JPH07318176A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH07318176A
JPH07318176A JP2395295A JP2395295A JPH07318176A JP H07318176 A JPH07318176 A JP H07318176A JP 2395295 A JP2395295 A JP 2395295A JP 2395295 A JP2395295 A JP 2395295A JP H07318176 A JPH07318176 A JP H07318176A
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JP
Japan
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oil
refrigerant
compressors
compressor
branch
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JP2395295A
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English (en)
Inventor
Yutaka Otsuka
豊 大塚
Hirotsugu Takeuchi
裕嗣 武内
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 並列に接続された複数の圧縮機に冷媒中のオ
イルを均等に戻し循環させる。 【構成】 蒸発器より導かれる冷媒配管11の分岐部1
2から分かれ、複数の圧縮機にそれぞれ接続される分岐
冷媒配管13と14に冷媒中の分離したオイルを溜める
トラップ部20を設け、分岐部12およびトラップ部2
0に溜まるオイルを各圧縮機の吸入能力に応じて各圧縮
機に戻すようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、並列に接続された複数
の圧縮機に、冷媒中のオイルを均等に戻し循環させる冷
凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】並列に接続された複数の圧縮機に、冷媒
中のオイルを戻して循環させる冷凍装置として、例えば
特開昭58−110875号公報に示されるものがあ
る。これは、図9に示すように、圧縮機1と2の吐出側
から導かれる合流部15の下流側に、圧縮機1と2に冷
媒中のオイルを戻す点線で示すオイル戻し管を備えたオ
イル分離器3を設け、オイル分離器3より凝縮器4、受
液器5、減圧装置6および蒸発器7を順次接続し、蒸発
器7から分岐部12で分岐して圧縮機1と2の吸入側に
接続され、冷凍装置が構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の冷凍装置においては、蒸発器から各圧縮機に接続さ
れる途中に設けられた分岐部の構造によっては、各圧縮
機に戻されるオイル量が異なって来るため、オイル戻し
不足の圧縮機では潤滑不良が生じ、逆にオイル戻し過多
の圧縮機では圧縮効率が下がって冷凍能力の低下が生じ
る。
【0004】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
ので、並列に接続された複数の圧縮機に、分岐部の構造
に関係なく冷媒中のオイルを均等に戻すことにより、圧
縮機の潤滑不良或いは冷凍能力の低下を防止することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、請求項1記載の発明では、並列に接続さ
れた複数の圧縮機に対し凝縮器、受液器、減圧装置およ
び蒸発器が順次接続されて成る冷凍サイクルに於いて、
前記蒸発器よりの冷媒配管に設けられた分岐部から分か
れ、前記複数の圧縮機にそれぞれ接続される分岐冷媒配
管と、前記分岐冷媒配管にそれぞれ設けられ、冷媒中の
オイルを貯留するトラップ部と、を備えた構成とするも
のである。
【0006】請求項2の記載の発明では、前記分岐部の
近傍の上流冷媒配管内に、冷媒旋回流発生手段を設ける
ものである。請求項3記載の発明では、前記トラップ部
