JPS6078549A - 活性グルテン - Google Patents

活性グルテン

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JPS6078549A
JPS6078549A JP58187756A JP18775683A JPS6078549A JP S6078549 A JPS6078549 A JP S6078549A JP 58187756 A JP58187756 A JP 58187756A JP 18775683 A JP18775683 A JP 18775683A JP S6078549 A JPS6078549 A JP S6078549A
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太田 惠教
Seijiro Inoue
誠二郎 井上
Toshihiko Tezuka
手塚 俊彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は活性グルテンに関する。さらGこ、詳しくは本
発明は活性グルテンの製造法ならびに新規な活性グルテ
ンおよびこれを含有する食品品質改良剤に関する。
本発明の活性グルテンは、パン類、パスタ類。
m類等の小麦粉加工食品、かまぼこ、ちくわ等の水産練
製品、ハンバーグ、ソーセージ等の畜肉加工食品等の食
品品質改良剤として使用される。
活性グルテンの基本的な製造法は、小麦粉に水を加えて
混捏し生地を調製する混捏工程、この生地から澱粉およ
び水可溶性の成分を除去して生グルテンを分離する洗浄
分離工程及び生グルテンを乾燥粉末化する乾燥工程とか
らなる。これ等の工程の方法や設備に応じて、いくつか
の方法が工業的に実施されている。
最も一般的な方法では、小麦粉1部に対し、水0.6〜
0.9部を加えて混捏し生地を形成後、この生地を30
分から60分休ませた後、澱粉を洗い出し、住グルテン
を得る。この生グルテンのまま使用されることもあるが
、多くの場合、乾燥粉末として使用される。例えば、生
グルテンをアンモニアを用いて分散させ、スプレー乾燥
法により乾燥粉末化するか、または、生グルテンを気流
乾燥法により乾燥後、粉砕して活性グルテンを得る。
活性グルテンの機能性の向上のために、今までにいろい
ろな方法が提案されている。
例えば、U S P 3.880.824には、活性グ
ルテン粉末を不活性有R/8媒中で、イオン性又は非イ
オン性の脂質と反応させて得られる活性グルテンは、水
に対する分散性が優れていることが開示されている。こ
のUSPでは、イオン性脂質の例としてリン脂質が挙げ
られている。しかし、このtJsPの方法では、粉末活
性グルテンに二次加工を加えることになるため、経済性
に升点かあり、更ζこ脂質はグルテン蛋白質と結合して
いないためGこ、その製パン改良作用は弱いことが指摘
されてもする(特開昭55−104861号公報)。
該特開昭55−10486+号公報には、グルテン蛋白
質と陰イオン性界面活性剤との結合体が、優れた製パン
改良作用をもつことが開示さねてpsる。又、陰イオン
性界面活性剤として、1゛デシル硫酸ナトリウムやジア
セチル酒石酸エステルカベ示すレテいるが、大豆レシチ
ンのようなリン脂質if適用できないことが記載されて
いる。しかじなカベら、これ等の界面活性剤はいずれも
化学合成品であり、特に有効とされるドデシルFfl酸
ナトリウムは、一般に食品加工には使用されておらず、
本発明の工業化には限界がある。
特開昭57−102148号公報には、含水活性グルテ
ンにリン脂質混合物を添加し、均一化した後、乾燥粉末
化することにより、水分散性の良好な活性グルテン粉末
が得られることが開示されている。この方法では、水分
散性は改善されるが、その食品品質改良作用、特にその
製パン改良作用はそれ程改善されていない。
一般にリン脂質と称されているものは、グリセロールの
1位及び2位の水酸基に脂肪酸がエステル結合し、3位
の水酸基には、リン酸を介して、コリンやエタノールア
ミン等の有機塩基、又は、イノシト−ルやグリセロール
等の糖アルコール、或いは、セリンのようなアミノ酸が
エステル結合したものである。これ等はジアシルグリセ
ロリン11i!質と総称される。モツプシルグリセロリ
