JP2007315637A - スタンバイ付き冷凍機 - Google Patents

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幸男 小川
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久嗣 松永
Takeharu Asaoka
丈晴 浅岡
Hirotsugu Takeuchi
裕嗣 武内
Haruyuki Nishijima
春幸 西嶋
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    • F25B2341/001Ejectors not being used as compression device
    • F25B2341/0011Ejectors with the cooled primary flow at reduced or low pressure
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    • F25B2400/23Separators

Abstract

【課題】エジェクタサイクルにおいてスタンバイ側コンプレッサ12およびメインコンプレッサ11が潤滑油を吸入することを抑制する。
【解決手段】メイン保冷運転の実施に際して、三方弁15によりオイルセパレータ16の冷媒入口側とスタンバイ側コンプレッサ12の冷媒出口側との間を閉鎖しているので、オイルセパレータ16からの潤滑油がメインコンプレッサ11およびスタンバイ側コンプレッサ12のそれぞれの冷媒入口側に流れることを抑制できる。スタンバイ保冷運転の実施に際して、三方弁15によりオイルセパレータ16の冷媒入口側とメインコンプレッサ11の冷媒出口側との間を閉鎖しているので、メインコンプレッサ11の冷媒出口側の冷媒がオイルセパレータ16の冷媒入口側に流れることを抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、メインコンプレッサおよびスタンバイ側コンプレッサを備えるスタンバイ付き冷凍機に関する。
従来、冷凍車用の冷凍サイクル装置において、図5に示すように、メインコンプレッサ1、スタンバイ側コンプレッサ2、逆止弁3a、3b、オイルセパレータ4、コンデンサ5、膨張弁6、エジュクタ7、蒸発器8、気液分離器9、分岐配管9b、内部熱交換器9c、および除霜弁9dを備えたものがある。
このものにおいて、メイン冷凍運転の実施時には、スタンバイ側コンプレッサ2を停止して、メインコンプレッサ1を運転するようにしている。この場合、メインコンプレッサ1が冷媒を圧縮して高圧冷媒を吐出する。これに伴い、高圧冷媒が逆止弁3aを通してオイルセパレータ4に流れ込み、オイルセパレータ4で潤滑油が分離され、この潤滑油がオイル戻り配管4aを通り分岐配管9bの上流側に導かれるようになっている。
また、オイルセパレータ4で潤滑油が分離された冷媒が、コンデンサ5、膨張弁6、エジュクタ7、気液分離器9、および分岐配管9bの順に流れて、メインコンプレッサ1の入口側に戻るようになっている。これに伴い、気液分離器9で分離された液相冷媒が蒸発器8で蒸発して冷凍庫内を冷却し、ガス冷媒が蒸発器8からエジュクタ7の吸入口から吸い込まれるようになっている。
また、メイン冷凍運転の実施後において冷凍庫内を保冷するために、メインコンプレッサ1およびスタンバイ側コンプレッサ2を停止するメイン保冷運転を実施する場合には、最初に除霜弁9dにより除霜用冷媒通路9aを所定期間開放して、メインコンプレッサ1の高圧側圧力Pdm(すなわち、逆止弁3bの下流側圧力)と低圧側圧力Psmとを均一にする。
上述の冷凍サイクル装置では、メイン保冷運転を実施する場合には、図6に示すように、除霜弁9dを90秒開放して高圧側圧力Pdmと低圧側圧力Psmとを均一にしても、スタンバイ側コンプレッサ2および逆止弁3bの間の圧力Pdsが外気の影響により上昇する場合がある。
このとき、高圧側圧力Pdmと圧力Pdsとの間に圧力差が生じるため、スタンバイ側コンプレッサ2の冷媒出口側の冷媒(すなわち、スタンバイ側コンプレッサ2の冷媒出口〜逆止弁3bの間の冷媒)が逆止弁3bを通りオイルセパレータ4側に流れる。このため、高圧側圧力Pdmも上昇して高圧側圧力Pdmと低圧側圧力Psmとの差が生じる。
