JPS607794B2 - 電子複写機における熱定着装置 - Google Patents

電子複写機における熱定着装置

Info

Publication number
JPS607794B2
JPS607794B2 JP11173476A JP11173476A JPS607794B2 JP S607794 B2 JPS607794 B2 JP S607794B2 JP 11173476 A JP11173476 A JP 11173476A JP 11173476 A JP11173476 A JP 11173476A JP S607794 B2 JPS607794 B2 JP S607794B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copy paper
roller
fixing
fixing member
fixing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11173476A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5337432A (en
Inventor
和行 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP11173476A priority Critical patent/JPS607794B2/ja
Publication of JPS5337432A publication Critical patent/JPS5337432A/ja
Publication of JPS607794B2 publication Critical patent/JPS607794B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、剛性を有する回転定着部材と、該定着部材と
対を成し且つ弾性を有している他の回転定着部材とを有
し、剛性を有する前言己定着部材が弾性を有する前記定
着部材よりも高温となるように加熱される電子複写機に
おける熱定着装置にして、表面にトナー像を形成した複
写紙を上記一対の定着部材間を通過させ、その際、少く
とも剛性を有する前記定着部材の熱の作用により上記ト
ナー像を定着する前記熱定着装置に関する。
上記形式の熱定着装置は、種々の利点を有しているため
、従来から複写機用定着装置として広く使用されている
が、特に広幅複写紙の定着の場合、又は低速で定着した
場合には、定着部村間を出た複写紙に波状のしわが発生
する欠点を有している。
この波状のしわは種々の原因により発生するものである
が、その最も大きな原因と考えられる点を以下に図面を
参照して説明する。
第1図は、従来の熱定着装置の一例を示すものであり、
一対の定着部村が上側の溶着ローラ1と、下側の支持ロ
ーラ2として構成されている。
これらローラ12は、その長手方向に沿って互に当綾し
、図示していない駆動装置によって矢印方向に回転駆動
される。溶着ローラーは普通、剛性を有しており、他方
、支持ローラ2は芯部材2aのまわりに弾性体2b、例
えばシリコンゴムが被覆されている。このため、互に当
援する上下のローラ1,2によってニップが形成される
。溶着ローラ1には、例えばコイルヒータの如き加熱手
段3が内設され、これにより溶着ローラーが加熱される
。定着性を向上させるには、支持ローラ2の内部にも上
記加熱手段3と全く同}な加熱手段を設けることが望ま
しいが、そのように構成すると、支持ローラ2はシリコ
ンゴムの如き弾性体2bを有しているため、この弾性体
が熱の作用で芯部材2aから剥離する危険がある。この
ため、支持ローラ2内には加熱手段を設けないか又は設
けたとしても溶着。−ラ1内の加熱手段よりも発熱量が
少ないものを使用するのが普通である。上記加熱手段は
ローラ1,2の外部に設けることもでき、又はローラ自
体をヒータとして構成することもできる。表面にトナー
像を担持した複写紙4は、矢印で示す如く溶着ローラー
と支持ローラ2との間に送り込まれ、上記ニップを通過
する。
その際、主として溶着ローラ1からの熱の作用で複写紙
4上の上記トナ−像4aが定着される。この場合、溶着
ローラーが高温であり、支持ローラ2が低温であるため
、複写紙4は第2図に示す如く溶着ローフ1側に丸まる
ように轡曲する。下側のローラ2はその周囲が弾性体で
あるため、複写紙の丸まる煩向は一層強まる。このため
、ローラ12間を出た複写紙は第1図に示す如く、溶着
ローラ1の表面に追従して行き、上方へ轡曲変形してし
まう。ところがこの轡曲部がある程度大きくなると、複
写紙の自重で轡曲部を形成する複写紙部分がガイド板5
上へ落ち、しかる後、再度轡曲部が形成され始まる。こ
のようにして轡曲部は周期的に形成され、しかもこの轡
曲部は溶着ローラの熱の作用で容易には元に戻らない状
態で変形されるため、定着装置を出た複写紙には第3図
に示す如く、洗たく板の様に波を打ったしわが形成され
る(第4図)。上記轡曲の形成を防止するため、搬送ロ
ーラ6の周速を高めることも考えられるが、このように
すると搬送ローラと複写紙との間に滑りが生じ、複写画
像を乱すことになる。上記しわは、複写紙が広幅である
が、複写紙の送り速さが低速である場合に著しい。
小幅複写紙を高速で送ったときには、複写紙自体に腰が
付き、第1図に示す如き轡曲が形成されることはない。
一例として、本考案者は、AI幅の複写紙を5比吻/s
ecの速さでローラー,2間に送ってみたところ、複写
紙には第3図に示す如きしわが発生した。以上の事実は
、第1図に示した定着装置のみならず、他の形式の定着
装置、例えば定着部材がローラとベルトとにより構成さ
れている熱定着装置においても全く同様に言えることで
ある。
