JPS61233032A - 熱可塑性エラストマ−組成物 - Google Patents

熱可塑性エラストマ−組成物

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JPS61233032A
JPS61233032A JP7435285A JP7435285A JPS61233032A JP S61233032 A JPS61233032 A JP S61233032A JP 7435285 A JP7435285 A JP 7435285A JP 7435285 A JP7435285 A JP 7435285A JP S61233032 A JPS61233032 A JP S61233032A
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olefin
olefin copolymer
alpha
titanium
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Noboru Yamaoka
山岡 昇
Kiyoyasu Tanabe
田辺 精保
Katsumi Usui
臼井 克己
Takashi Mizoe
溝江 隆
Kazuo Matsuura
一雄 松浦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な熱可塑性エラストマー組成物に間する。 さらに詳しくは、特定の触媒を用いてエチレンとα−オ
レフインとを共重合させて得られる極めて低密度のエチ
レン共重合体とエチレン−α−オレフイン共重合体ゴム
とをブレンドすることにより得られる、柔軟性に富んだ
熱可塑性エラストマー組成物で、流動性、引張特性に優
れ、さらに耐熱性や耐油性にも優れ、永久ひずみが小さ
いなどの特長を持った熱可塑性エラストマー組成物に関
する。 〔従来の技術〕 ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーには、ポリエチ
レンやポリプロピレンなとの結晶性°ポリオレフィンを
ハードセグメントに、エチレン−プロピレン共重合体ゴ
ム(EPR)やエチレン−プロピレン−非共役ジエン共
重合体ゴム(EPDM)などの非品性共重合体ゴムをソ
フトセグメントにそれぞれ用いたブレンド物、またはこ
れらブレンド物を部分架橋させた組成物が知られでいる
。 その他、多段重合法によりハードセグメントとソフトセ
グメントを合成する方法も知られている・そして、これ
らの各セグメントの割合を変えることにより柔軟性に富
むものから、剛性のあるものまで各種のグレードの製品
が製造されている。 柔軟性グレードは、ゴム的な材料として自動車用部品、
ホース、電線被覆、パツキンなどの用途に広く応用でき
ることから非常に注目されつつある。このような柔軟性
グレードを製造する場合には、ゴム的な柔軟性を付与す
るために、ソフトセグメント(EPRやEPDMなど)
の割合を多くし、ハードセグメント(ポリエチレンやポ
リプロピレンなど)の割合を少なくする必要がある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、EPRやEPDMのようなソフトセグメ
ントは引張強度が弱く、耐熱性、流れ性、耐油性などが
悪いことから、このようなソフトセグメントを多量に含
む柔軟性のある熱可塑性エラストマーは、やはり上記の
ような欠点を持ち、広範囲にわたっての各種用途に用い
ることができない、これらの問題点を改良するためにハ
ードセグメントの割合を増すと、柔軟性が失なわれ、ま
た永久ひずみなどの物性も低下し、柔軟性熱可塑性エラ
ストマーとしての機能性が損なわれる。 また、柔軟性グレードを多段重合法により合成する場合
には、ハードセグメントとソフトセグメントとを別々に
重合する必要から、装置が非常に複雑になるとともに、
重合段階での各セグメントの性状や割合のコントロール
が非常に難しく、またグレードの切り換え時に不良品が
発生することもある。さらに生成したポリマーの回収も
ゴム的な性状のものが多量に含まれることから非常に困
難である。 以上のように1品質の優れた柔軟性熱可塑性エラストマ
ーを作るには、解決されなければならない多くの問題点
がある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、これらの問題点を解決するために鋭意検
討した結果、I\−ドセグメントとして特定のエチレン
−α−オレフイン共重合体を用いることにより、これら
の問題が解決され、優れた性能を有する柔軟性に富んだ
熱可塑性エラストマー組成物が得られることを見いだし
た。 すなわち、本発明の熱可塑性エラストマー組成物は、(
A)少なくともマグネシウムとチタンとを含有する固体
成分および有機アルミニウム化合物からなる触媒の存在
下に、エチレンと炭素数3〜12のα−オレフインとを
共重合させて得られる下記(I)〜(IT) (I)メルトインデックス 0.01〜100g/10
■in、(n)  密  度    0.890〜0.
