JPS5810896Y2 - 暖房装置 - Google Patents
暖房装置Info
- Publication number
- JPS5810896Y2 JPS5810896Y2 JP7636177U JP7636177U JPS5810896Y2 JP S5810896 Y2 JPS5810896 Y2 JP S5810896Y2 JP 7636177 U JP7636177 U JP 7636177U JP 7636177 U JP7636177 U JP 7636177U JP S5810896 Y2 JPS5810896 Y2 JP S5810896Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- pipe
- heating element
- temperature
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Central Heating Systems (AREA)
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は床面から暖房するようにした暖房装置に関する
。
。
従来此種装置は床面の下方に電気ヒータを配設する電気
ヒータ方式と、冷媒配管系統における高圧側配管を床面
下に導くごとく威す冷媒ヒータ方式とが提供されている
が、前者の方式では単位発熱量当りのコストが高く不経
済となる問題とサーモスタットが作動すると放熱が急速
になくなり、床面温度が急速に低下する問題とがあり、
又後者の方式では、床面暖房の能力不足が生じ、特に外
気温度が低下した場合においては著るしく能力不足が生
ずる問題があった。
ヒータ方式と、冷媒配管系統における高圧側配管を床面
下に導くごとく威す冷媒ヒータ方式とが提供されている
が、前者の方式では単位発熱量当りのコストが高く不経
済となる問題とサーモスタットが作動すると放熱が急速
になくなり、床面温度が急速に低下する問題とがあり、
又後者の方式では、床面暖房の能力不足が生じ、特に外
気温度が低下した場合においては著るしく能力不足が生
ずる問題があった。
又室外コイルにフロストが発生してデフロストする場合
には床面が冷却されるなどの問題があり、もし暖房能力
の低下を補完するに足るだけの十分な容量のものとする
と、全体に大形で高価となる問題があったのである。
には床面が冷却されるなどの問題があり、もし暖房能力
の低下を補完するに足るだけの十分な容量のものとする
と、全体に大形で高価となる問題があったのである。
本考案は以上の問題に鑑み考案したもので、目的とする
所は能力不足なく床面温度を所定の暖房温度範囲に維持
でき、しかもサーモスタット作動による急激な床面温度
の低下もなく、シかも安定した暖房運転ができ、更に装
置の耐久性を向上させた暖房装置を提供する点にある。
所は能力不足なく床面温度を所定の暖房温度範囲に維持
でき、しかもサーモスタット作動による急激な床面温度
の低下もなく、シかも安定した暖房運転ができ、更に装
置の耐久性を向上させた暖房装置を提供する点にある。
従って本考案は圧縮機、四路切換弁、冷房時蒸発器とな
り暖房時凝縮器となる室内コイル、膨張機構、冷房時凝
縮器となり暖房時蒸発器となる室外コイル等を備えたヒ
ートポンプ式冷凍装置を形成すると共に、断熱材から成
る床面シートに放熱管と電気ヒータなどの面発熱体とを
配設し、第1開閉弁を介設した暖房用側路配管を、暖房
時の高圧冷媒液管に設けた第2開閉弁を側路するように
前記暖房時の高圧冷媒液管に接続し、該側路配管に前記
放熱管を介設する一方、室温を検知し異なる設定温度で
作動する第1ステツプ接点と第2ステツプ接点とを備え
た2ステツプサーモスタツトを形成し、前記第1ステツ
プ接点の作動設定温度を前記第2ステツプ接点の作動設
定温度よりも低くし、さらに該第1ステツプ接点の開閉
により前記冷凍装置の暖房時の圧縮機の運転を停止又は
開始し、前記第2ステツプ接点の開閉により前記面発熱
体への通電を停止又は開始する電気回路を形成したこと
により能力不足なく床面温度を所定の暖房温度範囲に維
持でき、しかもサーモスタット作動による急激な床面温
度の低下もなく、快適な暖房を行ない得ると共にたとえ
テ゛フロストを行なう場合でも床面温度に影響を与える
ことなく該床面温度を所定温度に維持できるようにした
のである。
り暖房時凝縮器となる室内コイル、膨張機構、冷房時凝
縮器となり暖房時蒸発器となる室外コイル等を備えたヒ
ートポンプ式冷凍装置を形成すると共に、断熱材から成
