JPS6030644A - 活性グルテン - Google Patents
活性グルテンInfo
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- JPS6030644A JPS6030644A JP12710783A JP12710783A JPS6030644A JP S6030644 A JPS6030644 A JP S6030644A JP 12710783 A JP12710783 A JP 12710783A JP 12710783 A JP12710783 A JP 12710783A JP S6030644 A JPS6030644 A JP S6030644A
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- JP
- Japan
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- bound
- phospholipids
- phospholipid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は活性グルテンに関する。さらに、詳しくは本発
明は活性グルテンの製造法ならびに新規な活性グルテン
およびこれを含有する製パン改良剤に関する。
明は活性グルテンの製造法ならびに新規な活性グルテン
およびこれを含有する製パン改良剤に関する。
活性グルテンとは小麦粉から製造される弾力性、伸展性
及び保水性を有する蛋白質である。活性グルテンは、食
品加工上の有用な機能をもち、また食品の蛋白質含量を
上昇させるため、パン類、パスタ頬、及び麺類のような
小麦粉加工食品、かまぼこ、ちくわ等の水産練製品、ハ
ンバーグ、ソーセージ等の畜肉加工食品等の製造に広く
使用されている。
及び保水性を有する蛋白質である。活性グルテンは、食
品加工上の有用な機能をもち、また食品の蛋白質含量を
上昇させるため、パン類、パスタ頬、及び麺類のような
小麦粉加工食品、かまぼこ、ちくわ等の水産練製品、ハ
ンバーグ、ソーセージ等の畜肉加工食品等の製造に広く
使用されている。
活性グルテンの基本的な製造法は、小麦粉に水を加えて
混捏し生地を間装する混捏工程、この生地から澱粉およ
び水可溶性の成分を除去して生グルテンを分離する洗浄
分離工程及び生グルテンを乾燥粉末化する乾燥工程とか
らなる。これ等の工程の方法や設備に応じて、いくつか
の方法が工業的に実施されている。
混捏し生地を間装する混捏工程、この生地から澱粉およ
び水可溶性の成分を除去して生グルテンを分離する洗浄
分離工程及び生グルテンを乾燥粉末化する乾燥工程とか
らなる。これ等の工程の方法や設備に応じて、いくつか
の方法が工業的に実施されている。
最も一般的な方法では、小麦粉1部に対し、水0.6〜
0.9部を加えて混捏し生地を形成後、この生地を30
分から60分休ませた後、澱粉を洗い出し、生グルテン
を得る。この生グルテンのまま使用されることもあるが
、多くの場合、乾燥粉末として使用される。例えば、生
グルテンをアンモニアを用いて分散させ、スプレー乾燥
法により乾燥粉末化するか、または、生グルテンを気流
乾燥法により乾燥後、粉砕して活性グルテンを得る。
0.9部を加えて混捏し生地を形成後、この生地を30
分から60分休ませた後、澱粉を洗い出し、生グルテン
を得る。この生グルテンのまま使用されることもあるが
、多くの場合、乾燥粉末として使用される。例えば、生
グルテンをアンモニアを用いて分散させ、スプレー乾燥
法により乾燥粉末化するか、または、生グルテンを気流
乾燥法により乾燥後、粉砕して活性グルテンを得る。
活性グルテンの機能性の向上のために、今までにいろい
ろな方法が提案されている。
ろな方法が提案されている。
例えば、U S P 3,880,824には、活性グ
ルテン粉末を不活性有機溶媒中で、イオン性又は非イオ
ン性の脂質と反応させて得られる活性グルテンは、水に
対する分散性が優れていることが開示されている。この
USPでは、イオン性脂質の例としてリン脂質が挙げら
れている。しかし、この[JSPの方法では、粉末活性
グルテンに二次加工を加えることになるため、経済性に
難点があり、更に脂質はグルテン蛋白質と結合していな
いために、その製パン改良作用は弱いことが指摘されて
いる(特開昭55−104861号公III)。
ルテン粉末を不活性有機溶媒中で、イオン性又は非イオ
ン性の脂質と反応させて得られる活性グルテンは、水に
対する分散性が優れていることが開示されている。この
USPでは、イオン性脂質の例としてリン脂質が挙げら
れている。しかし、この[JSPの方法では、粉末活性
グルテンに二次加工を加えることになるため、経済性に
難点があり、更に脂質はグルテン蛋白質と結合していな
いために、その製パン改良作用は弱いことが指摘されて
いる(特開昭55−104861号公III)。
該特開昭55−104861号公報には、グルテン蛋白
質と陰イオン性界面活性剤との結合体が、優れた製パン
改良作用をもつことが開示されている。又、陰イオン性
界面活性剤として、ドデシル硫酸ナトリウムやジアセチ
ル酒石酸エステルが示されているが、大豆レシチンのよ
うなリン脂質は適用できないことが記載さ−れている。
質と陰イオン性界面活性剤との結合体が、優れた製パン
改良作用をもつことが開示されている。又、陰イオン性
界面活性剤として、ドデシル硫酸ナトリウムやジアセチ
ル酒石酸エステルが示されているが、大豆レシチンのよ
うなリン脂質は適用できないことが記載さ−れている。
しかしながら、これ等の界面活性剤はいずれも化学合成
品であり、特に有効とされるドデシル硫酸ナトリウムは
、一般に食品加工には使用されておらず、本発明の工業
化には限界がある。
品であり、特に有効とされるドデシル硫酸ナトリウムは
、一般に食品加工には使用されておらず、本発明の工業
化には限界がある。
特開昭57−1021 j8号公報には、含水活性グル
テンにリン脂質混合物を添加し、均一化した後、乾燥粉
末化することにより、水分散性の良好な活性グルテン粉
末が得られることが開示されている。この方法では、水
分散性は改善されるが、その食品品質改良作用、特にそ
の製パン改良作用はそれ程改善されていない。
テンにリン脂質混合物を添加し、均一化した後、乾燥粉
末化することにより、水分散性の良好な活性グルテン粉
末が得られることが開示されている。この方法では、水
分散性は改善されるが、その食品品質改良作用、特にそ
の製パン改良作用はそれ程改善されていない。
一般にリン脂質と称されているものは、グリセロールの