これに伴い、オイルセパレータ4で分離された潤滑油がオイル戻り配管4aを通り分岐配管9bの上流側に流れる。すなわち、オイルセパレータ4で分離された潤滑油がコンプレッサ1、2の冷媒入口側に滞留することになる。このため、メインコンプレッサ1およびスタンバイ側コンプレッサ2のいずれか再起動するときには、当該コンプレッサは、オイルを吸入して圧縮するため、コンプレッサ内部圧力が異常高圧になる。
本発明は、上記に鑑みて、スタンバイ付き冷凍機において、コンプレッサが潤滑油を吸入することを抑制することを第1の目的とし、コンプレッサ内部圧力が異常高圧になることを抑制することを第2の目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、メイン保冷運転の実施時に、弁手段がオイルセパレータの冷媒入口側とメインコンプレッサの冷媒出口側との間を開放し、かつオイルセパレータの冷媒入口側とスタンバイ側コンプレッサの冷媒出口側との間を閉鎖し、スタンバイ保冷運転の実施時に、弁手段がオイルセパレータの冷媒入口側とスタンバイ側コンプレッサの冷媒出口側との間を開放し、かつオイルセパレータの冷媒入口側とメインコンプレッサの冷媒出口側との間を閉鎖するようになっていることを第1の特徴とする。
ここで、「メイン保冷運転」は、「メイン冷凍運転」の終了後にスタンバイ側コンプレッサおよびメインコンプレッサを停止する状態であり、「メイン冷凍運転」は、スタンバイ側コンプレッサを停止してメインコンプレッサを稼働する状態である。
また、「スタンバイ保冷運転」は、「スタンバイ冷凍運転」終了後にスタンバイ側コンプレッサおよびメインコンプレッサを停止する状態であり、「スタンバイ冷凍運転」は、スタンバイ側コンプレッサを稼働してメインコンプレッサを停止する状態である。
以上によれば、メイン保冷運転の実施に際して、スタンバイ側コンプレッサの冷媒出口側とオイルセパレータの冷媒入口側との間に圧力差が生じても、オイルセパレータの冷媒入口側とスタンバイ側コンプレッサの冷媒出口側との間を閉鎖しているので、当該圧力差が原因で、オイルセパレータからの潤滑油がメインコンプレッサおよびスタンバイ側コンプレッサのそれぞれの冷媒入口側に流れることを抑制できる。
また、スタンバイ保冷運転の実施に際して、メインコンプレッサの冷媒出口側とオイルセパレータの冷媒入口側との間に圧力差が生じても、オイルセパレータの冷媒入口側とメインコンプレッサの冷媒出口側との間を閉鎖しているので、当該圧力差が原因で、メインコンプレッサの冷媒出口側の冷媒がオイルセパレータの冷媒入口側に流れることを抑制できる。
以上により、スタンバイ側コンプレッサおよびメインコンプレッサが潤滑油を吸入することを抑制することができる。
本発明は、メインコンプレッサの再起動時には、メインコンプレッサの連続運転に先だって、メインコンプレッサを間欠運転し、スタンバイ側コンプレッサの再起動時には、スタンバイ側コンプレッサの連続運転に先だって、スタンバイ側コンプレッサを間欠運転することを第2の特徴としている。
このため、メインコンプレッサの再起動時には、メインコンプレッサが潤滑油を吸入してもコンプレッサ内部圧力が異常圧力まで上昇する前に吐出することができる。また、スタンバイ側コンプレッサの再起動時には、スタンバイ側コンプレッサの連続運転に先だって、スタンバイ側コンプレッサを間欠運転するようになっているので、スタンバイ側コンプレッサの再起動時には、スタンバイ側コンプレッサが潤滑油を吸入してもコンプレッサ内部圧力が異常圧力まで上昇する前に吐出することができる。
本発明は、分岐配管の冷媒入口側からガス冷媒を分岐配管の分流部を迂回してメインコンプレッサの冷媒入口側に導くメイン側ガス導入流路(30a)と、分岐配管の冷媒入口側からガス冷媒を分岐配管の分流部を迂回してスタンバイ側コンプレッサの冷媒入口側に導くスタンバイ側ガス導入流路(30b)と、を備え、メインコンプレッサの再起動時には、メインコンプレッサがメイン側ガス導入流路を通してガス冷媒を吸入し、またスタンバイ側コンプレッサの再起動時には、スタンバイ側コンプレッサがスタンバイ側ガス導入流路を通してガス冷媒を吸入するようになっていることを第3の特徴としている。
