JPH04356665A - 二段圧縮式冷凍装置 - Google Patents

二段圧縮式冷凍装置

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JPH04356665A
JPH04356665A JP17127291A JP17127291A JPH04356665A JP H04356665 A JPH04356665 A JP H04356665A JP 17127291 A JP17127291 A JP 17127291A JP 17127291 A JP17127291 A JP 17127291A JP H04356665 A JPH04356665 A JP H04356665A
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stage compressor
stage
oil
compressor
low
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栄一 清水
Yoshio Miyamoto
善至雄 宮本
Kenichi Kagawa
賢一 香川
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    • F25B31/00Compressor arrangements
    • F25B31/002Lubrication
    • F25B31/004Lubrication oil recirculating arrangements

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はショーケースや冷蔵庫等
に使用される二段圧縮式冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、二段圧縮式冷凍装置は、特公昭
60−51617号公報に開示されている如く一つのケ
ーシングに低段側圧縮機構と高段側圧縮機構を備えたも
のが多い。即ち、低段側圧縮機構と高段側圧縮機構を一
つのケーシングに備えた圧縮機と、油分離器と、凝縮器
と、減圧装置と、蒸発器とを接続して二段圧縮式冷凍装
置を構成している。このため、油分離器にて分離された
オイルを前記圧縮機に戻すことにより圧縮機がオイル不
足となるようなことはなかった。
【0003】また、このような二段圧縮式冷凍装置にお
いては、より低い蒸発温度を得るために、凝縮器の出口
配管を分岐させ、一方を過冷却器を介して蒸発器に接続
すると共に、他方を電磁弁、過冷却器用膨張弁を介して
過冷却器に接続し更に低段側圧縮機と高段側圧縮機との
接続配管に接続していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成によると、二段圧縮機を別個の圧縮機にて構成した場
合、即ち、一方の圧縮機を低段側圧縮機として他方の圧
縮機を高段側圧縮機として二段圧縮式冷凍装置を構成し
た場合には、当然に従来の方法でオイルを戻すことはで
きず、何らかの対策を講じなければならなかった。
【0005】本発明は斯る点に鑑みなされたものであり
、各々単独で運転可能な別個の圧縮機を使用してその一
方を低段側圧縮機として他方を高段側圧縮機として構成
した二段圧縮式冷凍装置であっても、各々の圧縮機がオ
イル不足等を生じることのないオイルコントロールを実
現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、低段側圧縮機
、高段側圧縮機、油分離器、凝縮器、減圧装置、及び蒸
発器を接続してなる二段圧縮式冷凍装置において、前記
低段側圧縮機と高段側圧縮機を、減圧装置及び開閉弁を
有する油配管にて接続すると共に、油分離器にて分離さ
れたオイルを、高段側圧縮機と前記油配管とを順次介し
て低段側圧縮機に戻すよう構成したものである。
【0007】また、低段側圧縮機、高段側圧縮機、油分
離器、凝縮器、減圧装置、及び蒸発器を接続してなり、
前記低段側圧縮機と高段側圧縮機を、開閉弁を有する油
配管にて接続すると共に、油分離器にて分離されたオイ
