JPS609273Y2 - 輪針 - Google Patents

輪針

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JPS609273Y2
JPS609273Y2 JP9605182U JP9605182U JPS609273Y2 JP S609273 Y2 JPS609273 Y2 JP S609273Y2 JP 9605182 U JP9605182 U JP 9605182U JP 9605182 U JP9605182 U JP 9605182U JP S609273 Y2 JPS609273 Y2 JP S609273Y2
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JP
Japan
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filament
knitting needle
needle
knitting
adhesive
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JP9605182U
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JPS59486U (ja
Inventor
嘉夫 谷村
Original Assignee
谷村竹材工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、竹製の一対の編針の後端間に可撓性を有す
る合成樹脂製の線条体を連結した輪針に関し、編針の後
端部の破損を防止するとともに、編針の後端と線条体の
接合部における編物の滑りを円滑にすることを目的とす
る。
従来の輪針は、第1図および第2図に示すように、竹製
の一対の編針1の後端部が順次細くなり、その細くなっ
た後端から編針1の軸方向に挿込孔2が形威され、ナイ
ロン樹脂系の可撓性を有する合成樹脂製の線条体3の両
端部が、それぞれ接着剤を介して挿込孔2に挿込まれ、
前記接着剤により編針1と線条体3とが固着されている
したがって、編針1の後端部が線条体3に接合する部分
まで順次細くなっているため、編針1の後端と線条体3
との接合部4において、線条体3から編針1への編物の
移行が円滑に行なわれるが、編針1の後端がきわめて肉
薄であるため、使用時等において編針1に対し線条体3
に曲げ荷重が加わると、その荷重が編針1の後端の肉薄
部に外方向にかかり、この肉薄部が破損する。
そこで第3図に示すように、編針1の後端部を順次細く
するとともに、編針1の後端に編針1の軸方向に直交す
る平端面5を形威し、編針1の後端を肉厚にすることが
考えられている。
この場合、線条体3に曲げ荷重が加わっても編針1の後
端部が肉厚であるため、編針1が破損することは少ない
が、編針1の後端と線条体3との接合部4が直角になっ
ているため、線条体3から編針1への編物が引っかかり
、編物の移行を円滑に行なうことができない。
この考案は、前記の諸点に留意してなされたものであり
、竹製の一対の編針の後端間に可撓性を有する合成樹脂
等の線条体を連結した輪針において、前記編針の後端部
を順次細くするとともに前記編針の後端に前記編針の軸
方向に直交する平端面を形威し、前記平端面の中央部か
ら前記編針に前記軸方向に挿込孔を形威し、中央部に貫
通孔が形威され外側面が円弧状の滑り玉の一側に当接面
を形威し、前記貫通孔に前記線条体を挿通して前記滑り
玉を前記線条体の端部近くに接着剤により固着し、前記
線条体の端部を前記挿込孔に挿込むとともに前記当接面
を接着剤を介して前記平端面に接合し、前記線条体の端
部を前記編針に接着剤により固着した輪針である。
したがって、編針の後端に編針の軸方向に直交する平端
面が形成され、編針の後端部が肉厚になっているため補
強され、かつ平端面に滑り玉の当接面が接着剤を介して
接合されているためより補強され、編針に対し線条体に
曲げ荷重が加わっても編針を破損することがない。
また、滑り玉の外側面が円弧状となり、滑り玉と線条体
との接合部が滑らかであるため、線条体から編針への編
物の移行が円滑に行なわれる。
しかも、滑り玉は合成樹脂等により容易に底型でき、ま
た滑り玉を接着剤により線条体に固着するのみでよいた
め、製作がきわめて簡単である。
つぎにこの考案を、その1実施例を示した第4図および
第5図とともに説明する。
。6は竹製の一対の編針、7は編針6の後端部が順次細
くなり編針6の後端に編針6の軸方向に直交して形成さ
れた平端面、8は平端面7の中央部から編針6の軸方向
に編針6に形成された挿込孔、9は合成樹脂により成型
された外側面が円弧状の滑り玉、10は滑り玉9の中央
部に透設された貫通孔、11は滑り玉9の一側に貫通孔
10に直交して形成された当接面、12はナイロン樹脂
系の可撓性を有する合成樹脂の線条体である。
そして、線条体12を滑り玉9の貫通孔10に通すると
ともに、線条体12の端部近くに接着剤により滑り玉9
を固着し、線条体12の端部を編針6の挿込孔8に接着
剤を介して挿込むとともに、滑り玉9の当接面11を接
着剤を介して編針6の平端面7に接合し、線条体12の
端部を編針6に固着するとともに、滑り玉9を平端面7
に固着する。
したがって、前記実施例によると、線条体12に曲げ荷
重が加わっても竹製の編針6を破損することがなく、編
物の線条体12から編針6への移行も円滑であり、かつ
、製作もきわめて簡単である。
なお、第6図に示すように、線条体12の端部および端
部近く、すなわち編針6の挿込孔8への挿込部および滑
り玉との当接部に切込み等による凹凸13を形成すれば
、接着力がより一段と向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の輪針の正面図、第2図は第1図の一部の
切断正面図、第3図は従来の他の輪針の一部の切断正面
図、第4図以下はこの考案の輪針の実施例を示し、第4
図は1実施例の要部の切断正面図、第5図は第4図の滑
り玉の右側面図、第6図は他の実施例の一部の切断正面
図である。 6・・・・・・編針、7・・・・・・平端面、訃・・・
・・挿込孔、9・・・・・・滑り玉、10・・・・・・
貫通孔、11・・・・・・当接面、12・・・・・・線
条体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 竹製の一対の編針の後端間に可撓性を有する合成樹脂製
    の線条体を連結した輪針において、前記編針の後端部を
    順次細くするとともに前記編針の後端に前記編針の軸方
    向に直交する平端面を形威し、前記平端面の中央部から
    前記編針の前記軸方向に挿込孔を形威し、中央部に貫通
    孔が形威され外側面が円弧状の滑り玉の一側に当接面を
    形威し、前記貫通孔に前記線条体を挿通して前記滑り玉
    を前記線条体の端部近くに接着剤により固着し、前記線
    条体の端部を前記挿込孔に挿込むとともに前記当接面を
    接着剤を介して前記平端面に接合し、前記線条体の端部
    を前記編針に接着剤により固着した輪針。
JP9605182U 1982-06-25 1982-06-25 輪針 Expired JPS609273Y2 (ja)

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JP9605182U JPS609273Y2 (ja) 1982-06-25 1982-06-25 輪針

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JP9605182U JPS609273Y2 (ja) 1982-06-25 1982-06-25 輪針

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JPS59486U JPS59486U (ja) 1984-01-05
JPS609273Y2 true JPS609273Y2 (ja) 1985-04-02

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ID=30229088

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62162148U (ja) * 1986-04-07 1987-10-15
JPH0645047Y2 (ja) * 1989-07-25 1994-11-16 加藤発条株式会社 部品の固定クリップ

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Publication number Publication date
JPS59486U (ja) 1984-01-05

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