JPS6086362A - 減圧装置 - Google Patents
減圧装置Info
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- JPS6086362A JPS6086362A JP58192930A JP19293083A JPS6086362A JP S6086362 A JPS6086362 A JP S6086362A JP 58192930 A JP58192930 A JP 58192930A JP 19293083 A JP19293083 A JP 19293083A JP S6086362 A JPS6086362 A JP S6086362A
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- pressure
- hole
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば空気調和機の冷媒回路において凝縮器
からの高圧の液冷媒を所定圧力に減圧させるため等に使
用される減圧装置に関するものである。
からの高圧の液冷媒を所定圧力に減圧させるため等に使
用される減圧装置に関するものである。
〈従来技術)
従来、ヒートポンプ式冷暖房空気調和機の一例として、
例えば実公昭55−52301号公報等に開示されてい
るように、冷媒回路に減圧装置としてのキャピラリーチ
ューブを備え、冷房運転時には室外側熱交換器を通過し
た高圧の液冷媒をキャピラリーチューブで減圧したのち
室内側熱交換器で蒸発させ、一方、暖房運転時には、同
様に室内側熱交換器を通過した高圧の液冷媒をキャピラ
リーチューブで減圧したのち室外側熱交換器で蒸発させ
るようにした冷媒サイクルを持つものはよく知られてい
る。
例えば実公昭55−52301号公報等に開示されてい
るように、冷媒回路に減圧装置としてのキャピラリーチ
ューブを備え、冷房運転時には室外側熱交換器を通過し
た高圧の液冷媒をキャピラリーチューブで減圧したのち
室内側熱交換器で蒸発させ、一方、暖房運転時には、同
様に室内側熱交換器を通過した高圧の液冷媒をキャピラ
リーチューブで減圧したのち室外側熱交換器で蒸発させ
るようにした冷媒サイクルを持つものはよく知られてい
る。
ところで、上記主11ビラリーチコープは通常比較的良
い寸法の毛細管をコンパクト化のために螺−2− 旋状に捲ぎ重ねてなり、冷媒が該毛細管内を通過すると
きの流通抵抗を利用して冷媒を減圧するようにしたもの
である。そのため、このようなキャピラリーチューブは
、その製造に特殊な技術を要するので大量に生産し難く
、入手性が低くて高価格であるとともに、他の冷媒配管
と接続する場合には特別の継手管を要するという欠点が
あった。
い寸法の毛細管をコンパクト化のために螺−2− 旋状に捲ぎ重ねてなり、冷媒が該毛細管内を通過すると
きの流通抵抗を利用して冷媒を減圧するようにしたもの
である。そのため、このようなキャピラリーチューブは
、その製造に特殊な技術を要するので大量に生産し難く
、入手性が低くて高価格であるとともに、他の冷媒配管
と接続する場合には特別の継手管を要するという欠点が
あった。
また、毛細管の扁平を防いで冷媒の流通路を確保するた
めに螺旋部分の径を極度に小さくすることができないの
で、コンパクト化に限度があり、大きな取付スペースが
必要であった。しかも、大きな減圧効果を得るためには
、全長を長くすることが必要であり、また、複数本のも
のが空気調和機のユニット内で分散配置されると該ユニ
ット内の構造が複雑になるという嫌いがあった。
めに螺旋部分の径を極度に小さくすることができないの
で、コンパクト化に限度があり、大きな取付スペースが
必要であった。しかも、大きな減圧効果を得るためには
、全長を長くすることが必要であり、また、複数本のも
のが空気調和機のユニット内で分散配置されると該ユニ
ット内の構造が複雑になるという嫌いがあった。
さらに、毛細管を捲ぎ重ねているので、空気調和機の運
転時にその運転振動に伴って振動したり、毛細管同士の
接触により騒音が発生したりする等の欠点もあった。
転時にその運転振動に伴って振動したり、毛細管同士の
接触により騒音が発生したりする等の欠点もあった。
〈発明の目的)
−3一
本発明の目的は、比較的大径で短い寸法のパイプ状の筒
体とそれに密嵌合される内外2種類の芯体との組合せに
よって2重構造に構成することにより、他の配管への接