ルを、高段側圧縮機と前記油配管とを順次介して低段側
圧縮機に戻すよう構成し、かつ、凝縮器の出口配管を分
岐させ、一方を過冷却器を介して蒸発器に接続すると共
に、他方を電磁弁、過冷却器用膨張弁、過冷却器を介し
て低段側圧縮機と高段側圧縮機との間の接続配管に接続
したものにおいて、前記低段側圧縮機を高段側圧縮機よ
り遅延して起動すると共に、高段側圧縮機のみの運転時
には前記開閉弁及び電磁弁を閉成するよう構成したもの
である。
【0008】更に、並列接続された複数台の低段側圧縮
機、1台の高段側圧縮機、油分離器、凝縮器、減圧装置
、及び蒸発器を接続してなる二段圧縮式冷凍装置におい
て、前記低段側圧縮機と高段側圧縮機を、減圧装置、開
閉弁、及び分配器を有し分配器から各低段圧縮機に分岐
された油配管にて接続すると共に、各低段圧縮機を均油
管にて接続し、油分離器にて分離されたオイルを、高段
側圧縮機と前記油配管とを順次介して各低段側圧縮機に
戻すよう構成したものである。
【0009】
【作用】本発明の二段圧縮式冷凍装置は上記の構成によ
り、低段側圧縮機と高段側圧縮機とが共に運転している
時、即ち、二段圧縮式冷凍装置の運転時は開閉弁を開放
させておけば、油分離器にて分離されたオイルを、まず
、高段側圧縮機に戻して高段側圧縮機に所定量のオイル
を確保した後、この高段側圧縮機で所定量以上となった
オイル、即ち、オーバーフローしたオイルを減圧装置を
有する油配管によって徐々に低段側圧縮機に戻すことが
できると共に、低段側圧縮機から高段側圧縮機へのオイ
ルの逆流を防止できる。この結果、低段側圧縮機と高段
側圧縮機とが別個の圧縮機で構成され、各々の圧縮機に
圧力差がある装置であっても各々の圧縮機のオイル量を
所定量に保つことができ、オイル不足による圧縮機のロ
ックを防止できる。
【0010】また、低段側圧縮機を高段側圧縮機より遅
延して起動すると共に、高段側圧縮機のみの運転時には
前記開閉弁及び電磁弁を閉成するよう構成したので、運
転開始時の過大電流の発生を防止できることはもとより
、低段側圧縮機起動前に両圧縮機の接続管へ液冷媒が供
給されるのを防止でき、高段側圧縮機での液圧縮を防止
して保護できる。
【0011】更に、低段側圧縮機が複数台の場合には油
配管の分配管を介して各圧縮機に接続したので、各圧縮
機へ均等に油を返すことができ、オイルバランスを良好
に維持できる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0013】1は二段圧縮式冷凍装置である。この冷凍
装置は、圧縮機構とこれを駆動する電動機を一つのケー
シング内のクランク室2及びモータ室3に収納してなり
、低段側として働く20馬力の低段側圧縮機4と、同じ
く圧縮機構とこれを駆動する電動機を一つのケーシング
内のクランク室5及びモータ室6に収納してなり、高段
側として働く10馬力の高段側圧縮機7と、油分離器8
と、凝縮器9と、この凝縮器9の出口配管から分岐され
た双方の配管10,11に接続された二重管式の過冷却
器12と、膨張弁13と、蒸発器14と、アキュムレー
タ15とを図1の如く配管接続することにより構成され
る。
【0014】16は前記低段側圧縮機4から吐出された
ガスを高段側圧縮機7へ送るための配管であり、この配
管16の途中には吐出圧力脈動を防止するためのマフラ
17及び混合器18が接続される。
【0015】凝縮器9から分岐された一方の配管10に
は電磁弁19及び過冷却器用膨張弁20が接続されてお
り、この配管10は過冷却器12の内管を経た後、前記
マフラ17及び混合器18間の配管16に接続されてい
る。
【0016】また、凝縮器9から分岐された他方の配管
11は過冷却器12の外管を経た後電磁弁21、膨張弁
13を介して蒸発器14に接続されている。
【0017】22は、前記低段側圧縮機4と高段側圧縮
機7とを接続する油配管であり、この配管22には電磁
弁23とキャピラリーチューブ24が接続されている。
【0018】30は凝縮器9冷却用のファンモーターで
ある。
【0019】25は、低段側圧縮機4の吸入配管及び吐
出配管に設けた低圧圧力検知器26及び高圧圧力検知器
27と、高段側圧縮機7の吸入配管及び吐出配管に設け