1位及び2位の水酸基に脂肪酸がエステル結合し、3位
の水酸基には、リン酸を介して、コリンやエタノールア
ミン等の有機塩基、又は、イノシトールやグリセロール
等の糖アルコール、或いは、セリンのようなアミノ酸が
エステル結合したものである。これ等はジアシルグリセ
ロリン脂質と総称される。モノアシルグリセロリンl1
lltは、ジアシルグリセロリン脂質から、1分子の脂
肪酸が除かれたリン脂質である。
1位及び2位の水酸基に脂肪酸がエステル結合し、3位
の水酸基には、リン酸を介して、コリンやエタノールア
ミン等の有機塩基、又は、イノシトールやグリセロール
等の糖アルコール、或いは、セリンのようなアミノ酸が
エステル結合したものである。これ等はジアシルグリセ
ロリン脂質と総称される。モノアシルグリセロリンl1
lltは、ジアシルグリセロリン脂質から、1分子の脂
肪酸が除かれたリン脂質である。
グルテン蛋白質は、リン脂質と水環境中では結合し易い
。従って、グルテンの製造過程で、小麦粉中に存在する
約0.2%(W/W)のリンフ111質(澱粉粒子中に
包含されているリン脂質は除く)はグルテン蛋白質と結
合し、活性グルテンでは、通常1%(MW)前後のリン
脂質が結合リン脂質として含まれている。
。従って、グルテンの製造過程で、小麦粉中に存在する
約0.2%(W/W)のリンフ111質(澱粉粒子中に
包含されているリン脂質は除く)はグルテン蛋白質と結
合し、活性グルテンでは、通常1%(MW)前後のリン
脂質が結合リン脂質として含まれている。
本発明者は、グルテン蛋白質とリン脂質との相互作用と
、その製、パン改良作用に及ぼす影響について研究を重
ねた結果、リン脂質が通常のジアシルグリセロリン脂質
ではなく、モノアシルグリセロリン脂質である場合に、
リン脂質とグルテン蛋白質との結合体が優れた製パン改
良作用を発揮することを見い出し本発明を完成した。
、その製、パン改良作用に及ぼす影響について研究を重
ねた結果、リン脂質が通常のジアシルグリセロリン脂質
ではなく、モノアシルグリセロリン脂質である場合に、
リン脂質とグルテン蛋白質との結合体が優れた製パン改
良作用を発揮することを見い出し本発明を完成した。
前記したU S P 3,880,824において使用
しているリン脂質は、ジアシルグリセロリン脂質であり
、このリン脂質では本発明の新規活性グルテンと同じ製
パン効果は得られない。また、特開昭57−10214
8号公報では、リン脂質混合物である大豆レシチンを用
いているが、大豆レシチンは、大部分がジアシルグリセ
ロリン脂質であり、モノアシルグリセロリン脂質含量は
数モル%以下であるため、このようなリン脂質混合物と
グルテン蛋白質の結合体では、モノアシルグリセロリン
脂質からなる結合体の比率が小さく、その作用はジアシ
ルグリセロリン脂質からなる結合体の作用に希釈され、
本発明の効果には及ばない。
しているリン脂質は、ジアシルグリセロリン脂質であり
、このリン脂質では本発明の新規活性グルテンと同じ製
パン効果は得られない。また、特開昭57−10214
8号公報では、リン脂質混合物である大豆レシチンを用
いているが、大豆レシチンは、大部分がジアシルグリセ
ロリン脂質であり、モノアシルグリセロリン脂質含量は
数モル%以下であるため、このようなリン脂質混合物と
グルテン蛋白質の結合体では、モノアシルグリセロリン
脂質からなる結合体の比率が小さく、その作用はジアシ
ルグリセロリン脂質からなる結合体の作用に希釈され、
本発明の効果には及ばない。
本発明を以下に詳しく説明する。
本発明の第1の方法は、小麦粉中の内在性リン脂質をモ
ノアシルグリセロリン脂質に変換する方法である。
ノアシルグリセロリン脂質に変換する方法である。
小麦粉中には、先に述べたように約0.2%(W/W)
のリン脂質が存在している(澱粉粒子中に包含されてい
るリン脂質は、グルテン製造過程では11&115)粒
子外に溶出せず、従ってグルテン蛋白質に結合しない)
aこのリン脂質はグルテン製造中にグルテン蛋白質に結
合するが、その中の約1/3はモノアシルグリセロリン
脂質であり、残りの約2/3はジアシルグリセロリン脂
質である。このジアシルグリセロリン脂質のモノアシル
グリセロリン脂質への変換は、活性グルテン製造の乾燥
前の工程で、フォスフォリパーゼA(以下、PL−Aと
記す)を作用させることによって達成される。PL−A
の最も望ましい添加工程は、酵素の作用時間及び基質で
あるリン脂質の存在状態により、小麦粉に水を加えて混
捏する工程である。PL−Aの必要量は、混捏の時間や
温度により変動するが、当然高い程、ジアシルグリセロ
リン脂質はモノアシルグリセロリン脂質に変換され易い
。通常は、後に記載する活性表示法で、小麦粉1 kg
あたり、100〜10,000単位を使用する。
のリン脂質が存在している(澱粉粒子中に包含されてい
るリン脂質は、グルテン製造過程では11&115)粒
子外に溶出せず、従ってグルテン蛋白質に結合しない)
aこのリン脂質はグルテン製造中にグルテン蛋白質に結
合するが、その中の約1/3はモノアシルグリセロリン
脂質であり、残りの約2/3はジアシルグリセロリン脂
質である。このジアシルグリセロリン脂質のモノアシル
グリセロリン脂質への変換は、活性グルテン製造の乾燥
前の工程で、フォスフォリパーゼA(以下、PL−Aと
記す)を作用させることによって達成される。PL−A
の最も望ましい添加工程は、酵素の作用時間及び基質で
あるリン脂質の存在状態により、小麦粉に水を加えて混
捏する工程である。PL−Aの必要量は、混捏の時間や
温度により変動するが、当然高い程、ジアシルグリセロ
リン脂質はモノアシルグリセロリン脂質に変換され易い
。通常は、後に記載する活性表示法で、小麦粉1 kg
あたり、100〜10,000単位を使用する。
PL−Aは動物や微生物に広く分布する酵素であり市販
されている。工業的には、後に記載するように、豚パン
クレアチン由来のPL−Aが使用できる。
されている。工業的には、後に記載するように、豚パン
クレアチン由来のPL−Aが使用できる。
この第1の方法は、最も簡単で、工業的に容易に実施可
能な方法であるが、結合体形成に必要な小麦粉中の内在
性リン脂質の含量は低い。従って合体が全体の活性グル
テンの中で占める比率は低く、グルテン蛋白質の結合能
力は十分に発揮されていない。グルテン蛋白質の潜在的
能力をより発揮させる方法は、外在性のリン脂質とPL
−Aとを小麦粉に添加して、活性グルテン中のモノアシ
ルグリセロリン脂質とグルテン蛋白質との結合体の含量
を高める方法である。
能な方法であるが、結合体形成に必要な小麦粉中の内在
性リン脂質の含量は低い。従って合体が全体の活性グル
