JPH09318169A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH09318169A
JPH09318169A JP9071086A JP7108697A JPH09318169A JP H09318169 A JPH09318169 A JP H09318169A JP 9071086 A JP9071086 A JP 9071086A JP 7108697 A JP7108697 A JP 7108697A JP H09318169 A JPH09318169 A JP H09318169A
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flow rate
gas
liquid separator
pressure
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JP9071086A
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Hiroyuki Morimoto
裕之 森本
Tsuneo Yumikura
恒雄 弓倉
Takeshi Sugimoto
猛 杉本
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • F25B2341/00Details of ejectors not being used as compression device; Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/001Ejectors not being used as compression device
    • F25B2341/0012Ejectors with the cooled primary flow at high pressure
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    • F25B2700/2117Temperatures of an evaporator
    • F25B2700/21175Temperatures of an evaporator of the refrigerant at the outlet of the evaporator

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エゼクタを利用した冷凍装置は、負荷変動、
起動時に対する冷媒流量、冷媒量制御上問題あり。 【解決手段】 気液分離器に設けられた液面検知手段と
前記液面検知手段が前記気液分離器の冷媒量が所定量に
ないことを検知した時、前記冷媒量が所定量になるまで
前記第一流量調節弁の開度制御する制御手段とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷凍サイクルに
エゼクタ使用の冷凍装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧縮機、凝縮器、第一絞り装置、エゼク
タ、第一蒸発器、気液分離器を順次、配管で接続し、エ
ゼクタ吸引部に第二蒸発器を接続し、さらに気液分離器
と第二蒸発器の間に第二絞り装置を備えた冷凍装置が提
案されている(例えば特開昭52−30951号公
報)。この方法では、第二蒸発器の蒸発圧力より、圧縮
機吸入の圧力を高くできるため、圧縮機の吸入の冷媒ガ
ス密度が低下しない。このため、圧縮比が大きくなら
ず、高効率の運転が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
エゼクタを利用した冷凍装置においては、負荷変動、起
動時に対する冷媒流量、冷媒量制御上に多くの問題があ
った。また、負荷変動に対してエゼクタの性能が安定し
ないなど、起動時、停止時や非定常における運転に対し
て、性能が確保できない等多くの問題があった。
【0004】本発明は、かかる問題点を解決するために
なされたものであり、気液分離器に液面を検知する手段
を備えることで、適正な冷媒量制御を行うことを目的と
する。また、蒸発器出口側の冷媒過熱度に基づき適正な
冷媒流量制御を行うことを目的とする。また、冷媒とし
てR404A,R507を用いることで、エゼクタを有
効に利用することで、第二蒸発器での冷媒流量を大きく
し、第二蒸発器においても冷凍能力が十分確保すること
を目的としている。また、凝縮圧力、第一蒸発圧力、第
二蒸発圧力等を一定にすることで、エゼクタ性能の信頼
性を確保することを目的としている。また、再起動時
に、液冷媒が逆流することのない、信頼性を確保した冷
凍装置を得ることを目的とする。さらに、エゼクタを有
する冷凍装置の性能と信頼性を確保することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係る冷凍装置は、圧縮機、凝縮器、第一流量調節弁、エ
ゼクタ、第一蒸発器、気液分離器が、順次配管接続さ
れ、また、前記気液分離器と前記エゼクタの吸引部とが
第二蒸発器を介して配管接続された冷凍装置において、
冷媒としてハイドロフルオロカーボンR404Aまたは
R507を用いたものである。
【0006】また、この発明の第2の発明に係る冷凍装
置は、圧縮機、凝縮器、第一流量調節弁、エゼクタ、第
一蒸発器、気液分離器が、順次配管接続され、また、前
記気液分離器と前記エゼクタの吸引部とが第二蒸発器を
介して配管接続された冷凍装置において、前記気液分離
器に設けられた液面検知手段と前記液面検知手段が前記
気液分離器の冷媒量が所定量にないことを検知した時、
前記冷媒量が所定量になるまで前記第一流量調節弁の開
度制御する制御手段とを備えたものである。
【0007】また、第3の発明に係る冷凍装置は、気液
分離器の出口側で、前記気液分離器と前記第二蒸発器間
に配管接続された第二流量調節弁と、前記第二蒸発器出
口側配管に設けられた圧力検知手段及び温度検知手段
と、前記圧力検知手段と温度検知手段との検出値に基づ
き、前記第二蒸発器出口の加熱度が所定値となるように
第二流量調節弁を制御する制御手段とを備えたものであ
る。
【0008】また、第4の発明に係る冷凍装置は、気液
分離器に設けた液面検知手段と、前記気液分離器の出口
側で、前記気液分離器と前記第二蒸発器間に配管接続さ
れた第二流量調節弁と、前記液面検知手段が前記気液分
離器の冷媒液量不足を検知した時、前記冷媒量が所定量
になるまで前記第二流量調節弁を閉弁する制御手段とを
備えたものである。
【0009】また、第5の発明に係る冷凍装置は、第一
蒸発器の出口側配管に設けられた圧力検知手段及び温度
検知手段と、前記圧力検知手段と温度検知手段との検出
値に基づき、前記第一蒸発器出口の過熱度が所定値とな
るように第一流量調節弁を制御する制御手段とを備えた
ものである。
【0010】また、第6の発明に係る冷凍装置は、気液
分離器に設けられた液面検知手段と、前記第一蒸発器を
バイパスする、開閉弁または流量調節弁を有するバイパ
ス回路と、前記液面検知手段が前記気液分離器の冷媒量
不足を検知した時、前記冷媒量が所定量になるまで、前
記バイパス回路の開閉弁または流量調節弁を開弁する制
御手段とを備えたものである。
【0011】また、第7の発明に係る冷凍装置は、第6
の発明において、第一蒸発器入口側配管に第一開閉弁を
備え、バイパス回路をエゼクタと前記第一開閉弁間の配
管と、前記第一蒸発器と気液分離器間の配管とに接続さ
れた第二開閉弁を有する第一のバイパス回路とし、液面
検知手段が前記気液分離器の冷媒量不足を検知した時、
前記冷媒量が所定量になるまで、制御手段が前記第一開
閉弁を閉弁し、前記第二開閉弁を開弁するようにしたも
のである。
【0012】また、第8の発明に係る冷凍装置は、第7
の発明において、第一流量調節弁とエゼクタとをバイパ
スする第三流量調節弁を有する第二バイパス回路を備
え、液面検知手段が気液分離器の冷媒量不足を検知した
時、前記冷媒量が所定量になるまで、制御手段が前記第
一バイパス回路の第二開閉弁を開弁し、第一蒸発器の第
一開閉弁及び第一流量調節弁を閉弁し、前記第三流量調