910g/c鵬3 、(m)示差走査熱量測定法(D 
S C)による最大ピーク温度が100℃以上、 (IV)沸Inn−ヘキサン不溶分が10重量%以上、
の性状を有するエチレン−α−オレフイン共重合体10
−90重量%と、(B)エチレン−α−オレフイン共重
合体ゴム90〜10重量%とからなる。 〔発明を実施するための好適な態様〕 本発明に用いられるエチレン−α−オレフイン共重合体
(A)において、エチレンと共重合させるα−オレフイ
ンは、炭素数3〜12のものである。 具体的には、プロピレン、ブテン−1,4−メチルペン
テン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、デセン−1、
ドデセン−1などを挙げることができる。これらのうち
特に好ましいのは、炭素数が3〜6であるプロピレン、
ブテン−1,4−メチルペンテン−1およびヘキセン−
1である。また、コモノマーとしてジエン類、例えばブ
タジェン、1.4−へキサジエンなどを併用することも
できる。エチレン−α−オレフイン共重合体中のα−オ
レフイン含有量は5〜40モル%であることが好ましい
。 本発明において用いる上記エチレン−α−オレフイン共
重合体(A)は、次のようにして製造できる。 まず使用する触媒系は、少なくともマグネシウムとチタ
ンとを含有する固体触媒成分に、有機アルミニウム化合
物を組み合わせたものである。該固体触媒成分としては
、例えば金属マグネシウム:水酸化マグネシウム;酸化
マグネシウム;炭酸マグネシウム、塩化マグネシウムな
どのマグネシウム塩:ケイ素、アルミニウム、カルシウ
ムから選ばれる金属とマグネシウム原子とを含有する複
塩、複酸化物、炭酸塩、塩化物あるいは水酸化物など;
さらにはこれらの無機質固体化合物を含酸素化合物、含
硫黄化合物、芳香族炭化水素、ハロゲン含有物質で処理
または反応させたもの等のマグネシウムを含む無機質固
体化合物に、チタン化合物を公知の方法により担持させ
たものが挙げられる。 上記の含酸素化合物としては、例えば水、アルコール、
フェノール、ケトン、アルデヒド、カルボン酸、エステ
ル、ポリシロキサン、酸アミド等の有機含酸素化合物、
金属アルコキシド、金属のオキシ塩化物等の無機含酸素
化合物を例示することができる。含硫黄化合物としては
、チオール、千オニーチルのような有機含硫黄化合物、
二酸化硫黄、三酸化硫黄、硫酸のような無機硫黄化合物
を例示することができる。芳香族炭化水素としては、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン、アントラセン、フェナン
スレンのような各種の単環および多環の芳香族炭化水素
化合物を例示することができる。ハロゲン含有物質とし
ては、塩素、塩化水素、金属塩化物、有機ハロゲン化物
のような化合物を例示することができる。 一方、マグネシウムを含む無機質固体化合物に担持させ
るチタン化合物としては、チタンのハロゲン化物、アル
コキシハロゲン化物、アルコキシド、ハロゲン化酸化物
等を挙げることができる。 チタン化合物としては4価のチタン化合物と3価のチタ
ン化合物が好適であり、4価のチタン化合物としては具
体的には一般式Ti(OR)d4−m  (ここでRは
炭素数1〜20のアルキル基、アリール基またはアラル
キル基を示し、Xはハロゲン原子を示し、nはO≦n≦
4の整数である)で示されるものが好ましく、四塩化チ
タン、四臭化チタン、四ヨウ化チタン、モノメトキシト
リクロロチタン、ジメトキシジクロロチタン、トリメト
キシモノクロロチタン、テトラメトキシチタン、モノエ
トキシトリクロロチタン、ジェトキシジクロロチタン、
トリエトキシモノクロロチタン、テトラエトキシチタン
、モノイソプロ゛ポキシトリグロロチタン、ジイソプロ
ポキシジクロロチタン、トリイソプロポキシモノクロロ
チタン、テトライソプロポキシチタン、モノブトキシト
リクロロチタン、ジブトキシジクロロチタン、モノペン
トキシトリクロロチタン、モノフェノキジトリクロロチ
タン、ジフェノキシジクロロチタン、トリフエノキシモ
ノクロロチタン、テトラフェノキシチタン等を挙げるこ
とができる。3価のチタン化合物としては、四塩化チタ
ン、四臭化チタン等の四ハロゲン化チタンを水素、アル
ミニウム、チタンあるいは周期律表工〜■族金属の有機
金属化合物により、二元して得られる三ハロゲン化チタ
