JP4031560B2 - 空気調和機 - Google Patents

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JP4031560B2
JP4031560B2 JP27162297A JP27162297A JP4031560B2 JP 4031560 B2 JP4031560 B2 JP 4031560B2 JP 27162297 A JP27162297 A JP 27162297A JP 27162297 A JP27162297 A JP 27162297A JP 4031560 B2 JP4031560 B2 JP 4031560B2
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茂樹 大関
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷媒を循環させて内外気の熱交換を行う空気調和機に関し、特にシーズンオフ時における圧縮機内の液面上昇の防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、空気調和機において、室内または室外熱交換機の複数化、運転能力の拡大および配管長の増大等のため、必要とされる冷媒のチャージ量が大きくなっているとともに、運転時の負荷に対する必要冷媒量の変動が大きくなっている。このため、圧縮機にアキュムレータを接続して、該アキュムレータで冷媒の気液分離を行うとともに、低負荷で運転を行う場合に余剰冷媒を貯留させる手段が採用されている。
【0003】
しかしながら、このような空気調和機において、圧縮機の停止時に室外および室内熱交換機から冷媒がアキュムレータに戻るとともに、さらにアキュムレータから圧縮機内に液冷媒が多く戻り、希釈率〔冷媒量/(潤滑油量+冷媒量)〕が大きくなって圧縮機内の潤滑油(冷凍機油)が希釈されてしまう現象(いわゆる液バック)が生じてしまっていた。このため、圧縮機が再び起動した際に、潤滑油による効果が低下して摺動部分にかじりや焼付けが生じるおそれがあった。また、圧縮機内の液冷媒量が増加すると、液面が上昇して圧縮機の起動時に液圧縮によって圧縮機が壊れるおそれもあった。
【0004】
この対策として、例えば、特開平6−300370号公報には、アキュムレータ内の液冷媒が圧縮機に多量に戻ることを防止する技術が提案されている。
【0005】
この種の空気調和機における冷媒回路を図5に示す。この空気調和機は、圧縮機1の吸入側にアキュムレータ2を接続するとともに、該アキュムレータ2の底部と圧縮機1とをキャピラリチューブ3aを有する油戻し回路3で接続し、該油戻し回路3の圧縮機1への接続位置を圧縮機1の冷媒ガス供給管4より下方に配した構造とされている。
【0006】
これによって、空気調和機の運転時に室内および室外熱交換機からの液冷媒の戻りが多く、アキュムレータ2内に滞留する液冷媒と潤滑油との混合液Lが増加した状態であっても、キャピラリチューブ3aを有する油戻し回路3によって混合液Lを流量制御して、アキュムレータ2から圧縮機1への液冷媒の戻りを制限し、圧縮機1内の潤滑油が液冷媒によって希釈されてしまうことを防止しようとするものである。
【0007】
ところで、圧縮機1の圧縮部1aが停止状態では、ガス化した冷媒が冷やされて液化するとともに、圧縮機1内の潤滑油と液冷媒との混合液L中に溶け込む(いわゆる液寝込み)現象が生じ、液面が上昇してしまう場合がある。これを防ぐために、圧縮機1のハウジングの下部にヒータ5が設けられ、圧縮部1aが停止状態にある場合には、ヒータ5に通電して圧縮機1内を加熱して、液寝込みを防ぐ手段が採用されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の空気調和機には、以下のような課題が残されている。すなわち、圧縮部1aが運転状態にあるとき、または圧縮部1aが停止状態であってもヒータ5が通電状態にある場合には、圧縮機1内部の温度が上昇しているので、液冷媒が気化されているが、シーズンオフ時において、圧縮部1aおよびヒータ5を駆動する元電源6がオフ状態とされている場合には、圧縮機1内部の温度が低下し、液寝込みが生じて圧縮機1内の液面が上昇してしまい、再び運転を開始する際に、液圧縮等によって圧縮機1が損傷するおそれがあった。また、圧縮機1とアキュムレータ2とは接続されており、冷媒が流通可能とされているが、圧縮部1a停止時には、上述したようにアキュムレータ2内は室外または室内熱交換機等から戻った冷媒が多量に貯留されるため、圧縮機1内の増量した液冷媒をアキュムレータ2に送ることができないという不都合があった。