節弁の弁開度を調節制御するようにしたものである。
【0013】また、第9の発明に係る冷凍装置は、第6
の発明において、バイパス回路を、凝縮器と第一流量調
節弁間の配管と、第一蒸発器と気液分離器間の配管とを
接続する第4流量調節弁を有する第三バイパス回路と
し、液面検知手段が前記気液分離器の冷媒量不足を検知
した時、前記冷媒量が所定量になるまで、制御手段が前
記第一流量調節弁を閉弁し、前記第4流量調節弁の弁開
度を調節制御するようにしたものである。
【0014】また、第10の発明に係る冷凍装置は、気
液分離器に設けた液面検知手段と、前記気液分離器の出
口側で、前記気液分離器と前記第二蒸発器間に配管接続
された第二流量調節弁と、前記第一流量調節弁と前記エ
ゼクタとバイパスする第二バイパス回路と、前記第二バ
イパス回路に設けた第三流量調節弁と、前記液面検知手
段が前記気液分離器の冷媒量不足を検知したとき、前記
冷媒量が所定量になるまで、前記第一流量弁と前記第二
流量弁とを閉弁し、前記第三流量調節弁の弁開度を調節
する制御手段とを備えたものである。
【0015】また、第11の発明に係る冷凍装置は、圧
縮機、凝縮器、開閉弁、エゼクタ、第一蒸発器、気液分
離器が、順次配管接続され、また、前記気液分離器と前
記エゼクタ吸引部とが第二蒸発器を介して配管接続さ
れ、さらに前記気液分離器と前記第二蒸発器間に配管接
続された第二流量調節弁を備えた冷凍装置において、前
記気液分離器を前記第二蒸発器より高い位置に設置する
とともに、前記第二蒸発器出口側の圧力を検出する圧力
検出手段と、同じく温度を検出する温度検出手段と、前
記第二流量調節弁を制御する制御手段とを備え、前記制
御手段は、前記圧力検出手段の検出圧力及び前記温度検
出手段の検出温度に基づき、前記第二蒸発器出口側の過
熱度が目標の過熱度になるように前記第二流量調節弁で
冷媒流量を調節するとともに、停止時には前記流量調節
弁を全開にするものである。
【0016】また、第12の発明に係る冷凍装置は、第
12の発明において、起動時は、前記制御手段が前記第
二流量調節弁を全閉にし前記圧力検出手段と前記温度検
出手段の検出値により第二蒸発器出口の過熱度を検出
し、過熱度が所定の値になるまで前記第二流量調節弁を
全閉にするものである。
【0017】また、第13の発明に係る冷凍装置は、エ
ゼクタ、第一蒸発器、第二蒸発器等を備えた冷凍装置に
おいて、前記凝縮器の凝縮圧力を検出する凝縮圧力検出
手段あるいは凝縮温度を検出する凝縮温度検出手段と、
前記凝縮圧力検出手段あるいは凝縮温度検出手段の検出
値により、目標の凝縮圧力あるいは目標の凝縮温度にな
るように凝縮器の凝縮状態を制御する凝縮器制御手段
と、前記第二蒸発器出口側の圧力を検出する圧力検出手
段と、同じく温度を検出する温度検出手段と、前記圧力
検出手段の検出圧力及び前記温度検出手段の検出温度に
基づき、前記第二蒸発器出口側の過熱度が目標の加熱度
になるように前記第二流量調節弁を制御する制御手段と
を備えたものである。
【0018】また、第14の発明に係る冷凍装置は、エ
ゼクタ、第一蒸発器、第二蒸発器等を備えた冷凍装置に
おいて、前記凝縮器の凝縮圧力を検出する凝縮圧力検出
手段あるいは凝縮温度を検出する凝縮温度検出手段と、
前記凝縮圧力検出手段あるいは凝縮温度検出手段の検出
値により、目標の凝縮圧力あるいは目標の凝縮温度にな
るように凝縮器の凝縮状態を制御する凝縮器制御手段
と、前記第二蒸発器の蒸発圧力を検出する圧力検出手段
あるいは蒸発温度を検出する温度検出手段と、前記圧力
検出手段の検出圧力あるいは前記温度検出手段の検出温
度に基づき、前記第二蒸発器の蒸発圧力または蒸発温度
が目標の蒸発圧力または目標の蒸発温度になるように前
記第二流量調節弁を制御する制御手段とを備えたもので
ある。
【0019】また、第15の発明に係る冷凍装置は、圧
縮機、凝縮器、開閉弁、第一流量調節弁、第一蒸発器、
気液分離器が、順次配管接続され、前記第一流量調節弁
と第一蒸発器をバイパスするバイパス回路にエゼクタを
備え、また、前記気液分離器と前記エゼクタ吸引部とが
第二蒸発器を介して配管接続され、さらに前記気液分離
器と前記第二蒸発器間に配管接続された第二流量調節弁
を備えた冷凍装置において、圧力検出手段あるいは温度
検出手段を備え、前記凝縮器の凝縮圧力あるいは凝縮温
度を検出し、目標の凝縮圧力あるいは目標の凝縮温度に
なるように、凝縮器の凝縮状態を制御する制御手段と、
圧力検出手段あるいは温度検出手段を備え、前記第一蒸
発器の蒸発圧力あるいは蒸発温度を検出し、目標の蒸発
圧力あるいは目標の蒸発温度になるように前記第一流量
調節弁を制御する制御手段と、圧力検出手段あるいは温
度検出手段を備え、前記第二蒸発器の蒸発圧力あるいは
蒸発温度を検出し、目標の蒸発圧力あるいは目標の蒸発
温度になるように前記第二流量調節弁の冷媒流量を調節
する制御手段を備えたものである。
【0020】また、第16の発明に係る冷凍装置は、第
15の発明において、第一流量調節弁と第二蒸発器をバ
イパスさせるバイパス回路に開閉弁を備えたものであ
る。
【0021】また、第17の発明に係る冷凍装置は、圧
縮機、凝縮器、開閉弁、第一流量調節弁、第一蒸発器、
気液分離器が、順次配管接続され、前記第一流量調節弁
と第一蒸発器をバイパスする回路にエゼクタを備え、前
記第一蒸発器と前記気液分離器を接続する配管への、前
記バイパス回路の合流点と第一蒸発器出口間に圧力調整
弁を備え、前記気液分離器と前記エゼクタ吸引部とが第
二蒸発器を介して配管接続され、さらに前記気液分離器
と前記第二蒸発器間に配管接続された第二流量調節弁を
備えた冷凍装置において、圧力検出手段あるいは温度検
出手段を備え、前記凝縮器の凝縮圧力あるいは凝縮温度
を検出し、目標の凝縮圧力あるいは目標の凝縮温度にな
るように、凝縮器の凝縮状態を制御する制御手段と、圧
力検出手段と温度検出手段を備え、第一蒸発器出口の圧
力と温度を検出し、目標の過熱度になるように、前記第
一流量調節弁で冷媒流量を調節する制御手段と、圧力検
出手段あるいは温度検出手段を備え、前記第二蒸発器の
蒸発圧力あるいは蒸発温度を検出し、目標の蒸発圧力あ
るいは目標の蒸発温度になるように前記第二流量調節弁
の冷媒流量を調節する制御手段を備えたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明の実施の形態の一例であ
り、圧縮機1、凝縮器2、第一流量調節弁3、エゼクタ
4、第一蒸発器5、第二流量調節弁13、第二蒸発器
6、気液分離器7が順次配管で接続され、さらに、気液
分離器7には、液面の高さを検知する液面検知手段とし
て、液面センサ8を備えた冷凍装置である。図2はエゼ
クタの構造図であり、エゼクタはノズル部10、ディフ
ューザ部11から構成されている。図3は圧力−エンタ
ルピ線図上の実施の形態の冷凍サイクル動作点である。
なお、図において矢印9は冷媒の流れを示している。
【0023】図1、図2、図3を用いて冷凍サイクル動
作について説明する。圧縮機1から吐出した高温高圧の
冷媒ガスR1は凝縮器2に入り、そこで凝縮して高圧の
液冷媒R2となり、第一流量調節弁3で冷媒流量を調節
され、エゼクタ4に送り込まれる。エゼクタ4に送り込
まれた冷媒はノズル部出口E2で状態R3になり、ディ
フューザ部11の混合部へ流れ込む。混合部でE4から
流れ込む状態R4の冷媒ガスと混合した後、R5の状態
となった冷媒はディフューザ11によりPe2からPe
1に圧力が回復し、状態R6の冷媒となる。エゼクタ4
をでた冷媒は第一蒸発器5に流れ込み、湿りの状態R7
で気液分離器7に送り込まれる。気液分離器7で状態R
8の冷媒ガスは圧縮機1の吸入へ、一方状態R9の冷媒
液は第二流量調節弁13で減圧され、第二蒸発器6に送
り込まれ、蒸発して状態R4となって、エゼクタ4の吸
引部E4に流れる。このため、通常の冷凍装置の様に、
二つの蒸発器があり、異なる蒸発圧力Pe1,Pe2
(Pe1>Pe2)で運転している場合は、蒸発圧力P
e2に圧縮機吸入の圧力を合わせる必要があるが、エゼ
クタを用いることで、圧縮機吸入の圧力を蒸発圧力Pe
1に合わせることができるため、圧縮機1の吸入ガス密
度が低下しない。そのため圧縮比が小さくでき、高効率
