JPS608582Y2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPS608582Y2
JPS608582Y2 JP1980128110U JP12811080U JPS608582Y2 JP S608582 Y2 JPS608582 Y2 JP S608582Y2 JP 1980128110 U JP1980128110 U JP 1980128110U JP 12811080 U JP12811080 U JP 12811080U JP S608582 Y2 JPS608582 Y2 JP S608582Y2
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capacity
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controller
terminal
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裕行 直田
隆夫 中本
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ダイキン工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空気調和装置、詳しくは、室内負荷を検出する
2段温度検出器の作動により、圧縮機の容量を、高負荷
時には106%の高容量と中容量とに、また低負荷時に
は中容量と低容量とに切換制御すべくした空気調和装置
に関する。
従来、例えば暖房運転時、以上の如く容量制御を行なう
ようにしたヒートポンプ式チラーなどの空気調和装置を
中間期成いは中間期でなくとも室内負荷が急激に低下し
た場合のごとく、室内負荷が低いときに運転する場合、
容量制御は高容量(100%)と中容量(50%)との
2段階で行なわれることになり、その結果、圧縮機の発
停回数が多くなって該圧縮機や発停制御部品の寿命を短
かくしたり、また圧縮機の吸入、吐出冷媒の圧力、温度
が正常値から逸脱して圧縮機モータを焼損させ、むやみ
に安全装置が作動することとなる問題があり、全体に信
頼性が低かったのである。
しかも、前記した低負荷時の運転は、前記圧縮機の発停
回数が増大することと、中間容量での運転時間が短かく
なるため、消費電力に対する能力の比が、高負荷時にく
らべて低下し、年間エネルギ効率比(SEER)、詳し
くは、年間消費電力に対する年間能力の比が低くなる問
題があった。
しかして本考案は以上の問題を解決すべく考案したもの
で、目的とする所は、中間期など室内負荷が特に低い場
合でも、高負荷の場合と同様に圧縮機の発停回数少なく
運転できると共に、消費動力に対する能力比(EER)
の高い中間容量での運転時間を長くでき、年間エネルギ
効率比を向上できる信頼性高く経済的に有利な空気調和
装置を提供する点にある。
即ち、本考案は、圧縮機発停用検出器と圧縮機容量制御
用検出器とを有する2段温度検出器の前記圧縮機発停用
検出器に、圧縮機発停指令用回路を直列に接続する一方
、この圧縮機発停指令用回路に並列に圧縮機の容量を1
00%の高容量より中容量に制御する第1制御器を接続
して第1制御回路を形成すると共に、前記圧縮機容量制
御用検出器に、前記第1制御器と前記圧縮機の容量を中
容量より低容量に制御する第2制御器とを並列に接続し
て第2制御回路を形威し、前記第1制御回路及び第2制
御回路に、小負荷時には、前記第1制御器と前記圧縮機
発停用検出器とを連絡し、かつ、該第1制御器と前記圧
縮機容量制御用検出器とを遮断し、また、前記第2制御
器と前記圧縮機容量制御用検出器とを連絡する一方、大
負荷時には、前記第1制御器と前記圧縮機発停用検出器