ン脂質は、ジアシルグリセロリン脂質から、1分子の脂
肪酸が除かれたリンll11質である。
グルテン蛋白質は、リン脂質と水環境中では結合し易い
。従って、グルテンの製造過程で、小麦粉中に存在する
約0.2%(W/W)のリン脂質(澱ワ)粒子中に包含
されているリン脂り1は除く)はグルテン蛋白質と結合
し、活性グルテンでは、通常1%(W/W)前後のリン
脂質が結合リン脂質として含まれている。
本発明者は、グルテン蛋白質とリン脂質との相互作用と
、その食品品質改良作用に及ばず影響について研究を重
ねた結果、リン脂質が通常のジアシルグリセロリン脂質
ではなく、モノアシルグリセロリン脂質である場合に、
リン脂質とグルテン蛋白質との結合体が優れた食品品質
改良作用を発揮することを見い出し本発明を完成した。
前記したU S P 3.880.824において使用
しているリン脂質は、ジアシルグリセロリン脂質であり
、このリン脂質では本発明の新規活性グルテンと同し食
品品質改良効果は得られない。また、特開昭57−10
2148号公報では、リン脂質混合物である大豆レシチ
ンを用いているが、大豆レシチンは、大部分がジアシル
グリセロリン脂質であり、モノアシルグリセロリン脂質
含量は数モル%以下であるため、このようなリン脂質混
合物とグルテア m [’l fcの結合体では、モノ
アシルグリセロリン脂質からなる結合体の比率が小さく
、その作用はジアシルグリセロリン脂質からなる結合体
の作用に希釈され、本発明の効果には及ばない。
本発明を以下にil’f’ L <説明する。
本発明の第1の方法は、小麦粉中の内在性リン脂質をモ
ノアシルグリセロリン脂質に変換する方法である。
小麦粉中には、先に述べたように約0.2%(W/W)
のリン脂質が存在している(澱粉粒子中に包含されてい
るリン脂質は、グルテン製造過程では澱粉粒子外に溶出
Mず、従ってグルテン蛋白質に結合しない)。このリン
脂質はグルテン製造中にグルテン蛋白質に結合するが、
その中の約1/3はモノアシルグリセロリン脂質であり
、残りの約2/3はジアシル上グリセロリン月17ff
である。、二のジアシルグリセロリン脂質のモノアシル
グリセロリン)It?質への変換は、活性グルテン製造
の乾燥前の工程で、フメスフォリパーゼA(以下、PL
−Aと記す)を作用させることによって達成される。P
 I−−Aの最も望ましい添加工程は、酵素の作用時間
及び基質であるリン脂質の存在状態により、小麦粉に水
を加えて混捏する工程である。PL−Aの必要量は、混
捏の時間や温度により変動するが、当然高い稈、ジアシ
ルグリセロリン脂質はモノアシルグリセロリンfIFI
 ’JUに変換され易い。通常は、後に記載する活性表
示法で、小麦粉] kgあたり、100〜10.000
単位を使用する。
P L −Aは動物や微化物に広く分布する酵素であり
市販されている。工業的には、後に記載するように、豚
バンクレアチン由来のPL−八が使用できる。
この第1の方法は、最も簡単で、工業的に容易に実施可
能な方法であるが、結合体形成に必要な小麦粉中の内在
性リン脂質の含量は低い。従ってこの方法によりえられ
る活性グルテンでは、モノアシルグリセロリンyIFJ
質とグルテン蛋白質との結合体が全体の活性グルテンの
中で占める比率は低く、グルテン蛋白質の結合能力は十
分に発揮されていない。グルテン蛋白質の潜在的能力を
より発揮させる方法は、外在性のリン脂質とr’L−A
とを小麦粉に添加して、活性グルテン中のモノアシルグ
リセロリン脂質とグルテン蛋白質との結合体の含量を高
める方法である。
本発明の第2の方法は、活性グルテンの製造にあたり、
乾燥前の工程てり)在外リン脂質を加え、PL−Aを作
用させる方法である。ff1lの方法で述べたのと同し
理由により、最も望ましい添加工程は混捏工程である。
外在性リン脂質としては、最も安価で工業的に利用可能
なジアシルグリセロリン脂質である大豆レシチンを使用
すればよい。
その他のリン脂質も使用できる。その添加量は、小麦粉
に対して、0.1〜10%(W/W)の範囲、望ましく
は0.5〜5%(II/W)である。また、リン脂質は
あらかじめ水に分散させた後、添加することが望ましい
P L−への添加量は、混捏条件により変動するが、当
然高い稈、モノアシルグリセロリン脂質は増加する。通
常は、添加するリンjll+質1 kgに対して50.