に加え前記分岐部に冷媒中のオイル貯留し、貯留したオ
イルを前記複数の圧縮機にそれぞれ戻すオイル戻し管を
有するオイル貯留器を設けるものである。
【0007】請求項4記載の発明では、前記それぞれの
オイル戻し管を一体的に形成し、このオイル戻し管の中
央部に一つのオイル吸込口を設けるものである。請求項
5記載の発明では、前冷凍装置の起動時は、前記複数の
圧縮機の全部を運転し、所定時間経過後に前記複数の圧
縮機のうち、運転の必要な圧縮機のみを運転するように
制御するものである。
【0008】
【作用および発明の効果】請求項1記載の発明によれ
ば、各圧縮機に接続される分岐冷媒配管には、冷媒中の
オイルを貯留するトラップ部が設けられているため、貯
留されたオイルは各圧縮機の吸込能力に応じて各圧縮機
に均等に戻されるので、オイル戻し不足による圧縮機の
潤滑不良やオイル戻し過多による冷凍能力の低下は防止
される。
【0009】さらに、各圧縮機の運転に於いて、停止し
ている圧縮機にはトラップ部によって液冷媒およびオイ
ルが戻されないため、圧縮機の起動時の液圧縮およびオ
イル圧縮による冷凍能力の低下が防止される。請求項2
記載の発明によれば、分岐部の近傍の上流側冷媒配管内
に冷媒旋回流発生手段が設けられるため、冷媒中のオイ
ルは旋回しながら分岐部に流入し、分岐部でのオイルの
片寄りは生じないので、各圧縮機に対してより均等なオ
イル戻しが行われる。
【0010】請求項3記載の発明によれば、トラップ部
に代え分岐部に冷媒中のオイルを貯留し、この貯留した
オイルを各圧縮機にそれぞれ戻すオイル戻し管を有する
オイル貯留器が設けられているため、オイル貯留器内の
オイルは、各圧縮機の吸入能力に応じてそれぞれのオイ
ル戻し管を介し各圧縮機に均等に戻されると共に、停止
している圧縮機にはオイル貯留器から液冷媒およびオイ
ルが戻されないため、請求項1の場合と同様の効果を奏
する。
【0011】請求項4記載の発明によれば、一体的に形
成されたオイル戻し管の中央部に一つのオイル吸入口が
設けられているため、複数の圧縮機に対して一つのオイ
ル吸込口からオイル吸い上げられ、一体的に形成された
オイル戻し管を介してオイルが戻されるので、別体のオ
イル吸込口を有するそれぞれのオイル戻し管の場合より
も、複数の圧縮機へ戻されるオイルの量がより均等にな
る。
【0012】請求項5記載の発明によれば、冷凍装置の
起動時は複数の圧縮機の全部を運転し、所定時間経過後
に運転に必要な圧縮機のみが運転されるため、冷凍サイ
クル中に寝込んでいた液冷媒は冷凍装置の起動時に全て
の圧縮機に満遍無く行き渡り、特定の圧縮機に戻ること
は無くなるので、各圧縮機間の寿命の偏りが無くなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明に用いられる冷凍サイクルの構成
図である。図1に於いて、1と2はそれぞれ並列に接続
された例えば2台の圧縮機、4は圧縮機1と2の吐出側
より逆止弁8を介して供給される高温高圧のガス冷媒を
凝縮化する送風ファン9を有する凝縮器、5は凝縮器4
で凝縮液化された気液二相冷媒を気液に分離する受液
器、6は受液器5から導出された液冷媒を減圧膨張する
減圧装置、7は減圧装置6により減圧膨張した霧状冷媒
を蒸発して吸熱作用により冷却する送風ファン10を有
する蒸発器で、これ等が順次接続されて冷凍サイクルが
構成されている。
【0014】なお、図1に示すように、蒸発器7から導
かれる冷媒配管11は、分岐部12で分岐冷媒配管13
と14に分かれ、分岐冷媒配管13は圧縮機1の吸入側
に、分岐冷媒配管14は圧縮機2の吸込側にそれぞれ接
続されており、一方、圧縮機1と2の吐出側から導かれ
る冷媒配管は、逆止弁8をそれぞれ介して合流側15で
合流し、凝縮器4に接続されている。
【0015】図2は、上記の冷凍サイクルに用いられる
第1実施例のオイル貯留部を示すもので、図2に示すよ
うに、分岐部12から分かれた分岐冷媒配管13と14
には、冷媒中のオイルを貯留するトラップ部20がそれ
ぞれ設けられている。ここで、トラップ部20の高さH
は、冷媒の流速によりオイルが運び去られる高さ以下と
し、且つ圧縮機停止時にトラップ部20に溜まったオイ
