992-08-14 |
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