JPS609078Y2 - コンバインにおける運転部のステップ構造 - Google Patents

コンバインにおける運転部のステップ構造

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JPS609078Y2
JPS609078Y2 JP6464179U JP6464179U JPS609078Y2 JP S609078 Y2 JPS609078 Y2 JP S609078Y2 JP 6464179 U JP6464179 U JP 6464179U JP 6464179 U JP6464179 U JP 6464179U JP S609078 Y2 JPS609078 Y2 JP S609078Y2
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JP
Japan
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operating
column
combine harvester
operating section
step structure
Prior art date
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Expired
Application number
JP6464179U
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English (en)
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JPS55163232U (ja
Inventor
洋吉 近藤
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマー農機株式会社 filed Critical ヤンマー農機株式会社
Priority to JP6464179U priority Critical patent/JPS609078Y2/ja
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  • Combines (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、コンバイン機台から延設され、延出端部に
操作コラムが装設される搭乗運転部のステップ構造に関
する。
オペレータが機体に搭乗して運転操作する形式のコンバ
インでは、機台から延設するステップの前端部に操作コ
ラムを立設して運転部を構威し、オペレータはステップ
上に乗って、前記操作コラム部の各種操作レバー類など
を操作し乍らコンバインを運行するのであるが、オペレ
ータには体格の異なりがあるので、操作コラムが一定位
置に固定して設けられているとオペレータによっては各
種操作レバー類の操作が行いにくくなる難点がある。
そのため、コンバインに類似するトラクタなどでは、例
えば米国特許第3448821号明細書ならびに図面に
みられるように、運転部の床(ステップ)に起立固設し
た収納筐にコントロールボックスを格納、傾倒引出しで
きるように設けて、オペレータに応じコントロールボッ
クスを適宜の位置に引出し維持して操作できるようにす
ることが行われている。
ところが、上記従来のものでは、コントロールボックス
の傾斜度調節によりオペレータの体格の異なりに適合さ
せることができるとはいうものの運転部の床の前端部に
は収納筐が固定常設されるから、その収納筐から前方に
コントロールボックスを倒しての傾度調節は行えないの
であり、したがって、収納筐は予め最大限に前方へ張り
出す位置にして置かねばならないから運転郡全体が大型
化してしまい、他機構との関連で運転部を極力コンパク
トに構威しなければならないコンバインに実施するには
不適なものとなっている。
また、従来構造のものは、運転部の床から立設される収
納筐に対してコントロールボックス下端を回動自在に取
付けて、コントロールボックスのみの傾動により位置調
節されるようになされているので、各種操作レバー類が
設置されているボックス上部の高さを比較的大幅に変じ
ようとすればコントロールボックス全体を極端に大幅に
傾斜させなければならないという難点もあり、更には、
コントロールボックスが機台の延出端部で可動する構造
となるので耐久性も悪くなるといった種々の問題がある
そこで本考案は、上記の種々の問題点を解消しコンバイ
ンの運転部に実施するに最適なステップ構造の提供を目
的として実施するものである。
以下、本考案による具体例を図面を参照して詳述する。
1はコンバインで、走行装置2によって支持される機台
3上の所要位置に、穀粒集収部4を持った脱穀装置5を
載置装備し、機台3の前部所定箇処には立毛状態の茎稈
群を刈取って上記脱穀装置5に搬送する前処理装置6を
昇降自在に設置してこれら各装置2.5.6を機台上の
連込に搭載するエンジン7へ連動連結し任意に作動停止
させるように構成され、エンジン7を収容するエンジン
カバー8の上側には座席装置9が設置されている。
又、機台3のエンジン搭載台3a前端部には、ステップ
10を取付は延設するための取付部11を設けるが、実
施例では該部を、ピン挿通孔が設けられた筒状体12で
形成している。
そしてステップ10の基端部に形成する連結部を、前記
取付部筒状体12のピン挿通孔と同芯状のピン挿通孔を
持った筒状体13で形成して、これらの筒状体12.1
3を第2図に示すごとく、各ピン挿通孔に防振ゴムなど
の防振具14を介在させながら対応合致させ、その合致
ピン挿通孔に共通に連結ピン15を挿通させることによ
ってヒンジ状となし、ステップ10を回動可能状態に装
備するものである。
更に、ステップ10の前記連結部近傍個処には、ステッ
プの位置変更固定板16が設けられこの固定板16と機
台3とには筒状体の軸芯Pを回動中心とする円弧状箇処
において複数個の固定具挿通孔17が設けられて、これ
らの孔を適宜合致させ固定具18を挿すことにより、ス
テップ10の延出位置を例えばA、B、C,位置のよう
に変更して固定できるようになすのである。
(第4図参照) なお、ステップ10の前方端には、コンバイン機体の運
行停止、速度変換などを行う制御機構19aや、各作業
装置5,6、エンジン7などの制御操作を行う機構20
.21などが上部に設置されている操作コラム19が起
立固設されるのであって、この操作コラム19にわける
前記各機構とそれぞれに対応する作用部とを連けいする
操作具22・・・・・・は適宜の手段を用いて、ステッ