テンの中で占める比率は低く、グルテン蛋白質の結合能
力は十分に発揮されていない。グルテン蛋白質の潜在的
能力をより発揮させる方法は、外在性のリン脂質とPL
−Aとを小麦粉に添加して、活性グルテン中のモノアシ
ルグリセロリン脂質とグルテン蛋白質との結合体の含量
を高める方法である。
本発明の第2の方法は、活性グルテンの製造にあたり、
乾燥前の工程で外在性リン脂質を加え、PL−Aを作用
させる方法である。第1の方法で述べたのと同じ理由に
より、最も望ましい添加工程は混捏工程である。外在性
リン脂質としては、最も安価で工業的に利用可能なジア
シルグリセロリン脂質である大豆レシチンを使用すれば
よい。
乾燥前の工程で外在性リン脂質を加え、PL−Aを作用
させる方法である。第1の方法で述べたのと同じ理由に
より、最も望ましい添加工程は混捏工程である。外在性
リン脂質としては、最も安価で工業的に利用可能なジア
シルグリセロリン脂質である大豆レシチンを使用すれば
よい。
その他のリン脂質も使用できる。その添加量は、小麦粉
に対して、0,1〜10%(W/W)の範囲、望ましく
は0.5〜5%(MW)である。また、リン脂質はあら
かじめ水に分散させた後、添加することが望ましい。
に対して、0,1〜10%(W/W)の範囲、望ましく
は0.5〜5%(MW)である。また、リン脂質はあら
かじめ水に分散させた後、添加することが望ましい。
PL−Aの添加量は、混捏条件により変動するが、当然
高い程、モノアシルグリセロリン脂質は増加する。通常
は、添加するリン脂質l kgに対して50.000〜
100,000単位を使用する。
高い程、モノアシルグリセロリン脂質は増加する。通常
は、添加するリン脂質l kgに対して50.000〜
100,000単位を使用する。
本発明の第3の方法は、外在性リン脂質をあらかじめ、
モノアシルグリセロリン脂質含量の高いリン脂質に変換
した後、活性グルテン製造工程に添加し、グルテン蛋白
質に結合化させる方法である。この方法は、次のような
利点をもっている。
モノアシルグリセロリン脂質含量の高いリン脂質に変換
した後、活性グルテン製造工程に添加し、グルテン蛋白
質に結合化させる方法である。この方法は、次のような
利点をもっている。
fll 変換反応条件を調節することにより、リン脂質
中のモノアシルグリセロリン脂質含量を任意に選択でき
る。
中のモノアシルグリセロリン脂質含量を任意に選択でき
る。
(2)変換反応を、小麦粉生地のpHや温度に制約され
ずに実施できる。従って、次に述べるPL−Aを用いる
変換方法の場合には、酵素の至適反応環境である弱アル
カリ性下で、しかも比較的高温下で、変換実施可能であ
り、その結果、反応時間は短く、必要酵素量が少なくて
すむ。
ずに実施できる。従って、次に述べるPL−Aを用いる
変換方法の場合には、酵素の至適反応環境である弱アル
カリ性下で、しかも比較的高温下で、変換実施可能であ
り、その結果、反応時間は短く、必要酵素量が少なくて
すむ。
(3)混捏工程のみでなく、乾燥前の分離された生グル
テンや、通常の粉末活性グルテンにも適用できる。即ち
、生グルテンに変換処理したリン脂質を混合分散した後
、気流乾燥法により、或いは、生グルテンの分散液に変
換処理したリン脂質を添加分散した後、スプレー乾燥法
により、本発明の活性グルテンを製造することができる
。
テンや、通常の粉末活性グルテンにも適用できる。即ち
、生グルテンに変換処理したリン脂質を混合分散した後
、気流乾燥法により、或いは、生グルテンの分散液に変
換処理したリン脂質を添加分散した後、スプレー乾燥法
により、本発明の活性グルテンを製造することができる
。
また、通常の活性グルテン粉末を用い、一旦、水に分散
させて含水生グルテンに戻した後、変換処理したリン脂
質を添加混合して本発明の活性グルテンを製造すること
も可能である。
させて含水生グルテンに戻した後、変換処理したリン脂
質を添加混合して本発明の活性グルテンを製造すること
も可能である。
通常のジアシルグリセロリン脂質をモノアシルグリセロ
リン脂質含量の高いリン脂質に変換する方法には、現在
3つの方法が知られており、これ等の方法を採用するこ
とができる。これ等は、フメスフォリバーゼAによる酵
素的方法と、酸又はアルカリ加熱処理による化学的方法
である。
リン脂質含量の高いリン脂質に変換する方法には、現在
3つの方法が知られており、これ等の方法を採用するこ
とができる。これ等は、フメスフォリバーゼAによる酵
素的方法と、酸又はアルカリ加熱処理による化学的方法
である。
フォスフォリパーゼAを用いる酵素的方法は、化学的方
法に比較すると、中性乃至弱アルカリ性下で低温で実施
可能である。そのために、反応液の着色もなく、また反
応設備の材質や構造に大きな制約がな(最も優れた方法
である。この酵素変換処理の条件は次の通りであるが、
この範囲外でも実施可能である。
法に比較すると、中性乃至弱アルカリ性下で低温で実施
可能である。そのために、反応液の着色もなく、また反
応設備の材質や構造に大きな制約がな(最も優れた方法
である。この酵素変換処理の条件は次の通りであるが、
この範囲外でも実施可能である。
リン脂質濃度:5〜20%(W/騙)
酵素添加量: 1ooo〜50.000単位/リン脂質
1 kgCa++濃度:0〜100mM 反応pH:6〜11 反応温度:20〜60℃ 反応時間:10〜120分 酸又はアルカリを用いる変換方法は、例えば、U S
P 3,576.831と3,505.074に紹介さ
れている。
1 kgCa++濃度:0〜100mM 反応pH:6〜11 反応温度:20〜60℃ 反応時間:10〜120分 酸又はアルカリを用いる変換方法は、例えば、U S
P 3,576.831と3,505.074に紹介さ
れている。
これ等の方法では、pH2〜12で25〜100℃で加
熱することにより変換反応が行われるが、本発明者の得
ている結果では、これ等の条件では、反応時間が長く、
後に実施例に示すように100℃以上の高温で行えば、
変換反応は短時間で達成される。
熱することにより変換反応が行われるが、本発明者の得
ている結果では、これ等の条件では、反応時間が長く、
後に実施例に示すように100℃以上の高温で行えば、
変換反応は短時間で達成される。
上記の第3の方法における原料リン脂質及びその添加量
は、第2の方法の場合と同じである。
は、第2の方法の場合と同じである。
変換処理をしたリン脂質中のモノアシルグリセロリン脂
質含量は、高い程得られる活性グルテンの機能性は向上
し、30モル%以上であることが望ましい。
質含量は、高い程得られる活性グルテンの機能性は向上
し、30モル%以上であることが望ましい。