る床面シートに放熱管と電気ヒータなどの面発熱体とを
配設し、第1開閉弁を介設した暖房用側路配管を、暖房
時の高圧冷媒液管に設けた第2開閉弁を側路するように
前記暖房時の高圧冷媒液管に接続し、該側路配管に前記
放熱管を介設する一方、室温を検知し異なる設定温度で
作動する第1ステツプ接点と第2ステツプ接点とを備え
た2ステツプサーモスタツトを形成し、前記第1ステツ
プ接点の作動設定温度を前記第2ステツプ接点の作動設
定温度よりも低くし、さらに該第1ステツプ接点の開閉
により前記冷凍装置の暖房時の圧縮機の運転を停止又は
開始し、前記第2ステツプ接点の開閉により前記面発熱
体への通電を停止又は開始する電気回路を形成したこと
により能力不足なく床面温度を所定の暖房温度範囲に維
持でき、しかもサーモスタット作動による急激な床面温
度の低下もなく、快適な暖房を行ない得ると共にたとえ
テ゛フロストを行なう場合でも床面温度に影響を与える
ことなく該床面温度を所定温度に維持できるようにした
のである。
しかも、面発熱体を優先させて運転するので、暖房能力
が外気温の影響を受けることが殆んどないのであって、
従って安定した暖房能力を発揮できるのであり、更に放
熱管の周囲温度が高い時の、冷凍装置の運転時間を少な
くしたから冷凍機の高圧側圧力の上昇を抑えることがで
きるのである。
が外気温の影響を受けることが殆んどないのであって、
従って安定した暖房能力を発揮できるのであり、更に放
熱管の周囲温度が高い時の、冷凍装置の運転時間を少な
くしたから冷凍機の高圧側圧力の上昇を抑えることがで
きるのである。
以下本考案装置の実施例を示す図面に基づいて詳記する
。
。
図において、1は室外ユニット、2はこの室外ユニット
1に接続され室内に冷風又は温風を供給する室内ユニッ
トで、前記室外ユニット1は圧縮機3、四路切換弁4、
冷房時凝縮器となり暖房時蒸発器となる室外コイル5、
暖房時作用する膨張機構6、該膨張機構6を側路するバ
イパス管7に介装する逆止弁8及びアキュムレータ9を
装備し、これら各冷媒配管機器を10により各連結して
いるのであり、又前記室内ユニット2は冷房時蒸発器と
なり暖房時凝縮器となる室内コイル11.冷房時作用す
る膨張機構12及び該膨張機構12を側路するバイパス
管13に介装する逆止弁14を装備し、これら各機器を
冷媒配管15により各連結しているのである。
1に接続され室内に冷風又は温風を供給する室内ユニッ
トで、前記室外ユニット1は圧縮機3、四路切換弁4、
冷房時凝縮器となり暖房時蒸発器となる室外コイル5、
暖房時作用する膨張機構6、該膨張機構6を側路するバ
イパス管7に介装する逆止弁8及びアキュムレータ9を
装備し、これら各冷媒配管機器を10により各連結して
いるのであり、又前記室内ユニット2は冷房時蒸発器と
なり暖房時凝縮器となる室内コイル11.冷房時作用す
る膨張機構12及び該膨張機構12を側路するバイパス
管13に介装する逆止弁14を装備し、これら各機器を
冷媒配管15により各連結しているのである。
尚16は前記両ユニット1,2を連絡する連絡配管、1
7は前記室内コイル11のファンである。
7は前記室内コイル11のファンである。
そして、暖房時は前記圧縮機3から吐出した冷媒を点線
矢印の方向に流通させて前記室内コイル11において凝
縮させた凝縮熱で室内循環空気を加熱した温風を室内に
放出させることにより暖房すべく威すのであり、又冷房
時は前記四路切換弁4を切換えて冷媒の流通方向を逆行
させ圧縮機3から吐出した冷媒を実線矢印の方向に流通
させて前記室内コイル11において蒸発させ蒸発熱を室
内空気から吸熱することにより冷房すべく威すのである
。
矢印の方向に流通させて前記室内コイル11において凝
縮させた凝縮熱で室内循環空気を加熱した温風を室内に
放出させることにより暖房すべく威すのであり、又冷房
時は前記四路切換弁4を切換えて冷媒の流通方向を逆行
させ圧縮機3から吐出した冷媒を実線矢印の方向に流通
させて前記室内コイル11において蒸発させ蒸発熱を室
内空気から吸熱することにより冷房すべく威すのである
。
しかして第1図に示すものは以上のごとくヒートポンプ
式空気調和装置を形成すると共に、断熱材から成る床面
シート18に、前記装置の暖房時高圧側となる配管19
に接続管20を介して接続する放熱管21を配設すると
共に該放熱管21の上に電気ヒータ22を内装した面発
熱体23を配設して、前記放熱管21への冷媒流通と面
発熱体23への通電とを第3図に示すごとく室温を検知
して2ステツプサーモスタツト24の開閉により制御す