ンが挙げられる。また一般式Ti(OR)aXa−m 
 (ここでRは炭素数1〜20のアルキル基、アリール
基またはアラルキル基を示し、Xはハロゲン原子を示し
、mはOくm < 4の整数である)で示される4価の
l\ロゲン化アルコキシチタンを周期律表工〜m族金属
の有機金属化合物により還元して得られる3価のチタン
化合物が挙げられる。 これらのチタン化合物のうち、4価のチタン化合物が特
に好ましい。 これらの触媒の具体的なものとしては、例えばMgOR
X  TiC1a系(特公昭51−3514号公報)、
Mg−3i11.−ROH−TiCIa系(#公開50
− 23884号公報) 、 MgCl2−AI(OR
)3−TiCI4系(特公昭51− 152号公報、特
公昭52− 15111号公報)、MgCl2  Si
C]a−ROHTiCIa系(特開昭49−10858
1号公報) 、 Mg(OOCRh  Al(OR)3
  TiC1a系(特公昭52− 11710号公報)
 、 MgPOCl3−TiCI4系(特公昭51− 
153号公報) 、 MgCl2−Al0CI  Ti
CLa系(特公昭54−15318号公報)、MgCl
2  AI(OR)Tlx3−nS i(OR)wX4
−@ −TiCl4系(特開昭58− 95i309号
公報)などの固体触媒成分(前記式中において、R,R
は有機残基、Xはハロゲン原子を示す)に有機アルミニ
ウム化合物を組み合わせたものが好ましい触媒系の例と
してあげられる。 他の触媒系の例としては固体触媒成分として、いわゆる
グリニヤール化合物などの有機マグネシウム化合物とチ
タン化合物との反応生成物を用い、これに有機アルミニ
ウム化合物を組み合わせた触媒系を例示することができ
る。有機マグネシウム化合物としては、たとえば、一般
式RMgX、R2)Ig、 R1’1g(OR)などの
有機マグネシウム化合物(ここで、Rは炭素数1〜2G
の有機残基、Xはハロゲンを示す)およびこれらのエー
テル錯合体、またこれらの有機マグネシウム化合物をさ
らに他の有機金属化合物1例えば有機ナトリウム、有機
リチウム、有機カリウム、有機ホウ素、有機カルシウム
、有機亜鉛などの各種化合物を加えて変性したもの慶弔
いることができる。 これらの触媒系の具体的な例としては、例えばRMgX
 −TiC1a系(特公昭50−39470号公報) 
、RMgX−フェノール−TiC14系(特公昭54−
12953号公報) 、 RMgX−ハtffゲン化7
./ −)Lr−TiCI4系(特公昭54− 129
54号公報) 、 RNgX−CO2TiC1a系(特
開昭57−73009号公報)等の固体触媒成分に有機
アルミニウム化合物を組み合わせたものを挙げることが
できる。 また他の触媒系の例としては固体触媒成分として、5i
02. Al2O3等の無機酸化物と前記の少なくとも
マグネシウムおよびチタンを含有する固体触媒成分を接
触させて得られる固体物質を用い、これに有機アルミニ
ウム化合物を組み合わせたものを例示することができる
。無機酸化物としては。 5i02. Al2O3の他にCaO、B2O3,5n
02等を挙げることができ、またこれらの酸化物の複酸
化物もなんら支障なく使用できる。これら各種の無機酸
化物とマグネシウムおよびチタンを含有する固体触媒成
分を接触させる方法としては公知の方法を採用すること
ができる。すなわち、不活性溶媒の存在下または不存在
下に、温度20〜400℃、好ましくは50〜300℃
で通常5分〜20時間反応させる方法、共粉砕処理によ
る方法、あるいはこれらの方法を適宜組み合わせること
により反応させてもよい。 これらの触媒系の具体的な例としては、例えば、5i0
2− ROH−MgCl2− TiCl4系(特開昭5
8−47407号公報) 、 5i02−R−0−R−
MgO−AI013−TiCI4系(特開昭57−18
7305号公報) 、 5i02−xgct2−AI(
OR)3−TiC1a−5t(OR)a系(特開昭58
−21405号公報)(前記式中においてR,Rは炭化
水素残基を示す、)等に有機アルミニウム化合物を組み
合わせたものを挙げることができる。 これらの触媒系において、チタン化合物を有機カルボン
酸エステルとの付加物として使用することもでき、また
前記したマグネシウムを含む無機固体化合物を有機カル
ボン酸エステルと接触処理させたのち使用することもで
きる。また、有機アルミニウム化合物を有機カルボン酸
