JP2674376B2 - 冷凍装置 - Google Patents
冷凍装置Info
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- JP2674376B2 JP2674376B2 JP3212351A JP21235191A JP2674376B2 JP 2674376 B2 JP2674376 B2 JP 2674376B2 JP 3212351 A JP3212351 A JP 3212351A JP 21235191 A JP21235191 A JP 21235191A JP 2674376 B2 JP2674376 B2 JP 2674376B2
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- Japan
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- heat exchanger
- side heat
- cooling
- refrigerant
- injection pipe
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/19—Pumping down refrigerant from one part of the cycle to another part of the cycle, e.g. when the cycle is changed from cooling to heating, or before a defrost cycle is started
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮機、利用側熱交換
器、受液器、膨張機構及び熱源側熱交換器とを備え、冷
房サイクル運転を可能とした冷凍装置に関する。
器、受液器、膨張機構及び熱源側熱交換器とを備え、冷
房サイクル運転を可能とした冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種冷凍装置は、例えば実公平
2−36059号公報に記載され、かつ、図3で示した
ように、圧縮機101に、冷暖房切換機構102と、利
用側熱交換器103、冷房用膨張機構104、受液器1
05、暖房用膨張機構106、熱源側熱交換器107及
びアキュムレータ108をそれぞれ接続して冷媒回路を
形成すると共に、前記冷房用膨張機構104と暖房用膨
張機構106には、これら各膨張機構104,106を
側路する逆止弁109,110を並設し、前記冷暖房切
換機構102の切換操作により冷暖房サイクル運転が行
えるようにしている。
2−36059号公報に記載され、かつ、図3で示した
ように、圧縮機101に、冷暖房切換機構102と、利
用側熱交換器103、冷房用膨張機構104、受液器1
05、暖房用膨張機構106、熱源側熱交換器107及
びアキュムレータ108をそれぞれ接続して冷媒回路を
形成すると共に、前記冷房用膨張機構104と暖房用膨
張機構106には、これら各膨張機構104,106を
側路する逆止弁109,110を並設し、前記冷暖房切
換機構102の切換操作により冷暖房サイクル運転が行
えるようにしている。
【0003】即ち、冷房サイクル運転を行う場合は、図
3に実線矢印で示したように、前記冷暖房切換機構10
2の切換操作により前記圧縮機101から吐出される冷
媒を、切換機構102、熱源側熱交換器107、逆止弁
110、受液器105、冷房用膨張機構104、利用側
熱交換器103、切換機構102、アキュムレータ10
8、圧縮機101の経路で循環させ、前記利用側熱交換
器103での蒸発熱を冷房に利用するのであって、前記
受液器105の高圧液冷媒を冷房用膨張機構104で減
圧して前記利用側熱交換器103へ流している。また、
暖房サイクル運転を行う場合は、図3に点線矢印で示し
たように、前記冷暖房切換機構102の切換操作により
前記圧縮機101から吐出される冷媒を、切換機構10
2、利用側熱交換器103、逆止弁109、受液器10
5、暖房用膨張機構106、熱源側熱交換器107、切
換機構102、アキュムレータ108、圧縮機101の
経路で循環させ、前記利用側熱交換器103での凝縮熱
を暖房に利用するのであって、前記受液器105の高圧
液冷媒を暖房用膨張機構106で減圧して前記熱源側熱
交換器107へ流している。
3に実線矢印で示したように、前記冷暖房切換機構10
2の切換操作により前記圧縮機101から吐出される冷
媒を、切換機構102、熱源側熱交換器107、逆止弁
110、受液器105、冷房用膨張機構104、利用側
熱交換器103、切換機構102、アキュムレータ10
8、圧縮機101の経路で循環させ、前記利用側熱交換
器103での蒸発熱を冷房に利用するのであって、前記
受液器105の高圧液冷媒を冷房用膨張機構104で減
圧して前記利用側熱交換器103へ流している。また、
暖房サイクル運転を行う場合は、図3に点線矢印で示し
たように、前記冷暖房切換機構102の切換操作により
前記圧縮機101から吐出される冷媒を、切換機構10
2、利用側熱交換器103、逆止弁109、受液器10
