JPS60238835A - 印刷におけるレイアウト作図システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） この発明は、雑誌、カタログ等の印刷における写真原稿
作成指示書又は印刷用台紙９割付指定紙として利用する
資料のレイアウト作図システムに関する。

（発明の技術的背景とその問題点） 印刷用写真原稿の作成には、写真の配置とその写真の内
容を示す指示書を作成する必要がある。このため、デザ
イナ−は印刷物に要求される条件に応じて、写真及び文
字の配置と写真内容（被写体）のレイアウトを手書きで
行なう必要がある。そして、デザイン作業には必らず修
正が入るため、その都度手作業で書直しが行なわれ、最
終的な指示書を得るまでに多くの手間と時間を要してい
た。すなわち、第１図は雑誌、書籍等のレイアウト作成
の様子を示すものであり、出版社等における企画案ｌに
基づいて写真等のカラー原稿２を作成（撮影）すると共
に、どのような内容の説明や解説等を入れるかの文字原
稿３を作成し、これらをもとに割付指定紙４を作成する
。印刷会社では出版社等から与えられるカラー原稿２と
文字原稿３及び割付指定紙４をもとにして１版下作図機
等を用いて作図することによって台紙６を作成する。こ
れと共に、文字原稿３を写植機等で写植して写植文字７
とする。そして、上記台紙６と写植文字７とを貼り合せ
て完全台紙８とし、この完全台紙８について出版社等と
の間で更に検討して最終的な完全台紙を作成する。この
完全台紙８とカラー原稿２とを製版、印刷工程９に送っ
て印刷するようになっている。

一方、カタログやパンフレット等のレイアウト作成は第
２図に示すように、出版社等で立案された商品の情報や
企画イメージ等の企画案ｌＯを印刷会社に持込み、デザ
イン作業を経て文字原稿１１．レイアウト指示書１２及
び写真撮影指示書１３を作成する。このレイアウト指示
書１２及び写真撮影指示書１３について出版社等との間
で更に検討を加え、最終的なレイアウト指示書１２及び
写真撮影指示書１３を作成する文字原稿ＩＩはコピーラ
イター等によって所定スペース内に作成され、文字原稿
１１は写植作業によって写植文字１４とする。また、写
真撮影指示書１３で指示された内容に従って写真撮影し
てカラー原稿１６を作成し、レイアウト指示書１２に従
った配置、形状でカラー原稿１６をトレースして割付指
定紙Ｉ５を作成し、この割付指定紙１５をもとに作図を
行なって台紙１７を作成する。この台紙１７と写植文字
Ｉ４とを貼り合せ完全台紙１７Ａとし１作成されたこの
完全台紙１７Ａとカラー原稿１６とを製版。

印刷工程１８に送って印刷するようになっている。

このように従来のシステムでは、写真原稿作成指示書又
は割付指定紙の作成、修正等が全て手作業で行なわれて
おり、その効率化が望まれていた。

（発明の目的） この発明は上述のような事情からなされたものであり、
印刷原稿を作成する場合の写真原稿作成指示書のデザイ
ン作業及び割付指定紙作成作業を自動化して最終的な指
示書を迅速かつ正確に得ることができ、また、これらの
情報をもとに印刷用台紙を作成するレイアウト作図シス
テムを提供することを目的としてしている。

（発明の概要） この発明は印刷におけるレイアウト作図システムに関す
るもので、手書きされた絵柄２文字、写真等を入力装置
で読取って記憶装置に記憶する手段と、グラフィックデ
ィスプレイで任意サイズのレイアウト用枠を表示すると
共に、必要に応じてグラフィックディスプレイでその修
正を行なって記憶装置に記憶する手段と、記憶装置に記
憶されている絵柄１文字、写真等の中から所望の情報を
選択してレイアウト用枠内に表示し、その結果を記憶装
置に記憶する手段と、レイアウト用枠及び絵柄２文字、
写真等をグループ化し、予め入力されているレイアウト
規則に従ってグラフィックディスプレイ−Ｌで配置やサ
イズ等の修正を行なって記憶装置に記憶する手段と、修
正結果を印刷用の写真原稿作成指示書又は印刷用台紙９
割付指定紙として利用するため、グラフィックディスプ
レイ上の情報をもとに記憶装置に記憶された修正結果の
加工を行なって所望精度で出力する手段とを設けたもの
である。

