JPS609224B2 - ヒ−トポンプ式冷凍装置 - Google Patents

ヒ−トポンプ式冷凍装置

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JPS609224B2
JPS609224B2 JP2949080A JP2949080A JPS609224B2 JP S609224 B2 JPS609224 B2 JP S609224B2 JP 2949080 A JP2949080 A JP 2949080A JP 2949080 A JP2949080 A JP 2949080A JP S609224 B2 JPS609224 B2 JP S609224B2
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valve
bypass
compressor
solenoid valve
gas pipe
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史人 上野
賢治 高木
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヒートポンプ式冷凍装置、詳しくは、四勝切
換弁の切襖操作により冷凍サイクルを可逆として冷暖房
可能とし、かつ、暖房運転時ホットガスバイパスにより
デフロストを行なうごとくしたヒートポンプ式冷凍装置
に関する。
此種ヒートポンプ式冷凍装置は、圧縮機の容量を制御す
る制御機構として、圧縮機のシリンダにおける吸入口と
吐出口との中間部に、バイパスボートを設けて、該バイ
パスボートに、前記圧縮機の架構外に配設したバイパス
管の一端を接続し、このバイパス管の池端を、前記吸入
口に蓮適する吸入通路に接続すると共に、前記バイパス
管の途中に電磁弁を介袋し、負荷が少ない場合、即ち部
分負荷時には、前記電磁弁を開いて、前記バイパスポー
トを、前記吸入口側に開放し、前記シリンダの有効容積
を減少したり、また負荷が多い場合、即ち、全負荷時に
は、前記電磁弁を閉じて、前記バィパスポ−トを閉鎖し
、前記シリングの有効容積を増大したりして圧縮機の容
量を制御しているのである。
ところが、以上のような容量制御機構により、圧縮機を
容量制御運転している場合に、ホットガスバィパスによ
るデフ。
スト運転を行なうと、圧縮機を容量制御したま)デフロ
ストを行なうため、デフロスト時間が長くなる問題があ
る。又、以上のような容量制御機構によれば、前記バイ
パス管を、圧縮機の架構外部に配設しているため、前記
バイパス管の管径を太くすると、配管に必要な轡曲部に
おける曲率半径も大きくなって、前記バイパス管の配管
時における引廻し寸法が大きくなると共に、前記バイパ
ス管に使用する電磁弁も大きくなり、その結果圧縮機周
りに大きなスペースが必要となって、装置全体が大型化
し、かつ、コストも高くなる問題があった。また、以上
の如き制約から、前記バイパス管の管径を細くすると、
流路抵抗が増大し、前記電磁弁を開いて容量制御を行な
う容量制御運転時に、バイパス管及び電磁弁を通る冷媒
の圧力降下が大きくなり、ヱネルギロスが大きく、エネ
ルギー有効比(以下EERという)が低下する問題が生
ずるのである。しかも、容量制御は「前記電磁弁を開閉
して行なうだけであるから、2段階制御しか行なえない
のである。
しかして、本発明は、以上の問題を解決すべ〈発明した
もので、目的とする所は、暖房運転時圧縮機を如何なる
容量で運転している場合でも、ホットガスバィパスによ
るデフロストを行なう場合は、常に圧縮機を全負荷運転
させることにより、デフロストを迅速に完了できると共
に、冷凍装置が大型になったり、コスト高になることな
く、また、EERが低下することなく容量制御が行なえ
、しかも、容量制御時のバイパス量を、容易に所望のバ
イパス量に調整でき、それでいて、容量制御の制御幅下
限も大きくできる冷凍装置を提供する点にある。
而して、本発明は、圧縮機の架構外において、吸入口と
吐出口との間に第2バイパス路を設けるだけでなく、圧
