JPH037742Y2 - - Google Patents

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JPH037742Y2
JPH037742Y2 JP1984112587U JP11258784U JPH037742Y2 JP H037742 Y2 JPH037742 Y2 JP H037742Y2 JP 1984112587 U JP1984112587 U JP 1984112587U JP 11258784 U JP11258784 U JP 11258784U JP H037742 Y2 JPH037742 Y2 JP H037742Y2
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JP
Japan
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fluidized bed
heat
fluidized
inlet
outlet
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JP1984112587U
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JPS6134371U (ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は多重の流動層を用いて伝熱面の有効
な利用と小形化を計つた多重層熱交換器に関す
る。
従来の2重管を用いた熱交換器は熱交換率が良
く、冷凍装置における水冷コンデンサーや二元冷
凍の中間冷却器などに使われているが、伝熱面積
は内管の表面積であつて外管は伝熱面として使わ
れていないのに内管と同一寸法の長さが使われて
いる、このため必要伝熱面積を得るために長尺の
管を使うので管を蛇行形やコイル状に巻くなどの
方法が行われているが、それでもかなり大きなも
のとなつていた。
この考案は上記の欠点を除去した多重層熱交換
器を提供することを目的とする。
この実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は第1実施例の正面断面図で第2図は第
1図のA−A′断面図を示す。管1の一方の端を
出入口11とし他端部に連絡のための口をあけ端
末部を密封して流動層aとする、管2,3,4,
5は両端部に連絡または出入口のための口を開
け、端末をしぼり、またはリンクを入れて管1,
2,3,4に溶接密封し、流動層b,c,d,e
を作成し、流動層aと流動層cを連絡管21で接
続し、流動層cと流動層eを連絡管22で接続
し、流動層eの他端部に出入口12を設ける。一
方、流動層bの端部に出入口14を接続し他端部
と流動層dを連絡管23で接続し、流動層dの他
端部に出入口13を接続する。
出入口11より流入した熱交換流動体は流動層
aを流れて連絡管21を通り、流動層cに入り流
動層cを流れて連絡管22を通り流動層eを流れ
て出入口12より流出する。一方、出入口13よ
り流入した被熱交換流動体は流動層dを流れなが
ら流動層cと流動層eの熱交換流動体と管壁を通
して熱交換を行い、他端部より連絡管23を通り
流動層bへ入り流動層bを流れながら流動層a,
cの熱交換流動体と熱交換をして出入口14より
流出する。
なお、上記、連絡管23の代りに2本の出入口
を取りつけて被熱交換流動体を2つの流れとする
こともできる。この場合、熱交換流動体の流出温
度と被熱交換流動体の流入温度の差をさらに少く
する事ができる。
第3図は第2実施例を示す正面断面図である。
第2実施例は第1実施例に示した連絡管21,
22,23を多重管内で連絡通路31,32とし
た点が異る。管2,3の連絡通路の部分を凹形に
成形して管1,2の口へ直接、密着溶接して連絡
通路としたもので外部へ突出した連絡管が無いの
が特徴である。
第4図は第3実施例を示す正面一部断面図であ
る。
第3実施例は第1実施例の多重層熱交換器をU
字形に曲げて多重層部分の両端部を接近させ、出
入口11より流入した熱交換流動体は流動層aを
流れて端部より連絡管21により他端部すなわち
出入口11のある端部の流動層cへ洗入し、流動
層cに入つた熱交換流動体は流動層aを流れる熱
交換流動体と同じ方向の流れとなつて流動層cを
流れて端部より連絡管22を通つて再び出入口1
1のある側の流動層eの端部へ導かれ流動層eを
流れて出入口12より流出する。一方、出入口1
3より流入した被熱交換流動体は流動層dを熱交
換流動体の流れ方向に流れて流動層c,eを流れ
る熱交換流動体と熱交換し端部から連絡管23を
通り流動層bへ導かれ、流動層bでは流動層a,
cの熱交換流動体と熱交換しながら流れて端部の
出入口14より流出する。
この第3実施例では熱交換流動体の流れと被熱
交換流動体の流れは逆方向流となる。
なお、上記ではU字形の例を上げたが多重層部
の両端部を接近させた形とすればC字形や、その
他の形とすることも可能である。
第5図は第4実施例を示す正面断面図を示す。
第4実施例は第1実施例や多重層熱交換器の2
個を平行に列べ連絡管の配管方法を変えて2個の
多重層熱交換器の相互の流動層へ交互に配管して
熱交換流動体の流れと被熱交換流動体の流れを逆
向きとしたものである。
出入口11より流入した熱交換流動体は流動層
a、連絡管21、流動層a、連絡管21′、流動
層c、連絡管23、流動層C′、を流れて出入口1
2より流出する。一方、出入口13より流入した
被熱交換流動体は流動層d′、連絡管24、流動層
d、連絡管22′、流動層b′、連絡管22、流動
層bを流れて出入口14より流出する。
上記、第4実施例では2個の多重層熱交換器の
例を示したが、複数の多重層熱交換器を一組とす
ることも連絡管の配管を変えることによつて作る
ことができる。
以上、4つの実施例を示したが各実施例とも流
動層の長さ、流動層の層数は任意に製作すること
ができるものである。
この考案による多重層熱交換器は流動層部分で
最外管を除いた管は有効伝熱面となり従来の二重
管冷却器に比べて伝熱の無効部分が少となり材料
の節約になる、また、防熱をする場合も防熱面積
が少となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及第2図はの考案の第1実施例を示す正
面断面図及第1図のA−A′断面図である。第3
図はこの考案の第2実施例を示す正面断面図であ
る。第4図はこの考案の第3実施例を示す正面一
部断面図である。第5図はこの考案の第4実施例
を示す正面断面図である。 a,b,c,d,e……流動層、a′,b′,c′,
d′……流動層、1,2,3,4,5……管、1′,
2′,3′,4′……管、11,12,13,14
……出入口、21,22,23,24……連絡
管、21′,22′……連絡管、31,32……連
絡通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の管を互に嵌入したとき管と管の間に流動
    体の流れる層(以下流動層という)が成形できる
    異径の管1,2…を順次嵌入して多重管とし、管
    1の内側に流動層a、管1,2…の各管の間に流
    動層b,C…m,nを作成し、流動層a,b…
    m,nの一つおきの流動層a、C…mを流動層内
    の流れに対して一列に連結して、始めの流動層a
    と終りの流動層mに出入口を設け、熱交換するガ
    ス、液またはガスと液の混合体(以下、熱交換体
    という)の通路とする。一方、流動層b,d…n
    を流動体の流れに対して一列または複数列に連結
    して列の始めと終りの層に出入口を設け熱交換さ
    れるガス、液またはガスと液の混合体(以下、被
    熱交換体という)の通路として、熱交換体と被熱
    交換体を夫々の通路に流して熱貫流により熱交換
    する多重層熱交換器。
JP11258784U 1984-07-26 1984-07-26 多重層熱交換器 Granted JPS6134371U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11258784U JPS6134371U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 多重層熱交換器

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JP11258784U JPS6134371U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 多重層熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6134371U JPS6134371U (ja) 1986-03-03
JPH037742Y2 true JPH037742Y2 (ja) 1991-02-26

Family

ID=30671633

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JP11258784U Granted JPS6134371U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 多重層熱交換器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5233003U (ja) * 1975-08-30 1977-03-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5233003U (ja) * 1975-08-30 1977-03-08

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Publication number Publication date
JPS6134371U (ja) 1986-03-03

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