【0009】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、元電源が切られたシーズンオフ時においても圧縮機内の液面上昇を防止する空気調和機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、請求項1記載の空気調和機では、吸入した冷媒ガスを圧縮処理して室外熱交換機または室内熱交換機へと送る圧縮機と、該圧縮機内の液冷媒を加熱するヒータと、前記圧縮機と前記ヒータとを駆動する元電源と、前記圧縮機の吸入側に冷媒ガス供給管で接続され液冷媒を貯留するアキュムレータと、前記室外熱交換機または前記室内熱交換機と前記圧縮機または前記アキュムレータとを選択的に接続する四方弁とを備えた空気調和機であって、前記圧縮機と前記四方弁とを接続する圧縮機側配管には、圧縮機へ向かう冷媒の流通を阻止する圧縮機側逆流防止機構が設けられ、前記元電源がオフ状態のときに前記四方弁によって接続される前記室外熱交換機または前記室内熱交換機と前記アキュムレータとの間の配管には、アキュムレータに向かう冷媒の流通を阻止するアキュムレータ側流通遮断機構が設けられ、前記圧縮機側逆流防止機構は、前記圧縮機からの冷媒のみを流通させる逆止弁または前記元電源がオン状態のときに流路を開くとともに元電源がオフ状態のときに流路を閉じる電磁 弁とされ、前記アキュムレータ側流通遮断機構は、元電源がオン状態のときに流路を開くとともに元電源がオフ状態のときに流路を閉じる電磁弁とされている技術が採用される。
【0011】
この空気調和機では、圧縮機と四方弁とを接続する圧縮機側配管に圧縮機へ向かう冷媒の流通を阻止する圧縮機側逆流防止機構が設けられ、元電源がオフ状態のときに四方弁によって接続される室外熱交換機または室内熱交換機とアキュムレータとの間の配管にアキュムレータに向かう冷媒の流通を阻止するアキュムレータ側流通遮断機構が設けられているので、元電源がオフ状態となるシーズンオフ時において、圧縮機およびアキュムレータに戻ろうとする室外または室内熱交換機からの冷媒の流通を、圧縮機側逆流防止機構およびアキュムレータ側流通遮断機構によってそれぞれ阻止するので、圧縮機内への冷媒流入経路が遮断されて寝込む冷媒量が減り、液面上昇および潤滑油の希釈が抑制される。また、圧縮機逆流防止機構が逆止弁または電磁弁とされるとともに、アキュムレータ側流通遮断機構が電磁弁とされているので、比較的簡易な構造で圧縮機内の液面上昇が防止される。
【0012】
請求項記載の空気調和機では、請求項記載の空気調和機において、前記アキュムレータ側流通遮断機構は、前記四方弁と前記アキュムレータとの間の配管に設けられている技術が採用される。
【0013】
この空気調和機では、アキュムレータ側流通遮断機構が四方弁とアキュムレータとの間の配管に設けられているので、四方弁とアキュムレータとの間で流通が阻止されることにより、元電源がオフ状態となったときのアキュムレータとの接続について、四方弁が室外熱交換機または室内熱交換機のいずれに接続するように設定されていてもアキュムレータへの冷媒の流通が遮断される。
【0014】
請求項記載の空気調和機では、請求項1または2記載の空気調和機において、前記圧縮機側配管には、冷媒と潤滑油とを分離するオイルセパレータが接続され、前記圧縮機側逆流防止機構は、前記四方弁と前記オイルセパレータとの間の配管に設けられてなり、前記オイルセパレータには、分離された潤滑油を前記圧縮機に戻す油戻し管の一端が接続され、該油戻し管の他端は、前記冷媒ガス供給管に接続されている技術が採用される。
【0015】
元電源がオフ状態とされたときに、圧縮機側逆流防止機構およびアキュムレータ側流通遮断機構によって圧縮機に接続される冷媒回路が閉回路となるため、圧縮機の吐出側および吸入側がそれぞれ高圧および低圧となり、元電源をオン状態にした直後に起動しようとすると高負荷となって運転が困難となるおそれがある。しかしながら、この空気調和機では、圧縮機側配管に接続されたオイルセパレータに、分離された潤滑油を圧縮機に戻す油戻し管の一端が接続され、該油戻し管の他端が、冷媒ガス供給管に接続されているので、元電源がオフ状態となっても、油戻し管によって圧縮機の吐出側と吸入側とが連通されていることにより、高低圧バランスがとれて均圧化が図られる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る空気調和機の第1実施形態を図1を参照しながら説明する。この図にあって、符号10Aは室外熱交換機、10Bは室内熱交換機、11は圧縮機、12はヒータ、13はアキュムレータ、14は元電源、15は液側配管、16はレシーバを示している。
