JPS6092802A - 化粧単板シ−トの製造法 - Google Patents

化粧単板シ−トの製造法

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JPS6092802A
JPS6092802A JP58201513A JP20151383A JPS6092802A JP S6092802 A JPS6092802 A JP S6092802A JP 58201513 A JP58201513 A JP 58201513A JP 20151383 A JP20151383 A JP 20151383A JP S6092802 A JPS6092802 A JP S6092802A
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JP
Japan
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decorative veneer
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decorative
sheet
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JP58201513A
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幕田 秀明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、各種家具類、建築内装材等に用いられる化粧
単板シートの製造方法に係り、詳しくは柔軟で可撓性を
有すると共に、平滑で表面性状に優れた化粧単板シート
の製造法に関する。
従来、この種の化粧単板シートの多くは、紙、プラスチ
ックフィルム等の離型基材上に、不織布等の補強裏話材
を水溶性接着剤にて貼り合せ、次いで、該裏話材上に水
分管理を施した化粧単板(厚さα51Im以下程度)を
同様の水溶性接着剤を介して積層し、この積層体を熱圧
固定して、得られた化粧単板シートを離型基材より剥離
することにより製造されている。従来のこの方法によっ
て製造される化粧単板シートは、熱圧固定の後、化粧単
板の乾燥が進行するに従って、凹凸になったり、各化粧
単板に特有なそりやあばれ等が生じる場合がある。その
ためこの種のそり、あばれ等の発生を防止する方法とし
て、例えば、高含水の化粧単板を用いまたはこれに加え
て接着剤等の量を調節するなどして、化粧単板が強く乾
燥しないようにする方法などが考えられている。しかし
ながら、この方法では、利用可能な化粧単板が一定以上
の含水量を有するものに制限され、かつその水分含有管
理が比較的複雑であり、製造可能な化粧単板シートが一
定以上の水分を含有するものに制限されるという欠点を
有していた。
また、熱圧固定の後において、化粧単板の表面に圧力痕
や微細な損傷が残存している場合があり、この様な場合
には、表面研摩等によって単板表面の最終的な仕上げを
行なう必要、がある。
しかしながら、従来では、この要請に簡易に応えること
はなかなか困難なものであった。
本発明は、かかる上述の問題点を解決すべくなされたも
のであり、その目的とするところは、化粧単板シートと
する化粧単板に含水量等の制限を受けることがなく、ま
た得られた化粧単板シートにそりやあばれ等の発生しな
い、柔軟な化粧単板シートを製造することができ、かつ
機械研摩等で化粧単板lこ所望の表面加工を施し得る化
粧単板シートの製造法を提供することにある。
すなわち本発明の化粧単板シートの製造法は、プラスチ
ックフィルムを貼着してなる離型基材上に、補張裏話材
および化粧単板をそれぞれ接着剤を介して順次積層し、
この積層体を冷圧および熱圧、または熱圧により加圧締
をし、離型基材より剥離することを特徴とする化粧単板
シートの製造法である。
また、本発明の化粧単板シートの製造法にあっては、離
型基材上に積層した化粧単板−離型基材積層物が、仮接
着ののちこのままの状態で機械研摩等の表面加工を行い
得るものであって、平滑な、表面仕上げに優れた化粧単
板シートを提供するものでもある。
以下に本発明による化粧単板シートの製造法を図面によ
り説明する。
先ず第1図に示すように、プラスチックフィルム1を合
板等の肉厚基板2に接着剤5にて貼着し、平板状の離型
基材4を準備する。
プラスチックフィルム1は、本発明の製造工程における
仮接着の段階ではいまだ化粧単板が離型基材上に強固に
、一体重に接着され、その後の冷圧および熱圧、または
熱圧により化粧単板シートが離型基材より容易に剥離す
る性質を有するものであればどのようなものでもよく、
例えばポリエチレンフィルム等が挙げられる。
一方、肉厚基板2は、加熱圧締等に十分耐え得る強度を
備えた平板であることが必要であり、具体的には合板等
の木材、あるいはアクリル樹脂板等の樹脂板などが挙げ
られるが、基板の圧縮性、経済性などを考慮すると、合
板等が好ましい。また、基板2は、仮接着による化粧単
板−離型基材積層物の状態で研摩機等に機械送りが可能