本発明により得られる活性グルテンでは、リン脂質がグ
ルテン蛋白質と結合し、かつ、結合リン脂質中のモノア
シルグリセロリンl1li含量が高いことに特徴がある
。通常の活性グルテンでは、後に実施例の中で市販活性
グルテンの分析結果にも示すように、結合リン脂質含量
は1%前後であり、その中のモノアシルグリセロリン脂
質の比率は約20〜40モル%である。また、本発明の
第2及び第3の方法で原料として用いる通常のリン脂質
(例えば大豆リン脂質)では、そのモノアシルグリセロ
リン脂質含量は低く、数パーセント以下である。従って
、このようなリン脂質をそのまま、グルテン蛋白質に結
合させても、結合リン脂質量は増加しても、結合リン脂
質中のモノアシルグリセロリン脂質含量は低く、その機
能性は低し)。
ルテン蛋白質と結合し、かつ、結合リン脂質中のモノア
シルグリセロリンl1li含量が高いことに特徴がある
。通常の活性グルテンでは、後に実施例の中で市販活性
グルテンの分析結果にも示すように、結合リン脂質含量
は1%前後であり、その中のモノアシルグリセロリン脂
質の比率は約20〜40モル%である。また、本発明の
第2及び第3の方法で原料として用いる通常のリン脂質
(例えば大豆リン脂質)では、そのモノアシルグリセロ
リン脂質含量は低く、数パーセント以下である。従って
、このようなリン脂質をそのまま、グルテン蛋白質に結
合させても、結合リン脂質量は増加しても、結合リン脂
質中のモノアシルグリセロリン脂質含量は低く、その機
能性は低し)。
本発明によって得られる活性グルテンでは、結合リン脂
質中の結合モノアシルグリセロリン脂質の含量を、50
モル%以上にすることが可能である。このような活性グ
ルテンは、本発明によって初めて製造され、その有用性
の確認された、新規な活性グルテンである。その中でも
、第2及び第3の方法により得られる、結合リン脂質の
量を2%(W/W)以上にして、その機能性を向上させ
た活性グルテンは、製パン改良作用が強く、新規な活性
グルテンとして、特に有用である。
質中の結合モノアシルグリセロリン脂質の含量を、50
モル%以上にすることが可能である。このような活性グ
ルテンは、本発明によって初めて製造され、その有用性
の確認された、新規な活性グルテンである。その中でも
、第2及び第3の方法により得られる、結合リン脂質の
量を2%(W/W)以上にして、その機能性を向上させ
た活性グルテンは、製パン改良作用が強く、新規な活性
グルテンとして、特に有用である。
また、結合モノアシルグリセロリン脂質含量カベ50モ
ル%以下であっても、結合リン脂質含量が2%(W/H
)以上でかつ結合モノアシルグリセロリン脂質含量が3
0モル%以上であれば従来の活性グルテンよりも、その
機能性は依然として優れており、このようなグルテンも
、本発明によって初めて製造され、有用性の確認された
、新規な活性グルテンである。
ル%以下であっても、結合リン脂質含量が2%(W/H
)以上でかつ結合モノアシルグリセロリン脂質含量が3
0モル%以上であれば従来の活性グルテンよりも、その
機能性は依然として優れており、このようなグルテンも
、本発明によって初めて製造され、有用性の確認された
、新規な活性グルテンである。
小麦粉中のグルテン蛋白質の機能、特に本発明にとって
重要な機能であるリン脂質の結合能力は、活性グルテン
製造に使用する原料小麦粉により大きく変動する。この
変動は、パン生地の脂質結合能力と同じであり、小麦粉
の蛋白質含量や、その製パン上の品質により生ずる。こ
の変動の大きさと要因は、例えば、Food Tech
nology第22巻1157頁(1968)に紹介さ
れている。従って、本発明の新規な活性グルテンを得る
ための諸条件を明確に規定することはできないが、小麦
粉原料に応じて、これまで詳細に説明してきた本発明の
3つの方法の諸条件をn整することにより、本発明の新
規な活性グルテンを製造することができる。
重要な機能であるリン脂質の結合能力は、活性グルテン
製造に使用する原料小麦粉により大きく変動する。この
変動は、パン生地の脂質結合能力と同じであり、小麦粉
の蛋白質含量や、その製パン上の品質により生ずる。こ
の変動の大きさと要因は、例えば、Food Tech
nology第22巻1157頁(1968)に紹介さ
れている。従って、本発明の新規な活性グルテンを得る
ための諸条件を明確に規定することはできないが、小麦
粉原料に応じて、これまで詳細に説明してきた本発明の
3つの方法の諸条件をn整することにより、本発明の新
規な活性グルテンを製造することができる。
次に本発明の効果並びに利点について述べる。
ill 本発明の活性グルテンの最大の特長は、その優
れた製パン改良作用である。従来の活性グルテンも製パ
ン改良作用をもっているが、その効果は本発明の活性グ
ルテンには及ばない。本発明の活性グルテンの製パン改
良作用の中でも特記すべき作用は、パン容積の増大作用
と老化防止作用である。
れた製パン改良作用である。従来の活性グルテンも製パ
ン改良作用をもっているが、その効果は本発明の活性グ
ルテンには及ばない。本発明の活性グルテンの製パン改
良作用の中でも特記すべき作用は、パン容積の増大作用
と老化防止作用である。
(2)本発明の活性グルテンの中で、比較的高濃度のリ
ン脂質を含有する活性グルテンは、水分散性に優れてい
る1 (3) 本発明の活性グルテン製造技術は、現在採用さ
れている活性グルテンの製造工程に大幅な変更を加える
ことなく、容易に実施することかできる。
ン脂質を含有する活性グルテンは、水分散性に優れてい
る1 (3) 本発明の活性グルテン製造技術は、現在採用さ
れている活性グルテンの製造工程に大幅な変更を加える
ことなく、容易に実施することかできる。
本発明で採用した試験法及びPL−A標品に9いて以下
に説明する。
に説明する。
(IIPL−A活性測定法
本活性測定法は、基質に精製大豆リン脂質混合物を用い
、酵素反応によって生成する遊離脂肪酸を、市販の遊離
脂肪酸定量キットを用いて定量することに基づ(。
、酵素反応によって生成する遊離脂肪酸を、市販の遊離
脂肪酸定量キットを用いて定量することに基づ(。
第1表に酵素反応液組成を示す。基質であるリン脂質の
溶液は、精製大豆リン脂質混合物(ツルーレシチン社製
、商品名S L I)−ホワイ日の2%(W/W)水分
散液を高速回転オモジナイザーで分散させて調輩した。
溶液は、精製大豆リン脂質混合物(ツルーレシチン社製
、商品名S L I)−ホワイ日の2%(W/W)水分
散液を高速回転オモジナイザーで分散させて調輩した。
第 1 表
AO,1%(W/W)PL−A溶液 0.2m1B0.