【0017】
第1実施形態の空気調和機は、図1に示すように、吸入した冷媒ガスを圧縮処理して室外熱交換機10Aまたは室内熱交換機10Bへと送る圧縮機11と、該圧縮機11内の液冷媒を加熱するヒータ12と、圧縮機11とヒータ12とを駆動する元電源14と、圧縮機11の吸入側に接続され室外熱交換機10Aまたは室内熱交換機10Bから戻る液冷媒を貯留するアキュムレータ13と、室外熱交換機10Aと室内熱交換機10Bとを接続しこれらの間で冷媒が液状態で流通する液側配管15の中間部分に接続され液冷媒を貯留するレシーバ16とを備えている。
【0018】
前記圧縮機11は、ハウジング11aと、該ハウジング11aの内部上方に設置されるとともに元電源14に電気的接続され冷媒ガスを圧縮する圧縮部11bとを備えている。圧縮部11bの下方、すなわちハウジング11aの内部下方には、潤滑油と液冷媒との混合液Lが貯留状態とされている。
【0019】
前記ヒータ12は、ハウジング11aの下部外周に沿って環状に設置され、圧縮部11bが停止状態にある場合、液寝込みを防止するため圧縮機11内を加熱して液冷媒を気化させ、冷媒の液化を防ぐものである。前記アキュムレータ13の上部には、冷媒ガス供給管23の一端が接続され、その他端がハウジング11aに接続されており、アキュムレータ13内で気液分離した冷媒ガスがアキュムレータ13から圧縮機11へ供給されるように配されている。さらに、アキュムレータ13の上部には、室外熱交換機10A(暖房運転時)または室内熱交換機10B(冷房運転時)からの冷媒を四方弁22を介してアキュムレータ13に流入させる流入管24が接続されている。
【0020】
また、アキュムレータ13の底部には、油戻し管25の一端が接続され、その他端がハウジング11aに接続されている。油戻し管25は、その途中に所定の流量抵抗を有するキャピラリチューブ25aを備え、アキュムレータ13内で分離した液冷媒(潤滑油を含む)を流量制御しながら圧縮機11内に戻すように配されている。なお、油戻し管25の他端は、冷媒ガス供給管23の他端位置より下方に配されている。
【0021】
前記液側配管15は、放熱凝縮された液冷媒を流通させるもので、メイン液ラインと呼ばれている。この液側配管15は、レシーバ16を挟んで室外熱交換機10A側および室内熱交換機10B側に膨張弁26および電子膨張弁27がそれぞれ設置されている。該電子膨張弁27は、制御部(図示せず)と電気的に接続され、該制御部によってその開閉が制御されている。
【0022】
前記膨張弁26は、暖房運転時に流路を絞って流通する液冷媒を減圧させてミスト状にし、室外熱交換機10Aへ送る機能を有する。なお、膨張弁26と並列して室外熱交換機10Aから室内熱交換機10Bへの冷媒の流通を阻止する室外側逆止弁28が接続されている。また、前記電子膨張弁27は、内蔵したステッピングモータをパルス制御して開度を調整し、冷房運転時に流路を絞って流通する液冷媒を減圧させてミスト状にし、室内熱交換機10Bへ送る機能を有する。
【0023】
前記室外熱交換機10Aおよび室内熱交換機10Bは、室外側配管29および室内側配管30でそれぞれ四方弁22と接続され、該四方弁22を介してアキュムレータ13と接続される流入管24または圧縮機11と接続される上部配管(圧縮機側配管)20にそれぞれ接続される。すなわち、圧縮部11bで圧縮処理された冷媒ガスは、上部配管20を介して室外熱交換機10Aまたは室内熱交換機10Bへの室外側配管29または室内側配管30に四方弁22によって選択的に送出される。前記室外側配管29または室内側配管30は、冷媒ガスを流通させるもので、メインガスラインと呼ばれている。
【0024】
前記四方弁22は、図1に示すように、元電源14がオフ状態のときに、冷房運転時の回路状態、すなわち上部配管20と室外側配管29とを接続状態とするとともに、流入管24と室内側配管30とを接続状態とするように設定されている。前記室内側配管30には、元電源14に電気的に接続され、元電源14がオン状態のときに流路を開くとともに元電源14がオフ状態のときに流路を閉じる室内側電磁弁(アキュムレータ側流通遮断機構)31が設けられている。すなわち、該室内側電磁弁31は、元電源14による通電時に全開状態となるとともに、通電が遮断されると全閉状態となるように設定されている。