エステルとの付加物として使用しても何ら支障がない、
さらには、あらゆる場合において、有機カルボン酸エス
テルの存在下に調整された触媒系を使用することも何ら
支障な〈実施できる。 ここで有機カルボン酸エステルとしては各種の脂肪族、
脂環族、芳香族カルボン酸エステルが用いられ、好まし
くは炭素数7〜12の芳香族カルボン酸エステルが用い
られる。具体的な例としては安息香酸、アニス酸、トル
イル酸のメチル、エチルなどのアルキルエステルをあげ
ることができる。 上記した固体触媒成分と組み合わせるべき有機アルミニ
ウム化合物の具体的な例としては一般式%式% びR3A12X3の有機アルミニウム化合物(ここでR
は炭素数1〜20のアルキル基、アリール基またはアラ
ルキル基、又はハロゲン原子を示し、Rは同一でもまた
異なってもよい)で示される化合物が好ましく、トリエ
チルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリ
ヘキシルアルミニウム、トリオクチルアルミニウム、ジ
エチルアルミニウムクロリド、ジエチルアルミニウムエ
トキシド、エチルアルミニウムセスキクロリド、および
これらの混合物等があげられる。 有機アルミニウム化合物の使用量は特に制限されないが
、通常チタン化合物に対して0.1〜1000モル倍使
用することができる。 また、前記の触媒系をα−オレフインと接触させたのち
重合反応に用いることによって、その重合活性を大幅に
向上させ、未処理の場合よりも一層安定に運転すること
もできる。このとき使用するα−オレフインとしては種
々のものが使用可能であるが、好ましくは炭素数3〜1
2のα−オレフインであり、さらに好ましくは炭素数3
〜8のα−オレフインが望ましい、これらのα−オレフ
インの例としては、例えばプロピレン、ブテン−1、ペ
ンテン−1,4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1、
オクテン−1、デセン−1、ドデセン−1等およびこれ
らの混合物などをあげることができる。触媒系とα−オ
レフインとの接触時の温度、時間は広い範囲で選ぶこと
ができ、例えば0〜200℃、好ましくは0〜110℃
で1分〜24時間で接触処理させることができる。接触
させるα−オレフインの量も広い範囲で選べるが、通常
、前記固体触媒成分1g当りIg〜50.000 g、
好ましくは5g〜30.000 g程度のα−オレフイ
ンで処理し、前記固体触媒成分1g当り1g〜500g
のα−オレフインを反応させることが望ましい、このと
き、接触時の圧力は任意に選ぶことができるが通常、−
1” 100 Kg/ cm2m G ノ圧力下に接触
させることが望ましい。 α−オレフイン処理の際、使用する有機アルミニウム化
合物を全量、前記固体触媒成分と組み合わせたのちα−
オレフインと接触させてもよいし、また、使用する有機
アルミニウム化合物のうち一部を前記固体触媒成分と組
み合わせたのもα−オレフインと接触させ、残りの有機
アルミニウム化合物を重合のさいに別途添加して重合反
応を行なってもよい、また、触媒系とα−オレフインと
の接触時に、水素ガスが共存しても支障なく、また、窒
素、アルゴン、ヘリウムなどその他の不活性ガスが共存
しても何ら支障ない。 重合反応は通常のチグラー型触媒によるオレフィンの重
合反応と同様にして行われる。すなわち反応はすべて実
質的に酸素、水などを絶った状態で、気相、または不活
性溶媒の存在下、またはモノマー自体を溶媒として行わ
れる。オレフィンの重合条件は温度20〜300℃、好
ましくは40〜200℃であり、圧力は常圧ないし70
kg/am2@ G 、好ましくは2 kg/ cm”
 * Gないし90kg/ am2e Gである0分子
量の調節は重合温度、触媒のモル比などの重合条件を変
えることによってもある程度調節できるが、重合系中に
水素を添加することにより効果的に行われる。もちろん
、水素濃度、重合温度などの重合条件の異なった2段階
ないしそれ以上の多段階の重合反応も何ら支障な〈実施
できる。 以上のようにして合成されたエチレン−α−オレフイン
共11合体(A)のメルトインデックス(MI、JIS
 Kf1790による)は、0−01〜100g/IQ
min、好ましくは0.1〜50g/10sinである
。密度(JISK8790による)は0.890〜0.