本発明は上記従釆の欠点を除去した熱定着装置を提供し
ようとするものであり、以下に本発明の実施例を第5図
に従って説明する。
第5図において、落着ローラー、支持ローラ2及び加熱
手段3は、第1図に示した従来の装置と全く同様に構成
され、トナー像4aを形成した複写紙4はガイド板7に
よりガイドされつつローフ1,2間に送り込まれる。
ローラ1,2の複写紙排出側には、本発明により、複写
紙案内部材8が設けられている。この案内部材8は、剛
性を有する溶着ローラ1の外周にはゞ沿って延びている
。即ち、上下のローラー,2の当援位置近くでは、案内
部材8は落着ローラ1に後近して位置しているが、複写
紙の進行方向において後方へ向けて除々に溶着ローラ1
から離隔するように配置されている。9は、ローラ1,
2を出た複写紙を搬送するための一対の搬送ローラ、1
0は溶着ローラ1に巻き付いた複写紙を分離するための
分離爪であり、11は溶着ローラ1の表面に離型剤(例
えばシリコンオイル)を塗布するための含油部材である
ローラー,2間を通過した複写紙4は、案内部村8によ
り案内されつつ搬送ローラ9により送り作用を受け定着
装置から排出される。複写紙4が溶着ローラ1に巻き付
いたときは、分離爪1川こより剥離され、且つ、含油部
材11を介して溶着ローラに塗布された離型剤により複
写紙が落着ローラに巻き付くことは最少限に留められる
。本発明に係る上記案内部材8により、複写紙4が広幅
であり、しかも複写紙の搬送速度が低くとも、複写紙に
しわが発生することは防止される。即ち、本発明は、第
1図に示す従来の装置の場合ローラ1,2間を出た複写
紙が−旦溶着ローラに追従し、しかる後、下方へ向けて
、即ちガイド板5(第1図)に向けて走行するために琴
曲が形成され、この轡曲がしわの原因となっていた点に
着目し、案内部村8を溶着ローラにほゞ沿って配設して
、溶着ローラ1に追従した複写紙を無理に下方へ走行さ
せることなく、溶着ローラに追従させたままこれを除々
に溶着ローラから離して行くようにし、これによって複
写紙に轡曲を形成させないように構成してある。かくし
て簡単な構成により従来の欠点を除去することができる
のみならず、本発明の構成により、溶着ローラ1と案内
部材8の間に熱がこもるため、定着性がより向上する効
果も得られる。案内部村8の背面に案内部材を加熱する
ためのヒータ12を設ければより好都合である。すなわ
ちこのヒータ12により、案内部材8と溶着ローラ1と
の間の温度がより上昇し、定着性がより向上すると共に
、ローラ1,2を出た複写紙から発散する水蒸気が案内
部材8‘こ露結し、これによって複写紙がジャムするこ
とを防止することができる。上記水蒸気による複写紙の
ジャムをより確実に防止するには、公知の如く、案内部
村8にリブを形成しておくこともできる。
また搬送ローラ9の周速は、溶着o−ラー及び支持ロー
ラ2の周速よりもやや速めにしておくことが望ましい。
このようにすれば、ローラ1,2から排出された複写紙
が搬送oーラに喰えられた後、複写紙にたるみが生ずる
ことが防止される。た)、搬送ローラ9の周速は、これ
と複写紙とが滑りを生じない程の速さにしておく必要が
ある。以上、定着部材がローラにより構成された定着装
置に本発明を適用した具体例を説明したが本発明はこれ
に限らず、定着部材がローラとベルトとにより構成され
た定着装置に対しても適用できることは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は従来の定着装置により複写紙にしわ
が発生する原因を説明する図であって、第1図は定着装
置の部分断面側面図、第2図は丸まった複写紙を示す斜
視図、第3図は複写紙に生じたしわを示す斜視図、第4
図はしわを生じつつ定着部材を出る複写紙を説明する斜
視図、第5図は本発明に係る熱定着装置の部分断面側面
図である。 1・・・・・・定着部村(溶着ローラ)、2・・・・・
・定着部村(支持ローラ)、4・・・・・・複写紙、4
a・・・・・・トナー像、8…・・・案内部材。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 剛性を有する回転定着部材と、該定着部材を対を成
    し且つ弾性を有している他の回転定着部材とを有し、剛
    性を有する定着部材が弾性を有する定着部材よりも高温
    となるように加熱される、電子複写機における熱定着装
    置にして、表面にトナー像を形成した複写紙を上記一対
    の定着部材間を通過させ、その際、少くとも剛性を有す
    る定着部材の熱の作用により上記トナー像を定着する、
    前記熱定着装置において、定着部材の複写紙排出側に複
    写紙案内部材が設けられ、該案内部材は剛性を有する定
    着部材にほゞ沿って延びていることを特徴とする前記熱
    定着装置。
JP11173476A 1976-09-20 1976-09-20 電子複写機における熱定着装置 Expired JPS607794B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11173476A JPS607794B2 (ja) 1976-09-20 1976-09-20 電子複写機における熱定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11173476A JPS607794B2 (ja) 1976-09-20 1976-09-20 電子複写機における熱定着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5337432A JPS5337432A (en) 1978-04-06
JPS607794B2 true JPS607794B2 (ja) 1985-02-27