続に継手管が不要であり、かつ容易に安価に製作でき、
しかも外部振動によって振動や騒音等を発生し辣く、さ
らに]ンパク]へで簡単な構造でもってキャピラリーチ
ューブと同等の優れた減圧性能を得ることができるとと
もに、2系路での減圧をまとめて行うことができるにう
にした減圧装置の提供を実現することにある。
体とそれに密嵌合される内外2種類の芯体との組合せに
よって2重構造に構成することにより、他の配管への接
続に継手管が不要であり、かつ容易に安価に製作でき、
しかも外部振動によって振動や騒音等を発生し辣く、さ
らに]ンパク]へで簡単な構造でもってキャピラリーチ
ューブと同等の優れた減圧性能を得ることができるとと
もに、2系路での減圧をまとめて行うことができるにう
にした減圧装置の提供を実現することにある。
(発明の構成)
上記目的を達成するため、本発明の解決手段は、両端が
開口したパイプ状の筒体内に、該筒体の内周と同形状の
断面形状を有し、中心に貫通孔を有する外芯体を密嵌合
し、かつ該外芯体の貫通孔内に、同じ(該貫通孔の内周
と同形状の断面形状を有する内芯体を密嵌合するととも
に、上記外芯体の外周面または筒体の内周面の少なくと
も一方に、つまり筒体と外芯体との嵌合面間に、一端が
筒体の一端間口部側に、他端が同他端間口部側にイれ−
4 − ぞれ連通する外側細溝を形成し、かつ上記外芯体と内芯
体との嵌合面間に、一端が上記貫通孔の一端開口部側に
、他端が貫通孔の他端開口部側にそれぞれ連通ずる内側
細溝を形成したものである。
開口したパイプ状の筒体内に、該筒体の内周と同形状の
断面形状を有し、中心に貫通孔を有する外芯体を密嵌合
し、かつ該外芯体の貫通孔内に、同じ(該貫通孔の内周
と同形状の断面形状を有する内芯体を密嵌合するととも
に、上記外芯体の外周面または筒体の内周面の少なくと
も一方に、つまり筒体と外芯体との嵌合面間に、一端が
筒体の一端間口部側に、他端が同他端間口部側にイれ−
4 − ぞれ連通する外側細溝を形成し、かつ上記外芯体と内芯
体との嵌合面間に、一端が上記貫通孔の一端開口部側に
、他端が貫通孔の他端開口部側にそれぞれ連通ずる内側
細溝を形成したものである。
このことにより、外側細溝および内側細溝にそれぞれ別
系路で流体を流したときには各光路の流体を別々に減圧
するようにし、筒体の一方の開口部を開成して流体を両
軸溝に連続して直列に流したときには流体を往復させな
がら減圧するようにしたものである。
系路で流体を流したときには各光路の流体を別々に減圧
するようにし、筒体の一方の開口部を開成して流体を両
軸溝に連続して直列に流したときには流体を往復させな
がら減圧するようにしたものである。
(発明の効果)
したがって、本発明の減圧装置によれば、両端が開口し
た筒体内に外芯体を、該外芯体の貫通孔内に内芯体をそ
れぞれ密嵌合し、該外芯体と筒体との嵌合面間および外
芯体と内芯体との嵌合面間にそれぞれ流体を減圧するた
めの外側および内側の細溝を形成してなるものであるの
で、継手管を用いずに他の連絡配管に接続できるととも
に容易にかつ安価に製作でき、しかも外部振動により振
動や騒音を発生し難く、コンパクトな構造でもつ−5− て優れた減圧性能を右Jるとともに、2系路での減圧を
まとめて行うことができる減圧装置の提供を実現するこ
とができ、特に空気調和機の冷媒回路への適用により空
気調和機のユニットの構造の簡単化を図ることができる
ものである。
た筒体内に外芯体を、該外芯体の貫通孔内に内芯体をそ
れぞれ密嵌合し、該外芯体と筒体との嵌合面間および外
芯体と内芯体との嵌合面間にそれぞれ流体を減圧するた
めの外側および内側の細溝を形成してなるものであるの
で、継手管を用いずに他の連絡配管に接続できるととも
に容易にかつ安価に製作でき、しかも外部振動により振
動や騒音を発生し難く、コンパクトな構造でもつ−5− て優れた減圧性能を右Jるとともに、2系路での減圧を
まとめて行うことができる減圧装置の提供を実現するこ
とができ、特に空気調和機の冷媒回路への適用により空
気調和機のユニットの構造の簡単化を図ることができる
ものである。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
第1図はヒートポンプ式冷暖房空気調和機の冷媒回路を
示し、〈1)は室外ユニット、(2)は該室外ユニット
(1)にガス連絡配管(3)おJ:び液連絡配管(4)
を介して接続された室内ユニットであって、上記室外ユ