8fOg/c■3.好ましくはQ−870−0,905
g/cm3.さらに好ましくは0.870〜0.900
g/am3である。示差走査熱量測定法(D S C)
による最大ピークの温度(7m)は 1001以上、好
ましくは110℃以上である。沸mn−へキサン不溶分
は10重量%以上、好ましくは20〜95重量%、さら
に好ましくは20−90重量%である。 エチレン−α−オレフイン共重合体(A)のMIが0.
01g/10m1n未満では、熱可塑性エラストマー組
成物のMIが低下しすぎ流動性が悪くなる。またMIが
100g/10■inを越えると引張強度などの低下が
おこり望ましくない、v:度が0.890g/c■3未
満では、引張強度が低下し、組成物の表面にベタつきが
発生し、外観を損なう、また密度が0.910g/cm
3以上では柔軟性や透明性が低下し望ましくない、DS
Cによる最大ピーク温度が100℃未満では、引張強度
が低下し、また組成物の表面にベタつきが発生しさらに
耐熱性や耐油性も低下してしまい望ましくない、沸l!
ln−へキサン不溶分が10重量%未満になると、引張
強度が低下したり、組成物の表面がベタついたりして望
ましくない。 本発明において用いられるもう一つ成分であるエチレン
−α−オレフイン共重合体ゴム(B)とは、エチレン−
α−オレフイン共重合体ゴムまたはエチレン−α−オレ
フイン−非共役ジエン共重合体ゴムであり、これらの共
重合体ゴムは非品性の共重合体である。 エチレン−α−オレフイン共重合体ゴム(B) 成分中
のα−オレフインとしては、プロピレン、ブテン−1、
ペンテン−1,4−メチル−ペンテン−1、ヘキセン−
1、オクテン−1などが挙げられる。特に好ましくはプ
ロピレンである。 非共役ジエンとしては、1.4−へキサジエン、1、6
−オクタジエン、ジシクロペンタジェン、ビニルノルボ
ルネン、エチリデンノルボルネンなどが挙げられる。好
ましくは、1.4−へキサジエンやエチリデンノルボル
ネンである。 本発明において用いられるエチレン−α−オレフイン共
重合体ゴムのムーニー粘度(ML、。4 、to。 ℃)はlO〜95程度のものが好ましい、エチレン−α
−オレフイン共重合体ゴムのムーニー粘度が10より小
さいと、熱可塑性エラストマー組成物の引張強度が低下
したり、表面がべたついたりして望ましくない。ムーニ
ー粘度が95を越えると熱可塑性エラストマー組成物の
流れ性が悪くなり好ましくない。 本発明の熱可塑性エラストマーの構成成分であるエチレ
ン−α−オレフイン共重合体(A)とエチレン−α−オ
レフイン共重合体ゴム(B)とは容易に区別される。た
とえ両者は構成するモノマーが同一でありかつ密度が同
一であっても、DSCによる最大ピーク温度は成分(A
)のほうが遥かに高く、成分(B)は最大ピーク温度が
存在しても高々60〜70℃程度である。また沸騰n−
へキサン不溶分についても、成分(B)は不溶分が存在
しないか、存在しても極めて微量である。さらに両成分
の製法も大きく異なっている。成分(A)は前述したよ
うにマグネシウムおよびチタン・を含む触媒を用いて製
造されるのに対し、成分(B)は通常バナジウム系触媒
によって製造される。 本発明の熱可塑性エラストマー組成物に占めるエチレン
−α−オレフイン共重合体(A)とエチレン−α−オレ
フイン共重合体ゴム(B)との組成割合は、 (A) 
/ (B)が90〜10710〜90(重量比)、好ま
しくは75〜25/ 25〜75(重量比)である。 エチレン−α−オレフイン共重合体(A)の量が30重
量%を越えると柔軟性がなくなり、永久伸びが悪くなり
、また10重量%より少なくなると引張強度が低下し、
耐油性が悪くなるため望ましくない。 また、本発明の熱可塑性エラストマー組成物を製造する
にあたって、ソフトセグメントにはエチレン−α−オレ
フイン共重合体コムとエチレン−α−オレフイン−非共
役ジエン共重合体ゴムとの混合物も使用することができ
る。 さらに、本発明の熱可塑性エラストマー組成物としての
性能を変えない範囲内で高密度ポリエチレン、高圧法低
密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプ
ロピレンなどの結晶性ポリオレフィンや天然ゴム、各種
合成ゴム、スチレン系熱可塑性エラストマーなどの各種
の高分子化合L−1−11シ17上−−11ヨー− 木発明の熱可塑性エラストマー組成物を製造するには、
前記エチレン−α−オレフイン共重合体(A)とエチレ
ン−α−オレフイン共重合体ゴム(B)とを配合し均一
にブレンドすればよい。 ブレンド方法としては、任意の公知技術が使用できる0
代表的な例としては1機械的な溶融混練法である一軸お
よび二軸押出機、バンバリーミキサ−1各種ニーグー、
ロールなどを用いる方法があげられる。その他に溶媒な
どに溶解させてブレンドする方法もある。 またブレンドの前後、ないしはブレンド時(特に溶融混
練時)に、カーボンブラック、炭酸カルシウム、シリカ
、金属繊維、炭素繊維などの各種フィラーや、酸化防止
剤、難燃化剤、着色剤等゛の添加剤を必要に応じて配合
してもよい。 〔発明の効果〕 本発明によって得られる熱可塑性エラストマー組成物は
下記のような特性を有している。 (イ)極めて柔軟性に富む。 6口)捺#h捗ζ優幻スか島者竪1+nr清(吹巨一本
リ、成形品の外観に優れる。 (ハ)引張強度が強く、引張伸びが大きい。 (ニ)耐熱性が優れている。 (ホ)永久伸びが小さく、変形しにくい。 (へ)耐油性に優れている。 (ト)透明性に優れている。 (チ)v、度が低く、非常に軽量である。 本発明の熱可塑性エラストマー組成物は、上記のような
優れた特性を有していることから、その応用範囲は極め
て広い0本発明の熱可塑性エラストマー組成物の用途例
としては、例えば、(イ)自動車用内装用シート、泥よ
け、モール、カバー (ロ)電線被覆用材料 (ハ)各種電気器具の部品 (ニ)ホース (ホ)各種パツキン (へ)窓わく用シール材 (ト)遮音材料 (チ)各種ポリマーの改質材 などがあげられる。 〔発明の実施例〕 以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発
明はこれらによって限定されるものではない、なお、各
実施例および比較例における物性測定は下記の方法によ
った。
【DSCによる測定法】
熱ブレス成形した厚さ100−のフィルムから約5■g
の試料を精秤し、それをDSC装置にセットし、 17
0℃に昇温してその温度で15m1n保持した後、降温
速度2.5℃/winで0℃まで冷却する0次に、この
状態から昇温速度10℃/sinで170℃まで昇温し
て測定を行う、0℃から170℃に昇温する間に現われ
たピークの最大ピークの頂点の位置の温度をもって7厘
とする。
【沸mn−へキサン不溶分の測定法】
熱プレスを用いて、厚さ200−のシートを成形し、そ
こから縦横それぞれ20璽■X30會■のシートを3枚
切り取り、それを二重管式ソックスレー抽出器を用いて
、沸謄n−へキサンで5時間抽出を行なう、n−へキサ
ン不溶分を取り出し、真空乾燥(7時間、真空下、50
℃)後、次式により沸騰n−ヘキサン不溶分(R3不溶
分)を算出する。
【試験用シートの作成】
樹脂組成物を、厚さ2層層、縦X横が150*mX15
0璽■のモールドに入れ、210℃で5分子Me、同温
度で150kg/ cm2.5分間加圧成形し、ついテ
30℃150kg/c+s2の加圧下で10分間冷却し
た。 それを50℃、20時間アニーリング後、室温で24時
間放置し、物性の測定を行なった。
【フローパラメーター: FPI FPの値が大きい程成形時の流れ性がよい。 【引張試験】
JIS K8301に準じて、3号ダンベルを用いて試
験片を作り、 50m+*/分の引張速度で測定した。
【永久伸び】
JIS K8301に準じて、3号ダンベルを用いて試
験片を作成した。試験片を100%伸長した状態で10
分間保持し、急に収縮させ10分間放置後の伸び率より
求めた。
【ビカット軟化点】
試験用シート作成法に従って、厚さ3mmの試料を作り
、それを測定に用いた。加熱浴槽中の試験片に垂直に置
いた針状圧子を通じて1kgの荷重を加えながら、 5
0℃/90分の速度で伝熱媒体を昇温させ、針状圧子が
1+s層侵入したときの伝熱媒体の温度をビカット軟化
