JPH04366369A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH04366369A
JPH04366369A JP3142091A JP14209191A JPH04366369A JP H04366369 A JPH04366369 A JP H04366369A JP 3142091 A JP3142091 A JP 3142091A JP 14209191 A JP14209191 A JP 14209191A JP H04366369 A JPH04366369 A JP H04366369A
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refrigerant
heat exchanger
bypass path
compressor
valve
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Ryuzaburo Yajima
龍三郎 矢嶋
Hisashi Takechi
久史 武市
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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/01Heaters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25B2700/21Temperatures
    • F25B2700/2115Temperatures of a compressor or the drive means therefor
    • F25B2700/21151Temperatures of a compressor or the drive means therefor at the suction side of the compressor

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮機の中間圧部に冷
媒をインジェクションするようにした空気調和装置の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開昭59―1159
47号公報に開示される如く、圧縮機、凝縮器、膨張弁
及び蒸発器を順次接続してなる冷媒回路を備えた空気調
和装置において、空気調和装置の冷媒回路の液管から圧
縮機の中間圧部に冷媒をバイパスさせるインジェクショ
ンバイパス路を設けるとともに、該バイパス路に冷媒を
加熱する冷媒加熱器を設けることにより、冷媒を気化し
て圧縮機にバイパスさせ、暖房能力、特に暖房運転開始
時における立ち上がり能力を向上させるようにしたもの
は公知の技術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、下記のような問題があった。
【0004】すなわち、圧縮機にインジェクションされ
る冷媒の流量は、インジェクションバイパス路の圧縮機
内の配管長や、配管径、インジェクションポ―トの径や
位置などの圧縮機の形状の他、圧縮機への入口圧力,吸
入圧力等の運転条件によって決定される。そして、圧縮
機が決定されると、一般にインジェクション量は、入口
圧力と吸入圧力との差圧に依存することになるが、入口
圧力は吐出圧力より若干低い圧力となっており、吐出圧
力に応じて変化する。すなわち、吐出圧力が増大すると
圧縮機への冷媒のインジェクション量は増大し、吐出圧
力が低下すると圧縮機への冷媒のインジェクション量は
減少する。したがって、室内温度が低下すると吐出圧力
,吸入圧力が低下し、室外温度が上昇すると吸入圧力が
上昇して冷媒のインジェクション量が減少する。
【0005】しかるに、インジェクションバイパス路の
加熱器(通常電気ヒ―タが使用される)による冷媒の加
熱能力は通常略一定であるので、上記のように室内温度
や室外温度によってインジェクションバイパス量が変化
すると、インジェクションされる冷媒の温度が変化する
ことになる。したがって、冷媒加熱器入口側のエンタル
ピを固定すると、室内の空気条件が変化するにつれて冷