000〜100.000単位を使用する。
本発明の第3の方法は、外在性リン脂質をあらかじめ、
モノアシルグリセロリン脂質含量の高いリン脂質に変換
した後、活性グルテン製造工程に添加し、グルテン蛋白
質に結合化させる方法である。この方法は、次のような
利点をもっている。
(1) 変換反応条件をiII節することにより、リン
脂質中のモノアシルグリセロリン脂質含量を任意に選択
できる。
(2)変換反応を、小麦粉生地のpHや温度に制約され
ずに実施できる。従って、次に述べるP I−−Aを用
いる変換方法の場合には、酵素の至適反応環境である弱
アルカリ性下で、しかも比較的高温下で、変換実施可能
であり、その結果、反応時間は短く、必要酵素量が少な
くてすむ。
(3) 混捏工程のみでなく、乾燥前の分離された生グ
ルテンや、通常の粉末活性グルテンにも適用できる。即
ち、生グルテンに変換処理したリン脂質を混合分散した
後、気流乾燥法により、或いは、生グルテンの分散液に
変換処理したリン脂質を添加分散した後、スプレー乾燥
法により、本発明の活性グルテンを製造することができ
る。
また、通常の活性グルテン粉末を用い、一旦、水に分散
させて含水生グルテンに戻した後、変換処理したリン脂
質を添加混合して本発明の活性グルテンを製造すること
も可能である。
通常のジアシルグリセロリン脂質をモノアシルグリセロ
リン脂質含量の高いリン脂質に変換する方法には、現在
3つの方法が知られており、これ等の方法を採用するこ
とができる。これ等は、フオスフメリバーゼへによる酵
素的方法と、酸又はアルカリ加熱処理による化学的方法
である。
フメスフメリバーゼへを用いる酵素的方法は、化学的方
法に比較すると、中性乃至弱アルカリ性下で低温で実施
可能である。そのために、反応液の着色もなく、また反
応設備の材質や構造に大きな制約がな(最も優れた方法
である。この酵素変換処理の条イ!1は次の通りである
が、この範囲外でも実施可能である。
リン、1H質ンメコ度:5〜20%(W/W)酵素添加
量: 1000〜50.000単位/リン脂質i kg
Ca濃度:0−]000m M応p +1 : 6〜11 反応温度=20〜60°C 反応時間:10〜120分 酸又はアルカリを用いる変換方法は、例えば、U S 
P 3,576.831と3.505.074に紹介さ
れている。
これ等の方法では、pH2〜12で25〜100°Cで
加熱することにより変換反応が行われるが、本発明者の
得ている結果では、これ等の条件では、反応時間が長く
、後に実施例に示すように100℃以上の高温で行えば
、変換反応は短時間で達成される。
上記の第3の方法における原料リン脂質及びその添加量
は、第2の方法の場合と同じである。
変換処理をしたリン脂質中のモノアシルグリセロリンM
¥4質含量は、高い稈得られる活性グルテンの機能性は
向上し、30モル%以上であることが望ましい。
本発明により得られる活性グルテンでは、リン脂質がグ
ルテン蛋白質と結合し、かつ、結合リン脂質中のモノア
シルグリセロリン脂質含量が高いことに特徴がある。通
常の活性グルテンでは、後に実施例の中で市販活性グル
テンの分析結果にも示すように、結合リン脂質含量は1
%前後であり、その中のモノアシルグリセロリン脂質の
比率は約20〜40モル%である。また、本発明の第2
及び第3の方法で原料として用いる通常のリン脂質(例
えば大豆リン脂質)では、そのモノアシルグリセロリン
脂質含量は低く、数パーセント以下である。従って、こ
のようなリン脂質をそのまま、グルテン蛋白質に結合さ
せても、結合リン脂質量は増加しても、結合リン脂質中
のモノアシルグリセロリン脂質含量は低く、その機能性
は低い。
本発明によって得られる活性グルテンでは、結合リン脂
質中の結合モノアシルグリセロリン脂質の含量を、50
モル%以上にすることが可能である。このような活性グ
ルテンは、本発明によって初めて製造され、その有用性
の確認された、新規な活性グルテンである。その中でも
、第2及び第3の方法により得られる、結合リン脂質の
量を2%(W/W)以上にして、その機能性を向上させ
た活性グルテンは、食品品質改良作用が強く、新規な活
性グルテンとして、特に有用である。
また、結合モノアシルグリ(!ロリン脂質含量が50モ
ル%以下であっても、結合リン脂質含量が2%(W/W
)以−にでかつ結合モノアシルグリセロリン脂質含量が
30モル%以上であれば従来の活性クルテンよりも、そ
の機能性は依然として優れており、このようなグルテン
も、本発明によって初めて製造され、有用性の確認され
た、新規な活性グルテンである。
小麦粉中のグルテン蛋白質の機能、特に本発明にとって