ニット(1)は圧縮機〈5)、四路切換弁(6)、室外
側熱交換器(7)、逆止弁(8)、(9)ならびに冷房
用および暖房用の減圧器(10)、(11)よりなる本
発明の第1実施例に係る減圧装置としての減圧機構(1
2)を備え、これらの各機器は室外側冷媒配管(13)
により接続されている。また、上記室内ユニット(2)
は室内側冷媒配管〈14)に接−6− 続された室内側熱交換器(15)を備えており、冷房運
転時には、圧縮機(5)から吐出されたガス冷媒を図で
実線矢印にて示すように流して室外側熱交換器(7)で
高圧の液冷媒に凝縮し、この高圧の液冷媒を減圧機構(
12)の冷房用減圧器(10)で減圧したのち室内側熱
交換器(15)で蒸発させる一方、暖房運転時には、圧
縮機(5)から吐出されたガス冷媒を同破線矢印にて示
づように流して室内側熱交換器〈15〉で高圧の液冷媒
に凝縮し、この高圧の液冷媒を減圧機構(12)の暖房
用減圧器(11)で減圧したのち室外側熱交換器(7)
で蒸発させるようにしている。〈16)は室外側ファン
、(17)は室内側ファンである。
示し、〈1)は室外ユニット、(2)は該室外ユニット
(1)にガス連絡配管(3)おJ:び液連絡配管(4)
を介して接続された室内ユニットであって、上記室外ユ
ニット(1)は圧縮機〈5)、四路切換弁(6)、室外
側熱交換器(7)、逆止弁(8)、(9)ならびに冷房
用および暖房用の減圧器(10)、(11)よりなる本
発明の第1実施例に係る減圧装置としての減圧機構(1
2)を備え、これらの各機器は室外側冷媒配管(13)
により接続されている。また、上記室内ユニット(2)
は室内側冷媒配管〈14)に接−6− 続された室内側熱交換器(15)を備えており、冷房運
転時には、圧縮機(5)から吐出されたガス冷媒を図で
実線矢印にて示すように流して室外側熱交換器(7)で
高圧の液冷媒に凝縮し、この高圧の液冷媒を減圧機構(
12)の冷房用減圧器(10)で減圧したのち室内側熱
交換器(15)で蒸発させる一方、暖房運転時には、圧
縮機(5)から吐出されたガス冷媒を同破線矢印にて示
づように流して室内側熱交換器〈15〉で高圧の液冷媒
に凝縮し、この高圧の液冷媒を減圧機構(12)の暖房
用減圧器(11)で減圧したのち室外側熱交換器(7)
で蒸発させるようにしている。〈16)は室外側ファン
、(17)は室内側ファンである。
そして、上記減圧機m (12)は、第2図および第3
図に拡大詳示するように、両端が開口した断面円形状の
直線パイプよりなる筒体(18)と、該筒体く18)の
内周形状と同じ断面形状〈断面円形状)に形成されて筒
体く18)内に圧入、焼嵌め等により密嵌合され、内部
に軸方向に貫通す−7− る断面円形状の貫通孔(19)を有する外芯体(20)
と、該外芯体(20)の貫通孔(19)の内周形状と同
じ断面形状(断面円形状)に形成されて貫通孔(19)
内に圧入、焼嵌め等により密嵌合された内芯体(21)
とを備えてなり、上記筒体く18)と外芯体(20)と
の嵌合面間の一方としての外芯体〈20)外周面には、
該外周面を切削加工することにより、一端が上記筒体〈
18)の一端開口部(18a)側に、他端が筒体く18
)の他端開口部(18b)側にそれぞれ連通する螺旋状
の1条の外側細溝(22)が形成され、該螺旋状外側細
溝(22)は例えば上記冷房用減圧器(10)を構成し
ている。また、上記外芯体(20)と内芯体(21)と
の嵌合面間の一方としての内芯体(21)外周面には、
該外周面を」−記と同様に切削加工することにより、一
端が上記貫通孔(19)の一端間口部(19a>側に、
他端が貫通孔〈19)の他端開口部(19b)側にそれ
ぞれ連通する螺旋状の1条の内側細溝(23)が形成さ
れ、該内側細溝(23)は例え−8− ば上記暖房用減圧器〈11)を構成している。
図に拡大詳示するように、両端が開口した断面円形状の
直線パイプよりなる筒体(18)と、該筒体く18)の
内周形状と同じ断面形状〈断面円形状)に形成されて筒
体く18)内に圧入、焼嵌め等により密嵌合され、内部
に軸方向に貫通す−7− る断面円形状の貫通孔(19)を有する外芯体(20)
と、該外芯体(20)の貫通孔(19)の内周形状と同
じ断面形状(断面円形状)に形成されて貫通孔(19)
内に圧入、焼嵌め等により密嵌合された内芯体(21)
とを備えてなり、上記筒体く18)と外芯体(20)と
の嵌合面間の一方としての外芯体〈20)外周面には、
該外周面を切削加工することにより、一端が上記筒体〈
