JPS607848A - 脱臭・消臭剤 - Google Patents
脱臭・消臭剤Info
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- JPS607848A JPS607848A JP58115061A JP11506183A JPS607848A JP S607848 A JPS607848 A JP S607848A JP 58115061 A JP58115061 A JP 58115061A JP 11506183 A JP11506183 A JP 11506183A JP S607848 A JPS607848 A JP S607848A
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- deodorizing
- odor
- water
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- Treating Waste Gases (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、消臭・脱臭剤に関する。更に詳しくはキキョ
ウ科′)11α物を水及び/又は水混和性有機溶媒で抽
出処理して得られる抽出物を有効成分として含有するこ
とを4¥髄とする消臭・脱臭剤に関する。
ウ科′)11α物を水及び/又は水混和性有機溶媒で抽
出処理して得られる抽出物を有効成分として含有するこ
とを4¥髄とする消臭・脱臭剤に関する。
従来より悪臭ないし不快臭の消臭または脱臭に関しては
種々の方法が提案されており、例えば、酸化剤による悪
臭物質の酸化分解、活性炭、シリカゲルなどへの悪臭物
質の吸着、溶剤による悪臭物質の吸収、化学薬品による
悪臭物質の中和、還元、付加、重合などの化学反応の利
用、香料物質による悪臭物質の中和及びマスキングなど
の方法があり、通常は悪臭源の種類に応じて、これらの
化学反応と香材によるマスキングを併用する方法が採ら
れている。
種々の方法が提案されており、例えば、酸化剤による悪
臭物質の酸化分解、活性炭、シリカゲルなどへの悪臭物
質の吸着、溶剤による悪臭物質の吸収、化学薬品による
悪臭物質の中和、還元、付加、重合などの化学反応の利
用、香料物質による悪臭物質の中和及びマスキングなど
の方法があり、通常は悪臭源の種類に応じて、これらの
化学反応と香材によるマスキングを併用する方法が採ら
れている。
しかしながら、従来の消臭・脱臭剤は、たとえば、トイ
レ、塵芥、水産加工場、食品工場、室内及び車の中の不
快臭の除去などの、生活環境の消臭・脱臭を目的としだ
ものが大部分であり、環境用から、飲食品に至る広い分
野において、安全で且つ効果的に利用することのできる
消臭・脱臭剤の開発が望まれていた。
レ、塵芥、水産加工場、食品工場、室内及び車の中の不
快臭の除去などの、生活環境の消臭・脱臭を目的としだ
ものが大部分であり、環境用から、飲食品に至る広い分
野において、安全で且つ効果的に利用することのできる
消臭・脱臭剤の開発が望まれていた。
かかる需要に応える提案としては、例えば、ツバキ科植
物またはクスノキ科の生薬もしくはその乾燥物のアルコ
ール系有機溶媒、ケトン系有機溶媒、水またはそれらの
混合溶媒による熱抽出物を有効成分としてなる消臭・脱
臭剤が提案されている(%開昭53−66434号)。
物またはクスノキ科の生薬もしくはその乾燥物のアルコ
ール系有機溶媒、ケトン系有機溶媒、水またはそれらの
混合溶媒による熱抽出物を有効成分としてなる消臭・脱
臭剤が提案されている(%開昭53−66434号)。
また、同じツバキ科植物の家中に含有され、消臭効果を
有する物質であり、その水溶液(1→1000)が27
6±2 tn、μに極太吸収を認める一定規格の部分を
主成分として、紙に担持させた消臭用組成物(特開昭5
6−10060号)、及び該ツバキ科植物よシ分離・精
製した紫外線吸収スペクトルで276±2mμに極大吸
収を示す成分を、1〜10重量%重量有量含有線香状成
型物が提案されている(%開昭58−41558号)。
有する物質であり、その水溶液(1→1000)が27
6±2 tn、μに極太吸収を認める一定規格の部分を
主成分として、紙に担持させた消臭用組成物(特開昭5
