JPH01185226A - プラスチック製まな板 - Google Patents

プラスチック製まな板

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JPH01185226A
JPH01185226A JP945488A JP945488A JPH01185226A JP H01185226 A JPH01185226 A JP H01185226A JP 945488 A JP945488 A JP 945488A JP 945488 A JP945488 A JP 945488A JP H01185226 A JPH01185226 A JP H01185226A
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▲かり▼野 泰彦
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Takashi Suzuki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプラスチック製のまな板に関し、詳しくは特定
のエチレン・α−オレフィン共重合体を単一もしくは主
要構成成分とする、使用時の作業性・刃当り感にとくに
すぐれたまな板に関する。
(従来技術) まな板は従来木製のものが使用されていたが、近年とく
に衛生上の観点からその材料について木材からプラスチ
ックへと転換が進められている。とくに業務用のものに
ついては、プラスチック製まな板の使用を義務付けてい
る地方自治体ある。このようなプラスチック製まな板に
ついては、衛生上非常にすぐれた特徴を持っている反面
、実際に使用すると表面が硬すぎて滑りやすく、このた
めまな板表面の刃当りが悪くなり、肉や野菜などが切断
しにくい、刃物の刃こぼれを生じやすい、まな板上の物
体およびまな板自体が滑りやすいあるいは使用する際の
刃台が大きいなど実用上および感覚上の欠点が多々挙げ
られていた。これに対して特公昭60−48170号公
報にはポリエチレンおよび/またはポリプロピレンとエ
チレン・α−オレフィン系共重合体ゴムとなからる組成
物が開示されているが、これらは表面硬度、剛性、耐熱
性などが低下する傾向を示すほか、成形加工性にも難点
がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記のような従来のプラスチック製まな板に見
られた各種欠点を改善し、適度な表面硬度と剛性を有し
、表面摩擦が大きく、耐熱性および刃当り感にすぐれ、
かつ加工性にもすぐれたまな板を提供することを目的と
する。
(問題を解決するための手段) 本発明者らは上記の目的に沿って鋭意検討した結果、特
定のエチレン・α−オレフィン共重合体を用いる乙とに
より、前記の各種特性をバランスよく兼ね備えたすぐれ
た性状のまな板が得られる乙とを見いだし、これに基づ
いて本発明に到達した。
すなわち、本発明ば(a](il密度0.860〜0.
910 g /c/、 (iil示差走査熱量測定法(
DSC法)による最大ピーク温度100℃以上および(
iiil沸騰n−ヘキサン不溶分10wt%以上である
エチレン・α−オレフィン共重合体を単一もしくは主要
構成成分とするプラスチック製まな板を提供するもので
ある。
前記成分を単一構成成分とするものが特に好ましいが、
これを主要構成成分としてもよくその場合の適例は成分
(a150wt%以上とこれ以外の(blポリオレフィ
ン樹脂50wt%以下とからなるものである。
本発明の(a)成分であるエチレン・α−オレフィン共
重合体とは、エチレンと炭素数3〜12のα−オレフィ
ンとの共重合体である。具体的なα−オレフィンとして
は、プロピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ペンテ
ン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−ド
デセンなどを挙げることができる。
これらのうちとくに好ましいのはプロピレンと1−ブテ
ンである。エチレン・a−オレフィン共重合体中のα−
オレフィン含量は5〜40モル%であることが好ましい
本発明において用いる(a)エチレン・α−オレフィン
共重合体は次のようにして製造できる。
まず使用する触媒系は、少な(ともマグネシウムおよび