【0025】
前記上部配管20には、冷媒と潤滑油とを分離するオイルセパレータ32が接続され、四方弁22とオイルセパレータ32との間の配管には、圧縮機11からの冷媒のみを流通させる逆止弁(圧縮機側逆流防止機構)33が設けられている。前記オイルセパレータ32には、分離された潤滑油を圧縮機11に戻すセパレータ側油戻し管(油戻し管)34の一端が接続され、該セパレータ側油戻し管34の他端は、冷媒ガス供給管23に接続されている。このセパレータ側油戻し管34は、その途中に所定の流量抵抗を有するキャピラリチューブ34aを備え、オイルセパレータ32内で分離した潤滑油を流量制御しながら冷媒ガス供給管23を介して圧縮機11内に戻すように配されている。
【0026】
なお、前記室外熱交換機10Aおよび室内熱交換機10Bは、暖房運転時にそれぞれ蒸発器および凝縮器として機能し、冷房運転時にそれぞれ凝縮器および蒸発器として機能する。前記レシーバ16は、冷房時と暖房時との冷媒量に差があるため、余分な冷媒を貯留する機能を有したものである。
【0027】
この空気調和機では、元電源14をオフ状態にする場合、次のように圧縮機11内の液面上昇防止処理が行われる。すなわち、シーズンオフ時に元電源14をオフ状態にすると、四方弁22が冷房運転時の回路状態になるとともに、全開状態であった室内側電磁弁31が全閉状態となって室内側配管30の流路を遮断する。
【0028】
このとき、室内熱交換機10Bから四方弁22および流入管24を介してアキュムレータ13に戻ろうとする冷媒の流れは、室内側配管30の室内側電磁弁31によって止められる。また、室外熱交換機10Aから四方弁22および上部配管20を介して圧縮機11に戻ろうとする冷媒の流れは、上部配管20の逆止弁33によって阻止される。したがって、圧縮機11およびアキュムレータ13に戻ろうとする室外熱交換機10Aまたは室内熱交換機10Bからの冷媒の流通を、逆止弁33および室内側電磁弁31でそれぞれ遮断するので、圧縮機11内への冷媒流入経路が遮断されて寝込む冷媒量が減り、液面上昇および潤滑油の希釈が抑制される。
【0029】
なお、元電源14がオフ状態とされたときに、逆止弁33および室内側電磁弁31によって圧縮機11に接続される冷媒回路が閉回路となるため、圧縮機11の吐出側および吸入側がそれぞれ高圧および低圧となり、元電源14をオン状態にした直後に起動しようとすると高負荷となって運転が困難となるおそれがある。しかしながら、この空気調和機では、上部配管20に接続されたオイルセパレータ32に、分離された潤滑油を圧縮機11に戻すセパレータ側油戻し管34の一端が接続され、該セパレータ側油戻し管34の他端が、冷媒ガス供給管23に接続されているので、元電源14がオフ状態となっても、セパレータ側油戻し管34によって圧縮機11の吐出側と吸入側とが連通されていることにより、高低圧バランスがとれて均圧化が図られる。
【0030】
次に、本発明に係る空気調和機の第2実施形態を図2を参照しながら説明する。第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態の空気調和機では、上部配管20に逆流防止機構として逆止弁33を設けているのに対し、第2実施形態の空気調和機では、図2に示すように、上部配管20に逆流防止機構として圧縮機側電磁弁(圧縮機側逆流防止機構)40を設けている点である。該圧縮機側電磁弁40は、室内側電磁弁31と同様に元電源14と電気的に接続され、元電源14による通電時に全開状態となるとともに、通電が遮断されると全閉状態となるように設定されている。
【0031】
すなわち、圧縮機側電磁弁40は、元電源14がオン状態のときに上部配管20の流路を開くとともに元電源14がオフ状態のときに上部配管20の流路を閉じるものである。したがって、第2実施形態の空気調和機では、元電源14がオフ状態となったときに、室内側電磁弁31および圧縮機側電磁弁40の通電が遮断されてそれぞれ全閉状態となり、上部配管20および室内側配管30の流路がそれぞれ遮断状態とされて、室内熱交換機10Bおよび室外熱交換機10Aからの冷媒の戻りが防止される。
【0032】