媒加熱器の出口エンタルピが変化する。特に、インジェ
クション量が少ないときには、冷媒加熱器の出口エンタ
ルピが増大する結果、冷媒や電気ヒ―タが過熱する。そ
して、この冷媒が過熱すると冷媒の分解や冷凍機の潤滑
油の変質等が生じ、電気ヒ―タが過熱すると電気ヒ―タ
の断線や熱膨張により信頼性が低下するという問題があ
った。
【0006】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、インジェクションバイパス路におけ
る冷媒が過熱状態となったときには、冷媒のインジェク
ション量を増大させる手段を講ずることにより、冷媒の
分解等の事故を防止し、もって、信頼性の向上を図るこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明の解決手段は、図1に示すように、圧縮機(1
)、室外熱交換器(3)、膨張弁(4)及び室内ファン
(5a)を付設した室内熱交換器(5)を順次接続して
なる冷媒回路(7)を備えた空気調和装置を前提とする
【0008】そして、空気調和装置に、上記冷媒回路(
7)の室内熱交換器(5)−膨張弁(4)間の液管から
圧縮機(1)の中間圧部に冷媒をバイパスさせるための
インジェクションバイパス路(10)と、該インジェク
ションバイパス路(10)を流れる冷媒を加熱する冷媒
加熱器(12)と、該冷媒加熱器(12)によって加熱
された上記インジェクションバイパス路(10)の冷媒
が過熱状態となるときを検出する過熱状態検出手段(T
ho)と、該過熱状態検出手段(Tho)の出力を受け
、冷媒が過熱状態のときには上記室内ファン(5a)の
風量を低下させるよう制御する風量制御手段(20A)
とを設ける構成としたものである。
【0009】請求項2の発明の講じた手段は、図4に示
すように、圧縮機(1)、室外熱交換器(3)、膨張弁
(4)及び室内熱交換器(5)を順次接続してなる冷媒
回路(7)を備えた空気調和装置を前提とする。
【0010】そして、空気調和装置に、上記室内熱交換
器(5)の分流管の一部に設けられ、管路を開閉する開
閉弁(5b)と、上記冷媒回路(7)の室内熱交換器(
5)−膨張弁(4)間の液管から圧縮機(1)の中間圧
部に冷媒をバイパスさせるためのインジェクションバイ
パス路(10)と、該インジェクションバイパス路(1
0)を流れる冷媒を加熱する冷媒加熱器(12)と、該
冷媒加熱器(12)によって加熱された上記インジェク
ションバイパス路(10)の冷媒が過熱状態となるとき
を検出する過熱状態検出手段(Tho)と、該過熱状態
検出手段(Tho)の出力を受け、冷媒が過熱状態のと
きには、上記開閉弁(5b)を閉じるよう制御する開閉
制御手段(20B)とを設ける構成としたものである。
【0011】請求項3の発明の講じた手段は、図5に示
すように、圧縮機(1)、室外熱交換器(3)、膨張弁
(4)及び室内熱交換器(5)を順次接続し、かつ上記
膨張弁(4)の上流側となる部位にレシ―バ(9)を介
設してなる冷媒回路(7)を備えた空気調和装置を前提
とする。
【0012】そして、空気調和装置に、上記冷媒回路(
7)の膨張弁(4)−レシ―バ(9)間の液管から上記
圧縮機(1)の中間圧部に冷媒をバイパスさせるための
インジェクションバイパス路(10)と、該インジェク
ションバイパス路(10)を流れる冷媒を加熱する冷媒
加熱器(12)と、吐出管から暖房運転時に上記室内熱
交換器(5)の下流側かつレシ―バ(9)上流側となる
液管に減圧機構(31)を介して吐出冷媒をバイパスさ
せるホットガスバイパス路(30)と、該ホットガスバ
イパス路(30)を開閉する開閉弁(32)と、冷媒加
熱器(12)によって加熱された上記インジェクション
バイパス路(10)の冷媒が過熱状態となるときを検出
する過熱状態検出手段(Tho)と、該過熱状態検出手
段(Tho)の出力を受け、冷媒が過熱状態のときには
、上記開閉弁(32)を閉じるよう制御する開閉制御手
段(20C)とを設けたものである。
【0013】
【作用】以上の構成により、請求項1の発明では、空気
調和装置の暖房運転時、室内熱交換器(5)下流の液管
から液冷媒の一部がインジェクションバイパス路(10
)側にバイパスされるとともに、冷媒加熱器(12)に