チタンを含有する固体触媒成分と有機アルミニウム化合
物とからなるものである。該固体触媒成分としては、た
とえば金属マグネシウム;水酸化マグネシウム;酸化マ
グネシウム;炭酸マグネシウム、塩化マグネシウムなど
のマグネシウム塩;ケイ素、アルミニウム、カルシウム
から選ばれる元素とマグネシウム原子とを含有する複塩
、複酸化物、炭酸塩、塩化物あるいは水酸化物など;さ
らにはこれらの無機質固体化合物を含酸素化合物、含硫
黄化合物、芳香族炭化水素、ハロゲン含有物質で処理ま
たは反応させたものなどのマグネシウムを含む無機質固
体化合物に、チタン化合物を公知の方法により担持させ
たものが挙げられる。
上記の含酸素化合物としては、たとえば水;アルコール
、フエノーノ呟ケトン、アルデヒド、カルボン酸、工贋
チル、ポリシロキサン、酸アミドなどの有機含酸素化合
物;金属アルコキシド、金属のオキシ塩化物などの無機
含酸素化合物を例示することができる。含硫黄化合物と
しては、チオール、チオエーテルのような有機含硫黄化
合物、二酸化硫黄、二酸化硫黄、硫酸のような無機硫黄
化合物を例示することができる。芳香族炭化水素として
は、ベンゼン、トルエン、キシレン、アントラセン、フ
エナンI・レンのような各種の単環および多環の芳香族
炭化水素化合物を例示することができる。ハロゲン含有
物質としては、塩素、塩化水素、金属塩化物、有機ハロ
ゲン化物のような化合物を例示する乙とができる。
一方マグネシウムを含む無機質固体化合物に担持させる
チタン化合物としては、チタンのハロゲン化物、アルコ
キシドロゲン化物、アルコキシド、ハロゲン化酸化物な
どを挙げることができる。チタン化合物としては4価の
チタン化合物と3価のチタン化合物が好適であり、4価
のチタン化合物としては具体的には一般式Ti (OR
)。X、、 (ここでRは炭素数1〜20のアルキル基
、アリール基またはアラルキル基を示し、Xはハロゲン
原子を示し、nは0≦n≦4の整数である)で示される
ものが好ましく、四塩化チタン、四臭化チタン、四ヨウ
化チタン、モノメトキシトリクロロチタン、ジメトキシ
ジクロロチタン、トリメトキシモノクロロチタン、テト
ラメトキシチタン、モノエトキシトリクロロチタン、ジ
ェトキシジクロロチタン、トリエトキシモノクロロチタ
ン、テトラエフ−キシチタン、モノイソプロポキシトリ
クロロチタン、ジイソプロポキシジクロロチタン、トリ
イソプロポキシモノクロロチタン、テトライソプロポキ
シチタン、モノブトキシトリクロロチタン、ジブトキシ
ジクロロチタン、モノペントキシトリクロロチタン、モ
ノフェノキジトリクロロチタン、ジフェノキシジクロロ
チタン、トリフエノキシモノクロロチタン、テトラフェ
ノキチタンなどを挙げることができる。3価のチタン化
合物としては、四塩化チタン、四臭化チタンなどの四ハ
ロゲン化チタンを水素、アルミニウム、チタンあるいは
周期律表I〜■族金属の有機金属化合物により還元して
得られる三ハロゲン化チタンが挙げられる。また一般式
Ti (OR)n、X4−7(ここてRは炭素数1〜2
0のアルキル基、アリール基またはアラルキル基を示し
、又はハロゲン原子を示し、mは0くm〈4の整数であ
る)で示される4価のハロゲン化アルコキシチタンを周
期律表■〜■族金属の有機金属化合物により還元して得
られる3価のチタン化合物が挙げられる。
これらのチタン化合物のうち、4価のチタン化合物がと
くに好ましい。
他の触媒系の例としては固体触媒成分として、いわゆる
グリニヤール化合物などの有機マグネシウム化合物とチ
タン化合物との反応生成物を用い、これに有機アルミニ
ウム化合物を組み合わせた触媒系を例示することができ
る。
また他の触媒系の例としては固体触媒成分として、5i
n2、人I2O3等の無機酸化物と前記の少なくともマ
グネシウムおよびチタンを含有する固体触媒成分を接触
させて得られる固体物質を用い、これに有機アルミニウ
ム化合物を組み合わせたものを例示することができる。
上記した固体触媒成分と組み合わせるべき有機アルミニ
ウム化合物の具体的な例としては、一般式R3Al、 
R2Al×、R人1x2゜R2AlOR,RAI (O
R) XオJ: ヒR3Al、、X3<7)有機7 ル
E 二’) ム化合物(ここてRは炭素数1〜20のア
ルキル基、アリール基またはアラルキル基を示し、Xは
ハロゲン原子を示し、Rは同一でもまた異なってもよい