るごとく威す一方、このサーモスタット24による前記
面発熱体′23への電通を開閉する制御温度を、放熱管
21への冷媒流通を制御する制御温度より高くすべく構
成したのである。
式空気調和装置を形成すると共に、断熱材から成る床面
シート18に、前記装置の暖房時高圧側となる配管19
に接続管20を介して接続する放熱管21を配設すると
共に該放熱管21の上に電気ヒータ22を内装した面発
熱体23を配設して、前記放熱管21への冷媒流通と面
発熱体23への通電とを第3図に示すごとく室温を検知
して2ステツプサーモスタツト24の開閉により制御す
るごとく威す一方、このサーモスタット24による前記
面発熱体′23への電通を開閉する制御温度を、放熱管
21への冷媒流通を制御する制御温度より高くすべく構
成したのである。
尚25,26は電磁弁で、電磁弁25は接続管20に設
けられ、電磁弁26は前記配管19における接続管20
の各接続位置間に設けられるものであり、暖房時は電磁
弁25を開き電磁弁26を閉じて室内コイル■から流出
した冷媒を前記放熱管21に流通させる一方、冷房時は
電磁弁25を閉じ電磁弁26を開いて放熱管21には冷
媒を流さないようにするのである。
けられ、電磁弁26は前記配管19における接続管20
の各接続位置間に設けられるものであり、暖房時は電磁
弁25を開き電磁弁26を閉じて室内コイル■から流出
した冷媒を前記放熱管21に流通させる一方、冷房時は
電磁弁25を閉じ電磁弁26を開いて放熱管21には冷
媒を流さないようにするのである。
しかして前記放熱管21は前記断熱材から成る床面シー
ト18の上面に第1図のごとく蛇行往復状に配設され、
各放熱管21の間にはスペーサ27が介装されており、
暖房運転時この管21内を流れる高圧冷媒の安価な凝縮
熱が放出されるのである。
ト18の上面に第1図のごとく蛇行往復状に配設され、
各放熱管21の間にはスペーサ27が介装されており、
暖房運転時この管21内を流れる高圧冷媒の安価な凝縮
熱が放出されるのである。
又前記面発熱体23は電気ヒータ22を内装し前記放熱
管21及びスペーサ27を介し床面シート18のほぼ全
面に亙って設けられ、暖房運転時電気ヒータ22に通電
することにより外的条件に一切影響されることなく安定
に放熱し前記放熱管21からの放熱と共に床面28の全
面をむらなく暖房するのである。
管21及びスペーサ27を介し床面シート18のほぼ全
面に亙って設けられ、暖房運転時電気ヒータ22に通電
することにより外的条件に一切影響されることなく安定
に放熱し前記放熱管21からの放熱と共に床面28の全
面をむらなく暖房するのである。
しかして以下前記サーモスタット24による面発熱体2
3及び放熱管21の制御の詳細を第3図により説明する
。
3及び放熱管21の制御の詳細を第3図により説明する
。
即ち29は暖房、停止、冷房に切換可能とした運転スイ
ッチで゛、入力側と出力側とにそれぞれ四つの端子50
,30,31.32と端子51.33,34,35とが
設けられており、入力側の端子50,30,31.32
はいずれも電源のR側に接続され、出力側の端子51と
電源S側との間には四路切換弁4が接続され、かつ前記
端子51はサーモスタット24の第1ステップ38の高
温側端子と接続されている。
ッチで゛、入力側と出力側とにそれぞれ四つの端子50
,30,31.32と端子51.33,34,35とが
設けられており、入力側の端子50,30,31.32
はいずれも電源のR側に接続され、出力側の端子51と
電源S側との間には四路切換弁4が接続され、かつ前記
端子51はサーモスタット24の第1ステップ38の高
温側端子と接続されている。
又出力側の端子33と電源S側との間には前記ファン1
7のモータ36と該モータ36の可変速スイッチ37と
の直列線路が、又出力側の端子34には前記サーモスタ
ット24の第1ステツプ38の低温側端子が、又出力側
の端子35と電源のS側との間には前記面発熱体23と
サーモスタット24の第2ステツプ40との直列線路が
それぞれ接続されている。
7のモータ36と該モータ36の可変速スイッチ37と
の直列線路が、又出力側の端子34には前記サーモスタ
ット24の第1ステツプ38の低温側端子が、又出力側
の端子35と電源のS側との間には前記面発熱体23と
サーモスタット24の第2ステツプ40との直列線路が
それぞれ接続されている。
更に圧縮機3の駆動用モータ39は一端を前記第1ステ
ツプ38の共通端子に他端を電源Sに接続されている。