したがって、分岐配管の分流部に潤滑油が溜まっていても、メインコンプレッサの再起動時には、メインコンプレッサがガス冷媒を吸入することができる。また、スタンバイ側コンプレッサの再起動時には、スタンバイ側コンプレッサがガス冷媒を吸入することができる。以上により、スタンバイ側コンプレッサおよびメインコンプレッサが潤滑油を吸入することを抑制することができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態によるスタンバイ付き冷凍機を冷凍車用エジェクタサイクルに適用した一例を示している。図1は、エジェクタサイクルの構成を示す模式図である。
本実施形態のエジェクタサイクルは、その冷凍サイクル内で冷媒を循環させるための冷媒循環流路10と、この冷媒循環流路10内の冷媒流れに対して並列に接続されるメインコンプレッサ11およびスタンバイ側コンプレッサ12とを備えている。
メインコンプレッサ11は、電磁クラッチ11aによって冷凍車の走行用エンジンに連結可能になっており、メインコンプレッサ11は、電磁クラッチ11aを介して走行用エンジンにより駆動されて、冷媒を吸入して圧縮する。電磁クラッチ11aは、メインコンプレッサ11および走行用エンジンの間の連結およびその解除を行うものである。
また、スタンバイ側コンプレッサ12は、交流電動モータ(AC)12aによって駆動されて、冷媒を吸入して圧縮する。このため、メインコンプレッサ11およびスタンバイ側コンプレッサ12は、それぞれ、高温冷媒を冷媒循環流路10に吐出する。交流電動モータ12aは、車両外部の商用電源から電力供給されて回転動作するものである。
また、エジェクタサイクルには、三方弁15、オイルセパレータ16、キャピラリチューブ17a、および潤滑油導入流路17が設けられている。三方弁15は、メインコンプレッサ11およびスタンバイ側コンプレッサ12のうちいずれか一方の冷媒出口側とオイルセパレータ16の冷媒入口側との間を開放し、他方のコンプレッサの冷媒出口側とオイルセパレータ16との間を閉鎖する電磁弁である。
オイルセパレータ16は、三方弁15下流側において冷媒循環流路10内の冷媒から潤滑油を分離抽出する。この抽出された潤滑油は、キャピラリチューブ17aおよび潤滑油導入流路17を経て、後述する三方分岐配管30の冷媒入口側に戻される。
さらに、エジェクタサイクルは、オイルセパレータ16の下流側に配置される放熱器18を備えている。放熱器18は、電動送風機18aにより送風される外気により冷媒を冷却凝縮するサブクールコンデンサであって、凝縮部18bと、この凝縮部18bで冷却凝縮された気液2相状態の冷媒を気液分離する気液分離器18cと、この気液分離器18cを通過する気相冷媒および液相冷媒を過冷却する過冷却部18dとから構成される。
エジェクタサイクルは、冷凍用電磁弁20、および内部熱交換器21を備えている。内部熱交換器21は、オイルセパレータ16の下流側の高圧冷媒(すなわち、オイルセパレータ16で潤滑油が除かれた残りの冷媒)が通過する高圧側通路21a、低圧冷媒が流れ、かつ高圧側通路21a内の高圧冷媒との間で熱交換する低圧側通路21bとを備える。
エジェクタサイクルは、膨張弁23、エジェクタ24、気液分離器25、補助減圧弁25a、および蒸発器26を備える。膨張弁23は、放熱器18とエジェクタ24との間の冷媒通路(すなわち、エジェクタ24の上流側)に設けられて、放熱器18から流出した冷媒を減圧膨脹させる減圧弁である。膨張弁23は、蒸発器26の冷媒出口側における冷媒過熱度が所定範囲になるように絞り開度を制御するものである。
具体的には、蒸発器26の冷媒出口側における冷媒温度を感知する感温部26a内のガス圧とバネ圧との釣り合いにより絞り開度を制御するものである。
このため、蒸発器26内の圧力、つまり蒸発器26での熱負荷が高くなって蒸発器26出口側における冷媒過熱度が大きくなったときには、膨張弁23の開度を大きくしてノズル24aから噴射される駆動流の流速を大きくすることにより、吸引流、つまり蒸発器26を循環する冷媒量を増大させる。
逆に、蒸発器26内の圧力が低下して蒸発器26出口側における冷媒過熱度が小さくなったときには、膨張弁23の開度を小さくしてノズル24aから噴射される駆動流の流速を小さくして、吸引流、つまり蒸発器26を循環する冷媒量を減少させることになる。
エジェクタ24は、膨張弁23下流側の冷媒を減圧膨張させて蒸発器26にて蒸発した気相冷媒を吸引するとともに、膨張エネルギーを圧力エネルギーに変換してコンプレッサ11、12の吸入圧を上昇させるエジェクタである。