より、インジェクションされる冷媒が加熱され、気化し
たガス状態で圧縮機(1)の中間圧部にインジェクショ
ンされ、暖房能力が向上する。
【0014】そのとき、室外温度等の変化により冷媒の
インジェクション量が減少してインジェクションされる
冷媒が過熱状態になると、過熱状態検出手段(Tho)
によってインジェクションバイパス路(10)の冷媒が
過熱状態であることが検知され、風量制御手段(20A
)により、室内ファン(5a)の風量を低減させるよう
制御されるので、室内熱交換器(5)の熱交換量の低減
により凝縮圧力つまり液管における冷媒圧力が上昇し、
その分、冷媒のインジェクション量が増大して冷媒の過
熱状態が解消される。したがって、冷媒が過熱して冷媒
の分解等の事故を生じることがなく、信頼性が向上する
ことになる。
【0015】請求項2の発明では、空気調和装置の運転
時、インジェクションバイパス路(10)を介して圧縮
機(1)にバイパスされる冷媒が過熱状態となったとき
には、開閉制御手段(20B)により、室内熱交換器(
5)の分流管の開閉弁(5b)を閉じるよう制御される
ので、室内熱交換器(5)の熱交換量が減少する結果、
凝縮圧力が上昇し、冷媒のインジェクション量が増大す
ることになる。
【0016】請求項3の発明では、空気調和装置の暖房
運転時、インジェクションバイパス路(10)における
冷媒が過熱状態になったときには、開閉制御手段(20
C)により、ホットガスバイパス路(30)の開閉弁(
32)が開かれ、ホットガスバイパス路(30)を介し
て液管に減圧された吐出冷媒が導入される。そして、こ
のホットガスバイパスによって、レシ−バ(9)から液
冷媒が強制的に流出させられて室内熱交換器(5)に貯
溜される結果、凝縮圧力が上昇して冷媒のインジェクシ
ョン量が増大することになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
き説明する。
【0018】図1は本発明の第1実施例に係る空気調和
装置の冷媒配管系統を示し、該空気調和装置は、圧縮機
(1)と、冷房運転時には図中実線のごとく、暖房運転
時には図中破線のごとく切換わる四路切換弁(2)と、
室外ファン(3a)を付設し、冷房運転時には凝縮器と
して、暖房運転時には蒸発器として機能する室外熱交換
器(3)と、冷媒を減圧して膨張させる膨張弁(4)と
、室内ファン(5a)を付設し、冷房運転時には蒸発器
として、暖房運転時には凝縮器として機能する室内熱交
換器(5)とを冷媒配管(7)で順次接続してなる冷媒
回路(7)を備えている。
【0019】そして、暖房運転時に凝縮器となる上記室
内熱交換器(5)の下流側かつ膨張弁(4)の上流側の
液管と圧縮機(1)の中間圧部とを接続するインジェク
ションバイパス路(10)が設けられており、該インジ
ェクションバイパス路(10)には、バイパス路を開閉
するインジェクション開閉弁(11)と、インジェクシ
ョンバイパス路(10)を流通する冷媒を加熱するため
の冷媒加熱器(12)とが介設されている。すなわち、
暖房運転時には、上記インジェクション開閉弁(11)
を開き、液管からバイパスされた冷媒を冷媒加熱器(1
2)で加熱することにより、冷媒を蒸発させて圧縮機(
1)の中間圧部にインジェクションするようになされて
いる。
【0020】また、(Tho)は上記インジェクション
バイパス路(10)の冷媒加熱器(12)直下流に配置
され、インジェクションされる冷媒を検出する過熱状態
検出手段としての出口温度センサであって、該出口温度
センサ(Tho)は信号線によって空気調和装置の運転
を制御するコントロ―ラ(20A)に接続されている。 そして、該コントロ―ラ(20A)により、インジェク
ションバイパス路(10)の冷媒の温度が一定の過熱温
度に達すると、上記室内ファン(5a)の風量を通常風
量から低風量に低下させ、冷媒回路(7)の液管におけ
る圧力を上昇させるようになされている。したがって、
上記コントロ―ラ(20A)は請求項1の発明にいう風
量制御手段として機能するものである。
【0021】したがって、上記第1実施例では、暖房運
転時、上記四路切換弁(2)が図中破線側に切換わり、
圧縮機(1)から吐出された冷媒が室内熱交換器(5)