プ10の位置変更に対応できるように構成するのである
実施例では操作具22の対応構成を、走行装置2のトラ
ンスミッション2aにおけるクラッチ断続を行う踏圧ペ
ダル形式の制御機構に限って図示し操作具22中に伸縮
調整具23を設けて順応させるようにしているのである
が、これは他のいかなる構成を用いても良く、又、図示
省略した他の制御機構の操作具にも当然同様に配慮実施
されるのである。
つぎに、このように構成する本考案実施例の作用を説明
する。
ステップ10は、通常第4図実線状態の如く取付けて固
定装着されるのであって、コンバインを運行作業すべく
進行させる際には、オペレータは座席装置9に腰かける
状態で運転姿勢をとり、操作コラム19の各種の制御機
構19at 20t 21を操作しながら作業する。
オペレータの背丈が異なり、座席位置から制御機構を操
作しすらいような場合には、固定具18を取付挿通孔1
7から外してステップ10を、座席位置に制御機構が近
ずく方向Bへ移動させるか、又は遠ざかる方向Cに移動
させるかして再び固定具18によりステップ10を機台
3に固定すればオペレータの背丈の異なりなどに適合し
て好適な制御操作を行なえる状態になせるのであり、こ
の調節時にはステップ10が機台3への取付基端部から
揺動するので、ステップ前端に起立固設された操作コラ
ム19の上端は、ステップの僅かの動きでも大きく上下
に位置変更し、それを座席に対す遠近方向の操作コラム
の傾きとが組合わさって、遠近と高さ調節が好都合に行
われるのである。
そして、エンジン7から発生する振動は、操縦フレーム
10にも伝達されるのであるが、この振動は取付部11
に介在させた防振具14部で減衰弱小になされるので、
操縦フレーム及び操作コラム部には大きな振動が発生し
ないのである。
以上の説明から明らかであるように、本考案では、各種
の制御操作機構を設置する操作コラムはステップ前端部
に固着状態で起立設置して、ステップの基端部を防振具
介装の取付部で機台側に水平横軸芯中心で上下回動でき
るように取付け、ステップ基端部からの揺動で操作コラ
ムの位置変更調節を行えるようにしているので、従来構
造のものでは遂し得なかったつぎのような効果を奏する
1 ステップを基端部から揺動させてステップ前端に固
設の操作コラムを位置変更調節できるように構成してい
るので、位置調節にあたっては標準位置から前倒れ方向
にも後倒れ方向にも移動できるため、操作コラムを機台
から大きく張り出した位置を標準位置として設置して置
かなくても対応でき、したがって、ステップならびに操
作コラムを張り出し量の少ないコンパクト構造にして設
置でき、更に、取付基部に防振具が介装されてどの移動
調節位置でもステップ、操作コラムの耐振性がよくなる
ことが相まって、益々全体をコンパクト軽量化でき、コ
ンバインの運転部に適すものになすことができる。
2 ステップの基部からの揺動で位置調節されるので、
調節に際しては操作コラムの上端部がステップの僅かの
移動で大幅に上下位置調節され、これに操作コラムの傾
斜が組合わさることで容易にオペレータに適合する位置
にすることができるから、調節操作が楽になり、また、
調節固定部もコンパクト化できる。
3 操作コラムはステップに起立固設させて置けばよい
ので、可動形のものに比すと強度が充分に確保されて耐
久性良好となり、可動形のもののようにサポート部材を
必要としなくなるから構造を簡潔化できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一具体例を示すもので、第1図は本考案
を実施したコンバインの全体側面図、第2図は要部の拡
大斜視図、第3図は同じく要部拡大平面一部断面図、第
4図は本考案の作用説明図である。 1・・・・・・コンバイン、3・・・・・・機台、3a
・・・・・・エンジン搭載台、9・・・・・・座席装置
、10・・・・・・操縦フレーム、11・・・・・・取
付部、12,13・・・・・・筒状体、14・・・・・
・防振具、15・・・・・・連結ピン、16・・・・・
・固定板、17・・・・・・固定具挿通孔、18・・・
・・・固定具、19.20,21・・・・・・制御機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前端部に操作コラム19が起立固設されている搭乗運転
    用のステップ10を機台3から延設して構成するコンバ
    インにおいて、前記ステップ10は、その基端部に形成
    する防振具14介装の連結部を機台3側に水平横軸心P
    中心で上下に回動可能に取付けて設け、ステップ10を
    基端部から上下方向に揺動させて傾度調節できるように
    構威したことを特徴とする運転部のステップ構造。
JP6464179U 1979-05-14 1979-05-14 コンバインにおける運転部のステップ構造 Expired JPS609078Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6464179U JPS609078Y2 (ja) 1979-05-14 1979-05-14 コンバインにおける運転部のステップ構造

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JP6464179U JPS609078Y2 (ja) 1979-05-14 1979-05-14 コンバインにおける運転部のステップ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55163232U JPS55163232U (ja) 1980-11-22
JPS609078Y2 true JPS609078Y2 (ja) 1985-04-01

Family

ID=29298669

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6464179U Expired JPS609078Y2 (ja) 1979-05-14 1979-05-14 コンバインにおける運転部のステップ構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6222417Y2 (ja) * 1981-06-09 1987-06-08

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JPS55163232U (ja) 1980-11-22

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