とを遮断し、かつ、該第1制御器と前記圧縮機容量制御
用検出器とを連絡し、また、前記第2制御器と前記圧縮
機容量制御用検出器とを遮断させるように切換える切換
装置を介設したのである。
かくして、小負荷時に、前記切換装置により、前記第1
制御器を前記圧縮機発停用検出器とのみ連絡すると共に
、前記第2制御器と前記圧縮機容量制御用検出器とを連
絡することによって、前記各検出器の出力信号に基づい
て、前記圧縮機の容量を中容量または低容量とするか、
もしくは、停止するかの制御が行えるのであり、この結
果、該小負荷時における前記圧縮機の発停回数を従来に
比し著しく減少できるのである。
しかも、大負荷時には従来と同様に、前記切換装置によ
り、前記第1制御器を前記圧縮機容量制御用検出器にの
み連絡すると共に、前記第2制御器と前記圧縮機容量制
御器とを遮断することによって、前記各検出器の出力信
号に基づいて、前記圧縮機の容量を大容量または中容量
とするか、もしくは停止するかの制御が行えるのである
以下、本考案空気調和装置の実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図に示したものはヒートポンプ式チラーなどの空気
調和装置であって、第1図において、1は圧縮機、2は
該圧縮機1のモータで、圧縮機1には四路切換弁Aが接
続されると共に、該四路切換弁Aには、ファンGを有す
る熱源側熱交換器B1逆止弁Cを並列接続した暖房用膨
張機構D1逆止弁Eを並列接続した冷房用膨張機構F1
利用側氷熱交換器Hがそれぞれ冷媒配管■により連結さ
れ、四路切換弁Aの切換えにより冷水または温水を生威
し、冷暖房運転を行なうごとくしている。
なお、Lはファンコイル、Jは冷温水復管、Kは冷温水
往管である。
しかして、前記圧縮機1は、四気筒をもった往復式のも
のを用いて、囲気筒中、二気筒の吸入路に通電閉形の電
磁弁から成る第1制御器4を設けると共に、残り二気筒
中、−気筒の吸入路に通電閉形の電磁弁から戊る第2制
御器5を設けて、圧縮機1の容量を、第1、第2制御器
4,5をともに開くことにより100%の高容量に、ま
た、第1制御器4のみ閉じることにより前記高容量の5
0%の中容量に、さらに第1、第2制御器4,5をとも
に閉じることにより前記中容量の50%換言すると前記
高容量の25%の低容量に、また、前記モータ2の停止
により0%の零容量にそれぞれ容量制御すべく威すであ
る。
次に、以上のごとく圧縮機1を第1、第2制御器4,5
の作動により容量制御する電気回路を第2図により説明
する。
即ち、第2図において、R9S、Tは3相の電源線路で
、該電源線路R,S、Tに、電磁開閉器6の常開接点6
aを介して圧縮機1のモータ2における3相巻線の一端
を接続して、他端にY結線用電磁接触器7の常開接点7
a及びΔ結線用電磁接触器8の常開接点8aをもった前
記3相巻線のY−Δ切換回路を接続すると共に、前記フ
ァンGのモータ3を電磁開閉器9の常開接点9aを介し
て接続する。
そして、前記電源線路R,8間に、停止用押釦スイッチ
(以下停止スイッチという)10と運転用押釦スイッチ
(以下運転スイッチという)11とリレー12とを直列
に接続すると共に、運転スイッチ11にリレー12の自
己保持端子を並列に接続して、前記両スイッチ10.1
1の接続線間を冷暖切換スイッチ13の暖房側端子に接
続すると共に、該スイッチ13の共通端子と電源線路S
との間にリレー14.15を並列に接続する。
しかして、前記冷暖切換スイッチ13の暖房側端子にリ
レー12の常開端子を介して線路R□を引出し、該線路
R1と電源線路Sとの間に、室内負荷を検出する2段温
度検出器16、前記電磁開閉器9、第1及び第2切換ス
イッチ1B、19、前記第1及び第2制御器4,5を接
続するのである。