重要な機能であるリン脂質の結合能力は、活性グルテン
製造に使用する原料小麦粉により大きく変動する。この
変動は、パン生地のM@質結合能力と同じであり、小麦
粉の蛋白質含量や、その製パン上の品質により生ずる。
この変動の大きさと要因は、例えば、Food Tec
hnology第22@1151頁(196B)に紹介
されている。従って、本発明の新規な活性グルテンを得
るための諸条件を明確に規定することはできないが、小
麦粉原料に応じて、これまで詳細に説明してきた本発明
の3つの方法の諸条件をII!!することにより、本発
明の新規な活性グルテンを製造することができる。
次に本発明の効果並びに利点について述べる。
(11本発明の活性グルテンの最大の特長は、その優れ
た食品品質改良作用である。従来の活性グルテンも食品
品質改良作用をもっているが、その効果は本発明の活性
グルテンには及ばない。
本発明の活性グルテンの食品品質改良作用の中でも特記
すべき作用は、小麦粉加工食品に対する品質改良作用で
ある。
(2)本発明の活性グルテンの中で、比較的高濃度のリ
ン脂質を含有する活性グルテンは、水分散性に優れてい
る。
(3)本発明の活性グルテン製造技術は、現在採用され
ている活性グルテンの製造工程に大幅な変更を加えるこ
となく、容易に実施することができる。
本発明で採用した試験法及びPL−A標品について以下
に説明する。
fllPL−A活性測定法 本活性測定法は、基質に精製大豆リン脂質混合物を用い
、酵素反応によって生成する遊隙脂肪酸を、市販の遊離
脂肪酸定量キットを用いて定量することに基づく。
第1表に酵素反応液組成を示す。基質であるリン脂質の
溶液は、精製大豆リン脂質混合物(ツルーレシチン社製
、商品名5LP−ホワイト)の2%(讐/H)水分散液
を高速回転オモジナイザーで分散さセてwA整した。
wS1表 八 〇、1 % (W/W)PL−A 溶t(l O,
’2m1rlO,IM塩化カルシウム水溶液 Q、1m
1D 脱イオン水 Q、2m1 E リン脂質水分散液 ]、 Oml 八、B、C及びDの混合液を30°Cて5分間予備加温
した後、同じく30°Cで予備加温したEを加え、30
°Cで酵素反応を進行させる。10分後、沸騰水中で1
5分間加熱して反応を停止させる。反応液20μp中に
含まれる遊離脂肪製)を用いて定量する。PL−A活性
の定義は、1分間にlμMの遊離脂肪酸を生成する酵素
活性1単位とした。
(2)結合リン脂質測定法 一般に生体試料の脂質をその存在状態により分類すると
、蛋白質に結合した結合脂質と、結合していない遊離脂
質に分けられる。m111脂質は非極性有機溶媒で抽出
されるが、結合脂質は非極性有機溶媒では抽出されず、
極性有機溶媒により抽出される。本発明では、活性グル
テンから、最初に石油エーテルにより抽出されるリン月
111質を遊l1Ikリン脂質とし、その(段、クロロ
ポルム−メタノール混合溶媒(2:IV/V)で抽出さ
れるリン脂質を結合リンIII質とする。方法は次の通
りである。
活性グルテンを秤量し、その10倍重量の石油エーテル
で2回抽出し、1tlllllリン脂質を除く。
残渣にクロロボルム−メタノール混合溶媒を10倍重量
加えて2回抽出し、結合リン脂1!を両分を得る。この
抽出液中のリンII!質を常法に従い、酸分解後無機リ
ンとして比色定量し、無機リンの量に31.7を掛けた
値をリン脂質の量とする。
この係数は、J、静、 Ofl Chemists’ 
Soc、の第55巻521頁(197B)から採用した
。リン脂質中のモノアシルグリセロリン脂質含量が高い
場合、この係数は小さくなるが、リン脂質含量をモル数
基準で比較できるよう、便宜上、この係数を採用した。
結合リン脂質含量は粉末活性グルテン中の重量パーセン
トで表示した。
(3) 結合リン脂質中の結合モノアシルグリセロリン
脂質の測定法 活性グルテンより石油エーテルで遊離リン脂質を除いた
後、クロロホルム−メタノール混合溶媒で結合リン脂質
を抽出する。
この抽出液について、J、 Sci、 Food AH
ric、30を1131頁(1979)記載の方法に準
じてリン1hHをWL閘クロマトグラフィーにより分離
し、ジアシルグリセロリン脂質及びモノアシルグリセロ
リン脂質のスポットをそれぞれ合わせ、無機リンとして
定量し、それぞれのリン脂質含量をめる。結合モノアシ
ルグリセロリン脂質含量は、結合リン脂質中のモルパー
セントとして表示した。
リン脂質原料中のモノアシルグリセロリン脂質含量の測
定と表示も同様にし−で行った。
(4) 製パン試験法 最も一般的な70%中種法で、次に示す方法によりパン