1M塩化カルシウム水溶液 0.1mlD 脱イオン水
0.2印I E リン脂質水分散液 1.0m1 A、B、C及びDの混合液を30℃で5分間予備加温し
た後、同じく30℃で予備加温したEを加え、30℃で
酵素反応を進行させる。10分後、沸騰水中で15分間
加熱して反応を停止させる。反応液20μβ中に含まれ
る遊離脂肪酸は、デタミ”ナーNEFA(協和メデック
ス社製)を用いて定量する。PL−A活性の定義は、1
分間にlμMの′!i離脂離散肪酸成する酵素活性1単
位とした。
1M塩化カルシウム水溶液 0.1mlD 脱イオン水
0.2印I E リン脂質水分散液 1.0m1 A、B、C及びDの混合液を30℃で5分間予備加温し
た後、同じく30℃で予備加温したEを加え、30℃で
酵素反応を進行させる。10分後、沸騰水中で15分間
加熱して反応を停止させる。反応液20μβ中に含まれ
る遊離脂肪酸は、デタミ”ナーNEFA(協和メデック
ス社製)を用いて定量する。PL−A活性の定義は、1
分間にlμMの′!i離脂離散肪酸成する酵素活性1単
位とした。
(2)結合リン脂質測定法
一般に生体試料の脂質をその存在状態により分類すると
、蛋白質に結合した結合脂質と、結合していない遊離脂
質に分けられる。遊離脂質は非極性有機溶媒で抽出され
るが、結合脂質は非極性有機溶媒では抽出されず、極性
有機溶媒により抽出される。本発明では、活性グルテン
から、最初に石油エーテルにより抽出されるリン脂質を
ff1ltllリン脂質とし、その後、クロロホルム−
メタノール混合溶媒(2:IV/V)で抽出されるリン
脂質を結合リン脂質とする。方法は次の通りである。
、蛋白質に結合した結合脂質と、結合していない遊離脂
質に分けられる。遊離脂質は非極性有機溶媒で抽出され
るが、結合脂質は非極性有機溶媒では抽出されず、極性
有機溶媒により抽出される。本発明では、活性グルテン
から、最初に石油エーテルにより抽出されるリン脂質を
ff1ltllリン脂質とし、その後、クロロホルム−
メタノール混合溶媒(2:IV/V)で抽出されるリン
脂質を結合リン脂質とする。方法は次の通りである。
活性グルテンを秤量し、その10倍重量の石油エーテル
で2回抽出し、遊離リン脂質を除(。
で2回抽出し、遊離リン脂質を除(。
残渣にクロロホルム−メタノール混合溶媒を10倍重量
加えて2回抽出し、結合リン脂質画分を得る。この抽出
液中のリン脂質を常法に従い、酸分解後無機リンとして
比色定量し、無機リンの量に31.7を掛けた値をリン
脂質の量とする。
加えて2回抽出し、結合リン脂質画分を得る。この抽出
液中のリン脂質を常法に従い、酸分解後無機リンとして
比色定量し、無機リンの量に31.7を掛けた値をリン
脂質の量とする。
この係数は、J、八m、 Ofl Chemists’
Soc、の第55巻521頁(197B)から採用し
た。リン脂質中のモノアシルグリセロリン脂質含量が高
い場合、この係数は小さくなるが、リン脂質含量をモル
数基準で比較できるよう、便宜上、この係数を採用した
。
Soc、の第55巻521頁(197B)から採用し
た。リン脂質中のモノアシルグリセロリン脂質含量が高
い場合、この係数は小さくなるが、リン脂質含量をモル
数基準で比較できるよう、便宜上、この係数を採用した
。
結合リン脂質含量は粉末活性グルテン中の重量パーセン
トで表示した。
トで表示した。
(3)結合リン脂質中の結合モノアシルグリセロリン脂
質の測定法 活性グルテンより石油エーテルで遊離リン脂質を除いた
後、クロロホルム−メタノール混合溶媒で結合リン脂質
を抽出する。
質の測定法 活性グルテンより石油エーテルで遊離リン脂質を除いた
後、クロロホルム−メタノール混合溶媒で結合リン脂質
を抽出する。
この抽出液について、J、 Sci、 Food Ag
ric、 30巻1131頁(1979)記載の方法に
準じてリン脂質を薄層クロマトグラフィーにより分離し
、ジアシルグリセロリン脂質及びモノアシルグリセロリ
ン脂質のスポットをそれぞれ合わせ、無機リンとして定
量し、それぞれのリン脂質含量をめる。結合モノアシル
グリセロリンJOIN含量は、結合リン脂質中のモルパ
ーセントとして表示した。
ric、 30巻1131頁(1979)記載の方法に
準じてリン脂質を薄層クロマトグラフィーにより分離し
、ジアシルグリセロリン脂質及びモノアシルグリセロリ
ン脂質のスポットをそれぞれ合わせ、無機リンとして定
量し、それぞれのリン脂質含量をめる。結合モノアシル
グリセロリンJOIN含量は、結合リン脂質中のモルパ
ーセントとして表示した。
リン脂質原料中のモノアシルグリセロリン脂質含量の測
定と表示も同様にして行った。
定と表示も同様にして行った。
(4)製パン試験法
最も一般的な70%中種法で、次に示す方法によりパン
を試作した。活性グルテンは小麦粉に対して2%[1/
W)使用し、本捏時の加水量は・活性グルテン無添加の
場合は90 ml活性グルテン添加の場合は100m1
とした。
を試作した。活性グルテンは小麦粉に対して2%[1/
W)使用し、本捏時の加水量は・活性グルテン無添加の
場合は90 ml活性グルテン添加の場合は100m1
とした。
中種原料
中種発酵(28℃、4時間)
フロアタイム(28℃、20分間)
分割
ベンチタイム(室温、15分間)
成型
プルーフ(40℃、50分間)
焼 成 (220℃、25分間)
バ ン
パンの比容積(cc/ g )はなたね置換法により測
定した。パンの老化度は、13℃で一昼夜放置後% l
1aker’s Compressimeterを用い
て測定し、活性グルテン無添加のパンの値を100とす
る相対老化度で表示した。
定した。パンの老化度は、13℃で一昼夜放置後% l
1aker’s Compressimeterを用い
て測定し、活性グルテン無添加のパンの値を100とす
る相対老化度で表示した。
+51 P L −A標品
豚パンクレアチン(マイルズ社製)を10%(W、l)
水分散液とした後、6N塩酸でpH3.5とした。これ
を75℃で20分間加熱し、バンクレアチン中に含まれ
るプロテアーゼ及びリパーゼを失活させた。これにバン
クレアチン―と同量のラクトースを溶解させた後、凍結
乾燥し、PL−A標品を得た。
水分散液とした後、6N塩酸でpH3.5とした。これ
を75℃で20分間加熱し、バンクレアチン中に含まれ
るプロテアーゼ及びリパーゼを失活させた。これにバン
クレアチン―と同量のラクトースを溶解させた後、凍結
乾燥し、PL−A標品を得た。
この酵素標品のPL−A活性は、420単位/gであっ
た。
た。
以下に、本発明の実施例を示す。
実施例1゜
本実施例では、第1の方法による活性グルテンの製造試
験と、その製パン改良作用を示す。現在市販されている
3種の活性グルテンについての評価結果も合わせて示し
た。
験と、その製パン改良作用を示す。現在市販されている
3種の活性グルテンについての評価結果も合わせて示し
た。
強力小麦粉1 kgに水800m1.PL−A標品5g
(2100単位)を加え、混捏して生地を調製した後、
30°Cで60分間休ませた。これに1回に24の水を
用いて5回洗浄して澱粉を洗い出し、生グルテンを得た
。これを凍結乾燥後、粉砕して130gの活性グルテン
粉末を得た。対照の活性グルテンはPL−Aを添加せず
に同様の操作により、活性グルテン粉末として135g