6−10060号)、及び該ツバキ科植物よシ分離・精
製した紫外線吸収スペクトルで276±2mμに極大吸
収を示す成分を、1〜10重量%重量有量含有線香状成
型物が提案されている(%開昭58−41558号)。
しかしながら、上記提案は、何れもツバキ科植物または
クスノキ科植物の葉中に含まれる消臭効果を有する物質
を、悪臭発生場所に対して、溶剤やエアゾールの型で散
布するか、飲食品や医薬品の悪臭まだは脱臭する場合に
は、該有効成分を粉末のままあるいは、錠剤まだは顆粒
状に成型し、これを飲食品や医薬品の包装乃至貯蔵容器
内に別封する方法、或いは、紙類を担体として吸着させ
た組成物、更には線香原料に混合し、成型物としたもの
を燻蒸する方法が開示されているにすぎない。これら提
案は、たとえば飲食品中に直接添加して、その原材料に
由来する悪臭乃至不快臭を消臭・脱臭できる剤について
も、更にキキョウ科植物抽出物についても全く言及して
いない。
クスノキ科植物の葉中に含まれる消臭効果を有する物質
を、悪臭発生場所に対して、溶剤やエアゾールの型で散
布するか、飲食品や医薬品の悪臭まだは脱臭する場合に
は、該有効成分を粉末のままあるいは、錠剤まだは顆粒
状に成型し、これを飲食品や医薬品の包装乃至貯蔵容器
内に別封する方法、或いは、紙類を担体として吸着させ
た組成物、更には線香原料に混合し、成型物としたもの
を燻蒸する方法が開示されているにすぎない。これら提
案は、たとえば飲食品中に直接添加して、その原材料に
由来する悪臭乃至不快臭を消臭・脱臭できる剤について
も、更にキキョウ科植物抽出物についても全く言及して
いない。
また、セージ、ローズマリー、これらを極性溶媒及び/
又は非極性溶媒で抽出することにより得られた抽出エキ
ス及びその抽出残渣から選ばれる原料に対し、溶媒抽出
処理を行なってその抽出液を採取し、その後吸着剤で脱
色処理を行なって消臭物質を得るか、該抽出液を吸着剤
による脱色処理と水蒸気蒸留処理の両処理を行なって、
その残渣を採取する消臭物質の製造方法(特開昭57−
203445号)、更にシソ科植物、これを極性溶媒及
び/又は非極性溶媒で抽出することにより得られたシソ
科植物の抽出エキス及びその抽出残渣から選ばれる原料
に対し、溶媒抽出処理を行なってその抽出物を採取する
か、この抽出処理と水蒸気蒸留処理の両処理を行なって
、前記原料から消臭物質を得る方法(特開昭57−40
4278号)が提案されている。
又は非極性溶媒で抽出することにより得られた抽出エキ
ス及びその抽出残渣から選ばれる原料に対し、溶媒抽出
処理を行なってその抽出液を採取し、その後吸着剤で脱
色処理を行なって消臭物質を得るか、該抽出液を吸着剤
による脱色処理と水蒸気蒸留処理の両処理を行なって、
その残渣を採取する消臭物質の製造方法(特開昭57−
203445号)、更にシソ科植物、これを極性溶媒及
び/又は非極性溶媒で抽出することにより得られたシソ
科植物の抽出エキス及びその抽出残渣から選ばれる原料
に対し、溶媒抽出処理を行なってその抽出物を採取する
か、この抽出処理と水蒸気蒸留処理の両処理を行なって
、前記原料から消臭物質を得る方法(特開昭57−40
4278号)が提案されている。
しかしながら、これら提案にもキキョウ科植物抽出物に
ついては全く開示されておらず、更に、上記提案中、シ
ソ科植物から採取される消臭物質は、該原料植物に含有
する精油に由来する特有の香気を完全に除去することは
困難であり、用途が大巾に制限されるという欠点があり
、なお且つ、メチルメルカプタン等の硫黄化合物を悪臭
源とするものには有効であるが、アンモニア臭、アミン
臭及び酸共などには効果がなかった。
ついては全く開示されておらず、更に、上記提案中、シ
ソ科植物から採取される消臭物質は、該原料植物に含有
する精油に由来する特有の香気を完全に除去することは
困難であり、用途が大巾に制限されるという欠点があり
、なお且つ、メチルメルカプタン等の硫黄化合物を悪臭
源とするものには有効であるが、アンモニア臭、アミン
臭及び酸共などには効果がなかった。
本発明者等は、上記従来提案の欠点を改善すべく種々検
討を行ってきた。
討を行ってきた。
その結果、従来、漢方薬もしくは生薬として多用されて
おシ、また韓国においては、トラジの名で日常の食用に
