JPS6081679A - パターン自動作図システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、グラフィックデザインにおける版下管の作図
システムに関し、特にＣＡＤ／ＣＡＭを利用したパター
ン自動作図システムに関するものである。

く従来技術〉 近年コンピュータ分野におけるハードウェアの急速な発
展に伴ないＣＡＤ／ＣＡＭをベースとしたソフトウェア
においでも目ざましい進展がみられ、従来手作業や一部
（幾械化された手法によっていた各種の作業がＣＡＤ／
ＣＡＭに置き換えられ、種々の工業分野にコンピュータ
技術が実用化されるようになってきた。

各種図柄を描写するグラフィックデザインの分野でも例
外ではなく、コンピュータを利用したグラフィックデザ
インの手法が提案されている。

ラジカセや冷蔵庫等の電化製品に限らず各種工業製品は
、購入者の関心を引くと共に、使用に際しで操作し易い
ように、製品外観面に種々の文字や図柄か表示されてい
る。これらの表示情報は多くの場合印刷によって形成さ
れてい・る。

この種の情報を印刷する場合、特にグラフィックデザイ
ン分野における印刷のための情報は、新聞、雑誌等の単
純な文字情報に比べて意匠的な効果が要求されるため、
版下の作製にあたっては製品との釣合いや周辺パターン
情報等を考慮する必要が高いことか呟デザイナ−の手作
業によっていた。

第１図は従来の版下作製作業を説明するためのシステム
図である。作業にあたっては、製版台１上にレイアウト
の位置情報を示す図面やラフにレイアウトされｔこ原稿
２をセットし、デジタイザー等の入力装置３を使用して
一点毎に位置情報をコンピュータ４のメモリに記憶させ
る。メモリされたレイアウト図情報は自動製図機５に出
力され、与えられた情報に基いて製図機５はフィルムを
カッティングし、レイアウト図か印されたマスク６を作
成する。一方このマスク６を源にしてボールペン等にて
白紙上にケイ線を描いて当り台紙７を作成し、その位置
情報に合せて透明台紙８上に写植機で印刷された文字Ａ
を貼り込む作業が行われる。

即ち、予め寸法や形状にアレンノを施こして印刷された
多数組の文字や図柄Ａの中が呟作業者がレイアウト図に
マツチングする文字や図形を選択し、当り台紙７上の透
明台紙８にその都度手作業で繁雑な位置調整を実行しな
がら貼り合せていた。

その後火に写植貼り込みされた台紙８をカメラ９にセッ
トし、写真撮影して現像焼付けを行ない、フィルム化さ
れた写植貼り込み版下とマ又り６を重ね合せて多重撮影
し、印刷のための版下１０を作成していた。

上記のように従来のグラフィック版下の作製は、特に文
字や図形の写植貼り込みが手作業によっているため版下
作製に非常に人手と時間を要して経済性か非常に悪いだ
けではなく、同じ文字配置或いは図柄が望ましい場合で
も、作業者の技術レベルによってグラフィックのばらつ
きか生じ、再現性か得られず、グラフィックデザインが
不安定になることは避けられなかった。

〈発明の目的〉 本発明は上記従来の版下等のパターン作図システムの問
題点に鑑みてなされたもので、特に写植原稿の貼り込み
作業をＣＡＤ／ＣＡＭシステムにより自動化して、グラ
フィックデザインの作業能率を着しく改善すると共に、
精度の高いパターンを迅速に作製し得るパターン自動作
図システムを提供する。

〈実施例〉 第２図は本発明による一実施例によるシステムのブロッ
ク図である。

本実施例におけるシステムは、入出力部１１、作図制御
のためのコンピュータ装置１２及び自動製図（幾１３か
らなり、前記従来システムに比へて特に写植貼り込み作
業を自動化したものである。

図１こおいて、入出力部１１には表示手段としてグラフ
ィックディスプレイ１４及びキャラクタディスプレイ１
５か、入力手段としてタブレット１６及びキーボード１
７か設けられ、これらの入出力手段間は従来の情報処理
装置と同様に、制御装置であるコンピュータ１２を介し
て相互に接続され、文字、図形等のパターンを描くため
の情報の人出力か実行される。

ここで本実施例におけるパターン自動作図システムは、
コンピュータ１２のメモリ部にグラフィックデザインの
ために必要な情報が予め収納される。

まずコンピューター２のメモリ部に収納するたり 塾に必要な情報を挙げ、第３図を用いてコンピューター
２のメモリ部及びその周辺要素を説明する。

グラフィックデザインのために必要な情報として、英文
字、日本語等のタイプフェース及び各種マーク等の図柄
によるパターン情報がある。このパターン情報は、文字
情報については、ヘルベナ力、レギュラー等の書体が持
つ特徴を表現するべく、予め各パターン毎にその特徴が
分析され、アングル、字高、基準点等かＸＹ座標値デー
タとして抽出される。抽出されたデータは、上記入出力
部に設けられたワークステーション１８のタブレ、２ト
１６か呟グラフィックディスプレイ１４を観察しなから
入力され、コンピュータ本体のメモリ部に設定されたグ
ラフィックデータファイル１９に収納される。

尚上記パターンの！全抽出にあたっては、情報の単純化
を図るために予め統一された大きさの基準パターンにつ
いて分析が実行され、パターンの大小に伴う変更は比例
的に処理される。尚角度や曲率等のデータについてはそ
のまま保持される。