（発明の実施例） 第３図はこの発明の一実施例を示すブロック構成図であ
り、全体の制御を行なうコンピュータ（ＣＰＵ）　３０
は一般的にミニコンピユータと称されている程度の機能
を有し、白黒線画の処理に関してはビット単位で処理で
きることが望ましい。このＣＰＵ３０には主記憶装置３
１及びフロッピーディスク、ハードディスク、光ディス
ク等の補助記憶装置３２がパスラインを介して接続され
ると共に、ＴＶカメラ、スキャナ、ＣＣＤスキャナ等の
画像入力装置３３がインタフェース３３＾を介して接続
されている。また、静電プロッタ、ｘＹプロッタ、レー
ザビームプリンタ等の出力装置３４がインタフェース３
４Ａを介して接続され、必要なデータ、指令入力を手動
操作で行なうキーボード３５が接続されている。そして
、このような画像処置系はインタフェース３８Ａ及び３
ｆｉＢを介してグラフィックディスプレイの表示系に接
続されており、表示系には全体の表示制御を行なうマイ
クロプロセッサ等で成るディスプレイコントローラ４０
が設けられており、このディスプレイコントローラ４０
にフレームメモリ４１と、原寸表示が可能なＣＲ７表示
装置４２と、マンマシンインタフェースとしての機能を
有するダブレット、マウス等の入力装置４３とが接続さ
れている。

このような構成において、この発明では先ずＣＲ７表示
装置４２に後述するような方法で第４図（Ａ）に示すよ
うなレイアウト用枠５０を表示し、この表示枠５０に同
図（Ｂ）のように移動や拡大。

縮小、形状変更９回転等の修正を加えた後、同図（Ｃ）
のように修正されたレイアウト用枠５０内に絵柄５１９
文字５２を入力して表示する。そして、このレイアウト
表示を修正する必要がある場合には、更に第４図（Ｄ）
のような修正作業を行ない、所望のレイアウトを作成し
た後に出力装置３４で記録紙５３に１フレームのレイア
ウト画像５４をハードコピーする（同図（Ｅ））。この
場合、出力装置３４の出力画像５４とＣＲ７表示装置４
２の表示画像とのサイズをｌ対ｌに対応させ、実際にハ
ードコピーされた画像と表示画像との印象の違いを少な
くするようにしている。また、全ての入力９選択、指定
動作は、入力装置３４と、ＣＲ７表示装置４２に表示さ
れる各作業フローに従った作業メニューとを用いること
によって行なう。

次に第５図以下のフローチャートを参照してその動作を
詳細に説明する。

第５図はＣＲ７表示装置４２に表示するレイアウト用枠
５０の発生とレイアウトの動作を示すものであり、この
発明では３種類の方法を入力装置４３又はキーボード３
５で選択できるようになっており、予め補助記憶装置３
２に登録されている矩形状のレイアウトパターンを用い
る方法ｌと、枠の大きさ、形状がパターン化されている
枠のパターンを用いる方法２と、一般的な作図欅と同様
に任意の大きさ、形状の枠を任意の位置に発生させる方
法３とのいずれかをメニュー選択するようになっている
。すなわち版面が表示された後（ステップＳＯ）、方法
ｌが選択された場合、入力装置４３により枠パターンを
配置する領域を指定する（ステップ５ＩＡ）、次に、Ｃ
Ｒ７表示装置４２に表示される数値メニューを入力装置
４３で指示し、レイアウト作成に用いるレイアウト用枠
５０の数を入力する（ステップＳ２）、これにより、Ｃ
Ｒ７表示装置４２に予め登録されているレイアウトパタ
ーンが指示入力に対応して表示され（ステップＳ３）、
その表示枠の中から希望するパターンを入力装置４３で
選択する（ステップＳ４）。この場合、レイアウトパタ
ーンは全て矩形を基本にして枠の大きさ、形状及び位置
がパターン化されており、ステップＳ２で枠の数をたと
えば“４″として入力した場合、ＣＲ７表示装置４２に
はたとえば第６図に示すような登録パターンがメニュ一
番号１〜４と共に表示される。