な運転が可能となる。
【0024】次に、冷媒としてR404AまたはR50
7のエゼクタに対する有効性を説明する。ここではR4
04Aのみについて説明するが、R507でもよい。図
1において圧縮機1での冷媒流量をGs、第二蒸発器6
での冷媒流量をGe、第二蒸発器6での冷媒流量Geと
圧縮機1での冷媒流量Gsの比を流量比α(=Ge/G
s)とする。一般にエゼクタ効率ηと流量比αとエンタ
ルピの関係は(1)式で表される。 α={(HR10−HR3)/(HR11−HR4)}η・・・・(1) Hはエンタルピで、添え字は図3の冷凍サイクル動作点
に対応している。R2→R3,R4→R11は等エント
ロピ変化、R2→R10は等エンタルピ変化である。
(1)式からも分かる様に、HR11→HR4が小さく、H
R10→HR3が大きい冷媒ほど、同じエゼクタ効率の場合
は流量比αが大きくなる。その結果、第二蒸発器6での
冷媒流量は大きくなり、第二蒸発器6の冷凍能力を大き
くすることが可能となる。(HR10−HR3)/(HR11
R4)は冷媒の物性で決定される値である。たとえば、
第一蒸発器5での蒸発圧力Pe1と第二蒸発器6の蒸発
圧力Pe2の差を50kPa一定とした場合におけるR
22とR404Aの(HR10−HR3)/(HR11−HR4
と第二蒸発器6の蒸発温度との関係を図4に示す。図4
でR22とR404A比較すると、R404Aの(H
R10−HR3)/(HR11−HR4)はR22のそれに比べて
約1.7倍大きい。同じエゼクタ効率ηを用いた場合、
R404Aの方がR22より流量比αが大きくなり、第
二蒸発器6での冷凍能力を大きくすることが容易にな
る。以上から、冷媒としてR404Aを用いた冷凍装置
には物性の観点から他の冷媒と比べてエゼクタ4の効果
が大きいと言える。即ち、(HR10−HR3)/(HR11
R4)の値が大きい冷媒、例えば、従来使われていた冷
媒R22に比べて大きいR404A,R507を用いる
ことでエゼクタを有効に利用することができる。
【0025】次に、運転方法について説明する。たとえ
ば、第一流量調節弁3、第二流量調節弁13には、それ
ぞれ電子膨張弁3、電子膨張弁13を採用し、さらに気
液分離器7には液面センサ8を備え、液面センサ8が気
液分離器7での液面高さが所定量にないことを検知した
とき、第1の第一流量調節弁制御手段が電子膨張弁3を
流れる冷媒流量を調節することにより、冷媒量の制御を
行う。具体的には、気液分離器7で液面が低下すると、
電子膨張弁3の開度を大きくし、液面が高くなるよう
に、冷媒量を制御する。逆に、液面が高い時は電子膨張
弁3の開度を小さくして、液面高さが低下するように制
御する。その結果、冷媒量は適正に制御することができ
る。また、第二蒸発器6の冷媒流量制御は、圧力を検出
する圧力検知手段として、たとえば、圧力センサ18
と、前記蒸発器の温度を検出する温度検知手段として、
たとえば、温度センサ19を用いて、第二蒸発器出口の
圧力P、温度Tを検出して、蒸発器出口の過熱度が一定
になるように、第1の第二流量調節弁制御手段が電子膨
張弁13で冷媒流量を制御する。なお、起動時等、気液
分離器7に液冷媒が存在しない時や不足時は、液面セン
サ8の検知により第2の第二流量調節弁制御手段が電子
膨張弁13を全閉にして、第一蒸発器5のみの運転とす
る。液面センサ8により液面高さが目標値まで到達して
いるのを検出した後は電子膨張弁13の開度調節を行
う。但し、第1、第2の第二流量調節弁制御手段は、共
通の制御手段としてもよい。
【0026】実施の形態2.図5は発明の実施の形態2
を示したものである。前記発明の実施の形態1の第一蒸
発器5の出口に第一蒸発器の出口圧力を検出する第1の
第一蒸発器圧力検知手段として、たとえば圧力センサ2
0を設置し、さらに前記第一蒸発器5の出口に第一蒸発
器の出口温度を検出する第1の第一蒸発器温度検知手段
として、たとえば温度センサ21を備えている。通常の
運転モードでは、前記発明の実施の形態1と同様に、気
液分離器7の液面を検出する手段、たとえば、液面セン
サ8で液面を検知して、第1の第一流量調節弁制御手段
が第一流量調節弁、たとえば電子膨張弁3の開度を調節
することで、気液分離器7の冷媒量を制御する。また、
第一蒸発器5のみの運転を行う時は、第二流量調節弁1
3、たとえば電子膨張弁13を全閉にし、第一蒸発器5
の出口の圧力Pを圧力センサ20で検出し、さらに温度
Tを温度センサ21で検出して、蒸発器出口の過熱度が
一定になるように、第2の第一流量調節弁制御手段が電
子膨張弁3で冷媒流量を制御する。但し、第1、第2の
第一流量調節弁制御手段は共通の制御手段としてもよ
い。
【0027】実施の形態3.図6は発明の実施の形態3
を示したものである。前記発明の実施の形態2の第一蒸
発器5に例えば第一開閉弁として第一電磁弁12と、第
一蒸発器5をバイパスする第一バイパス回路15と、そ
のバイパス回路15に第二開閉弁として第二電磁弁14
を備えている。通常の運転モードでは、第一バイパス回
路15の電磁弁14は閉、第一蒸発器5の電磁弁12は
開にする。液面センサ8で気液分離器7に冷媒が存在し
ないことや不足が検出されたときは、第一開閉弁制御手
段が第一蒸発器5の電磁弁12は閉、バイパス回路15
の電磁弁14は開にして、第一蒸発器5を冷媒がバイパ
スできるようにし、液面センサ8により目標液面高さに
なるまで、冷媒がバイパス回路15を流れるようにす
る。目標液面高さに達すると、通常の運転モードにす
る。また、第二蒸発器6の冷媒流量制御は、圧力を検出
する手段として、例えば、圧力センサ18と、前記蒸発
器の温度を検出する手段として、例えば温度センサ19
を用いて、第二蒸発器出口の圧力P、温度Tを検出し
て、第1の第二流量調節弁制御手段が蒸発器出口の過熱
度が一定になるように、電子膨張弁13で制御する。第
一蒸発器5の電磁弁12を閉、バイパス回路15の電磁
弁14を開にすることで、例えば、ヒータデフロスト時
等、第二蒸発器6のみの運転が可能となる。また、第一
蒸発器5でヒータデフロストを行いたい時も同様に、第
一蒸発器5の第一電磁弁12は閉、バイパス回路15の
第二電磁弁14は開にすると、第一蒸発器5はデフロス
トを行い、第二蒸発器6は運転させることにより、庫内
温度上昇を抑えることが可能となる。逆に、電子膨張弁
13を全閉、バイパス回路15の第二電磁弁14は閉に
すると、第一蒸発器5のみの運転となり、第二蒸発器6
のみデフロスト状態にすることもできる。
【0028】実施の形態4.図7は発明の実施の形態4
を示したものである。圧縮機1、凝縮器2、第一流量調
節弁3、エゼクタ4、第三流量調節弁17を備え、エゼ
クタ4をバイパスする第二バイパス回路16、第一蒸発
器5、気液分離器7、第二流量調節弁13、第二蒸発器
6などが順次配管で接続されている。さらに、気液分離
器7には、例えば液面の高さを検知する手段として液面
センサ8を備えた冷凍装置である。ここでは、第一流量
調節弁3、第二流量調節弁13、第三流量調節弁17に
は、電子膨張弁を用いることにする。通常の運転モード
では、電子膨張弁17の開度を全閉にし、エゼクタ4に
冷媒が流れるようにし、気液分離器7の液面を液面セン
サ8で検出して、第1の第一流量調節弁制御手段が電子
膨張弁3で冷媒量を制御する。また、第二蒸発器6の冷
媒流量制御は、圧力を検出する手段として、例えば、圧
力センサ18と、前記蒸発器の温度を検出する手段とし
て、例えば温度センサ19を用いて、第二蒸発器出口の
圧力P、温度Tを検出して、第1の第二流量調節弁制御
手段が蒸発器出口の過熱度が一定になるように、電子膨
張弁13で制御する。起動時などは、第1の第三流量調
節弁制御手段がこの電子膨張弁3を全閉にし、さらに電
子膨張弁13も全閉にして、エゼクタ4と第二蒸発器6
に冷媒を流れなくする。気液分離器7の液面高さを液面
センサ8にて検出しながら、エゼクタ4をバイパスする
回路16の電子膨張弁17の開度を調節することで冷媒
量を制御する。液面高さが目標値になるまで、電子膨張
弁13は全閉にし、第一蒸発器5のみの運転とする。液
面高さが目標値に達した後は通常の運転モードにする。
【0029】実施の形態5.図8は発明の実施の形態5
を示したものである。前記実施の形態4の第一蒸発器5