ツプ38の共通端子に他端を電源Sに接続されている。
そして暖房位置としたときは、前記運転スイッチ29の
端子30.33.31,34.32.35間をそれぞれ
閉路し、停止位置としたときは、50,51,30,3
3.31,34.32.35がいずれも開路し、又冷房
位置としたときは50,51,30.33がそれぞれ閉
路するのである。
端子30.33.31,34.32.35間をそれぞれ
閉路し、停止位置としたときは、50,51,30,3
3.31,34.32.35がいずれも開路し、又冷房
位置としたときは50,51,30.33がそれぞれ閉
路するのである。
しかして運転スイッチ29を暖房位置に切り換えると前
記サーモスタット24の各ステップは室内温度が低いの
でいずれも第3図のごとく閉路状態になっており、前記
面発熱体23に通電され放熱すると共に、圧縮機モータ
39及びファンモータ36が駆動され圧縮機3から吐出
した高圧冷媒が室内コイル11及び放熱管21に流通し
てそれぞれ凝縮熱を放出することとなり、前記室内コイ
ル11からファン17による温風暖房と前記面発熱体2
3及び放熱管21からの放熱による床面28からの輻射
暖房とが行なわれるのである。
記サーモスタット24の各ステップは室内温度が低いの
でいずれも第3図のごとく閉路状態になっており、前記
面発熱体23に通電され放熱すると共に、圧縮機モータ
39及びファンモータ36が駆動され圧縮機3から吐出
した高圧冷媒が室内コイル11及び放熱管21に流通し
てそれぞれ凝縮熱を放出することとなり、前記室内コイ
ル11からファン17による温風暖房と前記面発熱体2
3及び放熱管21からの放熱による床面28からの輻射
暖房とが行なわれるのである。
そして室内温度が上昇して21℃に達したとき第4図下
方に示すごとく先づサーモスタット24における第1ス
テツプ38が開路して圧縮機3を停止させ放熱管21か
ら余熱を放出させながら、面発熱体23の安定な放熱に
より床暖房を行なうのであり、そして室温が22℃迄上
昇したとき第4図上方に示すごとくサーモスタット24
における第2ステツプ40も開路して面発熱体23から
の放熱を停止し前記放熱管21からの余熱の放出だけと
するのである。
方に示すごとく先づサーモスタット24における第1ス
テツプ38が開路して圧縮機3を停止させ放熱管21か
ら余熱を放出させながら、面発熱体23の安定な放熱に
より床暖房を行なうのであり、そして室温が22℃迄上
昇したとき第4図上方に示すごとくサーモスタット24
における第2ステツプ40も開路して面発熱体23から
の放熱を停止し前記放熱管21からの余熱の放出だけと
するのである。
又室温が十分高く保持され装置が暖房運転を停止した状
態から、室温が下降を始め20℃に達したとき、先ずサ
ーモスタット24における第2ステツプ40が閉路して
面発熱体23に通電され直ちに床面からの暖房を行なう
のであり、室温が19℃迄低下したときにサーモスタッ
ト24における第1ステツプ38が動作して圧縮機3を
運転し、前記室内コイル11から温風暖房を又面発熱体
23及び放熱管21からの放熱により床面28からの暖
房を行なうのである。
態から、室温が下降を始め20℃に達したとき、先ずサ
ーモスタット24における第2ステツプ40が閉路して
面発熱体23に通電され直ちに床面からの暖房を行なう
のであり、室温が19℃迄低下したときにサーモスタッ
ト24における第1ステツプ38が動作して圧縮機3を
運転し、前記室内コイル11から温風暖房を又面発熱体
23及び放熱管21からの放熱により床面28からの暖
房を行なうのである。
即ち床面28からの暖房は、前記サーモスタット24に
より前記面発熱体23への通電を開閉する制御温度を放
熱管21への冷媒流路を制御する制御温度より高く威し
たので、換言すれば面発熱体23及び放熱管21の制御
は室温が上昇過程であると下降過程であるとを問わず、
必らず面発熱体23のみが放熱するような過程を経るよ
うに即ち面発熱体23を主用とし安価な熱量を放出する
放熱管21を補助用と威したので、外気温度が大きく低
下した状態となっても床面温度を低下させることなく常
に所定の温度に維持でき、またサーモスタット24の働
らきて面発熱体23への通電が開となっても、前記放熱
管21からの補助的な放熱により、床面温度が急激に低
下したりすることもなく、床面温度を所定温度に維持で
きるのである。
より前記面発熱体23への通電を開閉する制御温度を放
熱管21への冷媒流路を制御する制御温度より高く威し
たので、換言すれば面発熱体23及び放熱管21の制御