したがって、この中からメニュ一番号を指示して所望の
レイアウトを選択する（ステップＳ４）。これにより、
枠パターンはステップＳＩＡにて指定された大きさとな
り、表示装置４２にレイアウト表示される（ステップＳ
８）。そしてこのレイアウト表示がＯＫであれば作業終
了となるが（ステップＳ９）、枠を更に追加する場合は
上記ステップＳｌまでリターンして上述動作を繰返すこ
とになる（ステップＳ８）。また、ステップＳ１で方法
２が選択された場合には、第７図に示すような予め登録
されている数種類の枠５０Ｂがメニュ一番号（この例で
は１〜６）と共に表示され（ステップＳ５）、メニュ一
番号を入力装置４３で入力して所望の枠を選択しくステ
ー、プＳ６）、その後に入力装Ｗ４３で枠の数及び位置
を表示装置４２のカーソルの位置により入力し、（ステ
ップＳ７）　、　ＣＲ７表示装置４２にレイアウト表示
する（ステップＳ８）、この作業を所望のレイアウトに
なるまでステップＳ８で判断し繰返す。

さらに、上記ステップＳ１で方法３が選択された場合に
は、ＣＲ７表示装置４２の画面上に表示されているカー
ソルを入力装置４３で移動させる等して、画面の任意位
置に任意サイズの矩形の枠を作成する。この場合もステ
ップＳ８でレイアウト表示を判断し、ＯＫとなるまで入
力装置４３による枠入力作業を繰返す。このようにして
、ＣＲ７表示装置４２に表示されたレイアウト用枠に関
して、何らかの修正が必要な場合には修正を加える必要
があるが、その修正作業を第８図のフローチャートを参
照して説明する。先ず修正したいレイアウト用枠がある
場合には、入力装置４３でそのレイアウト用枠の内側に
カーソルを移動して指示することによって修正部分の選
択を行ない（ステップＳ２０　）　、次に修正内容を入
力する（ステップ５２１）、こに場合、修正内容として
は矩形のレイアウト用枠をΔやＯ等にする形状の変更や
、パターン形状を拡大したり縮小したりするサイズ変更
、枠の回転、移動、消去を行ない得るようになっている
。これらは全てＣＲＴ表示装Ｎ４２に表示される作業メ
ニューを選択することによって行なわれる。

また、このような修正作業においては、１つの枠を修正
することによって近接した他の枠にも影響することが考
えられるので、この発明ではモード選択スイッチを上記
作業メニューに設けている。このモード選択スイッチの
！ｊＩ］換えによって、近接した回りの枠に対して当該
枠の修正を独立させるか、従属させるかを選択できるよ
うにしている。こうして修正内容が入力されると、この
修正結果がＣＲ７表示装置４２に表示され（ステップ５
２２）、表示結果が全てＯＫとなるまで上述の修正作業
を繰返す６以上により、第４図（Ａ）又は（Ｂ）の如き
所望のレイアウト用枠５０が得られ、これらの画像情報
はフレームメモリ４１と共に、主記憶装置３１ないしは
補助記憶装置３２に記録されている。次に、第４図（Ｃ
）で示すような絵柄９文字の入力、レイアウトについて
説明するが、ここでは絵柄についての例を挙げる。

この発明では絵柄の入力、レイアウトの方法について３
種類を用意しており、方法１〜３の選択を入力装置３４
によりメニュー選択を行なうようになっている６方法ｌ
は予め補助記憶装置３１に登録されている絵柄（ロゴ、
イラスト等）を選択１２てレイアウトするものであり、
方法２は必要な絵柄を紙等に手書き、これを画像入力装
置３３で読取って入力してレイアウトするものであり、
方法３は入力装置４３を介してオペレータ等が描く絵柄
を直接実時間的に入力してレイアウトするものである。