尚、前記電磁開閉器9は、後記する前記圧縮機発停回路
Wに発停制御指令を出力するもので、本考案における圧
縮機発停指令用回路を構成するものである。
前記2段温度検出器16は、室内負荷すなわち、温水復
管Jの水の温度を検出する低温側検出器20と、高温側
検出器21とから戊り、該雨検出器20.21にはそれ
ぞれ共通端子Cと高温側端子りと低温側端子1とを具備
させて、雨検出器20.21により冷房時及び暖房時に
おいて、それぞれに対応した水の温度を検出させ、共通
端子Cと高、低温側端子り、 1との切換動作を行な
わせるものである。
尚、暖房時においては、前記低温側検出器20が本考案
における圧縮機容量制御用検出器として作用しており、
前記高温側検出器21が同様に圧縮機発停用検出器とし
て作用している。
また、前記第1及び第2切換スイッチ18,19は、共
通端子Cと2つの切換端子a、 bとを具備し、切換操
作により、高負荷時には共通端子Cと切換端子aとを連
通させ、中間期などの低負荷時には共通端子Cと切換端
子すとを連通させるようにしたものである。
そして、前記2段温度検出器16の雨検出器20.21
の共通端子Co cを前記引出線路R工に接続し、低温
側検出器20の高温側端子りを、前記リレー14の第1
常閉端子22と第1常開端子23とに、また、高温側検
出器21の低温側端子Iを、前記リレー14の第2常閉
端子24と第2常開端子25とにそれぞれ接続する。
また、前記リレー14の第1常閉端子22と第2常開端
子25とにそれぞれ接続する。
また、前記リレー14の第1常閉端子22と第2常開端
子25とを、前記電磁開閉器9を介して電源線路Sに接
続すると共に、この接続回路に第1切換スイツチ18の
共通端子Cを接続して、該スイッチ18の切換端子すと
電源線路Sとの間に前記リレー15の常開端子15aと
第1制御器4とを直列に接続する。
また、前記リレー14の第1常開端子23と第2常閉端
子24とは、前記運転スイッチ11投入後一定時間例え
ば5秒後に作動されるリレー26の常開端子26aに直
列に接続し、この接続回路に第2切換スイツチ19の共
通端子Cと切換端子a及び前記リレー15の常閉端子1
5bとの並列回路とを直列に接続し、更に、この接続回
路に、電源線路Sに接続した第1制御器4を接続するの
であり、また、前記第2切換スイツチ19の切換端子す
は、前記リレー15の常開端子15eを介して電源線路
Sに接続した第2制御器5を接続するのである。
また、以上のごとく電源線路Sに接続した前記第1.第
2制御器4,5は、電源線路Rに前記リレー26の常閉
端子26b、26cを介してそれぞれ接続して、運転ス
ィッチ11投入後5秒間は必らず両制御器4,5を励磁
して圧縮機1を25%の低容量で起動すべくしている。
以上の構成において、前記第1、第2切換スイッチ18
.19が本考案における切換装置、即ち、小負荷時には
、前記第1制御器4と前記高温側検出器21とを連絡し
、かつ、該第1制御器4と前記低温側検出器20とを遮
断し、また、前記第2制御器5と前記低温側検出器20
とを連絡する一方、大負荷時には、前記第1制御器4と
前記高温側検出器21とを遮断し、かつ、該第1制御器
4と前記低温用検出器20とを連絡し、また、前記第2
制御器5と前記低温側検出器20とを遮断させるように
切換える切換装置を構成している。
更に、第2図に示すごとく、前記低温側検出器20と前
記第1制御器4とを連絡する直列回路が第1制御回路Y
を構成し、また、前記第1制御器4と第2制御器5との
並列回路と前記高温側検出器21とを連絡する直列回路
が第2制御回路2を構成している。
そして、前記第2図から明らかなように前記切換装置は
前記第1、第2制御回路Y、 Zに介設されているので
ある。
また、前記引出線路R1と電源線路Sとの間には、前記