5、暖房用膨張機構106、熱源側熱交換器107、切
換機構102、アキュムレータ108、圧縮機101の
経路で循環させ、前記利用側熱交換器103での凝縮熱
を暖房に利用するのであって、前記受液器105の高圧
液冷媒を暖房用膨張機構106で減圧して前記熱源側熱
交換器107へ流している。
【0004】更に、前記受液器105のガス域と前記ア
キュムレータ108との間には、第1開閉弁111を介
装した第1均圧回路112を設けると共に、前記受液器
105のガス域と前記暖房用膨張機構106及び熱源側
熱交換器107の中間部との間には、第2開閉弁113
を介装した第2均圧回路114を設け、以上のような冷
暖房サイクル運転を停止する前に、前記冷暖房用膨張機
構104,106を閉鎖し、かつ、前記第1,第2開閉
弁111,113を開放させて、前記受液器105のガ
ス域に貯溜されるガス冷媒を前記第1,第2均圧回路1
12,114へと流すことにより、ポンプダウン運転を
行うようにしている。
キュムレータ108との間には、第1開閉弁111を介
装した第1均圧回路112を設けると共に、前記受液器
105のガス域と前記暖房用膨張機構106及び熱源側
熱交換器107の中間部との間には、第2開閉弁113
を介装した第2均圧回路114を設け、以上のような冷
暖房サイクル運転を停止する前に、前記冷暖房用膨張機
構104,106を閉鎖し、かつ、前記第1,第2開閉
弁111,113を開放させて、前記受液器105のガ
ス域に貯溜されるガス冷媒を前記第1,第2均圧回路1
12,114へと流すことにより、ポンプダウン運転を
行うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】所で、以上の冷凍装置
において、冷房サイクル運転時にポンプダウン運転を行
う場合には、前記第1均圧回路112が前記受液器10
5のガス域と前記アキュムレータ108との間に接続さ
れているため、前記第1均圧回路112に介装した第1
開閉弁111を開いて、前記受液器105内の高圧ガス
冷媒を前記第1均圧回路112に供給しても、前記高圧
ガス冷媒は前記アキュムレータ108から圧縮機101
の吸入側にかけての配管領域を加熱するだけで、冷房サ
イクル運転時の低圧回路側つまり前記利用側熱交換器1
03や該利用側熱交換器103から前記アキュムレータ
108に至る吸入配管などに残留する冷媒の加熱には寄
与しないのであり、この結果、前記吸入配管などに液冷
媒が残留して、ポンプダウン運転後に再起動を行う場合
に、湿り運転となったり、前記圧縮機101側への液バ
ックが発生し、該圧縮機101の破損事故を発生する問
題があった。
において、冷房サイクル運転時にポンプダウン運転を行
う場合には、前記第1均圧回路112が前記受液器10
5のガス域と前記アキュムレータ108との間に接続さ
れているため、前記第1均圧回路112に介装した第1
開閉弁111を開いて、前記受液器105内の高圧ガス
冷媒を前記第1均圧回路112に供給しても、前記高圧
ガス冷媒は前記アキュムレータ108から圧縮機101
の吸入側にかけての配管領域を加熱するだけで、冷房サ
イクル運転時の低圧回路側つまり前記利用側熱交換器1
03や該利用側熱交換器103から前記アキュムレータ
108に至る吸入配管などに残留する冷媒の加熱には寄
与しないのであり、この結果、前記吸入配管などに液冷
媒が残留して、ポンプダウン運転後に再起動を行う場合
に、湿り運転となったり、前記圧縮機101側への液バ
ックが発生し、該圧縮機101の破損事故を発生する問
題があった。
【0006】本発明は以上のような問題に鑑みてなした
もので、その目的は、冷房サイクル運転の停止時にポン
プダウン運転を行う場合、利用側熱交換器での冷水を再
加熱することなく、該利用側熱交換器から圧縮機の吸入
側の配管領域に残留する冷媒を加熱できるようにして、
ポンプダウン運転後の再起動時に、湿り運転となるのを
防止できると共に圧縮機側への液バックを阻止できる冷
凍装置を提供することにある。
もので、その目的は、冷房サイクル運転の停止時にポン
プダウン運転を行う場合、利用側熱交換器での冷水を再
加熱することなく、該利用側熱交換器から圧縮機の吸入
側の配管領域に残留する冷媒を加熱できるようにして、
ポンプダウン運転後の再起動時に、湿り運転となるのを
防止できると共に圧縮機側への液バックを阻止できる冷
凍装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、圧縮機1、冷暖房切換機
構2、利用側熱交換器3、受液器5、膨張機構4,6及
び熱源側熱交換器7を備え、冷房サイクル運転と暖房サ
イクル運転とを可能とした冷凍装置において、冷房サイ
クルにおける高圧ガス域に接続するガス注入管10を設
けて、このガス注入管10を冷房サイクル運転時におけ
る前記利用側熱交換器3の出口側近くで且つ前記冷暖房
切換機構2の上流側に接続すると共に、前記ガス注入管
10に、ポンプダウン運転指令時開き前記出口側近くに
高圧ガス冷媒を注入する弁装置11を介装したものであ
る。
め、請求項1記載の発明では、圧縮機1、冷暖房切換機
構2、利用側熱交換器3、受液器5、膨張機構4,6及
び熱源側熱交換器7を備え、冷房サイクル運転と暖房サ