に例えば第一開閉弁として第一電磁弁12と、第一蒸発
器5をバイパスする第一バイパス回路15と、その回路
に第二開閉弁として第二電磁弁14を備えている。通常
の運転モードでは、バイパス回路15の第二電磁弁14
は閉、第一蒸発器5の第一電磁弁12は開にし、電子膨
張弁17の開度は全閉にし、エゼクタ4に冷媒が流れる
ようにする。気液分離器7の液面センサ8で検知し、第
1の第一流量調節弁制御手段が電子膨張弁3の開度を調
節することで、冷媒量を制御する。また、第二蒸発器6
の冷媒流量制御は、圧力を検出する手段として、例え
ば、圧力センサ18と、前記蒸発器の温度を検出する手
段として、例えば温度センサ19を用いて、第二蒸発器
出口の圧力P、温度Tを検出して、第1の第二流量調節
弁制御手段が蒸発器出口の過熱度が一定になるように、
電子膨張弁13で制御する。液面センサ8で気液分離器
7に冷媒が存在しないことや不足が検知されたときは、
第2の第三流量調節弁制御手段が第一蒸発器5の第一電
磁弁12は閉、バイパス回路15の第二電磁弁14は開
にし、第一蒸発器5を冷媒がバイパスさせるようにし、
電子膨張弁3は全閉にしてエゼクタをバイパスする回路
16の電子膨張弁17により、液面センサ8により目標
液面高さになるまで、蒸発器5をバイパスさせ、目標液
面高さに達すると、通常の運転モードにする。但し、第
2の第三流量調節弁制御手段は、前記実施の形態4の第
1の第三流量調節弁制御手段と共通の制御手段としても
よい。第一蒸発器5の電磁弁12を閉、バイパス回路1
5の電磁弁14を開にすることで、第二蒸発器6のみの
運転可能となる。また、ヒータデフロストなどを使用し
た時も同様に、第一蒸発器5の電磁弁12は閉、バイパ
ス回路15の電磁弁14は開にすると、第一蒸発器5は
デフロストを行い、第二蒸発器6は運転させることによ
り、庫内温度上昇を抑えることが可能となる。逆に、電
子膨張弁13を全閉、バイパス回路15の電磁弁14は
閉にすると、第一蒸発器5は運転状態、第二蒸発器6は
デフロスト状態にすることもできる。
【0030】実施の形態6.図9は発明の実施の形態6
を示すものである。圧縮機1、凝縮器2、第一流量調節
弁3、エゼクタ4、第一蒸発器5、第二流量調節弁1
3、第二蒸発器6が順次配管で接続され、さらに、気液
分離器7には、液面の高さを検知する手段として、液面
センサ8を備えた冷凍装置である。また、第一流量調節
弁3、エゼクタ4と第一蒸発器5をバイパスする第三バ
イパス回路23と、そのバイパス回路23に第四流量調
節弁24を備えている。ここでは、第一流量調節弁3、
第二流量調節弁13、第四流量調節弁24には電子膨張
弁を用いている。通常の運転モードでは、電子膨張弁2
4は全閉にし、エゼクタ4に冷媒が流れるようにする。
気液分離器7に設置した液面センサ8で液面高さを検出
して、第1の第一流量調節弁制御手段が電子膨張弁3に
より、冷媒量制御を行う。また、第二蒸発器6の冷媒流
量制御は、圧力を検出する手段として、例えば、圧力セ
ンサ18と、前記蒸発器の温度を検出する手段として、
例えば温度センサ19を用いて、第二蒸発器出口の圧力
P、温度Tを検出して、第1の第二流量調節弁制御手段
が蒸発器出口の過熱度が一定になるように、電子膨張弁
13で制御する。気液分離器に液が存在しない時または
不足時は、第1の第四流量調節弁制御手段が電子膨張弁
3を全閉にして、エゼクタに冷媒が流れないようにし
て、バイパス回路23に冷媒を流れるようにして、目標
液面高さに達するまで電子膨張弁24の開度を調節しな
がら運転する。気液分離器7での目標液面高さに到達し
た後は通常運転モードにする。
【0031】実施の形態7.図10は本発明の実施の形
態の一例であり、圧縮機1、凝縮器2、液溜26、第三
開閉弁27、エゼクタ4、第一蒸発器5、気液分離器
7、第二流量調節弁13、第二蒸発器6が順次配管で接
続されている。なお図において、矢印9は冷媒の流れを
示している。図2、図3、図10を用いて冷凍サイクル
動作について説明する。圧縮機1から吐出した高温高圧
の冷媒ガスR1は凝縮器2に入り、そこで凝縮して高圧
の液冷媒R2となり、エゼクタ4に送り込まれる。エゼ
クタ4に送り込まれた冷媒はノズル部出口E2で状態R
3になり、ディフューザ11の混合部へ流れ込む。混合
部でE4から流れ込む状態R4の冷媒ガスと混合した
後、R5の状態となった冷媒はディフューザ11により
Pe2からPe1に圧力が回復し、状態R6の冷媒とな
る。エゼクタ4を出た冷媒は第一蒸発器5に流れ込み、
湿りの状態R7となり気液分離器7に送り込まれる。気
液分離器7で状態R8の冷媒ガスは圧縮機1の吸入側
へ、一方状態R9の冷媒液は第二流量調節弁13で減圧
され、第二蒸発器6に送り込まれ、蒸発して状態R4と
なって、エゼクタ5の吸引部E4に流れる。このため、
通常の冷凍装置のように、二つの蒸発器があり、異なる
蒸発圧力Pe1,Pe2(Pe1>Pe2)で運転して
いる場合は、蒸発圧力Pe2に圧縮機吸入の圧力を合わ
せる必要があるが、エゼクタを用いることで、圧縮機吸
入の圧力を蒸発圧力Pe1に合わせることができるた
め、圧縮機1の吸入ガス密度が低下しない。そのため圧
縮比が小さくでき、高効率な運転が可能となる。
【0032】運転方法について説明する。本発明の実施
の形態では、第二流量調節弁13には電子膨張弁13、
第三開閉弁27には電磁弁27、第二蒸発器出口の圧力
を検出する第1の第二蒸発器圧力検出手段18には圧力
センサ18、第二蒸発器出口の温度を検出する第1の第
二蒸発器温度検出手段19には温度センサ19を用いて
いる。運転時は電磁弁27は開にしておき、第二蒸発器
出口の圧力、温度を圧力センサ18、温度センサ19で
測定し、第1の第二流量調節弁制御手段6aが第二蒸発
器出口の過熱度を算出し、所定の目標の過熱度になるよ
うに電子膨張弁13の開度を調節することで、第二蒸発
器6に送り込む冷媒流量を制御する。停止時は通常の冷
凍装置と同じように、電磁弁27を全閉にして、ポンプ
ダウン運転で冷凍装置を停止させる。このようにポンプ
ダウン運転で冷凍装置を停止させた場合、次に冷凍装置
を起動する時は気液分離器7に冷媒液が残っているため
に、圧縮機1に急激に冷媒が返る可能性があり、信頼性
の問題がある。そこで、気液分離器7を第二蒸発器6よ
り上の位置に据え、さらに冷凍装置が停止した場合、電
子膨張弁13は全開にしておき、気液分離器7の冷媒液
が第二蒸発器6に流れ込むようにする。このように冷媒
液を第二蒸発器6に移動させることによって再起動時、
圧縮機1に冷媒液が返りにくくなるため、信頼性が向上
する。さらに、再起動時には、第1の第二流量調節弁制
御手段6aにより、電子膨張弁13を全閉にし、第二蒸
発器出口の圧力センサ18、温度センサ19で過熱度を
算出し、所定の過熱度に達したら、電子膨張弁13を開
け、第二蒸発器6の液冷媒をなくすようにすることが望
ましい。以後は所定の目標の過熱度になるように、第1
の第二流量調節弁制御手段6aにより電子膨張弁13で
第二蒸発器6での冷媒流量を制御する。この制御をする
ことで、起動時の第二蒸発器6から気液分離器7に逆流
する冷媒をなくすことが可能となり、信頼性が向上す
る。
【0033】実施の形態8.図11は本発明の実施の形
態8を示したものである。圧縮機1、凝縮器2、液溜2
6、第三開閉弁27、エゼクタ4、第一蒸発器5、第二
蒸発器6等が配管接続されている。凝縮器2には、例え
ば本発明の実施の形態では凝縮器2の中間地点に凝縮圧
力を検出する凝縮圧力検出手段29として、圧力センサ
29を備えている。凝縮圧力検出手段の代わりに凝縮温
度を検出する凝縮温度検出手段として温度センサでもよ
い。第二蒸発器出口には第1の圧力検出手段18として
圧力センサ18、第1の温度検出手段19として温度セ
ンサ19を用いている。次に凝縮圧力制御(凝縮圧力を
一定にする制御)の有効性について説明する。図11に
おいて圧縮機1での冷媒流量をGc、第二蒸発器6での
冷媒流量をGe、第二蒸発器6での冷媒流量Geと圧縮
機1での冷媒流量Gcの比を流量比α(=Ge/Gc)
とする。一般にエゼクタ効率ηと流量比αとエンタルピ
の関係は(2)式で表される。 α=(HR10−HR3)・η/(HR11−HR4) ・・・・(2) Hはエンタルピで、添え字は図3の冷凍サイクル動作点