具体的には、エジェクタ24は、流入する高圧冷媒の圧力エネルギーを速度エネルギーに変換して冷媒を等エントロピ的に減圧膨張させるノズル24a、ノズル24aから噴射する高い速度の冷媒流の巻き込み作用により蒸発器26にて蒸発した気相冷媒を吸引しながら、この気相冷媒とノズル24aから噴射する冷媒流とを混合する混合部24b、及びノズル24aから噴射する冷媒と蒸発器26から吸引した冷媒とを混合させながら速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して冷媒の圧力を昇圧させるディフューザ24c等からなるものである。
このとき、混合部24bにおいては、ノズル24aからの駆動流の運動量と蒸発器26からの吸引流の運動量との和が保存されるように駆動流と吸引流とが混合するので、混合部24bにおいても冷媒の圧力が(静圧)が上昇する。
一方、ディフューザ24cにおいては、通路断面積を徐々に拡大することにより、冷媒の速度エネルギ(動圧)を圧力エネルギ(静圧)に変換するので、エジェクタ24においては、混合部24b及びディフューザ24cの両者にて冷媒圧力を昇圧する。
また、気液分離器25は、エジェクタ24から流出した冷媒が流入するとともに、その流入した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して冷媒を蓄える気液分離手段である。気液分離器25の気相冷媒流出口は圧縮機11、12の吸引側に接続され、液相冷媒流出口は蒸発器26側に接続されている。
また、蒸発器26は、当該冷凍車の保冷庫内に配置されており、蒸発器26には、補助減圧弁25aを通して気液分離器25からの液相冷媒が流入する。そして、蒸発器26では、液相冷媒が電動送風機26aによる送風空気から吸熱して蒸発して気相冷媒としてエジェクタ24の混合部24b側に吸入される。
また、気液分離器25の気相冷媒流出口から流出した気相冷媒は、内部熱交換器21の低圧側通路21bを通して三方分岐配管30の冷媒入口側に流入する。 ここで、内部熱交換器21において低圧側通路21bおよび高圧側通路21aの間で熱交換することにより、メインコンプレッサ11、或いはスタンバイ側コンプレッサ12に流入する冷媒温度を上昇させることになる。
三方分岐配管30の第1の冷媒出口は、メインコンプレッサ11の冷媒吸入側に接続されており、三方分岐配管30の第2の冷媒出口は、スタンバイ側コンプレッサ12の冷媒吸入側に接続されている。このため、気液分離器25から流出した気相冷媒は、分流部31でメインコンプレッサ11側とスタンバイ側コンプレッサ12側とに分流されることになる。
ここで、三方分岐配管30は、第1、第2冷媒出口および冷媒入口に比べて、分流部31が天地方向下側に配置されている。このため、メインコンプレッサ11の停止時には、潤滑油が、メインコンプレッサ11側に流れることを抑制し、スタンバイ側コンプレッサ12の停止時には、潤滑油が、スタンバイ側コンプレッサ12側に流れることを抑制している。
また、三方分岐配管30の第2冷媒出口およびスタンバイ側コンプレッサ12の冷媒吸入の間には吸入圧力調整弁(SPR)40が設けられており、吸入圧力調整弁(SPR)40は、スタンバイ側コンプレッサ12に吸入される冷媒圧力を一定値以下にする。
また、エジェクタサイクルには、オイルセパレータ16下流側からの高圧冷媒(ホットガス)を放熱器18を迂回して蒸発器26に導くためのバイパス流路32と、バイパス流路32に対して直列に接続されてバイパス流路32を開閉する除霜用電磁弁33とが設けられている。バイパス流路32により導かれる高圧冷媒は、ドレンパンヒータ34および逆止弁35を通して蒸発器26に流入することになる。ドレンパンヒータ34は、蒸発器26から流出した凝縮水を溜めるドレンパンを加熱するヒータである。
電子制御装置100は、マイクロコンピュータ、メモリ、およびその他の周辺回路から構成されて、三方弁15、除霜弁33、電磁クラッチ11a、交流電動モータ12a、および電動送風機18a、26aなどの制御を行う。
次に、本実施形態のエジェクタサイクルの作動について、図2の作動表を参照して説明する。図2では、メイン冷凍運転、メイン保冷運転、スタンバイ冷凍運転、スタンバイ保冷運転、および除霜運転において、メインコンプレッサ11、スタンバイ側コンプレッサ12などの作動状態を示す。図中○はON状態、×はOFF状態、△は一定期間のON状態を示す。
(メイン冷凍運転)
この冷凍運転は、主に冷凍車の走行時に行われるものであって、電子制御装置100が、除霜用電磁弁33を閉じて、かつ冷凍用電磁弁20を開ける。この状態で、三方弁15を制御して、メインコンプレッサ11の冷媒出口側(A)とオイルセパレータ16の冷媒入口側(B)との間を開放し、スタンバイ側コンプレッサ12の冷媒出口側(C)とオイルセパレータ16の冷媒入口側(B)との間を閉鎖する。