縮機の架構内において、シリンダ室の吸入口と吐出口と
の中間位置から吸入口に亘り第1バイパス路を設け、そ
して、該第1バイパス路に開閉弁を設けると共に、前記
第2バイパス略の途中を前記開閉弁の背面室に蓮通し、
議運通位置と、冷房時高圧となり暖房時低圧となるガス
管との間に電磁弁を、また、該蓮通位置と冷房時低圧と
なり暖房時高圧となるガス管との間にキャピラリーチュ
ーブ(以下キャピラリと略称する)を設け、前記電磁弁
の開閉により前記圧縮機の容量制御を行なうと共に、前
記電磁弁を、デフロストの直前では閉じて、ホットガス
バィパスによるデフロスト運転時圧縮機を全員荷連転と
なるようにしたことを特徴とする。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この発明のヒートポンプ式冷凍装置は、第1図に概略的
に示したごとく、基本的には、圧縮機1、四路功換弁2
、暖房時凝縮器となり冷房時蒸発器となる室内側熱交換
器3、冷房用膨張機構4、該膨脹機構4のバイパス回路
5、該回路5に介菱する逆止弁6、暖房用膨張機構7、
該膨張機構7のバイパス回路8、該回路8に介装する逆
止弁9、暖房時蒸発器となり冷房時凝縮器となる室外側
熱交換器10を備え、前記圧縮機1の容量を制御する容
量制御機構11を組込んだものである。そして、前記圧
縮機1の吸込口laに蓮適する吸入通路25を、吸入ガ
ス管13aにより四路切換弁2の吸入ガスポート2aに
接続し「又、前記圧縮機1の吐出口lbに蓮通する吐出
通路26を、吐出ガス管13bにより四路切換弁2の吐
出ガスポート2bに接続している。
又、前記四路切換弁2の冷房時高圧ガスが流通し、暖房
時低圧ガスが流通する第1ボート2cを、第1ガス管1
3cにより前記室外側熱交換器1川こ接続し、又四路切
換弁2の冷房時低圧ガスが流通し暖房時高圧ガスが流通
する第2ボート2dを、第2ガス管13dにより前記室
内側熱交換器3に接続している。
又、前記室外側熱交換器10と、膨張機構7、逆止弁9
の並列回路との間を連絡管13eにより接続し、膨張機
構7、逆止弁9の並列回路と膨張機構4、逆止弁6の並
列回路との間、及び該並列回路と案内側熱交換器3との
間を、それぞれ連絡管13f,13gにより連結してい
る。
そして、前記圧縮機1を運転し、かつ、四路切換弁2を
切換えて、第1図実線又は点線矢印に示した暖房又は冷
房サイクルを形成し、前記案内側熱交換器3における凝
縮又は蒸発作用により、暖房又は冷房を行なうのである
そして、前記第2ガス管13dと、前記連絡管13eと
の間にホットガスバイパス管15を設けて、該バイパス
管15に、デフロスト時開くホットガスバィパス用電磁
弁SVoを設けている。
前記圧縮機1は、第2,3図に示したごとく密閉形ケー
シング16に、モータ17と圧縮機構18とを内装して
、軸19により連続されるもので、前記圧縮機構18は
、上部架機20と下部架機21及びこれら両架横20,
21間に介表するシリンダ22と、該シリンダ22のシ
リンダ室22aに内装するべーン23をもったロータ2
4とから成り、このロータ24を前記軸19に結合して
いる。そして、前記ケーシング16の上部に前記吐出ガ
ス管13bを設ける。又、前記上部架礎2川こは、前記
吸入ガス管13aを設けて、該吸入ガス管13aと前記
吸入口laとの間に吸入通路25を設けており、また、
前記シリンダ22には、一端が前記シリンダ室22aに
開口し、他端が、前記ケ−シング16内に閉口する吐出
口lbをもった吐出通路26を設けている。次に、以上
の如く構成する冷凍装置に組込む容量制御機構11につ
いて説明する。
この容量制御機構11は、本発明の要部を成すもので、
基本的には、第2,3図のごとく一端が、前記シリンダ
22の吸入口laと吐出口lbとの中間部で、前記シリ
ンダ室22aに開□し、他端が前記吸入口laに蓮適す
る第1バイパス路30と、第3図のごとく一端が、前記
第1ガス管13cに蓮通し、池端が前記第2ガス管13
dに蓮通する第2バイパス路40とを併用し、前記第1
バイパス路30に、該バイパス路30を開閉する開閉弁
50を設けると共に、この開閉弁50の背面室51に、