イクル運転とを可能とした冷凍装置において、冷房サイ
クルにおける高圧ガス域に接続するガス注入管10を設
けて、このガス注入管10を冷房サイクル運転時におけ
る前記利用側熱交換器3の出口側近くで且つ前記冷暖房
切換機構2の上流側に接続すると共に、前記ガス注入管
10に、ポンプダウン運転指令時開き前記出口側近くに
高圧ガス冷媒を注入する弁装置11を介装したものであ
る。
【0008】また、請求項2記載の発明では、圧縮機
1、利用側熱交換器3、受液器5、膨張機構4及び熱源
側熱交換器7を備え、冷房サイクル運転を可能とした冷
凍装置において、冷房サイクルにおける高圧ガス域に接
続するガス注入管10を設けて、このガス注入管10を
冷房サイクル運転時における前記利用側熱交換器3の出
口側近くで且つ前記膨張機構4における感温部41の取
付部位より上流側に接続すると共に、前記ガス注入管1
0に、ポンプダウン運転指令時開き前記出口側近くに高
圧ガス冷媒を注入する弁装置11を介装したものであ
る。
1、利用側熱交換器3、受液器5、膨張機構4及び熱源
側熱交換器7を備え、冷房サイクル運転を可能とした冷
凍装置において、冷房サイクルにおける高圧ガス域に接
続するガス注入管10を設けて、このガス注入管10を
冷房サイクル運転時における前記利用側熱交換器3の出
口側近くで且つ前記膨張機構4における感温部41の取
付部位より上流側に接続すると共に、前記ガス注入管1
0に、ポンプダウン運転指令時開き前記出口側近くに高
圧ガス冷媒を注入する弁装置11を介装したものであ
る。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、冷房サイクル運転の
停止時にポンプダウン運転を行う場合、ポンプタウン運
転指令に基づき前記弁装置11が開かれて、冷房サイク
ル運転時の高圧ガス域から高圧ガス冷媒が前記ガス注入
管10を介して前記利用側熱交換器3の冷房サイクル運
転時における出口側近くで冷暖房切換機構2の上流側に
注入され、前記利用側熱交換器3の出口側近くから前記
冷暖房切換機構2を含めて前記圧縮機1の吸入側にかけ
ての配管領域に残留する冷媒を加熱することができる。
この結果、ポンプダウン運転時前記利用側熱交換器3の
出口側近くから前記圧縮機1の吸入側にかけての配管領
域に凝縮した液冷媒の残留を少なくでき、ポンプダウン
運転後に再起動を行う場合に、湿り運転や前記圧縮機1
側への液バックを阻止することができるのである。
停止時にポンプダウン運転を行う場合、ポンプタウン運
転指令に基づき前記弁装置11が開かれて、冷房サイク
ル運転時の高圧ガス域から高圧ガス冷媒が前記ガス注入
管10を介して前記利用側熱交換器3の冷房サイクル運
転時における出口側近くで冷暖房切換機構2の上流側に
注入され、前記利用側熱交換器3の出口側近くから前記
冷暖房切換機構2を含めて前記圧縮機1の吸入側にかけ
ての配管領域に残留する冷媒を加熱することができる。
この結果、ポンプダウン運転時前記利用側熱交換器3の
出口側近くから前記圧縮機1の吸入側にかけての配管領
域に凝縮した液冷媒の残留を少なくでき、ポンプダウン
運転後に再起動を行う場合に、湿り運転や前記圧縮機1
側への液バックを阻止することができるのである。
【0010】また、前記ガス注入管10は、前記利用側
熱交換器3における冷房サイクル運転時の冷媒出口側近
くに接続しているから、ポンプダウン運転時に前記利用
側熱交換器3の冷水を加熱することがなく、このため、
再起動時に前記利用側熱交換器3内の冷水を冷却状態で
使用できることとなって、該利用側熱交換器3の再起動
時における熱負荷を減少できるのである。
熱交換器3における冷房サイクル運転時の冷媒出口側近
くに接続しているから、ポンプダウン運転時に前記利用
側熱交換器3の冷水を加熱することがなく、このため、
再起動時に前記利用側熱交換器3内の冷水を冷却状態で
使用できることとなって、該利用側熱交換器3の再起動
時における熱負荷を減少できるのである。
【0011】請求項2記載の発明では、冷房サイクル運
転時の高圧ガス域から高圧ガス冷媒がガス注入管10を
介して利用側熱交換器3の冷房サイクル運転時における
出口側近くに注入され、該出口側近くから圧縮機1の吸
入側にかけての配管領域に残留する冷媒を加熱すること
ができ、ポンプダウン運転時利用側熱交換器3の出口側
近くから圧縮機1の吸入側にかけての配管領域に凝縮し
た液冷媒の残留を少なくでき、ポンプダウン運転後に再
起動を行う場合に、湿り運転や圧縮機1側への液バック
を阻止することができる。また、ポンプダウン運転時に
利用側熱交換器3の冷水を加熱することがなく、該利用
側熱交換器3の再起動時における熱負荷も減少できる。
しかも、ポンプダウン運転の終了近くになると前記出口
側近くの冷媒の温度が高温となって、この温度が前記感
温部41で検出されるから、該感温部41を利用してポ
ンプダウン運転の終了を検出することができる。従っ
て、別途ポンプダウン終了を検出する検出器を用いるこ
となく、ポンプダウン運転の終了を簡単に検出すること
ができる。
転時の高圧ガス域から高圧ガス冷媒がガス注入管10を
介して利用側熱交換器3の冷房サイクル運転時における
出口側近くに注入され、該出口側近くから圧縮機1の吸