な板厚を有する肉厚板であることが必要で、具体的には
、合板の場合には約2.0111以上の板厚を有するも
のであればよい。常用の合板等は、一般に所望の板厚を
備えており、このまま肉厚基板とすることができる。さ
らに接着剤3は、プラスチックフィルム1と肉厚基板2
を強固に接着するものであればよく、溶剤性、水溶性を
問わない。したがって、上記の構成よりなる離型基材4
は、紙、プラスチックフィルム等の従来使用の薄手基材
と比較して、格段に肉厚でかつ強固なものとなっている
次に、離型基材4のフィルム面上に、不織布等の補強裏
話材5および化粧単板6を夫々接着剤7,7を介して順
次積層しく第1図)、この積層体を弱い圧締条件で仮接
着する。仮接着は、冷圧圧締、熱圧圧締等により行なわ
れる。この仮接着によって、化粧単板6、補強裏話材5
等は、比較的薄肉に圧縮されると共に、離型基材4に圧
着され化粧単板−離型基材積層物を構成することとなる
。この際、接着剤7,7はある程度補強裏話材5中に浸
透した状態となっている。そして仮接着の後、一体とな
った単板6と裏話材5は、離型基材4を被覆する平面シ
ートの状態に保たれる。
ここで使用される補強裏話材5は、単板6の裏話用とし
て通常使用される裏打材などでよく、具体的には、不織
布、和紙、クラフト紙、樹脂含浸紙、布等のシート状物
が挙げられる。裏話材5は、材質、目的によって異なる
が、通常坪量20〜100ηml程度のものが用いられ
る。化粧単板6は、欅、檜等の原木を所定の厚さく板厚
0.2〜n 7 m )に切削してなる疾板単板である
。また、接着剤7,7は、化粧単板貼着用として圧締や
加熱圧締によって接着剤自体が単体表面より滲み出さな
い様に配合されたものであれば良い。例えば、水溶性接
着剤として、水溶性メラミン樹脂、スチレン−ブタジェ
ン樹脂などが挙げられる。これらの他、無溶媒タイプの
接着剤等でも構わない。また、接着剤7.7は均一に塗
布すべきであり、このためには、例えばスプレフタ、リ
バースコーター等を用いて塗布すると良い。
このようにして仮接着された化粧単板−離型基材積層物
を、所望により機掛研摩等により、化粧単板6の表面仕
上げを行なうことができる。
従来では、通常紙、プラスチックフィルム等の薄手の離
型基材を使用していたため、熱圧成形された化粧単板シ
ートを例えばサンダー等の研摩機などに機械送りできず
、その結果単板表面の機械研摩などが事実上不可能であ
った。これに対して、本発明では、前述したように肉厚
な離型基材4を使用することとしたことにより、仮接着
により成形された化粧単板−離型基材積層物は前記の研
摩機等に十分に機械送りすることができ、単板表面の機
械研摩等の表面加工が可能となった。
その後、仮接着された化粧単枚−離型基材積)fiiI
ll!Iヲホットプレスで加熱圧締して化粧単板6、裏
話材5等をさらに薄肉に圧縮する。
ここで、所望により、化粧単板6等が離型基材4上に付
着された状態のまま、単板表面の機械研Mを行ない、化
粧単板の着色塗装を行なうことができる。その他対象の
化粧単板の材質等を考慮して、適切な表面仕上は処理を
行なうとよい。
しかる懐、熱圧成形された化粧単板シートをlll型基
材4より剥離すると、第2図に示すような本発明の製法
による化粧単板シート8が得られる。
この加熱圧締の際、接着剤7.7は、さらに裏話材5中
に浸透すると共に、硬化し、この結果として、第2図に
示すように、化粧単板6の裏側に、接着剤含浸の裏話材
5と、裏話材5にいく分含浸した状態の薄ノーの硬化、
接N盾9が形成される。そしてこの硬化に伴いプラスチ
ックフィルム1との間の接着が解除され、離型基材4よ
り剥離できることとなる。
このように本発明の製法は、まず離型基材4上に軸強稟
貼料ff 、 7tJ7i111t 4を接着剤7,7
を介して積層し、この積層体を冷圧(コールドプレス)
または熱圧(ホットプレス)で仮接着し、その後これを
ホットプレスで加熱圧締する二段階固定の方法である。
この仮接着によって化粧単板6、裏話材5等は離型基材
4にある程度圧着され、平面シートの状態に保たれてお
り、ねじれやカール等するのが制限され、この段階で所
望の表面加工を施し、そしてその後、この圧締状態で再
度圧締される。このため、化粧単板シートのそり、あば
れ等が矯正され、柔軟で可撓性を有する製品が得られる
これは、仮接着された化粧単板シートが、離型基材に圧
着された状態のままに置かれて、平面シートの状態にな
じみ、このなじんだ状態のまま加熱圧締されることによ
り、化粧単板シートの乾燥が進行しても、屈曲や変形し
難いものに変質したことによると推察される。
またこの場合における仮接着の条件は、例えば、ホット
プレスを用いるときには、圧力60う・ kg/cIn21温度110℃9時間60秒コールドプ
レスを用いるときには、圧力2.0 kg/cm”、時
間5時間の弱目の条件で行ない、次の加熱圧締の条件は
、例えば、ホットプレスを用いるときには、圧力60k
y’crt?、温度110℃9時間15秒の条件で行な
うとよい。
また、本発明の製法では、利用可能な化粧単板を特定の
含水量を有するものに限定しない。