供されているキキョウ科植物を包含して、キキョウ科植
物を水及び/又は水混和性有機溶媒で抽出処理して得ら
れる抽出物があらゆる種類の悪臭表いし不快臭物質に対
して消臭・脱臭効果を有し、たとえばアンモニア、アミ
ン類、メルカプタン、硫化水素、アクロレイン、低級ア
ルデヒド、脂肪酸などの広範な悪臭ないし不快美源物質
に対して、顕著な消臭効果を有することを発見した。
おシ、また韓国においては、トラジの名で日常の食用に
供されているキキョウ科植物を包含して、キキョウ科植
物を水及び/又は水混和性有機溶媒で抽出処理して得ら
れる抽出物があらゆる種類の悪臭表いし不快臭物質に対
して消臭・脱臭効果を有し、たとえばアンモニア、アミ
ン類、メルカプタン、硫化水素、アクロレイン、低級ア
ルデヒド、脂肪酸などの広範な悪臭ないし不快美源物質
に対して、顕著な消臭効果を有することを発見した。
本発明者等の研究によれば、キキョウ科植物の水及び/
又は水混和性有機溶媒抽出物は、一般的な生活環境の消
臭・脱臭剤として利用できるほか、それ自体はとんど無
臭でアシ、安全に体内に摂取可能で、可食性食品材料例
えば、水産練製品材料である魚肉すり身、鰯、鯖などの
青黒の生臭味、或いは豆乳などに直接添加すると、意外
なことにも、この種の食品材料が有する特有の生臭みが
顕著に除去され、更に例えばアンモニア、アミン、メル
カプタン、サルファイド、酸臭等あらゆる種類の悪臭外
いし不快実温物質に対して、著しい消臭・脱臭効果を有
することを発見した。
又は水混和性有機溶媒抽出物は、一般的な生活環境の消
臭・脱臭剤として利用できるほか、それ自体はとんど無
臭でアシ、安全に体内に摂取可能で、可食性食品材料例
えば、水産練製品材料である魚肉すり身、鰯、鯖などの
青黒の生臭味、或いは豆乳などに直接添加すると、意外
なことにも、この種の食品材料が有する特有の生臭みが
顕著に除去され、更に例えばアンモニア、アミン、メル
カプタン、サルファイド、酸臭等あらゆる種類の悪臭外
いし不快実温物質に対して、著しい消臭・脱臭効果を有
することを発見した。
斯くして、キキョウ科植物から容易な手段で得られる水
及び/又は水混和性有機溶媒抽出物があらゆる種類の悪
臭ないし不快臭物質を効果的に消臭もしくは脱臭できる
ことがわかった。
及び/又は水混和性有機溶媒抽出物があらゆる種類の悪
臭ないし不快臭物質を効果的に消臭もしくは脱臭できる
ことがわかった。
従って本発明の目的は、工業的脱臭剤から飲食品脱臭剤
に至る広い分野において安全に使用することのできる消
臭・脱臭剤を提供するにある。
に至る広い分野において安全に使用することのできる消
臭・脱臭剤を提供するにある。
本発明の上記目的及び更に多くの他の目的ならびに利点
は、以下の記載から一層明らかとなるであろう。
は、以下の記載から一層明らかとなるであろう。
本発明で用いるキキョウ科植物としては、野生種、栽培
種の何れでも良く、例えば、キキョウ、サワギキヨウ、
ソパナ、ツリガネニンジン、ツルニンジン、ロベリャな
どの如き、キキョウ科植物の根を例示することができる
。殊に好ましくは、日本及び主として韓国に於いて栽培
されており、特に韓国に於いては、トラジの名で日常的
に生食もしくは漬物として食用に供されているキキョウ
platycodon grandiflorum A
、Iノe Candolle(p、glaucum、
Nakaj )の根もしくはその乾燥物は、入手も容易
であり、更に日本薬局方(第9改正、D−207〜D2
10 )に記載されている如く、古くから桔梗、桔梗根
(例えば桔梗、晒桔梗)及び桔梗末として、漢方薬及び
生茶として利用されている如く、安全性も高く、好適に
例示することができる。
種の何れでも良く、例えば、キキョウ、サワギキヨウ、
ソパナ、ツリガネニンジン、ツルニンジン、ロベリャな
どの如き、キキョウ科植物の根を例示することができる
。殊に好ましくは、日本及び主として韓国に於いて栽培
されており、特に韓国に於いては、トラジの名で日常的
に生食もしくは漬物として食用に供されているキキョウ
platycodon grandiflorum A
、Iノe Candolle(p、glaucum、
Nakaj )の根もしくはその乾燥物は、入手も容易
であり、更に日本薬局方(第9改正、D−207〜D2
10 )に記載されている如く、古くから桔梗、桔梗根