)で示される化合物が好ましく、l・リエチルアルミニ
ウム、トリイソブチルアルミニウム、トリl\キシルア
ルミニウム、1−リオクチルアルミニウム、ジエチルア
ルミニウムクロリド、ジエチルアルミニウムエトキシド
、エチルアルミニウムセスキクロリド、およびこれらの
混合物などが挙げられる。
有機アルミニウム化合物の使用量はとくに制限されない
が、通常チタン化合物に対して01〜1.000モル倍
使用することができる。
重合反応は通常のチグラー型触媒によるオレフィンの重
合反応と同様にして行われる。すなわち反応はすべて実
質的に酸素、水などを絶った状態で、気相、または不活
性溶媒の存在下、またはモノマー自体を溶媒として行わ
れる。オレフィンの重合条件は温度20〜300℃、好
ましくは40〜200℃であり、圧力は常圧ないし70
kg/cf −G、好ましくは2kg/c+/I−Gな
いし60 kg / ct・Gである。分子量の調節は
重合温度、触媒のモル比などの重合条件を変えることに
よってもある程度調節できるが、重合系中に水素を添加
する乙とにより効果的に行われる。もちろん、水素濃度
、重合温度などの重合条件の異なった2段階ないしそれ
以上の多段階の重合反応も何ら支障な〈実施てきる。
以上のようにして合成された(a)エチレン・α−オレ
フィン共重合体の密度(JIS K6760による)は
0860〜0.910 g / am’ 。
好ましくは0870〜0.905g/cmである。DS
Cによる最大ピークの温度(Tm)は100℃以上、好
ましくは110℃以上である。
沸騰n−ヘキサン不溶分(C6不溶分)は10重量%以
上、好ましくは20〜95重量%である。
(a)エチレン・α−オレフィン共重合体の密度が0.
860 g / cur未満では、熱可塑性ポリマー組
成物の引張強度および耐熱性が低下し、組成物の表面に
ベタつきが発生し、外観を損なう。
また密度が0.910 g / cnr以上では柔軟性
が低下し望ましくない。Tmが100℃未満またはC不
溶分が10重量%未満になると、引張強度、耐熱性およ
び剛性が低下し、また組成物の表面にベタつきが発生し
て望ましくない。
上記の(,1成分は高結晶部分と非品性部分とが共存し
ており、従来の結晶性ポリオレフィンがもつ機械的強度
、耐熱性などと非品性ポリマーがもつゴム状弾性、柔軟
性などの特性とを合わせもった特殊なエチレン・α−オ
レフィン共重合体であるため、まな板用樹脂組成物とし
て用いると、剛性、耐熱性、表面硬度、刃当り感、加工
性などにバランスのとれたすぐれた性能を発揮すること
ができる。
なお(a)エチレン・α−オレフィン共重合体に関する
DSCによるTmおよびC6不溶分の測定法は次のとお
りである:(DSCによるTmの測定法) 熱プレス成形した厚さ100μmのフィルムから約5m
gの試料を精秤し、それをDSC装置にセットし、17
0℃に昇温してその温度で15m1n保持した後、降温
速度25℃/minで0℃まで冷却する。次にこの状態
から昇温速度10℃/ m l nで170℃まで昇温
して測定を行う。0℃から170℃に昇温する間に現わ
れたピークのうち最大ピークの頂点の位置の温度をもっ
てTmとする。
(c、不溶分の測定法) 熱プレスを用いて厚さ200μmのシートを成形し、そ
れから20mm X 30mmのシートを3枚切り取り
、それらについて二重管式ソックスレー抽出器を用い沸
騰n−ヘキサンで5hr抽出を行う。沸騰n−ヘキサン
不溶分を取り出し、真空乾燥(7hr。
50℃)後、次式によりC6不溶分を算出する。
所望により(bl成分として用いるポリオレフィン樹脂
にはエチレン系またはプロピレン系の樹脂が選ばれるが
、とくにエチレン系樹脂、すなわちエチレンの単独重合
体およびエチレンと他のα−オレフィンまたはカルボキ
シル基含有モノマーとの共重合体てあってエチレン含量
が90モル%以上のものの中から選ばれ一般に知られて
いる市販のポリエチレン系樹脂が使用でき、たとえば高
密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、直鎖状低密度
ポリエチレン、高圧法による低密度ポリエチレンなどお
よびこれらの混合物が挙げられる。
本発明のプラスチック製まな板として(alエチレン・
α−オレフィン共重合体のみからなるものを用いた場合
は使用時の刃当り感の点でとくにすぐれている。(bl