前記第2バイパス路40の途中を運通し、該第2バイパ
ス路40の運通位置41と前記第1ガス管13cへの運
通位置との間に容量制御用電磁弁SV,を、また第2バ
イパス路40の蓮通&層41と前記第2ガス管13dへ
の蓮通位置との間にキャピラリ60を介菱して、前記電
磁弁SV,の開閉により、前記圧縮機1の容量制御を行
うようにしたものである。
前記第1バイパス略30は、第2,3図に示したごとく
前記圧縮機1の下部架綾21に設けるのであって、その
一端を、前記シリング室22aにおける吸入口laと吐
出口lbとの中間部に関口させ、この開□部の下方に、
弁室31を垂直状に形成し、この弁室31の側部から水
平方向に延長し、その端部を、前記吸入口la及び前記
シリンダ22に形成する貫通孔22bを介して、前記吸
入通路25に運速させるのであり、また、前記第2バイ
パス路40‘ま、前記架構外に配設する管状体により形
成するのであって、この第2バイパス路4川ま、第3図
のごとく、前記管状体を、主として圧縮機1のケーシン
グ16の外部に配設し、その両端を前記第1ガス管13
c、第2ガス管13dに接続するのである。
又、前記第1バイパス路30を開閉する開閉弁50は、
前記弁室31に内装するのであって、金属製ポベット弁
から成り、前記弁室31の下部関口部に螺合したプラグ
52から立設のガイド53に上下方向に摺動自由に支持
し、前記開閉弁50の下部に形成したフランジ上方にス
プリング54を設けて、該スプリング54により常時開
方向に附勢し、更に前記フラツジ下面に、シール材55
を設けたもので、このシール材55の下面と前記プラグ
52の上面との間に前記背面室51を形成するのである
また、前記、第2バイパス路40の途中を、前記背面室
51に蓮適するのは、主として、第2,3図のごとく、
前記第2バイパス路40を形成する管状体に分岐管42
を接続すると共に、前記圧縮機1における上部架横20
、シリンダ22及び下部架横21に、連絡路43を設け
、この連絡路43の下端部を、前記背面室51に蓮通さ
せ、上端部を、前記上部架横20から外部に閉口させ、
この関口部に接続管44を介して、前記分岐管42を連
結して行なう。
尚、第2,3図において、27は吸入弁、28は吐出弁
、29はアキュムレータである。
しかして、以上の構成において、暖房運転時に、前記電
磁弁SV,を閉じると、前記開閉弁50の背面室51は
、前記第2バイパス路40を介して、高圧ガスが流れる
第2ガス管13dと蓮通するので、前記背面室51の圧
力は、前記高圧ガスの圧力となり、前記開閉弁5川ま閉
じることになる。
従って、前記第1及び第2バイパス路30,40が閉じ
た全負荷運転が行なえるのである。
又、暖房運転時に、前記電磁弁SV,を開くと、第2バ
イパス路40が開放されると共に、この開放により、前
記開閉弁50の背面室51が、低圧ガスの流れる第1ガ
ス管13cと直接達通するので、前記背面室51は低圧
となり、前記開閉弁50が開き、第1バイパス路30も
開く、部分負荷運転が行なえるのである。しかして、以
上のごとく暖房運転を行なっているとき、室外側熱交換
器1川こフロストが生じた場合は、デフロスト直前に先
ず前記容量制御用電磁弁SV,が閉じる。
そうすると、第2ガス管13dから高圧の吐出ガスが前
記キャピラリ60を通り前記背面室51に瞬時に導入さ
れ、背面室51の圧力が急上昇し、開閉弁50が瞬時に
閉動作するのである。斯くて、圧縮機1は、第1及び第
2バイパス路30,40がともに閉じた全負荷運転の状
態となり、吐出ガスの圧力は全負荷運転に見合う高圧力
Pとなる。そして圧縮機1が全負荷運転となった後、前
記ホットガスバィパス用電磁弁SV。を開動作する。従
って、デフロスト運転は全員荷運転の状態で開始される
こととなる。
しかして、デフロスト運転により吐出圧力が低下し、第
2ガス管13dの圧力が低下しても、前記開閉弁50の
背面室51に圧入されている圧力Pのガス冷煤は、キャ
ピラリ60により第2ガス管13dへの流出を抑制され
る。
そのため、背面室51の圧力による開閉弁抑圧力は、デ