は室温が上昇過程であると下降過程であるとを問わず、
必らず面発熱体23のみが放熱するような過程を経るよ
うに即ち面発熱体23を主用とし安価な熱量を放出する
放熱管21を補助用と威したので、外気温度が大きく低
下した状態となっても床面温度を低下させることなく常
に所定の温度に維持でき、またサーモスタット24の働
らきて面発熱体23への通電が開となっても、前記放熱
管21からの補助的な放熱により、床面温度が急激に低
下したりすることもなく、床面温度を所定温度に維持で
きるのである。
更に本考案の場合は冷凍機は室温の制御温度の高温側温
度より低い温度で運転が停止されるので、それだけ放熱
管21の周囲温度が高い時に運転される時間が少なく、
従って冷凍機の高圧側圧力の上昇を抑えられるのである
。
度より低い温度で運転が停止されるので、それだけ放熱
管21の周囲温度が高い時に運転される時間が少なく、
従って冷凍機の高圧側圧力の上昇を抑えられるのである
。
従って冷凍機の傷みも少ないのである。
その上、暖房時において面発熱体23を優先させている
ので外気温度の変化などによって暖房能力の変化が少な
く、安定した暖房運転が可能となるのである。
ので外気温度の変化などによって暖房能力の変化が少な
く、安定した暖房運転が可能となるのである。
尚41はファイアスタットで、面発熱体23が異常に温
度上昇するのを防止し安全性を維持するのである。
度上昇するのを防止し安全性を維持するのである。
又以上の説明では放熱管21からの放熱を停止させると
きは圧縮機3を停止させるように威したが、圧縮機は停
止させないで、電磁弁25を閉じ一方の電磁弁26を開
いて、放熱管21には冷媒を流通させないように威して
もよく斯くすることにより室内コイル11による温風暖
房は行なえるのである。
きは圧縮機3を停止させるように威したが、圧縮機は停
止させないで、電磁弁25を閉じ一方の電磁弁26を開
いて、放熱管21には冷媒を流通させないように威して
もよく斯くすることにより室内コイル11による温風暖
房は行なえるのである。
又以上の説明では、面発熱体23は電気ヒータ22を内
装するごとくしたが、他の安定な熱源を内装してもよく
、例えば温水配管を内装して、別途に設ける温水ボイラ
ーにより所定温度に加温された温水をこの配管に導くよ
うに威してもよい。
装するごとくしたが、他の安定な熱源を内装してもよく
、例えば温水配管を内装して、別途に設ける温水ボイラ
ーにより所定温度に加温された温水をこの配管に導くよ
うに威してもよい。
又以上説明したものでは、前記床面シート18上に配設
した放熱管21は、ヒートポンプ氷冷暖房形空気調和装
置における高圧側配管19に接続した場合であるが、暖
房専用としても使用できるのである。
した放熱管21は、ヒートポンプ氷冷暖房形空気調和装
置における高圧側配管19に接続した場合であるが、暖
房専用としても使用できるのである。
以上のごとく本考案は面発熱体からの放熱を主とし、放
熱管からの放熱を補助的に用いたから常に能力不足なく
床面暖房が行なえると共に、サーモスタットの働らきで
、面発熱体からの放熱が停止しても、前記放熱管からの
冷媒放熱により床面塩度を低下させることなく常に所定
の温度範囲に確実に維持できるものである。
熱管からの放熱を補助的に用いたから常に能力不足なく
床面暖房が行なえると共に、サーモスタットの働らきで
、面発熱体からの放熱が停止しても、前記放熱管からの
冷媒放熱により床面塩度を低下させることなく常に所定
の温度範囲に確実に維持できるものである。
しかも放熱管を接続する冷凍装置の室外コイルがフロス
トしてテ゛フロストを行なう場合でも、このデ゛フロス
I・運転時、床面を冷却して床面暖房を損うことなく床
面温度を維持することができ、全体として面発熱体によ
る放熱と放熱管による放熱とを有効に利用し、常時効果
的な床面暖房が行なえるのである。
トしてテ゛フロストを行なう場合でも、このデ゛フロス
I・運転時、床面を冷却して床面暖房を損うことなく床
面温度を維持することができ、全体として面発熱体によ
る放熱と放熱管による放熱とを有効に利用し、常時効果
的な床面暖房が行なえるのである。
更に本考案の場合は冷凍機は室温の制御温度の高温側温
度より低い温度で運転が停止されるので、それだけ放熱
管21の周囲温度が高い時に運転される時間が少なく、
従って冷凍機の高圧側圧力の上昇を抑えられるのである
。
度より低い温度で運転が停止されるので、それだけ放熱
管21の周囲温度が高い時に運転される時間が少なく、
従って冷凍機の高圧側圧力の上昇を抑えられるのである
