JPS644030Y2 - - Google Patents

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JPS644030Y2
JPS644030Y2 JP9864484U JP9864484U JPS644030Y2 JP S644030 Y2 JPS644030 Y2 JP S644030Y2 JP 9864484 U JP9864484 U JP 9864484U JP 9864484 U JP9864484 U JP 9864484U JP S644030 Y2 JPS644030 Y2 JP S644030Y2
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、複数台の圧縮機を備えた冷凍装置に
関するものである。
(従来技術) 本考案の属する技術分野における従来技術とし
ては、例えば実公昭56−9170号公報に記載された
ものがある。即ち、この公知例の冷凍装置におい
ては、冷暖房切換スイツチの切換えにより、複数
台の圧縮機の発停順序を冷房時と暖房時とで逆に
し得る如く成して、年間を通じて各圧縮機の運転
時間を平均化せんとしている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記公知例のものにあつては、冷房時と暖房時
とで複数台の圧縮機の発停順序を逆にするように
しているが、年間サイクルでみると、冷房必要期
間と暖房必要期間とが必ずしも一致せず、どちら
かに偏りがちである。従つて、各圧縮機の運転時
間にバラツキが生ずるおそれがあり、各圧縮機の
耐久性を平均化せんとする所期の目的を達成する
に十分でない。又、上記公知例のものは、冷房専
用機あるいは暖房専用機には適用することができ
ない。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、外気温度を検知して動作する外気用サーモス
タツトによつて、外気温度の高低に応じて圧縮機
の発停順序を逆にする如く制御し、以つて圧縮機
の実働時間を平均化することを目的とするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決するための手段と
して、第1図に示すように、複数台例えば2台の
圧縮機1a,1bと、負荷の大小に応じて前記圧
縮機1a,1bの発停を選択するサーモスタツト
14とを備えた冷凍装置において、外気温度を検
知して動作し、外気温度の高低に応じて前記圧縮
機1a,1bの発停順序を逆にする如く制御する
外気用サーモスタツト22を付設したことを特徴
とする。
(作用) 本考案では、上記手段によつて、外気温度の高
低に対応して圧縮機の発停順序を逆にし得るよう
にすることができ、設定温度を適当に選ぶことに
より、圧縮機実働時間をより一層平均化せしめる
ことができるのである。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して、本考案の好適な
実施例を説明する。
図示の実施例の冷凍装置は、2台の圧縮機1
a,1bを備えた2系統の冷媒回路A,Bを有し
ているヒートポンプ式温水機であつて、年間を通
じて給湯用の温水を生成するものである。
冷媒回路A,Bは、第2図図示の如く共に同一
の構成要素、即ち、圧縮機1、四路切換弁2、フ
アン3を付設した熱源側熱交換器4、温水生成用
および除霜用膨張機構5,6、冷媒タンク7,
8、利用側熱交換器9、高圧制御弁10、キヤピ
ラリチユーブ11およびアキユムレータ12をそ
れぞれ備えている。なお、図においては各要素の
符号に添字a,bを付して冷媒回路A,Bどちら
に属するものかを区別している。
しかして、利用側熱交換器9a,9bは、共に
給湯タンク13内に設置され、該給湯タンク13
内で温水生成作用が行なわれる。
次に、第1図に示す電気回路図にもとづいて、
冷凍装置の運転制御を説明する。
第1図において符号14は給湯タンク13(第
2図参照)の水温を検知して動作する2ステツプ
サーモスタツトで、その第1ステツプは水温に感
応して動作する接片15と低温側接点16および
高温側接点17とからなり、第2ステツプは水温
に感応して動作する接片18と低温側接点19お
よび高温側接点20とからなり、これら第1,2
ステツプの各接片15,18は互いに並列に連結
されている。なお、第1ステツプは例えば42℃、
第2ステツプは例えば44℃に設定される。
圧縮機1a,1bのための圧縮機用電磁開閉器