を試作した。活性グルテンは小麦粉に対して2%(WO
W)使用し、本捏時の加水量は、活性グルテン無添加の
場合は90m1、活性グルテン添加の場合は100m1
とした。
中種原料 中種発酵(28°c、4時間) フロアタイム(28℃、20分間) 分゛割 ベンチタイム(室温、15分間) ■ 成型 ■ ブルーフ(40°C150分間) 焼 成 (220°C125分間) パ ン パンの比容fF!(cc/g)はなたね置換法により測
定した。パンの老化度は、13℃で一昼夜放置後、Ba
ker’s Compressimeterを用いて測
定し・活性グルテン無添加のパンの値を100とする相
対老化度で表示した。
+51PI、−へ標品 豚パンクレアヂン(マイルス社製) ヲI 0%(す/
匈)水分散液とした後、6N塩酸でp )13.5とし
た。これを75℃で20分間加熱し、バンクレアチン中
に含まれるプロテアーゼ及びリハーゼを失活さゼた。こ
れにパンクレアチンと同量のラクトースを溶解させた後
、凍結乾燥し、P L −A標品を得た。
この酵素標品のPL−A活性は、420単位/gであっ
た。
以下に、本発明の実施例を示す。
実施例1゜ 本実施例では、第1の方法による活性グルテンの製造試
験と、その製パン改良作用を示す。現在市販されている
3種の活性グルテンについての評価結果も合わせて示し
た。
強力小麦粉1 kgに水800m1.PL−A標品5g
(2100単位)を加え、混捏して生地を調製した後、
30°Cで60分間休ませた。これに1回に21!の水
を用いて5回洗浄して澱粉を洗い出し、生グルテンを得
た。これを凍結乾燥後、粉砕して130gの活性グルテ
ン粉末を得た。対照の活性グルテンはPL−Aを添加せ
ずに同様の操作により、活性グルテン粉末として135
gを得た。
これ等2つの活性グルテン及び市販活性グルテンの評価
結果を第2表に示す。
第 2 表 (注)市販活性グルテン 本発明の活性グルテンは、他の活性グルテンよりも、結
合モノアシルグリセロリン脂質含量が高く、製パン改良
作用も優れている。
実施例2゜ 本実施例では、第2の方法による活性グルテンの製造試
験と製パン改良作用を示す。
強力小麦粉1 kgに水700m1.精製大豆レンチン
(ツルーレシチン社製、5LP−ホワイト)の10%(
W/匈)水分散液100g及びPL−A標品5g(21
00単位)を加え、実施例1と同様にして、活性グルテ
ン粉末133gを得た。対照として、大豆レシチン及び
PL−Aを添加しない活性グルテン(活性グルテンI)
及び、大豆レシチンのみを添加した活性グルテン(活性
グルテン■)も、同様の操作により、それぞれ、135
g及び133g得た。
これ等の活性グルテンの評価結果を第3表に示ず。
第 3 表 ) リン脂質のみを加えた活性グルタミン■では、リン脂質
の結合量は本発明の活性グルテンよりも高いが、その中
のモノアシルグルセロリン脂質の比率は低く、製パン改
良作用も弱い。これに対して、本発明の活性グルテンは
、結合リン脂質含量も結合モノアシルグリセロリン脂質
含量も高(、優れた製パン改良作用を発揮している。ま
た、これ等の活性グルテンを水に分散さゼた場合、本発
明の活性グルテンは対象の活性グルテンI及び■に比較
して、非常に良好な分散製を示した。
実施例3゜ 本実施例では、第3の方法の中で、小麦粉の混捏時にあ
らかしめP 1.、− Aを作用さゼたリン脂質を添加
する活性グルテンの製造試験と、その製パン改良仰角を
示す。
実施例2で用いた精製大豆レシチンの10%(1」)水
分散液100g中に、塩化カルシウムを20mMになる
ように加えた後、P L −Aを400mg(168単
位)加えた後、pl+9.0 、 50℃で60分間反
応させて、モノアソルグリセロリン月FI’A含量が5
1モル%である、モノアシl1グリセロリン紺質含量の
高いリン脂質分散液を得た。
強力小麦$5) I kgに水700m1及び」二記反
応液を加え、実施例1と同様にして、活性グルテン粉末
133gを得た。
この活性グルテンの評価結果を第4表に示す。
第4表 本発明の活性グルテンは、結合リン脂質含量も結合モノ
アシルグリセロリンll1f*比率も高く、また製パン
改良作用も非常に優れている。
実施例4゜ 本実施例では、第3の方法の中で、生グルテンを製造後
、あらかしめPL−Aを作用させたリン脂質を添加する
活性グルテンの製造法と、その製パン改良作用を示す。
強力小麦粉1kgより、生グルテン497gを得た後、
これに水900m1と28%(W/W)アンモニア水2
2m1を加えて攪拌し、均一に分散させた。これに実施
例3と同様にして調製した大豆リン脂質のPL−A反応