電磁開閉器9の常開端子9bと次の3つの回路の並列回
路とを直列に接続して、前記圧縮機1を発停する前記圧
縮機発停回路Wを構成している。
先ず、3つの回路の1つは、設定時間を短時間例えば5
秒間に設定したタイマ27と電磁接触器8の常閉端子8
bとの直列回路と、電磁開閉器6との並列回路と、電磁
開閉器6、電磁接触器7の各常開端子6b、7bの並列
回路とを直列接続した回路であり、また、他の1つは、
電磁接触器7と前記リレー26、タイマー27の各常閉
端子26at27aとの直列回路であり、さらに、他の
1つは前記リレー26と電磁接触器7の常閉端子7cと
の直列回路と、電磁接触器8とリレー26の常開端子2
6eとの直列回路とを並列接続した回路に、リレー26
、タイマー27の各常開端子26f、27bの並列回路
を直列接続した回路である。
しかして以上の構成において、暖房運転を行なう場合、
冷暖切換スイッチ13を暖房側に切換えると共に、暖房
負荷が犬なる時には前記第1及び第2切換スイッチ18
.19を高負荷側に切換操作して運転スイッチ11をオ
ンする。
尚、前記冷暖切換スイッチ13の前記切換えにより前記
リレー14.15が励磁され、前記リレー14の各端子
22〜25は、第2図の位置から異なる位置に切換わる
のである。
ところで、斯く運転を開始する時、温水の温度が前記2
段温度検出器16の低段温度より低い状態にある場合、
前記2段温度検出器16の両検出器20.21は、とも
に共通端子Cと低温側端子1とが連結する状態となって
いる。
そのため、高温側検出器21の低温側端子1がリレー1
4の、閉路する第2常開端子25のみを介して電磁開閉
器9に連絡する。
しかるに、2段温度検出器16は、第1.第2切換スイ
ツチ18.19の各切換端子すが開放されているため、
第1.第2制御器4,5に連絡されない状態になってお
り、かつ、低温側検出器20の高温側端子りが開放され
ていると共に、該端子りは、リレー26の常開端子26
aが開放されているため、該端子りの線路も第1制御器
4には連絡されない状態になっている。
斯くて、前記電磁開閉器9が作動し、前記電磁接触器7
ひいては電磁開閉器6が作動し、5秒経過後タイマー2
7が作動することにより電磁接触器7,8が切換動作し
て圧縮機1のモータ2がY−Δ起動されると共に、前記
第1、第2制御器4.5には、リレー26の常閉接点2
6b、26Cのみを介して通電され圧縮機1は25%の
低容量で起動され、5秒経過後リレー26の作動により
、第1,2制御器4,5は非通電状態にされ、圧縮機1
は100%の高容量で運転される。
この運転時、低温側検出器20から第1制御器4に至る
線路途中に設けたリレー26の常開端子26aは閉じて
いる。
以上のごとく、100%の高容量で暖房運転を行なうこ
とにより、温水温度が上昇して前記低設定温度を越える
と、低温側検出器20が作動して端子C,hが連絡して
第1制御器4に通電され圧縮機1は50%の中容量で運
転されることとなる。
そして、斯く圧縮機1が中容量で運転されることにより
、温水温度が、低下して前記低設定温度(デイファレン
シアルを勘案した温度で以下該但し書は省略する)以下
になると、再び低温側検出器20の高温端子りが開放さ
れ、第1制御器4が非通電されて圧縮機1が100%の
高容量で運転される状態となるのであり、一方温水温度
が上昇して前記高設定温度を越えると、高温側検出器2
1が作動して端子c、lが開放され、電磁開閉器9が非
通電となるので圧縮機1が停止され零容量の状態となる
そして、該零容量時温水温度が下降して前記高設定温度
以下になると、高温側検出器21が作動して、低温側端
子1が通電され、圧縮機1が再び50%の中容量で運転
されるのである。
要するに、圧縮機1は、100%の高容量−50%の中
容量−零容量の、大なる負荷に応じた温度制御範囲で切
