JPH07476Y2 - 歩行型フォークリフト - Google Patents

歩行型フォークリフト

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JPH07476Y2
JPH07476Y2 JP1988147927U JP14792788U JPH07476Y2 JP H07476 Y2 JPH07476 Y2 JP H07476Y2 JP 1988147927 U JP1988147927 U JP 1988147927U JP 14792788 U JP14792788 U JP 14792788U JP H07476 Y2 JPH07476 Y2 JP H07476Y2
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JP
Japan
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steering
balance weight
handle
shaft
steering shaft
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Application number
JP1988147927U
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English (en)
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JPH0269697U (ja
Inventor
普之 森下
英二 下山
幸広 福田
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は前端にフォーク部を設けた歩行型フォークリフ
トにおいて、後部に設けるバランスウェイトの部分の構
成に関するものである。
(ロ)従来技術 従来から、歩行型フォークリフトに関する技術は公知と
されているのである。例えば、実公昭52−37967号公報
や、実公昭54−12854号公報の如くである。
またフォークリフト装置において、機体後部にバランス
ウェイトを付設する技術も公知とされているのである。
例えば特公昭62−42840号公報や実公昭53−33285号公報
に記載の技術の如くである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 本考案は、歩行型フォークリフトにおいて、出来るだけ
小型コンパクトでありながら、十分な積載量を得ること
が出来るようにしたものである。
即ち、機体後部に設けたバランスウェイトに重複して操
向後輪と操向ハンドルを設け、バランスウェイトの製造
・組立において寸法誤差があったとしても容易に組立を
可能としたものである。
また該歩行型フォークリフトを簡易的に乗用可能とすべ
く、ステップをバランスウェイトの上に設けたものであ
る。
また該バランスウェイトは重量的に大きいものであるか
ら、メインフレームとの取付け部を頑丈に構成する必要
があり、該取付けをバランスウェイトから嵌挿部を突出
して、メインフレーム5の後端内部に嵌挿し締結したも
のである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明する。
歩行型フォークリフトを構成するメインフレーム5の後
端より、後方へ延長してパランスウェイト6を装着し、
該バランスウェイト6の下方に操向後輪13を配置し、バ
ランスウェイト6の上方に操向ハンドル8を枢支し、操
向後輪13を操向回動する操向軸30をバランスウェイト6
を貫通して支持し、上部の機体側に軸受支持した操向ハ
ンドル8のハンドル軸29と操向軸30との間を、カップリ
ング31で連結し、バランスウェイト6の上面で、操向軸
30の両側に左右のステップ11a,11aを構成したものであ
る。
(ホ)実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成を説明する。
第1図は歩行型フォークリフトの全体側面図、第2図は
メインフレーム5とボンネット10の内部を示す側面図、
第3図は同じく平面図、第4図は後面図である。
メインフレーム5により機体を支持している。左右のメ
インフレーム5,5の前端上部に渡架してチルト回動枢支
軸21を固設しており、該チルト回動枢支軸21にチルト枢
支ブラケット22を遊嵌している。そしてチルト枢支ブラ
ケット22の先端に左右のフォークフレーム1,1を固設し
ている。該フォークリフトフレーム1,1の間に、昇降シ
リンダの伸縮により滑車ワイヤー33を介して摺動昇降す
る昇降フレーム17が、両端のスライド軸をフォークフレ
ーム1,1に嵌入した状態で配置されている。
また昇降フレーム17の前面に左右のフォーク2,2の間隔
を調節可能とする左右摺動フレーム3が固設されてい
る。フォーク2,2は荷物を積載する為の突出状態と、収
納状態の2位置を取ることが可能である。
メインフレーム5の後端下部に、チルトシリンダ7を固
定しており、該チルトシリンダ7のピストン7aが、カウ