液を加え、30分間攪拌した後、スプレー乾燥法により
活性グルテン粉末140gを得た。また、対照として、
大豆リン脂質及びP L−八を添加しない活性グルテン
(活性グルテン■″)及び大豆リン脂質のみを加えた活
性グルテン(活性グルテン■)も同様の繰作で、それぞ
れ130g及び140g得た。
これ等の活性グルテンの評価結果を第5表に示す。
第 5 表 本発明のグルテンは、結合リン脂質含量も結合モノアシ
ルグリセロリン脂質の比率も高く、製パン改良作用も優
れている。これに対して、リン脂質をPL−へ反応なし
に添加して得た活性グルテンでは、結合リン脂質含量は
高いが、結合モノアシルグリセロリン脂質の比率は低く
、製パン改良作用も弱い。
実施例5゜ 本実施例では、第3の方法の中で、耐加熱処理により、
モノアシルグリセロリン脂質含量を高めたリンlt!質
を用いた活性グルテンの製造例を示す。
実施例2で用いた10%(W/W)精製大豆レシチン分
散液100gを4N塩酸でp H3,0とした後、12
0℃で60分間加熱した後、4N苛性ソーダでp H6
,0に戻した。この変換リン脂質中のモノアシルグリセ
ロリン脂質含量は45モル%であった。このリン脂質分
散液を用い、実施例2と同様にして、活性グルテン粉末
133gを得た。
この活性グルテンの結合リン脂質含量は3.90%(1
1/W)であり、結合モノアシルグリセロリン脂質含量
は53モル%であった。また、この活性グルテンは、優
れた製パン改良作用を示した。
実施例6゜ 本実施例では、第3の方法の中で、アルカリ加熱処理に
より、モノアシルグリセロリン脂質含量を高めたリン脂
質を用いた活性グルテンの製造例を示す。
実施例2で用いた10%(W/W)精製大豆レシチン分
散液100gを4N苛性ソーダでpH1+とした後、1
20°Cで90分間加熱した後、4N塩酸でp H6,
0に戻した。この変換リンjf+質中の七ノアシルグリ
セロリン脂質含量は34モル%であった。このリン脂質
分散液を用い、実施例2と同様にして、活性グルテン粉
末134gを得た。
この活性グルテンの結合リンIIFI質含量は4.05
%(1N/W)であり、結合モノアシルグリセロリン脂
質含量は43モル%であった。また、この活性グルテン
は、優れた製パン改良作用を示した。
実施例 7゜ 本実施例では、第3の方法の中で小麦粉の混捏時に、あ
らかじめPL−Aを作用させたリン脂質を添加する活性
グルテンの製造試験・その水分散性評価、及び、ソーセ
ージへの使用効果を示す。
精製大豆レシチンの10%(w/w)水分散液を、苛性
ソーダでPH9,0とした後、PL−A標品を0. 4
%(W/W)と、塩化カルシウムを10mMになるよう
に加え、50℃で60分間反応させた後、90℃で20
分間加熱して反応を停止させ、全リン脂質中のモノアシ
ルグリセロリン脂質含量が64モル%であるリン脂質分
散液を得た。次にこの分散液と。
未反応の10%(W/W)レシチン分散液とを混合し、
リン脂質中のモノアシルグリセロリン脂質含量が、それ
ぞれ、0. 16. 32.48 又は64モル%であ
るリン脂質分散液を得た。
強力小麦粉それぞれ1kgに、水600g及び上記のリ
ン脂質分散液をそれぞれ200g加え、混捏して生地を
作り、これを水で洗浄して生グルテンを得た。これを凍
結乾燥後、粉砕して活性グルテン■からVを得た。
これ等の活性グルテンの結合リン脂質含量、結合リン脂
質中のモノアシルグリセロリン脂質含量及び、水分散性
を第6表に示す。水分散性は、活性グルテンlogに水
50mJを加え、ガラス欅で混合した時の活性グルテン
の分散状態より判定した。
第6表 モノアシルグリセロリン脂質含量の低いリン脂質の結合
した活性グルテンは、水を加えて混合すると、不均一な
グルテン塊を形成して分散しにくいが、モノアシルグリ
セロリン脂質含量が高くなるにつれて、速やかに均一に
分散するようになる。
次の処方でボークソーセージを試作した。
活性グルテンは、■を用い、対照としてIを用し)た。
先ず、ひき肉と食塩及び亜硝酸とを混合後、活性グルテ
ンと氷50gを加え、サイレントカッターで混和した。
活性グルテン■を添加した場合に(よ粉立ちは見られな
かったが、対照の活性グルテンIでは粉立ち力罵生じた
次に豚脂、調味料及び香辛料と氷100gとを加え、ミ
ートエマフレジョンを作成後、ケーシングに充填し、7
5℃で30分間加熱後、冷却してボークソーセージを得
た。対照の活性グルテン■を添加したソーセージで番よ
脂肪の分離が認められたが、活性グルテン■を使用した
ソーセージで1よ。
脂肪の分離は認められなかった。