(例えば桔梗、晒桔梗)及び桔梗末として、漢方薬及び
生茶として利用されている如く、安全性も高く、好適に
例示することができる。
また本発明において、上記原料祐より有効成分を抽出す
るに用いる溶媒としては、水の他に例えば、メタノール
、エタノール、n−プロパツール、インプロパツール、
プロピレングリコール、グリセリン、アセトン、メチル
エチル−ケトン及びこれらの任意の混合物の如き水混和
性有機溶媒及び、それらの含水物を例示することができ
る。殊に、エタノール及びその含水率約30重量%以上
の含水物を好ましく例示することができる。
るに用いる溶媒としては、水の他に例えば、メタノール
、エタノール、n−プロパツール、インプロパツール、
プロピレングリコール、グリセリン、アセトン、メチル
エチル−ケトン及びこれらの任意の混合物の如き水混和
性有機溶媒及び、それらの含水物を例示することができ
る。殊に、エタノール及びその含水率約30重量%以上
の含水物を好ましく例示することができる。
本発明の好ましい一実施態様を例示すれば、例えば、下
記の如くしてキキョウ科植物の消臭・脱臭効果を有する
有効成分を得ることができる。
記の如くしてキキョウ科植物の消臭・脱臭効果を有する
有効成分を得ることができる。
例えば、キキョウ科植物の根もしくはその乾燥物を裁断
、破砕、或いは粉末化などによシ細分し、これに該側斜
の約2倍〜約20倍重量の水及び/又は含水率約5重量
乃以上の水混和性有様溶媒を添加し、次いで約20°C
〜約85°C1好ましくは、約50°C〜約80℃にて
、約20分〜約5時間攪拌条件下に抽出処理を行なう。
、破砕、或いは粉末化などによシ細分し、これに該側斜
の約2倍〜約20倍重量の水及び/又は含水率約5重量
乃以上の水混和性有様溶媒を添加し、次いで約20°C
〜約85°C1好ましくは、約50°C〜約80℃にて
、約20分〜約5時間攪拌条件下に抽出処理を行なう。
次いで、抽出処理物を、たとえば遠心分離、済過などの
如き任意の固液分離手段で固液分離して不溶性固形物を
除去することにより、目的とするキキョウ科植物の消臭
・脱臭有効成分を含有した抽出液を得ることができる。
如き任意の固液分離手段で固液分離して不溶性固形物を
除去することにより、目的とするキキョウ科植物の消臭
・脱臭有効成分を含有した抽出液を得ることができる。
所望により、上記不溶性固形分を繰返し、同様の抽出処
理を行って、その抽出液を合して利用しても良い。
理を行って、その抽出液を合して利用しても良い。
上記抽出液から、例えば真空乾燥、噴霧乾燥などの手段
により溶媒を除去することにより、黄色乃至淡褐色の粉
末乃至固形物とし、て有効成分を得ることもできる。所
望により、上記溶媒除去操作の前に、例えば殿粉、デキ
ストリン、ゼラチン、カゼイン、微結晶セルロース、タ
ルク、微粒子シリカなどの保持担体を適宜に添加するこ
ともできる。
により溶媒を除去することにより、黄色乃至淡褐色の粉
末乃至固形物とし、て有効成分を得ることもできる。所
望により、上記溶媒除去操作の前に、例えば殿粉、デキ
ストリン、ゼラチン、カゼイン、微結晶セルロース、タ
ルク、微粒子シリカなどの保持担体を適宜に添加するこ
ともできる。
本発明の消臭・脱臭剤は、キキョウ科植物から得られた
上記の如き有効成分をそのまま、直接飲食品に添加して
利用することができるほか、用途に応じて、例えば、メ
タノール、エタノールの如き低級アルコールの溶液状、
或いは粉末状乃至顆粒状、ペースト状など任意の形態で
使用することができる。
上記の如き有効成分をそのまま、直接飲食品に添加して
利用することができるほか、用途に応じて、例えば、メ
タノール、エタノールの如き低級アルコールの溶液状、
或いは粉末状乃至顆粒状、ペースト状など任意の形態で
使用することができる。
本発明のキキョウ科植物から得られた消臭・脱臭剤の作
用機作については必ずしも明確ではないが、該植物の根
に含有されるサポニン類、ステロール類、イヌリンその
他の多糖類などによる有臭物質との付加物の形成、包接
作用、可溶化作用などによシ、悪臭ないし不快臭の不揮
発化を生ずることによるものと推測される。
用機作については必ずしも明確ではないが、該植物の根
に含有されるサポニン類、ステロール類、イヌリンその
他の多糖類などによる有臭物質との付加物の形成、包接