18)の一端開口部(18a)側に、他端が筒体く18
)の他端開口部(18b)側にそれぞれ連通する螺旋状
の1条の外側細溝(22)が形成され、該螺旋状外側細
溝(22)は例えば上記冷房用減圧器(10)を構成し
ている。また、上記外芯体(20)と内芯体(21)と
の嵌合面間の一方としての内芯体(21)外周面には、
該外周面を」−記と同様に切削加工することにより、一
端が上記貫通孔(19)の一端間口部(19a>側に、
他端が貫通孔〈19)の他端開口部(19b)側にそれ
ぞれ連通する螺旋状の1条の内側細溝(23)が形成さ
れ、該内側細溝(23)は例え−8− ば上記暖房用減圧器〈11)を構成している。
さらに、上記外芯体(20)の貫通孔(19)の各開口
部(19a )、(19b )内にはそれぞれ上記所定
の室外側冷媒配管(13)、(13)(第3図で上側の
もの)が密嵌合され、また、筒体く18)の各開口部(
18a )、(18b )にはそれぞれ上記貫通孔(1
9)への冷媒配管(13)、(13)の−側方に配置さ
れた他の室外側冷媒配管(13)、(13)(同下側の
もの)が、筒体(18)の間口部(18a)、(18b
)を各冷媒配管(13)と密着させるようにピンチ加工
しかつ隙間部分をロウ付けすることにより気密状に一体
に接続されている。
部(19a )、(19b )内にはそれぞれ上記所定
の室外側冷媒配管(13)、(13)(第3図で上側の
もの)が密嵌合され、また、筒体く18)の各開口部(
18a )、(18b )にはそれぞれ上記貫通孔(1
9)への冷媒配管(13)、(13)の−側方に配置さ
れた他の室外側冷媒配管(13)、(13)(同下側の
もの)が、筒体(18)の間口部(18a)、(18b
)を各冷媒配管(13)と密着させるようにピンチ加工
しかつ隙間部分をロウ付けすることにより気密状に一体
に接続されている。
したがって、上記実施例においては、冷房時に減圧機構
(12)の筒体く18)の例えば一端開口部(18a)
内に室外用冷媒配管(13)を通って流入した高圧の液
冷媒は、筒体(18)の両開口部(18a)、(18b
)を連通ずるように設けられた外芯体(20)外周面の
螺旋状外側細溝(22)を通って他端開口部(18b)
に流れ、−9− 該外側細溝(22)を通る間にその微小な通路面積によ
る流通抵抗を受【プて減圧され、他端開口部(181+
)へは所定の圧力となって流出する。また、暖機時に外
芯体(20)の貫通孔(19)の例えば一端開口部(1
9a)内に冷媒配管(13)を通って流入した高圧の液
冷媒は、同様に、貫通孔(19)(7)両開口部(19
a )、(19b )を連通ずるように設けられた内芯
体(21)外周面の螺旋状内側細溝(23)を通って他
端開口部(19b)に流れ、該内側細溝(23)を通る
間にその微小な通路面積による流通抵抗を受けて減圧さ
れ、他端開口部(19b)へは所定の圧力となって流出
する。すなわち、室外側または室内側熱交換器(7)、
(15)から送出された高圧の液冷媒は減圧機構(12
)のそれぞれ冷房用または暖房用の減圧器(10)、(
11)によって十分に減圧された上で室内側または室外
側熱交換器(15)、(7)に供給されるようになり、
よって前記減圧機構(12)の減圧器(10)、、(1
1)によって従来のキャピラリーチューブと同等−10
− の減圧効果を1qることかできる。しかも、減圧用流路
どしての2つの細溝(22)、(23)が減圧機構(1
2)内に一体にまとめられているので、従来の2本のキ
ャピラリーチューブを使用する場合と比べて室外ユニッ
ト〈1)内の構造を極めて簡単なものとすることができ
る。
(12)の筒体く18)の例えば一端開口部(18a)
内に室外用冷媒配管(13)を通って流入した高圧の液
冷媒は、筒体(18)の両開口部(18a)、(18b
)を連通ずるように設けられた外芯体(20)外周面の
螺旋状外側細溝(22)を通って他端開口部(18b)
に流れ、−9− 該外側細溝(22)を通る間にその微小な通路面積によ
る流通抵抗を受【プて減圧され、他端開口部(181+
)へは所定の圧力となって流出する。また、暖機時に外
芯体(20)の貫通孔(19)の例えば一端開口部(1
9a)内に冷媒配管(13)を通って流入した高圧の液
冷媒は、同様に、貫通孔(19)(7)両開口部(19
a )、(19b )を連通ずるように設けられた内芯
体(21)外周面の螺旋状内側細溝(23)を通って他
端開口部(19b)に流れ、該内側細溝(23)を通る