。
従って冷凍機の傷みも少ないのである。
その上、暖房時において面発熱体23を優先させている
ので外気温度の変化などによって暖房能力の変化が少な
く、安定した暖房運転が可能となるのである。
ので外気温度の変化などによって暖房能力の変化が少な
く、安定した暖房運転が可能となるのである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は冷媒配管
系統に面発熱体23を接続した説明図、第2図は第1図
におけるA−A線を切断した断面図、第3図は電気回路
図、第4図はサーモスタットの作動説明図である。 3・・・・・・圧縮機、5・・・・・・室外コイル、6
・・・・・・膨張機構、11・・・・・・室内コイル、
18・・・・・・床面シート、19・・・・・・高圧側
配管、21・・・・・・放熱管、22・・・・・・電気
ヒータ、23・・・・・・面発熱体、24・・・・・・
サーモスタット。
系統に面発熱体23を接続した説明図、第2図は第1図
におけるA−A線を切断した断面図、第3図は電気回路
図、第4図はサーモスタットの作動説明図である。 3・・・・・・圧縮機、5・・・・・・室外コイル、6
・・・・・・膨張機構、11・・・・・・室内コイル、
18・・・・・・床面シート、19・・・・・・高圧側
配管、21・・・・・・放熱管、22・・・・・・電気
ヒータ、23・・・・・・面発熱体、24・・・・・・
サーモスタット。
Claims (1)
- 圧縮機3、四路切換弁4、冷房時蒸発器となり暖房時凝
縮器となる室内コイル11.膨張機構6,12、冷房時
凝縮機となり暖房時蒸発器となる室外コイル5等を備え
たヒートポンプ式冷凍装置を形成すると共に、断熱材か
ら戒る床面シート18に放熱管21と電気ヒータ22な
どの面発熱体23とを配設し、第1開閉弁25を介設し
た暖房用側路配管20を、暖房時の高圧冷媒液管に設け
た第2開閉弁26を側路するように前記暖房時の高圧冷
媒液管に接続し、該側路配管20に前記放熱管21を介
設する一方、室温を検知し異なる設定温度で作動する第
1ステツプ接点38と第2ステツプ接点40とを備えた
2ステツプサーモスタツト24を形成し、前記第1ステ
ツプ接点38の作動設定温度を前記第2ステツプ接点4
0の作動設定温度よりも低くし、さらに該第1ステツプ
接点38の開閉により前記冷凍装置の暖房時の圧縮機3
の運転を停止又は開始し、前記第2ステツプ接点40の
開閉により前記面発熱体23への通電を停止又は開始す
る電気回路を形成したことを特徴とする暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7636177U JPS5810896Y2 (ja) | 1977-06-09 | 1977-06-09 | 暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7636177U JPS5810896Y2 (ja) | 1977-06-09 | 1977-06-09 | 暖房装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS543062U JPS543062U (ja) | 1979-01-10 |
JPS5810896Y2 true JPS5810896Y2 (ja) | 1983-02-28 |
Family
ID=28991570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7636177U Expired JPS5810896Y2 (ja) | 1977-06-09 | 1977-06-09 | 暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5810896Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57161430A (en) * | 1981-03-27 | 1982-10-05 | Sharp Corp | Heating equipment |
-
1977
- 1977-06-09 JP JP7636177U patent/JPS5810896Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS543062U (ja) | 1979-01-10 |
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