ポリオレフィン樹脂を配合すると刃当り感はやや低下す
るが表面硬度、剛性および耐熱性を向上させる乙とがで
きる。両前様の配合組成は、(,1成分および(bl成
分の合計量を100wt%として、(a)成分が100
wt%未満、50wt%以上、好ましくは70wt%以
上てあり、(b)成分が50wt%以下、好ましくは3
0wt%以下である。(b]酸成分量が50wt%を超
えると、表面硬度や剛性が高くな恒すぎてソフトな感触
が失われ、刃当り感が低下して好ましくない。
上記の配合物を混合して樹脂組成物を得るには任意の公
知技術が使用できる。代表的な例は上記配合物を機械的
に溶融混練する方法であり、−軸および二軸押出機、バ
ンバリーミキサ−1各種ニーダー、ロールなどを用いて
溶融混練することができる。溶融混線の温度は一般に3
00℃以下であり、好ましくは使用する配合物が十分に
溶解する温度であり、通常150〜250℃が用いられ
る。
また溶融混練時にカーボンブラック、炭酸カルシウム、
シリカ、金属繊維、炭素繊維などの各種フィラーまたは
酸化防止剤、難燃化剤、着色剤などの添加剤を必要に応
じて配合してもよい。
得られた樹脂組成物を用いて本発明のまな板を製造する
に(よ、一般にプラスチックの成形用に用いられる成形
装置、たとえば押出成形機、射出成形機、プレスなどを
使用することができる。
また本発明に用いる樹脂組成物を用いた多層構造のまな
板も成形することができる。
(発明の効果) 本発明のまな板は、成形加工性、表面硬度、剛性、耐熱
性にバランスのとれた物性を示し、また適度の滑り摩擦
を有し、とくに実用する際に音が非常に低く、かつ刃当
り感がすぐれており、従来のプラスチック製まな板の欠
点を著しく改善したものである。
(実施例および比較例) 以下、本発明を実施例および比較例に基づいて具体的に
説明するが、本発明はこれらによって限定されるもので
はない。
なお各実施例および比較例における試験用シートの作製
および物性測定は下記の方法によった。
(試験用シートの作製) 製造した樹脂組成物を150mm X 150mm X
所定厚さのモールドに入れ、210℃で5 min予熱
後、同温度、150kg/crKで5m1n加圧成形し
、次いて30℃で150kg/c/の加圧のまま10m
1n冷却した。さらに50℃で20hrアニーリングし
た後、室温で24h「放置して試験用シートとした。
(フローパラメーター) 二条性下のメルトフロ−レ−1−(MFR)を用い、次
式がらフローパラメーターを求めた: フローパラメーターの値が大きいほど流れ性が良好とな
り、成形加工性が向上する。
(表面硬度) JIS K2SO3に従ってスプリング硬さ(C形)を
測定した。
表面硬度が小さいほどソフト感は増すが、あまり柔らが
すぎても作業性の上から好ましくない。
(曲げ剛性) JIS K710Bに従って測定した。曲げ剛性が小さ
すぎると、まな板を使用する際に変形が生ずる恐れがあ
り、好ましくない。
(ビカット軟化温度) JIS K7208に従って測定した。ビカット軟化温
度が低すぎると耐熱性が不良となり、熱湯その他の加熱
物に接した場合変形する恐れがあり望ましくない。
(静摩擦係数) 新東科学■製の静摩擦係数測定機を使用した。すなわち
厚さ3mmの試験用シートを、一端が水平に固定され他
の一端が上下可動である平板上に固定し、その上にステ
ンレス板(203g 、 73mm X 35mm)の
重りを乗せて、平板の可動端を徐々に持ち上げ、シート
上でステンレス板が滑り始めるときの平板の角度(摩擦
角: θ)から静摩擦係数(tanθ)を求める。静摩
擦係数が小さいほど、まな板目体あるいはその上に乗せ
られた物体が滑りやすく、大きすぎると作業性が悪くな
るため、いずれも好ましくない。
(官能試験) 試験用シートと同じ製法により厚さ15mmのまな板を
作製し、実際に包丁を用いて使用時の音および刃当り感
について官能試験を行った。結果は次のとおり表示した
:0極めて良好  ○良好  △やや劣る  ×劣る実
施例1〜3.比較例1〜3 (alおよびFbl成分としてっぎのものを使用した。
(a)成分: (Al エチレン・l−ブテン共重合体実質的に無水の
塩化マグネシウム、1.2−ジクロロエタンおよび四塩
化チタンから得られた固体触媒成分とトリエチルアルミ
ニウムとからなる触媒を用いてエチレンと1−ブテンと
を共重合させてエチレン・1−ブテン共重合体を得た。