ルや液冷媒が、圧縮機の起動時に圧縮機の吸込側へ一気
に戻らない程度の高さに設定する。
【0016】また、図2に於いて、分岐部12の近傍の
上流側冷媒配管11に於けるP部には、冷媒旋回流発生
手段が設けられる。この冷媒旋回流発生手段は、例えば
図3(A)に示すように、冷媒配管11の内面に螺旋溝
11aを形成するか、図3(B)に示すように、冷媒配
管11の内部に螺旋ガイド11bを設けるものである。
【0017】次に、上記の第1実施例について、その作
用を説明する。図1に於いて、圧縮機1と2の吐出側よ
り冷媒と一緒に放出される潤滑用オイルは、冷凍サイク
ルを潤滑し、分岐部12を経て分岐冷媒配管13と14
から圧縮機1と2の吸入側に戻されるが、分岐部12の
形状によっては、冷媒中のオイルが圧縮機1と2へ均等
に戻らない。
【0018】しかし、本発明では図2に示すように、蒸
発器7から冷媒配管11に流入する矢印Aの冷媒は、分
岐部12から分かれた分岐冷媒配管13と14にトラッ
プ部20が設けられているため、冷媒中のオイルは分離
して分岐部12およびトラップ部20に一旦溜まるが、
この溜まったオイルは、圧縮機1と2の吸入能力に応じ
て、矢印Bで示すように、圧縮機1と2に均等に戻され
るので、オイル戻し不足による圧縮機の潤滑不良やオイ
ル戻し過多による冷凍能力の低下は防止される。
【0019】また、圧縮機1と2のうち、停止中の圧縮
機には、トラップ部20により液冷媒およびオイルは戻
されないため、圧縮機の起動時の液圧縮およびオイル圧
縮による冷凍能力の低下が防止される。さらに、図3に
示すように、分岐部12の近傍の上流側冷媒配管11内
に、冷媒が旋回しながら流れる螺旋溝11a又は螺旋ガ
イド11bを設けることにより、冷媒中のオイルは旋回
しながら分岐部12に流入し、分岐部12でのオイルの
片寄りは生じないので、圧縮機1と2に対してより均一
なオイル戻しが行われる。
【0020】図4は、第2実施例のオイル貯留部を示す
もので、第1実施例のトラップ部に代え、分岐部12に
冷媒中の分離したオイルを溜めるオイル貯留器30を設
けたものである。このオイル貯留器30は、図4に示す
ように、蒸発器7から導かれる冷媒配管11がケース3
1に接続されていて、ケース31内にはオイル吸込口3
2aと33aを有するオイル戻し管32と33がそれぞ
れ設けられており、ケース31内に於いて、オイル戻し
管32は圧縮機1に導かれる冷媒配管13に、オイル戻
し管33は圧縮機2に導かれる冷媒配管14に接続され
ている。
【0021】上記の第2実施例について、その作用を説
明すると、図4に示すように、蒸発器7から冷媒配管1
1に流入する矢印Aの冷媒はケース31内に入り、ケー
ス31内で冷媒中のオイルが分離してケース31に一旦
溜まるが、この溜まったオイルは、圧縮機1と2の吸入
能力に応じて、矢印Bで示すように、オイル戻し管32
と33から冷媒配管13と14を介して圧縮機1と2に
均等に戻されるので、オイル戻し不足による圧縮機の潤
滑不良やオイル戻し過多による冷凍能力の低下は防止さ
れる。
【0022】また、圧縮機1と2のうち、停止中の圧縮
機には、ケース31内の冷媒配管13又は14を介して
液冷媒が、或いはオイル戻し管32又は33を介してオ
イルが戻されることはないため、圧縮機の起動時の液圧
縮およびオイル圧縮による冷凍能力の低下が防止され
る。図5は、第3実施例のオイル貯留部を示すもので、
図4の第2実施例のオイル貯留器30に対し構成上の異
なる点は、図5に示すように、ケース31内には一体的
に形成されたT字形のオイル戻し管34が設けられてお
り、オイル戻し管34の中央部には一つのオイル吸込口
34aが開口していて、オイル吸込口34aはケース3
1の下方中央部に配置され、オイル戻り管34の一方は
圧縮機1に導かれる冷媒配管13に、他方は圧縮機2に
導かれる冷媒配管14に接続されている。
【0023】上記の第3実施例について、図4の第2実
施例のオイル貯留器30に対し作用上の異なる点は、ケ
ース31内にあって一体的に形成されたオイル戻し管3
4の中央部に一つのオイル吸込口34aが設けられてい
るため、一つのオイル吸込口34aからオイルが吸上げ
られ、一体的に形成されたオイル戻し管34を経て冷媒
配管13と14を介し圧縮機1と2にオイルが戻される