作用、可溶化作用などによシ、悪臭ないし不快臭の不揮
発化を生ずることによるものと推測される。
かくして得られるキキョウ科植物の消臭・脱臭有効成分
は、例えば、飲食品、殊に豆乳、大豆蛋白の生臭味の除
去、冷凍すり身特有の不快臭の除去、f?I’J 、鯖
などの前癌の生臭味の除去、古米臭の除去、牛乳、鶏卵
などの生臭味の除去、口臭の除去などの如き消臭、脱臭
用途に有効であって、例えば大豆加工品、水畜産練製品
、魚介類加工品、口腔剤、保健衛生医薬品、香粧品など
に直接添加して、悪臭乃至不快臭を効果的に除去するこ
とができるほか、汚水処理場、魚類加工場、塵芥処理場
、家畜舎、パルプ工場等から発生する悪臭の除去、家庭
の生ゴミ、トイレの脱臭等広汎に利用することができる
。
は、例えば、飲食品、殊に豆乳、大豆蛋白の生臭味の除
去、冷凍すり身特有の不快臭の除去、f?I’J 、鯖
などの前癌の生臭味の除去、古米臭の除去、牛乳、鶏卵
などの生臭味の除去、口臭の除去などの如き消臭、脱臭
用途に有効であって、例えば大豆加工品、水畜産練製品
、魚介類加工品、口腔剤、保健衛生医薬品、香粧品など
に直接添加して、悪臭乃至不快臭を効果的に除去するこ
とができるほか、汚水処理場、魚類加工場、塵芥処理場
、家畜舎、パルプ工場等から発生する悪臭の除去、家庭
の生ゴミ、トイレの脱臭等広汎に利用することができる
。
添加量は、該加水分解物中の水溶性固形物含有量及び対
象悪臭乃至不快臭物質の種及び量などにより適宜選択す
ることができるが、例えば飲食品、医薬品、口腔剤の約
0.01〜約10重律係の添加量を例示することができ
る。
象悪臭乃至不快臭物質の種及び量などにより適宜選択す
ることができるが、例えば飲食品、医薬品、口腔剤の約
0.01〜約10重律係の添加量を例示することができ
る。
以下実施例により、本発明方法について更に詳しく説明
する。
する。
実施例1
キキョウ根乾燥粉砕物soogに50重量%エタノール
をλooo、y加え、約80℃にて1時間攪拌抽出し、
不溶物を炉別し、残渣に更に50重*チのエタノール2
000Fを加えて、再度抽出処理し、ろ液を合せて、減
圧濃縮して、溶媒を除去した。この濃縮物を真空乾燥し
て、淡褐色の乾燥物120gを得た(本発明品At)。
をλooo、y加え、約80℃にて1時間攪拌抽出し、
不溶物を炉別し、残渣に更に50重*チのエタノール2
000Fを加えて、再度抽出処理し、ろ液を合せて、減
圧濃縮して、溶媒を除去した。この濃縮物を真空乾燥し
て、淡褐色の乾燥物120gを得た(本発明品At)。
実施例2
キキョウ根乾燥粉砕物500gに30重量%アセトンを
6. OOO,9加え約50℃にて4時間攪拌抽出し、
不溶物をUj別し、この涙液を減圧濃縮して溶媒を除去
し濃縮物260gを得だ。次いで該濃縮物にデキストリ
ン250gと水200I加え溶解し、常法により噴霧乾
燥して淡黄色の粉末290I!を得た。(本発明品屋2
) 実施例3 キキョウ根乾燥粉砕物200gに水1400gを加え約
95℃にて1時間攪拌抽出し不溶物を炉別し、抽出液1
250.9を得た。次いで減圧濃縮にて上記抽出液を約
%に濃縮し、さらに真空乾燥にて淡黄色の乾燥物65g
を得た。(本発明品扁3) 参考例1 常法によって得られた豆乳toooyに実施例1で得ら
れたキキョウ根抽出物(本発明品扁1)を0.5.9(
0,05%)添加して均一に混合した後容器に詰め、8
5℃、15分間殺菌した。同様に本発明無添加の豆乳も
調製した。
6. OOO,9加え約50℃にて4時間攪拌抽出し、
不溶物をUj別し、この涙液を減圧濃縮して溶媒を除去
し濃縮物260gを得だ。次いで該濃縮物にデキストリ
ン250gと水200I加え溶解し、常法により噴霧乾
燥して淡黄色の粉末290I!を得た。(本発明品屋2
) 実施例3 キキョウ根乾燥粉砕物200gに水1400gを加え約
95℃にて1時間攪拌抽出し不溶物を炉別し、抽出液1
250.9を得た。次いで減圧濃縮にて上記抽出液を約
%に濃縮し、さらに真空乾燥にて淡黄色の乾燥物65g
を得た。(本発明品扁3) 参考例1 常法によって得られた豆乳toooyに実施例1で得ら
れたキキョウ根抽出物(本発明品扁1)を0.5.9(
0,05%)添加して均一に混合した後容器に詰め、8
5℃、15分間殺菌した。同様に本発明無添加の豆乳も