入側にかけての配管領域に残留する冷媒を加熱すること
ができ、ポンプダウン運転時利用側熱交換器3の出口側
近くから圧縮機1の吸入側にかけての配管領域に凝縮し
た液冷媒の残留を少なくでき、ポンプダウン運転後に再
起動を行う場合に、湿り運転や圧縮機1側への液バック
を阻止することができる。また、ポンプダウン運転時に
利用側熱交換器3の冷水を加熱することがなく、該利用
側熱交換器3の再起動時における熱負荷も減少できる。
しかも、ポンプダウン運転の終了近くになると前記出口
側近くの冷媒の温度が高温となって、この温度が前記感
温部41で検出されるから、該感温部41を利用してポ
ンプダウン運転の終了を検出することができる。従っ
て、別途ポンプダウン終了を検出する検出器を用いるこ
となく、ポンプダウン運転の終了を簡単に検出すること
ができる。
【0012】
【実施例】図1はヒートポンプ式冷凍装置を示してお
り、圧縮機1に、4路切換弁から成る冷暖房切換機構2
と、水熱交換器から成る利用側熱交換器3、冷房用膨張
機構4、受液器5、暖房用膨張機構6、空気熱交換器か
ら成る熱源側熱交換器7及びアキュムレータ8をそれぞ
れ冷媒配管9で接続することにより、冷媒回路を形成し
ている。
り、圧縮機1に、4路切換弁から成る冷暖房切換機構2
と、水熱交換器から成る利用側熱交換器3、冷房用膨張
機構4、受液器5、暖房用膨張機構6、空気熱交換器か
ら成る熱源側熱交換器7及びアキュムレータ8をそれぞ
れ冷媒配管9で接続することにより、冷媒回路を形成し
ている。
【0013】更に、前記冷房用膨張機構4を側路し、か
つ、途中に暖房サイクル運転時の高圧液冷媒の流れを許
容する逆止弁14を介装した第1バイパス路15を、冷
房サイクル運転時低圧液管となり暖房サイクル運転時高
圧液管となる冷媒配管92と受液器5のガス域との間に
介装しており、また、前記暖房用膨張機構6を側路し、
かつ、途中に冷房サイクル運転時の高圧液冷媒の流れを
許容する逆止弁16を介装した第2バイパス路17を、
冷房サイクル運転時高圧液管となり暖房サイクル運転時
低圧液管となる冷媒配管93と受液器5のガス域との間
に介装している。
つ、途中に暖房サイクル運転時の高圧液冷媒の流れを許
容する逆止弁14を介装した第1バイパス路15を、冷
房サイクル運転時低圧液管となり暖房サイクル運転時高
圧液管となる冷媒配管92と受液器5のガス域との間に
介装しており、また、前記暖房用膨張機構6を側路し、
かつ、途中に冷房サイクル運転時の高圧液冷媒の流れを
許容する逆止弁16を介装した第2バイパス路17を、
冷房サイクル運転時高圧液管となり暖房サイクル運転時
低圧液管となる冷媒配管93と受液器5のガス域との間
に介装している。
【0014】また、前記冷房用膨張機構4は、弁開度を
電気的に制御する電動弁から成り、前記利用側熱交換器
3における冷房サイクル運転時の出口側に介装した感温
部41及び圧力検出器42の検出結果に基づき出力する
制御器43により開度を調節できるようにしている。ま
た、前記暖房用膨張機構6も、弁開度を電気的に制御す
る電動弁から成り、前記熱源側熱交換器7における暖房
サイクル運転時の出口側に介装した感温部61及び圧力
検出器62の検出結果に基づき出力する制御器63によ
り開度を調節できるようにしている。
電気的に制御する電動弁から成り、前記利用側熱交換器
3における冷房サイクル運転時の出口側に介装した感温
部41及び圧力検出器42の検出結果に基づき出力する
制御器43により開度を調節できるようにしている。ま
た、前記暖房用膨張機構6も、弁開度を電気的に制御す
る電動弁から成り、前記熱源側熱交換器7における暖房
サイクル運転時の出口側に介装した感温部61及び圧力
検出器62の検出結果に基づき出力する制御器63によ
り開度を調節できるようにしている。
【0015】また、前記利用側熱交換器3は、シェルア
ンドチューブ式熱交換器を用い、その胴体には冷温水管
(図示せず)を接続しており、また、前記熱源側熱交換
器7は、ファンコイル熱交換器を用い、その一側にはモ
ータ71を備えたファン72を付設している。
ンドチューブ式熱交換器を用い、その胴体には冷温水管
(図示せず)を接続しており、また、前記熱源側熱交換
器7は、ファンコイル熱交換器を用い、その一側にはモ
ータ71を備えたファン72を付設している。
【0016】更に、前記アキュムレータ8は、筒状の密
閉容器81を備え、該容器81の内方上部側に短寸の冷
媒流入管82と、油戻し孔83及びガス吸入孔84をも
つU字管から成る冷媒流出管85とを設けている。
閉容器81を備え、該容器81の内方上部側に短寸の冷
媒流入管82と、油戻し孔83及びガス吸入孔84をも
つU字管から成る冷媒流出管85とを設けている。
【0017】しかして以上の如く構成する冷凍装置にお
いて、冷房サイクルの高圧ガス域に第1ガス注入管10
を接続して、このガス注入管10を前記利用側熱交換器
3の冷房サイクル運転時における出口側近くに接続する
と共に、前記ガス注入管10にポンプダウン運転指令時
に開き前記出口側近くに高圧ガス冷媒を注入する第1弁
装置11を介装させたのである。
いて、冷房サイクルの高圧ガス域に第1ガス注入管10
を接続して、このガス注入管10を前記利用側熱交換器
3の冷房サイクル運転時における出口側近くに接続する