Family

ID=14568815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11173476A Expired JPS607794B2 (ja) 1976-09-20 1976-09-20 電子複写機における熱定着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS607794B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60225181A (ja) * 1984-04-20 1985-11-09 Hitachi Koki Co Ltd 定着装置の用紙のシワ防止方法
JPH0618376Y2 (ja) * 1986-10-24 1994-05-11 富士ゼロックス株式会社 電子複写機の熱圧定着装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5337432A (en) 1978-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5778294A (en) Electrophotographic apparatus and belt fixing device with non-uniform nip pressure
US5187527A (en) Device for eliminating the curl of sheets emerging from a fixing station
JPH0684222B2 (ja) シ−ト・カ−ル除去機構
JPH03233586A (ja) 定着装置
US5289244A (en) Wrinkle prevention structure for electrophotographic printer
JPH0635349A (ja) 加熱加圧フュージングシステム
JPS607794B2 (ja) 電子複写機における熱定着装置
JPH0328438Y2 (ja)
JP3066097B2 (ja) 定着装置
JP3742181B2 (ja) 定着装置
JP2958039B2 (ja) ヒートロール定着装置のジャム防止機構
JPS6118982A (ja) 定着装置
JPS6385777A (ja) 定着装置
JPH0428106Y2 (ja)
JP2003270981A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JPH08227231A (ja) 画像形成装置
JPH0710367Y2 (ja) 画像形成装置におけるシートの定着・搬送装置
JP2547722B2 (ja) 画像形成装置
JPH1010915A (ja) 画像形成装置
JPS6118526Y2 (ja)
JP3308116B2 (ja) 定着装置
JPH09288434A (ja) 画像形成装置
JPH01267255A (ja) カール矯正装置
JPS58199369A (ja) 複写機
JPH08160789A (ja) 電子写真系プリンタの定着装置