また、電子制御装置100は、交流電動モータ15を停止し、さらに電磁クラッチ11aを制御して、メインコンプレッサ11および走行用エンジンの間を連結させる。このため、メインコンプレッサ11を圧縮動作(稼働)させて、かつ、スタンバイ側コンプレッサ12を停止させる。
このため、メインコンプレッサ11から吐出された冷媒が、三方弁15→オイルセパレータ16→放熱器18→冷凍用電磁弁20→内部熱交換器21→膨張弁23→エジェクタ24→気液分離器25→三方分岐配管30を通してメインコンプレッサ11に戻される。また、気液分離器25で分離された液相冷媒が、蒸発器26に流入して蒸発器26で蒸発して保冷庫内の空気を冷却する。
(メイン保冷運転)
この保冷運転では、電子制御装置100が、電磁クラッチ11aによって、メインコンプレッサ11および走行用エンジンの間を開放するとともに、交流電動モータ15を停止させる。このため、メインコンプレッサ11を停止させて、かつ、スタンバイ側コンプレッサ12を停止させる。このため、冷媒循環流路10内の冷媒の循環が停止される。このため、保冷庫内の空気の冷却は停止されて、保冷庫内が保冷される。
また、電子制御装置100は、三方弁15を制御して、メインコンプレッサ11の冷媒出口側(A)とオイルセパレータ16の冷媒入口側(B)との間を開放し、スタンバイ側コンプレッサ12の冷媒出口側(C)とオイルセパレータ16の冷媒入口側(B)との間を閉鎖する。
さらに、電子制御装置100は、メイン保冷運転の初期の一定期間(90秒)に限り、除霜弁33を開放する。このため、オイルセパレータ16の冷媒出口側と蒸発器26との間で連通するので、メインコンプレッサ11の冷媒出口側の高圧圧力Pdm(図1参照)とメインコンプレッサ11の冷媒出口側の低圧圧力Psm(図1参照)とが均一になる。また、電子制御装置100は、メイン保冷運転の初期の一定期間(90秒)経過後に、除霜弁33を閉鎖する。
(スタンバイ冷凍運転)
この冷凍運転は、車の停止時に行われるものであって、電子制御装置100が、除霜用電磁弁33を閉じて、かつ冷凍用電磁弁20を開ける。この状態で、電子制御装置100が、三方弁15を制御して、メインコンプレッサ11の冷媒出口側(A)とオイルセパレータ16の冷媒入口側(B)との間を閉鎖し、スタンバイ側コンプレッサ12の冷媒出口側(C)とオイルセパレータ16の冷媒入口側(B)との間を開放する。
また、電子制御装置100は、電磁クラッチ11aを制御してメインコンプレッサ11および走行用エンジンの間を開放するとともに、交流電動モータ12aを稼働させる。このため、メインコンプレッサ11を停止させて、かつスタンバイ側コンプレッサ12を圧縮動作させることになる。
このため、スタンバイ側コンプレッサ12から吐出された冷媒が、三方弁15→オイルセパレータ16→放熱器18→冷凍用電磁弁20→内部熱交換器21→膨張弁23→エジェクタ24→気液分離器25→三方分岐配管30を通してスタンバイコンプレッサ12に戻される。また、気液分離器25で分離された液相冷媒が、蒸発器26に流入して蒸発器26で蒸発して保冷庫内の空気を冷却する。
(スタンバイ保冷運転)
この保冷運転は、冷凍車の停止時に行われるものであって、電子制御装置100が、メインコンプレッサ11およびスタンバイ側コンプレッサ12をそれぞれ停止させる。このため、冷媒循環流路10内の冷媒の循環が停止される。このため、保冷庫内の空気の冷却は停止される。
この場合、電子制御装置100は、スタンバイ保冷運転の初期の一定期間(90秒)に限り、除霜弁33を開放する。このため、オイルセパレータ16の冷媒出口側と蒸発器26との間で連通するので、スタンバイ側コンプレッサ12の冷媒出口側の高圧圧力Pds(図1参照)とスタンバイ側コンプレッサ12の冷媒出口側の低圧圧力Pss(図1参照)とが均一になる。また、電子制御装置100は、スタンバイ保冷運転の初期の一定期間(90秒)経過後に、除霜弁33を閉鎖する。
(除霜運転)
この除霜運転では、電子制御装置100が、除霜用電磁弁33を開けて、かつ冷凍用電磁弁20を閉じる。この状態で、電子制御装置100が、三方弁15を制御して、メインコンプレッサ11の冷媒出口側(A)とオイルセパレータ16の冷媒入口側(B)との間を開放し、スタンバイ側コンプレッサ12の冷媒出口側(C)とオイルセパレータ16の冷媒入口側(B)との間を閉鎖する。