このエチレン・1−ブテン共重合体は、1−ブテン含量
10モル%、密度0.900 g / c+d、Tm1
20℃、C6不溶分82wt%、M F R1,5g 
/ 10m1nであった。
(bl成分: (C)低密度ポリエチレン (密度0.919 g / c/ ;商品名:白石レク
スロンM2O1゜日本石油化学■製) 上記(alおよび(bl成分を表1に示す配合割合によ
り、30mInφの押出機を用いて200℃で溶融混練
した。得られた樹脂組成物の各種性状およびまな板とし
ての実用性能の評価結果を表1に示す。
実施例4,5 ta+alおよび(b)成分として次の重合物をそれぞ
れ用いtこ以外は、実施例2と全く同様に調製を行い各
種性状を評価した。
結果を表1に示す。
(a)成分: (B)エチレン−プロピレン共]i合体実質的に無水の
塩化マグネシウム、アントラセンおよび四塩化チタンか
ら得られた固体触媒成分とトリエチルアルミニウムとか
らなる触媒を用いてエチレンとプロピレンとを共重合さ
せてエチレン−プロピレン共重合体を得た。
乙のエチレン−プロピレン共重合体は、プロピレン含量
14モル%、密度0.900g 70m1Tm119℃
、C6不溶分79wt%、M F R]、 Og / 
10m1nてあった。
(bl成分: (DJ高密度ポリエチレン (密度0.946 g / ci ;商品名:スタフレ
ンE905 (F) 。
日本石油化学■製) ■較透エユj (a+酸成分してっぎの重合物を用いた以外は、実施例
2と全く同様に調製を行い各種性状を評価した。結果を
表1に示す。
[al成分: (E)エチレン−プロピレン共重合体ゴム三塩化バナジ
ル−エチルアルミニウムセスキクロリド系触媒を用いて
、エチレン−プロピレン共重合体ゴムを得た。
得られた共重合体ゴムはプロピレン含量26wt%、ム
ーニー粘度(ML、+4.100℃)73、密度0.8
62g/ciであった。またDSCによるピークは認め
られず、C6不溶分も全く認められなかった。
(F)エチレン・1−ブテン共重合体ゴム上記(E)と
同じ触媒系を用いてエチレン・1−ブテン共重合体ゴム
を合成した。得られた共重合体ゴムは1−ブテン含量5
モル%、密度0.895g/ci、Tm81℃、C不溶
分1.5wt%、M F R3,5g / 10m1n
であった。
C a 手続補正書 昭和63年2月25日 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 1事件の表示 昭和63年特許願第9454号 2発明の名称 プラスチック製まな板 3補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称 日本石油化学株式会社 4代理人 氏名 弁理士 (7175)  斉 藤 武 彦  4
夏5補正の対象 願書に添付の手書き明細書の浄書 6補正の内容

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(i)密度0.860〜0.910g/cm^3
    、(ii)示差走査熱量測定法(DSC法)による最大
    ピーク温度100℃以上および(iii)沸騰n−ヘキ
    サン不溶分10wt%以上であるエチレン・α−オレフ
    ィン共重合体を単一構成成分もしくは主要構成成分とす
    るプラスチック製まな板。
  2. (2)該エチレン・α−オレフィン共重合体を単一構成
    成分とする特許請求の範囲第1項記載のプラスチック製
    まな板。
  3. (3)該エチレン・α−オレフィン共重合体50wt%
    以上とポリオレフィン樹脂50wt%以下とからなる特
    許請求の範囲第1項記載のプラスチック製まな板。
  4. (4)該エチレン・α−オレフィン共重合体が、少なく
    ともマグネシウムとチタンを含有する固体成分および有
    機アルミニウム化合物からなる触媒の存在下で、エチレ
    ンと炭素数3〜12のα−オレフィンとを重合させて得
    られる共重合体である特許請求の範囲第1項〜第3項の
    いずれか1項記載のプラスチック製まな板。
  5. (5)該ポリオレフィン樹脂がポリエチレン系樹脂であ
    る特許請求の範囲第2項記載のプラスチック製まな板。
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