と共に、前記ガス注入管10にポンプダウン運転指令時
に開き前記出口側近くに高圧ガス冷媒を注入する第1弁
装置11を介装させたのである。
【0018】具体的には、冷房サイクルにおける高圧ガ
ス域として前記受液器5の高圧ガス域を用い、前記受液
器5の高圧ガス域に前記第1ガス注入管10の長さ方向
一端を接続し、かつ、該ガス注入管10の長さ方向他端
を、後で詳述する前記利用側熱交換器3の第1出入口室
36に接続すると共に、前記ガス注入管10の途中に電
磁開閉弁からなる前記第1弁装置11を介装させる。
ス域として前記受液器5の高圧ガス域を用い、前記受液
器5の高圧ガス域に前記第1ガス注入管10の長さ方向
一端を接続し、かつ、該ガス注入管10の長さ方向他端
を、後で詳述する前記利用側熱交換器3の第1出入口室
36に接続すると共に、前記ガス注入管10の途中に電
磁開閉弁からなる前記第1弁装置11を介装させる。
【0019】尚、前記利用側熱交換器3は、図2に示し
たように、両側が開放された中空筒部31と、該筒部3
1の開放部に取付けられる蓋部32とを備え、これら筒
部31と蓋部32との間に複数の熱交換チューブ33を
支持する管板34を介装して、該管板34で前記蓋部3
2を筒部31に対し気密状に画成すると共に、前記蓋部
32内に仕切板35を設けて、この仕切板35で前記蓋
部32の内部を上下に画成し、その上部側に冷房サイク
ル運転時に低圧ガス室となり、かつ、暖房サイクル運転
時に高圧ガス室となる第1出入口室36を形成する一
方、前記蓋部32の内方下部側に、冷房サイクル運転時
に低圧液室となり、かつ、暖房サイクル運転時に高圧液
室となる第2出入口室37を形成して、これら各出入口
室36,37に前記各熱交換チューブ33の一端を開口
させている。
たように、両側が開放された中空筒部31と、該筒部3
1の開放部に取付けられる蓋部32とを備え、これら筒
部31と蓋部32との間に複数の熱交換チューブ33を
支持する管板34を介装して、該管板34で前記蓋部3
2を筒部31に対し気密状に画成すると共に、前記蓋部
32内に仕切板35を設けて、この仕切板35で前記蓋
部32の内部を上下に画成し、その上部側に冷房サイク
ル運転時に低圧ガス室となり、かつ、暖房サイクル運転
時に高圧ガス室となる第1出入口室36を形成する一
方、前記蓋部32の内方下部側に、冷房サイクル運転時
に低圧液室となり、かつ、暖房サイクル運転時に高圧液
室となる第2出入口室37を形成して、これら各出入口
室36,37に前記各熱交換チューブ33の一端を開口
させている。
【0020】そして、前記蓋部32内の第1出入口室3
6に、前記冷暖房切換機構2側に至り冷房サイクル運転
時に低圧ガス管となる冷媒配管91と、前記受液器5の
高圧ガス域から延びる前記第1ガス注入管10とをそれ
ぞれ接続すると共に、前記蓋部32内の第2出入口室3
7には、前記冷房用膨張機構4から延び冷房サイクル運
転時に低圧液管となる前記冷媒配管92を接続するので
ある。
6に、前記冷暖房切換機構2側に至り冷房サイクル運転
時に低圧ガス管となる冷媒配管91と、前記受液器5の
高圧ガス域から延びる前記第1ガス注入管10とをそれ
ぞれ接続すると共に、前記蓋部32内の第2出入口室3
7には、前記冷房用膨張機構4から延び冷房サイクル運
転時に低圧液管となる前記冷媒配管92を接続するので
ある。
【0021】また、図1の実施例では、前記受液器5の
高圧ガス域と、前記暖房用膨張機構6及び熱源側熱交換
器7を結ぶ冷媒配管中間との間に、第2弁装置12を介
装した第2ガス注入管13を接続している。
高圧ガス域と、前記暖房用膨張機構6及び熱源側熱交換
器7を結ぶ冷媒配管中間との間に、第2弁装置12を介
装した第2ガス注入管13を接続している。
【0022】次に、以上の構成とした冷凍装置の作用に
ついて説明する。先ず、冷房サイクルを行う場合には、
前記冷暖房切換機構2の切換操作により前記圧縮機1か
ら吐出する冷媒が、図1に実線矢印で示したように、切
換機構2、熱源側熱交換器7、第2バイパス路17、受
液器5、冷房用膨張機構4、利用側熱交換器3、切換機
構2、アキュムレータ8及び圧縮機1の経路で循環する
のであって、前記受液器5の高圧液冷媒を前記冷房用膨
張機構4で減圧し、減圧した液冷媒を前記利用側熱交換
器3で蒸発させ、この蒸発熱が冷房に利用される。ま
た、暖房サイクル運転時には、図1に点線矢印で示した
ように、前記冷暖房切換機構2の切換操作により前記圧
縮機1から吐出する冷媒が、切換機構2、利用側熱交換
器3、第1バイパス路15、受液器5、暖房用膨張機構
6、熱源側熱交換器7、切換機構2、アキュムレータ8
及び圧縮機1の経路で循環するのであって、前記受液器
5の高圧液冷媒を前記暖房用膨張機構6で減圧し、減圧
した液冷媒を前記熱源側熱交換器7で蒸発させ、この蒸
発により熱を吸収し、この吸収熱を前記利用側熱交換器
3から凝縮熱として取り出し暖房に利用される。
ついて説明する。先ず、冷房サイクルを行う場合には、
前記冷暖房切換機構2の切換操作により前記圧縮機1か
ら吐出する冷媒が、図1に実線矢印で示したように、切
換機構2、熱源側熱交換器7、第2バイパス路17、受
液器5、冷房用膨張機構4、利用側熱交換器3、切換機