換えられて運転されるのである。
次に、中間期(例えば11月など)のごとく暖房負荷が
小さい時には、前記第1.第2切換スイッチ18.19
を、手動で低負荷側の端子C,bの連絡に切換えて運転
を行なうのである。
斯くのごとく運転を行なう時、温水温度が前記低設定温
度より低い場合、低温側検出器20の端子c、h間は開
放されるため、該端子りに連絡する第2制御器5は非通
電となる一方、高温側検出器21の端子C,1間は連絡
されるため、該端子1が、リレー14における閉じた第
2常開端子25から第1切換スイツチ18の端子C,b
、リレー15の閉じた常閉端子15aを介して第1制御
器4に連絡され、該制御器4に通電されて圧縮機1は5
0%の中容量で運転される。
以上のごとく、圧縮機1を中容量で運転することにより
、温水温度が上昇して前記低設定温度を越えると、低温
側検出器20が作動して端子間C,hを連絡させるため
、該端子りが、閉じた第1常開端子23とリレー26の
常開端子26aと、第2切換スイツチ19の端子C,b
及びリレー15の閉じた常開端子15cを介して第2制
御器5に連絡され、該制御器5にも通電されて圧縮機1
は25%の低容量で運転される。
そして、斯く低容量運転を行なうとき、温水温度が下降
して前記低設定温度以下になると低温側検出器20が作
動して端子Ct h間が開放し第2制御器5が非通電と
なって第1制御器5のみ通電され、圧縮機1は50%の
中容量で運転される状態となる。
一方、温水温度が上昇して前記高設定温度を越えると、
高温側検出器21が作動して端子C,1間が開放し、電
磁開閉器9が非通電となって圧縮機1が停止され零容量
となるのである。
また、該零容量時温水温度が低下して高設定温度以下に
なると、高温側検出器21が作動して端子c、 ]が
連絡し、第1制御器4だけでなく第2制御器5も通電さ
れて、圧縮機1は25%の低容量で運転される。
要するに、圧縮機1は、50%の中容量−25%の低容
量−零容量の、小なる負荷に応じた温度制御範囲で切換
えられて運転されるのである。
以上のごとく中間期など暖房負荷が特に小さい場合には
、第1.2切換スイッチ18.19の切換えにより、圧
縮機1を、50%−25%−0%の温度制御範囲で切換
運転するので、圧縮機1は常時中さい負荷に対応した容
量で高負荷時の運転の場合と同様、負荷とバランスよく
3段階に亘って容量制御された状態で暖房運転を行なえ
るのである。
次に、冷房運転を行なう場合には、冷暖切換スイッチ1
3を冷房側に切換えることにより、冷水温度が高温側検
出器21の設定温度より高い場合には100%運転、高
温側検出器21の設定温度より低く、低温側検出器20
の設定温度より高い場合には50%運転がそれぞれなさ
れるのである。
尚、本実施例においては冷房時には前記第1切換スイツ
チ18、第2切換スイツチ19はともに不使用としたが
、これに代えて暖房運転時と同じく圧縮機1の容量制御
範囲を100%−50%−0%と50%−25%−0%
とに切換え可能となしてもよいことはいうまでもない。
以上のごとく負荷の大小に対応して圧縮機の容量制御範
囲を切換えるので、低負荷時の場合でも、圧縮機1及び
モータ2の発停回数を正常な回数に確実に減少でき、圧
縮機1及びモータ2は勿論、該両者を発停させるための
リレーなどの発停部品の寿命を長くできて信頼性を向上
できるのである。
尚、以上の説明では、圧縮機1は、囲気筒形のものを用
いたが、これに限るものでなく、要するに容量値を10
0%の高容量と、中容量と、低容量とに制御しうる各種
のものを使用できる。
また、以上の説明では、空気調和装置としてヒートポン
プ式のものを用いたが、冷房専用のものにも適用できる
ことは云う迄もない。
また、以上の説明では、第1、第2切換スイッチ18.