また、電子制御装置100が、メインコンプレッサ11を圧縮動作させて、かつスタンバイ側コンプレッサ12を停止させる。メインコンプレッサ11から吐出した高圧冷媒(ホットガス)がオイルセパレータ16、バイパス流路32、除霜弁33、ドレンパンヒータ34、および逆止弁35の順に流れて、蒸発器26に供給されて蒸発器26を内側から加熱して蒸発器26の表面に付着した霜を除去する。
なお、除霜運転としては、メインコンプレッサ11を圧縮動作させて、かつスタンバイ側コンプレッサ12を停止させる場合に限らず、メインコンプレッサ11を停止させて、かつスタンバイ側コンプレッサ12を圧縮動作させるようにしてもよい。この場合、三方弁15によって、メインコンプレッサ11の冷媒出口側(A)とオイルセパレータ16の冷媒入口側(B)との間を閉鎖し、スタンバイ側コンプレッサ12の冷媒出口側(C)とオイルセパレータ16の冷媒入口側(B)との間を開放する。
以上説明した本実施形態によれば、メイン保冷運転の実施に際して、スタンバイ側コンプレッサ12の冷媒出口側とオイルセパレータ16の冷媒入口側との間に圧力差が生じても、三方弁15によりオイルセパレータ16の冷媒入口側とスタンバイ側コンプレッサ12の冷媒出口側との間を閉鎖しているので、当該圧力差が原因で、オイルセパレータ16からの潤滑油がメインコンプレッサ11およびスタンバイ側コンプレッサ12のそれぞれの冷媒入口側に流れることを抑制できる。
また、スタンバイ保冷運転の実施に際して、メインコンプレッサ11の冷媒出口側とオイルセパレータ16の冷媒入口側との間に圧力差が生じても、三方弁15によりオイルセパレータ16の冷媒入口側とメインコンプレッサ11の冷媒出口側との間を閉鎖しているので、当該圧力差が原因で、メインコンプレッサ11の冷媒出口側の冷媒がオイルセパレータ16の冷媒入口側に流れることを抑制できる。
以上により、スタンバイ側コンプレッサ12およびメインコンプレッサ11が潤滑油を吸入することを抑制することができる。
(第2実施形態)
上述の第1実施形態では、オイルセパレータ16からの潤滑油が分岐配管30の冷媒入口側に流れないようにするために三方弁15を設けた例について説明したが、これに代えて、本第2実施形態では、分岐配管30の分流部31に冷媒が溜まっても、メインコンプレッサ11およびスタンバイ側コンプレッサ12が潤滑油を吸入することを抑制する。この場合のエジェクタサイクルの構成の一部を図3に示す。
図3に示すように、本実施形態の分岐配管30には、ガス吸入管30a、30bが設けられている。ガス吸入管30aは、分岐配管30冷媒入口側と第1の冷媒出口側(すなわち、メインコンプレッサ11の冷媒入口側)との間で、分流部31を迂回して連通している。ガス吸入管30bは、分岐配管30冷媒入口側と第2の冷媒出口側(すなわち、スタンバイ側コンプレッサ12の冷媒入口側)との間で、分流部31を迂回して連通している。
この場合、メインコンプレッサ11が再起動したときには、分岐配管30の分流部31に潤滑油が溜まっているときでも、分岐配管30の冷媒入口側からガス冷媒を吸入することができる。また、スタンバイ側コンプレッサ12が再起動したときには、分岐配管30の分流部31に潤滑油が溜まっているときでも、分岐配管30の冷媒入口側からガス冷媒を吸入することができる。以上により、スタンバイ側コンプレッサ12およびメインコンプレッサ11が潤滑油を吸入することを抑制することができる。
なお、図3中逆止弁11bは、スタンバイ側コンプレッサ12から吐出された冷媒がメインコンプレッサ11の冷媒入口側に流入することを防止するためのものである。逆止弁12bは、メインコンプレッサ11から吐出された冷媒がスタンバイ側コンプレッサ12の冷媒入口側に流入することを防止するためのものである。また、図3において、オイルセパレータ16の冷媒出口側と分岐配管30の冷媒入口側との間の構成は、図1と同様であり、省略してある。
(第3実施形態)
本第3実施形態では、メインコンプレッサ11(或いは、スタンバイ側コンプレッサ12)が潤滑油を吸入したとしても、コンプレッサ内部が異常圧力まで上昇しないようにする。
例えば、図4に示すように、メインコンプレッサ11が再起動するときには、連続運転するに先立って、所定期間に亘って間欠運転する。図4の例では,ON期間、OFF期間をそれぞれ1秒として、所定期間として4秒の間にメインコンプレッサ11を間欠運転する。同様に、スタンバイ側コンプレッサ12が再起動するときには、連続運転するに先立って、所定期間に亘って間欠運転する。