に対応している。R2→R3,R4→R11は等エント
ロピ変化、R2→R10は等エンタルピ変化である。
(2)式からもわかる様に、HR10→HR3が大きいほ
ど、同じエゼクタ効率の場合は流量比が大きくなる。そ
の結果、エゼクタを有効に利用することができる。すな
わち、凝縮圧力が低下すると、図3からも分かるように
エンタルピHR3は増大し、HR10−HR3も小さくなる。
その結果(2)式から、流量比αは低下する。凝縮圧力
を上昇させると流量比αは増加するが、圧縮比が増加す
るため、圧縮機の性能は低下する。その結果Gcは低下
するので、第二蒸発器の冷凍能力は増加しない。すなわ
ち凝縮圧力は適正な範囲がある。
【0034】次に、運転方法について説明する。圧力セ
ンサ29で凝縮圧力を検出し、目標の凝縮圧力に到達す
るように、凝縮圧力制御手段2aにより、空冷式凝縮器
の場合は風量を調節する。具体的には、凝縮圧力が目標
圧力を下回るときは、風量を減少させ、逆に凝縮圧力が
目標圧力を上回るときは、風量を増大させる。水冷式凝
縮器の場合は水量を調節する。具体的には、凝縮圧力が
目標圧力を下回るときは、水量を減少させ、逆に凝縮圧
力が目標圧力を上回るときは、水量を増大させる。この
ような制御方法で、凝縮圧力を目標の範囲に入るように
する。また、第二蒸発器出口の圧力、温度を圧力センサ
18、温度センサ19で測定し、第二蒸発器出口の過熱
度を算出し、目標の過熱度になるように、第1の第二流
量調節弁制御手段6aにより電子膨張弁13の開度を調
節することで、第二蒸発器6に送り込む冷媒流量を制御
する。
【0035】実施の形態9.図12は発明の実施の形態
9を示したものである。第二蒸発器6に蒸発圧力を検出
する第2の蒸発圧力検出手段31として圧力センサ31
を備えている。第二蒸発器6に第2の蒸発圧力検出手段
31の代わりに第2の蒸発温度検出手段として温度セン
サを用いてもよい。凝縮器2に凝縮圧力検出手段29と
して圧力センサを備えているが、凝縮温度温度検出手段
でもよい。凝縮器2の凝縮圧力あるいは凝縮温度は前記
発明の実施の形態8の制御と同様に凝縮圧力制御手段2
aにて制御する。第二蒸発器6の蒸発圧力を圧力センサ
31で検出し、第3の第二流量調節弁制御手段6bによ
り、目標の蒸発圧力になるように、第二流量調節弁13
を制御する。具体的には、蒸発圧力が目標の蒸発圧力よ
り大きい場合は、流量調節弁13として例えば電子膨張
弁13の開度を小さくする。逆に蒸発圧力が目標の蒸発
圧力より低い場合は、電子膨張弁13の開度を大きくす
る。この運転により凝縮圧力は一定、第二蒸発圧力は一
定となる。また、第一蒸発圧力はエゼクタのノズルの入
口の状態とノズル径でほぼ決定されるため、第一蒸発圧
力もほぼ一定となる。その結果、(2)式におけるH
R10−HR3,HR11−HR4も一定となり、流量比αも一定
となり、第二蒸発器6の冷凍能力は一定となる。このよ
うな制御方法は、負荷変動が小さい冷凍倉庫などに特に
有効である。
【0036】実施の形態10.図13は発明の実施の形
態10を示すものである。圧縮機1、凝縮器2、液溜2
6、第三開閉弁27、第一流量調節弁3、第一蒸発器
5、気液分離器7を順次接続して回路を形成し、前記第
一流量調節弁3と第一蒸発器5をバイパスさせる第四バ
イパス回路28にエゼクタ4を備え、さらに、第二流量
調節弁13と第二蒸発器6を接続した回路を前記気液分
離器7と前記エゼクタ4の吸引部E4に接続している。
前記気液分離器7と第二蒸発器6との間に第二流量調節
弁13として電子膨張弁13を備えている。また、第一
流量調節弁3として、例えば電子膨張弁3を用いる。ま
た、凝縮器2には凝縮圧力を検出する凝縮圧力検出手段
として圧力センサ29及び凝縮圧力制御手段2a、第一
蒸発器5の蒸発圧力を検出する第2の第一蒸発器圧力検
出手段として圧力センサ32及び第3の第一流量調節弁
制御手段5a、第二蒸発器の蒸発圧力を検出する第2の
第二蒸発器圧力手段として圧力センサ31及び第3の第
二流量調節弁制御手段6bを備えている。通常の運転で
は、凝縮器2では目標の凝縮圧力になるように凝縮圧力
制御手段2aにより風量や水量を増減させる。第一蒸発
器5については、目標の第一蒸発圧力になるように第3
の第一流量調節弁制御手段5aにより電子膨張弁3の制
御を行い、第二蒸発器6については、目標の第二蒸発圧
力になるように第3の第二流量調節弁制御手段6bによ
り電子膨張弁13の制御を行う。通常の運転では、エゼ
クタ4に流れる冷媒流量はほぼ一定であり、エゼクタ入
口の状態もほぼ一定であるので、第二蒸発器6での冷凍
能力はほぼ一定となる。また、第二蒸発器6の冷凍能力
もほぼ一定となる。例えば第一蒸発器5の設置されてい
る庫内の温度が高い場合(負荷大きい場合)は気液分離
器7に液がなくなる可能性がある。しかし、本発明の実
施の形態のようにバイパス回路28にエゼクタ4を設
け、第一蒸発器5をバイパスさせることで、常に気液分
離器7に冷媒液を送り込むことができるため、気液分離
器7に冷媒液を溜めることが可能となり、信頼性が向上
する。
【0037】実施の形態11.図14は発明の実施の形
態11を示すものである。前記発明の実施の形態10の
第四バイパス回路28の第一蒸発器6と気液分離器7を
接続した配管との合流点と第一蒸発器出口の間にエゼク
タ4の出口圧力と、圧縮機吸込み圧力を常に等しくする
ような圧力調節弁34として例えば蒸発圧力調節弁34
を備えている。第一蒸発器5での冷媒負荷が大きくな
り、エゼクタ4出口の圧力が上昇し、その結果、エゼク
タ4での圧力差が十分に確保できず、性能を十分に発揮
できない現象が発生する。蒸発圧力調節弁34を設置す
ることで、エゼクタ4出口の圧力をほぼ一定にすること
が可能となり、エゼクタ4の性能を一定にすることがで
きる。第一蒸発器出口には第一蒸発器出口圧力を検出す
る第3の圧力検出手段35、第一蒸発器出口温度を検出
する第2の温度検出手段36として圧力センサ35、温
度センサ36及び第4の第一流量調節弁制御手段5bを
備えている。凝縮器2及び第二蒸発器6の圧力制御につ
いては、前記実施の形態10と同じである。通常の運転
では、エゼクタ4に流れる冷媒流量はほぼ一定であり、
エゼクタ入口の状態もほぼ一定であるので、第二蒸発器
6での冷凍能力はほぼ一定となる。また第一蒸発器出口
の圧力センサ35、温度センサ36から第一蒸発器出口
の過熱度を求め、目標の過熱度になるように電子膨張弁
3の開度を調節する。本発明の実施の形態のような冷媒
回路にすることで、第一蒸発器5の冷凍能力は可変、第
二蒸発器6の冷凍能力は一定にすることが可能となる。
このような制御及び冷媒回路を用いる冷凍装置は、第一
蒸発器側の冷凍倉庫は負荷変動があるが、第二蒸発器の
冷凍倉庫は負荷変動が小さい所に特に有効である。
【0038】実施の形態12.図15は発明の実施の形
態12を示すものである。前記発明の実施の形態10の
第四バイパス回路28に第四開閉弁33として、例えば
電磁弁33を備えている。通常運転では、前記第四バイ
パス回路28の電磁弁33は開にしておき、前記発明の
実施の形態10と同様の制御とする。エゼクタ4を備え
た第四バイパス回路28の電磁弁33を閉じることで、
起動時やプルダウン時には第一蒸発器5のみの運転とな
り、通常の冷凍サイクルとなる。起動時やプルダウン運
転時(非定常な運転時)は、冷媒流量などの変動が大き
いことが予測され、安定な状態になるまでは、エゼクタ
に冷媒を流さないようにしたいため、通常の冷凍サイク
ル運転とする。また、前記電磁弁33を閉じることで、
第二蒸発器6は停止による霜取り運転、第一蒸発器5は
通常運転が可能となる。逆に、第一電子膨張弁3を全閉
にし、前記電磁弁33は開にしておくと、第一蒸発器5
は停止による霜取り運転、第二蒸発器6は通常運転が可
能となる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したとおり第1の発明に係る冷
凍装置は、圧縮機、凝縮器、第一流量調節弁、エゼク
タ、第一蒸発器、気液分離器が、順次配管接続され、ま
た、前記気液分離器と前記エゼクタの吸引部とが第二蒸
発器を介して配管接続された冷凍装置において、冷媒と