を得た。
(2100単位)を加え、混捏して生地を調製した後、
30°Cで60分間休ませた。これに1回に24の水を
用いて5回洗浄して澱粉を洗い出し、生グルテンを得た
。これを凍結乾燥後、粉砕して130gの活性グルテン
粉末を得た。対照の活性グルテンはPL−Aを添加せず
に同様の操作により、活性グルテン粉末として135g
を得た。
これ等2つの活性グルテン及び市販活性グルテンの評価
結果を第2表に示す。
結果を第2表に示す。
第 2 表
(注)市販活性グルテン
本発明の活性グルテンは、他の活性グルテンよりも、結
合モノアシルグリセロリン脂質含量が高く、製パン改良
作用も優れている。
合モノアシルグリセロリン脂質含量が高く、製パン改良
作用も優れている。
実施例2゜
本実施例では、第2の方法による活性グルテンの製造試
験と製パン改良作用を示す。
験と製パン改良作用を示す。
強力小麦粉1 kgに水700 ml精製大豆レシチン
(ツルーンシチン社製、5LP−ホワイト)の10%(
−/す)水分散液100g及びPL−A標品5g(21
00単位)を加え、実施例1と同様にして、活性グルテ
ン粉末133gを得た。対照として、大豆レシチン及び
PL−Aを添加しない活性グルテン(活性グルテンI)
及び、大豆レシチンのみを添加した活性グルテン(活性
グルテン■)も、同様の操作により、それぞれ、135
g及び133g得た。
(ツルーンシチン社製、5LP−ホワイト)の10%(
−/す)水分散液100g及びPL−A標品5g(21
00単位)を加え、実施例1と同様にして、活性グルテ
ン粉末133gを得た。対照として、大豆レシチン及び
PL−Aを添加しない活性グルテン(活性グルテンI)
及び、大豆レシチンのみを添加した活性グルテン(活性
グルテン■)も、同様の操作により、それぞれ、135
g及び133g得た。
これ等の活性グルテンの評価結果を第3表に示す。
第3表
1し
明)
リン脂質のみを加えた活性グルタミン■では、リン脂質
の結合量は本発明の活性グルテンよりも高いが、その中
のモノアシルグルセロリン脂質の比率は低(、製パン改
良作用も弱い。これに対して、本発明の活性グルテンは
、結合リン−脂質含量も結合モノアシルグリセロリン脂
質含量も高く、優れた製パン改良作用を発揮している。
の結合量は本発明の活性グルテンよりも高いが、その中
のモノアシルグルセロリン脂質の比率は低(、製パン改
良作用も弱い。これに対して、本発明の活性グルテンは
、結合リン−脂質含量も結合モノアシルグリセロリン脂
質含量も高く、優れた製パン改良作用を発揮している。
また、これ等の活性グルテンを水に分散させた場合、本
発明の活性グルテンは対象の活性グルテンI及び■に比
較して、非常に良好な分散製を示した。
発明の活性グルテンは対象の活性グルテンI及び■に比
較して、非常に良好な分散製を示した。
実施例3゜
本実施例では、第3の方法の中で、小麦粉の混捏時にあ
らかじめPL−Aを作用させたリン脂質を添加する活性
グルテンの製造試験と、その製パン改良作用を示ず。
らかじめPL−Aを作用させたリン脂質を添加する活性
グルテンの製造試験と、その製パン改良作用を示ず。
実施例2で用いた精製大豆レシチンの10%(W/W)
水分散液100g中に、塩化カルシウムを20mMにな
るように加えた後、PL−Aを400■(168単位)
加えた後、pl+9.0. 50 。
水分散液100g中に、塩化カルシウムを20mMにな
るように加えた後、PL−Aを400■(168単位)
加えた後、pl+9.0. 50 。
℃で6θ分間反応させて、モノアシルグリセロリン脂質
含量が51モル%である、モノアシルグリセロリン脂質
含量の高いリン脂質分散液を得た。
含量が51モル%である、モノアシルグリセロリン脂質
含量の高いリン脂質分散液を得た。
1出力小麦粉1 kgに水700m1及び上記反応液を
加え、実施例1と同様にして、活性グルテン粉末133
gを得た。
加え、実施例1と同様にして、活性グルテン粉末133
gを得た。
この活性グルテンの評価結果を第4表に示す。
第 4 表
本発明の活性グルテンは、結合リン脂質含量も結合モノ
アシルグリセロリン脂質比率も高(、また製パン改良作
用も非常に優れている。
アシルグリセロリン脂質比率も高(、また製パン改良作
用も非常に優れている。
実施例4゜
本実施例では、第3の方法の中で、生グルテンを製造後
、あらかじめPL−Aを作用させたリン脂質を添加する
活性グルテンの製造法と、その製パン改良作用を示す。
、あらかじめPL−Aを作用させたリン脂質を添加する
活性グルテンの製造法と、その製パン改良作用を示す。
強力小麦粉1 kgより、生グルテン497gを得た後
、これに水900m1と28%(MW)アンモニア水2
2m1を加えて攪拌し、均一に分散させた。これに実施
例3と同様にして間装した大豆リン脂質のPL−A反応
液を加え、30分間攪拌した後、スプレー乾燥法により
活性グルテン粉末140gを得た。また、対照として、
大豆リン脂質及びPL−Aを添加しない活性グルテン(
活性グルテン■)及び大豆リン脂質のみを加えた活性グ
ルテン(活性グルテン■)も同様の操作で、それぞれ1
30g及び140g得た。
、これに水900m1と28%(MW)アンモニア水2
2m1を加えて攪拌し、均一に分散させた。これに実施
例3と同様にして間装した大豆リン脂質のPL−A反応
液を加え、30分間攪拌した後、スプレー乾燥法により
活性グルテン粉末140gを得た。また、対照として、
大豆リン脂質及びPL−Aを添加しない活性グルテン(
活性グルテン■)及び大豆リン脂質のみを加えた活性グ
ルテン(活性グルテン■)も同様の操作で、それぞれ1
30g及び140g得た。
これ等の活性グルテンの評価結果を第5表に示す。
第 5 表
本発明のグルテンは、結合リン脂質含量も結合モノアシ
ルグリセロリン脂質の比率も高く、製パン改良作用も優
れている。これに対して、リン脂質をPL−A反応なし
に添加して得た活性グルテンでは、結合リン脂質含量は
高いが、結合モノアシルグリセロリン脂質の比率は低く
、製パン改良作用も弱い。
ルグリセロリン脂質の比率も高く、製パン改良作用も優
れている。これに対して、リン脂質をPL−A反応なし
に添加して得た活性グルテンでは、結合リン脂質含量は
高いが、結合モノアシルグリセロリン脂質の比率は低く
、製パン改良作用も弱い。
実施例5゜
本実施例では、第3の方法の中で、酸加熱処理により、
モノアシルグリセロリン脂質含量を高めたリン脂質を用
いた活性グルテンの製造例を示す。
モノアシルグリセロリン脂質含量を高めたリン脂質を用
いた活性グルテンの製造例を示す。
実施例2で用いた10%(Mlm)精製大豆レシチン分
散液100gを4N塩酸でpH3,0とした後、120
℃で60分間加熱した後、4N苛性ソーダでp H6,
0に戻した。この変換リン脂質中のモノアシルグリセロ
リン脂質含量は45モル%であった。このリン脂質分散
液を用い、実施例2と同様にして、活性グルテン粉末1
33gを得た。
散液100gを4N塩酸でpH3,0とした後、120
℃で60分間加熱した後、4N苛性ソーダでp H6,
0に戻した。この変換リン脂質中のモノアシルグリセロ
リン脂質含量は45モル%であった。このリン脂質分散
液を用い、実施例2と同様にして、活性グルテン粉末1
33gを得た。