た低圧圧力検知器28及び高圧圧力検知器29からの信
号により、低段側圧縮機4及び高段側圧縮機7のON,
OFF、ファンモーター30のON,OFF、電磁弁1
9,21,23の開閉を制御する制御装置である。
【0020】この制御装置25は以下のような制御をす
る。
【0021】二段圧縮式冷凍装置1の起動時には、高段
側圧縮機7がONした一定時間後に低段側圧縮機4がO
Nするよう制御される。
【0022】低段側圧縮機4或るいは高段側圧縮機7の
いずれか一方が停止したら他方の圧縮機も即停止させる
【0023】各圧縮機4,7は、それぞれに設けた低圧
圧力検知器26,28及び高圧圧力検知器27,29か
らの信号により、設定圧力値内でON,設定圧力値外で
OFFするようON,OFF制御される。
【0024】起動時、高段側圧縮機7のみの運転状態で
は、油配管22の電磁弁23、分岐配管10の電磁弁1
9、及び膨張弁13手前の電磁弁21を閉成させておく
。即ち、これらの弁23,19,21は低段側圧縮機4
がONしている時のみ閉成される。
【0025】電磁弁23,19は圧縮機4,7の停止と
同時に閉成する。
【0026】高段側圧縮機7のONと同時にファンモー
ター30をONする。
【0027】このように構成された二段圧縮式冷凍装置
において、蒸発器14にて被冷却流体と熱交換して気化
したガスは吸入配管を通って低段側圧縮機4に吸入され
る。低段側圧縮機4にて中間圧力まで加圧されて配管1
6に吐出された冷媒ガスは、マフラ17を出た所で過冷
却器12より送られてくる低温の液冷媒と混合し、所定
の温度まで冷却された後、高段側圧縮機7に吸入される
【0028】高段側圧縮機7にて吐出圧力まで加圧され
た高温、高圧の冷媒ガスは、油分離器8にてガス中のオ
イルを分離した後、凝縮器9に入り凝縮器する。
【0029】凝縮された液冷媒は配管10と11とに分
岐して流され、一方の配管10へ流入した液冷媒は、電
磁弁19を通り過冷却器用膨張弁20にて中間圧力まで
減圧されてから過冷却器12の熱源冷媒用である外管へ
供給され、他方の配管11へ流入した液冷媒は、そのま
ま被冷却冷媒用である過冷却器12の内管を通って前述
したように配管16に流入する。
【0030】即ち、配管10,11によって分岐された
双方の液冷媒は過冷却器12にて熱交換し、過冷却器1
2の内管を通った液冷媒は十分に冷却されて膨張弁13
へ流入する。
【0031】そして、膨張弁13に流入した液冷媒はこ
こで減圧された後、蒸発器14に入って蒸発する。
【0032】而して、二段圧縮式冷凍装置1の運転時、
即ち、低段側圧縮機4と高段側圧縮機7とが共に運転し
ている時は、制御装置25によって電磁弁23は開放さ
れており、油分離器8にて分離されたオイルは、まず、
高段側圧縮機7のクランク室5へ戻される。高段側圧縮
機7のクランク室へ戻されるオイルが所定量を越えると
、このクランク室からオーバーフローしたオイルは油配
管22へ流入する。
【0033】油配管22に流入したオイルは、キャピラ
リチューブ24で絞られるので少量づつ徐々に低段側圧
縮機4のクランク室へ供給される。
【0034】従って、低段側圧縮機4と高段側圧縮機7
とが別個の圧縮機で構成され、各々の圧縮機に圧力差が
ある装置であっても各々の圧縮機4,7のオイル量を所
定量確保することができ、オイル不足による圧縮機のロ
ックを防止できる。
【0035】また、制御装置25により、低段側圧縮機
4と高段側圧縮機7とは、いづれか一方が停止した場合
には、他方も停止するよう同期して制御されており、加
えて、電磁弁19,23は圧縮機4,7の停止時には閉
じるよう制御されている。このため、常に二段圧縮式冷
凍装置としての正常運転を維持できると共に、例えば、
圧縮機4,7の停止時に、凝縮器9に残留した液冷媒が
高段側圧縮機7へ流入して再起同時の液圧縮を引き起こ
すようなことは防止でき、更に、低段側圧縮機4の圧力
上昇を防止して再起同時にショートサイクルとなるのを
防止できる。
【0036】また、所謂ポンプダウン方式によって圧縮
機4,7を停止することも制御装置25によって可能と
なっており、この場合には、蒸発器14の周辺温度の低
下を検知する温度センサー等からの信号により電磁弁1