第９図はその動作例を示すものでありステップＳ３０で
方法ｌが選択された場合には、入力装Ｍ４３でＣＲＴ表
、バ装置４２に表示されている絵柄等のメニュ一番号を
指示する（ステップ５３１）。たとえば絵柄「ハンドパ
νグ」を指示した場合には、第１Ｏ図（Ａ）に示すよう
な予め登録されている絵柄がメニュ一番号１〜４と共に
表示され、絵柄「ワンピース」を指示した場合には、同
図（Ｂ）に示すような絵柄がメニュ一番号１〜５と共に
表示され、これらメニュ一番号を人力装置４３で指示人
力することによって所望の絵柄を選択する。この後、人
力装置冴４３で前述と同様に位置の指定を行ない（ステ
ップ５３２）、ＣＲ７表示装置４２に絵柄の入ったレイ
アウトの表示を行ない（ステップ５３６）、全ての絵柄
の入力がＯＫとなるまで上述の絵柄人力を繰返す（ステ
ップ５３７）、また、ステップＳ３０方法２を選択した
場合は、紙等に必要な絵柄を描いて準備しくステップ５
３３）、画像入力装置３３を用いて絵柄を読取って入力
しくステップ５３４）、その後に前述と同様な位置の指
定を行ない（ステップ５３５）、絵柄の入ったレイアウ
トを表示すると共に、全ての絵柄が入力されるまで上述
の絵柄入力を繰返す（ステップ９３８，９３７）また、
方法２の場合、用紙に予め出力装置３４によりレイアウ
ト用枠を出力しであるものを用い、これに所望の絵柄を
描くことにより、絵柄を画像入浴装置３３で入力した際
（ステップ５３４）、上記記憶装置内のレイアウト情報
をもとに自動的に各絵柄の位置指定を可能とする。さら
に、ステップＳ３０で方法３を選択した場合には、入力
装置４３で入力位置の指定を行ない（ステップ５３８）
、入力位置が決められてから入力装置４３で絵柄を描い
て絵柄の入力を行なう（ステップ５３８）。そして、そ
のレイアウト表示を見ながら全ての絵柄が入力されるま
で、上述の動作を繰返す（ステップ３３Ｂ、　５３７）
。

上述のようにしてレイアウト用枠内に入力された絵柄（
又は文字等）に対して、この発明では第１１図に示すフ
ローに従って修正を行なうようにしている。すなわち、
入力装置４３で修正部分の必要なレイアウト用枠５０を
選択して指示しくステップ５４０）、ＣＲ７表示装置４
２に表示されているメニュ一番号から修正条件を選択す
ると共に（ステップ５４１）、修正内容を人力する（ス
テップ５４２）。ここに、修正条件としては枠のみの修
正、絵柄のみの修正、枠及び絵柄の修正の３種があり、
修正内容としては拡大、縮小２回転、移動及び消去があ
り、たとえば修正内容を回転とした場合、枠のみの修正
は第１２図（＾）に、絵柄のみの修正は同図（Ｂ）に、
枠及び絵柄の修正は同図（Ｃ）に示す如くなる。

以上のようにして完全なレイアウト表示が得られると、
これを第１３図のフローに従って補助記憶装置３２に記
憶すると共に（ステップ５５２）、出力装置３４で紙等
にハードコピーをとる（ステップ５５１）。こうして出
力装置３４から得られたハードコピーが、印刷における
写真原稿作成指示書として利用されるのである。さらに
、ここで作成された情報の一部は印刷用台紙作成用の情
報として用いることができ、この情報をもとに作図機を
用いて印刷用台紙を作成する。また、絵柄の入力の際、
カラー原稿を絵柄として扱うことにより加工情報を割付
指定紙作成に用いる。