間にその微小な通路面積による流通抵抗を受けて減圧さ
れ、他端開口部(19b)へは所定の圧力となって流出
する。すなわち、室外側または室内側熱交換器(7)、
(15)から送出された高圧の液冷媒は減圧機構(12
)のそれぞれ冷房用または暖房用の減圧器(10)、(
11)によって十分に減圧された上で室内側または室外
側熱交換器(15)、(7)に供給されるようになり、
よって前記減圧機構(12)の減圧器(10)、、(1
1)によって従来のキャピラリーチューブと同等−10
− の減圧効果を1qることかできる。しかも、減圧用流路
どしての2つの細溝(22)、(23)が減圧機構(1
2)内に一体にまとめられているので、従来の2本のキ
ャピラリーチューブを使用する場合と比べて室外ユニッ
ト〈1)内の構造を極めて簡単なものとすることができ
る。
また、減圧機構(12)に、キャピラリーチューブより
も追かに大径のパイプよりなる筒体く18)を使用して
いるので、冷媒配管(13)と減圧機構(12)とは冷
媒配管(13)の端部を減圧機構(12)の外芯体(2
0)の貫通孔(19)内に密嵌合し、かつ筒体(18)
の開口部〈18a)、(18b)をピンチ加工するだけ
で接続することができ、キャピラリーチューブの接続時
のような継手管が不要となり、よって冷媒配管(13)
と減圧機構〈12)との接続を簡易に行うことができる
。
も追かに大径のパイプよりなる筒体く18)を使用して
いるので、冷媒配管(13)と減圧機構(12)とは冷
媒配管(13)の端部を減圧機構(12)の外芯体(2
0)の貫通孔(19)内に密嵌合し、かつ筒体(18)
の開口部〈18a)、(18b)をピンチ加工するだけ
で接続することができ、キャピラリーチューブの接続時
のような継手管が不要となり、よって冷媒配管(13)
と減圧機構〈12)との接続を簡易に行うことができる
。
さらに、減圧機構(12)の各芯体(20)。
〈21)外周面にそれぞれ形成する螺旋状細溝(22)
、(23)の断面積、その全長(細溝−11− (22>、(23)の螺旋ピッチや各芯体く20)、(
21)の長さによって定まる)等を変えることににって
細溝(22>、(23>内を流れる液冷媒の流通抵抗が
変わるので、所望の減圧性能を自由に選定することがで
きる。
、(23)の断面積、その全長(細溝−11− (22>、(23)の螺旋ピッチや各芯体く20)、(
21)の長さによって定まる)等を変えることににって
細溝(22>、(23>内を流れる液冷媒の流通抵抗が
変わるので、所望の減圧性能を自由に選定することがで
きる。
さらにまた、減圧機構〈12)は、通常のパイプよりな
る筒体(18)内に各々外周面に螺旋状細溝(22)、
(23)を有する芯体(20)。
る筒体(18)内に各々外周面に螺旋状細溝(22)、
(23)を有する芯体(20)。
(21)を圧入、焼成め等により密嵌合してなる2重構
造のものであるので、構造が極めてコンパクトで室外ユ
ニット(1)内での取付スペースが小さくて済むととも
に、容易にかつ安価に製作することができる。しかも、
筒体(18)と各芯体(20>、(21)とが一体内に
固定されているので、空気調和機の圧縮機(5)の運転
振動等に伴って振動したり騒音を発生したりすることは
なく、よって空気調和機の運転時の振動や騒音の発生を
抑制することができる。
造のものであるので、構造が極めてコンパクトで室外ユ
ニット(1)内での取付スペースが小さくて済むととも
に、容易にかつ安価に製作することができる。しかも、
筒体(18)と各芯体(20>、(21)とが一体内に
固定されているので、空気調和機の圧縮機(5)の運転
振動等に伴って振動したり騒音を発生したりすることは
なく、よって空気調和機の運転時の振動や騒音の発生を
抑制することができる。
第4図は第2実施例を示しく尚、第3図と同じ部分につ
いては同じ符号を付してその詳細な説明−12− を省略する)、上記第1実施例のように2系路の冷媒を
別々に減圧するのではなく、1系路の冷媒を往復して減
圧するようにしたものである。
いては同じ符号を付してその詳細な説明−12− を省略する)、上記第1実施例のように2系路の冷媒を
別々に減圧するのではなく、1系路の冷媒を往復して減
圧するようにしたものである。
すなわち、本実施例では、外芯体(20)の貫通孔(1
9)の一方の開口部、例えば他端開口部(19b)は該
他端開口部(19b)に対応する筒体く18)の他端開
口部(18b)に連通され、かつ該筒体(18)の他端