実施例 8゜ 本実施例では、第3の方法の中で、生グλレチンを製造
後、あら力)しめPL、−Aを作用させたリン脂質を添
加側る活性り゛レシチンの製造試験、その水分散性評価
、及び、めんへの使用効果を示す。
強力小麦粉より得た生グルテン、それぞれ10100O
こ、実施ffl+ 7 、と同様にして得たモノアシル
グリセロリン脂質含量が64モル%のIJン月旨質分散
液を、それぞれ、0. 25. 50. 100.又l
よ200gと全加ノR量が2000gになるように水を
加え、更に濃アンモニア水5 Qmjl!を加えてグル
テンを分散させた後、スプレー乾燥により、活性り゛ル
チン粉末(1〜■)を得た。
これ等の活性グルテンの結合リン脂質含量、結合リン脂
質中のモノアシルグリセロリン脂質含量、及び水分散性
を第7表に示す。
第7表 この結果から、明らかなように、モノアシルグリセロリ
ン脂質含量の高いリン脂質が、2%(w/w)以上結合
した活性グルテンは、水分散性に優れている。
次の処方で中華めんを試作した。
活性グルテンは■を用い、対照としてIを用いた。
活性グルテン■を添加しためん生地は、ロール成型によ
りめん帯とした場合1引張りに強く柔軟性に富んだめん
帯を形成し、めん帯の切れも全く認められず、対照の活
性グルテンIを添加しためん帯よりも優れた機械耐性を
示した。得られた中華めんを98℃で3分間蒸煮した後
、スープを添加し、専門パネルによりその食感を評価し
た。更に、1時間室温に放置した後、再度食感を評価し
た。その結果9本発明のめん(活性グルテン■使用)は
、いずれの場合も、対照のめんに比べて、歯ごたえがあ
り弾力性に優れていた。
特許出願人(102)協和醗酵工業株式会社手続補正書 昭和59年8月301 1、事件の表示 昭和58年特許願第187756号 2、発明の名称 活性グルテン 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 100 住 所 東京都千代田区人手町−丁目6番1号名 称 
(102)協和WIM工業株式会社(l E L : 
03−201−7211内線2751)4、補正の対象
 −゛7 明細本の特許請求の範囲及び発明の詳細な説明の欄5、
補正の内容 2) 明細内箱3真下6〜5行[生グルテンを気流乾燥
法により乾燥後、粉砕して活性グルテンを得る。」を[
生グルテンをノラッシコドライ法のような気流乾燥法に
より粉砕乾燥しく活性グルテンを得る。」に8jiEツ
る。
3) 回出第9頁1;3〜2行1”一旦、水に分散させ
て含水生グルテンに戻した後、」を削除する。
4) 同否第’+4負下1行〜第15頁1行[反応液2
0μm中に含まれる遊離脂肪製)を用い(定Mりる。」
を1反応液中に含まれる遊離脂肪酸をデタミナーNEF
A(協和メデックス社製)を用いて定1りる。」に訂正
づる。
5) 同肖第15頁2行rlμMJをl i μmol
eJに訂正する。
6) 同円第15頁12〜13行1゛クロロ小ルムーメ
タノール混合溶媒(2:1V/v)」を1り[旧1ホル
ムーメタノール−bM M iri台t8U!ik (
2: 1 : 0. OO’lV/y) Iに8J正す
る。
7) 同占第15真17tj及び19行12回」を14
回」にハ■止りる。
8) 回出第15頁18行及び第16頁′10・〜11
行]クロロホルムーメタノール混合溶媒」を1り00ボ
ルム−メタノール−硫酸混合m(lIJに訂iEηる。
9) 同書第32員9行の後に次の文章を加入りる。
[実施例9 精製大豆レシチン(SLP−ホワイ1〜、ツルーレシチ
ン社製)の15%(W/W)水分散液400m1に塩化
カルシウムを20mMになるように加えた後、PL−Δ
を1200111(+ (504LJ)添加し、pH9
,0,55°Cで2時間反応さぜ、モノアシルグリセロ
リン脂質含量が75モル%である変換リン脂質分散液を
得た。
この変換リン脂質分散液100m1と市販活性グルテン
くエマソフトEX−100.理研ビタミン社製> 10
000とを撹拌、混合した1麦、凍結乾燥し、ついで粉
砕しC粉末グルテンを得た。
さらに、この粉末グルテンに前記変換リン脂質分散液1
00m1を加えた後、前記と同様な操作を行い粉末活性
グルテンを得た。同様な操作をさらに2回行い、粉末活
性グルテンを得た。
このようにして得られた活性グルテンの結合リン脂質含
量は3.5%(W/W>であり、結合モノアシルグリセ
ロリン脂質含量は68モル%であった。」特許請求の範
囲 (1) 小麦粉およびフォスノAリバーLAを含#す゛
る生地を調製し、ついC該生地を常法により処理するこ
とを特徴とする活性グルテンの製造法。