ので、第2実施例のように、オイル吸込口32aと33
aを有するオイル戻し管32と33からそれぞれオイル
を戻すよりも、圧縮機1と2へのオイル戻し料がより均
等になるという点にある。
【0024】図6は、上記第3実施例のオイル貯留器3
0の各変形例を示すもので、図6(a)は、一体的に形
成された山字形のオイル戻し管35をケース31の外部
に配置し、オイル戻し管35の一方を冷媒配管13に、
他方を冷媒配管14に接続し、オイル戻し管35の中央
部から分岐して突出した管の先端のオイル吸込口35a
をケース31の下方中央部に配置したものである。
【0025】また、図6(b)は、冷媒配管13と14
に対し一体的に形成されたT字形のオイル戻し管36を
ケース31内に設け、オイル戻し管36の下方にあって
ケース31の下方中央部に開口したオイル吸込口36a
を有するパイプを、オイル戻し管36の下方の開口部に
接続したものである。また、図6(c)は、一体的に形
成されたU字形のオイル戻し管37をケース31内に配
置し、オイル戻し管37の一方を冷媒配管13に、他方
を冷媒配管14に接続し、オイル戻し管37の中央部に
開口したオイル吸込口37aをケース31の下方中央部
に配置したものである。図6の各変形例の作用効果は、
図5の第3実施例の場合と同様であるので、説明は省略
する。
【0026】図7は、本発明の適用される冷凍サイクル
(但し圧縮機が2台の場合)の制御の一例を示す要部の
電気回路図である。図7に於いて、電源105から導か
れるメインスイッチ106を介して冷房スイッチ107
とリレー101,102が並列に接続され、それぞれが
制御回路100に接続されており、内気温センサ103
と外気温センサ104が制御回路100に接続されて
る。リレー101と102のリレー接点101aと10
2aがメイスイッチ106を介して並列に接続され、接
点101aは圧縮機1の作動を断続する電磁クラッチ4
1に、接点102aは圧縮機2の作動を断続する電磁ク
ラッチ42に接続され、電気回路が構成されている。
【0027】次に、本発明の適用される冷凍サイクルの
運転制御の一例を図7の電気回路図と図8のフローチャ
ートに基づいて説明する。メインスイッチ106を投入
して冷房スイッチ107を投入すると、制御回路100
により以下に述べる制御が行われる。冷房スイッチ10
7の投入により、リレー101と102に通電され、接
点101aと102aが閉じて圧縮機1の電磁クラッチ
41(以下、NO.1クラッチと呼ぶ)と圧縮機2の電
磁クラッチ42(以下、NO.2クラッチと呼ぶ)がO
Nし、圧縮機1と2が作動し冷凍サイクルの運転が始ま
る(ステップS1)。
【0028】NO.1とNO.2クラッチのON後、T
1秒経過したかどうかを判定し(ステップS2)、T1
秒経過していなければステップS2を続行し、T1秒経
過していれば内気温センサ103と外気温センサ104
の検出温度および設定温度をセンシングし(ステップS
3)、冷凍又は冷房運転のモードを決定する(ステップ
S4)。
【0029】次いで圧縮機1と2の2台運転(以下、2
コンと呼ぶ)かどうかを判定し(ステップ5)、2コン
の場合はステップS3に戻り、2コンでない場合は圧縮
機1又は2の1台運転(以下、1コンと呼ぶ)かどうか
を判定し(ステップS6)、1コンでない場合は、リレ
ー101と102への通電を遮断して接点101aと1
02aを開き、NO.1とNO.2のクラッチをOFF
して圧縮機1と2を停止し(ステップS7)、ステップ
S3に戻る 1コンの場合は、リレー101への通電を遮断して接点
101aを開き、NO.1クラッチをOFFして圧縮機
1を停止し(ステップS8)、NO.1クラッチのOF
F後、T2秒経過したかどうかを判定し(ステップS
9)、T2秒経過していなければステップS8に戻り、
T2秒経過していれば、リレー101へ通電して接点1
01aを閉じ、NO.1クラッチをONして圧縮機1を
運転すると共に、リレー102への通電を遮断して接点
102aを開き、NO.2クラッチをOFFして圧縮機
2を停止し(ステップS10)、NO.2クラッチOF
F後、T2秒経過したかどうかを判定し(ステップS1
1)、T2秒経過していなければステップS10に戻