開口部(18b)はピンチ加工およびロウ付げにより閉
成されてなるものである。
9)の一方の開口部、例えば他端開口部(19b)は該
他端開口部(19b)に対応する筒体く18)の他端開
口部(18b)に連通され、かつ該筒体(18)の他端
開口部(18b)はピンチ加工およびロウ付げにより閉
成されてなるものである。
したがって、本実施例では、外芯体(20)外周面の外
側細溝(22)と゛内芯体(21)外周面の内側細溝(
23)とが筒体く18)の開口部(18b)および貫通
孔(19)の開口部(19b)を介して連通されて長い
減圧用流路が構成されているので、例えば貫通孔(19
)の一端開口部(19a)内に流入した高圧の液冷媒は
内側軸*(23)から外側細溝(22)を通って筒体(
18)の一端開口部(18a)内に流出して、その間に
大きく減圧されるようになり、よって小−13= ざいスペースでもって大きな減圧効果を得ることができ
る利点がある。
側細溝(22)と゛内芯体(21)外周面の内側細溝(
23)とが筒体く18)の開口部(18b)および貫通
孔(19)の開口部(19b)を介して連通されて長い
減圧用流路が構成されているので、例えば貫通孔(19
)の一端開口部(19a)内に流入した高圧の液冷媒は
内側軸*(23)から外側細溝(22)を通って筒体(
18)の一端開口部(18a)内に流出して、その間に
大きく減圧されるようになり、よって小−13= ざいスペースでもって大きな減圧効果を得ることができ
る利点がある。
尚、本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、
秒々の変形例をも包含するものであり、例えば上記各実
施例では、筒体(18)を断面円形状のパイプで構成し
、かつ外芯体(20)の貫通孔(19)も断面円形状の
ものとしたが、筒体に断面が楕円形等円形以外の形状に
形成されたパイプ等を用いてもよく、また貫通孔も円形
以外の断面形状を有するものとしてもよい。
秒々の変形例をも包含するものであり、例えば上記各実
施例では、筒体(18)を断面円形状のパイプで構成し
、かつ外芯体(20)の貫通孔(19)も断面円形状の
ものとしたが、筒体に断面が楕円形等円形以外の形状に
形成されたパイプ等を用いてもよく、また貫通孔も円形
以外の断面形状を有するものとしてもよい。
また、上記各実施例では、各芯体(20)。
(21)の外周面にそれぞれ形成する細溝(22)、(
23)を螺旋状に形成したが、蛇行状に形成してもよい
。また、細溝(22)、(23)を上記各実施例の如く
1条とするのではなくて、2条以上の複数条に増加させ
てもにい。
23)を螺旋状に形成したが、蛇行状に形成してもよい
。また、細溝(22)、(23)を上記各実施例の如く
1条とするのではなくて、2条以上の複数条に増加させ
てもにい。
さらに、上記各実施例では、各芯体(20>。
(21)の外周面にそれぞれ細溝(22>、(23)を
形成したが、外側細溝を筒体(18)の内周面または該
筒体(18)の内周面と外芯体(2−14− 0)の外周面との両方に対応させて、内側細溝を貫通孔
(19)の内周面または該貫通孔(19)の内周面と内
芯体(21)の外周面との両方に対応させてそれぞれ形
成してもよいのは勿論のことである。
形成したが、外側細溝を筒体(18)の内周面または該
筒体(18)の内周面と外芯体(2−14− 0)の外周面との両方に対応させて、内側細溝を貫通孔
(19)の内周面または該貫通孔(19)の内周面と内
芯体(21)の外周面との両方に対応させてそれぞれ形
成してもよいのは勿論のことである。
さらにまた、上記各実施例では、本発明を空気調和機に
おける高圧の液冷媒を減圧するための減圧機構に適用し
た場合を説明したが、本発明は流体を減圧する各種の減
圧装置にも適用することができるのは言うまでもない。
おける高圧の液冷媒を減圧するための減圧機構に適用し
た場合を説明したが、本発明は流体を減圧する各種の減
圧装置にも適用することができるのは言うまでもない。
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例を示し、第1
図は空気調和機の冷媒回路図、第2図は減圧機構の斜視
図、第3図は同縦断面図、第4図は第2実施例を示す第
3図相当図である。 (10)・・・冷房用減圧器、(11)・・・暖房用減
圧器、(12)、(12’ )・・・減圧機構、(13
)・・・室外側冷媒配管、(18)・・・筒体、(18
