JPS6081028A - W相型六方晶フエライト粒子の製造方法 - Google Patents
W相型六方晶フエライト粒子の製造方法Info
- Publication number
- JPS6081028A JPS6081028A JP58190247A JP19024783A JPS6081028A JP S6081028 A JPS6081028 A JP S6081028A JP 58190247 A JP58190247 A JP 58190247A JP 19024783 A JP19024783 A JP 19024783A JP S6081028 A JPS6081028 A JP S6081028A
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- JP
- Japan
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- phase
- substance
- amorphous body
- hexagonal ferrite
- forming substance
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、酸化物磁性粒子の製造方法に関し。
特にW組型の結晶構造を呈する六方晶フェライト粒子の
製造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。
近年、磁気ディヌクの出現以来、高密度な磁気記録の技
術の開発が急速に進展し数多くの研究がなされ、実用化
されている。このような高密度な磁気記録の一つとして
垂直磁気記録方式が提案されている。
術の開発が急速に進展し数多くの研究がなされ、実用化
されている。このような高密度な磁気記録の一つとして
垂直磁気記録方式が提案されている。
垂直磁気記録方式の磁気媒体として要求される条件とし
ては概略的には。
ては概略的には。
(イ)記録面に垂直な磁気異方性を有すること(ロ)中
程度の保磁力(IHCは600〜150008程度)を
有すること (ハ)高い飽和磁化(単位重量当りの磁気モーメンドル
、は5 Cl emu/gr以上を有することに)粒子
の大きさが0.2μm以下の板状粒子を有すること などが望ましい条件である。
程度の保磁力(IHCは600〜150008程度)を
有すること (ハ)高い飽和磁化(単位重量当りの磁気モーメンドル
、は5 Cl emu/gr以上を有することに)粒子
の大きさが0.2μm以下の板状粒子を有すること などが望ましい条件である。
本発明者の一部は、このような要求を満足できる磁性粒
子としてW組型の六方晶フェライト粒子を用いた磁気記
録媒体を特願昭57−216 □〜パ−゛;。
子としてW組型の六方晶フェライト粒子を用いた磁気記
録媒体を特願昭57−216 □〜パ−゛;。
658号(%開昭 号)で提案して′りγ炉いる。
W組型の六方晶フェライト粒子(以下W相フェライトと
呼ぶ)は一般式RMe2■Fe、e 0,7(ただしR
はBa、 Sr、 Ca、 Pbの一種又は一種以上の
組合せ、 Me”はCu 、 Zn、 Cd、 Ni
、 Co、 Cr、 Mn、 Mg。
呼ぶ)は一般式RMe2■Fe、e 0,7(ただしR
はBa、 Sr、 Ca、 Pbの一種又は一種以上の
組合せ、 Me”はCu 、 Zn、 Cd、 Ni
、 Co、 Cr、 Mn、 Mg。
Feなとの2価金属の一種又は一種以上の組合せ)で表
わされる。このフェライト粒子の磁化容易軸(C軸)は
板状面に垂直な方向であるから。
わされる。このフェライト粒子の磁化容易軸(C軸)は
板状面に垂直な方向であるから。
磁気配向させながらベーステープに塗布すればテープ面
に垂直な一軸異方性をとることができる。
に垂直な一軸異方性をとることができる。
ところで、W相フェライトは、一般に、 1250°C
以上という高温で焼成するため、粉末間での焼結が起こ
り9粒径が数十μmの大きさになる。
以上という高温で焼成するため、粉末間での焼結が起こ
り9粒径が数十μmの大きさになる。
その為01μm以下の微粉末を得る手段としてボールミ
ルや振動ミルなどの物理的方法を用いるが、ある程度限
界があり、高々2粒径で0.5μm程度が限度である。
ルや振動ミルなどの物理的方法を用いるが、ある程度限
界があり、高々2粒径で0.5μm程度が限度である。
又、粉砕工程により9機械的歪、超微粒子による超常磁
性化、粉砕機からの不純物の混入の影響などによって、
飽和磁化σ8.保磁力IHCおよび角形比σr/σ8が
小さくなるという欠点があった。
性化、粉砕機からの不純物の混入の影響などによって、
飽和磁化σ8.保磁力IHCおよび角形比σr/σ8が
小さくなるという欠点があった。
本発明の目的は、このような点に鑑み、物理的な粉砕工
程を経ることなく、微細で均一なW相フェライト粉末を
得ることの可能な製造方法を提供することである。
程を経ることなく、微細で均一なW相フェライト粉末を
得ることの可能な製造方法を提供することである。
本発明は、W相フェライト成分とガラス形成物質を高温
で溶解した後、急速冷却により非晶質体とし、さらに、
それを熱処理することにより0.1μm以下のW相フェ
ライト粒子を析出させ。
で溶解した後、急速冷却により非晶質体とし、さらに、
それを熱処理することにより0.1μm以下のW相フェ
ライト粒子を析出させ。
酸によりガラス物質を除去することによって均一でかつ
微細な粉末を得る製造方法である。
微細な粉末を得る製造方法である。
本発明による酸化物磁性粒子の製造方法においては、出
発原料として、 Ba、 Sr、 Pbおよヒcaの炭
酸塩の少なくとも一種とCu、 Zn、 Cd、 Ni
。
発原料として、 Ba、 Sr、 Pbおよヒcaの炭
酸塩の少なくとも一種とCu、 Zn、 Cd、 Ni
。
Co 、 Cr 、 Mn 、 MgおよびFeの酸化
物の少なくとも一種との混合物とガラス形成物質のH2
BO3とを高温で加熱溶解し、急速冷却により非晶質体
とし、その非晶質体を熱処理し、W相フェライト粒子を
析出させ、ガラス成分を酢酸等の酸中で溶かし、板状の
均−工かつ分散したW相フェライト粒子を得ることにあ
る。
物の少なくとも一種との混合物とガラス形成物質のH2
BO3とを高温で加熱溶解し、急速冷却により非晶質体
とし、その非晶質体を熱処理し、W相フェライト粒子を
析出させ、ガラス成分を酢酸等の酸中で溶かし、板状の
均−工かつ分散したW相フェライト粒子を得ることにあ
る。
ここでW相フェライト粒子を析出させる熱処理の温度と
時間は1粒子の大きさが0.1μm程度になるような条
件で行うことが望ましい。
時間は1粒子の大きさが0.1μm程度になるような条
件で行うことが望ましい。
以下本発明の実施例について詳細に説明する。
出発原料として磁性粉形成物質として炭酸バリウムBa
CO3、酸化銅Cub、酸化亜鉛ZnO,酸化鉄Fe2
O3をモル比でBaCO3: CuO: ZnO: F
e203= 5 : 0.8 : 1.2 : 8とな
るようにそれぞれ秤量し。
CO3、酸化銅Cub、酸化亜鉛ZnO,酸化鉄Fe2