ンター回動アーム27に連結され、該カウンター回動アー
ム27とフォークフレーム1との間にリンク28が介装され
ている。
該チルトシリンダ7は左右に配置されており、フォーク
フレーム1,1の左右への捩れを防止している。またカウ
ンター回動アーム27を介したことにより、前輪12の車軸
を回避することが出来たものである。
またメインフレーム5,5の後端に渡架部材23が横設され
ており、該渡架部材23にブラケット44が固設されてい
る。
また該ブラケット44と前端のチルト回動枢支軸21との間
にエンジンフレーム4が固着されている。
第3図において示す如く、メインフレーム5,5の方がエ
ンジンフレーム4,4よりも広く外側に配置されている。
故に、エンジンフレーム4にエンジンEの振動が伝達さ
れても、メインフレーム5には伝達し難いように防振構
造としているのである。
そして左右のメインフレーム5,5は断面コ型のチャネル
を向かい合わせて固設しており、該メインフレーム5の
後端のコ型開口部に、バランスウェイト6の前端に構成
した嵌挿部を嵌入し固定しているのである。
またメインフレーム5の前方部分よりハンドル支持杆14
を斜め上後方に向けて突出しており、該ハンドル支持杆
14の中途部に、ボンネット10の枢支部10aを構成してい
るのである。該ボンネット10は枢支部10aの部分を中心
に前後に開閉回動させるのである。10bはボンネット10
のロック金具である。
ボンネット10はエンジンEの上方を覆っており、エンジ
ンEの点検補修の為に開閉可能としているが、後部を覆
う機体後部カバー11は固着しているのである。
そして油圧タンク48の部分を点検補修する為に機体後部
カバー11の後面に点検カバー11bを設けている。
エンジンEのクランクシャフトに2個のエンジンプーリ
ー24が固設されており、該エンジンプーリー24よりミッ
ションケースMの入力プーリー26と、油圧ポンププーリ
ー25にベルトを巻回している。
機体後部カバー11の上部がダッシュボードを構成してお
り、該ダッシュボードの部分に操向ハンドル8と、リフ
トレバー15とチルトレバー16と前後進切換レバー54を突
出している。
また前後に操向位置を調節し、操向の為に左右に回動す
る操向ハンドル8を枢支している。該操向ハンドル8の
上下回動を可能とするロックレバー20を操向ハンドル8
の基部に設けている。
また操向ハンドル8はT字型に構成しており、左握り8b
の部分にクラッチブレーキレバー18と、エンジンEのア
クセルレバー19が設けられている。
また操向ハンドル8の右握り8aの部分は、回転が可能で
あり、ミッションケースMの内部に構成したリングコー
ン式の無段変速機の変速操作部を構成している。
該操向ハンドル8は上下に回動するので、そのまま下方
の操向後輪13まで延長出来ず、ハンドル軸29を下方に垂
下している。
またハンドル軸29を直接に操向軸30に固着すると、バラ
ンスウェイト6の組み付け誤差が発生した場合に、操向
ハンドル8の回動が出来なくなるので、ハンドル軸29と
操向軸30の間をカップリング31にて連結している。
第5図はハンドル軸29と操向軸30との連結部の側面断面
図、第6図はバランスウェイト6の取付部を示す側面断
面図、第7図はバランスウェイト6の平面図、第8図は
スタータハンドル32の支持部の側面断面図である。
第7図において、バランスウェイト6には中央に円形開
口6cを設けており、該円形開口6cの下に操向後輪13が操
向回動可能に軸受支持されている。該バランスウェイト
6は鋳鉄製により構成されており、出来るだけ加工を無
くすべく鋳放しのまま取り付けているので、メインフレ
ーム5と嵌挿部6aの部分の寸法精度を出し難いのであ
る。
故に、操向軸30が上下左右にずれる可能性が高く、この
状態で取り付けられるようにカップリング31を、第5図
の如く構成している。
即ち、該カップリング31は左右と上下にガタを作るべ
く、ハンドル軸29とカップリング31の間に間隙を構成し
カップリングピン47とカップリング31のピン長孔31aと
の間で上下方向のガタを構成している。
ハンドル軸29は、ハンドル支持杆14の後端に設けられ、
支持体37の後端の軸受筒38に遊嵌されている。そして該
支持体37から突出したストッパーピン41と、角度規制板
40により一定角度以上の操向回動を不可能としている。
また操向ハンドル8はハンドル基部8cにおいて、8と
8′の2位置に固定可能としており、係止板36に係止ピ
ン35を2位置において係合して固定すべく構成してい
る。該係止ピン35を解除するのがロックレバー20であ
る。
操向ハンドル8を、第1図の8の位置の如く直立した場
合には、簡易乗降時や前進操作の場合であり、8′の位
置にした場合には、オペレーターが後ろ向きに走行する
場合に利用するのである。そしてハンドル基部8cとロッ
クレバー20と係止板36等が回動支持体34に支持されてお
り、該回動支持体34も操向ハンドル8の操向回動に連れ
て回動するのである。
ハンドル軸29は該回動支持体34の底部に固定されてい
る。
第6図において、エンジンフレーム4の後端が上方へ延
長されて、油圧タンク48の載置台42を構成している。ま