(2) 該生地が小麦(オスノオリパーゼ△およびリン
脂質を含有する生地である特許請求の範囲第1項記載の
製造法。
(3〉 小麦粉およびリン脂質中のモノアシルグリセロ
リン脂質含量が30モル%以」二であるリン脂質を含有
する生地を調製し、ついC該生地を常法により処理する
ことを特i’liどづる活性グルテンの製j告ン大。
(4) 常法により得られるグルテンに、リン脂質中の
モノアシルグリセロリン脂質含量が30モル%以上であ
るリン脂質を分散びせることを特徴とする活性グルテン
の製造法。
(5) 該リン脂質か、リン脂質のフAスノAリパーゼ
△処理、耐加熱処理またはアルカリ加熱処理によって得
られるリン脂質Cある特許請求の範囲第3又は4項記載
の製造法。
(6) 結合リン脂買含mが2%(W/W)以上ぐ、か
つ結合リン脂質中の結合モノアシルグリセロリン脂質含
量が旦Ωモル%以上C50モル%未満である活性グルテ
ン。
(7) 結合リン脂質中の結合モノアシルグリセ(]リ
ン脂脂質量が50モル%以上Cある活性グルテン。
(8) 結合リン脂質含量が2%(W/W)以上Cある
特許請求の範囲第7項記載の活性グルテン。
(9) 結合リン脂質含量が2%(W/W)以上Cかつ
結合リン脂質中の結合モノアシルグリセ1」リン脂質含
量が19モル%以上′c50モル%未満である活性グル
テンを含有づる食品品質改良剤。
(10) 結合リン脂質中の結合モノアシルグリセロリ
ン脂質含量が50モル%以上である活性グルテンを含有
覆る食品品質改良剤。
(11) 結合リン脂質含量が2%(W/W1以下であ
る特−’l請求の範囲第10項記載の食品品質改良剤。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)小麦粉およびフォスフォリパーゼAを含有する生
    地を調製し、ついで該生地を常法により処理することを
    特徴とする活性グルテンの製造法(2)該生地が小麦粉
    フォスフォリパーゼAおよびリン脂質を含有する生地で
    ある特許請求の範囲第1項記載の製造法。 (3) 小麦粉およびリン脂質中のモノアシルグリセロ
    リン脂質含量が30モル%以上であるリン脂質を含をす
    る生地を調製し、ついで該生地を常法により処理するこ
    とを特徴とする活性グルテンの製造法。 (4) 常法により得られる生グルテンに、リン脂質中
    のモノアシルグリセロリン脂質含量が30モル%以上で
    あるリン脂質を分散させることを特徴とする活性グルテ
    ンの製造法。 (5)該リン脂質が、リン脂質のフォスフォリパーゼム
    処理、酸加熱処理またはアルカリ加熱処理によって得ら
    れるリン脂質である特許請求の範囲第3又は4項記載の
    製造法。 (6)結合リン脂質含量が2%(W/W)以上で、かつ
    M合すンJIB中の結合モノアシルレグ1ノ七ロリン脂
    質含量が30〜50モル%未満である活性グルテン。 (7) 結合リン脂質中の結合モノアシルグリセロ1ノ
    ン脂質含量が50モル%以上である活性グルテン。 (8)結合リン脂質含量が2%(W/W)以上である特
    許請求の範囲第71Ji記載の活性グルテン。 (9)結合リン脂質含量が2%(讐/讐)以上で力1つ
    結合リン脂質中の結合モノアシルグリセロ1ノン脂質含
    量が30〜50モル%未満である活性グルテンを含有す
    る食品品質改良剤。 not 結合リン脂質中の結合モノアシルグリセロ1ノ
    ン脂質含量が50モル%以上である活性り′ルチンを含
    有する食品品質改良剤。 OD 結合リン脂質含量が2%(Mll)以」二である
    時i’l’請求の@間第10項記載の食品品質改良剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02182164A (ja) * 1989-01-09 1990-07-16 Taiyo Kagaku Co Ltd 乾燥食品の製造方法
JP2008136481A (ja) * 2006-11-02 2008-06-19 Okuno Chem Ind Co Ltd 食品改質剤
WO2017154992A1 (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 味の素株式会社 植物蛋白質含有食品の製造方法
JP2018038294A (ja) * 2016-09-06 2018-03-15 理研ビタミン株式会社 焼き菓子用改良剤

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