構2、アキュムレータ8及び圧縮機1の経路で循環する
のであって、前記受液器5の高圧液冷媒を前記冷房用膨
張機構4で減圧し、減圧した液冷媒を前記利用側熱交換
器3で蒸発させ、この蒸発熱が冷房に利用される。ま
た、暖房サイクル運転時には、図1に点線矢印で示した
ように、前記冷暖房切換機構2の切換操作により前記圧
縮機1から吐出する冷媒が、切換機構2、利用側熱交換
器3、第1バイパス路15、受液器5、暖房用膨張機構
6、熱源側熱交換器7、切換機構2、アキュムレータ8
及び圧縮機1の経路で循環するのであって、前記受液器
5の高圧液冷媒を前記暖房用膨張機構6で減圧し、減圧
した液冷媒を前記熱源側熱交換器7で蒸発させ、この蒸
発により熱を吸収し、この吸収熱を前記利用側熱交換器
3から凝縮熱として取り出し暖房に利用される。
【0023】そして、以上のような冷房サイクル運転の
停止時に、ポンプダウン運転を行う場合には、ポンプダ
ウン運転指令に基づき前記冷房用膨張機構4が閉鎖さ
れ、かつ、前記第1ガス注入管10に介装された第1弁
装置11が開かれ、前記受液器5の高圧ガス域に貯溜さ
れた高圧ガス冷媒が、前記第1ガス注入管10を介して
前記利用側熱交換器3の第1出入口室36へと注入され
るのであって、この注入により前記出入口室36の内部
や該出入口室36近くから前記圧縮機1の吸入側にかけ
ての配管領域に残留する冷媒を加熱することができる。
この結果、ポンプダウン運転時前記利用側熱交換器3の
出口側近くから前記圧縮機1の吸入側にかけての配管領
域に残留する冷媒を少なくでき、ポンプダウン運転後に
再起動を行う場合に、湿り運転をなくし得ると共に前記
圧縮機1側への液バックを阻止することができ、該圧縮
機1の破損事故を防止することができる。
停止時に、ポンプダウン運転を行う場合には、ポンプダ
ウン運転指令に基づき前記冷房用膨張機構4が閉鎖さ
れ、かつ、前記第1ガス注入管10に介装された第1弁
装置11が開かれ、前記受液器5の高圧ガス域に貯溜さ
れた高圧ガス冷媒が、前記第1ガス注入管10を介して
前記利用側熱交換器3の第1出入口室36へと注入され
るのであって、この注入により前記出入口室36の内部
や該出入口室36近くから前記圧縮機1の吸入側にかけ
ての配管領域に残留する冷媒を加熱することができる。
この結果、ポンプダウン運転時前記利用側熱交換器3の
出口側近くから前記圧縮機1の吸入側にかけての配管領
域に残留する冷媒を少なくでき、ポンプダウン運転後に
再起動を行う場合に、湿り運転をなくし得ると共に前記
圧縮機1側への液バックを阻止することができ、該圧縮
機1の破損事故を防止することができる。
【0024】また、前記第1ガス注入管10は、前記利
用側熱交換器3の第1出入口室36に接続しているか
ら、ポンプダウン運転時に前記利用側熱交換器3の冷水
を加熱することがなく、このため、再起動時に前記利用
側熱交換器3内の冷水を冷却状態で使用でき、該利用側
熱交換器3の再起動時における熱負荷を少なくできるの
である。
用側熱交換器3の第1出入口室36に接続しているか
ら、ポンプダウン運転時に前記利用側熱交換器3の冷水
を加熱することがなく、このため、再起動時に前記利用
側熱交換器3内の冷水を冷却状態で使用でき、該利用側
熱交換器3の再起動時における熱負荷を少なくできるの
である。
【0025】以上の実施例では、前記受液器5の高圧ガ
ス域から延びる前記第1ガス注入管10を、前記利用側
熱交換器3の第1出入口室36に接続したが、前記第1
ガス注入管10は、前記第1出入口室36から前記切換
機構2側に至る前記冷媒配管91の前記利用側熱交換器
3の近くに接続してもよく、この場合にも、前記利用側
熱交換器3の冷水を再加熱させることなく、前記冷媒配
管91内に残留する冷媒を加熱することができ、従っ
て、ポンプダウン運転後の再起動時に、湿り運転をなく
し得ると共に前記圧縮機1側への液バックを阻止するこ
とができる。
ス域から延びる前記第1ガス注入管10を、前記利用側
熱交換器3の第1出入口室36に接続したが、前記第1
ガス注入管10は、前記第1出入口室36から前記切換
機構2側に至る前記冷媒配管91の前記利用側熱交換器
3の近くに接続してもよく、この場合にも、前記利用側
熱交換器3の冷水を再加熱させることなく、前記冷媒配
管91内に残留する冷媒を加熱することができ、従っ
て、ポンプダウン運転後の再起動時に、湿り運転をなく
し得ると共に前記圧縮機1側への液バックを阻止するこ
とができる。
【0026】尚、暖房サイクル運転の停止時にポンプダ
ウン運転を行う場合には、ポンプダウン運転指令に基づ
き前記暖房用膨張機構6が閉鎖され、かつ、前記第2ガ
ス注入管13に介装された第2弁装置12が開かれ、前
記受液器5の高圧ガス域に貯溜された高圧ガス冷媒が、
前記第2ガス注入管13を介して前記暖房用膨張機構6
及び熱源側熱交換器7の中間部との間に注入され、前記
暖房用膨張機構106から前記圧縮機101の吸入側に
かけての配管領域に残留する冷媒を加熱することができ
るので、ポンプダウン運転後の再起動時に、湿り運転や
前記圧縮機1側への液バックを阻止することができるの
である。
ウン運転を行う場合には、ポンプダウン運転指令に基づ
き前記暖房用膨張機構6が閉鎖され、かつ、前記第2ガ