この活性グルテンの結合リン脂質含量は3.90%(W
/lであり、結合モノアシルグリセロリン脂質含量は5
3モル%であった。また、この活性グルテンは、優れた
製パン改良作用を示した。
/lであり、結合モノアシルグリセロリン脂質含量は5
3モル%であった。また、この活性グルテンは、優れた
製パン改良作用を示した。
実施例6゜
本実施例では、第3の方法の中で、アルカリ加熱処理に
より、モノアシルグリセロリン脂質含量を高めたリン脂
質を用いた活性グルテンの製造例を示す。
より、モノアシルグリセロリン脂質含量を高めたリン脂
質を用いた活性グルテンの製造例を示す。
実施例2で用いた10%(W/11)精製大豆レシチン
分散液100gを4N苛性ソーダでpH11とした後、
120℃で90分間加熱した後、4N塩酸でp H6,
0に戻した。この変換リン脂質中のモノアシルグリセロ
リン脂質含量は34モル%であった。このリン脂質分散
液を用い、実施例2と同様にして、活性グルテン粉末1
34gを得た。
分散液100gを4N苛性ソーダでpH11とした後、
120℃で90分間加熱した後、4N塩酸でp H6,
0に戻した。この変換リン脂質中のモノアシルグリセロ
リン脂質含量は34モル%であった。このリン脂質分散
液を用い、実施例2と同様にして、活性グルテン粉末1
34gを得た。
この活性グルテンの結合リン脂質含量は4.05%(W
/W)であり、結合モノアシルグリセロリン脂質含量は
43モル%であった。また、この活性グルテンは、優れ
た製パン改良作用を示した。
/W)であり、結合モノアシルグリセロリン脂質含量は
43モル%であった。また、この活性グルテンは、優れ
た製パン改良作用を示した。
特許出願人(102)協和醗酵工業株式会社手続補正書
昭和59年8月30日
特許庁長官 殿
ご占
1、事件の表示
昭和58年特許願第127107号
2、発明の名称
活性グルテン
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
郵便番号 100
住 所 東京都千代田区大手町−丁目6番1号名 称
(102)協和醗酵工業株式会社(TE L : 03
−201−7211内16A275.3 )明細書の特
許請求の範囲及び発明の詳細な説明の欄5、補正の内容 2) 明細書箱3頁下3〜2行[生グルテンを気流乾燥
法により乾燥後、粉砕して活性グルテンを得る。]を「
生グルテンをフラッシュドライ法のような気流乾燥法に
より粉砕乾燥して活性グルテンを得る。」に訂正する。
(102)協和醗酵工業株式会社(TE L : 03
−201−7211内16A275.3 )明細書の特
許請求の範囲及び発明の詳細な説明の欄5、補正の内容 2) 明細書箱3頁下3〜2行[生グルテンを気流乾燥
法により乾燥後、粉砕して活性グルテンを得る。]を「
生グルテンをフラッシュドライ法のような気流乾燥法に
より粉砕乾燥して活性グルテンを得る。」に訂正する。
3) 同I第10頁1〜2行「一旦、水に分散させ°C
含水生グルテンに戻した後、」を削除りる。
含水生グルテンに戻した後、」を削除りる。
4) 同書第15頁3行「20μm」を削除する。
5) 同吉第15頁6行「1μM」をl’ 1 μmo
leJに訂正する。
leJに訂正する。
6) 同書第15頁16〜17行「りロロ小ルムーメタ
ノール混合溶a (2: IV/y) Jを[りUロホ
ルムーメタノールー1lill酸混合溶W(2: 1
:O,0OIV/v)Jに訂正1−る。
ノール混合溶a (2: IV/y) Jを[りUロホ
ルムーメタノールー1lill酸混合溶W(2: 1
:O,0OIV/v)Jに訂正1−る。
7) 同書第15頁3行行及び下2行「2回」を「4回
」に訂正する。
」に訂正する。
8〉 同書第15頁3行及び第16貝14行1′クロU
ホルム−メタノール混合溶媒」を「クロロホルム−メタ
ノール−硫酸混合溶媒」に訂正する。
ホルム−メタノール混合溶媒」を「クロロホルム−メタ
ノール−硫酸混合溶媒」に訂正する。
9) 同8第26頁7行の後に次の文章を追加する。
[実施例7
精製大豆レシチン(SLP−ホワイト、ツルーレシチン
社製)の15%(W/W)水分散液400m1に塩化カ
ルシウムを2011Mになるように加えた後、PL−Δ
を1200111+1 (504U)添加し、pH9,
0,55℃で2詩間反応させ、モノアシルグリセロリン
脂質含量が75モル%である変換リン脂質分散液を得た
。
社製)の15%(W/W)水分散液400m1に塩化カ
ルシウムを2011Mになるように加えた後、PL−Δ
を1200111+1 (504U)添加し、pH9,
0,55℃で2詩間反応させ、モノアシルグリセロリン
脂質含量が75モル%である変換リン脂質分散液を得た
。
この変換リン脂質分散液100岨と市販活性グルテン(
エマソフトEx−100、理研ビタミン社製) 100
0gとを攪拌、混合した後、凍結乾燥し、ついで粉砕し
て粉末グルテンを得た。
エマソフトEx−100、理研ビタミン社製) 100
0gとを攪拌、混合した後、凍結乾燥し、ついで粉砕し
て粉末グルテンを得た。
ざらに、この粉末グルテンに前記変換リン脂質分散液1
00m1を加えた後、前記と同様な操作を行い粉末活性
グルテンを得た。同様な操作をさらに2回行い、粉末活
性グルテンを得た。
00m1を加えた後、前記と同様な操作を行い粉末活性
グルテンを得た。同様な操作をさらに2回行い、粉末活
性グルテンを得た。
このようにして得られた活性グルテンの結合リン脂質含
量は3.5%(W/W)であり、結合モノアシルグしセ
ロリン脂質含量は68モル%であった。」特許請求の範
囲 (1) 小麦粉およびフオスフオリパーゼAを含有する
生地を調製し、ついで該生地を常法により処理すること
を特徴とする活性グルテンの製造法。
量は3.5%(W/W)であり、結合モノアシルグしセ
ロリン脂質含量は68モル%であった。」特許請求の範
囲 (1) 小麦粉およびフオスフオリパーゼAを含有する
生地を調製し、ついで該生地を常法により処理すること
を特徴とする活性グルテンの製造法。
(2) 該生地が小麦粉エフオスフオリパーゼAおよび
リン脂質 を含有する生地である特許請求の範囲第1項
記載の製造法。
リン脂質 を含有する生地である特許請求の範囲第1項
記載の製造法。
(3) 小麦粉およびリン脂質中のモノアシルグリセロ
リン脂質含量が30モル%以上であるリン脂質を含有す
る生地を調製し、ついで該生地を常法により処理するこ
とを特徴とする活性グルテンの製造法。
リン脂質含量が30モル%以上であるリン脂質を含有す
る生地を調製し、ついで該生地を常法により処理するこ
とを特徴とする活性グルテンの製造法。
(4) 常法により得られるグルテンに、リン脂質中の
モノアシルグリセロリン脂質含量が30モル%以上であ
るリン脂質を分散させることを特徴とする活性グルテン
の製造法。
モノアシルグリセロリン脂質含量が30モル%以上であ
るリン脂質を分散させることを特徴とする活性グルテン
の製造法。
(5) 該リン脂質が、リン脂質のフォスフォリパーゼ
A処理、耐加熱処理またはアルカリ加熱処理によって得
られるリン脂質である特許請求の範囲第3又は4項記載
の製造法。
A処理、耐加熱処理またはアルカリ加熱処理によって得
られるリン脂質である特許請求の範囲第3又は4項記載
の製造法。