a)。 <18b)・・・開口部、(19)・・・貫通孔、〈1
9a >、(19b )、、、開口部、(20> −・
・外芯体、−15− (21)・・・内芯体、(22)・・・外側細溝、(2
3)・・・内側細溝。 −16−
図は空気調和機の冷媒回路図、第2図は減圧機構の斜視
図、第3図は同縦断面図、第4図は第2実施例を示す第
3図相当図である。 (10)・・・冷房用減圧器、(11)・・・暖房用減
圧器、(12)、(12’ )・・・減圧機構、(13
)・・・室外側冷媒配管、(18)・・・筒体、(18
a)。 <18b)・・・開口部、(19)・・・貫通孔、〈1
9a >、(19b )、、、開口部、(20> −・
・外芯体、−15− (21)・・・内芯体、(22)・・・外側細溝、(2
3)・・・内側細溝。 −16−
Claims (1)
- (1)両端が開口したパイプ状の筒体(18)内に、該
筒体(18)の内周と同形状断面に形成され中心に貫通
孔(19)を有する外芯体(20)が密嵌合され、該外
芯体(20)の貫通孔(19)内に、貫通孔(19)の
内周と同形状断面の内芯体(21)が密嵌合されていて
、上記筒体(18)と外芯体(20)との嵌合面間には
、一端が筒体〈18)の一端開口部(18a)側に、他
端が筒体(18)の他端開口部(18b)側にそれぞれ
連通する外側細溝(22)が形成され、上記外芯体(2
0)と内芯体(21)との嵌合面間には、一端が上記貫
通孔(19)の一端開口部(19a)側に、他端が貫通
孔(19)の他端開口部(19b)側にそれぞれ連通す
る内側細溝(23)が形成されていることを特徴とする
減圧装置。 −1−
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58192930A JPS6086362A (ja) | 1983-10-14 | 1983-10-14 | 減圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58192930A JPS6086362A (ja) | 1983-10-14 | 1983-10-14 | 減圧装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6086362A true JPS6086362A (ja) | 1985-05-15 |
Family
ID=16299355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58192930A Pending JPS6086362A (ja) | 1983-10-14 | 1983-10-14 | 減圧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6086362A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007185456A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Hirai Toshimitsu | パターヘッド |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5543315A (en) * | 1978-09-20 | 1980-03-27 | Tokyo Shibaura Electric Co | Pressure reducing expanding apparatus |
-
1983
- 1983-10-14 JP JP58192930A patent/JPS6086362A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5543315A (en) * | 1978-09-20 | 1980-03-27 | Tokyo Shibaura Electric Co | Pressure reducing expanding apparatus |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007185456A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Hirai Toshimitsu | パターヘッド |
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