ス注入管13に介装された第2弁装置12が開かれ、前
記受液器5の高圧ガス域に貯溜された高圧ガス冷媒が、
前記第2ガス注入管13を介して前記暖房用膨張機構6
及び熱源側熱交換器7の中間部との間に注入され、前記
暖房用膨張機構106から前記圧縮機101の吸入側に
かけての配管領域に残留する冷媒を加熱することができ
るので、ポンプダウン運転後の再起動時に、湿り運転や
前記圧縮機1側への液バックを阻止することができるの
である。
【0027】また、前記第1ガス注入管10は、前記利
用側熱交換器3における第1出入口室36から前記切換
機構2側へと延びる前記冷媒配管91の途中で、前記冷
房用膨張機構4を開閉制御する感温部41の取付部位よ
り冷媒上流側に接続しているのであるから、斯く接続す
るときには、ポンプダウン運転の終了近くになって前記
冷媒配管91内の冷媒の温度が高温になり、この温度を
前記感温部41で検出することにより、ポンプダウン運
転の終了を検出することができる。従って、別途ポンプ
ダウン終了を検出する検出器を用いることなく、ポンプ
ダウン運転の終了を簡単に検出することができる。
用側熱交換器3における第1出入口室36から前記切換
機構2側へと延びる前記冷媒配管91の途中で、前記冷
房用膨張機構4を開閉制御する感温部41の取付部位よ
り冷媒上流側に接続しているのであるから、斯く接続す
るときには、ポンプダウン運転の終了近くになって前記
冷媒配管91内の冷媒の温度が高温になり、この温度を
前記感温部41で検出することにより、ポンプダウン運
転の終了を検出することができる。従って、別途ポンプ
ダウン終了を検出する検出器を用いることなく、ポンプ
ダウン運転の終了を簡単に検出することができる。
【0028】尚、以上の実施例においては、ヒートポン
プ式冷凍装置について説明したが、本発明は冷房サイク
ル運転のみを行う冷凍装置にも適用できる。
プ式冷凍装置について説明したが、本発明は冷房サイク
ル運転のみを行う冷凍装置にも適用できる。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、冷房サイ
クル運転の停止時にポンプダウン運転を行う場合、高圧
ガス冷媒がガス注入管10を介して利用側熱交換器3の
冷房サイクル運転時における出口側近くで且つ冷暖房切
換機構2の上流側に注入され、利用側熱交換器3の出口
側近くから冷暖房切換機構2を含めて圧縮機1の吸入側
にかけての配管領域に残留する冷媒を加熱することがで
き、ポンプダウン運転後に再起動を行う場合、湿り運転
や圧縮機1側への液バックを阻止することができ、圧縮
機1の破損事故を防止することができる。
クル運転の停止時にポンプダウン運転を行う場合、高圧
ガス冷媒がガス注入管10を介して利用側熱交換器3の
冷房サイクル運転時における出口側近くで且つ冷暖房切
換機構2の上流側に注入され、利用側熱交換器3の出口
側近くから冷暖房切換機構2を含めて圧縮機1の吸入側
にかけての配管領域に残留する冷媒を加熱することがで
き、ポンプダウン運転後に再起動を行う場合、湿り運転
や圧縮機1側への液バックを阻止することができ、圧縮
機1の破損事故を防止することができる。
【0030】また、前記ガス注入管10は、前記利用側
熱交換器3における冷房サイクル運転時の冷媒出口側近
くに接続しているから、ポンプダウン運転時に前記利用
側熱交換器3の冷水を加熱することがなく、このため、
再起動時に前記利用側熱交換器3内の冷水を冷却状態で
使用できることとなって、該利用側熱交換器3の再起動
時における熱負荷を低減できるのである。
熱交換器3における冷房サイクル運転時の冷媒出口側近
くに接続しているから、ポンプダウン運転時に前記利用
側熱交換器3の冷水を加熱することがなく、このため、
再起動時に前記利用側熱交換器3内の冷水を冷却状態で
使用できることとなって、該利用側熱交換器3の再起動
時における熱負荷を低減できるのである。
【0031】請求項2記載の発明によれば、冷房サイク
ル運転時の高圧ガス域から高圧ガス冷媒がガス注入管1
0を介して利用側熱交換器3の冷房サイクル運転時にお
ける出口側近くに注入され、該出口側近くから圧縮機1
の吸入側にかけての配管領域に残留する冷媒を加熱する
ことができ、ポンプダウン運転後に再起動を行う場合
に、湿り運転や圧縮機1側への液バックを阻止すること
ができるし、ポンプダウン運転時に利用側熱交換器3の
冷水を加熱することがなく、該利用側熱交換器3の再起
動時における熱負荷も減少でき、しかも、感温部41を
利用してポンプダウン運転の終了を検出することがで
き、別途ポンプダウン終了を検出する検出器を用いるこ
となく、ポンプダウン運転の終了を簡単に検出すること
ができる。
ル運転時の高圧ガス域から高圧ガス冷媒がガス注入管1
0を介して利用側熱交換器3の冷房サイクル運転時にお
ける出口側近くに注入され、該出口側近くから圧縮機1
の吸入側にかけての配管領域に残留する冷媒を加熱する
ことができ、ポンプダウン運転後に再起動を行う場合
に、湿り運転や圧縮機1側への液バックを阻止すること
ができるし、ポンプダウン運転時に利用側熱交換器3の
冷水を加熱することがなく、該利用側熱交換器3の再起
動時における熱負荷も減少でき、しかも、感温部41を