り、T2秒経過していれば、リレー102へ通電して接
点102aを閉じ、NO.2クラッチをONして圧縮機
2を運転し(ステップS12)、ステップS8に戻る。
【0030】上記の制御に於いて、図1に示す凝縮器用
送風ファン9は、NO.1とNO.2クラッチの両者同
時ON・OFFと連動して作動又は停止し、図1に示す
蒸発器用送風ファン10は、クラッチのON・OFFに
関係なく冷房スイッチ107の投入・解除と連動して作
動又は停止する。なお、運転モードが変わった場合に
は、停止していた圧縮機側のクラッチからONされる。
【0031】上記の冷凍サイクルの運転制御の一例で
は、冷凍装置の起動時に圧縮機1と2をT1秒だけ運転
し、それ以降は圧縮機1と2をT2秒だけ交互に運転し
たが、これに限定されるものではなく、複数の圧縮機が
全部同時に起動してから、所定時間経過後に、内気温,
外気温および設定温度によって運転の必要な複数又は単
数の圧縮機が選定され運転される。従って、冷凍サイク
ル中に寝込んでいた液冷媒は、冷凍装置の起動時に複数
の圧縮機の全部に満遍無く行き渡り、特定の圧縮機に戻
ることが無くなるので、各圧縮機間の寿命の偏りが無く
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される冷凍サイクルの構成図であ
る。
【図2】第1実施例のオイル貯留部の概略側面図であ
る。
【図3】(A),(B)は冷媒旋回流発生手段の概略断
面図である。
【図4】第2実施例のオイル貯留部の概略断面図であ
る。
【図5】第3実施例のオイル貯留部の概略断面図であ
る。
【図6】(a),(b),(c)は第3実施例のオイル
貯留部の各変形例を示す概略断面図である。
【図7】本発明の適用される冷凍サイクルの制御の一例
を示す要部の電気回路図である。
【図8】本発明の適用される冷凍サイクルの制御の一例
を示すフローチャートである。
【図9】従来の冷凍サイクルの構成図である。
【符号の説明】
1,2 圧縮機 4 凝縮器 5 受液器 6 減圧装置 7 蒸発器 11 冷媒配管 11a 螺旋溝(冷媒旋回流発生手段) 11b 螺旋ガイド(冷媒旋回流発生手段) 12 分岐部 13,14 分岐冷媒配管 20 トラップ部 30 オイル貯留器 32,33 オイル戻し管(別体型) 34,35,36,37, オイル戻し管(一体型) 100 制御回路(制御手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列に接続された複数の圧縮機に対し凝
    縮器、受液器、減圧装置および蒸発器が順次接続されて
    成る冷凍サイクルに於いて、 前記蒸発器よりの冷媒配管に設けられた分岐部から分か
    れ、前記複数の圧縮機にそれぞれ接続される分岐冷媒配
    管と、 前記分岐冷媒配管にそれぞれ設けられ、冷媒中のオイル
    を貯留するトラップ部と、 を備えたことを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 前記分岐部の近傍の上流側冷媒配管内
    に、冷媒旋回流発生手段を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の冷凍装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の冷凍装置に於いて、前記
    トラップ部に代え前記分岐部に冷媒中のオイルを貯留
    し、貯留したオイルを前記複数の圧縮機にそれぞれ戻す
    オイル戻し管を有するオイル貯留器を設けたことを特徴
    とする冷凍装置。
  4. 【請求項4】 前記それぞれのオイル戻し管を一体的に
    形成し、このオイル戻し管の中央部に一つのオイル吸込
    口を設けたことを特徴とする請求項3記載の冷凍装置。
  5. 【請求項5】 前記冷凍装置の起動時は前記複数の圧縮
    機の全部を運転し、所定時間経過後に前記複数の圧縮機
    のうち、運転の必要な圧縮機のみを運転する制御手段を
    備えたことを特徴とする請求項1乃至4記載の何れかに
    記載の冷凍装置。
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