9,21が閉じられる。
【0037】このため、凝縮器9から過冷却器12、及
び蒸発器14への冷媒供給は停止されるが、圧縮機4,
7の運転は続行するので吸入側圧力が低下し、低圧圧力
検知器26の信号により、圧縮機4,7が停止し、冷媒
を凝縮器9に集めた状態とする。
【0038】これにより、圧縮機4,7の冷媒の寝込み
を防ぎ、二段圧縮式冷凍装置1の再起同時に液バックを
防ぎ、起動性を向上できる。
【0039】更に、二段圧縮式冷凍装置1の起動時には
、高段側圧縮機7がONした一定時間後に低段側圧縮機
4がONするよう制御装置25によって制御されている
ため、中間圧力の異常上昇を防止して高段側圧縮機7を
無負荷に近い状態で運転でき、運転効率を向上できる。
【0040】また、低段側圧縮機4或るいは高段側圧縮
機7のいずれか一方が停止したら他方の圧縮機も即停止
されると共に、各圧縮機4,7は、それぞれに設けた低
圧圧力検知器26,28及び高圧圧力検知器27,29
からの信号により、設定圧力値内でON,設定圧力値外
でOFFするようON,OFF制御されるため、異常圧
力での圧縮機4,7の運転を確実に防止し、圧縮機を保
護することができる。
【0041】また、起動時、高段側圧縮機7のみの運転
状態では、油配管22の電磁弁23、分岐配管10の電
磁弁19、及び膨張弁13手前の電磁弁21を閉成させ
ておくようにしたので、低段側圧縮機4の起動前に、過
冷却用配管10から両圧縮機の接続管16へ液冷媒が供
給されるのを防止でき、高段側圧縮機7での液圧縮を防
止して保護できる。
【0042】即ち、高段側圧縮機7のみの運転状態では
配管16にはまだ高温ガスが流れていないため配管16
は冷えており、この状態で配管16に液冷媒が供給され
ると液冷媒はそのままの状態で高段側圧縮機7へ吸入さ
れてしまうのである。しかも、このように配管16がま
だ冷えている状態では液冷媒供給による冷却は不要であ
る。
【0043】また、電磁弁23,19は圧縮機4,7の
停止と同時に閉成するため、装置の停止時にも各圧縮機
4,7のオイルバランスが崩れるようなことはなく、配
管16や各圧縮機4,7に液冷媒が寝込むようなことは
ない。
【0044】更に、高段側圧縮機7のONと同時にファ
ンモーター30をONするようにしたので、装置の実運
転(両圧縮機4,7の運転)の前に凝縮器9を冷却して
おくことができ、プルダウン時の高圧圧力上昇を抑えて
起動性を向上することができる。
【0045】また、図2は低段側圧縮機を複数台使用し
た場合の他の実施例であり、並列接続された2台の低段
側圧縮機31,32(各15馬力)、1台の高段側圧縮
機33(15馬力)、油分離器34、凝縮器35、膨張
弁36、及び蒸発器37を接続し、かつ、凝縮器35の
出口配管を分岐させ、一方の配管38を過冷却器39、
電磁弁40を介して蒸発器37に接続すると共に、他方
の配管41を電磁弁42、過冷却器用膨張弁43、過冷
却器39を介して低段側圧縮機31,32と高段側圧縮
機33との接続配管44に接続し、前記低段側圧縮機3
1,32と高段側圧縮機33を、電磁弁45、キャピラ
リチューブ46、及び分配器47を有し分配器47から
各低段側圧縮機31,32に分岐された油配管48にて
接続すると共に、各低段側圧縮機31,32のクランク
室同士を均油管49にて接続し、油分離器34にて分離
されたオイルを、高段側圧縮機33と前記油配管48と
を順次介して各低段側圧縮機31,32に戻すよう構成
したものである。
【0046】このような構成により、高段側圧縮機7で
オーバーフローしたオイルを各低段側圧縮機31,32
へ均等に返すことができ、しかも各低段側圧縮機31,
32に返油されたオイルは均油管49で同等のレベルに
保たれるため、すべての圧縮機31,32,33のオイ
ルバランスを良好に維持できる。
【0047】尚、上記構成において、分配器47から各
低段側圧縮機31,32へ至る各油配管48を、同径で
等しい長さに設定することにより、オイルバランスをよ
り良好に保つことができる。尚、各圧縮機31,32,
33や電磁弁42,45等の制御は図1と同様である。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、二段圧縮