（発明の効果） 以上のようにこの発明によれば、絵柄の入力はデザイナ
等が紙面に手書きしたものをスキャナやＴＶ左カメラで
行なうことができ、絵柄入力を高速化することができる
。これにより、任意の絵柄をレイアウトに用いることが
できる。また、画面に格子パターンを発生させ、タブレ
ット上からの指示点を最も近い位置の格子パターン上に
正規化することにより、位置精度の良いレイアウト用枠
を得ることができ、拡大、縮小９回転、移動、消去等は
レイアウト用枠と絵柄２文字等について独立又は同時に
行なうことができる。さらに、レイアウト周枠１文字９
文章の所定スペース等は、予め入力されているレイアウ
ト規則に従って自動的に補正でき、出力されたハードコ
ピーはそのまま写真原稿作成用の指示書として利用する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来における雑誌等の印刷におけるレイアウト
作成の様子を示す図、第２図は従来におけるカタログ等
の印刷におけるレイアウト作成の様子を示す図、第３図
はこの発明の一実施例を示すブロック構成図、第４図（
Ａ）〜（Ｅ）はこの発明の動作例を示すレイアウト図、
第５図はこの発明におけるレイアウト画面の発生及びレ
イアウトの動作例を示すフローチャート、第６図及び第
７図はそれぞれ表示例を示す図。 第８図はこの発明によるレイアウト用枠の修正作業を示
すフローチャート、第９図はこの発明にレイアウト用枠
への絵柄入力、レイアウトの作業を示すフグ−チャート
、第１θ図（Ａ）及び（Ｂ）は登録されている絵柄の一
例を示す図、第１１図はレイアウト画面の修正作業を示
すフローチャート、第１２図（Ａ）〜（Ｃ）はそれぞれ
その動作の一例を示す図、第１３図はレイアウト表示の
出力の様子を示すフローチャートである。 １．１０・・・企画案、２．ＩＧ・・・カラー原稿、３
．１１・・・文字原稿、４，１５・・・割付指定紙、６
，１７・・・台紙、７，１４・・・写植文字、３ｏ・・
・ＣＰＵ　、　３３・・−画像入力装置、３４・・・出
力装置、’４０・・・ディスプレイコントローラ、４２
・・・ＣＲ７表示装置、４３・・・久方装置。 出願人代理人　安　形　雄　三 泰　７　図　弗　６　図 第　ｌθ　調 （Ａ＞　（Ｂ） 第　ｆｆ　副　＄　１２　図 手続補正書（方式） １１ ％式％ １、事件の表示 昭和５８年特許願第１１４２８４号 ２、発明の名称 印刷におけるレイアウト作図システム ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 東京都新宿区市谷加賀町−丁目１２番地（２Ｈ）大日本
印刷株式会社 ４、代理人 昭和５８年７月１１日 （発送日　昭和５９年７月３１日） ６、補正の対象 明細書及び図面 ７、補正の内容 （＋）願書に最初に添付した明細書の浄書・別紙のとお
り（内容に変更なし）補正する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 手書きされた絵柄９文字、写真等を入力装置で読取って
   記録装置に記憶する手段と、グラフィックディスクプレ
   イ上に任意サイズのレイアウト用枠を表示する共に、必
   要に応じて前記グラフィックディスプレイでその修正を
   行なって前記記憶装置に記憶する手段と、前記記憶装置
   に記憶されている絵柄１文字、写真等の中から所望の情
   報を選択して前記レイアウト用枠内に表示し、その結果
   を前記記憶装置に記憶する手段と、前記レイアウト用枠
   及び絵柄９文字。 写真等をグループ化し、予め入力されているレイアウト
   規則に従って前記グラフィックディスプレイ上で配置や
   サイズ等の修正を行なって前記記、＋＃装置に記憶する
   手段と、前記修正結果な印刷用の写真原稿作成指示書又
   は印刷用台紙。 割付指定氏として利用するため、前記グラフィックディ
   スプレイ上の情報をもとに前記記憶装置に記憶された前
   記修正結果の加工を行なって所望精度で出力する手段と
   を具備して成ることを特徴とする印刷におけるレイアウ
   ト作図システム。