調製した。
上記豆乳について、良<シ11練された20名の止部検
査員によって官能評価(両側検定)した結果を表−1に
示す。
査員によって官能評価(両側検定)した結果を表−1に
示す。
表−1
味に濃淳感のある方 20 0
呈味のバランスが優れ 20 0
ている方
嗜好性の高い方 19 1
表−1より本発明品&1を使用した豆乳の方が無添加品
より有意水準0.1 %ですぐれていた。
より有意水準0.1 %ですぐれていた。
参考例2
下記の配合割合で、常法にょシヵマボコをFA’J−し
だ。
だ。
カマボコA1 カマボコ1G2
氷水 65 65
冷抹すシ身 100 100
共塩 33
グルタミン酸ソーダ 11
5′−イノシン酸ソーダ 0.1 0.1上白糖 11
D−ソルビット(75チ) 1.5 1.5卵白 1.
5 1.5 馬鈴薯殿粉 55 本発明品篇2 0.2 0 178.3 178.1 得られたカマボコについて、実施例1と同様にして官能
評価した結果を表−2に示す。
5 1.5 馬鈴薯殿粉 55 本発明品篇2 0.2 0 178.3 178.1 得られたカマボコについて、実施例1と同様にして官能
評価した結果を表−2に示す。
表−2
感じる方 20 0
異臭が無くコク味の良
い方 10 0
呈味のバランスが優れ
ている方 20 0
テクスチヤーの優れて
いる方 11 9
嗜好性の高い方 18 2
表−2の結果より、本発明品A2を添加したカマボコは
、テクスチャーには全く影響を与えないが、冷凍すり身
特有の生臭い異臭が消え、コク味が付与されて、無添加
品より有意水準01チで優れ、著しい消臭・脱果効果が
認められた。
、テクスチャーには全く影響を与えないが、冷凍すり身
特有の生臭い異臭が消え、コク味が付与されて、無添加
品より有意水準01チで優れ、著しい消臭・脱果効果が
認められた。
参考例3
サバの頭部を切断し、内臓を除き、約5のに切断したも
のを、本発明品A3のキキョウ根抽出物0.1チを添加
しだfJe’ 5°の食塩水溶液に1時間塩漬して後、
水切シして肉詰し、100°Cにて15分脱気加熱後、
シーミングし、120℃で60分間殺菌して、サバ水煮
缶詰を調製した。
のを、本発明品A3のキキョウ根抽出物0.1チを添加
しだfJe’ 5°の食塩水溶液に1時間塩漬して後、
水切シして肉詰し、100°Cにて15分脱気加熱後、
シーミングし、120℃で60分間殺菌して、サバ水煮
缶詰を調製した。
参考例3においてキキョウ根抽出物を使用しなかったほ
かは、全て上記参考例3と同一条件によって、無添加サ
バ水煮缶詰を調製した。
かは、全て上記参考例3と同一条件によって、無添加サ
バ水煮缶詰を調製した。
上記サバ水煮缶詰について良く訓練された官能検査員2
0名による官能評価(両側検定)した結果を表−3に示
す。
0名による官能評価(両側検定)した結果を表−3に示
す。
表−3
魚の生臭さが強い方 0 20
生臭さが無く、呈味 20 0
の良い方
嗜好性の高い方 19 1
表−3の結果より、本発明品屋3を添加したサバ水煮缶
詰は魚の生臭さが消え、無添加のものに比べ有意水準0
.1%で優れていた。
詰は魚の生臭さが消え、無添加のものに比べ有意水準0
.1%で優れていた。
参考例4
悪臭成分としてフルフリルメルカプタンの10ppm水
溶液を100019調製後、本発明品A1のキキョウ根
抽出物2#(o2%)添加し、密閉容器内でよく混合し
た。同様に、本発明品無添加の溶液も調製した。
溶液を100019調製後、本発明品A1のキキョウ根
抽出物2#(o2%)添加し、密閉容器内でよく混合し
た。同様に、本発明品無添加の溶液も調製した。
上記悪臭成分について、良く訓練された20名の官能試
験員によって官能評価(両側検定)した結果を表−4に
示す。
験員によって官能評価(両側検定)した結果を表−4に
示す。
表−4
しない 10
メルカプタン共がわずか
にある 19 0
表−4より、本発明品A1は、有意水準01チでメルカ
プタン臭の消臭・脱臭効果が認められた。
プタン臭の消臭・脱臭効果が認められた。
参考例5
ニンニクをすりおろし、ガーゼろか後、イオン交換水を
加え、ニンニクの10%溶液を1000100O,、こ
れに本発明品A3のキキョウ根抽出物2.9(0,2%
)添加して密閉容器内でよく混合した。同様に本発明品