21a,21bは、前記サーモスタツト14の動
作により開閉され、一つの圧縮機用電磁開閉器2
1aは、後述する補助リレー28bの常開接点2
8b1および補助リレー28aの常閉接点28a2
介してサーモスタツト14の第2ステツプおよび
第1ステツプにおける低温側接点19および16
とそれぞれ接続するものであり、もう一つの圧縮
機用電磁開閉器21bは、前記補助リレー28a
の常閉接点28a2および補助リレー28bの常開
接点28b1を介してサーモスタツト14の第2ス
テツプおよび第1ステツプにおける低温側接点1
9および16とそれぞれ接続するのである。
しかして、温水生成運転時、水温が上昇して所
定温度に達すると、第1段階としてサーモスタツ
ト14の第1ステツプにおける接片15が接点1
6から17へ移動するので、補助リレーが非励磁
状態にあるときは電磁開閉器21aが開いて一つ
の圧縮機1aが停止し、さらに水温が上昇すると
第2段階として第2ステツプにおける接片18が
接点19から20へ移動し、電磁開閉器21bが
開いてもう一つの圧縮機1bが停止する。
又、この冷凍装置には、外気温度を検知して動
作する外気用サーモスタツト22が付設されてい
る。
該サーモスタツト22は、外気温度に感応して
動作する接片23と低温側接点24および高温側
接点25とからなつており、外気温度が設定値
(例えば20℃)を超えると接片23が接点24か
ら25へ切換わるようになつている。
このサーモスタツト22の接点24,25とそ
れぞれ直列に遅延リレー26a,26bが接続さ
れ、該遅延リレー26a,26bの接点27a,
27bとそれぞれ直列に補助リレー28a,28
bが接続されている。
そして、前記サーモスタツト22と、遅延リレ
ー26a,26bおよび補助リレー28a,28
bの各接点とにより、圧縮機1a,1bの停止順
序を制御している。
つまり、サーモスタツト22の接片23が低温
側接点24に接している時には、補助リレー28
a,28bが共に非励磁状態にあり、補助リレー
28aの常閉接点28a2を介して導通される圧縮
機用電磁開閉器21a,21bが閉じ、圧縮機1
a,1bは共に運転されているが、この状態のと
き、サーモスタツト14の第1ステツプが切換わ
ると、圧縮機用電磁開閉器21aが開いて一方の
圧縮機1aが停止し、次いで第2ステツプが切換
わることによつて圧縮機用電磁開閉器21bが開
いて他方の圧縮機1bが停止する。そして、外気
温度が上昇してサーモスタツト22の接片23が
接点24から25へ切換わると、補助リレー28
bが直ちに励磁されその後一定時間(例えば約2
秒)遅れて補助リレー28aが励磁され、圧縮機
用電磁開閉器21a,21bはそれぞれ補助リレ
ー28bの常開接点28b1の閉成によつて導通さ
れる。この状態のとき、サーモスタツト14の第
1ステツプが切換わると、前記と逆に圧縮機用電
磁開閉器21bが開いて圧縮機1bが停止し、次
いで第2ステツプが切換わることによつて圧縮機
用電磁開閉器21aが開いて圧縮機1aが停止す
る。
上記の如く、外気用サーモスタツト22の動作
に応じて、圧縮機1a,1bの停止順序が逆とな
るのである。なお、上記説明から外気用サーモス
タツト22の動作に応じて、圧縮機1a,1bの
始動順序も逆となることは明らかであろう。
尚、前記外気用サーモスタツト22は、圧縮機
1a,1bの発停順序の制御の他に外気が高いと
き高圧が異常に上昇して運転不能となるのを防止
するためフアン3a,3bの高低速の制御もでき
るように兼用されている。すなわち、前記サーモ
スタツト22と、遅延リレー26a,26bおよ
び補助リレー28a,28bの各接点とにより、
フアン3a,3bを高速あるいは低速に風量制御
し得るように構成されている。このフアン3a,
3bは共に三相ポールチエンジモータによつて駆
動され、それぞれ高速用電磁開閉器29a,30
aおよび29b,30bあるいは低速用電磁開閉
器31a,31bへの通電、非通電によつて運転
制御されるようになつている。
つまり、サーモスタツト22の接片23が低温
側接点24に接しているときには、補助リレー2
8a,28bが共に非励磁状態にあり、補助リレ
ー28bの常閉接点28b2を介して導通される高
速用電磁開閉器29a,30aおよび29b,3
0bが閉じ、フアン3a,3bは、共に高速運転
される。外気温度が上昇して、サーモスタツト2
2の接片23が接点24から25へ切換わると、
遅延リレー26bの接点27bが直ちに閉成し、
補助リレー28bが励磁状態となり、高速用電磁
開閉器29a,30aおよび29b,30bが共
