JPH0443732Y2 - - Google Patents

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JPH0443732Y2
JPH0443732Y2 JP1986043123U JP4312386U JPH0443732Y2 JP H0443732 Y2 JPH0443732 Y2 JP H0443732Y2 JP 1986043123 U JP1986043123 U JP 1986043123U JP 4312386 U JP4312386 U JP 4312386U JP H0443732 Y2 JPH0443732 Y2 JP H0443732Y2
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JP
Japan
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oil
inlet
outlet pipe
pipe
central axis
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JP1986043123U
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JPS62156270U (ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はラジエータ内蔵式二重管オイルクーラ
の通油抵抗を低減させる改良型のラジエータ内蔵
式オイルクーラに関するものである。
「従来の技術」 従来のオイルクーラは、第4,5図に示すよう
に内外二重管からなるオイルクーラの外管51と
オイル出入口管53とを互いに中心軸を一致させ
て垂直に接続して形成してあり、このオイルクー
ラ50をラジエータ内に収容し、外管51と内管
56の間に設けた通湯部57内に高温の油を連通
させ、外管51の外部と内管56の内部とに冷却
水を通しながら通油部57内を通る油を内外両面
からを冷却している。
「考案が解決しようとする課題」 従来、この種のオイルクーラは第4図に示すよ
うに、内管56と外管51の間に設けた通油部5
7内に小径なオイル出入口管53から加熱されて
高温となつた油を流通させると、外管51とオイ
ル出入口管53との接続部分において、油の流通
路が急激に変化する結果、オイルの入口側及び出
口側共に大きな圧力損失が生じてしまい、オイル
クーラ50全体の通油抵抗が増大するため、放熱
量が減少してしまうという問題点を有していた。
本考案は従来のオイルクーラにおける外管51
とオイル出入口管53の接続部分において生じる
圧力損失を、大径な外管の中心軸と小径なオイル
出入口管の中心軸を偏心させて垂直に接続するこ
とにより圧力損失を減少し、オイルクーラ全体の
通油抵抗を低減させることを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本考案は内外管を同心状に組み合わせて内管及
び外管の間の通油部を形成したオイルクーラの外
管とオイル出入口管との接続部において、オイル
出入口管の中心軸を前記外管の中心軸から偏心さ
せて垂直に接続し、出入口管と螺旋状の通油部を
連通させる構成を課題を解決するための手段とす
るものである。
「作用」 オイルクーラの外管の中心軸とオイル出入口管
の中心軸を偏心させて垂直に接続させたことによ
り、この接続部分を油が通過する際に流路が変わ
ることにより生じる圧力変化を段階的に変化させ
て、急激な圧力減少を防止している。
「実施例」 本考案の実施例を第1,2図に基づいて説明す
ると、やや小径な内管36と大径な外管31を同
心状に二重に配して組合せ、該内管36より小径
な一対のオイル出入口管31を、該外管の中心軸
に対して該出入口管33の中心軸を偏心させて垂
直に接続し、こ外管31と内管36との間に設け
た通油部37とオイル出入口管33とを連通させ
てある。
ここで、オイルが一方の出入口管33から外管
31内の通油部37に流れる場合、流路の断面形
状が違つたり、流れる方向が変化したりすること
によつて圧力損失を生じやすいが、本実施例で
は、外管31の中心軸とオイル出入口管33の中
心軸を偏心させて垂直に接続したので、出入口管
33から外管31内の通油部37内に流込んだ
り、流通部37から出入口管33に流れ込む場合
に、油の通油抵抗を徐々に低減させることができ
る。即ち、外管31の中心軸上に出入口管33を
接続した場合、例えば、通油部37を左右両側か
ら同時に流れると、この出入口部33の接続部分
で互いに流れが衝突して圧力を相殺し合つて圧力
損失を起こす。しかし、この出入口管33の中心
軸を外管31の中心軸からいずれかに偏心させて
連結すると、通油部37の左右両側から流れ込ん
だ油は、偏心した出入口管33の部分では他方に
比べて距離が短いため圧力が強い。それ故、外管
31の中心軸上に出入口管33の中心軸を合致さ
せて接続した場合に比較して圧力損失が少ない。
第2実施例を第3図に基づいて説明すると、内
部に同心状に内管46を位置させた外管41に、
テーパー部44を内面に設けたコネクター部48
を、テーパー部44の中心軸Yを外管41の中心
軸Xから偏心させて垂直に接続し、このコネクタ
ー部48に小径なオイル出入口管43を接続させ
てある。このような外管41と内管46の間に設
けた通油部47の流込側に、テーパー部44の中
心軸Yを偏心させてあるため、一方のオイル出入
口管43を連通した通油部47内に螺旋状に流れ
込むオイルは急激な圧力損失を生じることなく段
階的に圧力が減少して他方の出入口管43内に導
かれるもので、両オイル出入口管43と外管41
との間の出入口管側に容積拡大部たるテーパー部
44を設けたことにより、圧力変化を除々に行う
ようにし、それにより圧力損失を低減させること
ができるものである。
「考案の効果」 本考案は外管の中心軸に対して出入口管の中心
軸を偏心させて垂直に接続したため出入口管と通
油部との間を流れる内部流体の急激な変化が緩和
し、圧力変化を除々に低減させたので放熱量を拡
大することができる。その上、オイルクーラ全体
として見た場合、放熱部分に何ら変化を加えるこ
となく通油抵抗を低減させることができる利点を
有している。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したもので、第1図
は一部省略した要部の断面図、第2図は第1図A
−A線断面図、第3図は第2実施例の断面図、第
4図は従来のオイルクーラの一部破断した断面
図、第5図は第4図B−B線断面図である。 31,41……外管、33,43……オイル出
入口管、44……テーパー部、36,46……内
管、37,47……通油部、48……コネクター
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内外管を同心状に組み合わせて内管及び外管の
    間の通油部を形成したオイルクーラの外管とオイ
    ル出入口管との接続部において、オイル出入口管
    の中心軸を前記外管の中心軸から偏心させて垂直
    に接続し、出入口管と通油部を連通させることを
    特徴とするラジエータ内蔵式オイルクーラ。
JP1986043123U 1986-03-26 1986-03-26 Expired JPH0443732Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986043123U JPH0443732Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986043123U JPH0443732Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

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Publication Number Publication Date
JPS62156270U JPS62156270U (ja) 1987-10-03
JPH0443732Y2 true JPH0443732Y2 (ja) 1992-10-15

Family

ID=30859685

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JP1986043123U Expired JPH0443732Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030081877A (ko) * 2002-04-15 2003-10-22 주식회사 원진 자동차용 오일쿨러
JP7146085B2 (ja) * 2020-02-25 2022-10-03 日本碍子株式会社 熱交換器の流路構造、及び熱交換器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5794073U (ja) * 1980-11-27 1982-06-09

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JPS62156270U (ja) 1987-10-03

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