(6) 結合リン脂質含量が2%(W/W)以上で、か
つ結合リン脂質中の結合モノアシルグリセロリン脂質含
量が30モル%以上で50モル%未満である活性グルテ
ン。
つ結合リン脂質中の結合モノアシルグリセロリン脂質含
量が30モル%以上で50モル%未満である活性グルテ
ン。
(7) 結合リン脂質中の結合モノアシルグリセロリン
脂質含同が50モル%以上である活性グルテン。
脂質含同が50モル%以上である活性グルテン。
(8) 結合リン脂質含量が2%(W/W)以上である
特許請求の範囲第7項記載の活性グルテン。
特許請求の範囲第7項記載の活性グルテン。
(9) 結合リン脂質含量が2%(W/W)以上でかつ
結合リン脂質中の結合モノアシルグリセロリン脂質含量
が担モル%以上で50モル%未満である活性グルテンを
含有する製パン改良剤。
結合リン脂質中の結合モノアシルグリセロリン脂質含量
が担モル%以上で50モル%未満である活性グルテンを
含有する製パン改良剤。
(10) 結合リン脂質中の結合モノアシルグリセロリ
ン脂質含量が50モル%以上である活性グルテンを含有
する製パン改良剤。
ン脂質含量が50モル%以上である活性グルテンを含有
する製パン改良剤。
(11) 結合リン脂質含mが2%(W/W)以上であ
る特許請求の範1lfl第10項記載の製パン改良剤。
る特許請求の範1lfl第10項記載の製パン改良剤。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) 小麦粉およびフォスフォリパーゼAを含有する
生地を11製し、ついで該生地を常法により処理するこ
とを特徴とする活性グルテンの製造法。 (2) 該生地が小麦粉フォスフォリパーゼAおよびリ
ン脂質を含有する生地である特許請求の範囲第1項記載
の製造法。 (3) 小麦粉およびリン脂質中のモノアシルグリセロ
リン脂質含量が30モル%以上であるリン脂質を含有す
る生地を調製し、ついで該生地を常法により処理するこ
とを特徴とする活性グルテンの製造法。 (4)常法により得られる生グルテンに、リン脂質中の
モノアシルグリセロリン脂質含量が30モル%以上であ
るリン脂質を分散させることを特徴とする活性グルテン
の製造法。 (5) 該リン脂質が、リン脂質のフォスフォリパーゼ
A処理、酸加熱処理またはアルカリ加熱処理によって得
られるリン脂質である特許請求の範囲第3又は4項記載
の製造法。 (6) 結合リン脂質含量が2%(W/W)以上で、か
つ結合リン脂質中の結合モノアシルグリセロリン脂質含
量が30〜50モル%未満である活性グルテン。 (7ン 結合リン脂質中の結合モルアシルグリセロリン
脂質含量が50モル%以上である活性グルテン。 (8)結合リン脂質含量が2%(MW)以上である特許
請求の範囲第7項記載の活性グルテン。 (9)結合リン脂質含量が2%(W/W)以上でかつ結
合リン脂質中の結合モノアシルグリセロリン脂質含量が
30〜50モル%未満である活性グルテンを含有する製
パン改良剤。 00)結合リン脂質中の結合モルアシルグリセロリン脂
質含量が50モル%以上である活性グルテンを含有する
製パン改良剤。 OD 結合リン脂質含量が2%(MW)以上である特許
請求の範囲第10項記載の製パン改良剤。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12710783A JPS6030644A (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | 活性グルテン |
DE8484304675T DE3484035D1 (de) | 1983-07-13 | 1984-07-09 | Vitaler kleber. |
EP84304675A EP0134658B1 (en) | 1983-07-13 | 1984-07-09 | Vital gluten |
AU30445/84A AU570699B2 (en) | 1983-07-13 | 1984-07-10 | Production of vital gluten |
PH30965A PH21948A (en) | 1983-07-13 | 1984-07-11 | Vital gluten |
CA000458792A CA1237326A (en) | 1983-07-13 | 1984-07-12 | Vital gluten |
KR1019840004125A KR910005259B1 (ko) | 1983-07-13 | 1984-07-13 | 생 글루텐의 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12710783A JPS6030644A (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | 活性グルテン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6030644A true JPS6030644A (ja) | 1985-02-16 |
Family
ID=14951773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12710783A Pending JPS6030644A (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | 活性グルテン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030644A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62279832A (ja) * | 1986-05-27 | 1987-12-04 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | 乳化剤の製法 |
JPS63209742A (ja) * | 1987-02-26 | 1988-08-31 | Q P Corp | 乳化材の製造方法 |
JPS63283735A (ja) * | 1987-05-16 | 1988-11-21 | Nakano Vinegar Co Ltd | レシチン−蛋白質複合体からなる乳化剤 |
-
1983
- 1983-07-13 JP JP12710783A patent/JPS6030644A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62279832A (ja) * | 1986-05-27 | 1987-12-04 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | 乳化剤の製法 |
JPS63209742A (ja) * | 1987-02-26 | 1988-08-31 | Q P Corp | 乳化材の製造方法 |
JPS63283735A (ja) * | 1987-05-16 | 1988-11-21 | Nakano Vinegar Co Ltd | レシチン−蛋白質複合体からなる乳化剤 |
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