で凝縮,液化され、膨張弁(4)で減圧されて、室外熱
交換器(3)で蒸発するよう循環することにより、室外
空気との熱交換により得た暖熱を室内空気に付与するよ
う熱移動が行われる。
【0022】そのとき、上記インジェクションバイパス
路(10)のインジェクション開閉弁(11)が開かれ
て、室内熱交換器(5)下流の液管から液冷媒の一部を
インジェクションバイパス路(10)側にバイパスされ
るとともに、冷媒加熱器(12)により、インジェクシ
ョンされる冷媒が加熱され、気化したガス状態で圧縮機
(1)の中間圧部にインジェクションされるので、冷凍
サイクルを2段とすることによる成績係数の向上に加え
て、冷媒加熱器(12)の電気ヒ―タの電力が暖房能力
に負荷され、暖房能力が向上する。
【0023】しかるに、例えば室外温度が高くて室外熱
交換器(3)における蒸発温度が高いときには、冷媒の
インジェクション量が減少するので、冷媒加熱器(12
)の電気ヒ―タの電力が一定であると、冷媒が過熱して
上述のような冷媒の分解等の事故を生じる虞れがあるが
、上記第1実施例では、コントロ―ラ(風量制御手段)
(20A)により、室内ファン(5a)の風量を低減さ
せるよう制御されるので、室内熱交換器(5)の熱交換
量の低減により液管における冷媒圧力が上昇し、その分
、冷媒のインジェクション量が増大し、冷媒の過熱が解
消される。よって、信頼性の向上を図ることができるの
である。
【0024】なお、上記第1実施例では、インジェクシ
ョンバイパス路(10)の冷媒加熱器(12)出口側に
過熱状態検出手段としての出口温度センサ(Tho)を
配置したが、請求項1の発明は斯かる実施例に限定され
るものではない。図2及び図3は上記第1実施例の変形
例を示し、図2に示す空気調和装置は、インジェクショ
ンバイパス路(10)の冷媒加熱器(12)の入口側及
び出口側の配管に入口温度センサ(Thi)及び出口温
度センサ(Tho)を配置して各温度センサ(Thi)
,(Tho)の検出値の差から冷媒の過熱状態を検出す
るようにしたものである。また、図3に示す空気調和装
置は冷媒加熱器(12)のケ―シングに過熱状態検出手
段としての温度センサ(Thc)を取り付けた例であっ
て、ガス冷媒の減少による冷媒加熱器(12)の温度上
昇を利用したものである。
【0025】次に、請求項2の発明に係る第2実施例に
ついて説明する。図4は第2実施例における空気調和装
置の冷媒配管系統を示し、本実施例では、上記第1実施
例の構成に加えて、室内熱交換器(5)のガス側分流管
の一部には熱交開閉弁(5b)が設けられており、この
熱交開閉弁(5b)を開閉することにより、室内熱交換
器(5)の伝熱管の一部について冷媒の流通,阻止を切
換えて、その熱交換面積を調節可能にしている。
【0026】そして、上記出口温度センサ(Tho)は
信号線によってコントロ―ラ(20B)に接続されてい
て、該コントロ―ラ(20B)によって、上記出口温度
センサ(Tho)により検知されるインジェクションバ
イパス路(10)の冷媒が過熱状態となったときには、
上記室内熱交換器(5)の熱交開閉弁(5b)を閉じる
ようになされている。すなわち、上記コントロ―ラ(2
0B)は、請求項2の発明にいう開閉制御手段として機
能するものである。
【0027】したがって、上記第2実施例では、インジ
ェクションバイパス路(10)を介して圧縮機(1)に
バイパスされる冷媒が過熱状態となったときには、コン
トロ―ラ(開閉制御手段)(20B)により、室内熱交
換器(5)の熱交開閉弁(5b)を閉じるよう制御され
るので、室内熱交換器(5)の熱交換量が減少する結果
、凝縮圧力が上昇し、冷媒のインジェクション量が増大
する。よって、上記第1実施例と同様の効果を発揮する
ことができる。
【0028】次に、請求項3の発明に係る第3実施例に
ついて説明する。図5は第3実施例における空気調和装
置の冷媒配管系統を示し、上記第1実施例における構成
に加えて、冷媒回路(7)の膨張弁(4)の上流側とな
る部位には、液冷媒を貯溜するためのレシ―バ(9)が
介設されており、該レシ―バ(9)の下流側かつ膨張弁
(4)の上流側にインジェクションバイパス路(10)
の入口端が接続されている。なお、(V1)〜(V4)