してハイドロフルオロカーボンR404AまたはR50
7を用いた構成にしたので、エゼクタを有効に利用する
ことで、第二蒸発器での冷媒流量を大きくし、第二蒸発
器においても冷凍能力が十分確保できる冷凍装置を提供
する。
【0040】また、第2の発明に係る冷凍装置は、気液
分離器に設けられた液面検知手段と前記液面検知手段が
前記気液分離器の冷媒量が所定量にないことを検知した
時、前記冷媒量が所定量になるまで第一流量調節弁の開
度制御する制御手段とを備えた構成としたので、気液分
離器で液面が所定より低下すると、弁開度を大きくし、
液面が所定より高くなると、弁開度を小さくして気液分
離器の冷媒量を所定の適正量に制御でき、性能と信頼性
を確保した冷凍装置を提供することができる。
【0041】また、第3の発明に係る冷凍装置は、気液
分離器の出口側で、前記気液分離器と前記第二蒸発器間
に配管接続された第二流量調節弁と、前記第二蒸発器出
口側配管に設けられた圧力検知手段及び温度検知手段
と、前記圧力検知手段と温度検知手段との検出値に基づ
き、前記第二蒸発器出口の加熱度が所定値となるように
第二流量調節弁を制御する制御手段とを備えた構成とし
たので、第二蒸発器の冷媒流量が適正に制御され、エゼ
クタを有効に利用できる。
【0042】また、第4の発明に係る冷凍装置は、気液
分離器に設けた液面検知手段と、前記気液分離器の出口
側で、前記気液分離器と前記第二蒸発器間に配管接続さ
れた第二流量調節弁と、前記液面検知手段が前記気液分
離器の冷媒液量不足を検知した時、前記冷媒量が所定量
になるまで前記第二流量調節弁を閉弁する制御手段とを
備えた構成としたので、第一蒸発器で冷却を行いなが
ら、気液分離器の液冷媒を所定量までもっていくことが
できる。
【0043】また、第5の発明に係る冷凍装置は、第一
蒸発器の出口側配管に設けられた圧力検知手段及び温度
検知手段と、前記圧力検知手段と温度検知手段との検出
値に基づき、前記第一蒸発器出口の過熱度が所定値とな
るように第一流量調節弁を制御する制御手段とを備えた
構成としたので、第一蒸発器の冷媒流量が適正に制御さ
れる。
【0044】また、第6の発明〜第9の発明に係る冷凍
装置は、気液分離器に設けられた液面検知手段と、第一
蒸発器をバイパスする、開閉弁または流量調節弁を有す
るバイパス回路と、前記液面検知手段が前記気液分離器
の冷媒量不足を検知した時、前記冷媒量が所定量になる
まで、前記バイパス回路の開閉弁または流量調節弁を開
弁する制御手段とを備えた構成としたので、早急に気液
分離器の冷媒量不足を解消でき、性能と信頼性の高い冷
凍装置を提供できる。
【0045】また、第10の発明に係る冷凍装置は、気
液分離器に設けた液面検知手段と、前記気液分離器の出
口側で、前記気液分離器と前記第二蒸発器間に配管接続
された第二流量調節弁と、前記第一流量調節弁と前記エ
ゼクタとをバイパスする第二バイパス回路と、前記第二
バイパス回路に設けた第三流量調節弁と、前記液面検知
手段が前記気液分離器の冷媒量不足を検知したとき、前
記冷媒量が所定量になるまで、前記第一流量弁と前記第
二流量弁とを閉弁し、前記第三流量調節弁の弁開度を調
節する制御手段とを備えた構成としたので、第一蒸発器
で冷却を行いながら、第三流量調節弁の弁開度を調節制
御して、気液分離装置の液量に対応した制御が可能とな
る。
【0046】また、第11の発明に係る冷凍装置は、気
液分離器を前記第二蒸発器より高い位置に接地するとと
もに、前記第二蒸発器出口側の圧力を検出する圧力検出
手段と、同じく温度を検出する温度検出手段と、前記第
二流量調節弁を制御する制御手段とを備え、前記制御手
段は、前記圧力検出手段の検出圧力及び前記温度検出手
段の検出温度に基づき、前記第二蒸発器出口側の過熱度
が目標の過熱度になるように前記第二流量調節弁で冷媒
流量を調節するとともに、停止時には前記流量調節弁を
全開にするので、停止時に気液分離器に残った冷媒液を
第二蒸発器に流れ込むようにできるため、再起動時に対
して信頼性を確保した冷凍装置を提供することができ
る。
【0047】また、第12の発明に係る冷凍装置は、第
11の発明において、起動時は、制御手段が前記第二流
量調節弁を全閉にし前記圧力検出手段と前記温度検出手
段の検出値により第二蒸発器出口の過熱度を検出し、過
熱度が所定の値になるまで前記第二流量調節弁を全閉に
するので、停止時に気液分離器より第二蒸発器に回収し
た冷媒液が第二蒸発器から逆流することを防ぐことによ
り信頼性を確保した冷凍装置を提供することができる。
【0048】また、第13の発明に係る冷凍装置は、凝
縮器の凝縮圧力を検出する凝縮圧力検出手段あるいは凝
縮温度を検出する凝縮温度検出手段と、前記凝縮圧力検
出手段あるいは凝縮温度検出手段の検出値により、目標
の凝縮圧力あるいは目標の凝縮温度になるように凝縮器
の凝縮状態を制御する凝縮器制御手段と、前記第二蒸発
器出口側の圧力を検出する圧力検出手段と、同じく温度
を検出する温度検出手段と、前記圧力検出手段の検出圧
力及び前記温度検出手段の検出温度に基づき、前記第二
蒸発器出口側の過熱度が目標の加熱度になるように前記
第二流量調節弁を制御する制御手段とを備えたので、エ
ゼクタ入口の冷媒の状態が一定となり、エゼクタの性能
が安定するため、信頼性を確保した冷凍装置を提供する
ことができる。
【0049】また、第14の発明に係る冷凍装置は、凝
縮器の凝縮圧力を検出する凝縮圧力検出手段あるいは凝
縮温度を検出する凝縮温度検出手段と、前記凝縮圧力検
出手段あるいは凝縮温度検出手段の検出値により、目標
の凝縮圧力あるいは目標の凝縮温度になるように凝縮器
の凝縮状態を制御する凝縮器制御手段と、前記第二蒸発
器の蒸発圧力を検出する圧力検出手段あるいは蒸発温度
を検出する温度検出手段と、前記圧力検出手段の検出圧
力あるいは前記温度検出手段の検出温度に基づき、前記
第二蒸発器の蒸発圧力または蒸発温度が目標の蒸発圧力
または目標の蒸発温度になるように前記第二流量調節弁
を制御する制御手段とを備えたので、エゼクタ入口の冷
媒の状態が一定となり、エゼクタの性能が安定するとと
もに、第二蒸発器での蒸発圧力も一定となるため、第
一、第二蒸発器も一定の冷凍能力を発揮できる冷凍装置
を提供することができる。
【0050】また、第15の発明に係る冷凍装置は、圧
縮機、凝縮器、開閉弁、第一流量調節弁、第一蒸発器、
気液分離器が、順次配管接続され、前記第一流量調節弁
と第一蒸発器をバイパスするバイパス回路にエゼクタを
備え、また、前記気液分離器と前記エゼクタ吸引部とが
第二蒸発器を介して配管接続され、さらに前記気液分離
器と前記第二蒸発器間に配管接続された第二流量調節弁
を備えた冷凍装置において、圧力検出手段あるいは温度
検出手段を備え、前記凝縮器の凝縮圧力あるいは凝縮温
度を検出し、目標の凝縮圧力あるいは目標の凝縮温度に
なるように、凝縮器の凝縮状態を制御する制御手段と、
圧力検出手段あるいは温度検出手段を備え、前記第一蒸
発器の蒸発圧力あるいは蒸発温度を検出し、目標の蒸発
圧力あるいは目標の蒸発温度になるように前記第一流量
調節弁を制御する制御手段と、圧力検出手段あるいは温
度検出手段を備え、前記第二蒸発器の蒸発圧力あるいは
蒸発温度を検出し、目標の蒸発圧力あるいは目標の蒸発
温度になるように前記第二流量調節弁の冷媒流量を調節
する制御手段を備えたので、エゼクタ入口の冷媒の状態
が一定となり、エゼクタの性能が安定するとともに、第
一蒸発器、第二蒸発器では冷凍能力を一定にできる冷凍
装置を提供することができる。
【0051】また、第16の発明に係る冷凍装置は、第
15の発明において、第一流量調節弁と第二蒸発器をバ
イパスさせるバイパス回路に開閉弁を備えたので、エゼ
クタ入口の冷媒の状態が一定となり、エゼクタの性能が
安定するとともに、第一蒸発器は可変、第二蒸発器では
冷凍能力を一定にできる冷凍装置を提供することができ
る。
【0052】また、第17の発明に係る冷凍装置は、圧
縮機、凝縮器、開閉弁、第一流量調節弁、第一蒸発器、
気液分離器が、順次配管接続され、前記第一流量調節弁
と第一蒸発器をバイパスするバイパス回路にエゼクタを
備え、前記第一蒸発器と前記気液分離器を接続する配管
への、前記バイパス回路の合流点と第一蒸発器出口間に