点とした。
【硬度】
JIS K8301に準じて試験片を作成し、A形試験
機を用いて測定した。
【耐油性】
JIS K8301に準じて試験片を作成し、JIS 
3分抽を用いて70℃、22時間の体積変化率を求めた
。 実施例1 実質的に無水の塩化マグネシウム、1.2−ジクロルエ
タンおよび四塩化チタンから得られた固体触媒成分とト
リエチルアルミニウムからなる触媒を用いてエチレンと
ブテン−1とを共重合させてエチレン−ブテン−1共重
合体を得た。 このエチレン−ブテン−1共重合体のエチレン含量は8
8.3モル%、メルトインデックスは0.9g/10分
、密度は0.898g/ cm” 、 D S Cの最
大ピーク温度は119.8℃、沸lIn−ヘキサン不溶
分は82重量%であった。 また別に三塩化バナジル−エチルアルミニウムセスキク
ロリド系触媒を用いて、エチレン、プロピレンおよびエ
チリデンノルボルネン(ENB)を共重合させ共重合体
ゴムを得た。共重合体ゴムのムーニー粘度(ML、や4
,100℃)は90であり、プロピレン含有量は27重
量%、密度は0.8133g/ cm3共重合体ゴム中
のENB含宥量はヨウ素価に換算して18であった。 これらのエチレン−ブテン−1共重合体20g、エチレ
ン−プロピレン−ENB共重合体ゴム20gおよび酸化
防止剤としてイルガノックスtoto (商品名、チバ
ガイギー社製)0.1重量部、滑剤としてステアリン酸
カルシウム0.1重量部(重量部はいずれも全重合体1
00重量部に対する)をトライブレンドした後、 20
0℃に予熱したバンバリーミキサ−(ブラベンダー、容
量Bout)に投入し、ローター回転数40rp■で1
0分間混線を行い、熱可塑性エラストマー組成物を得た
。各種物性の評価結果を表1に示した。 実施例2 実施例1におけるエチレン−ブテン−1共重合体の量を
10g、エチレン−プロピレン−ENB共重合体ゴムを
30gにした以外は、実施例1と全く同様にしてエラス
トマー組成物を得た。その評価結果を表1に示した。 実施例3 実施例1におけるエチレン−ブテン−1共重合体のiL
を30g、エチレン−プロピレン−ENB共重合体ゴム
を10gにした以外は、実施例1と全く同様にしてエラ
ストマー組成物を得た。その評価結果を表1に示した。 実施例4 三塩化バナジル−エチルアルミニウムセスキクロリド系
触媒を用いて、エチレン−プロピレン共重合体ゴムを得
た。共重合体ゴムのムーニー粘度(ML、。、 、10
0℃)は73.プロピレン含有量は2B重量%、密度は
0.882g/c■3であった。 実施例1におけるエチレン−プロピレン−ENB共重合
体ゴムの代りに、上記エチレン−プロピレン共重合体ゴ
ムを用いた以外は、実施例1と全く同様にしてエラスト
マー組成物を得た。その評価結果を表1に示した。 実施例5 実質的に無水の塩化マグネシウム、アントラセンおよび
四塩化チタンから得られた固体触媒成分とトリエチルア
ルミニウムからなる触媒を用いてエチレンとプロピレン
を共重合して、エチレン−プロピレン共重合体を得た。 このエチレン−プロピレン共重合体のエチレン含有量は
85.5モル%、メルトインデックスは1.0g/10
分、密度は0.890g/cm3.DSCの最大ピーク
温度は121.11℃、沸騰n−へキサン不溶分は58
重量%であった。 実施例1におけるエチレン−ブテン−1共重合体の代り
に、上記エチレン−プロピレン共重合体を用いた以外は
、実施例1と全く同様にしてエラストマー組成物を得た
。その評価結果を表1に示した。 比較例1 実施例1においてエチレン−ブテン−1共重合体の代り
に、ポリプロピレンホモポリマー(MFIO,7g/1
0分)を用いた以外は、実施例1と全く同様にしてエラ
ストマー組成物を得た。その評価結果を表2に示した。 比較例2 実施例1においてエチレン−ブテン−1共重合体の代り
に、エチレンとブテン−1とを共重合させて得られるメ
ルトインデックスが1.0g710分、密度が0.92
0g/cm’ 、 D S Cの最大ピーク温度が12
4℃および沸Inn−ヘキサン不溶分が97重量%の直
鎖状低密度ポリエチレンを用いた以外は、実施例1と全