に開いてフアン3a,3bは停止する(この時低
速用電磁開閉器31a,31bはまだ開いたまま
である)。その後一定時間(例えば約2秒)経過
すると、遅延リレー26aの接点27aが閉成
し、補助リレー28aが励磁状態となり、低速用
電磁開閉器31a,31bが共に閉じてフアン3
a,3bは共に低速運転される。その後、外気温
度が低下して、サーモスタツト22の接片23が
接点25から24へ復帰すると、遅延リレー26
aの接点27aが直ちに開成し、補助リレー28
aが非励磁状態となり、低速用電磁開閉器31
a,31bが開いてフアン3a,3bは停止する
(この時、高速用電磁開閉器29a,30aおよ
び29b,30bはまだ開いたままである)。そ
の後一定時間(例えば約2秒)経過すると、遅延
リレー26bの接点27bが開成し、補助リレー
28bが非励磁状態となり、高速用電磁開閉器2
9a,30aおよび29b,30bが共に閉じて
フアン3a,3bは共に高速運転される。
上記の如く、フアン3a,3bの高低速運転切
換え時には、一定時間(例えば約2秒)のタイム
ラグを設けるようにし、切換え時の安全性の向上
を図つている。
また、前記外気用サーモスタツト22は、外気
が高い場合には、除霜が不安となることから、除
霜回路Xを切る役目も果たしている。
また、外気用サーモスタツト22の設定温度
は、冷凍装置の設置場所における一日の外気温度
の変化及び年間当りの外気の変化状態により適宜
きめる必要がある。
図面中、符号21a1,21b1は圧縮機用電磁開
閉器21a,21bの常開接点、29a2,29
b2,30a2,30b2は高速用電磁開閉器29a,
29b,30a,30bの常閉接点、31a2,3
1b2は低速用電磁開閉器31a,31bの常閉接
点、32a,32bは四路切換弁、33a,33
bはデイアイサー、34a,34bは圧力スイツ
チ、35a,35b,36a,36bは除霜用リ
レー、35a1,35b1,36a1,36b1は除霜用
リレーの常開接点、35a2,35b2,36a2,3
6b2は除霜用リレーの常閉接点、37は凍結防止
器、38は凍結防止器用リレー、381は凍結防
止器用リレーの常開接点である。
以上の例は、ヒートポンプ式温水機に適用した
ものであつたが、本例は、その他、冷暖房装置、
冷房専用装置、暖房専用装置にも適用できること
はいうまでもない。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案によれば、複数台の圧縮機
1a,1b…と、負荷の大小に応じて前記圧縮機
1a,1b…の発停を選択するサーモスタツト1
4とを備えた冷凍装置において、外気温度を検知
する外気用サーモスタツト22を付設して、外気
温度の高低に応じて、前記圧縮機1a,1b…の
発停順序を逆にする如く制御するようにしたの
で、従来の冷暖切換スイツチにより制御するもの
に比べて、季節のみならず、一日における各圧縮
機1a,1b…の実働時間の平均化を図ることが
可能となり、圧縮機1a,1b…の耐久性の平均
化により、装置の信頼性および寿命の向上を図り
得るという実用的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる冷凍装置の電
気回路図、第2図は同冷媒系統図である。 1a,1b……圧縮機、3a,3b……空冷用
フアン、14……サーモスタツト、21a,21
b……圧縮機用電磁開閉器、22……外気用サー
モスタツト、26a,26b……遅延リレー、2
8a,28b……補助リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数台の圧縮機1a,1b…と、負荷の大小に
    応じて前記圧縮機1a,1b…の発停を選択する
    サーモスタツト14とを備えた冷凍装置におい
    て、外気温度を検知して動作し、外気温度の高低
    に応じて前記圧縮機1a,1b…の発停順序を逆
    にする如く制御する外気用サーモスタツト22を
    付設したことを特徴とする冷凍装置。
JP9864484U 1984-06-30 1984-06-30 冷凍装置 Granted JPS6115441U (ja)

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JPS6115441U JPS6115441U (ja) 1986-01-29
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