圧力調整弁を備え、前記気液分離器と前記エゼクタ吸引
部とが第二蒸発器を介して配管接続され、さらに前記気
液分離器と前記第二蒸発器間に配管接続された第二流量
調節弁を備えた冷凍装置において、圧力検出手段あるい
は温度検出手段を備え、前記凝縮器の凝縮圧力あるいは
凝縮温度を検出し、目標の凝縮圧力あるいは目標の凝縮
温度になるように、凝縮器の凝縮状態を制御する制御手
段と、圧力検出手段と温度検出手段を備え、第一蒸発器
出口の圧力と温度を検出し、目標の過熱度になるよう
に、前記第一流量調節弁で冷媒流量を調節する制御手段
と、圧力検出手段あるいは温度検出手段を備え、前記第
二蒸発器の蒸発圧力あるいは蒸発温度を検出し、目標の
蒸発圧力あるいは目標の蒸発温度になるように前記第二
流量調節弁の冷媒流量を調節する制御手段を備えたの
で、起動時やプルダウン運転時など、前記第二開閉弁を
全閉することで、第一蒸発器のみで、通常の冷凍サイク
ル運転をできる冷凍装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図である。
【図2】 この発明のエゼクタの構造図である。
【図3】 この発明の圧力−エンタルピ線図上の冷凍サ
イクル動作点である。
【図4】 この発明のHR10−HR3/HR11−HR4と蒸発
温度の関係を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態2を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態3を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態4を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態5を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態6を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態7を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態8を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態9を示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態10を示す図であ
る。
【図14】 この発明の実施の形態11を示す図であ
る。
【図15】 この発明の実施の形態12を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 圧縮機、2 凝縮器、2a 凝縮器制御手段、3
第一流量調節弁、4エゼクタ、5 第一蒸発器、5b
制御手段、6 第二蒸発器、6a 制御手段、6b 制
御手段、7 気液分離器、8 液面検知手段、12 第
一開閉弁、13 第二流量調節弁、14 開閉弁(第二
開閉弁)、15 バイパス回路(第一バイパス回路)、
16 第二バイパス回路、17 第三流量調節弁、18
圧力検知手段、19 温度検知手段、20 圧力検知
手段、21 温度検知手段、22 吸引部、23 バイ
パス回路(第三バイパス回路)、24 流量調節弁(第
四流量調節弁)、28 バイパス回路、29 凝縮圧力
(温度)検知手段、31第二蒸発器圧力(温度)検出手
段、33 開閉弁、34 圧力調整弁、35圧力検出手
段、36 温度検出手段。なお、各図中において同一の
番号は同一または相当部分を示す。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、第一流量調節弁、エゼ
    クタ、第一蒸発器、気液分離器が、順次配管接続され、
    また、前記気液分離器と前記エゼクタの吸引部とが第二
    蒸発器を介して配管接続された冷凍装置において、冷媒
    としてハイドロフルオロカーボンR404AまたはR5
    07を用いたことを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機、凝縮器、第一流量調節弁、エゼ
    クタ、第一蒸発器、気液分離器が、順次配管接続され、
    また、前記気液分離器と前記エゼクタの吸引部とが第二
    蒸発器を介して配管接続された冷凍装置において、前記
    気液分離器に設けられた液面検知手段と前記液面検知手
    段が前記気液分離器の冷媒量が所定量にないことを検知
    した時、前記冷媒量が所定量になるまで前記第一流量調
    節弁の開度制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
    る冷凍装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機、凝縮器、第一流量調節弁、エゼ
    クタ、第一蒸発器、気液分離器が、順次配管接続され、
    また、前記気液分離器と前記エゼクタの吸引部とが第二
    蒸発器を介して配管接続された冷凍装置において、前記
    気液分離器の出口側で、前記気液分離器と前記第二蒸発
    器間に配管接続された第二流量調節弁と、前記第二蒸発
    器出口側配管に設けられた圧力検知手段及び温度検知手
    段と、前記圧力検知手段と温度検知手段との検出値に基
    づき、前記第二蒸発器出口の過熱度が所定値となるよう
    に第二流量調節弁を制御する制御手段とを備えたことを
    特徴とする冷凍装置。
  4. 【請求項4】 圧縮機、凝縮器、第一流量調節弁、エゼ
    クタ、第一蒸発器、気液分離器が、順次配管接続され、
    また、前記気液分離器と前記エゼクタの吸引部とが第二
    蒸発器を介して配管接続された冷凍装置において、前記
    気液分離器に設けた液面検知手段と、前記気液分離器の
    出口側で、前記気液分離器と前記第二蒸発器間に配管接
    続された第二流量調節弁と、前記液面検知手段が前記気
    液分離器の冷媒液量不足を検知した時、前記冷媒量が所
    定量になるまで前記第二流量調節弁を閉弁する制御手段
    とを備えたことを特徴とする冷凍装置。
  5. 【請求項5】 圧縮機、凝縮器、第一流量調節弁、エゼ
    クタ、第一蒸発器、気液分離器が、順次配管接続され、
    また、前記気液分離器と前記エゼクタの吸引部とが第二
    蒸発器を介して配管接続された冷凍装置において、前記
    第一蒸発器の出口側配管に設けられた圧力検知手段及び
    温度検知手段と、前記圧力検知手段と温度検知手段との
    検出値に基づき、前記第一蒸発器出口の過熱度が所定値
    となるように第一流量調節弁を制御する制御手段とを備
    えたことを特徴とする冷凍装置。
  6. 【請求項6】 圧縮機、凝縮器、第一流量調節弁、エゼ
    クタ、第一蒸発器、気液分離器が、順次配管接続され、
    また、前記気液分離器と前記エゼクタの吸引部とが第二
    蒸発器を介して配管接続された冷凍装置において、前記
    気液分離器に設けられた液面検知手段と、前記第一蒸発
    器をバイパスする、開閉弁または流量調節弁を有するバ
    イパス回路と、前記液面検知手段が前記気液分離器の冷
    媒量不足を検知した時、前記冷媒量が所定量になるま
    で、前記バイパス回路の開閉弁または流量調節弁を開弁
    する制御手段とを備えたことを特徴とする冷凍装置。
  7. 【請求項7】 第一蒸発器入口側配管に第一開閉弁を備
    え、バイパス回路をエゼクタと前記第一開閉弁間の配管
    と、前記第一蒸発器と気液分離器間の配管とに接続され
    た第二開閉弁を有する第一のバイパス回路とし、液面検
    知手段が前記気液分離器の冷媒量不足を検知した時、前
    記冷媒量が所定量になるまで、制御手段が前記第一開閉
    弁を閉弁し、前記第二開閉弁を開弁すること特徴とする
    請求項6記載の冷凍装置。
  8. 【請求項8】 第一流量調節弁とエゼクタとをバイパス
    する第三流量調節弁を有する第二バイパス回路を備え、