利用してポンプダウン運転の終了を検出することがで
き、別途ポンプダウン終了を検出する検出器を用いるこ
となく、ポンプダウン運転の終了を簡単に検出すること
ができる。
【図1】本発明を適用したヒートポンプ式冷凍装置の冷
媒回路図である。
媒回路図である。
【図2】利用側熱交換器を拡大して示す一部省略断面図
である。
である。
【図3】従来例を示す冷媒回路図である。
1 圧縮機 3 利用側熱交換器 4 膨張機構 41 感温部 5 受液器 7 熱源側熱交換器 10 ガス注入管 11 弁装置
Claims (2)
- 【請求項1】 圧縮機1、冷暖房切換機構2、利用側熱
交換器3、受液器5、膨張機構4,6及び熱源側熱交換
器7を備え、冷房サイクル運転と暖房サイクル運転とを
可能とした冷凍装置において、冷房サイクルにおける高
圧ガス域に接続するガス注入管10を設けて、このガス
注入管10を冷房サイクル運転時における前記利用側熱
交換器3の出口側近くで且つ前記冷暖房切換機構2の上
流側に接続すると共に、前記ガス注入管10に、ポンプ
ダウン運転指令時開き前記出口側近くに高圧ガス冷媒を
注入する弁装置11を介装していることを特徴とする冷
凍装置。 - 【請求項2】 圧縮機1、利用側熱交換器3、受液器
5、膨張機構4及び熱源側熱交換器7を備え、冷房サイ
クル運転を可能とした冷凍装置において、冷房サイクル
における高圧ガス域に接続するガス注入管10を設け
て、このガス注入管10を冷房サイクル運転時における
前記利用側熱交換器3の出口側近くで且つ前記膨張機構
4における感温部41の取付部位より上流側に接続する
と共に、前記ガス注入管10に、ポンプダウン運転指令
時開き前記出口側近くに高圧ガス冷媒を注入する弁装置
11を介装していることを特徴とする冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3212351A JP2674376B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3212351A JP2674376B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 冷凍装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552434A JPH0552434A (ja) | 1993-03-02 |
JP2674376B2 true JP2674376B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=16621107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3212351A Expired - Fee Related JP2674376B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2674376B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013134004A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Chiyoda Kucho Kiki Kk | アキュムレータ及びアキュムレータの製造方法 |
JP2013137111A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-11 | Chiyoda Kucho Kiki Kk | アキュムレータ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016200376A (ja) * | 2015-04-14 | 2016-12-01 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50128637A (ja) * | 1974-03-29 | 1975-10-09 |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP3212351A patent/JP2674376B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013134004A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Chiyoda Kucho Kiki Kk | アキュムレータ及びアキュムレータの製造方法 |
JP2013137111A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-11 | Chiyoda Kucho Kiki Kk | アキュムレータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0552434A (ja) | 1993-03-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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