は、冷暖房運転時いずれにおいても、レシ―バ(9)が
膨張弁(4)上流側になるよう冷媒の流れを整流するた
めの逆止弁である。
【0029】また、吐出管と、液管の暖房運転時に室内
熱交換器(5)下流側かつレシ―バ(9)上流側となる
部位とをバイパス接続するホットガスバイパス路(30
)が設けられていて、該ホットガスバイパス路(30)
には、減圧機構であるキャピラリチュ―ブ(31)と、
管路を開閉するホットガス開閉弁(32)とが介設され
ている。すなわち、必要に応じて、ホットガス開閉弁(
32)を開き、圧縮機(1)からの吐出冷媒を減圧して
液管にバイパスするようになされている。
【0030】そして、出口温度センサ(Tho)は信号
線によりコントロ―ラ(20C)に接続されていて、該
コントロ―ラ(20C)により、上記ホットガス開閉弁
(32)を開閉制御するようになされている。すなわち
、コントロ―ラ(20C)は、請求項3の発明にいう開
閉制御手段としての機能を有するものである。
【0031】したがって、上記第3実施例では、暖房運
転時、インジェクション開閉弁(11)が開かれ、圧縮
機(1)の中間圧部に冷媒がインジェクションされて暖
房能力が増大されるとともに、インジェクションバイパ
ス路(10)における冷媒が過熱状態になったときには
、コントロ―ラ(開閉制御手段)(20C)により、ホ
ットガス開閉弁(32)が開かれ、ホットガスバイパス
路(30)を介して液管に減圧された吐出冷媒が導入さ
れる。そして、このホットガスバイパスによって、レシ
−バ(9)から液冷媒が追い出され、室内熱交換器(5
)に液冷媒が貯溜される結果、凝縮圧力が上昇して冷媒
のインジェクション量が増大する。よって、上記第1,
第2実施例と同様の効果を得ることができるのである。
【0032】なお、上記各実施例では、空気調和装置を
冷暖房切換え可能なものとしたが、本発明は斯かる実施
例に限定されるものではなく、暖房専用機であってもよ
い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、空気調和装置の室内熱交換器−膨張弁間の液管
から圧縮機の中間圧部に冷媒をバイパスさせるインジェ
クションバイパス路を設け、インジェクションバイパス
路に冷媒を加熱する冷媒加熱器を設けるとともに、空気
調和装置の暖房運転時、インジェクションバイパス路の
冷媒が過熱状態になったときには、室内ファンの風量を
低減させるようにしたので、室内熱交換器の熱交換量の
低減により凝縮圧力を上昇させ、冷媒のインジェクショ
ン量を増大させて冷媒の過熱を状態を解消することがで
き、よって、冷媒の過熱に起因する冷媒の分解等の事故
を有効に防止して信頼性の向上を図ることができる。
【0034】請求項2の発明によれば、空気調和装置の
室内熱交換器の分流管の一部に開閉弁を設け、空気調和
装置の暖房運転時、インジェクションバイパス路を介し
て圧縮機にバイパスされる冷媒が過熱状態となったとき
には、室内熱交換器の分流管の開閉弁を閉じるようにし
たので、室内熱交換器の熱交換量の減少により凝縮圧力
を上昇させ、冷媒のインジェクション量を増大させて冷
媒の過熱状態を解消することができる。
【0035】請求項3の発明によれば、レシ―バ−膨張
弁間の液管から圧縮機に冷媒をインジェクションするイ
ンジェクションバイパス路を設け、吐出管から暖房運転
時に室内熱交換器下流側かつレシ―バ上流側となる液管
に減圧機構及び開閉弁を介してホットガスバイパス路を
設けて、空気調和装置の暖房運転時、インジェクション
バイパス路の冷媒が過熱状態になったときには、ホット
ガスバイパス路の開閉弁を開いてホットガスバイパス路
を介して液管に減圧された吐出冷媒を導入するようにし
たので、レシ−バから液冷媒を強制的に流出させて室内
熱交換器に貯溜することにより、凝縮圧力を上昇させ、
冷媒のインジェクション量を増大させて冷媒の過熱状態
を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る空気調和装置の冷媒配管系統
図である。
【図2】第1実施例の変形例に係る空気調和装置の冷媒
配管系統図である。
【図3】第1実施例の変形例に係る空気調和装置の冷媒
配管系統図である。