したがって、高含水量のものから低含水量のものまでの
広範囲にわたって柔軟な化粧単板シートを製造すること
ができる。
さらに、本発明の製法で得られる化粧単板シートは、前
述したように化粧単板の最終的な表面仕上げが施される
ため、従来の化粧単板シートと比較してより一層平滑で
表面性状が格段に優れたものとなる。
以下、本発明の詳細な説明する。
まず、合板の肉厚基板に離型性プラスチックフィルムを
貼着した離型基材を準備した。次に、この離型基材のフ
ィルム面上にスチレン−ブタジェン樹脂の接着剤を均一
に塗布し、次いで該接着剤の塗布層上に不織布の補強裏
話材を貼り合せた。その後、補強裏話材上に前記と同一
の接着剤を均一に塗布し、さらに該接着剤の塗布層上に
化粧単板(厚さ約CL 2 M )をホットプレスで仮
接着した。加熱圧締は、温度110℃、圧力/、 Ok
g/cw’ 、時間60秒の条件で行なった。そして、
研摩機等を使って表面仕上げを行ない、しかる後ホット
プレスで加熱圧締した。加熱圧締は、温度110℃1時
間15秒、圧力五0嘔tzの条件で行なった。
本発明者等は、製造された化粧単板シートの乾燥試験を
行なったところ、製造シート全て、そりやあばれ等が認
められず、柔軟で可撓性に富む化粧単板シートであるこ
とか確められた。
また、化粧単板の含水蓋を変化させて乾燥試験を行なっ
たところ、同様にそりやあはれ等を生じず、高含水量か
ら低含水量までの広い範囲(具体的には8〜90%程度
の範囲)にわたって、柔軟な化粧単板シートが得られる
ことが確められた。さらに、表面仕上げlこよって、単
板表面は平滑で優れたものとなった。
以上説明したように、本発明の化粧単板シートの製造法
は、まず化粧単板、補強裏話材等をホットプレスまたは
コールドプレスで仮接着し、そりやあばれ等のない柔軟
で可撓性を有する化粧単板シートを製造することができ
る。また、肉厚な離型基材を用いて、機械研摩等を可能
にしたことにより、平滑で表面性状に優れた化粧単板シ
ートを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
@1図は本発明の化粧単板シート製造における積層状態
を示す拡大断面図、 第2図は本発明により得られた化粧単板シートの一部切
り欠き斜視図である。 1・・・プラスチックフィルム 2・・・肉厚基板3・
・・接着剤 4・・・離型基材 5・・・補強裏話剤 6・・・化粧単板7.7・・・接
着剤 8・・・化粧単板シート9・・・石史化埠旭壱 特許出願人 幕 1)秀 明 ニア1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) プラスチックフィルムを貼着してなる離型基材
    上に、補強裏話材および化粧単板をそれぞれ接着剤を介
    して順次積層し、この積層体を冷圧および熱圧、または
    熱圧により加圧締をし、離型基材より剥離することを特
    徴とする化粧単板シートの製造法。
  2. (2) 離型基材の素材が合板等の肉厚基板である特許
    請求の範囲第1項記載の製造法。
JP58201513A 1983-10-27 1983-10-27 化粧単板シ−トの製造法 Pending JPS6092802A (ja)

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JP58201513A JPS6092802A (ja) 1983-10-27 1983-10-27 化粧単板シ−トの製造法

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JP58201513A JPS6092802A (ja) 1983-10-27 1983-10-27 化粧単板シ−トの製造法

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5633901A (en) * 1979-08-28 1981-04-04 Yuuko Kawakatsu Manufacture of backed natural precious wood veneer
JPS5878703A (ja) * 1981-11-02 1983-05-12 昭和技工株式会社 突板化粧シ−トの製法
JPS59123608A (ja) * 1982-12-28 1984-07-17 幕田 秀明 化粧単板シ−トの製法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5633901A (en) * 1979-08-28 1981-04-04 Yuuko Kawakatsu Manufacture of backed natural precious wood veneer
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JPS59123608A (ja) * 1982-12-28 1984-07-17 幕田 秀明 化粧単板シ−トの製法

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