た機体後部カバー11のステップ11aの部分とバランスウ
ェイト6の上面との間には間隙aを構成して、クッショ
ン効果を持たせている。
また操向軸30の下端は操向後輪13の車軸支持体に固設さ
れている。
第8図において、機体後部カバー11の左右に設けた垂直
壁の部分のうち右側に、スタータハンドル32が突出され
ている。該スタータハンドル32はガイド筒39を介してエ
ンジンEに延長されているのである。
(ヘ)考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
第1に、バランスウェイト6とメインフレーム5の取付
部分において、前後左右方向に組み付け誤差が発生した
場合にも、該カップリング31のピン長孔31aと、ハンド
ル軸29との間隙によりこれを吸収することが出来るの
で、操向軸30の方向が曲がっていても、上下高さに誤差
があってもハンドル軸29と連結することができ、かつ操
向ハンドル8による操作をすることが出来るのである。
第2に、オペレーターは簡易的に両足をステップ11aに
載せて乗用フォークとすることができ、作業時の歩行に
よるオペレーターの疲労を軽減することが出来たもので
ある。
第3に、操向軸30の左右にステップ11a,11aを配置する
ので、オペレーターは足を拡げた状態で簡易乗車するこ
とが出来、安定した姿勢で運転操作することが出来るの
である。
第4に、バランスウェイト6の下方で、バランスウェイ
ト6に周囲を守られた状態で操向後輪13を配置すること
が出来るので、操向後輪13の破損をバランスウェイト6
により防ぐことが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は歩行型フォークリフトの全体側面図、第2図は
メインフレーム5とボンネット10の内部を示す側面図、
第3図は同じく平面図、第4図は後面図、第5図はハン
ドル軸29と操向軸30との連結部の側面断面図、第6図は
バランスウェイト6の取付部を示す側面断面図、第7図
はバランスウェイト6の平面図、第8図はスタータハン
ドル32の支持部の側面断面図である。 4…エンジンフレーム 5…メインフレーム 6…バランスウェイト 8…操向ハンドル 29…ハンドル軸 30…操向軸 31…カップリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】歩行型フォークリフトを構成するメインフ
    レーム5の後端より、後方へ延長してバランスウェイト
    6を装着し、該バランスウェイト6の下方に操向後輪13
    を配置し、バランスウェイト6の上方に操向ハンドル8
    を枢支し、操向後輪13を操向回動する操向軸30をバラン
    スウェイト6を貫通して支持し、上部の機体側に軸受支
    持した操向ハンドル8のハンドル軸29と操向軸30との間
    を、カップリング31で連結し、バランスウェイト6の上
    面で、操向軸30の両側に左右のステップ11a,11aを構成
    したことを特徴とする歩行型フォークリフト。
JP1988147927U 1988-11-12 1988-11-12 歩行型フォークリフト Expired - Lifetime JPH07476Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988147927U JPH07476Y2 (ja) 1988-11-12 1988-11-12 歩行型フォークリフト

Applications Claiming Priority (1)

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JP1988147927U JPH07476Y2 (ja) 1988-11-12 1988-11-12 歩行型フォークリフト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0269697U JPH0269697U (ja) 1990-05-28
JPH07476Y2 true JPH07476Y2 (ja) 1995-01-11

Family

ID=31418786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988147927U Expired - Lifetime JPH07476Y2 (ja) 1988-11-12 1988-11-12 歩行型フォークリフト

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JP (1) JPH07476Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5237967U (ja) * 1975-09-09 1977-03-17

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JPH0269697U (ja) 1990-05-28

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