以上により、メインコンプレッサ11(或いは、スタンバイ側コンプレッサ12)が潤滑油を吸入したとしても、コンプレッサ内部が異常圧力まで上昇する前に、潤滑油を吐出することができるので、コンプレッサ内部が異常圧力まで上昇することを抑制することができる。
本発明のエジェクタサイクルの第1実施形態の概略構成を示す模式図である。 図1のエジェクタサイクルの各運転時において、メインコンプレッサ、スタンバイ側コンプレッサなどの作動状態を示す図表である。 本発明のエジェクタサイクルの第2実施形態の概略構成を示す模式図である。 本発明のエジェクタサイクルの第3実施形態のメインコンプレッサの運転状態を示すタイミングチャートである。 従来のエジェクタサイクルの概略構成を示す模式図である。 図5のエジェクタサイクル内の各部の圧力変化を示すタイミングチャートである。
符号の説明
11…メインコンプレッサ11、12…スタンバイ側コンプレッサ、
15…三方弁、16…オイルセパレータ、17…潤滑油導入流路、
18…放熱器、20…内部熱交換器、23…膨張弁、24…エジェクタ、
25…気液分離器、25a…補助減圧弁、26…蒸発器、
30…三方分岐配管。

Claims (8)

  1. 冷媒を吸入して圧縮するメインコンプレッサ(11)と、
    前記冷媒の流れに対して前記メインコンプレッサに対して並列に接続され、前記冷媒を吸入して圧縮するスタンバイ側コンプレッサ(12)と、
    前記メインコンプレッサと前記スタンバイ側コンプレッサとから吐出された冷媒から潤滑油を分離するオイルセパレータ(16)と、
    前記分離された前記潤滑油を、前記メインコンプレッサの冷媒入口側と前記スタンバイ側コンプレッサの冷媒入口側とに導く潤滑油導入経路(17)と、
    前記オイルセパレータ下流側の冷媒を放熱する放熱器(18)と、
    前記放熱器の下流側の冷媒を減圧する減圧器(23、24)と、
    前記減圧器で減圧された冷媒を蒸発する蒸発器(26)と、
    前記メインコンプレッサおよび前記スタンバイ側コンプレッサのうちいずれか一方の冷媒出口側と前記オイルセパレータの冷媒入口側との間を閉鎖し、他方のコンプレッサの冷媒出口側と前記オイルセパレータの冷媒入口側との間を開放する弁手段(15)と、を備え、
    メイン保冷運転の実施時に、前記弁手段が前記オイルセパレータの冷媒入口側と前記メインコンプレッサの冷媒出口側との間を開放し、かつ前記オイルセパレータの冷媒入口側と前記スタンバイ側コンプレッサの冷媒出口側との間を閉鎖し、
    スタンバイ保冷運転の実施時に、前記弁手段がオイルセパレータの冷媒入口側と前記スタンバイ側コンプレッサの冷媒出口側との間を開放し、かつ前記オイルセパレータの冷媒入口側と前記メインコンプレッサの冷媒出口側との間を閉鎖するようになっていることを特徴とするスタンバイ付き冷凍機。
  2. 前記メインコンプレッサおよび前記スタンバイ側コンプレッサの冷媒吸入側との間と、前記オイルセパレータの冷媒入口側との間で前記減圧器をバイパスして連通するバイパス流路(32)と、
    前記バイパス流路を開閉するバイパス弁手段(33)と、を備え、
    前記メイン保冷運転および前記スタンバイ保冷運転のうちいずれか一方の運転を実施するときには、前記バイパス弁手段を所定期間、開放することを特徴とする請求項1に記載のスタンバイ付き冷凍機。
  3. 前記バイパス流路は、前記オイルセパレータの冷媒出口側の冷媒を前記減圧器を迂回して前記蒸発器内に導く通路であり、
    前記蒸発器の除霜運転時には、前記バイパス弁手段を開放して前記オイルセパレータ冷媒出口側の冷媒を前記バイパス通路を通して前記蒸発器に流入して前記蒸発器の除霜を行うようになっていることを特徴とする請求項2に記載のスタンバイ付き冷凍機。
  4. 前記蒸発器下流側の冷媒を前記メインコンプレッサの冷媒入口側と前記スタンバイ側コンプレッサの冷媒入口側とに分流する分岐配管(30)を備えており、
    前記潤滑油導入経路は、前記オイルセパレータで分離された前記潤滑油を前記分岐配管の冷媒入口側に導くようになっている特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のスタンバイ付き冷凍機。