次に、本発明に係る空気調和機の第3実施形態を図3を参照しながら説明する。第3実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態の空気調和機では、室内側配管30に流通遮断機構として室内側電磁弁31を設けているのに対し、第3実施形態の空気調和機では、図3に示すように、室外側配管29に流通遮断機構として室外側電磁弁(アキュムレータ側流通遮断機構)41を設けている点である。該室外側電磁弁41は、室内側電磁弁31と同様に元電源14と電気的に接続され、元電源14による通電時に全開状態となるとともに、通電が遮断されると全閉状態となるように設定されている。
【0033】
また、第1実施形態の空気調和機では、元電源14がオフ状態とされたときに、図1に示すように、四方弁22が冷房運転時の回路状態となるのに対し、第3実施形態の空気調和機では、図3に示すように、四方弁22が暖房運転時の回路状態、すなわち上部配管20と室内側配管30とを接続するとともに、流入管24と室外側配管29とを接続するように設定されている点が異なっている。
【0034】
すなわち、シーズンオフ時に元電源14をオフ状態にすると、四方弁22が暖房運転時の回路状態になるとともに、全開状態であった室外側電磁弁41が全閉状態となって室外側配管29の流路を遮断する。
【0035】
このとき、室外熱交換機10Aから四方弁22を介してアキュムレータ13に戻ろうとする冷媒の流れは、室外側配管29の室外側電磁弁41によって止められる。また、室内熱交換機10Bから四方弁22を介して圧縮機11に戻ろうとする冷媒の流れは、上部配管20の逆止弁33によって阻止される。
【0036】
次に、本発明に係る空気調和機の第4実施形態を図4を参照しながら説明する。第4実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態の空気調和機では、室内側配管30に流通遮断機構として室内側電磁弁31を設けているのに対し、第4実施形態の空気調和機では、図4に示すように、流入管24に流通遮断機構として流入管側電磁弁(アキュムレータ側流通遮断機構)42を設けている点である。該流入管側電磁弁42は、室内側電磁弁31と同様に元電源14と電気的に接続され、元電源14による通電時に全開状態となるとともに、通電が遮断されると全閉状態となるように設定されている。
【0037】
したがって、この空気調和機では、流通遮断機構が四方弁22とアキュムレータ13との間の配管、すなわち流入管24に設けられているので、四方弁22とアキュムレータ13との間で冷媒の流通が阻止されることにより、元電源14がオフ状態となったときのアキュムレータ13との接続について、四方弁22が室外熱交換機10A(暖房運転時の回路状態)または室内熱交換機10B(冷房運転時の回路状態)のいずれに接続するように設定されていても、アキュムレータ13への冷媒の流通が遮断される。
【0038】
なお、本発明は、次のような実施形態をも含むものである。
(1)流路を遮断する開閉弁として室内側電磁弁31、室外側電磁弁41、圧縮機側電磁弁40および流入管側電磁弁42を用いたが、他の開閉弁を採用しても構わない。
(2)上記各実施形態では、圧縮機11、室外熱交換機10Aおよび室内熱交換機10Bをそれぞれ一つ設置したが、それぞれ複数設けたものに適用しても構わない。
【0039】
(3)上記各実施形態では、元電源14からの電力供給がカットされた場合に流路を閉じる室内側電磁弁31、室外側電磁弁41、圧縮機側電磁弁40および流入管側電磁弁42を採用したが、元電源と別に設けた制御部によって各電磁弁を操作して同時に全閉状態にし、そして制御部等によって元電源をオフ状態とするように設定しても構わない。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果を奏する。
(1)請求項1記載の空気調和機によれば、圧縮機側配管に圧縮機へ向かう冷媒の流通を阻止する圧縮機側逆流防止機構が設けられ、元電源がオフ状態のときに四方弁によって接続される室外熱交換機または室内熱交換機とアキュムレータとの間の配管にアキュムレータに向かう冷媒の流通を阻止するアキュムレータ側流通遮断機構が設けられているので、元電源がオフ状態となるシーズンオフ時において、圧縮機側逆流防止機構およびアキュムレータ側流通遮断機構によって、圧縮機内への冷媒流入経路を遮断して寝込む冷媒量を減らし、液面上昇および潤滑油の希釈を抑制することができる。したがって、元電源オフ後の再起動時に、圧縮機内の液面が上昇して生じる液圧縮等による損傷を防止することができる。また、圧縮機逆流防止機構が逆止弁または電磁弁とされるとともに、アキュムレータ側流通遮断機構が電磁弁とされているので、比較的簡易かつ低コストな構造で圧縮機内の液面上昇を容易に防止することができる。