フロスト時間中、開閉弁50を開方向に附勢する前記ス
プリング54の力と弁室31のシリンダ室22a側圧力
との和の力より大に保持される。その結果、開閉弁50
はデフロスト時必らず閉じて全負荷運転の状態を保持で
きるのであり、デフロストを迅速に完了でき、短時間で
暖房運転を再開できるのである。上述の如く、前記暖房
運転を行なう場合、本発明の容量制御は、第1のバイパ
ス路30を利用して行われるが、この第1バイパス路3
川ま下部架機21内に設けられるため、架構外に管状体
を姿続してバイパス路を形成する場合に比し、通路断面
積を大きくすることができ、これによってバイパス路に
おける冷煤流通抵抗を減少し、容量制御時のEERを向
上させることができる。
また、本発明の容量制御は、第1バイパス路30‘こよ
る容量制御と第2バイパス路4川こよる容量制御とを併
用し、これら両バイパス路30,40のトータルで、制
御幅を決定するため、制御幅の下限を増大できる。その
上、前記第2バイパス略40は、管状体により形成して
、圧縮機1の架構外に配設し、この第2バイパス路4川
こキヤピラリ60を介装したから、第1バイパス路3川
こよる容量制御幅が一定でも、前記キャピラリ60の選
定により、全体の制御幅は、容易に変更でき、同一能力
の圧縮機1を用いて、製品ごとに制御幅の異なるものが
得られる。
また、暖房運転停止時に、前記電磁弁SV,を開いて、
前記第2バイパス路40を開放することにより、前記第
2バイパス路40を高低圧の潟圧回路として利用できる
。次に、冷房運転を行なう場合、電磁弁SV,を閉じる
と、開閉弁50の背面室51は、前記第2バイパス路4
0を介して、低圧ガスが流れる第2ガス管量3dと蓮適
するので、前記背面室51の圧力は、前記キヤピラリ6
0の作用で、前記低圧ガスの圧力となり、前記開閉弁5
0‘ま開くことになる。
従って、前記第1バイパス路30が開き、この第1バイ
パス路30のみにより容量制御された状態で運転できる
。又、前記電磁弁SV,を開くと、第2バイパス路4川
ま開放されると共に、この第2バイパス路40の開放に
より、前記開閉弁50の背面室51が、キャピラリ60
を介さずに直後高圧ガスの流れる第1ガス管13cと蓮
適するので、高圧となり、前記開閉弁50が閉じ、第1
バイパス路30は閉路され、前記第2バイパス路40の
みによる容量制御運転となり、急袷プルダウンに用いら
れる。
以上の如く、暖房時に比較して負荷の少ない冷房時には
、第1バイパス路30のみ、又は第2バイパス路40の
みを開いた容量制御運転が行なえるのであり、前記キャ
ピラリ60の選定により両制御運転の制御幅を容易に変
更でき、冷暖房時の標準定格能力が変えられる。
また、暖房時の場合と同様、容量制御は第1バイパス路
30を利用するから、EERの高い容量制御運転が可能
となるのである。又、暖房運転停止時の場合と同様、冷
房運転停止時に、前記電磁弁SV,を開いて、前記第2
バイパス路40を開放することにより、前記第2バイパ
ス路40を均圧回路に利用できる。
尚、以上説明した実施例において、前記電磁弁SV,を
通電時閉じ、非通電時開くごとくすれば、冷暖房運転の
停止時、前記電磁弁SV,は、操作しなくとも、必らず
開いて、高低圧間の均圧が行なえることになり、電磁リ
レーを用いて運転停止時に開くごとく構成する場合に比
較して、省エネルギーで均圧補償が可能となる。
又、以上の説明では、前記第2バイパス機40の、背面
室51への運通位置41と、第2ガス管13dへの接続
位置との間には、キャピラリ60のみ設けたが、該キャ
ピラリ60の他、第4図のごとく電磁弁SV,を設けて
もよいし、或いは第5図の如くキャピラリ60と前記連
通位置41との間に適当容積の密閉空間を有する蓄圧器
70を設けてもよい。
以下、前記電磁弁SV,,SV2を、第1電磁弁SV,
、第2電磁弁SV2と呼称するものとする。
電磁弁SV2を設ける場合において、デフロスト運転は
、ホットガスバィパス用電磁弁SVoを開く直前に、第
2電磁弁SV2をいったん関と成し、次いで第1電磁弁
SV,を閉じ、背面室51に高圧の吐出ガスを導入させ
、開閉弁50を閉じた後、先に開いた第2電磁弁SV2