式冷凍装置の運転時は開閉弁を開放させておけば、油分
離器にて分離されたオイルを、まず、高段側圧縮機に戻
して高段側圧縮機に所定量のオイルを確保した後、この
高段側圧縮機で所定量以上となってオーバーフローした
オイルを、減圧装置を有する油配管によって徐々に低段
側圧縮機に戻すことができると共に、低段側圧縮機から
高段側圧縮機へのオイルの逆流を防止できる。この結果
、低段側圧縮機と高段側圧縮機とが別個の圧縮機で構成
され、各々の圧縮機に圧力差がある装置であっても各々
の圧縮機のオイル量を所定量に保つことができ、オイル
不足による圧縮機のロックを防止できる。
【0049】また、低段側圧縮機を高段側圧縮機より遅
延して起動すると共に、高段側圧縮機のみの運転時には
前記開閉弁及び電磁弁を閉成するよう構成したので、運
転開始時の過大電流の発生を防止できることはもとより
、低段側圧縮機起動前に両圧縮機の接続管へ液冷媒が供
給されるのを防止でき、高段側圧縮機での液圧縮を防止
して保護できる。
【0050】更に、低段側圧縮機が複数台の場合には油
配管の分配器を介して各圧縮機に接続したので、各圧縮
機へ均等に油を返すことができ、オイルバランスを良好
に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】二段圧縮式冷凍装置の冷媒回路図である。
【図2】他の実施例を示す二段圧縮式冷凍装置の冷媒回
路図である。
【符号の説明】
1          二段圧縮式冷凍装置4    
      低段側圧縮機 7          高段側圧縮機 8          油分離器 9          凝縮器 12        過冷却器 13        膨張弁 14        蒸発器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  低段側圧縮機、高段側圧縮機、油分離
    器、凝縮器、減圧装置、及び蒸発器を接続してなる二段
    圧縮式冷凍装置において、前記低段側圧縮機と高段側圧
    縮機を、減圧装置及び開閉弁を有する油配管にて接続す
    ると共に、油分離器にて分離されたオイルを、高段側圧
    縮機と前記油配管とを順次介して低段側圧縮機に戻すよ
    う構成したことを特徴とする二段圧縮式冷凍装置。
  2. 【請求項2】  低段側圧縮機、高段側圧縮機、油分離
    器、凝縮器、減圧装置、及び蒸発器を接続してなり、前
    記低段側圧縮機と高段側圧縮機を、開閉弁を有する油配
    管にて接続すると共に、油分離器にて分離されたオイル
    を、高段側圧縮機と前記油配管とを順次介して低段側圧
    縮機に戻すよう構成し、かつ、凝縮器の出口配管を分岐
    させ、一方を過冷却器を介して蒸発器に接続すると共に
    、他方を電磁弁、過冷却器用膨張弁、過冷却器を介して
    低段側圧縮機と高段側圧縮機との間の接続配管に接続し
    たものにおいて、前記低段側圧縮機を高段側圧縮機より
    遅延して起動すると共に、高段側圧縮機のみの運転時に
    は前記開閉弁及び電磁弁を閉成するよう構成したことを
    特徴とする二段圧縮式冷凍装置。
  3. 【請求項3】  並列接続された複数台の低段側圧縮機
    、一台の高段側圧縮機、油分離器、凝縮器、減圧装置、
    及び蒸発器を接続してなる二段圧縮式冷凍装置において
    、前記低段側圧縮機と高段側圧縮機を、減圧装置、開閉
    弁、及び分配器を有し分配器から各低段圧縮機に分岐さ
    れた油配管にて接続すると共に、各低段圧縮機を均油管
    にて接続し、油分離器にて分離されたオイルを、高段側
    圧縮機と前記油配管とを順次介して各低段側圧縮機に戻
    すよう構成したことを特徴とする二段圧縮式冷凍装置。
JP17127291A 1991-03-22 1991-07-11 二段圧縮式冷凍装置 Expired - Fee Related JP3152454B2 (ja)

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