く同様にしてエラストマー組成物を得た。その評価結果
を表2に示した。 比較例3 実施例1で合成したエチレン−ブテン−1共重合体単独
の各種物性を表2に示した。 比較例4 実施例1で合成したエチレン−プロピレン−ENB共重
合体ゴム単独の各種物性を表2に示した。 以上の結果より明らかなように、本発明によって得られ
る熱可塑性エラストマー組成物は、特に引張伸びおよび
永久伸びに優れ、その他の物性においてもバランスのと
れた組成物である。 手続補正書(自発) 昭和90年 5月27日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(A)少なくともマグネシウムとチタンとを含有す
    る固体成分および有機アルミニウム化合物からなる触媒
    の存在下に、エチレンと炭素数3〜12のα−オレフイ
    ンとを共重合させて得られる下記( I )〜(IV) ( I )メルトインデックス0.01〜100g/10
    min(II)密度0.860〜0.910g/cm^3
    (III)示差走査熱量測定法(DSC)による最大ピー
    ク温度が100℃以上 (IV)沸騰n−ヘキサン不溶分が10重量%以上の性状
    を有するエチレン−α−オレフイン共重合体10−90
    重量%と、(B)エチレン−α−オレフイン共重合体ゴ
    ム90〜10重量%とからなる熱可塑性エラストマー組
    成物。 2)前記エチレン−α−オレフイン共重合体(A)の原
    料のα−オレフインの炭素数が3〜6である特許請求の
    範囲第1項記載の熱可塑性エラストマー組成物。
JP7435285A 1985-04-10 1985-04-10 熱可塑性エラストマ−組成物 Granted JPS61233032A (ja)

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US06/847,430 US4722973A (en) 1985-04-10 1986-04-02 Thermoplastic elastomer composition
CA000505925A CA1271288A (en) 1985-04-10 1986-04-04 Thermoplastic elastomer composition
DE19863611668 DE3611668A1 (de) 1985-04-10 1986-04-07 Thermoplastische elastomerzusammensetzung
GB08608648A GB2175592B (en) 1985-04-10 1986-04-09 Thermoplastic elastomer composition
FR8605137A FR2580288B1 (fr) 1985-04-10 1986-04-10 Composition d'elastomere thermoplastique obtenue par melange d'un copolymere ethylenique de tres faible densite avec un caoutchouc a base de copolymere ethylene-a-olefine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0243244A (ja) * 1988-05-10 1990-02-13 Union Carbide Corp 耐トリー性組成物

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5197649A (ja) * 1975-02-25 1976-08-27 Karendaaseikeinitekishitananshitsujushisoseibutsu
JPS57165436A (en) * 1981-04-07 1982-10-12 Toa Nenryo Kogyo Kk Polyethylene composition

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