O3をモル比でBaCO3: CuO: ZnO: F
e203= 5 : 0.8 : 1.2 : 8とな
るようにそれぞれ秤量し。
又、ガラス形成物質としてH3BO3を上記モル比でZ
6となるように秤量し、混合機にて十分混合した。この
混合物を白金ルツボに入れ、炉中で1350℃に加熱し
、溶解させた後、急速冷却により非晶質体を得た。この
非晶質体を電気炉にて1200℃に加熱し、10分間保
持して、W相フェライト粒子を析出させた。この結晶化
されたものを80℃に加熱した酢酸溶液で洗浄してガラ
ス物質を除去し、水にて洗浄をくり返し。
6となるように秤量し、混合機にて十分混合した。この
混合物を白金ルツボに入れ、炉中で1350℃に加熱し
、溶解させた後、急速冷却により非晶質体を得た。この
非晶質体を電気炉にて1200℃に加熱し、10分間保
持して、W相フェライト粒子を析出させた。この結晶化
されたものを80℃に加熱した酢酸溶液で洗浄してガラ
ス物質を除去し、水にて洗浄をくり返し。
W相フェライト微粒子を得た。得られたW相フェライト
粒子を走査型電子顕微鏡により粒子の大きさを観察した
結果、 0.08〜0.2μm程度の比較的そろった板
状の粒子が得られているのがわかった。
粒子を走査型電子顕微鏡により粒子の大きさを観察した
結果、 0.08〜0.2μm程度の比較的そろった板
状の粒子が得られているのがわかった。
さらにフェライト粒子の単位重量当りの飽和磁化モーメ
ントσ8と保磁力lH0をV、S、M、(Vi−bra
tion Sample Magnetometer
)で測定したところ。
ントσ8と保磁力lH0をV、S、M、(Vi−bra
tion Sample Magnetometer
)で測定したところ。
CtB 中65 (emu/gr ) 、tHoキ12
00(Oe)のものが得られた。
00(Oe)のものが得られた。
上記実施例から明らかなように1本発明の方法によれば
、ガラス形成物質と混合し溶解した後、急速冷却により
非晶出化させ、それを熱処理、酸洗することにより比較
的そろったW相フェライトの板状微粒子を得ることがで
きる。
、ガラス形成物質と混合し溶解した後、急速冷却により
非晶出化させ、それを熱処理、酸洗することにより比較
的そろったW相フェライトの板状微粒子を得ることがで
きる。
Claims (1)
- 1、 W組型六方晶系フェライトの基本成分とガラス形
成物質とを混合し溶解させた後、急速冷却により非晶質
を作製した後、熱処理することにより微粒子のW組型六
方晶フェライトを析出させ、酸によりガラス物質を除去
することを特徴としたW組型六方晶フェライト粒子の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58190247A JPS6081028A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | W相型六方晶フエライト粒子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58190247A JPS6081028A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | W相型六方晶フエライト粒子の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6081028A true JPS6081028A (ja) | 1985-05-09 |
Family
ID=16254953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58190247A Pending JPS6081028A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | W相型六方晶フエライト粒子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6081028A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6272529A (ja) * | 1985-09-27 | 1987-04-03 | Toshiba Glass Co Ltd | 磁性粉末の製造方法 |
EP0220586A2 (de) * | 1985-10-23 | 1987-05-06 | Bayer Ag | Feinteilige isometrische Hexaferritpigmente mit W-Struktur, Verfahren zu ihrer Herstellung und deren Verwendung |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4822265A (ja) * | 1971-07-26 | 1973-03-20 | ||
JPS56134522A (en) * | 1980-03-21 | 1981-10-21 | Toshiba Corp | Preparation of magnetic powder for magnetic recording use |
-
1983
- 1983-10-12 JP JP58190247A patent/JPS6081028A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4822265A (ja) * | 1971-07-26 | 1973-03-20 | ||
JPS56134522A (en) * | 1980-03-21 | 1981-10-21 | Toshiba Corp | Preparation of magnetic powder for magnetic recording use |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6272529A (ja) * | 1985-09-27 | 1987-04-03 | Toshiba Glass Co Ltd | 磁性粉末の製造方法 |
JPH0348139B2 (ja) * | 1985-09-27 | 1991-07-23 | Toshiba Glass Kk | |
EP0220586A2 (de) * | 1985-10-23 | 1987-05-06 | Bayer Ag | Feinteilige isometrische Hexaferritpigmente mit W-Struktur, Verfahren zu ihrer Herstellung und deren Verwendung |
JPS62100418A (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-09 | バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト | W構造をもつ微細な等軸ヘキサフエライト顔料類 |
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