19は手動操作タイプのものを用いたが、外気温度を検
出するサーモスタットなどの自動動作するタイプのもの
を用いることもできる。
以上の如く本考案は、圧縮機発停用検出器と圧縮機容量
制御用検出器とを有する2段温度検出器16の前記圧縮
機発停用検出器に、圧縮機発停指令用回路(開閉器9)
を直列に接続する一方、この圧縮機発停指令用回路に並
列に圧縮機1の容量を100%の高容量より中容量に制
御する第1制御器4を接続して第1制御回路Yを形成す
ると共に、前記圧縮機容量制御用検出器に、前記第1制
御器4と前記圧縮機1の容量を中容量より低容量に制御
する第2制御器5とを並列に接続して第2制御回路Zを
形成し、前記第1制御回路Y及び第2制御回路Zに、小
負荷時には、前記第1制御器4と前記圧縮機発停用検出
器とを連絡し、かつ、該第1制御器4と前記圧縮機容量
制御用検出器とを遮断し、また、前記第2制御器5と前
記圧縮機容量制御用検出器とを連絡する一方、大負荷時
には、前記第1制御器4と前記圧縮機発停用検出器とを
遮断し、かつ、該第1制御器4と前記圧縮機容量制御用
検出器とを連絡し、また、前記第2制御器5と前記圧縮
機容量制御用検出器とを遮断させるように切換える切換
装置を介設して、該切換装置を、負荷の大小に応じて切
換え、圧縮機1の容量制御範囲を高容量−中容量一零容
量と、中容量−低容量一零容量とに切換えるようにした
のであるから、前記切換装置の切換えにより、負荷が大
きい時には、該負荷に応じた容量で圧縮機1によりバラ
ンスよく確実に暖房運転を行なえながら、中間期のごと
く負荷が小さい時には、常に該負荷に応じた容量で圧縮
機1によりバランスよく確実に暖房運転を行なえるので
ある。
従って、負荷が小さい場合でも、高負荷の場合と同様に
圧縮機1及びモータ2の発停回数を正常な値に確実に減
少させられ、その結果、圧縮機1及びモータ2はもとよ
り該両者の発停を行なわせるリレーなどの寿命を長くで
き、安全装置がむやみに作動することもなく、信頼性を
向上できるのである。
しかも以上の如く、圧縮機の発停回数を減少できると共
に、EERが最大となる中容量の運転時間を長くできる
ので、年間を通じた消費電力に対する能力の比、即ち年
間エネルギ効率比(SEER)を高い値にできるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す冷媒配管系統図、第2図
は電気回路図である。 1・・・・・・圧縮機、4・・・・・・第1制御器、5
・・・・・・第2制御器、16・・・・・・2段温度検
出器、20・・・・・・低温側検出器、21・・・・・
・高温側検出器、18・・・・・・第1切換スイツチ、
19・・・・・・第2切換スイツチ、Y・・・・・・・
・・第1制御回路、2・・・・・・第2制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機発停用検出器と圧縮機容量制御用検出器とを有す
    る2段温度検出器16の前記圧縮機発停用検出器に、圧
    縮機発停指令用回路9を直列に接続する一方、この圧縮
    機発停指令用回路9に並列に圧縮機1の容量を100%
    の高容量より中容量に制御する第1制御器4を接続して
    第1制御回路Yを形成すると共に、前記圧縮機容量制御
    用検出器に、前記第1制御器4と前記圧縮機1の容量を
    中容量より低容量に制御する第2制御器5とを並列に接
    続して第2制御回路2を形威し、前記第1制御回路Y及
    び第2制御回路2に、小負荷時には、前記第1制御器4
    と前記圧縮機発停用検出器とを連絡し、かつ、該第1制
    御器4と前記圧縮機容量制御用検出器とを遮断し、また
    、前記第2制御器5と前記圧縮機容量制御用検出器とを
    連絡する一方、大負荷時には、前記第1制御器4と前記
    圧縮機発停用検出器とを遮断し、かつ、該第1制御器4
    と前記圧縮機容量制御用検出器とを連絡し、また、前記
    第2制御器5と前記圧縮機容量制御用検出器とを遮断さ
    せるように切換える切換装置を介設したことを特徴とす
    る空気調和装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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