【図4】第2実施例に係る空気調和装置の冷媒配管系統
図である。
【図5】第3実施例に係る空気調和装置の冷媒配管系統
図である。
【符号の説明】 1    圧縮機 3    室外熱交換器 4    膨張弁 5    室内熱交換器 5a  室内ファン 5b  熱交開閉弁 7    冷媒回路 10  インジェクションバイパス路 12  冷媒加熱器 20  コントロ―ラ(風量制御手段,開閉制御手段)
30  ホットガスバイパス路 31  キャピラリチュ―ブ(減圧機構)32  ホッ
トガス開閉弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  圧縮機(1)、室外熱交換器(3)、
    膨張弁(4)及び室内ファン(5a)を付設した室内熱
    交換器(5)を順次接続してなる冷媒回路(7)を備え
    た空気調和装置において、上記冷媒回路(7)の室内熱
    交換器(5)−膨張弁(4)間の液管から圧縮機(1)
    の中間圧部に冷媒をバイパスさせるためのインジェクシ
    ョンバイパス路(10)と、該インジェクションバイパ
    ス路(10)を流れる冷媒を加熱する冷媒加熱器(12
    )と、該冷媒加熱器(12)によって加熱された上記イ
    ンジェクションバイパス路(10)の冷媒が過熱状態と
    なるときを検出する過熱状態検出手段(Tho)と、該
    過熱状態検出手段(Tho)の出力を受け、冷媒が過熱
    状態のときには上記室内ファン(5a)の風量を低下さ
    せるよう制御する風量制御手段(20A)とを備えたこ
    とを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】  圧縮機(1)、室外熱交換器(3)、
    膨張弁(4)及び室内熱交換器(5)を順次接続してな
    る冷媒回路(7)を備えた空気調和装置において、上記
    室内熱交換器(5)の分流管の一部に設けられ、管路を
    開閉する開閉弁(5b)と、上記冷媒回路(7)の室内
    熱交換器(5)−膨張弁(4)間の液管から圧縮機(1
    )の中間圧部に冷媒をバイパスさせるためのインジェク
    ションバイパス路(10)と、該インジェクションバイ
    パス路(10)を流れる冷媒を加熱する冷媒加熱器(1
    2)と、該冷媒加熱器(12)によって加熱された上記
    インジェクションバイパス路(10)の冷媒が過熱状態
    となるときを検出する過熱状態検出手段(Tho)と、
    該過熱状態検出手段(Tho)の出力を受け、冷媒が過
    熱状態のときには、上記開閉弁(5b)を閉じるよう制
    御する開閉制御手段(20B)とを備えたことを特徴と
    する空気調和装置。
  3. 【請求項3】  圧縮機(1)、室外熱交換器(3)、
    膨張弁(4)及び室内熱交換器(5)を順次接続し、か
    つ上記膨張弁(4)の上流側となる部位にレシ―バ(9
    )を介設してなる冷媒回路(7)を備えた空気調和装置
    において、上記冷媒回路(7)の膨張弁(4)−レシ―
    バ(9)間の液管から上記圧縮機(1)の中間圧部に冷
    媒をバイパスさせるためのインジェクションバイパス路
    (10)と、該インジェクションバイパス路(10)を
    流れる冷媒を加熱する冷媒加熱器(12)と、吐出管か
    ら暖房運転時に上記室内熱交換器(5)の下流側かつレ
    シ―バ(9)上流側となる液管に減圧機構(31)を介
    して吐出冷媒をバイパスさせるホットガスバイパス路(
    30)と、該ホットガスバイパス路(30)を開閉する
    開閉弁(32)と、冷媒加熱器(12)によって加熱さ
    れた上記インジェクションバイパス路(10)の冷媒が
    過熱状態となるときを検出する過熱状態検出手段(Th
    o)と、該過熱状態検出手段(Tho)の出力を受け、
    冷媒が過熱状態のときには、上記開閉弁(32)を閉じ
    るよう制御する開閉制御手段(20C)とを備えたこと
    を特徴とする空気調和装置。
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