を閉じるのであり、その後にホットガスバィパス用電磁
弁SVoを開くのである。斯くすることにより、デフロ
スト運転は、全員荷状態で圧縮機1が運転されることに
なるのである。
尚デフロスト運転中に、吐出ガスの圧力が低下しても、
第2電磁弁SV2が閉となっているので前記背面室51
内の冷煤が第2ガス管13dへ流出するのを抑制してい
るため、デフロスト運転時間中、該背面室51内の圧力
降下を防止でき、開閉弁50を確実に閉じておくことが
できる。従って、本発明の場合、デフロスト運転は圧縮
機を全負荷運転させて、迅速にデフロストを完了できる
のである。次に、前述の位置に蓄圧器70を設けた場合
は、デフロスト時における背面室51からキャピラリ6
0に至る高圧冷煤の封入容積を増大でき、デフロスト中
の開閉弁50の閉鎖をより確実なものとすることができ
る。即ち、蓄圧器70を用いる場合は、デフロスト運転
を開始する直前に、第1電磁弁SV,を閉じ、吐出ガス
を背面室51及び蓄圧器701こ導き、この導いた冷蝶
を篭圧器701こて外気により冷却し、蓄圧器70内に
高圧液冷媒の状態で貯溜しておくのである。
そのため、デフロスト時、背面室51からキャピラリ6
0に至る空間に封入した高圧のガス冷蝶の量が増大し、
一部高圧冷媒がキャピラリ60を介し、圧力の低下した
第2ガス管13dに漏洩しても、蓄圧器70に貯溜した
高圧液袷媒が蒸発して、漏洩分を補なうごと〈作用し、
その結果、デフロスト時背面室51は圧力低下すること
がなく、開閉弁50を一層確実に閉じ、全負荷運転の状
態でデフロストでき、迅速にデフロストを完了できるの
である。本発明は、以上のごとく第2バイパス路40の
背面室51への蓬通位置41に対し第1ガス管13cへ
の接続側に設けた電磁弁SV,を、デフロスト運転の直
前では必らず閉じるごとくして、ホットガスバィパスに
よるデフロスト運転時、前記圧縮機1を全負荷運転とな
るごとくしたので、如何なる容量で圧縮機1を運転して
いる暖房運転の場合でも、デフロスト時、第2ガス管1
3dの高圧ガス冷煤が、開閉弁50の背面室51からキ
ャピラリ60側に亘る空間に確実に封入されて、開閉弁
50が閉じた全員荷運転の状態を確実に保持してデフロ
ストを行なうことができ、従ってデフロストを迅速に完
了できるのである。
しかも、.前記暖房運転を行なう場合、容量制御に利用
する前記第1バイパス路30は圧縮機1の架構内に設け
たので、架構外に管状体を接続してバイパス路を形成す
る場合に比し、通路断面積を大きくすることができ、従
って、バイパス路における冷煤流通抵抗を減少し、容量
制御時のEERを向上させることができる。
又、二つの第1及び第2バイパス路30,40を併用す
るから、冷暖房運転時容量制御を行なう場合の制御幅の
下限を大きくできると共に、前記第2バイパス路40を
、圧縮機1の架構外に配設する管状体により形成し、か
つ、この管状体にキヤピラリ60を介菱して、このキヤ
ピラリ60により第2バイパス路40のバイパス量が設
定でき、かつ、このバイパス量の調整により、第1及び
第2バイパス路30,40によるトータル制御幅を変更
でき、また、前記キャピラリ60の取換えは容易に行な
えるので、前記容量制御時の制御幅の変更を容易に行な
えるのである。
そして、冷暖房時の標準定格容量が、冷房負荷に比較し
て暖房負荷が大きくなることに対応して変更できるので
ある。その上、前記第2バイパス略は、高低圧間に設け
るから、運転停止時高低圧間の均圧を行なう均圧回路に
もなり、起動時の負荷を軽減できるのである。
又、前記第2バイパス路40の開閉弁背面室51への蓮
通位置41と、キャピラリーチューブ60の介装位置と
の間に、蓄圧器70を介菱した場合、デフロスト運転の
直前に電磁弁SV,を閉じて、蓄圧器70中に吐出ガス
を導入し、外気により冷却して液袷煤の状態で貯溜でき
る。
そのため、デフロスト運転時背面室51からキャピラリ
60に至る空間に封入した高圧のガス袷媒量が増大し、
一部高圧冷媒が漏洩しても該漏洩分を容易に補充でき、
開閉弁50を一層確実に閉じて迅速にデフロストを完了