上記グラフィックデータファイル１９のパターン情報は
、各パターンの形状を示す情報のみであるため、次に各
パターンを配置した場合に、最も整合のとれたパターン
配列を得るための相関位置情報が形成される。即ち各パ
ターンの特徴に基いて、隣接する両パターンが最も整合
のとれた位置関係を得るための間隔がスペーシングデー
タとして、経験等から導き出され、上記ワークステーシ
ョン１８から同様にメモリ部のスペーシングデータファ
イル２０に収納される。上記又ベーシングデータは例え
ば隣接するパターン間の最も近接する点間の距離が、書
体毎及び文字の組み合せ毎に情報として与えられ、上舶
統−された大きさに対応するパターンについてデータが
形成される。

続いてグラフィックデザイン作業の効率化を図るために
、複数個の文字や図形を配列してなる語句や図形のうち
使用頻度の高いものはワードパターンとして予めワーク
ステーションで作成され、ブク 作成されたワード情報はメモリ部のパターンラγ′リイ
２１に登録される。パターンライブラリィ２１への登録
のための情報作成は、特に語句、数字、図形配列からな
るワード情報については、上記グラフィックデータファ
イル１９から読出された各文字に対して、隣接する文字
との間隔かスペーシングデータファイル２０から読出さ
れ、隣接文字の組み合せに個有の間隔を持つワードパタ
ーンが自動的にレイアウトされ、ディスプレイに表示さ
れる。古尋ディスプレイ上に現出されたワードパターン
がパターンライブラリィ２１に登録される。尚パターン
ライブラリィ２１への登録は、使用時の操作性を考慮し
て頻度順、製品毎或いはアルファベット類等に登録され
る。また各ワード情報にナンバーを付して検索リスト２
２を作成する等の工夫を加えることによって読出し作業
をμ易にすることができる。

尚メモリ部には作図システムを稼動させる制御装置とし
て必要な、従来装置と同様の繰作プログラム等が収納さ
れると共に、更には必要に応じて印刷条件、例えばスク
リーン印刷、オフセット印刷等に適したカッティング等
の版下作成条件を与えるだめの加工情報がプロットデー
タファイル２３に登録される。　上記各ファイルを備え
たパターン作図システムにおいて、複数の文字、図形等
が配置されてなる所望のワードパターンを持つ版下を作
成する手順を次に説明する。

ワークステーションのキー人力１７及びキャラクタディ
スプレイ１５と作業者との対話によって、う７レイアウ
ト構想に従い所望ワードリストが持つ、例えば先頭文字
情報を利用して、パターンライブラリィ２１に登録され
たワードパターンか′ディスプレイ上に読出される。キ
ー人力１７及びタブレット１６から大きさ、配置角度、
位置情報を入力し、グラフィックディスプレイ１４上に
版下のための原図パターンを形成する。既にパターンラ
イブラリィ２１に登録されているワードパターンは、上
述の作業によって作成されたものであるため、読出し操
作によって直ちにワードを構成し得るが、未登録のワー
ド等については、登録と同様の操作によりグラフィック
ディスプレイ１４上に原図パターンを形成することがで
きる。

形成された原図パターンは、オンライン結合された自動
製図機１３に供給するため一旦ディスク或いは磁気テー
プ等のメモリ手段に書込まれる。

原図パターンが記録されたメモリ手段が製図機を制御す
るコンピュータのメモリデータとしてセットされ、該メ
モリがら読出されたデータに基いて製図機のカッタか作
動し、パターンデータに対応する図か製版フィルム２４
に自動的に形成され、印刷のための版下が作成される。

尚自動製図機を制御するためのコンピュータが、入出力
と一体のコンピュータで兼用し得る場合は原図パターン
を一旦メモリ手段に写し変える必要はなく、オンライン
処理し得る。　前記実施例は版下作成を挙げて説明した
が、機械設計製図や電気回路プリント基板にも適用する
ことができる。

〈効果〉 以上本発明によれば、少なくとも文字、数字図形等のパ
ターン情報及びパターン情報の相互の位置関係を与える
スペース情報を予め記憶させることにより、版下作成等
のグラフィックデザイン１こ際して、メモリ内容を読出
すことによって簡単に作図することができ、作業が簡略
化され、時間が着しく短縮されると共に、標準化された
高品質のパターンを得ることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来システムの概要を示す図、第２図は本発明
による一実施例のシステムを示す図、第３図は同実施例
の要部を詳細に示すブロック図である。 １２；コンピュータ　１３；製図（幾 １４．１５；ディスプレイ　１６；タブレット１７；キ
ー人力　１９；グラフィックデ゛−タフアイル　２０；
スペーシングデータファイル２１；パターンライブラリ
ィ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）作図される複数のパターンを各パターン毎に形状情
   報として予め収納するメモリ部と、上記パターンの各隣
   接する相互間の間隔情報を予め収納するメモリ部と、上
   記各メモリ部から読出されたパターンの複数個の組合せ
   によって形成されたワード′情報を収納するメモリ部と
   を少なくとも備えてなる制御装置と、上記制御装置のメ
   モリ部に書込み或いは読出し情報を入力する入力手段と
   、操作手順或いは作図パターンか表示される表示手段と
   からなることを特徴とするパターン自動作図システム。