無添加のニンニク水溶液も調製した。
加え、ニンニクの10%溶液を1000100O,、こ
れに本発明品A3のキキョウ根抽出物2.9(0,2%
)添加して密閉容器内でよく混合した。同様に本発明品
無添加のニンニク水溶液も調製した。
上記溶液のニンニク臭について、良く訓練された20名
の官能試験員によって官能評価した結果を表−5に示す
。
の官能試験員によって官能評価した結果を表−5に示す
。
表−5
全くニンニク臭がしない 20
ニンニク臭がわずかにあ
ス 18 0
表−5より、本発明品A、 3は、有意水準01係でニ
ンニクの消臭・脱臭効果が認められた。
ンニクの消臭・脱臭効果が認められた。
特許出願人 長谷川香料株式会社
手続補正書
昭和58年8月30日
特許庁長官 若 杉 和 夫 殿
1、事件の表示
特願昭58−115061号
2、発明の名称
)1シ?1臭・ 7肖香↓剤
3、補正をする渚
事件との関係 特許出願人
1」二 所 東京都中央区日不倫不町四丁目九番地4代
理 人〒107 (ほか1名) 〔l 補正のt、l冬1 (1)明細書第16頁の表−2を、Lノ、下のとおり訂
正する。
理 人〒107 (ほか1名) 〔l 補正のt、l冬1 (1)明細書第16頁の表−2を、Lノ、下のとおり訂
正する。
「 表−2
異共が無くコク味の良い方 20 0
嗜好性の商い方 18 2
」
Claims (1)
- 1、 キキョウ科植物を水及び/又は水混和性有機溶媒
で抽出処理して得られる抽出物を有効成分として含有す
ることを特徴とする消臭・脱臭剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58115061A JPS607848A (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | 脱臭・消臭剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58115061A JPS607848A (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | 脱臭・消臭剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS607848A true JPS607848A (ja) | 1985-01-16 |
Family
ID=14653201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58115061A Pending JPS607848A (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | 脱臭・消臭剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS607848A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6321060A (ja) * | 1986-07-15 | 1988-01-28 | 松下電工株式会社 | 消臭剤の製法 |
US5450494A (en) * | 1992-08-05 | 1995-09-12 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Automatic volume controlling apparatus |
-
1983
- 1983-06-28 JP JP58115061A patent/JPS607848A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6321060A (ja) * | 1986-07-15 | 1988-01-28 | 松下電工株式会社 | 消臭剤の製法 |
US5450494A (en) * | 1992-08-05 | 1995-09-12 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Automatic volume controlling apparatus |
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