    液面検知手段が気液分離器の冷媒量不足を検知した時、
    前記冷媒量が所定量になるまで、制御手段が第一バイパ
    ス回路の第二開閉弁を開弁し、第一蒸発器の第一開閉弁
    及び第一流量調節弁を閉弁し、前記第三流量調節弁の弁
    開度を調節制御すること特徴とする請求項7記載の冷凍
    装置。
  9. 【請求項9】 バイパス回路を、凝縮器と第一流量調節
    弁間の配管と、第一蒸発器と気液分離器間の配管とを接
    続する第4流量調節弁を有する第三バイパス回路とし、
    液面検知手段が前記気液分離器の冷媒量不足を検知した
    時、前記冷媒量が所定量になるまで、制御手段が前記第
    一流量調節弁を閉弁し、前記第4流量調節弁の弁開度を
    調節制御すること特徴とする請求項6記載の冷凍装置。
  10. 【請求項10】 圧縮機、凝縮器、第一流量調節弁、エ
    ゼクタ、第一蒸発器、気液分離器が、順次配管接続さ
    れ、また、前記気液分離器と前記エゼクタの吸引部とが
    第二蒸発器を介して配管接続された冷凍装置において、
    前記気液分離器に設けた液面検知手段と、前記気液分離
    器の出口側で、前記気液分離器と前記第二蒸発器間に配
    管接続された第二流量調節弁と、前記第一流量調節弁と
    前記エゼクタとをバイパスする第二バイパス回路と、前
    記第二バイパス回路に設けた第三流量調節弁と、前記液
    面検知手段が前記気液分離器の冷媒量不足を検知したと
    き、前記冷媒量が所定量になるまで、前記第一流量弁と
    前記第二流量弁とを閉弁し、前記第三流量調節弁の弁開
    度を調節する制御手段とを備えた冷凍装置。
  11. 【請求項11】 圧縮機、凝縮器、開閉弁、エゼクタ、
    第一蒸発器、気液分離器が、順次配管接続され、また、
    前記気液分離器と前記エゼクタ吸引部とが第二蒸発器を
    介して配管接続され、さらに前記気液分離器と前記第二
    蒸発器間に配管接続された第二流量調節弁を備えた冷凍
    装置において、前記気液分離器を前記第二蒸発器より高
    い位置に設置するとともに、前記第二蒸発器出口側の圧
    力を検出する圧力検出手段と、同じく温度を検出する温
    度検出手段と、前記第二流量調節弁を制御する制御手段
    とを備え、前記制御手段は、前記圧力検出手段の検出圧
    力及び前記温度検出手段の検出温度に基づき、前記第二
    蒸発器出口側の過熱度が目標の過熱度になるように前記
    第二流量調節弁で冷媒流量を調節するとともに、停止時
    には前記流量調節弁を全開にすることを特徴とする冷凍
    装置。
  12. 【請求項12】 起動時は、前記制御手段が前記第二流
    量調節弁を全閉にし前記圧力検出手段と前記温度検出手
    段の検出値により第二蒸発器出口の過熱度を検出し、過
    熱度が所定の値になるまで前記第二流量調節弁を全閉に
    することを特徴とする請求項11記載の冷凍装置。
  13. 【請求項13】 圧縮機、凝縮器、開閉弁、エゼクタ、
    第一蒸発器、気液分離器が、順次配管接続され、また、
    前記気液分離器と前記エゼクタ吸引部とが第二蒸発器を
    介して配管接続され、さらに前記気液分離器と前記第二
    蒸発器間に配管接続された第二流量調節弁を備えた冷凍
    装置において、前記凝縮器の凝縮圧力を検出する凝縮圧
    力検出手段あるいは凝縮温度を検出する凝縮温度検出手
    段と、前記凝縮圧力検出手段あるいは凝縮温度検出手段
    の検出値により、目標の凝縮圧力あるいは目標の凝縮温
    度になるように凝縮器の凝縮状態を制御する凝縮器制御
    手段と、前記第二蒸発器出口側の圧力を検出する圧力検
    出手段と、同じく温度を検出する温度検出手段と、前記
    圧力検出手段の検出圧力及び前記温度検出手段の検出温
    度に基づき、前記第二蒸発器出口側の過熱度が目標の加
    熱度になるように前記第二流量調節弁を制御する制御手
    段とを備えたことを特徴とする冷凍装置。
  14. 【請求項14】 圧縮機、凝縮器、開閉弁、エゼクタ、
    第一蒸発器、気液分離器が、順次配管接続され、また、
    前記気液分離器と前記エゼクタ吸引部とが第二蒸発器を
    介して配管接続され、さらに前記気液分離器と前記第二
    蒸発器間に配管接続された第二流量調節弁を備えた冷凍
    装置において、前記凝縮器の凝縮圧力を検出する凝縮圧
    力検出手段あるいは凝縮温度を検出する凝縮温度検出手
    段と、前記凝縮圧力検出手段あるいは凝縮温度検出手段
    の検出値により、目標の凝縮圧力あるいは目標の凝縮温
    度になるように凝縮器の凝縮状態を制御する凝縮器制御
    手段と、前記第二蒸発器の蒸発圧力を検出する圧力検出
    手段あるいは蒸発温度を検出する温度検出手段と、前記
    圧力検出手段の検出圧力あるいは前記温度検出手段の検
    出温度に基づき、前記第二蒸発器の蒸発圧力または蒸発
    温度が目標の蒸発圧力または目標の蒸発温度になるよう
    に前記第二流量調節弁を制御する制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする冷凍装置。
  15. 【請求項15】 圧縮機、凝縮器、開閉弁、第一流量調
    節弁、第一蒸発器、気液分離器が、順次配管接続され、
    前記第一流量調節弁と第一蒸発器をバイパスするバイパ
    ス回路にエゼクタを備え、また、前記気液分離器と前記
    エゼクタ吸引部とが第二蒸発器を介して配管接続され、
    さらに前記気液分離器と前記第二蒸発器間に配管接続さ
    れた第二流量調節弁を備えた冷凍装置において、圧力検
    出手段あるいは温度検出手段を備え、前記凝縮器の凝縮
    圧力あるいは凝縮温度を検出し、目標の凝縮圧力あるい
    は目標の凝縮温度になるように、凝縮器の凝縮状態を制
    御する制御手段と、圧力検出手段あるいは温度検出手段
    を備え、前記第一蒸発器の蒸発圧力あるいは蒸発温度を
    検出し、目標の蒸発圧力あるいは目標の蒸発温度になる
    ように前記第一流量調節弁を制御する制御手段と、圧力
    検出手段あるいは温度検出手段を備え、前記第二蒸発器
    の蒸発圧力あるいは蒸発温度を検出し、目標の蒸発圧力
    あるいは目標の蒸発温度になるように前記第二流量調節
    弁の冷媒流量を調節する制御手段を備えたことを特徴と
    する冷凍装置。
  16. 【請求項16】 第一流量調節弁と第二蒸発器をバイパ
    スさせるバイパス回路に開閉弁を備えたことを特徴とす
    る請求項15記載の冷凍装置。
  17. 【請求項17】 圧縮機、凝縮器、開閉弁、第一流量調
    節弁、第一蒸発器、気液分離器が、順次配管接続され、
    前記第一流量調節弁と第一蒸発器をバイパスする回路に
    エゼクタを備え、前記第一蒸発器と前記気液分離器を接
    続する配管への、前記バイパス回路の合流点と第一蒸発
    器出口間に圧力調整弁を備え、前記気液分離器と前記エ
    ゼクタ吸引部とが第二蒸発器を介して配管接続され、さ
    らに前記気液分離器と前記第二蒸発器間に配管接続され
    た第二流量調節弁を備えた冷凍装置において、圧力検出
    手段あるいは温度検出手段を備え、前記凝縮器の凝縮圧
    力あるいは凝縮温度を検出し、目標の凝縮圧力あるいは
    目標の凝縮温度になるように、凝縮器の凝縮状態を制御
    する制御手段と、圧力検出手段と温度検出手段を備え、
    第一蒸発器出口の圧力と温度を検出し、目標の過熱度に
    なるように、前記第一流量調節弁で冷媒流量を調節する
    制御手段と、圧力検出手段あるいは温度検出手段を備
    え、前記第二蒸発器の蒸発圧力あるいは蒸発温度を検出
    し、目標の蒸発圧力あるいは目標の蒸発温度になるよう
    に前記第二流量調節弁の冷媒流量を調節する制御手段を
    備えたことを特徴とする冷凍装置。
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