できる。又、前記第2バイパス路40の開閉弁背面室5
1への蓮通位置41と、第1ガス管13cへの接続位壇
との間に第1電磁弁SV,を、また前記運通位置41と
第2ガス管13dへの接続位置との間にキャピラリ60
と第2電磁弁SV2とを設け、デフロスト運転の直前に
、第1電磁弁SV,を閉じ、開閉弁50を閉じた後、第
2電磁弁SV2を閉じるごとくして、デフロスト運転を
行なうべく成した場合には、デフロスト運転時吐出ガス
の圧力が低下しても、第2電磁弁SV2により、背面室
51と第2電磁弁SV2との間の冷蝶が第2ガス管13
dに流出するのを確実に抑制できて、背面室51の圧力
降下を防止でき、開閉弁50を確実に閉じてデフロスト
を迅速に完了できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す冷媒酌管系統図、第2
図は、その圧縮機のみの拡大縦断面図、第3図は冷嬢配
管系統を加えた圧縮機の拡大横断面図、第4,5図は、
本発明の別の実施例を示す冷媒配管系統図である。 1・・・・・・圧縮機、la・・・・・・吸入口、lb
・・・・・・吐出口、SV.・・…・電磁弁、22・・
・・・・シリンダ、22a・・・…シリング室、2…・
・・四路切換弁、30・・・・・・弟1バイパス路、4
0……第2バイパス路、50……開閉弁、51……背面
室、60…・・・キャピラリ。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 四路切換弁2の切換操作により、冷凍サイクルを可
    逆として冷暖房可能とし、かつ暖房運転時、ホツトガス
    バイパスによりデフロストを行なうごとくしたヒートポ
    ンプ式冷凍装置において、圧縮機1の架構内に、一端が
    シリンダ22の吸入口1aと吐出口1bとの中間部でシ
    リンダ室22aに開口し、他端が、前記吸入口1aに連
    通する第1バイパス路30を設けて、このバイパス路3
    0に、該バイパス路30を開閉する開閉弁50を設ける
    と共に、前記圧縮機1の架構外に、管状体を配設して、
    該管状体の一端を、冷房時高圧となり、暖房時低圧とな
    る第1ガス管13cに接続し、他端を、冷房時低圧とな
    り暖房時高圧となる第2ガス管13dに接続して、前記
    第1及び第2ガス管13c,13d間に、第2バイパス
    路40を形成し、この第2バイパス路40の途中を、前
    記開閉弁50の背面室51に連通する一方、前記管状体
    に、前記第2バイパス路40の前記背面室51への連通
    位置41と前記第1ガス管13cへの接続位置との間に
    電磁弁SV_1を、また前記連通位置41と前記第2ガ
    ス管13dへの接続位置との間にキヤピラリーチユーブ
    60を設け、前記電磁弁SV_1の開閉により、前記圧
    縮機1の容量制御を行なうと共に、前記電磁弁SV_1
    を、デフロスト運転の直前では必らず閉じるごとくして
    、ホツトガスバイパスによるデフロスト運転時、前記圧
    縮機1を全負荷運転となるごとくしたことを特徴とする
    ヒートポンプ式冷凍装置。 2 第2バイパス路40の開閉弁背面室51への連通位
    置41と、キヤピラリーチユーブ60の介装位置との間
    に、蓄圧器70を介装したことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のヒートポンプ式冷凍装置。 3 第2バイパス路40の開閉弁背面室51への連通位
    置41と、第1ガス管3cへの接続位置との間に、第1
    電磁弁SV_1を、また、前記連通位置41と第2ガス
    管13dへの接続位置との間にキヤピラリーチユーブ6
    0と第2電磁弁SV_2とを設けたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項又は第2項記載のヒートポンプ式冷
    凍装置。
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