【0041】
(2)請求項記載の空気調和機によれば、アキュムレータ側流通遮断機構が四方弁とアキュムレータとの間の配管に設けられているので、元電源がオフ状態となったときのアキュムレータとの接続について、四方弁が室外熱交換機または室内熱交換機のいずれに接続するように設定されていても、アキュムレータへの冷媒の流通を遮断することができる。また、よりアキュムレータに近い位置で流路を遮断することができ、アキュムレータに戻る冷媒をさらに減少させることができる。
【0042】
(3)請求項記載の空気調和機によれば、圧縮機側配管に接続されたオイルセパレータに、油戻し管の一端が接続され、該油戻し管の他端が、冷媒ガス供給管に接続されているので、元電源がオフ状態で、油戻し管によって圧縮機の吐出側と吸入側との均圧化を図ることができる。したがって、圧縮機を再起動する際に、吐出側と吸入側との間で高低圧バランスがとれることにより、差圧起動を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る空気調和機の第1実施形態を示す冷媒回路図である。
【図2】 本発明に係る空気調和機の第2実施形態を示す冷媒回路図である。
【図3】 本発明に係る空気調和機の第3実施形態を示す冷媒回路図である。
【図4】 本発明に係る空気調和機の第4実施形態を示す冷媒回路図である。
【図5】 本発明に係る空気調和機の従来例を示す要部の冷媒回路図である。
【符号の説明】
10A 室外熱交換機
10B 室内熱交換機
11 圧縮機
12 ヒータ
13 アキュムレータ
14 元電源
20 上部配管(圧縮機側配管)
22 四方弁
23 冷媒ガス供給管
24 流入管
31 室内側電磁弁(アキュムレータ側流通遮断機構)
32 オイルセパレータ
33 逆止弁(圧縮機側逆流防止機構)
34 セパレータ側油戻し管
40 圧縮機側電磁弁(圧縮機側逆流防止機構)
41 室外側電磁弁(アキュムレータ側流通遮断機構)
42 流入管側電磁弁(アキュムレータ側流通遮断機構)
L 混合液

Claims (3)

  1. 吸入した冷媒ガスを圧縮処理して室外熱交換機または室内熱交換機へと送る圧縮機と、該圧縮機内の液冷媒を加熱するヒータと、前記圧縮機と前記ヒータとを駆動する元電源と、前記圧縮機の吸入側に冷媒ガス供給管で接続され液冷媒を貯留するアキュムレータと、前記室外熱交換機または前記室内熱交換機と前記圧縮機または前記アキュムレータとを選択的に接続する四方弁とを備えた空気調和機であって、
    前記圧縮機と前記四方弁とを接続する圧縮機側配管には、圧縮機へ向かう冷媒の流通を阻止する圧縮機側逆流防止機構が設けられ、
    前記元電源がオフ状態のときに前記四方弁によって接続される前記室外熱交換機または前記室内熱交換機と前記アキュムレータとの間の配管には、アキュムレータに向かう冷媒の流通を阻止するアキュムレータ側流通遮断機構が設けられ
    前記圧縮機側逆流防止機構は、前記圧縮機からの冷媒のみを流通させる逆止弁または前記元電源がオン状態のときに流路を開くとともに元電源がオフ状態のときに流路を閉じる電磁弁とされ、
    前記アキュムレータ側流通遮断機構は、元電源がオン状態のときに流路を開くとともに元電源がオフ状態のときに流路を閉じる電磁弁とされていることを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1記載の空気調和機において、
    前記アキュムレータ側流通遮断機構は、前記四方弁と前記アキュムレータとの間の配管に設けられていることを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1または2記載の空気調和機において、
    前記圧縮機側配管には、冷媒と潤滑油とを分離するオイルセパレータが接続され、前記圧縮機側逆流防止機構は、前記四方弁と前記オイルセパレータとの間の配管に設けられてなり、前記オイルセパレータには、分離された潤滑油を前記圧縮機に戻す油戻し管の一端が接続され、該油戻し管の他端は、前記冷媒ガス供給管に接続されていることを特徴とする空気調和機。
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