  5. 冷媒を吸入して圧縮するメインコンプレッサ(11)と、
    前記冷媒の流れに対して前記メインコンプレッサに対して並列に接続され、前記冷媒を吸入して圧縮するスタンバイ側コンプレッサ(12)と、
    前記メインコンプレッサと前記スタンバイ側コンプレッサとから吐出された冷媒から潤滑油を分離するオイルセパレータ(16)と、
    前記オイルセパレータ下流側の冷媒を放熱する放熱器(18)と、
    前記放熱器の下流側の冷媒を減圧する減圧器(23、24)と、
    前記減圧器で減圧された冷媒を蒸発する蒸発器(26)と、
    前記蒸発器下流側の冷媒を分流部(31)で前記メインコンプレッサの冷媒入口側と前記スタンバイ側コンプレッサの冷媒入口側とに分流する分岐配管(30)と、
    前記オイルセパレータで分離された潤滑油を前記分岐配管の冷媒入口側に導く潤滑油導入経路(17)と、を備え、
    前記メインコンプレッサおよび前記スタンバイ側コンプレッサのうち一方を運転するスタンバイ付き冷凍機であって、
    前記メインコンプレッサの再起動時には、前記メインコンプレッサの連続運転に先だって、前記メインコンプレッサを間欠運転するようになっており、
    前記スタンバイ側コンプレッサの再起動時には、前記スタンバイ側コンプレッサの連続運転に先だって、前記スタンバイ側コンプレッサを間欠運転するようになっていることを特徴とするスタンバイ付き冷凍機。
  6. 冷媒を吸入して圧縮するメインコンプレッサ(11)と、
    前記冷媒の流れに対して前記メインコンプレッサに対して並列に接続され、前記冷媒を吸入して圧縮するスタンバイ側コンプレッサ(12)と、
    前記メインコンプレッサと前記スタンバイ側コンプレッサとから吐出された冷媒から潤滑油を分離するオイルセパレータ(16)と、
    前記オイルセパレータ下流側の冷媒を放熱する放熱器(18)と、
    前記放熱器の下流側の冷媒を減圧する減圧器(23、24)と、
    前記減圧器で減圧された冷媒を蒸発する蒸発器(26)と、
    前記蒸発器下流側の冷媒を分流部(31)で前記メインコンプレッサの冷媒入口側と前記スタンバイ側コンプレッサの冷媒入口側とに分流する分岐配管(30)と、
    前記オイルセパレータで分離された潤滑油を前記分岐配管の冷媒入口側に導く潤滑油導入経路(17)と、を備え、
    前記分岐配管のうち前記分流部が冷媒出口側および冷媒入口側よりも天地方向下側に配置されており、
    前記メインコンプレッサおよび前記スタンバイ側コンプレッサのうち一方を運転するスタンバイ付き冷凍機であって、
    前記分岐配管の冷媒入口側からガス冷媒を前記分岐配管の分流部を迂回して前記メインコンプレッサの冷媒入口側に導くメイン側ガス導入流路(30a)と、
    前記分岐配管の冷媒入口側からガス冷媒を前記分岐配管の分流部を迂回して前記スタンバイ側コンプレッサの冷媒入口側に導くスタンバイ側ガス導入流路(30b)と、を備え、
    前記メインコンプレッサの再起動時には、前記メインコンプレッサが前記メイン側ガス導入流路を通してガス冷媒を吸入し、また前記スタンバイ側コンプレッサの再起動時には、前記スタンバイ側コンプレッサが前記スタンバイ側ガス導入流路を通してガス冷媒を吸入するようになっていることを特徴とするスタンバイ付き冷凍機。
  7. 前記スタンバイ側コンプレッサおよびオイルセパレータの間に接続され、前記メインコンプレッサから吐出された冷媒が前記スタンバイ側コンプレッサの冷媒出口側に流れるのを防止する第1の逆止弁手段(12b)と、
    前記メインコンプレッサおよびオイルセパレータの間に接続され、前記スタンバイ側コンプレッサから吐出された冷媒が前記のメインコンプレッサの冷媒出口側に流れるのを防止する第2の逆止弁手段(11b)と、
    を備えることを特徴とする請求項5または6に記載のスタンバイ付き冷凍機。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載されたスタンバイ付き冷凍機を備える車載冷凍機であって、
    前記メインコンプレッサは、当該車両の走行用エンジンにより駆動されて前記冷媒を圧縮するものであり、
    前記メインコンプレッサは、車載電動モータにより駆動されて前記冷媒を圧縮するものであることを特徴とする車載冷凍機。
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